JP3640649B2 - 同期ブレーキ装置 - Google Patents

同期ブレーキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3640649B2
JP3640649B2 JP2002144321A JP2002144321A JP3640649B2 JP 3640649 B2 JP3640649 B2 JP 3640649B2 JP 2002144321 A JP2002144321 A JP 2002144321A JP 2002144321 A JP2002144321 A JP 2002144321A JP 3640649 B2 JP3640649 B2 JP 3640649B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
brake
interlocking wire
traction component
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002144321A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003335235A (ja
Inventor
志 成 阮
Original Assignee
志 成 阮
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 志 成 阮 filed Critical 志 成 阮
Priority to JP2002144321A priority Critical patent/JP3640649B2/ja
Publication of JP2003335235A publication Critical patent/JP2003335235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3640649B2 publication Critical patent/JP3640649B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同期ブレーキ装置に関するものであり、特に、自転車或いはオートバイ等の二輪軽量型車輌に使用する同期ブレーキの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に自転車或いはオートバイ等の軽量型車輌に使用しているブレーキ系統は、通常左右ハンドルにそれぞれ設置されている二つのブレーキハンドルを使用して、別々に二本のワイヤロープを牽引する構造が採択されており、そして、ワイヤロープを牽引することによって、車輌の前後ブレーキ装置を連動してブレーキの作動を発生させているのである。
【0003】
然し乍ら、従来の自転車或いはオートバイのブレーキ装置はブレーキ時、前後車輪のブレーキは各別の二つのブレーキハンドルによって制御されているので、前後車輪のブレーキの作動時間が不一致で、このためブレーキをかけた瞬間、自転車の前輪と後輪のブレーキ装置は、その中の一つだけがブレーキの作動力を発生する。よって、この時、自転車は単に一つだけの車輪が地面と抵抗力を発生する。而して、この時の自転車の走行速度は最大となっているので、只一つの車輪が地面と抵抗力を発生することは、即ち、単独に一つの車輪による摩擦力は車輌の前進する運動エネルギーを克服することができない。故に、自転車の車輪は容易に地面と滑り現象を発生し、車輌のブレーキ距離が長くなり、且つ、容易に横滑りを起こして車輌が滑って倒れることもあり得るのである。
【0004】
以上の原因により、従来の自転車或いはオートバイに使用されているブレーキ装置は、安全性に大きな欠点が存在している。それ故、同期ブレーキ装置が開設され、自転車或いはオートバイに使用され始めたのである。よって、自転車或いはオートバイがブレーキをかけた時、前後車輪のブレーキ装置は同期的に作動を起こすことができ、更に、単独のブレーキハンドルで同時に前後車輪のブレーキ装置を制御することができる。
【0005】
而して、従来の同期ブレーキ装置は実質上正確に同期ブレーキの効果を達成することができない。且つ、構造が複雑で、更に調整が困難であるため実用に供し得ないと云う欠陥がある。
