JP3644746B2 - 発熱ローラを用いた定着装置及び該発熱ローラの製造方法 - Google Patents

発熱ローラを用いた定着装置及び該発熱ローラの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、定着装置及びそれに用いる発熱ローラの製造方法に関し、より詳細には、複写機,FAX,電子写真プリンタ等の電子写真記録装置において、紙,フィルムなどの記録材面上に形成された加熱溶融性のトナーからなる画像を加熱して永久固着画像として記録材面上に定着する加熱定着装置の発熱ローラ、および該発熱ローラを用いた定着装置および該発熱ローラの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ等の電子写真方式による画像形成装置では、感光体の外周面に形成された静電潜像を現像剤(トナー)で現像し、現像されたトナー画像を記録紙に付着(転写)し、転写画像を定着し固定化する。定着装置としては一般に、記録紙に転写したトナーを加熱融解することで定着を行う発熱ローラ定着装置が用いられる。
この発熱ローラ定着法による代表的な定着装置は、内部にハロゲンランプを備えた発熱ローラに加圧ローラを圧接配置し、この発熱ローラと加圧ローラのニップ部に転写紙を搬送することにより、ハロゲンランプの輻射熱で加熱された発熱ローラと加圧ローラのニップ部で転写紙上の現像剤を溶融定着させるように構成されている。
【0003】
ところが、このような構成の定着装置では、発熱ローラの温度が現像剤の溶融に必要な温度まで昇温するのに数分の時間を要するため、その立ち上がり時間が長くなる。
このため、この種の定着装置において、操作開始後の速やかな記録(コピーまたはプリント)開始という操作性の向上を実現するためには、記録動作を行っていない待機時においても、その定着部の加熱源のハロゲンランプに電力を供給し、発熱ローラを常時一定の温度に保っておく必要がある。
しかしながら、上述のように定着部に常時電力を供給するようにした定着装置は、画像形成装置全体の消費電力量に対する待機時消費電力の占める割合が大きく、画像形成装置の低消費電力化の妨げとなっている。
【0004】
このような課題を解決するために、金属やセラミックなどから成る筒状の基体パイプの肉厚を薄くした発熱ローラや、さらに基体パイプ外表面に、発熱体パターンを印刷あるいは溶射等により付着させた表面発熱ローラが提案されている。しかしながら、一般に、転写紙にトナーを効率よく定着させるためには、発熱ローラと加圧ローラとの間に十分なニップを得るために、加圧ローラを発熱ローラに大きな圧接力で押圧しなければならない。
このため、上述のような方法により単純に基体を薄くしただけの発熱ローラでは、その加圧時に基体パイプのたわみが大きく、発熱ローラの機械的強度が低下するという不具合がある。
【0005】
このようなローラのたわみを防止することを目的とした従来の技術として、特開昭63−249875号公報に記載の「加熱定着装置」が知られ、発熱ローラ自体に強度をもたせる構成として、特開平5−188810号公報記載の「定着装置」が開示されている。更に、ハロゲンランプによる加熱の熱効率を高める構成として、特開平4−371984号公報記載の「定着装置」が開示された。
【0006】
特開昭63−249875号公報に記載の加熱定着装置は、発熱ローラを、上下方向から加圧ローラと、少なくとも一本のたわみ防止ローラで挟み込むことにより、発熱ローラのたわみ発生を低減させるように構成した定着装置である。
【0007】
特開平5−188810号公報に記載の定着装置は、金属製の補強パイプの外周に合成樹脂製の発熱パイプを一体形成して強度を確保し、この一体形成されたパイプと加圧ローラとを圧接させる構造の定着装置である。
【0008】
特開平4−371984号公報に記載の定着装置は、ハロゲンランプを熱源とし、ハロゲンランプを発熱ローラ内に同軸に設置した加熱方式のもので、発熱ローラの内壁面にリブを設けて内壁面積を外周面積より大きくして、発熱ローラの受熱効率を向上させるようにした定着装置である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特開昭63−249875号公報に記載の加熱定着装置の構成では、加圧ローラと、たわみ防止ローラとで発熱ローラを上下から挟み込んでいるため、発熱ローラ自体に相応の強度が必要となり、上述のように発熱ローラの基体パイプの肉厚を薄くしてその熱容量を小さくした場合には、発熱ローラ自体が加圧ローラとたわみ防止ローラとの挟み込みの圧力により破壊されてしまい、高速機への対応が困難となる。
