JP3642252B2 - 位置情報サービスシステム、並びに、位置情報サービスシステムにおける位置情報利用方法、発信端末、鍵更新センタ、及び、着信端末 - Google Patents

位置情報サービスシステム、並びに、位置情報サービスシステムにおける位置情報利用方法、発信端末、鍵更新センタ、及び、着信端末 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆電話機のような発呼端末(又は発信端末)の設置場所を被呼端末(又は着信端末)に通知する位置情報サービスシステムに係わり、特に、位置情報サービスシステムのセキュリティを保障する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発信者の住所などの位置情報を着信者に提供するサービスとして、警察・消防回線のような特別な電話番号の着信者に対する発信地紹介サービスが提案されている(特開平08-204835)。このサービスでは、発信者の発呼端末の電話番号又は端末IDを利用してセンタで位置情報を獲得し、着信者に位置情報を提供する。
【0003】
また、特開平08-204841には、発信者が公衆電話機を用いて自分の現在位置を相手に知らせるとともに、発信者自身も現在位置情報を得ることができる公衆電話位置情報システムが開示されている。このシステムでは、発信者が公衆電話機の電話番号や識別コードを基地局(センタ)へ送信し、基地局はこの発信者から送信された情報に基づいて位置情報を検索し、検索結果を受信局に送信する。位置情報の具体例には、所在地名、地図表示が含まれる。
【0004】
また、近年開始された発信者番号通知サービスを利用することにより、交換網の外部でも発信者の電話番号を知ることが可能になるので、電話番号とその電話番号に関連した位置情報とを対応付けしたデータベースなどを構築して発信者の位置情報を提供できるようになる。
【0005】
一方、位置情報サービスの円滑な運用のためには、利用者が望む適切な情報を提供できるだけではなく、一般に、サービス料の適切な課金が必要であると考えられる。さらに、サービス料の適切な課金を行なうため、サービスに関連した情報の秘匿性の向上や情報の改竄の防止などの情報セキュリティ技術が重要になる。
【0006】
従来技術における位置情報サービスへの課金方式として、たとえば、特開平10-326075に記載された発明によれば、ICカード対応のデジタル公衆電話機を利用してその公衆電話機周辺の店舗等の行き先案内サービスを提供する方法において、公衆電話機からサービスセンタにダイヤルした際の通話料がICカードや現金から清算される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術の説明からわかるように、発信者の発信端末の端末ID、たとえば、電話番号を知ることができる場合、電話番号をインデックスとした位置情報データベースを構築することにより、交換網の内外を問わずに発信端末の設置場所に関する位置情報を提供することができる。しかし、発信端末の電話番号は、一般には、発信者番号通知サービスを利用しない限り、着信者が知ることのできない情報であり、実際、電話番号を非通知・非公開としている加入者端末が数多く存在する。さらに、公衆電話機においては、その電話番号は非公開とされる。
【0008】
また、サービス提供者が電話番号をインデックスとして位置情報データベースを構築した場合、サービス利用者がサービス利用時に電話番号と位置情報の対を蓄積することによって、サービス提供者の位置情報データベースのサブセットを構築することが可能である。その場合、サービス利用者は、一旦サービスを利用した電話番号と同じ電話番号については、サービス提供者からのサービスを受けずに位置情報を取得でき、サービス提供者はサービス利用者に対し位置情報の利用料を適正に課金できない。
【0009】
したがって、本発明は、発信端末の電話番号の秘密性を保ったまま発信端末の設置場所を着信端末に通知する位置情報サービスシステムの提供を目的とする。
【0010】
また、本発明は、サービス利用者に適正な課金が行なえるように、定期契約を締結するなどしてサービス利用の許可を与えられた着信端末が期間を限定してサービスを利用できる位置情報提供サービスシステムの提供を目的とする。
【0011】
さらに、本発明は、位置情報利用の際に通信の負荷が発生しないように、着信端末がサービス提供者に問い合わせを行なうことなく位置情報サービスを受けることができるシステムの提供を目的とする。
【0012】
さらに、本発明は、サービス提供者と契約を締結していない不正な着信端末が不正にサービスを利用できないようなシステムの提供を目的とする。
【0013】
また、本発明は、上記位置情報サービスシステムにおける位置情報利用方法、発信端末、鍵更新センタ並びに着信端末の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明によれば、発信端末で、定期的に暗号化鍵を更新する。暗号化鍵は、鍵更新センタから暗号化鍵を定期配信してもよく、或いは、発信端末内で自動更新してもよい。また、鍵更新センタは、着信端末の契約時若しくは契約更新時に、暗号化位置情報(又は暗号化位置関連情報)−位置情報変換DBを着信端末に配信する。発信側で、位置情報又は電話番号などの位置関連情報を暗号化して着信側へ送信する。着信側で、暗号化位置情報(又は暗号化位置関連情報)−位置情報変換DBを保持し、検索し、位置情報を得る。
【0015】
さらに、本発明によれば、鍵更新センタから着信端末へ着信端末電話番号のような着信端末識別情報を入れ込んだDBを配布しておくことで、発信端末で着信端末識別情報を入れ込んだ鍵を生成して位置情報を暗号化して送信したときに、着信端末でDBを検索して位置情報を得る。
【0016】
図1は、本発明の原理構成図である。
【0017】
請求項1に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1の所在を表わす位置情報を上記着信端末3に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
上記発信端末1で、暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化する段階と、上記暗号化された位置情報を上記交換網7を介して上記着信端末3に送信する段階と、
上記着信端末3で、上記発信端末1から受信した上記暗号化された暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換する段階と、上記変換された位置情報を処理する段階とを有する位置情報利用方法であって、
上記発信端末1の暗号化鍵を定期的に更新し、上記暗号化位置情報の変換の実行を許可された着信端末3を選択し、上記選択された着信端末3に対し上記暗号化位置情報を位置情報に変換するための更新されたデータベースを配付し、上記着信端末のデータベースを更新する鍵更新段階とをさらに有する位置情報利用方法である。
【0018】
請求項2に係る発明によれば、上記鍵更新段階は、
鍵更新センタ5において、暗号化鍵及び対応したデータベースを定期的に更新し、上記更新された暗号化鍵を上記発信端末1に配布し、上記更新されたデータベースを上記選択された着信端末3に配布する段階と、
