JP3641861B2 - Electronic medical record system - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カルテシステムに関し、特に、テキスト情報およびテキスト情報以外の添付情報を含む電子カルテを表示する電子カルテシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子カルテシステムにおいては、線画、画像、グラフなどのテキスト以外の情報(以下、添付情報と称す)を表示する際、添付情報の存在や添付情報の性格を示すアイコンまたは実際の表示を本文中に埋め込む方式や、通常の状態では表示せずに必要に応じてテキストと別領域に添付情報を表示する方式があった。また、本文中に埋め込む方式では、埋め込まれたアイコンや縮小画像を操作することで、テキストと別領域に拡大表示する方式も用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の電子カルテシステムにおける各方式には、それぞれ一長一短があり、本文中に埋め込む方式では、テキストと添付情報の関連がわかりやすい一方、添付情報の表示に一定の領域を取る必要があるため、テキストの全体を容易に一覧できないという問題点があった。また、テキストと別領域に添付情報を表示する方式では、添付情報を詳細に表示できる一方、テキストと添付情報との関連がわかりにくくなるという問題点があった。
【0004】
本発明の目的は、添付情報と対応するテキストとの関連をわかりやすく表示するとともに、使用するユーザの目的に合った表示を適宜切換えることができる電子カルテシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電子カルテシステムは、予め用意された自然言語を含むテキスト情報およびテキスト情報以外の添付情報を含む電子カルテを表示する電子カルテシステムであって、添付情報と自然言語からなる相互参照情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された相互参照情報とテキスト情報中のキーワードとを照合する照合手段と、添付情報をテキスト情報の中に挿入された状態で表示する挿入表示を行なう挿入表示手段と、添付情報をテキスト情報の上に覆い被された状態で表示する貼付け表示を行なう貼付け表示手段と、添付情報を所定のシンボルの形で表示するアイコン表示を行なうアイコン表示手段と、照合手段の照合結果に基づく表示処理、および、ユーザからの指示に基づく表示形態の切換え処理を行なうために、テキスト情報および添付情報のレイアウトを計算するレイアウト計算手段とを含み、レイアウト計算手段は、照合手段により相互参照情報と照合されたテキスト情報中のキーワードが出現する部分の近傍に、相互参照情報と対応付けられて記憶された添付情報を挿入表示するために、テキスト文の回り込みを計算する回込計算手段と、挿入表示から貼付け表示またはアイコン表示へ、あるいは、貼付け表示またはアイコン表示から挿入表示へ表示形態を切換える際、添付情報の表示形態情報を含めて、テキストおよび添付情報のレイアウトを変更するための計算を行なうレイアウト変更手段とを有し、レイアウト計算手段より計算されたレイアウトに基づいて、テキスト情報中のキーワードが出現する部分の近傍に添付情報を挿入表示し、かつ、ユーザからの指示に応じて挿入表示、貼付け表示、およびアイコン表示の3つの表示形態のうち少なくとも1つの表示形態で添付情報を表示するように、挿入表示手段、貼付け表示手段、およびアイコン表示手段の3つの表示手段を制御する表示画面制御手段をさらに含む。
【0006】
レイアウト計算手段は、表示形態情報自身を計算するとともに、テキスト文の回込処理を計算する。挿入表示を行なうときには、添付情報の表示形状とテキスト文の回込処理(たとえば、改行位置)の情報が両方必要となるからである。
【0007】
一方、貼付け表示やアイコン表示の場合は、テキスト文の改行には特に注意を払う必要がないので、表示形態情報自身のみを計算させればよい。ただし、アイコンを反転表示させたり、貼付け表示でテキスト文中のキーワードと貼付け表示とを連動させるような場合には、これらの制御を行なうための制御部を回込処理計算手段に追加してももよい。
【0008】
上記の構成により、添付情報を3つの異なる表示形態、すなわち、挿入表示、貼付け表示、およびアイコン表示により表示することができるので、テキスト情報と添付情報との関連を強調する際は挿入表示、添付情報を大きく見やすく表示する際は貼付け表示、テキスト情報の一覧性を確保し添付情報については単に所在のみを示したい場合はアイコン表示というように利用形態に応じて適切な表示形態を選択することができ、また、これらの表示形態を併用して表示することもできるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。また、表示形態が切換わる際、自動的にレイアウトを計算しているので、レイアウトの変化に容易に対応することができる。したがって、添付情報と対応するテキスト情報との関連を分かりやすく表示することができるとともに、ユーザの目的に合った表示を適宜切換えることが可能となる。
【0010】
上記の構成により、添付情報と一まとめにして相互参照情報が記憶されているので、この相互参照情報を用いて、相互参照情報とテキスト情報中のキーワードとを照合し、テキスト情報中の対応するキーワードが出現する部分の近傍に添付情報を表示することができ、テキスト情報中のキーワードに対応する所定の参照情報を自動的に表示することが可能となり、ユーザにとっての利便性をさらに向上することができる。具体的に言うと、挿入表示の場合は、文字どおりテキスト文中のキーワード「近傍」になる。アイコン表示の場合は、キーワード近傍に表示する以外にも、アイコン表示領域にまとめて表示しておいて、画面の中のテキスト文にキーワードが出ているものを反転表示してもよい。あるいは、形状や色調を変更してもよい。また、貼付け表示の場合には、キーワード部がテキスト表示画面中にあるときに、画面の一部に表示してもよい。また、相互参照情報は、自然言語から構成されており、ユーザが使いなれた言葉をキーワードとして使用することが可能となり、操作性をさらに向上することが可能となる。
【0011】
請求項記載の電子カルテシステムは、請求項1記載の電子カルテシステムの構成に加え、3つの表示形態の表示形態情報をそれぞれ独立に記憶する表示形態情報記憶手段をさらに含み、表示画面制御手段は、表示形態を切換える際、各表示形態について最後に計算された表示形態情報に基づき添付情報を表示するように3つの表示手段を制御する。
【0012】
上記の構成により、3つの表示形態の表示形態情報をそれぞれ独立に記憶することができるので、表示形態を一旦他の表示形態に切換えてさらにもとの表示形態に戻した場合でも、表示形態の表示形態情報を再計算することなく、以前の表示形態に復元することが可能となり、簡便かつ高速にもとの表示形態を表示することができ、ユーザにとっての利便性を向上することが可能となる。
【0013】
請求項記載の電子カルテシステムは、請求項1または請求項に記載の電子カルテシステムの構成に加え、記憶手段は、3つの表示形態の表示形態情報をそれぞれ独立に記憶し、該当するカルテの表示を終了する際にカルテ情報データベースにも記憶する。
【0014】
上記の構成により、添付情報を記憶している記憶手段に3つの表示形態の表示形態情報をそれぞれ独立に記憶することができ、しかもカルテ情報データベースにも記憶されるので、以前に設定した見やすい表示形態でテキスト情報およびテキスト情報以外の添付情報を含む電子カルテを表示することができ、ユーザにとっての利便性をさらに向上することが可能となる。
【0015】
具体的に言えば、図1の表示形態情報記憶部12が、個々の表示端末に設けられている場合、端末の電源を停止したり、別のカルテを参照することがある。このような場合表示形態情報記憶部12の内容が消えたとしてもカルテ情報データベースから読出すことが可能となる。
【0016】
請求項記載の電子カルテシステムは、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電子カルテシステムの構成に加え、ユーザごとに設けられ、3つの表示形態の表示形態情報を記憶するユーザ用記憶手段をさらに含む。
【0017】
上記の構成により、3つの表示形態の表示形態情報をユーザごとに設けられたユーザ用記憶手段に記憶することができるので、他のユーザの操作による影響を受けることなく、各ユーザごとに好みの表示形態で表示できるため、ユーザにとっての利便性をさらに向上することが可能となる。
【0018】
請求項記載の電子カルテシステムは、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電子カルテシステムの構成に加え、添付情報の少なくとも1つの表示形態が挿入表示である場合に、テキスト文の回込処理を含む表示レイアウトを記憶する個別レイアウト記憶手段をさらに含み、表示画面制御手段は、個別レイアウト記憶手段に記憶されているレイアウトに基づいて添付情報を表示するように3つの表示手段を制御する。
【0019】
上記の構成により、任意の1つの添付情報について、挿入表示から貼付け表示またはアイコン表示へ切換え、あるいはその逆の切換えを行なう際、当該添付情報またはその他の添付情報の移動および他の添付情報の表示形態の切換えを行なわない限り、レイアウトの再計算を行なうことなく、もとの表示形態へ切換えることが可能となる。つまり、この方法であれば、テキスト文の回込処理を計算する手間を省くことができる。したがって、もとの表示形態への切換えが高速化され、利用形態に応じた最適な表示形態の選択が容易となり、ユーザにとっての利便性をさらに向上することが可能となる。
【0020】
請求項記載の電子カルテシステムは、請求項記載の電子カルテシステムの構成に加え、個別レイアウト記憶手段は、複数のレイアウトのパターンを記憶するとともに、各レイアウトについて挿入表示の選択状態を記憶する。
【0021】
上記の構成により、一度表示した挿入表示の複数のレイアウトパターンを記憶することができるとともに、各レイアウトについての挿入表示の選択状態が記憶されているので、挿入表示の移動を行なわない限り、レイアウトの再計算が必要なくなり、表示形態の切換えをよりスムーズにかつ高速に行なうことができ、ユーザにとっての利便性をさらに向上することが可能となる。