【0010】
また、特開平5−188810号公報に記載の定着装置では、発熱パイプと金属製補強パイプとを一体構成することにより圧縮強度は高まるが、この構成では、発熱ローラ自体の熱容量を小さくしても、補強パイプに熱が逃げるため速やかな温度上昇は得られない。
【0011】
更に、特開平4−371984号公報に記載の定着装置の構成は、強度の確保にも役立つが、リブを設けたことにより基体パイプの熱容量が大きくなるため、速やかな温度上昇と強度の両立はできない。
上述したように、現状では、速やかな温度上昇を得られ、且つ高速機に対応できるだけの強度を持った加熱手段を有する熱定着装置は実現されていない。
【0012】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
(1)発熱ローラのつぶれの発生を低減させ、熱容量を大きくすることなく強度を確保することにより、立ち上がり時間が短かく、耐久性の高い装置を提供すること、
(2)発熱ローラのつぶれを低減させ、部品点数を減らしコストを下げ、立ち上がり時間が短かくし、かつ、耐久性の高い装置を提供すること、
(3)発熱ローラのたわみの発生とつぶれを低減させ、立ち上がり時間が短かく、耐久性の高い装置を提供すること、
(4)発熱ローラのつぶれを低減させ、さらに製作工程を減らした、立ち上がり時間が短かく、耐久性の高い装置を提供すること、
(5)発熱ローラのたわみの発生と、つぶれを低減させる補強部を設け、しかも、補強部と発熱ローラの接触部を減らし、立ち上がり時間が短かく、耐久性の高い装置を提供すること、
(6)加工中に発熱抵抗層を傷つけることをなくし、加熱ローラの製造方法を提供すること、
(7)簡単に複数の凹凸の加工ができる加熱ローラの基体パイプの製造方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、記録材面上に形成された現像剤からなる画像を加熱し、永久固着画像として前記記録材面上に固定する定着装置であって、円筒形状で両端部に筒軸と直角な方向に径が異なる長手方向断面形状が凹凸となる凹凸部を有する発熱ローラと、前記発熱ローラにおける前記凹凸部を除いた部分に対応させて配設される加圧ローラと、前記発熱ローラ又は前記加圧ローラの少なくとも一方を他方に付勢する付勢手段とを有することを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記凹凸部の範囲は、30mm以下とすることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記凹凸部の隣り合う凸部の距離は、前記発熱ローラの肉厚の2倍以上であることを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記凹凸部は、前記発熱ローラの端部まで形成されることを特徴としたものである。
請求項5の発明は、請求項5の発明において、前記凹凸部は、前記発熱ローラの端部から一定距離間隔を設けて形成されることを特徴としたものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、前記発熱ローラは、前記発熱ローラの内部に同軸な方向にハロゲンランプを有し、該ハロゲンランプの熱輻射で表面温度を上げることを特徴としたものである。
請求項7の発明は、請求項1の発明において、前記発熱ローラは、樹脂材料による絶縁層と、表面に面状もしくは線状に形成された発熱抵抗体とを有し、該発熱抵抗体に通電されることで発熱することを特徴としたものである。
【0014】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記凹凸部の最大径を、前記発熱ローラの外径よりも大きくしたことを特徴としたものである。