上記更新された暗号化鍵が配布された上記発信端末1が自端末に保持している暗号化鍵を更新し、上記更新されたデータベースが配布された上記選択された着信端末3が自端末に保持しているデータベースを更新する段階とを含む。
【0019】
請求項3に係る発明によれば、上記鍵更新段階は、
鍵更新センタ5において、暗号化鍵及び対応したデータベースを定期的に更新し、上記更新されたデータベースを上記選択された着信端末3に配布する段階と、
上記発信端末1が上記鍵更新センタ5における上記暗号化鍵の更新に同期して、自端末に保持している暗号化鍵を更新し、上記更新されたデータベースが配布された上記選択された着信端末3が自端末に保持しているデータベースを更新する段階とを含む。
【0020】
請求項4に係る発明によれば、 上記暗号化鍵を用いて位置情報を暗号化する段階は、
上記暗号化鍵及び上記着信端末3の識別情報を用いてワーク鍵を作成する段階と、
上記ワーク鍵を用いて上記位置情報を暗号化する段階とを有し、
上記鍵更新段階は、上記選択された着信端末3に対し、上記更新された暗号化鍵及び上記選択された着信端末3の識別情報を用いてワーク鍵を作成し、上記作成されたワーク鍵を用いて発信端末1の位置情報を暗号化して暗号化位置情報を生成し、上記暗号化位置情報と暗号化されていない上記位置情報を対応づける上記データベースを生成する。
【0021】
請求項5に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1の所在を表わす位置情報を上記着信端末3に提供する位置情報サービスシステムであって、
上記発信端末1は、暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化する手段12と、上記暗号化された位置情報を上記交換網7を介して上記着信端末3に送信する手段11とを有し、
上記着信端末3は、上記発信端末1から受信した上記暗号化された暗号化位置情報を受信する手段31と、暗号化位置情報と暗号化されていない位置情報を対応づける位置データベース34を用いて上記受信した暗号化位置情報を位置情報に変換する手段32と、上記変換された位置情報を処理する手段35とを有し、
上記発信端末1の暗号化鍵52を定期的に更新する鍵更新手段51と、上記更新された暗号化鍵52に対応して発信端末の位置情報を暗号化位置情報に変換し、位置データベースを生成する手段54と、暗号化位置情報から位置情報への変換を行うことが許可された着信端末3を選択し、上記生成された位置データベースを上記選択された着信端末に配送する手段55とを含む鍵更新センタ5をさらに有する。
【0022】
請求項6に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1の所在を表わす位置情報を上記着信端末3に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化する段階と、
暗号化された暗号化位置情報を上記交換網7を介して上記着信端末3に送信する段階とを有する発信端末1の位置情報利用方法であって、
暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換するため対応して更新された位置データベースを保有する着信端末3が上記発信端末1からの上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、上記発信端末1が自端末の暗号化鍵を定期的に更新する段階を更に有する。
【0023】
請求項7に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1の所在を表わす位置情報を上記着信端末3に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
上記位置情報を記憶する手段13と、
暗号化鍵を記憶する手段15と、
上記暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化する手段12と、
上記位置情報を暗号化して得られた暗号化位置情報を上記交換網7を介して上記着信端末3に送信する手段11と、
暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換するため対応して更新された位置データベースを保有する着信端末3が上記発信端末1からの上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、自端末の上記暗号化鍵を定期的に更新する手段14とを有する発信端末である。
【0024】
請求項8に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1の所在を表わす位置情報を上記着信端末3に提供する位置情報サービスシステムにおいて、上記発信端末1に搭載される位置情報利用プログラムが格納された記録媒体であって、
暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化位置情報に暗号化させるステップと、
暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換するため対応して更新された位置データベースを保有する着信端末3が上記発信端末1からの上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、自端末の上記暗号化鍵を定期的に更新させるステップとを、上記発信端末に実行させる位置情報利用プログラムが格納された記録媒体である。
【0025】
請求項9に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1の所在を表わす位置情報を上記着信端末3に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換するための位置データベース34を用いて、上記発信端末1から受信した暗号化位置情報を位置情報に変換する段階と、
上記変換された位置情報を処理する段階とを有する着信端末3の位置情報利用方法であって、
上記発信端末1において定期的に更新される暗号化鍵を用いて暗号化された上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、上記更新された暗号化鍵に対応して上記位置データベース34を定期的に更新する段階をさらに有する。
【0026】
請求項10に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1の所在を表わす位置情報を上記着信端末3に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換する位置データベースを記憶する手段34と、
上記発信端末1から暗号化位置情報を受信する手段31と、
上記発信端末1からの上記暗号化位置情報を上記位置データベースを用いて位置情報に変換する手段32と、
上記位置情報を処理する手段35と、
上記発信端末において定期的に更新される暗号化鍵を用いて暗号化された暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、上記更新された暗号化鍵に対応して上記位置データベースを定期的に更新する手段33とを有する着信端末である。
【0027】