【0022】
請求項記載の電子カルテシステムは、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電子カルテシステムの構成に加え、表示画面制御手段は、アイコン表示においてシンボルが操作された場合、操作されたシンボルに対応する添付情報を挿入表示により表示するように挿入表示手段を制御する。
また、請求項8記載の電子カルテシステムは、請求項1に記載の電子カルテシステムの構成に加え、前記添付情報が前記挿入表示により前記テキスト文中に表示され、かつ、前記アイコン表示により前記テキスト文とは別の領域に表示されている場合に、前記表示画面制御手段は、前記アイコン表示における前記シンボルがユーザにより操作されたときには、前記テキスト文を、操作された前記シンボルに対応する前記添付情報が挿入表示される位置にスクロールするための制御を行なう。
【0023】
上記の構成により、アイコン表示を操作することにより、添付情報の挿入表示部分を自動的に表示することができ、スクロール位置によって挿入表示が見えない場合であっても、アイコンを操作することによりその挿入表示とそれに関連するテキストとを容易に見ることができるので、ユーザにとっての利便性をさらに向上することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態の電子カルテシステムについて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態の電子カルテシステムの構成を示すブロック図である。
【0025】
図1を参照して、電子カルテシステムは、カルテ情報表示システム1、カルテ情報データベース2、個人ファイル3、ディスプレイ4、入力機器5を含む。また、カルテ情報表示システム1は、カルテ情報読出部11、表示形態情報記憶部12、レイアウト計算部18、レイアウト記憶部19、表示画面制御部25を含む。さらに、レイアウト計算部18は、回込処理計算部26を含み、表示画面制御部25は、テキスト表示部20、挿入表示部21、貼付け表示部22、アイコン表示部23、スクロール制御部24を含む。なお、レイアウト記憶部19は、表示形態情報記憶部12とまとめて設けてもよく、カルテ情報データベース2と情報のやり取りをする構成としてもよい。
【0026】
テキスト情報表示システム1においては、カルテ情報読出部11を用いて、カルテ情報データベース2から医師その他医療従事者の医療活動を計算機等により処理可能な形で記録した電子カルテの情報となるテキスト情報およびテキスト情報以外の画像、グラフ、表形式等の添付情報が読出される。なお、テキスト情報は、カルテ情報データベース2において項目ごとに、数値、記号、その他のデータ形式で収納されているものをカルテ情報読出部11において1つのテキスト情報に変換してもよいし、カルテ情報データベース2にもともと1つないしそれ以上のテキスト情報の形で保存しておいてもよい。
【0027】
次に、図2を参照してカルテ読込処理の流れを説明する。図2は、カルテ読込処理のフローチャートである。まず、カルテ情報データベース2に、表示しようとするカルテを照会する(ステップS11)。次に該当するカルテが存在するか否かを確認し(ステップS12)、存在しなければエラー表示を行ない(ステップS18)、処理を終了する。
【0028】
一方、カルテが存在する場合、カルテの項目のデータの読出を行ない(ステップS13)、読出したデータをテキストに変換してテキスト情報として蓄積していく(S14)。次に、項目が終了したか否かを調べ(ステップS15)、終了するまでステップS13〜S15を繰返す。項目が終了した場合、添付情報の読込を行ない(ステップS16)、当該カルテに関連する添付情報14をすべて読込むまで添付情報の読込を繰返す(ステップS16〜S17)。
【0029】
次に、表示形態情報について説明する。本実施の形態では、カルテ情報データベース2、個人ファイル3、および表示形態情報記憶部12に表示形態情報が記憶されている。図3は、表示形態情報の記憶フォーマットの一例である。
【0030】
表示形態情報は、図3に示すような共通のフォーマットで各記録部に記録される。これは、共通のフォーマットとすることで、書換えの処理を単純化し、また、通常高速の記憶装置を用いる表示形態情報記憶部12に添付情報のアクセスのための情報を記録することにより処理の高速化を図るためである。なお、記憶容量削減のため、個人ファイル3、表示形態情報記憶部12のいずれか、または両方にて、カルテおよび添付情報特定データ中の種別やファイル番号を省くことも可能である。なお、その場合は、これらの情報が必要となるたびにカルテ情報データベース2に問い合わせることになる。
【0031】
また、図3に示すように、カルテおよび添付情報特定データ、挿入表示データ、貼付け表示データ、アイコン表示データの各々に対応して相互参照情報が記憶されている。相互参照情報としては、自然言語からなるキーワードが用いられ、たとえば、「レントゲン」等が用いられる。したがって、医師が入力した文書すなわちテキストの中に「レントゲン」という文字が入っていると、表示形態情報の中から相互参照情報が照合され、「レントゲン」という相互参照情報に対応する添付情報、たとえば患者Aさんのレントゲン写真が電子カルテのテキスト文のうち「レントゲン」という言葉が出てくる付近に挿入され、挿入表示がおこなわれる。
【0032】
さらに、相互参照情報は、「レントゲン」という通常の言葉すなわち自然言語を使用しているため、ソフトウェアの分野で用いられる「レントゲン17.DAT」というようなコンピュータ内の「ファイル名」や「X PHOT」というようなコード名を使わないため、ソフトウェア分野に精通していないユーザでも、本実施の形態の電子カルテシステムを容易に使用することが可能となる。
【0033】
また、相互参照情報を有効に利用するため、辞書を持たせるようにしてもよい。これは、フリーキーワードを使う上でよく用いられる方法である。たとえば、X線、レントゲン、間接撮影、直接撮影等をすべて「レントゲン」とし、いずれのキーワードに対してもX線写真を貼付けるものとみなすというものである。
【0034】
次に、上記に説明した表示形態情報の読込の処理の流れを図4を参照して説明する。図4は、表示形態情報読込の処理の流れを示すフローチャートである。
【0035】
まず、添付情報14の読込が完了するのを待って(ステップS21)、各添付情報についてステップS22からS23までの処理を繰返す。すなわち、まず、個人ファイル3を検索し、表示形態情報の読込を試みる(ステップS23)。表示形態情報が得られた場合、ステップS22に戻る(ステップS24)。表示形態情報が得られない場合、カルテ情報データベース2を検索し、同様に表示形態情報の読込を試みる(ステップS25)。再び表示形態情報が得られたか否かを確認し(ステップS26)、得られた場合ステップS22に戻り、得られなければその添付情報14についての表示形態情報を未定義とし(ステップS27)、ステップS22に戻る。すべての添付情報について表示形態情報をセットできれば処理を終了する(ステップS22)。
【0036】
上記の処理により読み込まれた表示形態情報は、該当するカルテの表示中、表示形態情報記憶部12に記憶される。表示を終了する際、または、ユーザの指示があった場合に、個人ファイル3またはカルテ情報データベース2に表示形態情報が書込まれる。表示形態情報がカルテ情報データベース2に書込まれた場合、以降のすべてのカルテ表示に影響を与えるため、カルテ情報データベース2に表示形態情報を書込めるのは、たとえば、主治医だけに限定するのが好ましい。したがって、以下に説明する表示形態情報の保存の処理が実行される。
【0037】
次に、表示形態情報の保存の処理の流れを図5を用いて説明する。図5は、表示形態情報の保存の処理の流れを示すフローチャートである。
【0038】
まず、保存の必要性をユーザに確認する(ステップS31)。保存の必要がなければ処理を終了する。一方、保存する場合は、操作しているのが主治医であるか否かを調べる(ステップS32)。主治医以外の場合は、カルテ情報データベース2には書込めないため、ステップS34へ移行する。主治医の場合は、書込先を個人ファイル3とカルテ情報データベース2とから選択する(ステップS33)。ここで、カルテ情報データベース2が選択された場合は、カルテ情報データベース2の表示形態情報を更新し(ステップS37)、処理を終了する。一方、個人ファイル3が選択された場合は、個人ファイル3の容量を確認し(ステップS34)、容量が十分でない場合には一番古い表示形態情報を消去する(ステップS35)。
【0039】
なお、表示形態情報を消去する際には、添付情報単位ではなく、カルテ単位とするのが管理上都合がよい。また、個人ファイル3の容量の管理は、表示形態情報を記録したカルテ数とすると容易である。こうして、十分な容量を確保した後、個人ファイル3の表示形態情報を更新する(ステップS36)。
【0040】
以上のようにして、テキスト情報13と添付情報14と表示形態情報とが用意されると、挿入表示15の表示形態情報から、レイアウト計算部18によってレイアウトが計算される。表示形態情報と添付情報14とが両方存在するときには、レイアウト計算部18は、テキスト文の回込処理について計算するだけでよい。一方、添付情報のみが存在するときには、レイアウト計算部18は、表示形態情報とテキスト文の回込処理の両方について計算しレイアウトを決定する。レイアウトは、表示中も、添付情報14の追加および削除、ならびに表示形態情報の変化によって逐次再計算される。なお、表示形態情報は、原則として自動計算されるようにしているが、使用者(たとえば医師)の判断により、手動入力で変更できるようにしても差し支えない。たとえば、医師がX線写真より心電図の方が重要と判断すれば、X線写真に相当する添付情報を自動計算した寸法より小さくし、逆に、心電図に相当する添付情報を自動計算した寸法より大きくするように、入力操作をできるようにしてもよい。その再計算の負担を軽減するため、レイアウト記憶部19に計算済のレイアウトを記憶し、不必要な再計算を回避するようにしている。
【0041】
次に、レイアウト記憶部19を用いない場合のレイアウトの計算処理の流れを図6を用いて説明する。図6は、レイアウト記憶部19を用いない場合のレイアウト計算処理の流れを示すフローチャートである。また、少なくとも1つの表示形態情報が存在している場合の処理である。
【0042】