【0015】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記凹凸部が前記発熱ローラのスラスト止めを固定する溝をねることを特徴としたものである。
【0016】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、前記凹凸部は、前記発熱ローラの両端近傍の外周面で、前記発熱ローラを回転可能に軸支する軸受より内側に設けられていることを特徴としたものである。
【0017】
請求項11の発明は、記録材面上に形成された現像剤からなる画像を加熱し、永久固着画像として前記記録材面上に固定する定着装置であって、円筒形状で両端部に筒軸と直角な方向に径が異なる長手方向断面形状が凹凸となる凹凸部を有する発熱ローラと、該発熱ローラの内部に挿入された補強パイプとを有し、該補強パイプは前記発熱ローラの前記凹凸部の内側に凸の部分で線接触していることを特徴としたものである。
【0018】
請求項12の発明は、熱源と、円筒形状で両端部に筒軸と直角な方向に径が異なる長手方向断面形状が凹凸となる凹凸部を有する発熱ローラの製造方法であって、液晶ポリマーを用いて押型成形で所定幅の範囲に凹凸部のついた半円筒を2つ作成する工程と、これら2つの半円筒を溶着して円筒を作成する工程と、前記溶着した部分を研磨して基体パイプを作成する工程と、前記基体パイプの表面に発熱抵抗体を塗布する工程と、前記気体パイプの電極部分として導電性の樹脂材料を塗布する工程と、前記電極部分以外にテフロン(登録商標)を塗布する工程とから成ることを特徴としたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明による発熱ローラの第1の実施の形態を説明するための概略側断面図であり、図中、1は発熱ローラ、1a,1bは凹凸部、2は加圧ローラ、2aはゴム層、2bは芯金、3は付勢手段、nはニップ部、tは発熱ローラの肉厚、Fは付勢力である。
なお、図1以降の図において、図1の場合と同様な作用をする部分には、図1と同じ参照番号を付すこととする。
【0021】
図1に示した熱定着方式の発熱ローラは、端部に軸と直角な方向に直径が異なり長手方向断面形状が凹凸となる凹凸部1a,1bを設けた発熱ローラ1と、発熱ローラ1の筒外部に、凹凸部1a,1bを除いた部分に対応させて配設される加圧ローラ2とを有し、更に発熱ローラ1もしくは加圧ローラ2のうち少なくとも一方を矢印で示す付勢力Fで他方に付勢することにより発熱ローラ1と加圧ローラ2を圧接させる付勢手段3とを具備している。
なお、発熱ローラ1は両端部外周で軸支されており、加圧ローラ2は芯金2bの両端で軸と直角方向に移動可能に軸支されている。
【0022】
発熱ローラ1は、円筒状(中空形状)で、さらに両端部に筒軸と直角な方向に直径が異なり、長手方向断面形状が複数の凹凸となる凹凸部1a,1bを設けた基パイプから成る。
発熱ローラ1の加熱方式としては、ハロゲンランプ方式,表面発熱方式,基体パイプそのものが発熱体となる基体発熱方式がある。
【0023】
ハロゲンランプ方式は、発熱ローラ1の基材内部に同軸なハロゲンランプ(図示せず)を有し、このハロゲンランプが発熱することによる熱輻射で、ローラ表面温度が上昇する。この方式の基体パイプの材料としては、Al,SUSなどの熱伝導性の良い材質が用いられる。
【0024】
表面発熱方式では、基体パイプの材料に、ガラスやセラミックス,樹脂,あるいはAl,SUSなどの金属が用いられる。この基体パイプの表面にセラミック発熱体,ニクロム,Ta2N,RuO2,Ag/Pd等の発熱抵抗を溶射,塗布,印刷などによって面状もしくは線状に形成された発熱抵抗体を有し、その発熱抵抗体に通電されることによって発熱する。表面発熱方式の発熱ローラ1の基体パイプとして上記金属を用いる場合には、基体パイプと発熱抵抗体との電気的絶縁のためにSiO2,ポリイミドなどの樹脂材料等による絶縁層を設ける必要がある。
【0025】
基体パイプそのものが発熱体となっている基体発熱体方式では、基体材料としては、例えば、セラミックス中に導電性材料を分散したもの、導電性繊維を筒状に形成したものなどがあげられる。さらにその上に、ハロゲンランプ方式,表面発熱方式ともに、トナーとの離形性を向上するとともに、他の部材と発熱体との接触で発熱体が損傷するのを防ぎ、また発熱抵抗体を電気的に絶縁する目的で、テフロンなどの耐熱樹脂層(図示せず)が形成されている。
