JP3646850B2 - マシニングセンタの加工物マガジン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマシニングセンタの加工物マガジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
マシニングセンタの加工物マガジンの位置決め装置については、特開昭60−135750号公報に開示されているが、このものは加工物マガジンを中心で固定する構造を採っているため、回転し易く位置決め固定に安定性を欠くといった不都合を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、位置決め保持が確実なマシニングセンタの加工物マガジンを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明はこのような課題を達成するためのマシニングセンタの加工物マガジンとして、加工物を保持する専用の治具と、上面に該専用治具の取付け面を設け、下面に複数の取付け脚を立設した治具パレットと、上記各取付け脚をクランプする複数のクランプ機構を備えた位置決めクランプユニットからなるマシニングセンタの加工物マガジンにおいて、上記クランプ機構として、互いに対向配設され、かつ加圧流体により操作される一対のピストンと、該ピストンと一体的に変位し、かつ内端に上記取付け脚の首部と係脱する部分を備えたクランプ部材と、上記ピストンの一部に、上記取付け脚から離間する方向の変位の過程で上記取付け脚を離脱させる方向に押圧する押圧面を設けた。
【0005】
【作用】
上面を専用治具の取付け面となした治具パレットの下面に複数の取付け脚を立設し、これらの取付け脚を複数のクランプ部材でクランプすることにより専用治具の位置決め支持を確実にするとともに、加工物に応じて専用治具のみを作成するようにしてその製作コストを大巾に節減するようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】
そこで以下に本発明の実施例について説明する。
図面はいずれも本発明の一実施例を示したものである。
【0007】
図において符号1で示したマガジン本体は、中間スペーサに固定された2つの位置決めクランプユニット10、10と、これらに位置決めクランプユニット10、10にクランプされる治具パレット20と、治具パレット20の上面に着脱自在に取り付けられる専用治具30とによって構成されている。
【0008】
位置決めクランプユニット10は、治具パレット20の下面に突設した2本の取付け脚21、21のそれぞれをクランプできるよう、中間スペーサ3の上面に一定の間隔をおいてネジにより固定されていて、これらの位置決めクランプユニット10、10は、図2に示したように、上面に取付け脚21のテーパー状基部21と密に接合するテーパー状の挿入孔11を設けた台形部材12と、この挿入孔11に挿入した取付け脚21を固定すべく、台形部材12の内部に配設したクランプ用のシリンダ13とによって構成されている。
【0009】
このクランプ用のシリンダ13は、内部に一対のピストン14、14を対向配設した対向ピストン型のロッドレスシリンダとして構成されていて、中央のポート19から圧油を注入した際には、ブラケット15、15を介してこれらのピストン14a、14bと一体をなす左右のクランプ部材16、16を取付け脚21から離間させ、また、両端のポート18、18から圧油を注入した際には、これらのクランプ部材1、1により取付け脚21をクランプして、図3(a)に示したように、これを軸方向に引き降ろすことにより、そのテーパー状基部21を台形部材12のテーパー状挿入孔11に密に嵌合させて位置決め保持するように構成されている。
【0010】
これをより詳しく説明すると、これらのクランプ部材16、16は、その相対向する内端16aが台形状に形成されていて、この内端16aを取付け脚21に設けた断面台形状の首部21aに嵌込むことにより、内端16a下縁の斜面によって取付け脚21の部21aの斜面を下方に押下げるように構成され、また、一方のピストン1bの上縁には取付け脚21を押げるための斜面17が形成されていて、取付け脚21から離間する方向の変位の過程でこの斜面17により取付け脚21先端のコーン状部21bを上向きに押上げて、テーパー状の基部21とテーパー状の挿入孔11との嵌合を解くように構成されている。
【0011】
これに対して治具パレット20は、2つの取付け脚21を下面に設けるとともに、上面23を専用治具30の取付け面として構成されている。
【0012】