まず、レイアウト計算部18は、挿入表示の状態を監視し(ステップS41)、挿入表示の状態の変化があれば、追加または移動された挿入表示の横位置を整列する(ステップS42)。これは、図7の(a)に示すように、挿入表示15が任意の位置に置かれた場合、図の片側のテキスト表示が非常に短くなり、見づらくなるのを改善するためであり、図7の(b)に示すように挿入表示15を表示領域の左右どちらかに寄せる。この際、図7の(c)に示すように挿入表示15の左右に十分な幅のテキスト表示13ができるように整列することも可能である。ただし、レイアウト計算を単純化し、表示の速度を向上するためには、図7の(b)に示すように片側に寄せた方が好ましい。なお、図中の実線は、テキスト表示13により表示される文章部分を示しており、以下の各図も同様である。
【0043】
次に、図8の(a)に示すように縦位置の重なる挿入表示15a,15bがあるか否かを確認する(ステップS43)。縦位置の重なる挿入表示15a,15bがある場合は、図8の(b)に示すように下方の挿入表示15bをさらに下方に移動することにより、縦位置の重なりを回避する(ステップS44)。もちろん、上方の挿入表示15aをさらに上方に移動することで重なりを回避してもよいし、または、挿入表示15aや15bの寸法を変更してもよい。また、前者と後者では、どちらがより効率的に重なりを回避できるかをレイアウト計算部18により判断させ、より有利な方法により重なりを回避するようにするとなお好ましい。
【0044】
上記の処理を縦位置の重なった挿入表示がなくなるまで繰返す(ステップS43、S44)。最後に、整列された挿入表示に合せてテキストの回り込みを計算し(ステップS45)、再び挿入表示の変化待ちに入る。(ステップS41)。
【0045】
一方、テキスト文の入力が終了しており、添付情報も存在するが、表示形態情報がまだ存在していないときの処理について以下に説明する。
【0046】
この状況は、たとえば、医師が添付情報や診察結果に基づいて、初めてカルテにテキスト文を打ち込んだ直後の状態にあたる。
【0047】
テキスト文の回込処理は、図7の(b)のように添付情報を右か左に寄せて処理する方が簡略であるし、読む上でも十分に効率的であるので、以下をこのような処理を例にとって説明する。
【0048】
まず、表示領域をコンピュータの中で設定する。具体的には、図9の(a)に示すように、全角文字で横50文字文、長さはテキスト全文を収容し、さらに、添付情報の画面使用面積(文字数換算)を加え、さらにマージンを適当に加えた行数とする。
【0049】
次に、テキスト文を表示領域に全文記入し、キーワードの出てくる付近に各添付情報(たとえば、レントゲン写真や心電図)を配置する。これが図9の(b)である。
【0050】
図9の(b)では、最初の「レントゲン」のキーワード部については特に問題ないが、「心電図」のところでは、「レントゲン」の添付表示が入ったために、「心電図」のキーワードが出てくる部分は少し下方へずれてしまう。このため、「心電図」の表示形態情報は修正計算がなされ、少し下方へずらして適切な位置になるようにする。このような処理を最初の添付情報から最後の添付情報まで繰り返せば、全添付情報が適切に収まるようになる。また、このような操作を行なうにあたり、先に述べたような縦位置の重なり防止を取り入れることも差し支えない。
【0051】
このように計算した回込情報の記憶方法としては、たとえば、図9の(c)のように黒丸の位置とその位置からの行数、文字数をキーとして、
「第1行から第3行は左詰め50文字」
「第4行から第5行は右詰め20文字」
等というようにテキスト文を長方形表示部を単位として記憶すると便利である。もちろん他の方法でもよく、上記の例は一例にすぎない。
【0052】
次に、レイアウト記憶部19に単一または複数のレイアウトを記憶する際のレイアウトの計算および記憶処理の流れを図10を用いて説明する。図10は、レイアウトの再計算を避けるためのレイアウトの登録機能を備えた場合のレイアウト計算処理の流れを示すフローチャートである。
【0053】
まず、レイアウト計算部18は、挿入表示の状態を監視し(ステップS51)、挿入表示の状態に変化があれば、挿入表示の移動の有無を調べる(ステップS52)。表示形態の変化または挿入表示の追加により既存の挿入表示の移動がなければ、レイアウト記憶部19に記憶された表示形態の組合せを検索し(ステップS59)、登録済の組合せか否かを調べる(ステップS60)。
【0054】
なお、単一のレイアウトを記憶する際には、図11の(a)に示すように各情報を記憶し、記憶された添付情報番号が、そのとき、アイコン表示や貼付け表示から挿入表示に変化した添付情報の番号またはその逆に変化した添付情報番号と一致すれば、記憶しているレイアウトに対応した表示が変化したことがわかる。また、複数のレイアウトを記憶する際には、図11の(b)に示すように、各情報を記憶すれば、複数の表示の状態とレイアウトとの関連を記憶することができる。なお、図11の(b)に見られる挿入情報フラグ列については、図11の(c)に示すように、各添付情報について挿入情報か否かを各1ビットで表現すれば、1カルテに含まれる添付情報の上限を、8、16、32、64個と決めておくことにより、単純な数値比較により容易に対応するレイアウトの有無を判別することが可能となる。こうして対応するレイアウトが登録されていたならば、そのレイアウトを読出してレイアウトの計算を行ない(ステップS61)、再び挿入表示の変化待ちに入る(ステップS51)。一方、対応するレイアウトが登録されていなければ、ステップS54に進む。
【0055】
また、ステップS52における判断の結果、既存の挿入表示の移動が起こったと判断された場合は、レイアウト記憶部19のレイアウトの情報を調べ、移動した挿入表示が表示されている場合に対応したレイアウトを各々消去する(ステップS53)。
【0056】
次に、追加または移動された挿入表示の横位置を整列する(ステップS54)。次に、図8の(a)に示すように縦位置の重なる挿入表示15a,15bがあるか否かを確認する(ステップS55)。縦位置の重なる挿入表示がある場合は、図8の(b)に示すように下方の挿入表示15bをさらに下方に移動することで、縦位置の重なりを回避する(ステップS56)。もちろん、上方の挿入表示15aをさらに上方に移動することで重なりを回避してもよい。また、前者と後者とではどちらがより効率的に重なりを回避できるかをレイアウト計算部18により判断させ、より有利な方法により回避するようにするとなお好ましい。これを縦位置の重なった挿入表示がなくなるまで繰返す(ステップS55、S56)。
【0057】
最後に、整列された挿入表示に合せてテキストの回り込みを計算し(ステップS57)。レイアウトを登録し(ステップS58)、再び挿入表示の変化待ちに入る(ステップS51)。
【0058】
以上のように計算されたレイアウトに基づいて、テキスト表示部20によりテキスト情報13が表示され、その表示の中に作られた空白に埋め込まれる形で挿入表示部21によって挿入表示15が表示される。テキスト表示部20と挿入表示部21とは、スクロール制御部24によって制御され、情報量が多く画面に表示しきれないテキスト情報13および挿入表示21をスクロールすることにより所望の表示を行なう。さらに、貼付け表示部22によりテキストの上に覆い被される形で添付情報を表示する貼付け表示16が行なわれ、アイコン表示部23によってテキストを表示していない欄外に所定のシンボルの形で添付情報を表示するアイコン表示17が表示される。これらの各表示は、入力機器5からのユーザの操作に基づいて、表示画面制御部25によって制御され、ディスプレイ4上に表示される。
【0059】
次に、上記の各処理によりディスプレイ4上に表示される表示画面の表示制御の一例について図12を用いて説明する。図12は、電子カルテの操作例を示す概念図である。
【0060】
図12の(a)を参照して、ユーザによる操作は、入力機器5によりカーソル7を動かし、入力機器5のボタンを操作する等して、カルテ情報表示システム1に指示を与えることにより行なう。スクロールボタン8にカーソル7を合せ、ボタン押下などで指示を与えることで、テキスト情報13、挿入表示15をスクロールすることが可能である。以下の説明では、カーソル7を合せ、入力機器5のボタンを押下等して、システムに指示を与えることを単にカーソル7を操作すると呼ぶ。
【0061】
アイコン表示17をカーソル7で操作すると、図12の(b)に示すようにアイコン表示17に対応した挿入表示15の位置に自動的にスクロールする。このことにより、関心のある挿入表示15とそれに関連するテキスト情報を簡単に読出すことが可能である。さらに、挿入表示15をカーソル7で操作することにより、挿入表示15を貼付け表示16に切換えることができ、添付情報14をより大きく表示することができる。この場合、貼付け表示16は、テキスト情報13のスクロールにより移動しないので、他の場所のテキスト情報と同時に表示することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子カルテシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】カルテ読込処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】表示形態情報の記憶フォーマットの一例である。
【図4】表示形態情報読込処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】表示形態情報保存処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】レイアウト記憶部19を用いない場合のレイアウト計算処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】挿入表示の横位置の整列を説明する概念図である。
【図8】挿入表示の縦位置の整列を説明する概念図である
【図9】表示形態情報がまだ存在していないときの処理を説明する概念図である。
【図10】レイアウトの再計算を避けるためのレイアウトの登録機能を備えた場合のレイアウト計算処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】レイアウトの記録フォーマットを示す図である。
【図12】電子カルテの操作例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 カルテ情報表示システム