【0026】
発熱ローラ1の基体パイプの肉厚は、発熱源に通電し、発熱ローラ1を加熱し始めてからの定着所望温度に到達するまでの時間、いわゆる昇温時間を短縮する上で薄い方がよい。特に、PPCやプリンター,PPFの待機時には定着装置への給電をOFFし、しかも、再印刷時には速やかに立ち上がって、ユーザーを待たせないという省エネルギーと、ユーザーの使い勝手の良さを両立させるための昇温時間(望ましくは30秒以下、更に望ましくは10秒以下)を達成するためには、発熱ローラの基体パイプの材料にもよるが、一般に発熱ローラとして用いられている材料(Al,SUSなどの金属,セラミックス,ガラス,耐熱性の樹脂など)の場合には、1mm以下の肉厚tにする必要がある。このような薄肉の発熱ローラの場合には当然荷重に対する耐久性が弱くなるため、とくに本発明による発熱ローラ1が効果的となる。
【0027】
発熱ローラ1に複数の凹凸を設ける凹凸部1a,1bの範囲は、広い方がつぶれ防止には大きい効果があるが、あまり広すぎると、発熱ローラ1の全体の長さが長くなり、それを実装するPPC,PPF,プリンターなどの装置も大型化してしまうという不具合が生じるので、通常30mm以下とするのがよい。また、凹凸のピッチ(隣り合う凸部の距離)としては、狭い方が効果的ではあるが、ピッチは当然基体パイプの肉厚の2倍以上でなければならず、その範囲でできる限り小さくするのが望ましい。また、凹凸部1a,1bを形成する位置(発熱ローラ端部からの距離)としては、端部まで形成しても良いし、端部から一定距離間隔をあけて形成しても良い。
【0028】
凹凸部1a,1bの加工方法としては、押型成形で凹凸部のついた半円筒の基材を二つ作り、溶着して作る方法などがあげられる。この方法では、ローラ材料として、金属,ガラス,樹脂のいずれであっても加工できる。
この構成によれば、図1において、発熱ローラ1を回転駆動することにより、この発熱ローラ1にたわみを生じることなく加圧ローラ2が従動回転されるので、この発熱ローラ1と加圧ローラ2の間のニップ部nに、トナー画像の形成された転写紙(図示せず)を通紙することにより、転写紙上にトナー画像を乱すことなく定着させることができる。ここで、加圧ローラ2を駆動し、発熱ローラ1を従動回転させるように構成しても良い。
【0029】
加圧ローラ2は、シリコンゴム等の離型性の良いゴム層2aを、金属ローラから成る芯金2bの外周面に設けて構成されており、付勢手段3は、コイルバネもしくは板バネ等の加圧機構から成り、発熱ローラ1と加圧ローラ2を矢印F方向に圧接させる。
これにより発熱ローラ1と加圧ローラ2の間に、転写紙を搬送・加熱するためのニップ部(相互圧接部)nが形成される。
【0030】
(実施例1)
請求項1に記載の構成をもった発熱ローラ1を実施例1として、図1に示すように加圧ローラ2と接触保持し、回転を加えない状態で評価した。
比較例1として、基パイプに凹凸部を設けない発熱ローラでの評価を行つた。
発熱ローラ構成:図1
発熱ローラ1の直径=30mm
の肉厚t=0.5mm
の材質 =SUS
凹凸部の幅 =30mm
凹凸部のピッチ=2mm
【0031】
荷重を徐々に増やし、実施例1と比較例1とでそれぞれ発熱ローラ1の耐久性を比べた結果、表1のようになった。
【0032】
【表1】
Figure 0003644746
【0033】
この結果から明らかなように、実施例1の発熱ローラ1がより大きな荷重に対して耐えることができ、実際の装置(PPC,PPF,プリンターなど)に組み込んで使用するときの荷重に対するマージン(安全率)をより大きくとることが可能となる。本実施例1の場合、実機での荷重を12kgfとすると、10倍以上の安全率となり、信頼性のある発熱ローラが実現できる。
【0034】
(本発明の第2の実施の形態)
図2は、本発明による発熱ローラの第2の実施の形態を説明するための部分断面図で、図2(A)は発熱ローラの寸法図、図2(B)は軸受の位置を示す図で、図中、D1は凹凸部1aの最大外径、D2は発熱ローラ1の外径で、4は軸受である。
【0035】
