JP3642554B2 - 野球スパイク構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取替式野球スパイク構造に関するものであり、従来の金具に比して軽量化が図れるうえ、各スパイク基体を靴底底面に強固に固着することができ、また、各スパイク基体が独立して形成されるため、摩耗や破損した場合に、破損個所のみのスパイク基体を簡単に取り替えることを可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、野球スパイク構造は、2本乃至3本程度のスパイク突片が一体に連結されたスパイク金具を、該連結座金に複数穿接された締結孔に釘やボルトとナットで、固定する構造が一般的であった。
【0003】
また、独立したスパイク突片をそれぞれ靴底底面にボルトとナットで固着する構造も開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のスパイク金具においては、2本乃至3本のスパイク突片をいわゆる連結座金を用いて連結一体化していたため、スパイク突片自体の強度を確保するために連結座金の肉厚を薄くすることができず軽量化に限界があった。
また、突片の配される位置により摩耗の速さが異なる為、一枚の突片が摩滅すると他の突片が使用できる状態にあっても、スパイク金具全体を交換しなければならず、不経済であるといった問題があった。
【0005】
これらの点に関し、独立したスパイク突片をそれぞれ靴底底面にボルトとナットで固着する構造においては、連結座金を有しないため軽量化が図れるとともに、各スパイク突片が独立しているため摩滅したスパイク突片のみを交換すればよく、スパイク突片の交換という観点において経済性は改善されていた。
【0006】
しかし、該構造においては、各スパイク突片が独立して靴底に固着されるため、十分な固着強度を確保するためには、最低2本のボルトとナットを必要としていたため、取付若しくは交換作業が煩雑であるといった問題があった。
また、連結座金によって分散されていた各スパイク突片にかかる地面からの圧力が、直接、靴底へ伝わることとなり不快な突き上げ感や足部の疲労を招くといった問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明に係るスパイク取付構造は、スパイク基体、複数のカバー部を有する連結板及び締結具からなる取替式野球スパイク構造であって、該スパイク基体は、靴底底面に当接させる取付座部と取付座部に対しほぼ垂直に立設された突片部とを一体に形成した断面L字状に形成され、該連結板は、前記スパイク基体の取付座部を上面から被覆する複数の凹状カバー部を連結部によって連結して形成され、かつ、該凹状カバー部の外周に、前記取付座部の外周形状に沿って靴底底面に当接する外縁部が周設されてなる。このように、スパイク基体と連結板とを別体に形成することにより、耐衝撃性及び耐摩耗性が要求されるスパイク基体は肉厚に形成することができる一方、連結板は肉薄、軽量に形成することができるため、スパイク構造全体として軽量化を図ることができる。
【0008】
前記スパイク基体の取付座部は、靴底底面の爪先部や母趾球部、子趾球部及び踵部等の所定位置に当接させ、前記連結板に形成されたカバー部によって接地面側より嵌合的に被覆される。
この状態で、取付座部、連結板のカバー部、及び靴底底面に同軸に穿設された締結孔に挿通された各種締結具によって締結することを特徴とする野球スパイク構造である。
このように、取付座部を前記連結板に形成された凹状カバー部によって嵌合的に被覆することにより、該取付座部が凹状カバー部の内側に嵌合した状態となるため、該取付座部平面内での回転が規制され、1のスパイク基体が1の締結具によって確実に固定できるものである。
【0009】
また、前記連結体のカバー部の周縁には、取付座板の上面から側面を経て靴底底面に当接する所定幅の外縁部を周設することにより、締結時に該外縁部が靴底底面に食い込み、前記スパイク基体の固着強度を向上させることができる。
【0010】
また、前記スパイク基体の耐摩耗性を向上させる目的で、前記スパイク基体の突片部の先端部に、耐摩耗性に優れた金属製あるいは超硬合金製の超硬チップを溶接等の方法により固着することも可能である。
このように、超硬合金製チップを固着することにより、スパイク基体の突片部の使用による摩耗を遅らせることができるため、長期間の使用に耐えうる経済性に優れたスパイク基体を提供することができる。
【0011】
本発明に係る野球用スパイク構造は、上記状態で使用することも十分に可能であるが、複数の前記スパイク基体と連結板が分離した状態では、それらを靴底底面に締結する際の作業性が悪いため、以下のような構成を採ることも可能である。