請求項11に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1の所在を表わす位置情報を上記着信端末3に提供する位置情報サービスシステムにおいて、上記着信端末3に搭載される位置情報利用プログラムを格納した記録媒体であって、
暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換する位置データベース34を用いて上記発信端末3からの暗号化位置情報を位置情報に変換させるステップと、
上記変換された位置情報を利用させるステップと、
上記発信端末1において定期的に更新される暗号化鍵15を用いて暗号化された上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、上記更新された暗号化鍵に対応して上記位置データベース34を定期的に更新させるステップとを、上記着信端末に実行させる位置情報利用プログラムを格納した記録媒体である。
【0028】
請求項12に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1が上記発信端末3の所在を表わす位置情報を暗号化した暗号化位置情報を上記着信端末3に送信し、上記着信端末3が上記暗号化位置情報を位置情報に変換する位置情報サービスシステムにおいて、
上記発信端末1の暗号化鍵52を定期的に更新し、上記暗号化位置情報から位置情報への変換を行なうことが許可された着信端末3を選択し、上記更新された暗号化鍵に対応して上記暗号化位置情報から位置情報への変換のための位置データベースを更新する段階と、
上記更新された位置データベースを上記選択された着信端末3に配布する段階とを有する鍵更新センタの位置情報利用方法である。
【0029】
請求項13に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1が自端末の所在を表わす位置情報を暗号化した暗号化位置情報を上記着信端末3に送信し、上記着信端末3が上記暗号化位置情報を位置情報に変換する位置情報サービスシステムにおいて、
上記発信端末1の暗号化鍵52を定期的に更新し、上記暗号化位置情報から位置情報への変換を行なうことが許可された着信端末3を選択し、上記更新された暗号化鍵52に対応して上記暗号化位置情報から位置情報への変換のための位置データベースを更新する手段54と、
上記更新された位置データベースを上記選択された着信端末3に配布する手段55とを有する鍵更新センタである。
【0030】
請求項14に係る発明は、交換網7と、上記交換網7を介して接続された発信端末1及び着信端末3とを有し、上記発信端末1が自端末の所在を表わす位置情報を暗号化した暗号化位置情報を上記着信端末3に送信し、上記着信端末3が上記暗号化位置情報を位置情報に変換する位置情報サービスシステムにおいて、暗号化鍵と、暗号化位置情報を位置情報に変換する位置データベースを更新する鍵更新センタに搭載される位置情報利用プログラムを格納した記録媒体であって、
上記発信端末1の暗号化鍵52を定期的に更新し、上記暗号化位置情報から位置情報への変換を行なうことが許可された着信端末3を選択し、上記更新された暗号化鍵52に対応して上記暗号化位置情報から位置情報への変換のための位置データベースを更新させるステップと、
上記更新された位置データベースを上記選択された着信端末3に配布させるステップとを、上記鍵更新センタに実行させる位置情報利用プログラムを格納した記録媒体である。
【0031】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の第1の実施例の位置情報システムのシステム構成図である。同図に示されたシステムは、電話交換網700と、電話交換網700に接続された発信端末100と、着信端末300と、鍵更新センタ500とにより構成される。最初に、本発明の種々の実施例に共通した事項について説明する。
【0032】
着信端末300は、鍵更新センタ500から交付された位置データベースを用いることにより、発信端末100から送られた暗号化位置情報を元の位置情報に変換し、利用可能な位置情報を得ることができる。このように、着信端末300は、発信端末100と鍵更新センタ500を運営・管理する事業者からの位置情報サービスを享受する。したがって、この事業者は着信端末のユーザから適正なサービス料を回収するため、着信端末のユーザとの間で定期契約を締結する。具体的には、着信端末のユーザは、鍵更新センタ500からある期間に亘って有効な位置データベースが交付され、鍵更新センタは、その位置データベースの交付料の形でサービス料を回収する。
【0033】
典型的な例では、発信端末100は公衆電話機のような電話機であり、着信端末300は電話機能を備えたパーソナルコンピュータである。
【0034】
鍵更新センタ500は、契約中の着信端末300だけが暗号化位置情報を位置情報に変換できるようにするため、位置情報を暗号化するための暗号化鍵と、この暗号化鍵に対応した位置データベースを契約期間に応じて、たとえば、定期的に更新する。そして、更新した鍵を発信端末に供給し、位置データベースを許可された着信端末300に供給する。暗号化鍵及び位置データベースを供給するため、たとえば、電話交換網、インターネットなどの通信ネットワーク、放送波、或いは、CD−ROMなどの可搬性記憶媒体を含む種々の手段を利用することができる。また、発信端末と鍵更新センタが同一の事業者によって提供される場合、鍵更新センタから発信端末への暗号化鍵の供給を行わずに、発信端末側で鍵更新センタに同期して暗号化鍵を自動更新してもよい。本発明は、鍵及び位置データベースの供給形態によって限定されない。
【0035】
以下では、まず最初に、位置情報サービスシステムの中の鍵更新システムについての幾つかの実施例を説明する。
【0036】
再度図2を参照するに、本発明の第1の実施例のシステムは、電話交換網700を介して接続された発信端末100及び着信端末300と、上記発信端末100に電話交換網700を介して接続され、着信端末300に通信網720を介して接続された鍵更新センタ500とを有する。通信網720は、たとえば、インターネットである。
【0037】
発信端末100は、通常の電話機能を備えた通信部110と、位置情報記憶部130に記憶された位置情報を発信時に暗号化する暗号化部120と、暗号化のための暗号化鍵を隠匿して保持する暗号化鍵記憶部150と、電話交換網700及び通信部110を介して鍵更新センタ500から暗号化鍵を受ける暗号化鍵更新部140とを有する。本発明の種々の実施例において、位置情報とは、経度・緯度、住所、ビル名、フロア名、部屋番号などのような位置を識別可能な情報を格納できるレコード形式のデータを意味する。通信部110は、通常の電話機の送受信機能と、発信時に暗号化部で暗号化された位置情報を送信する機能とを有する。
【0038】
電話交換網700は、本例では、ユーザ間情報伝送を行なうネットワークであり、交換機と回線網とにより構成される。交換機は、ユーザ間伝送を行なう電話交換機である。
【0039】
着信端末300は、通常の電話機の機能を行う通信部310の他に、発信端末から送られてきた暗号化位置情報を位置情報に変換するため位置データベース340を検索する位置データベース検索部320を有する。位置データベース340は、たとえば、暗号化位置情報をインデックスとして暗号化されていない対応した位置情報を格納するデータベースである。位置データベース更新部330は、通信網720を介して鍵更新センタ500からデータベースを受信し、位置データベース340を更新する。位置データベース検索部320で得られた位置情報は、たとえば、ディスプレイへの表示などの更なる処理に利用するため表示部350に渡される。