図2(A)に示すように発熱ローラ1の凹凸部1aの最大径D1が、発熱ローラ1の外径D2より大きくなるようにする。また、図2(B)に示すように、発熱ローラ1を回転自在に軸支する軸受4は、インナーレースが両端側外周で発熱ローラ1の凹凸部1a,1bの端部凸部分にあたり、発熱ローラ1が軸方向に作用するスラスト力を止めるスラスト止めを兼ねることができる。
【0036】
(実施例2)
請求項2に記載の構成をもった発熱ローラの実施例2として、図2に示した発熱ローラ1を図2(b)に示すように設置し、スラスト止めを設けずに回転させた。
発熱ローラ1の構成:図2(b)
発熱ローラ1の直径D2=30mm
の肉厚t=0.5mm
の材質 =SUS
凹凸部の設置幅=30mm
凹凸部のピッチ=2mm
凹凸部の最大径D1=40mm
その結果、1000回転させてもローラのスラスト方向ヘのずれは見られなかった。
【0037】
(本発明の第3の実施の形態)
図3は、本発明による発熱ローラの第3の実施の形態を説明するための部分斜視図であり、図中、5はスラスト止めである。
【0038】
本発明の第3の実施の形態は、発熱ローラ1の各々の端部に固定するスラスト止め5を、発熱ローラ1の凹凸部1a(1b)の凹部をスラスト止め5の固定溝として、凹部に固定したものである。従来、スラスト止め5は、発熱ローラ1の基体にスラスト止め固定穴を設け、このスラスト止め固定穴に固定していたが、発熱体1の凹凸部1a,1bは、補強材の役割を有するとともにスラスト止め5の止め溝としての作用をもっているので、加工工数を低減することができる。
【0039】
(本発明の第4の実施の形態)
図4は、本発明による発熱ローラの第4の実施の形態を説明するための縦断面図であり、図中、6は補強パイプ、t0は補強パイプの肉厚である。
【0040】
本発明の第4の実施の形態は、図1に示した発熱ローラにおいて、発熱ローラ1の内部に肉厚t0の補強パイプ6を設けて発熱ローラ1を補強するようにしたもので、図4に示した加熱ローラは熱定着方式のもので、発熱層(図示せず)を有し、基体パイプの端部に軸と直角な方向に直径が異なり、長手方向断面形状が複数の凹凸からなる凹凸部1a,1bを設けた筒状の発熱ローラ1である。発熱ローラ1の内部には補強パイプ6が挿入されている。発熱ローラ1の筒外部に、凹凸部1a,1b間で軸平行に対向して設けられた加圧ローラ2と、発熱ローラ1もしくは加圧ローラ2のうちの少なくとも一方を矢印で示す付勢力Fが他方に付勢することにより発熱ローラ1と加圧ローラ2を圧接させる付勢手段3とを具備している。発熱ローラ1と補強パイプ6とは、凹凸部1a,1bの最小直径部で線接触している。
【0041】
発熱ローラ1は、筒状で、さらに基体パイプの端部に軸と直角な方向に直径が異なる長手方向断面形状が複数の凹凸からなる凹凸部1a,1bを設けた基の表面にセラミック発熱体,ニクロム,Ta2N,RuO2,Ag/Pd等の発熱抵抗体(図示せず)を溶射や塗布あるいは印刷などにより、この基体パイプに面状もしくは線状に形成しており、発熱抵抗体は通電によって発熱する。さらに発熱抵抗体上面に、トナーとの離形性を向上するとともに、他の部材と発熱体との接触で発熱体が損傷するのを防ぎ、また発熱抵抗体を電気的に絶縁する目的で、テフロン(R)などの耐熱樹脂層が形成されている。
【0042】
パイプの材料としては、ガラスやセラミックス,樹脂,あるいはAl,SUSなどの金属が用いられる。金属を用いる場合には、発熱抵抗体との電気的絶縁のためにSiO2,ポリイミドなどの樹脂材料等による絶縁層(図示せず)を設ける必要がある。また、発熱ローラ1としては、その他に、基パイプそのものが発熱体となっているものでもよい。そのようなものとしては、例えば、セラミックス中に導電性材料を分散したもの、導電性繊維を筒状に形成したものなどがあげられる。
【0043】
また、補強パイプ6の材料としては、セラミックス,樹脂,あるいはSUS,アルミ(Al)などの金属のいずれでも良い。望ましくは、熱膨張率が基体とあまり変わらないものが良い。さらに望ましくは、熱容量,熱伝導率が小さいほうが良い。
【0044】
この構成によれば、図4に示す発熱ローラにおいて、発熱ローラ1を回転駆動することにより、この発熱ローラ1にたわみを生じることなく、加圧ローラ2は従動回転されるので、この発熱ローラ1と加圧ローラ2の間のニップ部nに、トナー画像の形成された転写紙(図示せず)を通紙することにより、転写紙上にトナー画像を乱すことなく定着させることができる。ここで、加圧ローラ2を回転駆動し、発熱ローラ1を従動回転させるように構成しても良い。