すなわち、前記スパイク基体の取付座部及び前記連結板の凹状カバー部に、スパイク基体と連結板と固定するための仮止めピンを挿通固着する仮止め孔を同軸に設け、該仮止め孔にカシメピンなど仮止めピンを用いてスパイク基体と連結板とをあらかじめ一体化しておく。
このように、一体化しておくことにより、スパイク基体及び連結板を靴底底面に締結する際バラバラにならず、取付作業が効率的に行える。
【0012】
このように形成されることにより、本発明に係るスパイク取付構造は、従来の連結座金を有するスパイク構造の靴底への固着強度の高さと、独立して設けられるスパイク構造の軽量性を兼ね備えたスパイク取付構造を提供することができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明する。
本発明に係る野球スパイク取付構造は、スパイク基体、連結板及び締結具からなる取替式野球スパイク構造であって、これら部材を一体に野球用シューズの靴底底面に固定して使用される。
【0014】
本発明に係るスパイク基体に用いられる素材は、炭素鋼、ステンレス鋼、高強度アルミ合金、チタン合金等、靭性、耐衝撃性及び耐摩耗性に富む金属素材の中から選択される。
該スパイク基体の成形方法は、従来から用いられているプレス成形法、鋳造法、鍛造法などの中から適宜選択され、特に限定されるものではない。
【0015】
該スパイク基体の形状は、靴底底面に当接させる取付座部と取付座部に対しほぼ垂直に立設された突片部とを一体に形成した断面L字状であって、突片部は略矩形状に形成され、取付座部は略矩形状、台形状若しくは三角形状等中から適宜選択され、特に限定されるものではない。なお、取付座部、突片部ともに十分な強度が要求されるため、厚さ1.5mm〜3.0mm程度の形成されることが望ましい。該取付座部には、ボルト・ナット等の締結具を挿通するために締結孔が穿設される。また、前記突片部にかかる応力に対する補強として、前記取付座部から突片部への立ち上がり部近傍に補強リブ等を設けることも可能である。
【0016】
本発明に係る連結板は、2乃至4個の前記スパイク基体を連結して靴底底面に固着するために用いられる。
該連結板に用いられる素材は、炭素鋼、ステンレス鋼、高強度アルミ合金、チタン合金等、靭性、耐衝撃性及び耐摩耗性に富む金属素材、あるいは高密度ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂等、靭性、耐衝撃性及び耐摩耗性に富む汎用プラスチックあるいはエンジニアリングプラスチック素材、あるいは繊維強化プラスチック等の複合材料などの中から選択される単一素材若しくは複数素材を組み合わせたものである。
【0017】
該連結板に加わる曲げ応力は、前記スパイク基体のそれに比べて小さいため、前記各種金属素材が選択される場合であっても、スパイク基体に比べて薄肉に形成することができるため、スパイク構造全体として大幅な軽量化を図ることができる。
更に、前記汎用プラスチックあるいはエンジニアリングプラスチックや繊維強化プラスチックなどの複合材料を用いることによって更なる軽量化が図れるとともに、これら素材の成形性が良好であることから、該連結板の接地面側に防滑性を向上させるべく補助突起などを形成することなども容易に可能となる。
【0018】
該連結板の成形方法は、金属素材が用いられる場合には前記スパイク基体の成形方法と同様に、従来から用いられているプレス成形法、鋳造法、鍛造法などの中から適宜選択され、特に限定されるものではない。
一方、プラスチック形の素材が用いられる場合でも、従来から用いられている射出成形法など適宜選択され、特に限定されるものではない。
【0019】
該連結板の形状は、野球用シューズの靴底底面に固着された前記スパイク基体の配置によって決まる。
すなわち、野球シューズの靴底底面に配置される前記スパイク基体の取付座部に上面から嵌合する複数の凹状カバー部を連結部によって一体に連結された形状に形成される。
該凹状カバー部は、前記スパイク基体の取付座部を接地面側から嵌合させて被覆するため、該取付座部の外周形状と同形状に凹部が形成され、該凹部の深さは該取付座部の厚みと同一か若しくは若干浅めに形成される。また、該凹部の先端側は、取付座部より一体的に立設されている突片部の立ち上がり部を逃がすため、開放的に形成される。
また、該凹部の先端側には、前記スパイク基体に設けられた補強リブに対応した切り欠きを設けることも可能である。
該凹状カバー部には、前記取付座部に被覆した状態で取付座部に穿設された締結孔と同軸に締結孔が穿設される。
【0020】
このような構造を有する凹状カバー部に連設される連結部は、締結状態で靴底底面に当接するように形成されることが望ましい。
また、曲げ剛性を向上させる目的で、該連結部にリブ構造を形成したり、また、軽量化を図る目的で、該連結部に任意の形状の開口部を設けたり肉抜き加工を施したりすることも可能である。