本発明人が特願平11−60041号として出願した同期ブレーキ装置の特許は、すべり台を有し、自転車の左右ハンドルのブレーキワイヤロープに牽引されて直線移動を発生することができ、更に、連動ワイヤロープがあって、その両端はそれぞれ前後車輪のブレーキ装置と連接しており、又、ローラー状の牽引装置があって、前記すべり台上に設置されていて、前記連動ワイヤロープを連動することができ、自転車の前後車輪のブレーキ装置を牽引してブレーキの作動を発生させることができるように構成されている。そして、その主な特徴は、前記牽引装置が連動ワイヤロープを連動した時、前後車輪のブレーキ装置は前記ワイヤロープの引張力でもって作動され、よって、前後車輪のブレーキ装置のブレーキ作動力は自動的に平均した状態に達し得るのであり、故に自転車の前後車輪は同期ブレーキの目的を達成することができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前後車輪のブレーキが同期的に作動することができることを制御し、ブレーキの連動ワイヤロープが断裂しても依然としてブレーキの効果を維持し得て、ブレーキの性能及び安全性を向上させることができ、同期ブレーキを得るために解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案せられたものであり、固定台と、直線にすべり運動ができるように前記固定台上に設置されているすべり台と、末端が前記すべり台と連接していて、前記すべり台はそれによって牽引されて、直線移動を生ずることができる二つのブレーキワイヤロープと、両端がそれぞれ二つのブレーキ装置と連接していて、前記二つのブレーキ装置を連動して、ブレーキの作動を発生させることができる連動ワイヤロープと、回転できるように前記すべり台上に設置されている牽引構成部品とから成り、前記牽引構成部品はローラーにて形成され、前記連動ワイヤロープは前記牽引構成部品を取り巻いていて、前記牽引構成部品の牽引を受けて前記ブレーキ装置を連動してブレーキの作動を起こすことができるように構成され、且つ、前記牽引構成部品には更に、制限構成部品が設置されており、該制限構成部品と前記連動ワイヤロープは固定的に結合しており、よって前記連動ワイヤロープと前記牽引構成部品は脱離するようなことが起こらないように構成され、且つ、制御軸を具有していて、前記固定台に設けられている溝へ延設され、且つ、該溝の幅は前記制御軸の直径よりやや大きく形成されて前記制御軸を所定角度の範囲内で揺動することができるように制限でき、かくして、前記制限構成部品の作用によって、前記牽引構成部品は所定角度の範囲内で揺動することができると共に、前記連動ワイヤロープの伸縮動作を制限することができ、よって前記連動ワイヤロープの両端と前記二つのブレーキ装置の連接の中の一つが断裂した時、前記連動ワイヤロープは前記制限構成部品によって制限できるので、前記連動ワイヤロープの未断裂の一端は依然としてブレーキ作用を為すことができるように構成されて成る同期ブレーキ装置、及び、固定台と、直線にすべり運動ができるように前記固定台上に設置されているすべり台と、末端が前記すべり台と連接していて、該すべり台はそれによって牽引されて、直線移動を発生することができる二つのブレーキワイヤロープと、両端がそれぞれ二つのブレーキ装置と連接していて、前記ブレーキ装置を連動して、ブレーキの作動を発生させることができる連動ワイヤロープと、回転できるように前記すべり台上に設置されている牽引構成部品とから成り、該牽引構成部品はローラーにて形成され、前記連動ワイヤロープは該牽引構成部品を取り巻いていて、該牽引構成部品の牽引を受けて前記ブレーキ装置を連動してブレーキ作動を発生させることができるように構成され、且つ、前記すべり台上にはダンパーが設けられており、該ダンパーには二つの通し孔が設けられていて前記連動ワイヤロープの両端が挿通されており、更に、二つのストッパーブロックがあって、前記ダンパーに近寄った位置の前記連動ワイヤロープに設置されていて、且つ、前記ダンパーと所定距離を保持しており、更に、前記二つのストッパーブロックの直径は前記連動ワイヤロープが前記ダンパーに設けた通し孔の直径よりもやや大きく、よって、前記連動ワイヤロープが伸縮移動した時、前記ストッパーブロックが前記ダンパーに衝突した時、前記ダンパーによって阻止されるので継続して移動することができなくなるように構成され、更に、前記二つのストッパーブロックによって、前記連動ワイヤロープは前記牽引構成部品に於いて伸縮移動の空間を保有することができ、且つ、前記連動ワイヤロープの両端と前記ブレーキ装置の連接の中の一つが断裂した時、前記二つのストッパーブロックによって前記連動ワイヤロープを制限することができるので、前記連動ワイヤロープの未断裂の一端は依然としてブレーキ効果を果たすことができるように構成されて成る同期ブレーキ装置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1乃至図4に従って詳述する。図1は本発明の同期ブレーキ装置を示し、その中には主として次のものが包含されている。