2 カルテ情報データベース
3 個人ファイル
4 ディスプレイ
5 入力機器
11 カルテ情報読出部
12 表示形態情報記憶部
18 レイアウト計算部
19 レイアウト記憶部
20 テキスト表示部
21 挿入表示部
22 貼付け表示部
23 アイコン表示部
24 スクロール制御部
25 表示画面制御部
26 回込処理計算部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic medical chart system, and more particularly to an electronic medical chart system for displaying an electronic medical chart including text information and attached information other than text information.
[0002]
[Prior art]
In conventional electronic medical chart systems, when displaying non-text information (hereinafter referred to as attached information) such as line drawings, images, graphs, etc., an icon indicating the presence of the attached information or the nature of the attached information or the actual display is displayed as the text. There are a method of embedding inside, and a method of displaying attached information in a separate area from text as needed without displaying it in a normal state. In addition, as a method of embedding in the text, a method of enlarging and displaying in an area different from the text by operating an embedded icon or a reduced image has been used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Each method in the above-mentioned conventional electronic medical record system has its merits and demerits, and the method embedded in the text makes it easy to understand the relationship between text and attached information, but it is necessary to take a certain area for displaying attached information. There was a problem that the entire text could not be easily listed. In addition, the method of displaying the attached information in a separate area from the text has the problem that the attached information can be displayed in detail, but the relationship between the text and the attached information is difficult to understand.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an electronic medical chart system capable of displaying the relationship between attached information and corresponding text in an easy-to-understand manner and appropriately switching the display according to the user's purpose.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
  The electronic medical record system according to claim 1 is:Includes natural language prepared in advanceText information,and,An electronic medical record system for displaying an electronic medical record including attached information other than text information,Storage means for storing the attached information and cross-reference information made up of natural language in association with each other; collating means for matching the cross-reference information stored in the storage means with the keyword in the text information;Insertion display means for performing insertion display for displaying the attached information in a state inserted in the text information; Paste display means for performing pasting display for displaying the attached information in a state covered with the text information; and attachment Icon display means for displaying an icon for displaying information in the form of a predetermined symbol;Layout calculation means for calculating the layout of text information and attached information in order to perform a display process based on the collation result of the collation means and a display mode switching process based on an instruction from the user, the layout calculation means, In order to insert and display the attached information stored in association with the cross-reference information in the vicinity of the portion where the keyword in the text information collated with the cross-reference information appears by the collating means, the wraparound of the text sentence is calculated. Wraparound calculation means;When switching the display form from insert display to paste display or icon display, or from paste display or icon display to insert displayIn, Layout of text and attached information, including display format information of attached informationTo changeCalculationDoThe layoutChangeMeans andHaveBased on the layout calculated by the layout calculation meansAttached information is inserted and displayed in the vicinity of the part where the keyword appears in the text information, and in response to an instruction from the userThe three display means of the insertion display means, the paste display means, and the icon display means are controlled so that the attached information is displayed in at least one of the three display forms of the insertion display, the paste display, and the icon display.Display screenControl meansFurtherIncluding.