【0040】
鍵更新センタ500は、更新前の暗号化鍵521を定期的に更新して暗号化鍵520を生成する鍵更新部510と、この暗号化鍵に対応した位置データベースを定期的に生成する位置データベース生成部540と、更新された暗号化鍵を発信端末100に配信する鍵配送部511と、生成された位置データベースを定期契約をしている着信端末300に配信する位置データベース配送部550とを有する。
【0041】
ここで、鍵更新と、課金、特に、定期契約との関係を説明するための例として、発信端末が一般家庭の電話機、着信端末が宅配業者の配達センタである場合を想定する。宅配業者の配達センタは、発信端末から暗号化位置情報を受け取ると、位置データベースを用いてこの暗号化位置情報を元の位置情報に変換し、発信端末の位置情報、すなわち、品物の配達先を正確に、場合によっては自動的に知ることができる。このような位置情報サービスを実現するためには、発信端末の事業者が発信端末側に自端末の暗号化位置情報を交換網を介して着信端末に通知させる機能を具備させる必要がある。そこで、発信端末の事業者は、例えば、この発信端末の暗号化位置情報通知機能を無料で発信端末に与え、この暗号化位置情報を変換するためのデータベースを宅配業者の配達センタに有料で配布する。しかし、暗号化鍵が更新されないで常に同じである場合、配達センタは、暗号化位置情報をインデックスとする位置データベースを利用し続けることが可能であり、また、この位置データベースを不正に転売することも可能である。そのため、発信端末事業者の位置情報サービスが不正に、すなわち、適正な料金を支払わずに利用されてしまう。そこで、発信端末事業者は、契約を締結した配達センタだけに位置データベースを配付するだけではなく、定期的に暗号化鍵を更新し、契約を継続している配達センタだけに更新された位置データベースを配付する。そのため、発信端末事業者は、新たに鍵更新センタを設け、暗号化鍵とデータベースを定期的に更新し、更新された暗号化鍵を発信端末に(無料)で配送すると共に、事業者との間で位置情報提供サービス契約(すなわち、位置データベースの定期的な配付サービスの契約)をしている配達センタの着信端末だけに位置データベースを配送する。これにより、定期契約による位置情報提供サービスが実現される。
【0042】
さらに、鍵更新センタは、すべての発信端末についての位置データベースを構築できるだけではなく、発信端末の地域性、或いは、その他の特性を利用して、部分的な位置データベースを作成することが可能である。これにより、着信端末は、全位置データベースの中から必要な部分だけを購入する契約をなすことが可能になる。さらに、すべての発信端末の暗号化鍵を同時に更新する必要はなく、複数の暗号化鍵を使用して、発信端末の一部分ずつの暗号化鍵を更新し、暗号化鍵に対応した発信端末のデータベース部分だけを更新してもよい。
【0043】
図3は、本発明の第2の実施例のシステムの略構成図である。本実施例のシステムは、図2に示された第1の実施例のシステムと類似しているが、発信端末100は、鍵更新センタ500から更新された暗号化鍵を供給されるのではなく、自端末内で暗号化鍵を生成する。より具体的には、発信端末100の暗号化更新部140は、鍵更新センタ500で着信端末に配付される位置データベースを更新するときに時間的に同期して暗号化鍵を生成する。
【0044】
発信端末100側で、定期的に鍵更新センタ500に同期して、暗号化鍵を更新する方法の好ましい一実施例では、発信端末と鍵更新センタに内蔵する時計を用いて、発信端末と鍵更新センタの双方で同じ特定の日時(たとえば、毎月1日の午前0時)に鍵を更新する。たとえば、発信端末と鍵更新センタで、更新前の鍵と時間を種として、乱数を発生し、発生された乱数を更新された暗号化鍵とすることにより、同期した暗号化鍵の更新が実現される。乱数は、MD5、SH等の一方向性ハッシュ関数を乱数発生関数として用いることにより擬似的に生成することができる(“暗号理論入門”岡本栄治著、共立出版、Rivest, R.L. and Dusse, S. :The MD5 message-digest algorithm, Networking Group, INTERNET-draft, 1991)。鍵作成時にソースデータ(現在の鍵、時間など)を入力として、出力されたハッシュ値を更新された暗号化鍵として使用することにより、鍵のランダム性が確保され、また、ソースデータの復元防止が実現されるので、鍵の偽造が阻止される。
【0045】
次に、データベースの契約者以外の着信端末によるデータベースの不正使用を防止するため着信端末電話番号とマスタ鍵とから生成したワーク鍵で位置情報を暗号化する技術について説明する。図4は、本発明の第3の実施例の発信端末側暗号化処理の説明図である。発信端末は、鍵更新センタから供給された更新後マスタ鍵、又は、自端末内で発生させた更新後マスタ鍵に基づいて位置情報を暗号化する。そのため、更新後マスタ鍵と、着信端末の識別情報、例えば、着信端末の電話番号を排他的論理和のような関数を用いて組み合わせてワーク鍵を生成する。したがって、発信端末では、着信端末毎に異なる暗号化用ワーク鍵を生成する。
【0046】
次に、発信端末は、生成されたワーク鍵を用いて位置情報を暗号化し、暗号化位置情報を着信端末に供給する。
図5は、本発明の第4の実施例の鍵更新センタ側処理の説明図である。鍵更新センタは、最初に、現在(すなわち、更新前のマスタ鍵)から更新後マスタ鍵を生成する。マスタ鍵は上記の鍵更新方法を用いて更新される。
【0047】
次に、鍵更新センタは、更新後マスタ鍵と、着信端末の識別情報、例えば、着信端末の電話番号を排他的論理和のような関数を用いて組み合わせて、着信端末毎に異なるワーク鍵を生成する。次に、着信端末毎に、すなわち、着信端末に対応して生成されたワーク鍵毎に、発信端末位置情報データベースから取り出した発信端末の位置情報をワーク鍵を用いて暗号化し、各発信端末に対する位置情報と暗号化位置情報のペアからなる位置データベースを生成する。このようにして生成された位置データベースは、着信端末の電話番号に固有の位置データベースであり、発信端末が暗号化位置情報を送出した先の着信端末の電話番号に対応した電話番号に固有の位置データベースを使用しない限り、暗号化位置情報を位置情報に再生できない。
【0048】
図6は、本発明の第5の実施例による位置データベース作成と位置情報送信処理を説明する図であり、図4及び図5を参照して説明した本発明の第3の実施例による暗号化処理及び本発明の第4の実施例による鍵更新処理が併せて示されている。
【0049】
以上の説明のように、本実施例では、着信端末の電話番号を使用して暗号化した暗号化位置情報が着信端末に送信され、着信電話番号を用いて作成した位置データベースが着信端末に配付され、両方の電話番号が一致しない限り、位置データベースを用いても暗号化位置情報を位置情報に変換できない仕組みが提供される。そして、この仕組みと、マスタ鍵を定期的に更新する仕組みとを組み合わせることにより、契約した着信端末への着信に限定して暗号化位置情報の変換が可能であり、位置データベースの転用が防止され、また、契約終了時に位置データベースを配付しないことによって不正なサービス利用が阻止される。