固定台10があって、自転車のフレームに装着することができる。すべり台20があって、摺動することができるように前記固定台10上に設置されている。牽引構成部品30があって、前記すべり台20上に設置されている。連動ワイヤロープ40があって、その両端はそれぞれブレーキ装置(図示せず)に連接していて、前記牽引構成部品30の連動を受けて前記ブレーキ装置を駆動してブレーキの作動を行うようにしている。
【0009】
又、前記固定台10の底部には固定部品11が設けられていて、前記固定台10を自転車のフレームに取り付けるのに用いる。その前端には垂直に折り曲げられたプレート12があり、又、該プレート12には二個のパイプスリーブ13,14が設けられていて、ブレーキワイヤロープ15,16が挿通されている。而して、前記すべり台20の前端には折り曲げられた垂直板21が設けられており、前記ブレーキワイヤロープ15,16はそれぞれ自転車或いはオートバイの左右ブレーキハンドルと連接していて、その末端は前記垂直板21を貫通して二個の固定部品17,18によって前記垂直板21に固定されている。よって、前記ブレーキワイヤロープ15,16の中、その片方のブレーキワイヤロープがブレーキハンドルによって引張られた時、前記すべり台20は依然として前記二つのブレーキワイヤロープで牽引された状態で直線移動をするのである。
【0010】
前記牽引構成部品30は円盤状のローラーで、その外側は環状溝31を有している。前記連動ワイヤロープ40は該環状溝31の中に巻き込まれている。前記牽引構成部品30はその中央がピボット32によって回転自在に前記すべり台20に設置されている。よって、該牽引構成部品30は前記すべり台20の上で自在に回転することができる。前記すべり台20が前記ブレーキワイヤロープ15,16に牽引されて移動した時、前記連動ワイヤロープ40は前記牽引構成部品30の牽引を受けて、前記ブレーキ装置と連動してブレーキの作動を行わしめることができる。
【0011】
図2に示す如く、前記固定台10の中央には直線状の溝19が設けられている。又、該溝19は前記すべり台20の移動方向に平行して設けられている。前記ピボット32は前記溝19の中まで延設されている。而して、前記すべり台20には、又、別にピボット22が設けられていて、その底端も前記溝19の中まで延設されている。前記ピボット32,22は前記溝19内を自在に摺動することができる。斯くして、前記固定台10の上で前記溝19に沿って摺動する前記すべり台20を制限することができるのである。
【0012】
前記連動ワイヤロープ40がブレーキ装置を連動してブレーキの作動を為さしめた時、前記連動ワイヤロープ40は前記牽引構成部品30上で滑り運動をすることができるようになっているので、若し、ブレーキを発生させるブレーキ力が不等であった場合、前記連動ワイヤロープ40の自動調整機能によって、前記連動ワイヤロープ40の両端のブレーキ装置のブレーキ力を自動的に平衡状態に調整することができる。よって、ブレーキ装置は同期的に車輪をブレーキする作動をすることができる。
【0013】
上述の装置によって、自転車或いはオートバイに乗っている人は、唯、ブレーキハンドルの中の一つのブレーキハンドルを握るだけで、前記牽引構成部品30と前記連動ワイヤロープ40を経由して同時に二つのブレーキ装置をしてブレーキ作動を発生させることができる。而して、二つのブレーキ装置は、又、同期的に平均した作動力で同時に二個の車輪に対してブレーキをかけることができるのである。斯くして、車輌にブレーキをかけた時、二個の車輪のブレーキ作動時間が不一致となることはなくなり、且つ、ブレーキ力の不平衡によるすべり現象をも免れることができる。
【0014】
本発明の主要な特徴は前記牽引構成部品30に制限構成部品50を設置している所にある。該制限構成部品50には、底端が前記溝19まで延設されていて、その直径は前記溝19の幅よりやや小さい制御軸51と、前記連動ワイヤロープ40と緊密に結合することができて、該連動ワイヤロープ40と前記制限構成部品50を同時に固定する固定部品52とを含んでいる。
【0015】
図3に示す如く、前記連動ワイヤロープ40が作動した時、前記牽引構成部品30は前記ピボット32を中心に回転することができる。而して、前記制限構成部品50の前記制御軸51の直径は前記溝19より小さいため、該溝19の両側壁面で摺動することができる。よって、前記牽引構成部品30が左向きに、或いは右向きに回転した時、前記制御軸51が揺動して前記溝19の側壁と接触したならば、前記牽引構成部品30は継続して回転することができなくなる。斯くして、該牽引構成部品30を所定角度の範囲内で揺動することを制限することができる。