[0006]
  Layout calculation means, tableCalculate the form information itselfWith, Calculate wrapping processing of text sentenceTheThis is because both the display shape of the attached information and the information of the text sentence wrapping process (for example, the line feed position) are necessary when performing the insertion display.
[0007]
  On the other hand, in the case of pasting display or icon display, it is not necessary to pay particular attention to the line break of the text sentence, so it is only necessary to calculate the display form information itself. However,AWhen the icon is highlighted or the keyword in the text and the pasted display are linked with the pasted display, the control section for performing these controls is turned around.Calculation meansIt may be added to.
[0008]
With the above configuration, the attached information can be displayed in three different display forms, that is, an insertion display, a paste display, and an icon display. Therefore, when emphasizing the relationship between the text information and the attached information, the insertion display and the attachment are displayed. When displaying large and easy-to-read information, it is possible to select a suitable display form according to the usage form, such as pasting display, ensuring a list of text information, and simply indicating the location of attached information, such as icon display In addition, since these display forms can be used in combination, the convenience for the user can be improved. In addition, since the layout is automatically calculated when the display form is switched, it is possible to easily cope with a change in layout. Therefore, the relationship between the attached information and the corresponding text information can be displayed in an easy-to-understand manner, and the display suitable for the user's purpose can be switched as appropriate.
[0010]
With the above configuration, since the cross-reference information is stored together with the attached information, the cross-reference information is collated with the keyword in the text information using the cross-reference information, and the corresponding information in the text information is matched. Attached information can be displayed near the portion where the keyword appears, and it is possible to automatically display predetermined reference information corresponding to the keyword in the text information, further improving the convenience for the user. Can do. More specifically, in the case of insertion display, it is literally the keyword “near” in the text sentence. In the case of icon display, in addition to displaying in the vicinity of the keyword, it may be displayed together in the icon display area, and the text appearing in the text sentence on the screen may be highlighted. Alternatively, the shape and color tone may be changed. In the case of pasting display, when the keyword part is in the text display screen, it may be displayed on a part of the screen. Further, the cross-reference information is composed of a natural language, so that words familiar to the user can be used as keywords, and the operability can be further improved.
[0011]
  Claim2The electronic medical chart system as claimed1In addition to the configuration of the electronic medical record system described above, it further includes display form information storage means for storing the display form information of the three display forms independently,Display screenWhen switching the display mode, the control unit controls the three display units to display the attached information based on the display mode information calculated last for each display mode.
[0012]
With the above configuration, the display form information of the three display forms can be stored independently, so even if the display form is once switched to another display form and further returned to the original display form, the display form information It is possible to restore the previous display form without recalculating the display form information, display the original display form simply and at high speed, and improve the convenience for the user. Become.
[0013]
  Claim3The electronic medical chart system according to claim 1.OrClaim2In addition to the configuration of the electronic medical chart system described in (1), the storage means stores the display form information of the three display forms independently, and also stores them in the medical record information database when the display of the corresponding chart is finished.
[0014]
With the above configuration, the display mode information of the three display modes can be stored independently in the storage means storing the attached information, and is also stored in the medical record information database, so that the previously set easy-to-read display An electronic medical record including text information and attached information other than text information can be displayed in a form, and the convenience for the user can be further improved.
[0015]
Specifically, when the display form information storage unit 12 of FIG. 1 is provided in each display terminal, the terminal power supply may be stopped or another chart may be referred to. In such a case, even if the content of the display form information storage unit 12 disappears, it can be read from the medical record information database.
[0016]
  Claim4The electronic medical record system according to claim 1 to claim 13In addition to the configuration of the electronic medical record system according to any one of the above, it further includes storage means for a user that is provided for each user and stores display form information of three display forms.
[0017]
With the above configuration, the display form information of the three display forms can be stored in the user storage means provided for each user. Since it can display in a display form, it becomes possible to further improve the convenience for the user.
[0018]
  Claim5The electronic medical record system according to claim 1 to claim 14In addition to the configuration of the electronic medical record system according to any one of the above, further including individual layout storage means for storing a display layout including text sentence wrapping processing when at least one display form of the attached information is insertion display ,Display screenThe control means controls the three display means so as to display the attached information based on the layout stored in the individual layout storage means.
[0019]
With the above configuration, when switching any one attached information from the insertion display to the paste display or icon display, or vice versa, the attached information or other attached information is moved and the other attached information is displayed. Unless the form is switched, it is possible to switch to the original display form without recalculating the layout. That is, with this method, it is possible to save the trouble of calculating the text sentence wraparound process. Therefore, switching to the original display form is speeded up, it becomes easy to select an optimal display form according to the use form, and the convenience for the user can be further improved.
[0020]
  Claim6The electronic medical chart system as claimed5In addition to the configuration of the electronic medical chart system described above, the individual layout storage unit stores a plurality of layout patterns and also stores the insertion display selection state for each layout.
[0021]
With the above configuration, it is possible to store a plurality of layout patterns of the insertion display once displayed, and the selection state of the insertion display for each layout is stored. The recalculation is not necessary, and the display mode can be switched more smoothly and at a high speed, and the convenience for the user can be further improved.
[0022]
  Claim7The electronic medical record system according to claim 1 to claim 16In addition to the configuration of the electronic medical record system described in any of the above,Display screenThe control means controls the insertion display means to display the attached information corresponding to the operated symbol by the insertion display when the symbol is operated in the icon display.
  According to an eighth aspect of the present invention, in addition to the configuration of the electronic medical chart system according to the first aspect, the attached information is displayed in the text sentence by the insertion display, and the text sentence is displayed by the icon display. When the symbol in the icon display is operated by the user, the display screen control means displays the text sentence as the attached information corresponding to the operated symbol. Control to scroll to the position where is inserted and displayed.
[0023]
With the above configuration, the insertion display portion of the attached information can be automatically displayed by operating the icon display, and even if the insertion display cannot be seen depending on the scroll position, the icon display can be operated by operating the icon. Since the insertion display and the text associated therewith can be easily viewed, the convenience for the user can be further improved.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an electronic medical chart system according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an electronic medical chart system according to an embodiment of the present invention.
[0025]
Referring to FIG. 1, the electronic medical record system includes a medical record information display system 1, a medical record information database 2, a personal file 3, a display 4, and an input device 5. The chart information display system 1 includes a chart information reading unit 11, a display form information storage unit 12, a layout calculation unit 18, a layout storage unit 19, and a display screen control unit 25. Furthermore, the layout calculation unit 18 includes a turn-around process calculation unit 26, and the display screen control unit 25 includes a text display unit 20, an insertion display unit 21, a paste display unit 22, an icon display unit 23, and a scroll control unit 24. . The layout storage unit 19 may be provided together with the display form information storage unit 12 or may be configured to exchange information with the medical record information database 2.