【0050】
図7は、本発明の第6の実施例のシステム構成図である。同図に示されたシステムは、電話交換網700と、電話交換網700に接続された複数n台の発信端末100、100、...、100(以下の説明では、一般的に発信端末100と表わす場合がある)と、着信端末300と、鍵更新センタ500とにより構成される。発信端末100から着信端末300に暗号化位置情報が送られ、鍵更新センタ500から発信端末100に更新されたマスタ鍵が配送され、鍵更新センタ500から着信端末300に更新された位置データベースが配送される。すなわち、本例では、更新された鍵は電話交換網700を介して配信され、暗号化鍵として、前述のワーク鍵が利用される。
【0051】
発信端末100は、位置情報記憶部130に記憶された位置情報を発信時に暗号化する暗号化部120と、暗号化のためのマスタ鍵を隠匿して保持するマスタ鍵記憶部150と、鍵更新センタ500から受信した更新されたマスタ鍵でマスタ鍵記憶部150に記憶されたマスタ鍵を更新する鍵更新部140とを有する。また、発信端末100は、通常の電話機の送受信機能と、発信時に暗号化部で暗号化された位置情報を送信する機能とを有する通信部110を有する。
【0052】
電話交換網700は、本例では、ユーザ間情報伝送を行なうネットワークであり、電話交換機と回線網とにより構成される。
【0053】
着信端末300は、通常の電話機の機能を行う通信部310の他に、発信端末の暗号化位置情報と位置情報の対応関係を記憶した定期的に更新される着信端末定期データベース340と、通信部310から暗号化位置情報を受け取り、暗号化位置情報をインデックスとして着信端末定期データベース340から位置情報を検索する検索部320と、検索部320から検索結果の位置情報を供給され、位置情報をディスプレイに表示する表示部350と、鍵更新センタ500から受信した位置データベースを定期データベースとして登録することで、定期データベースの更新を行うDB更新部330とを有する。
【0054】
鍵更新センタ500は、一定期間毎(定期契約の期限毎)にマスタ鍵520を更新してすべての発信端末に配送すると共に、暗号化位置情報と位置情報からなる定期データベースを作成して着信端末に送る。
【0055】
鍵更新センタの鍵更新部510は、一定期間毎に乱数発生関数等で発生した乱数をマスタ鍵として登録すると共に、鍵配送部511に更新後のマスタ鍵を渡す。鍵配送部511は、鍵更新部510から受け取った更新後のマスタ鍵510をすべての発信端末電話番号に発呼・配送する。但し、本例では、マスタ鍵は電話交換網を介して配送されるが、インターネット或いは専用回線を介して配送してもよい。定期データベース生成部540は、一定期間毎に更新されたマスタ鍵と、着信端末電話番号とに基づいて、データベース530内の端末位置情報を暗号化した暗号化位置情報と、端末位置情報とをペアとして関連付けた定期データベースを生成する。定期データベース生成部540から定期データベースの更新通知を受けたDB配送部550は、着信端末接続先データベース541を使用して着信端末に接続し、定期データベースとして配送する。鍵更新センタ500から着信端末300への定期データベースの配送は、たとえば、電話交換網、インターネット、専用線、又は、放送波を用いて配信され、或いは、CD−ROM等の記憶媒体を用いて郵送してもよい。データベース530には、発信端末の電話番号と、対応した位置情報(位置情報フィールド)とが登録されている。端末位置情報は、例えば、発信端末が新設された場合に、データベース530に登録される。着信端末接続先データベース541は、着信端末に接続するための接続先を保存するデータベースであり、マスタ鍵からワーク鍵を作成するときに使用される着信端末電話番号も登録される。
【0056】
図8は、本発明の第6の実施例のシステムにおけるシーケンスチャートであり、以下、シーケンスチャートに沿って本システムの動作を説明する。
【0057】
まず、位置情報を知らせる発信者が発信端末で着信端末の電話番号をダイヤルする(ステップ101)と、発信端末の暗号化部は、マスタ鍵と着信端末の電話番号を使って位置情報を暗号化する(ステップ102)。発信端末は、着信端末に発呼して、暗号化された位置情報を送信する(ステップ103)。本実施例では、ISDN回線を利用し、Setup時にUUI[ユーザ・ユーザ・情報]で、この暗号化された位置情報を送信することができる。尚、ISDN回線以外であれば、モデム信号、DTMF信号、アウトチャンネル(音声帯域外)通信などで送信する。発信端末から送信された呼は、交換網を介して着信端末に着信する(ステップ104)。
【0058】
着信端末は、暗号化位置情報を受けると、暗号化位置情報から定期データベースを使って位置情報を検索する(ステップ105)。検索された位置情報は適当なフォーマットで表示される(ステップ106)。次に、着信端末で着信を受け、着信者がオフフックし(ステップ107)、着信端末は交換網に応答信号を返信する(ステップ108)。応答信号を受けた交換網は、発信端末と着信端末の呼接続を行なう(ステップ109)。
【0059】
次に、本発明の第7の実施例のシステムの各装置における動作をプログラムとして構築した場合について、図9乃至15のフローチャートを参照して説明する。
【0060】
図9は、本発明の第7の実施例の発信端末に搭載されるプログラムのフローチャートである。
【0061】
ステップ201)ユーザ(発信者)によりオフフックされた場合にはステップ202に移行し、そうでない場合にはステップ209)に移行する。
【0062】
ステップ202)ユーザが着信端末の電話番号を入力する。
【0063】
ステップ203)マスタ鍵と着信端末の電話番号を使い位置情報を前述の方法で暗号化し、暗号化位置情報を生成する。
【0064】
ステップ204)着信端末に発呼し、暗号化位置情報を送信する。このとき、ISDNであれば、セットアップ時にUUIで送信が可能であり、ISDN以外であれば、モデム信号、DTMF信号、アウトチャンネル通信などで送信するものとする。
【0065】
ステップ205)着信端末との接続に成功した場合には、ステップ206に移行し、そうではない場合にはステップ215に移行する。
【0066】
ステップ206)着信端末との通話を開始する。
【0067】
ステップ207)着信端末、又は、自端末からの切断要求が発行された場合、又は、オンフックされた場合にはステップ208に移行する。
【0068】
ステップ208)呼の切断処理を行なう。
【0069】
ステップ209)発信者によってオフフックされていない場合、着信であればステップ210に移行し、そうでなければ待機する。
【0070】
ステップ210)(鍵更新センタの)発信者番号通知などの既存の方式で鍵更新センタからの着信かどうかを判定し、鍵更新センタからの着呼であればステップ211に移行し、そうでなければステップ214に移行する。
【0071】
ステップ211)マスタ鍵を取り出す。特に、UUI送信の場合には、Setupデータ中のUUIからマスタ鍵を取り出す。
【0072】
ステップ212)前述の方法で発信端末が保持するマスタ鍵を更新する。
【0073】
ステップ213)呼の切断処理を行う。
【0074】
ステップ214)通常の電話機能によって着信動作を行う。
【0075】