【0021】
このように形成されたスパイク基体及び連結板は、野球用シューズの靴底底面の爪先部や母趾球部、子趾球部及び踵部等所定位置に当接させた状態で、前記取付座部、連結板の凹状カバー部及び靴底に穿設された締結孔に締結具を挿通し靴底に締結される。
本発明に係る締結具は、従来から用いられている釘、ボルト・ナットの他、前記各部材を強固に固着することができ、かつ、簡単に取り外せる構造を有するものであれば、特に限定されるものではない。
また、ナットが靴底内に埋設されており、靴底の接地面側から前記スパイク基体と連結板をボルトで締結する構造を採ることも可能である。
【0022】
また、前記スパイク基体の固着強度を向上させる目的で形成される外縁部は、前記連結体の凹状カバー部に設けられた凹部の外周であって、先端部の開放部を除く開口端部に、1.5〜3mm程度の幅で周設される。
【0023】
また、前記スパイク基体の耐摩耗性を向上させる目的で、前記スパイク基体の突片部の先端部固着されるチップは、耐摩耗性に優れた金属製、超硬合金製あるいはセラミックス製の超硬チップを溶接等の方法により固着することも可能である。
金属材料としては、ベアリング鋼、高速度鋼等が用いられ、一方、セラミックス材料としては、部分安定化ジルコニア、アルミナ、窒化ケイ素、または、超硬合金、サーメットなど、耐摩耗性に優れた材料の中から適宜選択される。
該チップの形状は、特に限定されるものではないが、前記突片部の先端部の幅と同じ長さかやや大きめの細片状であることが好ましい。
該チップの固着方法は従来から用いられている各種溶接方法の中から選択される。
【0024】
本発明に係る野球用スパイク構造は、締結時の作業性向上の目的で、スパイク基体と連結板を仮止めしておくことも可能である。
該仮止めの構造は、前記スパイク基体の取付座部及び前記連結板の凹状カバー部に、スパイク基体と連結板と固定するための仮止めピンを挿通固着する仮止め孔を同軸に設ける。
該仮止め孔は、前記締結孔よりも小径であって、1個所または2個所に設けるのが好適である。
該仮止め孔にカシメピンなど仮止めピンを用いてスパイク基体と連結板とをあらかじめ一体化しておくが、あくまで仮止めを目的とするため、用いられる仮止めピンは、軽量で簡易なものが好適である。
このように、一体化しておくことにより、スパイク基体及び連結板を靴底底面に締結する際バラバラにならず、取付作業が効率的に行える。
【0025】
【実施例】
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
図1は本発明に係る野球スパイク取付構造の要部斜視図、図2は要部分解図、図3は本発明に係るスパイク基体の斜視図、図4は本発明に係るスパイク基体を組み付けた連結板の平面図、図5は本発明に係る凹状カバー部の背面斜視図、図6は本発明に係る野球スパイク取付構造を用いた野球用シューズの靴底面見取り図、図7は本発明に係る野球用スパイク取付構造を用いた靴底の要部断面図である。
【0026】
本実施例に係る野球スパイク取付構造は、図6に示すように、靴底底面の爪先部、母趾球部、子趾球部、踏み付け部及び踵部に突片を有する野球用スパイク取付構造である。
図1及び図2に示すように、本実施例に係る野球スパイク取付構造は、スパイク基体1、連結板2及び締結具3からなる取替式野球スパイク構造であって、これら部材を一体に野球用シューズの靴底14に固定して使用される。
【0027】
図3に示された本実施例に係るスパイク基体1に用いられる素材は、靭性、耐衝撃性及び耐摩耗性に富む炭素鋼で形成されており、厚さ1.6mmの鋼板からプレス加工により得られたものである。
【0028】
図3に示されたように、該スパイク基体1の形状は、靴底14に当接させる半楕円形状の取付座部4と取付座部4に対しほぼ垂直に立設された台形形状の突片部5とを一体に形成した断面L字状に形成される。
該取付座部4には、ボルト・ナット等の締結具3を挿通するために、直径6.0mmの締結孔8、及び該締結孔8に対しほぼ対称に直径3.0mmの仮止め孔12が2つが穿設される。
【0029】
また、前記スパイク基体の耐摩耗性を向上させる目的で、前記スパイク基体1の突片部5の先端部には、前記突片部5の先端部の幅と同じ長さの細片状であってタングステンカーバイド系の超硬合金製のチップ10が抵抗溶接法により固着されている。
【0030】
図6に示されるように、本実施例に係る連結板2は、数種類の形状を有するが、図4は、そのうちの爪先部の2本のスパイク基体1と及び子趾球部のスパイク基体1とを連結する連結板2の平面図を示したものである。
本実施例に用いた該連結板2は、炭素鋼からなり、厚さ1.0mmの鋼板からプレス加工により形成されたものである。
【0031】