またさらに、治具パレット20の上面に止着される専用治具30は、シリンダブロック用の治具として形成した図1の実施例からも明らかなように、その上面31には、それぞれのモデルに応じたシリンダブロックWを位置決め保持する保持部32が作成され、モデルの変更や、止着すべきクランクケース等の他のワークに対応できるように、この専用治具30のみを形成するように構成されている。
【0013】
このように構成された実施例において、はじめに、治具パレット20上面の所定位置には、成形すべきシリンダブロックWを保持するように作成した専用治具30、30が図示しないボルト等をもって一体的に取付けられる。
【0014】
ついで、治具パレット20の下面に穿設した2本の取付け脚21、21を、それぞれの台形部材12、12に設けた挿入孔11、11に挿通して治具パレット20を位置決めクランプユニット10の上に載置し、その上で、図3(a)に示したように、切換弁Bを操作して圧油をクランプ用シリンダ13両端のポート18、18に流入して一対のピストン1a、1bを互いに接近させる。
【0015】
これにより、ブラケット15、15を介してこれと一体的に接近変位した左右のクランプ部材16、16は、台形状の内端16a、16aを取付け脚21の首部21aに嵌入させた上、内端16a下縁の斜面により取付け脚21の首部21の下縁を下向きに押下げ、取付け脚21のーパー状基部21cを台形部材12のテーパー状挿入孔11にに嵌合させて、治具パレット20を位置決めクランプユニット10に強固に位置め固定する。
【0016】
一方、シリンダブロックWのモデルの変更等に伴って専用治具30を変える必要が生じた場合には、図3(b)に示したように、切換弁3をさきと逆に切換えて圧油をクランプ用シリンダ13の中央のポート19に流入させて、左右のピストン14a、14bを互いに離間させる。
【0017】
これにより、ブラケット15、15を介してピストン14a、14bと結合した左右のクランプ部材16、16は、その台形状の先端16a、16aを取付け脚21の首部21aから離間させる一方、図中右方のピストン14bの上縁に設けた斜面17により取付け脚21先端のコーン状部21bを上向きに押上げて、取付け脚21のテーパー状基部21cと、台形部材12に設けたテーパー状の挿入孔11との結合を解いて、治具パレット20の取外しを可能にする。
【0018】
なお、上述した実施例では、治具パレット20の下面に2本の取付け脚21、1を立設するようにしたものであるが、治具パレット20の形状や大きさの如何によっては、これらの取付け脚21を2本以上設けるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、モデルの変更や保持すべき加工物に対応させて専用治具のみを作成することにより、この種の加工物マガジンをきわめて安価に構成することができるばかりでなく、複数の取付け脚をクランプすることにより、専用治具の位置ずれを生じさせることなく、加工物を確実に保持することができる。
【0020】
しかも、このクランプ機構として、対向ピストン型の各ピストンに取付け脚の首部と係脱するクランプ部材を設けるようにしたので、この種のクランプ機構をきわめて小型に構成することができ、さらには、このピストンの一部に取付け脚を離脱方向に押圧する押圧面を設けることにより、ピストンを離間する方向に作動させる過程で、治具パレットと位置決めクランプユニットとの結合を解いて、両者を容易に離脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の側面図である。
【図2】(a)乃至(c)は同上装置の要部を示す上面図と、断面で示した側面図と、正面図である。
【図3】(a)(b)は同上装置のクランプの際の動作と離脱の際の動作を示した図である。
【符号の説明】
1 マガジン本体
10 位置決めクランプユニット
11 テーパー状挿入孔
13 クランプ用シリンダ
14a、14b ピストン
16 クランプ部材
18、19 ポート
20 治具パレット
21 取付け部
21a 首部
21b コーン状部
21c テーパー状の基部
30 専用治具

Claims (1)

  1. 加工物を保持する専用の治具と、上面に該専用治具の取付け面を設け、下面に複数の取付け脚を立設した治具パレットと、上記各取付け脚をクランプする複数のクランプ機構を備えた位置決めクランプユニットからなるマシニングセンタの加工物マガジンにおいて、
    上記クランプ機構として、互いに対向配設され、かつ加圧流体により操作される一対のピストンと、該ピストンと一体的に変位し、かつ内端に上記取付け脚の首部と係脱する部分を備えたクランプ部材と、上記ピストンの一部に、上記取付け脚から離間する方向の変位の過程で上記取付け脚を離脱させる方向に押圧する押圧面を設けたことを特徴とするマシニングセンタの加工物マガジン。
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