[0026]
In the text information display system 1, using the medical chart information reading unit 11, text information serving as electronic medical chart information that records medical activities of doctors and other medical staff from the medical chart information database 2 in a form that can be processed by a computer or the like, and Attached information such as images, graphs, and table formats other than text information is read. The text information may be converted into one text information in the chart information reading unit 11 in the chart information database 2 for each item stored in numerical values, symbols, or other data formats. The database 2 may be originally stored in the form of one or more text information.
[0027]
Next, the flow of the chart reading process will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a flowchart of the chart reading process. First, the medical record information database 2 is queried for a medical record to be displayed (step S11). Next, it is confirmed whether or not the corresponding chart exists (step S12). If it does not exist, an error display is performed (step S18), and the process is terminated.
[0028]
On the other hand, if there is a medical record, the data of the item of the medical record is read (step S13), and the read data is converted into text and accumulated as text information (S14). Next, it is checked whether or not the item is finished (step S15), and steps S13 to S15 are repeated until the item is finished. When the item is completed, the attached information is read (step S16), and the reading of the attached information is repeated until all the attached information 14 related to the chart is read (steps S16 to S17).
[0029]
Next, display form information will be described. In the present embodiment, display form information is stored in the medical chart information database 2, the personal file 3, and the display form information storage unit 12. FIG. 3 is an example of a storage format of display form information.
[0030]
The display form information is recorded in each recording unit in a common format as shown in FIG. This simplifies the rewriting process by using a common format, and records the information for accessing the attached information in the display form information storage unit 12 that normally uses a high-speed storage device. This is for the purpose of making it easier. In order to reduce the storage capacity, it is possible to omit the type and file number in the chart and attached information specifying data in either or both of the personal file 3 and the display form information storage unit 12. In this case, the medical record information database 2 is inquired every time such information is required.
[0031]
As shown in FIG. 3, cross-reference information is stored corresponding to each of the chart and attached information specifying data, insertion display data, pasting display data, and icon display data. As the cross-reference information, a keyword composed of a natural language is used, for example, “X-ray” or the like. Therefore, if the letter “X-ray” is included in the document or text entered by the doctor, the cross-reference information is collated from the display form information, and attached information corresponding to the cross-reference information “X-ray”, for example, The X-ray image of patient A is inserted in the vicinity of the word “X-ray” in the text of the electronic medical record, and an insertion display is performed.
[0032]
Further, since the cross-reference information uses the normal word “X-ray”, that is, a natural language, the “file name” or “X” in the computer such as “X-ray 17 DAT” used in the field of software is used. Since a code name such as “PHOT” is not used, even a user who is not familiar with the software field can easily use the electronic medical record system of the present embodiment.
[0033]
Also, a dictionary may be provided in order to effectively use the cross-reference information. This is a method often used when using free keywords. For example, X-rays, X-rays, indirect imaging, direct imaging, etc. are all “X-rays”, and X-ray photographs are considered to be attached to any keywords.
[0034]
Next, the flow of processing for reading the display form information described above will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a flowchart showing a flow of processing for reading display form information.
[0035]
First, waiting for the reading of the attached information 14 to be completed (step S21), the processes from step S22 to S23 are repeated for each attached information. That is, first, the personal file 3 is searched and an attempt is made to read the display form information (step S23). When the display form information is obtained, the process returns to step S22 (step S24). If the display form information cannot be obtained, the medical record information database 2 is searched and the display form information is similarly read (step S25). Whether or not the display form information is obtained again is confirmed (step S26). If it is obtained, the process returns to step S22. If not obtained, the display form information for the attached information 14 is undefined (step S27). Return to S22. If the display form information can be set for all the attached information, the process is terminated (step S22).
[0036]
The display form information read by the above processing is stored in the display form information storage unit 12 while the corresponding chart is being displayed. When the display is finished or when the user gives an instruction, the display form information is written in the personal file 3 or the chart information database 2. When the display form information is written in the medical chart information database 2, all subsequent medical chart displays are affected. Therefore, for example, the display form information can be written in the medical chart information database 2 only to the attending physician. preferable. Accordingly, the display form information storage process described below is executed.
[0037]
Next, the flow of processing for storing display form information will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a flowchart showing a flow of processing for storing display form information.
[0038]
First, the necessity of storage is confirmed with the user (step S31). If there is no need to save, the process ends. On the other hand, in the case of saving, it is checked whether or not the operating doctor is the attending physician (step S32). If it is not the attending physician, it cannot be written in the medical record information database 2, and the process proceeds to step S34. In the case of the attending physician, the writing destination is selected from the personal file 3 and the medical record information database 2 (step S33). Here, when the medical record information database 2 is selected, the display form information of the medical record information database 2 is updated (step S37), and the process is terminated. On the other hand, when the personal file 3 is selected, the capacity of the personal file 3 is confirmed (step S34), and when the capacity is not enough, the oldest display form information is deleted (step S35).
[0039]
When deleting the display form information, it is convenient in terms of management to use chart units instead of attached information units. Moreover, the management of the capacity of the personal file 3 is easy if the number of charts in which the display form information is recorded. Thus, after securing a sufficient capacity, the display form information of the personal file 3 is updated (step S36).
[0040]
As described above, when the text information 13, the attached information 14, and the display form information are prepared, the layout calculation unit 18 calculates the layout from the display form information of the insertion display 15. When both the display form information and the attached information 14 exist, the layout calculation unit 18 only needs to calculate the text sentence wrap-around process. On the other hand, when only the attached information exists, the layout calculation unit 18 calculates both the display form information and the text sentence wrap-around process and determines the layout. Even during display, the layout is sequentially recalculated by adding and deleting the attached information 14 and changing the display form information. Although the display form information is automatically calculated in principle, it may be changed by manual input at the discretion of the user (for example, a doctor). For example, if a doctor determines that an electrocardiogram is more important than an X-ray photograph, the attached information corresponding to the X-ray photograph is made smaller than the automatically calculated dimension, and conversely, the attached information corresponding to the ECG is automatically calculated from the dimension automatically calculated. An input operation may be performed so as to increase the size. In order to reduce the burden of the recalculation, the calculated layout is stored in the layout storage unit 19 to avoid unnecessary recalculation.
[0041]
Next, the flow of layout calculation processing when the layout storage unit 19 is not used will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a flowchart showing the flow of layout calculation processing when the layout storage unit 19 is not used. Further, this is a process when at least one display form information exists.
[0042]
First, the layout calculation unit 18 monitors the state of the insertion display (step S41), and if there is a change in the state of the insertion display, aligns the horizontal position of the insertion display that has been added or moved (step S42). This is to improve that the text display on one side of the drawing becomes very short and difficult to see when the insertion display 15 is placed at an arbitrary position as shown in FIG. 7 (b), the insertion display 15 is moved to the left or right of the display area. At this time, as shown in FIG. 7C, it is also possible to align the insertion display 15 so that a text display 13 having a sufficient width can be formed on the left and right sides. However, in order to simplify the layout calculation and improve the display speed, it is preferable to move to one side as shown in FIG. In addition, the solid line in a figure has shown the text part displayed by the text display 13, and the following each figure is the same.
[0043]
Next, as shown in FIG. 8A, it is confirmed whether or not there are insertion displays 15a and 15b that overlap in the vertical position (step S43). If there are insertion indications 15a and 15b that overlap in the vertical position, as shown in FIG. 8B, the lower insertion indication 15b is moved further downward to avoid overlapping in the vertical position (step S44). Of course, overlapping may be avoided by moving the upper insertion display 15a further upward, or the dimensions of the insertion displays 15a and 15b may be changed. In the former and the latter, it is more preferable that the layout calculation unit 18 determines which one can avoid the overlap more efficiently, and the overlap is avoided by a more advantageous method.