ステップ215)着信端末との接続が失敗した場合にはエラー処理を行なう。
【0076】
図10は、本発明の第8の実施例の着信端末に搭載される着呼時プログラムのフローチャートである。
【0077】
ステップ301)交換網を介して着信した場合にはステップ302に移行し、そうでない場合には待機する。
【0078】
ステップ302)暗号化位置情報を受信した場合にはステップ303に移行し、そうでない場合にはステップ306に移行する。
【0079】
ステップ303)暗号化位置情報を受信した場合には、暗号化位置情報を抽出、取得する。UUIで送信された場合には、Setupデータの中のUUIを解釈して、暗号化位置情報を取得する。
【0080】
ステップ304)位置情報を前述の方法で検索する。
【0081】
ステップ305)検索された位置情報を着信端末のディスプレイに表示させる。
【0082】
ステップ306)着信があると着信音が鳴動する。
【0083】
ステップ307)発信端末との接続が成功したかどうかを判定し、成功した場合にはステップ308に移行し、そうでない場合にはステップ311に移行する。
【0084】
ステップ308)発信端末との通話を開始して、応答信号を発信端末に返却する。
【0085】
ステップ309)発信端末、若しくは、自端末からの切断要求、又は、オンフックが行なわれた場合に、ステップ310に移行し、そうでない場合、オンフックを待機する。
【0086】
ステップ310)呼の切断を行なう。
【0087】
ステップ311)エラー処理を行う。
【0088】
図11は、本発明の第8の実施例の着信端末に搭載されるDB更新時プログラムのフローチャートである。
【0089】
ステップ351)(鍵更新センタの)発信者番号通知などの既存の方式で鍵更新センタからの着信かどうかを判定し、鍵更新センタからの着呼であればステップ352に移行し、そうでなければ待機する。
【0090】
ステップ352)鍵更新センタから定期データベースを受信する。
【0091】
ステップ353)旧定期データベースに受信した新定期データベースを追加し、発信端末のマスタ鍵が完全に更新し終わる時期に、旧定期データベースを削除することにより、定期データベースを更新する。
【0092】
ステップ354)呼の切断処理を行う。
【0093】
図12は、本発明の第9の実施例の鍵更新センタに搭載されるプログラムのフローチャートである。
【0094】
ステップ401)鍵を更新すべき鍵更新日時(例えば、毎月1日の午前0時)になった場合、ステップ402に移行し、そうでない場合には待機する。
【0095】
ステップ402)マスタ鍵を更新する。
【0096】
ステップ403)定期データベースを生成し、着信端末に配送する。
【0097】
ステップ404)マスタ鍵を発信端末に配送する。
【0098】
図13は、本発明の第9の実施例の鍵更新センタに搭載される鍵更新プログラムのフローチャートである。
【0099】
ステップ411)たとえば、一方向性ハッシュ関数を用いた擬似乱数発生方法で、乱数を発生させる。
【0100】
ステップ412)発生された乱数を更新された新マスタ鍵として設定する(メモリに保存する)。
【0101】
図14は、本発明の第9の実施例の鍵更新センタに搭載される定期データベース生成・配送プログラムのフローチャートである。
【0102】
ステップ421)着信端末接続先データベースから、定期データベースを配送すべき着信端末(すなわち、定期契約者)の電話番号を取り出す。
【0103】
ステップ422)データベースから新定期データベースに掲載されるべき発信端末の位置情報を取り出す。
【0104】
ステップ423)前述の方法で、更新後マスタ鍵と着信端末の電話番号とを用いて、位置情報を暗号化した暗号化位置情報を生成する。
【0105】
ステップ424)位置情報と暗号化位置情報とを関連付けて定期データベースに格納する。このとき、特に、新しいデータベースと旧いデータベースとの間で暗号化位置情報の重複が生じないように、暗号化位置情報の先頭にバージョン番号を付与してもよい。
ステップ425)定期データベースに掲載されるべきすべての発信端末の位置情報が暗号化された場合には、ステップ426に移行し、そうでなければステップ422に戻る。
【0106】
ステップ426)先に取り出した着信端末の電話番号に接続する。
【0107】
ステップ427)接続先の着信端末に定期データベースを配送する。
【0108】
ステップ428)定期データベースを配送すべきすべての着信端末に配送が行われた場合には処理を終了し、そうでなければステップ421に戻る。
【0109】
図15は、本発明の第9の実施例の鍵更新センタに搭載される鍵配送プログラムのフローチャートである。
【0110】
ステップ441)データベースからマスタ鍵を配送すべき発信端末の電話番号を取り出す。
【0111】
ステップ442)発信端末に更新後の新マスタ鍵を配送する。
【0112】
ステップ443)未だマスタ鍵を配送していない発信端末がある場合にはステップ441に移行し、そうでない場合には処理を終了する。
以上、本発明の代表的な実施例を説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【0113】
【発明の効果】
以上の説明の通り、本発明によれば、発信端末は、発信端末毎に暗号化手段をもち、定期的に(とくに、契約期限時には必ず)更新される暗号化鍵を使って位置情報を暗号化し、着信端末に送信する。着信端末は、契約時や発信端末の暗号化鍵更新時に鍵更新センタから位置DBが配付され、配付された位置DBを検索することにより位置DBを得ることができる。このため、本発明は、以下の(1)(2)(3)(4)(5)(6)の効果を奏する。
(1)契約期限が終了すると、確実に位置情報取得が不可能となる(すなわち、適正な課金が行える)
(2)位置情報獲得時に位置センタへの問い合わせが不要であり、復号化時のコストが低減される。
(3)着信端末毎にデータベースが配信され、位置情報提供エリアの限定を容易に行うことができる。
(4)暗号化鍵が定期的に更新されるため、暗号化鍵の解読が困難になり、位置情報の不正取得が防止される。
(5)暗号化鍵が共通になるので発信端末への鍵の同報が可能である。
(6)発信端末の鍵更新が端末毎に分割して行ない、鍵更新を行った発信端末に関する位置データベースを更新するとも可能である。
【0114】
また、本発明によれば、鍵更新センタから着信端末に配付される位置DBが、暗号化位置情報をインデックスとして位置情報を検索するDBとして構成されている。したがって、上記(1)の効果の他に、(7)位置情報DBに暗号化した位置情報をインデックスとして使用することで、DBサイズを縮小することができる(たとえば、併設設置公衆電話等の同じ位置にある端末は一つにまとめることができる)、(8)位置情報DBに位置情報以外(端末IDなど)の情報が全く入っていないので、不必要な端末情報の漏洩がない、という効果が得られる。
【0115】
さらに、本発明によれば、鍵更新センタで着信端末電話番号を使って位置情報を暗号化して、着信端末専用の「暗号化位置情報−位置情報」からなる位置DBを生成して着信端末に配付、発信端末で着信番号を使用して位置情報を暗号化して送信することにより、位置情報が送信された着信端末だけが正しく位置情報を復号化することができ、配付された位置情報DBから位置情報を得ることができる。そのため、(9)契約した着信端末への着信に限定して復号化可能となり、DBの不正使用が禁止される、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例のシステム構成図である。