図4に示される連結板2は、爪先部の2本のスパイク基体1と及び子趾球部のスパイク基体1とを連結するものであり、3個のスパイク基体1の取付座部4に上面から嵌合する3個所の凹状カバー部6を連結部7によって一体に連結された形状に形成される。
図5に示されるように、該凹状カバー部6は、前記スパイク基体の取付座部4を接地面側から嵌合させて被覆するため、該取付座部4の外周形状と同形状に、深さ2.2mmの凹部6aが形成され、前記取付座部4に被覆した状態で取付座部4に穿設された締結孔8と同軸に同径の締結孔8、及び同軸に同径の仮止め孔12が2つが穿設される。
また、図5に示すように、前記スパイク基体1の固着強度を向上させる目的で形成される外縁部9は、前記連結板2の凹状カバー部6に設けられた凹部6aの外周であって、先端部の開放部を除く開口端部に、1.5mm程度の幅で周設される。
【0032】
このように形成されたスパイク基体1及び連結板2は、前記仮止め孔12にカシメピンなど仮止めピン11を用いてスパイク基体1と連結板2とをあらかじめ一体化しておく。
ここで、仮止め作業は仮止めピン11を用いるほか、接着強度のそれほど強くない接着剤を用いて行うことも可能である。
【0033】
図7に示すように、一体化されたスパイク基体1及び連結板2は、野球用シューズの靴底14の爪先部及び子趾球部所定位置に当接させた状態で、前記取付座部4、連結板2の凹状カバー部6及び靴底14に穿設された締結孔8に締結具3を挿通し靴底14に締結される。
本発明に係る締結具3は、一端に偏平で径大の座板部を有する軸体の表面に傾斜突条を設けた軸部材を、該軸部材の軸体の外径よりわずかに小さい直径を有する貫通孔が設けられている筒部材とからなり、該軸体を筒部材の貫通孔に圧入して固着するものが用いられる。
なお、締結具3としては、従来から用いられている釘、ボルト・ナットの他、前記各部材を強固に固着することができ、かつ、簡単に取り外せる構造を有するものであれば、特に限定されるものではない。
また、ナットが靴底内に埋設されており、靴底14の接地面側から前記スパイク基体1と連結板2をボルトで締結する構造を採ることも可能である。
【0034】
【発明の効果】
このように形成されることにより、本発明に係るスパイク取付構造は、従来の連結座金を有するスパイク構造の靴底への固着強度の高さと、独立して設けられるスパイク構造の軽量性を兼ね備えたスパイク取付構造を提供することができるものである。
【0035】
また、各スパイク基体が独立して形成されるため、摩耗や破損した場合に、破損個所のみのスパイク基体を簡単に取り替えることを可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る野球用スパイク取付構造の要部斜視図である。
【図2】 半発明に係る野球用スパイク取付構造の要部分解図である。
【図3】 本発明に係るスパイク基体の斜視図である。
【図4】 本発明に係るスパイク基体を組み付けた連結板の平面図である。
【図5】 本発明に係る凹状カバー部の背面斜視図である。
【図6】 本発明に係る野球用スパイク取付構造を用いた靴底の平面図である。
【図7】 本発明に係る野球用スパイク取付構造を用いた靴底の要部断面図である。
【符号の説明】
1 スパイク基体
2 連結板
3 締結具
4 取付座部
5 突片部
6 凹状カバー部
6a 凹部
7 連結部
8 締結孔
9 外縁部
10 チップ
11 仮止めピン
12 仮止め孔
13 補強リブ
14 靴底
15 中底
16 切り欠き

Claims (3)

  1. スパイク基体、連結板及び締結具からなる取替式野球スパイク構造であって、スパイク基体は、靴底底面に当接させる取付座部と取付座部に対しほぼ垂直に立設された突片部とを一体に形成した断面L字状に形成され、連結板は、前記スパイク基体の取付座部に上面から嵌合する複数の凹状カバー部を連結部によって連結して形成され、かつ、前記凹状カバー部の外周に、前記取付座部の外周形状に沿って靴底底面に当接する外縁部が周設され、靴底底面の所定位置に当接させた前記スパイク基体の取付座部を、前記連結板の凹状カバー部によって前記凹状カバー部の内側に嵌合被覆し、取付座部、連結板の凹状カバー部、及び靴底底面に同軸に穿設された締結孔に挿通された締結具によって締結されたことを特徴とする野球スパイク構造。
  2. 前記スパイク基体の突片部の先端部に、耐摩耗性に優れた素材からなるチップが固着されたことを特徴とする請求項1に記載の野球スパイク構造。
  3. 前記スパイク基体の取付座部及び前記連結板の凹状カバー部に、スパイク基体と連結板と固定するための仮止めピンを挿通固着する仮止め孔を同軸に設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1に記載の野球スパイク構造。
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