【0016】
前記連動ワイヤロープ40の中央部分は前記固定部品52によって固定されているけれども、依然として前記牽引構成部品30に伴って揺動することができるので、その両端の引張力を調整することができる。よって、依然として同期平衡ブレーキの効果を達成することができる。本発明のブレーキ平衡装置は取付けの時点で、事前に前記牽引ワイヤロープ40の伸長度を調整することができるので、前記牽引ワイヤロープ40は前記ブレーキ装置のブレーキ作動を同期的に接近した状態に連動することができる。然るに、正常なブレーキの状態に於いては前記連動ワイヤロープ40の調整動作は相当に微小である。故に、前記牽引構成部品30は微小な角度内で揺動するだけで、前記制限構成部品50の前記制御軸51は前記溝19の側壁に衝突することはなくなる。
【0017】
然し乍ら、若し、前記連動ワイヤロープ40の両端の中の一端と前記ブレーキ装置の連接が切断した時、依然として前記ブレーキ装置と連接している他端の前記連動ワイヤロープ40は前記牽引構成部品30を連動することができるので、前記牽引構成部品は連動されて揺動回転を生じる。而して、前記制限構成部品50の前記制御軸51は前記牽引構成部品30の揺動角度を制限することができる上、前記連動ワイヤロープ40と固定して結合しているので、該牽引構成部品30は該連動ワイヤロープ40に連動されて揺動を発生し、前記制御軸51が前記溝19の側壁に衝突して停止するまで揺動することができる。よって、前記牽引構成部品30は依然として未断裂の前記連動ワイヤロープ40の一端のブレーキ装置を連動して正常のブレーキ作動を為さしめることができる。故に、連動ワイヤロープ40が切断された後、二つのブレーキ装置が同時にブレーキの機能を失う危険状況から免れることができるのである。
【0018】
本発明は上記各部品の組合せにより、同期ブレーキの効果を達成できる外、前記連動ワイヤロープ40が断裂した時、依然として片ブレーキの効果を保有することができて、ブレーキが完全に失効する危険状況から免れることができる。
図4は本発明の他の一実施の形態を示す。同図における基本構造は前記実施の形態と同一であるがその相違点は、使用する制限構成部品60の構造である。該制限構成部品60には、前記すべり台20の底端に設置しているダンパ61があって、該ダンパ61には二つの通し孔62が設けられている。前記連動ワイヤロープ40の両端を貫通するのに供するものである。又、二個のストップブロック63があって、それぞれ前記連動ワイヤロープ40が前記ダンパに近寄った場所に、且つ、前記ダンパ61と所定距離を保持した位置に固定して設置されている。前記ストップブロック63の直径は前記ダンパ61の前記通し孔62の直径より大きくなっているので、前記連動ワイヤロープ40の伸縮距離が前記ストップブロック63と前記ダンパ61間の距離を超過した時、前記二つのストップブロック63の中の一つのストップブロックは前記ダンパ61に阻止されるので、前記連動ワイヤロープ40は継続して移動することができなくなる。よって、前記連動ワイヤロープ40の中の一つが断裂した時、前記二つのストップブロック63の中の一つが前記ダンパ61と止め合うようになっているので、前記ワイヤロープ40の未断裂の一端は依然としてブレーキ装置を連動してブレーキ作動を為さしめることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明の同期ブレーキ装置は自転車或いはオートバイの前後車輪のブレーキを同期的に作動し得る上、ブレーキ連動ワイヤロープの一つのワイヤロープが断裂しても、依然としてブレーキの機能を維持することができてブレーキの性能及び安全性を向上させる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、同期ブレーキ装置の立体組立図。
【図2】本発明の実施の形態を示し、同期ブレーキ装置の正面図。
【図3】本発明の実施の形態を示し、同期ブレーキ装置の作動示意図。
【図4】本発明の他の実施の形態を示し、同期ブレーキ装置の正面図。
【符号の説明】
10 固定台
11 固定部品
12 プレート
13,14 パイプスリーブ
15,16 ブレーキワイヤロープ
17,18,52 固定部品
19 直線状の溝
20 すべり台
21 垂直板
22,32 ピボット