【0045】
加圧ローラ2は、シリコンゴム等の離形性の良いゴム層2aを、金属ローラから成る芯金2bに設けて構成されており、付勢手段3は、コイルバネもしくは板バネ等の加圧機構から成り、付勢手段3により発生する矢印で示す付勢力Fにより発熱ローラ1と加圧ローラ2を圧接させる。
これにより発熱ローラ1と加圧ローラ2の間に、転写紙を搬送・加熱するためのニップ部(相互圧接部)nが形成される。
【0046】
(実施例3)
図4に示した構成による発熱ローラ1を用いて、以下に示すような定着装置を作成し、発熱ローラ1に800Wの電力を供給した場合の立ち上がり時間を測定した。
比較例3として、基の端部に凹凸部を設けない場合(発熱ローラ1と補強パイプ6が面接触している状態)での測定も行った。
発熱ローラの構成:図4
発熱ローラ1の直径D2=30mm
の肉厚t=1mm
の材質=液晶ポリマー
に設けた凹凸部の設置幅=30mm
補強パイプの材質=SUS
補強パイプの肉厚t0=0.5mm
発熱ローラの熱源供給電力:800W
発熱ローラの加熱部の幅 :305mm
発熱ローラの設定温度 :180゜C
その結果、実施例3の場合には、立ち上がり時間が4秒であったのに対し、比較例3では12秒かかり、実施例の立ち上がり時間は比較例3に対し1/3の高速であった。
【0047】
(本発明の第5の実施の形態)
図5は、本発明による発熱ローラを用いた定着装置の実施の形態を説明するための部分断面図で、図5(A)は軸受を凹凸部の外側に設けた図、図5(B)は軸受を凹凸部の内側に設けた図である。
【0048】
第5の実施の形態は、軸受4を発熱ローラ1の凹凸部1a(1b)の外側に設けた発熱ローラ1を用いた定着装置に関するもので、図5(A)に示すように、軸受4を発熱ローラ1の凹凸部1a(1b)の外側に設けた場合と、図5(B)に示すように、凹凸部1a(1b)の内側に設けた場合の発熱ローラ1が軸と直角方向にたわむ、たわみ量は、下記の実施例4に示すように、図5(A)に示すように軸受4を凹凸部1a(1b)の外側に設けた場合の方が小さく、たわみの補正効果が大きい。
【0049】
(実施例4)
請求項5に記載の発熱ローラを用いた定着装置の実施例4として、図5(A)に示した発熱ローラ1(凹凸部1a(1b)が軸受4よりも内側にある)に加重をかけた場合のたわみ量を測定した。
比較例として、図5(B)に示した凹凸部1a(1b)が軸受4よりも外側にある場合の発熱ローラの評価も行った。
発熱ローラ1の構成:図5
発熱ローラ1の直径D2=30mm
の肉厚t=0.5mm
の材質 =SUS
凹凸部の設置幅D1=30mm
凹凸部のピッチ=2mm
【0050】
荷重を徐々に増やし、実施例4と比較例4とでそれぞれ発熱ローラ1のたわみを比べた結果、表2のようになった。
【0051】
【表2】
Figure 0003644746
【0052】
(本発明の第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態は、発熱ローラ1の表面近傍に熱源を有し、請求項1に記載した発熱ローラの構成をもつ発熱ローラ1の製造方法に関するもので、発熱ローラ1の製造工程を、先に基体パイプに凹凸部1a,1bを加工してから、次工程で基体パイプ表面に発熱抵抗体を塗布する製造方法で、この工程をとることにより加工中に発熱抵抗体を傷付けることを防ぐことができる。
【0053】
(実施例5)
請求項6に記載の発熱ローラの製造方法の実施例5を以下に説明する。
表面に発熱抵抗体の熱源を有し、図1に示す定着ローラの構成をもつ表面発熱ローラの製造工程の例を示す。
第一工程:液晶ポリマーを用いて、押型成形で幅30mmの範囲に凹凸部のつい た半円筒を二つ作り、溶着して厚さ1.0mm,直径30mm円筒を作る。
第二工程:溶着部分を研磨して表面をなめらかにして基体を作る。
第三工程:上記基体パイプの表面にAg/Pdからなる発熱抵抗体を塗布する。
第四工程:上記基体パイプの電極部分として導電性の樹脂材料(商品名ドータ イト,藤倉化成(株)製)を塗布する。