[0044]
The above processing is repeated until there is no longer an insertion display with overlapping vertical positions (steps S43 and S44). Finally, the wraparound of the text is calculated in accordance with the aligned insertion display (step S45), and the process waits for the change of the insertion display again. (Step S41).
[0045]
On the other hand, the processing when the input of the text sentence is completed and the attached information exists but the display form information does not exist will be described below.
[0046]
This situation is, for example, a state immediately after a doctor typed a text sentence for the first time on the basis of attached information and examination results.
[0047]
The text sentence wrapping process is simpler when the attached information is moved to the right or left as shown in FIG. 7B, and is more efficient for reading. An example of this process will be described.
[0048]
First, the display area is set in the computer. Specifically, as shown in (a) of FIG. 9, a full-width 50-character sentence is accommodated as a full-width character, the length is the entire text, and the screen usage area (character number conversion) of the attached information is added, and a margin is further added. Is the number of lines appropriately added.
[0049]
Next, the entire text is entered in the display area, and each attached information (for example, X-ray photograph or electrocardiogram) is arranged in the vicinity of the keyword. This is (b) of FIG.
[0050]
In FIG. 9B, there is no particular problem with the keyword part of the first “X-ray”, but since “X-ray” is attached at “ECG”, the keyword “ECG” appears. The part will shift slightly downward. For this reason, the display form information of the “electrocardiogram” is corrected and shifted slightly downward so that it is in an appropriate position. If such a process is repeated from the first attached information to the last attached information, all the attached information can be appropriately accommodated. Further, when performing such an operation, it is possible to incorporate the prevention of overlapping in the vertical position as described above.
[0051]
As a storage method of the wrapping information calculated in this way, for example, as shown in FIG. 9C, the position of the black circle, the number of lines from that position, and the number of characters are used as keys.
"The first to third lines are 50 characters left justified"
“Lines 4 to 5 are right-justified 20 characters”
For example, it is convenient to store a text sentence in units of a rectangular display. Of course, other methods may be used, and the above example is only an example.
[0052]
Next, the flow of layout calculation and storage processing when storing a single layout or a plurality of layouts in the layout storage unit 19 will be described with reference to FIG. FIG. 10 is a flowchart showing the flow of layout calculation processing when a layout registration function for avoiding recalculation of the layout is provided.
[0053]
First, the layout calculation unit 18 monitors the state of the insertion display (step S51). If there is a change in the state of the insertion display, the layout calculation unit 18 checks whether or not the insertion display has moved (step S52). If there is no movement of the existing insertion display due to the change of the display form or the addition of the insertion display, the display form combination stored in the layout storage unit 19 is searched (step S59), and it is checked whether or not the combination is a registered combination (step S59). Step S60).
[0054]
When storing a single layout, each piece of information is stored as shown in FIG. 11A, and the stored attached information number changes from icon display or pasting display to insertion display at that time. If it matches the attached information number or vice versa, it can be seen that the display corresponding to the stored layout has changed. Further, when storing a plurality of layouts, as shown in FIG. 11B, by storing each piece of information, it is possible to store a relationship between a plurality of display states and layouts. As for the insertion information flag string shown in FIG. 11B, as shown in FIG. 11C, if each piece of attached information is expressed by 1 bit for each piece of information, one chart can be used. By determining the upper limit of the included information to be 8, 16, 32, and 64, it is possible to easily determine the presence or absence of the corresponding layout by simple numerical comparison. If the corresponding layout has been registered in this way, the layout is read and the layout is calculated (step S61), and the process waits for the change of the insertion display again (step S51). On the other hand, if the corresponding layout is not registered, the process proceeds to step S54.
[0055]
If it is determined in step S52 that the existing insertion display has been moved, the layout information in the layout storage unit 19 is checked, and a layout corresponding to the case where the moved insertion display is displayed. Each is erased (step S53).
[0056]
Next, the horizontal positions of the insertion display added or moved are aligned (step S54). Next, as shown in FIG. 8A, it is confirmed whether or not there are insertion displays 15a and 15b that overlap in the vertical position (step S55). If there is an insertion display in which the vertical positions overlap each other, as shown in FIG. 8B, the lower insertion display 15b is further moved downward to avoid overlapping in the vertical positions (step S56). Of course, overlapping may be avoided by moving the upper insertion display 15a further upward. In addition, it is more preferable that the layout calculation unit 18 determines which of the former and the latter can avoid overlapping more efficiently and avoids it by a more advantageous method. This is repeated until there is no longer any insertion display with overlapping vertical positions (steps S55 and S56).
[0057]
Finally, the wraparound of the text is calculated in accordance with the aligned insertion display (step S57). The layout is registered (step S58) and the insertion display change waits again (step S51).
[0058]
Based on the layout calculated as described above, the text information 13 is displayed by the text display unit 20, and the insertion display unit 21 displays the insertion display 15 in a form embedded in a blank created in the display. . The text display unit 20 and the insertion display unit 21 are controlled by the scroll control unit 24, and perform desired display by scrolling the text information 13 and the insertion display 21 that have a large amount of information and cannot be displayed on the screen. Further, the pasting display 16 for displaying the attached information in a form that is covered on the text by the pasting display unit 22 is performed, and the attached information in the form of a predetermined symbol is displayed outside the area where the text is not displayed by the icon display unit 23. An icon display 17 for displaying is displayed. Each of these displays is controlled by the display screen control unit 25 based on a user operation from the input device 5 and displayed on the display 4.
[0059]
Next, an example of display control of the display screen displayed on the display 4 by each of the above processes will be described with reference to FIG. FIG. 12 is a conceptual diagram showing an operation example of the electronic medical chart.
[0060]
Referring to (a) of FIG. 12, an operation by the user is performed by giving an instruction to the chart information display system 1 by moving the cursor 7 by the input device 5 and operating a button of the input device 5. The text information 13 and the insertion display 15 can be scrolled by moving the cursor 7 to the scroll button 8 and giving an instruction by pressing the button. In the following description, giving the instruction to the system by setting the cursor 7 and pressing the button of the input device 5 or the like is simply referred to as operating the cursor 7.
[0061]
When the icon display 17 is operated with the cursor 7, as shown in FIG. 12B, the icon display 17 is automatically scrolled to the position of the insertion display 15 corresponding to the icon display 17. This makes it possible to easily read the insertion display 15 of interest and the text information associated therewith. Furthermore, by operating the insertion display 15 with the cursor 7, the insertion display 15 can be switched to the pasting display 16, and the attached information 14 can be displayed larger. In this case, since the pasting display 16 does not move by scrolling the text information 13, it can be displayed simultaneously with the text information at other places.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an electronic medical chart system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a flow of a chart reading process.
FIG. 3 is an example of a storage format of display form information.
FIG. 4 is a flowchart showing a flow of display form information reading processing;
FIG. 5 is a flowchart showing a flow of display form information storage processing;
FIG. 6 is a flowchart showing a flow of layout calculation processing when the layout storage unit 19 is not used.
FIG. 7 is a conceptual diagram illustrating the alignment of the horizontal positions of the insertion display.
FIG. 8 is a conceptual diagram illustrating the alignment of the vertical positions of the insertion display.
FIG. 9 is a conceptual diagram illustrating processing when display form information does not yet exist.
FIG. 10 is a flowchart showing a flow of a layout calculation process when a layout registration function for avoiding layout recalculation is provided.