【図3】本発明の第2の実施例のシステム構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例の発信端末側暗号化処理の説明図である。
【図5】本発明の第4の実施例の鍵更新センタ側処理の説明図である。
【図6】本発明の第5の実施例によるDB作成と位置情報送信の説明図である。
【図7】本発明の第6の実施例のシステム構成図である。
【図8】本発明の第6の実施例のシステムにおけるシーケンスチャートである。
【図9】本発明の第7の実施例の発信端末に搭載されるプログラムのフローチャートである。
【図10】本発明の第8の実施例の着信端末に搭載される着呼時プログラムのフローチャートである。
【図11】本発明の第8の実施例の着信端末に搭載されるDB更新時プログラムのフローチャートである。
【図12】本発明の第9の実施例の鍵更新センタに搭載されるプログラムのフローチャートである。
【図13】本発明の第9の実施例の鍵更新センタに搭載される鍵更新プログラムのフローチャートである。
【図14】本発明の第9の実施例の鍵更新センタに搭載される定期データベース生成・配送プログラムのフローチャートである。
【図15】本発明の第9の実施例の鍵更新センタに搭載される鍵配送プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 発信端末
3 着信端末
5 鍵更新センタ
7 交換網
11 発信端末通信手段
12 暗号化手段
13 位置情報記憶手段
14 暗号化鍵更新手段
15 暗号化鍵記憶手段
31 着信端末通信手段
32 位置データベース検索手段
33 位置データベース更新手段
34 位置データベース
35 位置情報処理手段
51 鍵更新手段
52 暗号化鍵記憶手段
53 発信端末位置情報記憶手段
54 位置データベース生成手段
55 位置データベース配送手段
71,72 データ伝送路

Claims (14)

  1. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末の所在を表わす位置情報を上記着信端末に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
    上記発信端末で、暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化する段階と、上記暗号化された位置情報を上記交換網を介して上記着信端末に送信する段階と、
    上記着信端末で、上記発信端末から受信した上記暗号化された暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換する段階と、上記変換された位置情報を処理する段階とを有する位置情報利用方法であって、
    上記発信端末の暗号化鍵を定期的に更新し、上記暗号化位置情報の変換の実行を許可された着信端末を選択し、上記選択された着信端末に対し上記暗号化位置情報を位置情報に変換するためのデータベースを配付し、上記着信端末のデータベースを更新する鍵更新段階とをさらに有する位置情報利用方法。
  2. 上記鍵更新段階は、
    鍵更新センタにおいて、暗号化鍵及び対応したデータベースを定期的に更新し、上記更新された暗号化鍵を上記発信端末に配布し、上記更新されたデータベースを上記選択された着信端末に配布する段階と、
    上記更新された暗号化鍵が配布された上記発信端末が自端末に保持している暗号化鍵を更新し、上記更新されたデータベースが配布された上記選択された着信端末が自端末に保持しているデータベースを更新する段階とを含む請求項1記載の位置情報利用方法。
  3. 上記鍵更新段階は、
    鍵更新センタにおいて、暗号化鍵及び対応したデータベースを定期的に更新し、上記更新されたデータベースを上記選択された着信端末に配布する段階と、
    上記発信端末が上記鍵更新センタにおける上記暗号化鍵の更新に同期して、自端末に保持している暗号化鍵を更新し、上記更新されたデータベースが配布された上記選択された着信端末が自端末に保持しているデータベースを更新する段階とを含む請求項1記載の位置情報利用方法。
  4. 上記暗号化鍵を用いて位置情報を暗号化する段階は、
    上記暗号化鍵及び上記着信端末の識別情報を用いてワーク鍵を作成する段階と、
    上記ワーク鍵を用いて上記位置情報を暗号化する段階とを有し、
    上記鍵更新段階は、上記選択された着信端末に対し、上記更新された暗号化鍵及び上記選択された着信端末の識別情報を用いてワーク鍵を作成し、上記作成されたワーク鍵を用いて発信端末の位置情報を暗号化して暗号化位置情報を生成し、上記暗号化位置情報と暗号化されていない上記位置情報を対応づける上記データベースを生成する請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の位置情報利用方法。
  5. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末の所在を表わす位置情報を上記着信端末に提供する位置情報サービスシステムであって、
    上記発信端末は、暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化する手段と、上記暗号化された位置情報を上記交換網を介して上記着信端末に送信する手段とを有し、
    上記着信端末は、上記発信端末から受信した上記暗号化された暗号化位置情報を受信する手段と、暗号化位置情報と暗号化されていない位置情報を対応づける位置データベースを用いて上記受信した暗号化位置情報を位置情報に変換する手段と、上記変換された位置情報を処理する手段とを有し、
    上記発信端末の暗号化鍵を定期的に更新する鍵更新手段と、上記更新された暗号化鍵に対応して発信端末の位置情報を暗号化位置情報に変換し、位置データベースを生成する手段と、暗号化位置情報から位置情報への変換を行うことが許可された着信端末を選択し、上記生成された位置データベースを上記選択された着信端末に配送する手段とを含む鍵更新センタをさらに有する位置情報サービスシステム。
  6. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末の所在を表わす位置情報を上記着信端末に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
    暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化する段階と、
    上記位置情報を暗号化して得られた暗号化位置情報を上記交換網を介して上記着信端末に送信する段階とを有する発信端末の位置情報利用方法であって、
    暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換するため対応して更新された位置データベースを保有する着信端末が上記発信端末からの上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、上記発信端末が自端末の暗号化鍵を定期的に更新する段階を更に有する位置情報利用方法。