第五工程:電極部分以外に発熱抵抗体を電気的に絶縁する目的で、テフロン(R)を 塗布する。
このような工程により、加工中に発熱抵抗体層を傷付けることがなかった。
【0057】
【発明の効果】
請求項1−7の発明に対応する効果:記録材面上に形成された現像剤からなる画像を加熱し、永久固着画像として記録材面上に固定する定着装置を、端部に軸と直角な方向に径が異なり、軸方向断面形状が凹凸となる凹凸部を有する基体パイプからなる発熱ローラと、前記発熱ローラに対応させて配設される加圧ローラと、前記発熱ローラと前記加圧ローラとを圧接させる付勢手段とで構成したので、発熱ローラとして肉厚の薄い中空の基体を使用しても、端部に長手方向に直角に複数の凹凸を設けることにより断面二次モーメントが大きくなり、基体全体を厚くすることなく補強ができる。
これにより、発熱ローラの熱容量が小さくなり昇温時間の短縮ができ、待機時の予熱(プレヒート)の必要がなく、トータルでの消費電力を大幅に低減させることの可能な定着装置を得ることができる。
また、発熱ローラの外部にたわみ防止ローラを配置したものより、その全体の構成を小型化でき、コストも安くなる。
【0058】
請求項の発明に対応する効果:請求項1に記載の定着装置において、前記凹凸部の最大径を、前記発熱ローラの外径よりも大きくしたので、従来の構成ではスラスト止めとして、Eリング等を使用していたが、本実施例では補強のための複数の凹凸部分がスラスト止めを兼ねるため、部品点数が減り、コストが安くなる。
【0059】
請求項の発明に対応する効果:請求項1に記載の定着装置において、前記凹凸部が前記発熱ローラのスラスト止めを固定する溝をねるようにしたので、従来の構成ではスラスト止めを固定するために発熱ローラ1の基体に穴をあけてあり、穴あけ工程が必要だったのに対し、それが不要となり加工工程が少なくなり、コストが安くすむ。
【0060】
請求項10の発明に対応する効果:請求項1に記載の定着装置において、前記凹凸部は、前記発熱ローラの両端近傍の外周面で、前記発熱ローラを回転可能に軸支する軸受より内側に設けるようにしたので、発熱ローラ1の凹凸部1a,1bを軸受4より外側に設けたときよりたわみの補正効果が大きくなる。
【0061】
請求項11の発明に対応する効果:請求項1に記載の定着装置において、更に、前記発熱ローラの内部に補強パイプを有し、前記発熱ローラの凹凸部の最小径で該発熱ローラと該補強パイプが線接触しているので、発熱ローラとして中空の基体を使用しても、端部に軸方向に直角に複数設けた凹凸部が補強部材の役目をし、基体全体を厚くすることなくつぶれに対する補強ができるので、装置の発熱体として熱容量の小さな発熱ローラを用いることができる。また、更に補強パイプを内部に入れることにより、たわみの防止にもなる。さらに、発熱ローラと補強パイプの接触部分が線接触となるため、接触部分が減り、発熱ローラ加熱時の補強パイプへの熱の逃げ率が小さくなる。
これにより、発熱ローラの昇温時間の短縮ができ、待機時の予熱(プレヒート)の必要がなく、トータルでの消費電力を大幅に低減させることの可能な定着装置を得ることができる。
【0062】
請求項12の発明に対応する効果:熱源と、軸方向に径が異なり、長手方向断面形状が凹凸となる凹凸部とを有する発熱ローラの製造方法であって、前記発熱ローラの基体パイプに、該基体パイプの軸と直角な方向に径が異なり、軸(長手)方向断面形状が凹凸となる加工を施してから、前記基体パイプの表面に発熱抵抗体を塗布するので、加工中に発熱抵抗層を傷つけることがなく、高品質の発熱ローラを提供することができる。
【0063】
請求項13の発明に対応する効果:熱源と、軸方向に径が異なり、軸(長手)方向断面形状が凹凸となる凹凸部とを有する発熱ローラの製造方法であって、基体パイプを軸まわりに回転させながら、加工部分の凹凸に対応した位置に、前記基体パイプの外側で軸対象に一対のローラを押しけて複数の凹凸を加工するので、複雑な形状を有する基体を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による発熱ローラの第1の実施の形態を説明するための概略側断面図である。
【図2】 本発明による発熱ローラの第2の実施の形態を説明するための部分断面図である。