FIG. 11 is a diagram illustrating a recording format of a layout.
FIG. 12 is a conceptual diagram illustrating an operation example of an electronic medical record.
[Explanation of symbols]
1 Chart information display system
2 Medical record information database
3 personal files
4 display
5 Input devices
11 Medical chart information reading part
12 Display form information storage unit
18 Layout calculator
19 Layout storage
20 Text display area
21 Insertion display
22 Pasting display
23 Icon display
24 Scroll control unit
25 Display screen controller
26 Rotation processing calculation part

Claims (8)

予め用意された自然言語を含むテキスト情報および前記テキスト情報以外の添付情報を含む電子カルテを表示する電子カルテシステムであって、
前記添付情報と自然言語からなる相互参照情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記相互参照情報と前記テキスト情報中のキーワードとを照合する照合手段と、
前記添付情報を前記テキスト情報の中に挿入された状態で表示する挿入表示を行なう挿入表示手段と、
前記添付情報を前記テキスト情報の上に覆い被された状態で表示する貼付け表示を行なう貼付け表示手段と、
前記添付情報を所定のシンボルの形で表示するアイコン表示を行なうアイコン表示手段と、
前記照合手段の照合結果に基づく表示処理、および、ユーザからの指示に基づく表示形態の切換え処理を行なうために、前記テキスト情報および前記添付情報のレイアウトを計算するレイアウト計算手段とを含み、
前記レイアウト計算手段は、
前記照合手段により前記相互参照情報と照合された前記テキスト情報中の前記キーワードが出現する部分の近傍に、前記相互参照情報と対応付けられて記憶された前記添付情報を挿入表示するために、テキスト文の回り込み処理を計算する回込処理計算手段と、
前記挿入表示から前記貼付け表示または前記アイコン表示へ、あるいは、前記貼付け表示または前記アイコン表示から前記挿入表示へ表示形態を切換える際、前記添付情報の表示形態情報を含めて、前記テキストおよび前記添付情報のレイアウトを変更するための計算を行なうレイアウト変更手段とを有し、
前記レイアウト計算手段より計算されたレイアウトに基づいて、前記テキスト情報中の前記キーワードが出現する部分の近傍に前記添付情報を挿入表示し、かつ、ユーザからの指示に応じて前記挿入表示、前記貼付け表示、および前記アイコン表示の3つの表示形態のうち少なくとも1つの表示形態で前記添付情報を表示するように、前記挿入表示手段、前記貼付け表示手段、および前記アイコン表示手段の3つの表示手段を制御する表示画面制御手段をさらに含む電子カルテシステム。
Text information including a prepared natural language, and an electronic medical record system for displaying an electronic medical record including the accompanying information other than the text information,
Storage means for storing the attached information and cross-reference information composed of natural language in association with each other;
Collating means for collating the cross-reference information stored in the storage means with a keyword in the text information;
Insertion display means for performing insertion display for displaying the attached information in a state inserted in the text information;
A pasting display means for performing pasting display for displaying the attached information in a state of being covered on the text information;
Icon display means for displaying an icon for displaying the attached information in the form of a predetermined symbol;
Layout calculation means for calculating a layout of the text information and the attached information in order to perform a display process based on a collation result of the collation means and a display mode switching process based on an instruction from a user,
The layout calculation means includes
In order to insert and display the attached information stored in association with the cross-reference information in the vicinity of the portion where the keyword appears in the text information collated with the cross-reference information by the collating means. A wraparound calculation means for calculating a wraparound process of a sentence;
Wherein the said joining displayed or the icon display from the insertion display or when switching the display mode to the insertion display from the sticking displayed or the icon display, including the display form information of the attached information, the text and the accompanying Layout changing means for performing calculation for changing the layout of information,
Based on the layout calculated by the layout calculation means, the attached information is inserted and displayed in the vicinity of the portion where the keyword appears in the text information, and the insertion display and the pasting are performed according to an instruction from the user Control the three display means of the insertion display means, the pasting display means, and the icon display means so that the attached information is displayed in at least one of the three display forms of display and icon display. An electronic medical chart system further including display screen control means for performing the operation.
前記3つの表示形態の表示形態情報をそれぞれ独立に記憶する表示形態情報記憶手段をさらに含み、
前記表示画面制御手段は、表示形態を切換える際、各表示形態について最後に計算された表示形態情報に基づき前記添付情報を表示するように前記3つの表示手段を制御する請求項1記載の電子カルテシステム。
Further comprising display form information storage means for independently storing the display form information of the three display forms,
The display screen control unit, when switching the display form, electronic of claim 1 Symbol placement controls said three display means to display the attached information on the basis of the display form information calculated last for each display form Medical chart system.
前記記憶手段は、前記3つの表示形態の表示形態情報をそれぞれ独立に記憶し、該当するカルテの表示を終了する際にカルテ情報データベースにも記憶する請求項1または請求項記載の電子カルテシステム。The storage unit, the three display mode information display form stored independently, the corresponding chart claim 1 or claim 2 electronic medical record system as claimed stored in chart information database when to end the display of . ユーザごとに設けられ、前記3つの表示形態の表示形態情報を記憶するユーザ用記憶手段をさらに含む、請求項1ないし請求項記載の電子カルテシステム。The electronic medical chart system according to any one of claims 1 to 3 , further comprising a user storage unit that is provided for each user and stores display form information of the three display forms. 前記添付情報の少なくとも1つの表示形態が前記挿入表示である場合に、前記テキスト文の回込処理を含む表示レイアウトを記憶する個別レイアウト記憶手段をさらに含み、
前記表示画面制御手段は、前記個別レイアウト記憶手段に記憶されているレイアウトに基づいて、前記添付情報を表示するように前記3つの制御手段を制御する請求項1ないし請求項記載の電子カルテシステム。
If at least one display mode of the accompanying information is the insertion display, further comprising a separate layout storage means for storing display layout including Kaikomi processing of the text sentence,
The display screen control unit, on the basis of the layout stored in the individual layout storage means, claims 1 to 4 electronic medical record system according to control said three control means to display the attached information .
前記個別レイアウト記憶手段は、複数のレイアウトのパターンを記憶するとともに、各レイアウトについて前記挿入表示の選択状態を記憶する請求項記載の電子カルテシステム。The electronic medical chart system according to claim 5, wherein the individual layout storage unit stores a plurality of layout patterns and stores a selection state of the insertion display for each layout. 前記表示画面制御手段は、前記アイコン表示において前記シンボルが操作された場合、操作された前記シンボルに対応する前記添付情報を前記挿入表示により表示するように前記挿入表示手段を制御する請求項1ないし請求項記載の電子カルテシステム。The display screen control unit, when the symbols in the icon display is operated, claims 1 to control the insertion display means to the attachment information corresponding to the symbol that has been engineered to display by the insertion display The electronic medical chart system according to claim 6 . 前記添付情報が前記挿入表示により前記テキスト文中に表示され、かつ、前記アイコン表示により前記テキスト文とは別の領域に表示されている場合に、前記表示画面制御手段は、前記アイコン表示における前記シンボルがユーザにより操作されたときには、前記テキスト文を、操作された前記シンボルに対応する前記添付情報が挿入表示される位置にスクロールするための制御を行なう請求項1に記載の電子カルテシステム。When the attached information is displayed in the text sentence by the insertion display and is displayed in a different area from the text sentence by the icon display, the display screen control means is configured to display the symbol in the icon display. 2. The electronic medical chart system according to claim 1, wherein when the user is operated by the user, control is performed to scroll the text sentence to a position where the attached information corresponding to the operated symbol is inserted and displayed.
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