  7. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末の所在を表わす位置情報を上記着信端末に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
    上記位置情報を記憶する手段と、
    暗号化鍵を記憶する手段と、
    上記暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化する手段と、
    上記位置情報を暗号化して得られた暗号化位置情報を上記交換網を介して上記着信端末に送信する手段と、
    暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換するため対応して更新された位置データベースを保有する着信端末が上記発信端末からの上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、自端末の上記暗号化鍵を定期的に更新する手段とを有する発信端末。
  8. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末の所在を表わす位置情報を上記着信端末に提供する位置情報サービスシステムにおいて、上記発信端末に搭載される位置情報利用プログラムが格納された記録媒体であって、
    暗号化鍵を用いて上記位置情報を暗号化位置情報に暗号化させるステップと、
    暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換するため対応して更新された位置データベースを保有する着信端末が上記発信端末からの上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、自端末の上記暗号化鍵を定期的に更新させるステップとを、上記発信端末に実行させる位置情報利用プログラムが格納された記録媒体。
  9. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末の所在を表わす位置情報を上記着信端末に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
    暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換するための位置データベースを用いて、上記発信端末から受信した暗号化位置情報を位置情報に変換する段階と、
    上記変換された位置情報を処理する段階とを有する着信端末の位置情報利用方法であって、
    上記発信端末において定期的に更新される暗号化鍵を用いて暗号化された上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、上記更新された暗号化鍵に対応して上記位置データベースを定期的に更新する段階をさらに有する位置情報利用方法。
  10. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末の所在を表わす位置情報を上記着信端末に提供する位置情報サービスシステムにおいて、
    暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換する位置データベースを記憶する手段と、
    上記発信端末から暗号化位置情報を受信する手段と、
    上記発信端末からの上記暗号化位置情報を上記位置データベースを用いて位置情報に変換する手段と、
    上記位置情報を処理する手段と、
    上記発信端末において定期的に更新される暗号化鍵を用いて暗号化された暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、上記更新された暗号化鍵に対応して上記位置データベースを定期的に更新する手段とを有する着信端末。
  11. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末の所在を表わす位置情報を上記着信端末に提供する位置情報サービスシステムにおいて、上記着信端末に搭載される位置情報利用プログラムを格納した記録媒体であって、
    暗号化位置情報を暗号化されていない位置情報に変換する位置データベースを用いて上記発信端末からの暗号化位置情報を位置情報に変換させるステップと、
    上記変換された位置情報を利用させるステップと、
    上記発信端末において定期的に更新される暗号化鍵を用いて暗号化された上記暗号化位置情報を位置情報に変換できるように、上記更新された暗号化鍵に対応して上記位置データベースを定期的に更新させるステップとを、上記着信端末に実行させる位置情報利用プログラムを格納した記録媒体。
  12. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末が上記発信端末の所在を表わす位置情報を暗号化した暗号化位置情報を上記着信端末に送信し、上記着信端末が上記暗号化位置情報を位置情報に変換する位置情報サービスシステムにおいて、
    上記発信端末の暗号化鍵を定期的に更新し、上記暗号化位置情報から位置情報への変換を行なうことが許可された着信端末を選択し、上記更新された暗号化鍵に対応して上記暗号化位置情報から位置情報への変換のための位置データベースを更新する段階と、
    上記更新された位置データベースを上記選択された着信端末に配布する段階とを有する鍵更新センタの位置情報利用方法。
  13. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末が自端末の所在を表わす位置情報を暗号化した暗号化位置情報を上記着信端末に送信し、上記着信端末が上記暗号化位置情報を位置情報に変換する位置情報サービスシステムにおいて、
    上記発信端末の暗号化鍵を定期的に更新し、上記暗号化位置情報から位置情報への変換を行なうことが許可された着信端末を選択し、上記更新された暗号化鍵に対応して上記暗号化位置情報から位置情報への変換のための位置データベースを更新する手段と、
    上記更新された位置データベースを上記選択された着信端末に配布する手段とを有する鍵更新センタ。
  14. 交換網と、上記交換網を介して接続された発信固定端末(以下、単に発信端末と記す)及び着信固定端末(以下、単に着信端末と記す)とを有し、上記発信端末が自端末の所在を表わす位置情報を暗号化した暗号化位置情報を上記着信端末に送信し、上記着信端末が上記暗号化位置情報を位置情報に変換する位置情報サービスシステムにおいて、暗号化鍵と、暗号化位置情報を位置情報に変換する位置データベースを更新する鍵更新センタに搭載される位置情報利用プログラムを格納した記録媒体であって、
    上記発信端末の暗号化鍵を定期的に更新し、上記暗号化位置情報から位置情報への変換を行なうことが許可された着信端末を選択し、上記更新された暗号化鍵に対応して上記暗号化位置情報から位置情報への変換のための位置データベースを更新させるステップと、
    上記更新された位置データベースを上記選択された着信端末に配布させるステップとを、上記鍵更新センタに実行させる位置情報利用プログラムを格納した記録媒体。
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