30 牽引構成部品
31 環状溝
40 連動ワイヤロープ
50,60 制限構成部品
51 制御軸
61 ダンパ
62 通し孔
63 ストップブロック

Claims (2)

  1. 固定台と;
    直線にすべり運動ができるように前記固定台上に設置されているすべり台と;末端が前記すべり台と連接していて、前記すべり台はそれによって牽引されて、直線移動を生ずることができる二つのブレーキワイヤロープと;
    両端がそれぞれ二つのブレーキ装置と連接していて、前記二つのブレーキ装置を連動して、ブレーキの作動を発生させることができる連動ワイヤロープと;
    回転できるように前記すべり台上に設置されている牽引構成部品とから成り、前記牽引構成部品はローラーにて形成され、前記連動ワイヤロープは前記牽引構成部品を取り巻いていて、前記牽引構成部品の牽引を受けて前記ブレーキ装置を連動してブレーキの作動を起こすことができるように構成され、且つ;
    前記牽引構成部品には更に、制限構成部品が設置されており、該制限構成部品と前記連動ワイヤロープは固定的に結合しており、よって前記連動ワイヤロープと前記牽引構成部品は脱離するようなことが起こらないように構成され、且つ、制御軸を具有していて、前記固定台に設けられている溝へ延設され、且つ、該溝の幅は前記制御軸の直径よりやや大きく形成されて前記制御軸を所定角度の範囲内で揺動することができるように制限でき;
    かくして、前記制限構成部品の作用によって、前記牽引構成部品は所定角度の範囲内で揺動することができると共に、前記連動ワイヤロープの伸縮動作を制限することができ、よって前記連動ワイヤロープの両端と前記二つのブレーキ装置の連接の中の一つが断裂した時、前記連動ワイヤロープは前記制限構成部品によって制限できるので、前記連動ワイヤロープの未断裂の一端は依然としてブレーキ作用を為すことができるように構成されたことを特徴とする同期ブレーキ装置。
  2. 固定台と;
    直線にすべり運動ができるように前記固定台上に設置されているすべり台と;末端が前記すべり台と連接していて、該すべり台はそれによって牽引されて、直線移動を発生することができる二つのブレーキワイヤロープと;
    両端がそれぞれ二つのブレーキ装置と連接していて、前記ブレーキ装置を連動して、ブレーキの作動を発生させることができる連動ワイヤロープと;
    回転できるように前記すべり台上に設置されている牽引構成部品とから成り;該牽引構成部品はローラーにて形成され、前記連動ワイヤロープは該牽引構成部品を取り巻いていて、該牽引構成部品の牽引を受けて前記ブレーキ装置を連動してブレーキ作動を発生させることができるように構成され、且つ、
    前記すべり台上にはダンパーが設けられており、該ダンパーには二つの通し孔が設けられていて前記連動ワイヤロープの両端が挿通されており、更に、二つのストッパーブロックがあって、前記ダンパーに近寄った位置の前記連動ワイヤロープに設置されていて、且つ、前記ダンパーと所定距離を保持しており、更に、前記二つのストッパーブロックの直径は前記連動ワイヤロープが前記ダンパーに設けた通し孔の直径よりもやや大きく、よって、前記連動ワイヤロープが伸縮移動した時、前記ストッパーブロックが前記ダンパーに衝突した時、前記ダンパーによって阻止されるので継続して移動することができなくなるように構成され、更に、
    前記二つのストッパーブロックによって、前記連動ワイヤロープは前記牽引構成部品に於いて伸縮移動の空間を保有することができ、且つ、前記連動ワイヤロープの両端と前記ブレーキ装置の連接の中の一つが断裂した時、前記二つのストッパーブロックによって前記連動ワイヤロープを制限することができるので、前記連動ワイヤロープの未断裂の一端は依然としてブレーキ効果を果たすことができるように構成されたことを特徴とする同期ブレーキ装置。
JP2002144321A 2002-05-20 2002-05-20 同期ブレーキ装置 Expired - Fee Related JP3640649B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144321A JP3640649B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 同期ブレーキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144321A JP3640649B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 同期ブレーキ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003335235A JP2003335235A (ja) 2003-11-25