【図3】 本発明による発熱ローラを用いた定着装置の第3の実施の形態を説明するための発熱ローラの部分斜視図である。
【図4】 本発明による発熱ローラの第4の実施の形態を説明するための縦断面図である。
【図5】 本発明による発熱ローラを用いた定着装置の実施の形態を説明するための発熱ローラの部分断面図である
【符号の説明】
1…発熱ローラ、1a,1b…凹凸部、2…加圧ローラ、2a…ゴム層、2b…芯金、3…付勢手段、4…軸受、5…スラスト止め、6…補強パイプ、n…ニップ部、F…付勢力、D1…凹凸部1aの最大外径、D2…発熱ローラ1の外径、t0…補強パイプの肉厚。

Claims (12)

  1. 記録材面上に形成された現像剤からなる画像を加熱し、永久固着画像として前記記録材面上に固定する定着装置であって、円筒形状で両端部に筒軸と直角な方向に径が異なる長手方向断面形状が凹凸となる凹凸部を有する発熱ローラと、前記発熱ローラにおける前記凹凸部を除いた部分に対応させて配設される加圧ローラと、前記発熱ローラ又は前記加圧ローラの少なくとも一方を他方に付勢する付勢手段とを有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記凹凸部の範囲は、30mm以下とすることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記凹凸部の隣り合う凸部の距離は、前記発熱ローラの肉厚の2倍以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記凹凸部は、前記発熱ローラの端部まで形成されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記凹凸部は、前記発熱ローラの端部から一定距離間隔を設けて形成されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  6. 前記発熱ローラは、前記発熱ローラの内部に同軸な方向にハロゲンランプを有し、該ハロゲンランプの熱輻射で表面温度を上げることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記発熱ローラは、樹脂材料による絶縁層と、表面に面状もしくは線状に形成された発熱抵抗体とを有し、該発熱抵抗体に通電されることで発熱することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  8. 前記凹凸部の最大径を、前記発熱ローラの外径よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  9. 前記凹凸部が前記発熱ローラのスラスト止めを固定する溝を兼ねることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  10. 前記凹凸部は、前記発熱ローラの両端近傍の外周面で、前記発熱ローラを回転可能に軸支する軸受より内側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  11. 記録材面上に形成された現像剤からなる画像を加熱し、永久固着画像として前記記録材面上に固定する定着装置であって、 円筒形状で両端部に筒軸と直角な方向に径が異なる長手方向断面形状が凹凸となる凹凸部を有する発熱ローラと、該発熱ローラの内部に挿入された補強パイプとを有し、該補強パイプは前記発熱ローラの前記凹凸部の内側に凸の部分で線接触していることを特徴とする定着装置。
  12. 熱源と、円筒形状で両端部に筒軸と直角な方向に径が異なる長手方向断面形状が凹凸となる凹凸部を有する発熱ローラの製造方法であって、液晶ポリマーを用いて押型成形で所定幅の範囲に凹凸部のついた半円筒を2つ作成する工程と、これら2つの半円筒を溶着して円筒を作成する工程と、前記溶着した部分を研磨して基体パイプを作成する工程と、前記基体パイプの表面に発熱抵抗体を塗布する工程と、前記気体パイプの電極部分として導電性の樹脂材料を塗布する工程と、前記電極部分以外にテフロン(登録商標)を塗布する工程とから成ることを特徴とする発熱ローラの製造方法。
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