JP3640649B2 true JP3640649B2 (ja) 2005-04-20

Family

ID=29704024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002144321A Expired - Fee Related JP3640649B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 同期ブレーキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3640649B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4546165B2 (ja) * 2004-06-24 2010-09-15 本田技研工業株式会社 駐車ブレーキ装置
JP5722755B2 (ja) * 2011-12-08 2015-05-27 株式会社カワムラサイクル ブレーキ装置
KR101521714B1 (ko) * 2013-11-05 2015-05-19 이경동 자전거의 후륜브레이크 연동장치
JP6243271B2 (ja) * 2014-03-26 2017-12-06 日信工業株式会社 バーハンドル車両用ブレーキ装置
JP6243272B2 (ja) * 2014-03-26 2017-12-06 日信工業株式会社 バーハンドル車両用ブレーキ装置
CN103935446B (zh) * 2014-05-14 2016-03-30 浙江科技学院 电动车制动时刹车线断裂安全紧急自动制动装置
CN106184577B (zh) * 2015-04-30 2019-04-16 安硕工业股份有限公司 辅助刹车器
JP6421085B2 (ja) * 2015-06-25 2018-11-07 ブリヂストンサイクル株式会社 三輪車のブレーキ機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003335235A (ja) 2003-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI249494B (en) Adjusting device for a bicycle brake control device
US4773510A (en) Brake system for bicycles
JP3640649B2 (ja) 同期ブレーキ装置
TW200530057A (en) Anti-rolling device for vehicles
CN101323344B (zh) 自行车盘式车闸装置
WO2020077773A1 (zh) 单绳电梯限速器
JP2013169971A (ja) 時差式安全ブレーキ装置
JP2009012660A (ja) 安全制動器
JPS5812873A (ja) 揺動式三輪車のローリングロック装置
WO2024066645A1 (zh) 自行车转向结构及自行车
JP2000053064A (ja) バーハンドル車両用ブレーキ装置
JP2011168236A (ja) 移動体
US20120175197A1 (en) Safety braking system
US8136638B2 (en) Safety braking system
JPS6227511Y2 (ja)
KR101352882B1 (ko) 전복방지 브레이크 장치 및 이를 구비하는 이륜차
WO2021136388A1 (zh) 挡泥板、挡泥板总成及滑板车
GB2422881B (en) Stroller having a brake device
JP3159551U (ja) 自転車用ブレーキ装置
TW562764B (en) Improved structure for synchronous brake
JP2006054982A (ja) 電動モータ式カート
CN206327512U (zh) 摩托车前后联动制动机构
JP4002214B2 (ja) 2サドル型自転車
KR101311753B1 (ko) 자전거 안전 브레이크장치
JP2010076658A (ja) 鞍乗型車両の制動装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees