JP3640472B2 - 遊技機製造用コールドプレス装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機等の遊技機製造のセル貼工程において、意匠表示部材としてのセルシートをベニヤ板等のような遊技基板に常温で加圧結合するコールドプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
セルシートを遊技基板に結合するセル貼工程では、遊技基板を温め、その遊技基板の一表面に糊を塗り、その上に裏面に意匠図の描かれたセルシートを搭載した後に、セルシートと遊技基板とからなる加圧対象品をコールドプレス装置の上下2枚の板でサンドイッチ状態に挟んで加圧することにより、セルシートと遊技基板とを接着剤で投錨結合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のコールドプレス装置では、加圧力が加圧対象品の全域に一様に作用しがたいことから、セルシートの部分的な剥がれを生じることがあった。
【0004】
そこで、この発明は、セルシートと遊技基板とからなる加圧対象品の上方より加圧対象品の全域に加圧力を一様に与えて、生産効率を向上することができる遊技機製造用コールドプレス装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊技機製造用コールドプレス装置は、意匠表示部材としてのセルシートを遊技基板上に接着剤を介在して位置決め搭載された加圧対象品が固定側の受体の上に配置され、加圧対象品の上方から可動側の加圧体が昇降アクチュエーターで下降し、加圧対象品が受体と加圧体とで挟み付けられることによって、セルシートが接着剤で遊技基板に常温で加圧結合された後、加圧体が昇降アクチュエーターで上昇する遊技機製造用コールドプレス装置において、加圧体が、昇降アクチュエーターに取り付けられた可動ベースと、可動ベースの下面に敷設される下方に膨出するように湾曲形成された加圧面部材とにより構成され、可動ベースにはフランジが横方向外側に突出し、フランジには貫通孔が形成され、加圧面部材の周縁部には貫通孔が形成され、可動ベースと加圧面部材とが互いに加圧面部材の貫通孔および可動ベースの貫通孔に遊び嵌めに挿入されたボルトにより、可動ベースの下降に伴い加圧面部材が加圧対象品に接触して湾曲形成された形から平板状に弾性変形するように取り付けられたことを特徴としている。この本発明に係る遊技機製造用コールドプレス装置によれば、加圧時には加圧面部材が加圧対象品の中央部から周縁部側に徐々に接触するように弾性変形して一様な加圧力を加圧対象品の全域に与えて、セルシートの部分的な剥がれが発生するような不都合を解消することができて、生産効率を向上することができる。この本発明に係る遊技機製造用コールドプレス装置において、可動ベースが昇降アクチュエーターに首振り可能に連結されれば、弾性変形する加圧面部材に無理な方向の力が掛かることなく、加圧面部材を加圧対象品の表面に沿ってその中央部から周縁部側へと徐々に弾性変形させることができる。この本発明に係る遊技機製造用コールドプレス装置において、可動ベースと加圧面部材との間に緩衝部材を介在させれば、加圧時に緩衝部材が収縮し、加圧面部材を加圧対象品の表面に倣って弾性変形することができ、緩衝部材を可動ベースの下面に結合すれば、緩衝部材を安定設置することができる。上記と別の本発明に係る遊技機製造用コールドプレス装置は、意匠表示部材としてのセルシートを遊技基板上に接着剤を介在して位置決め搭載された加圧対象品が固定側の受体の上に搭載され、加圧対象品の上方から可動側の加圧体が昇降アクチュエーターで下降し、加圧対象品が受体と加圧体とで挟み付けられることによって、セルシートが接着剤で遊技基板に常温で加圧結合された後、加圧体が昇降アクチュエーターで上昇する遊技機製造用コールドプレス装置において、加圧体が、昇降アクチュエーターに取り付けられた可動ベースと、可動ベースの下面に敷設される弾性変形可能な材料で中空状の内部に加圧空気の供給された流体バックに形成された加圧面部材とにより構成され、加圧面部材の下面が予め下方に向けて膨出するように湾曲形成された加圧下面として形成され、可動ベースの下降に伴い加圧下面が加圧対象品に接触して湾曲形成された形から平板状に弾性変形することを特徴とする。この上記と別の本発明に係る遊技機製造用コールドプレス装置によれば、加圧下面が弾性変形して加圧対象品の中央部より四方にその表面を恰も手でなぞるように万遍なく加圧し、加圧対象品におけるセルシートの遊技基板に対する部分的な剥がれが発生する不都合を解消することができる。この上記別の本発明に係る遊技機製造用コールドプレス装置において、加圧面部材にはリリーフバルブ付きのレギュレーターを有するエアーコンプレッサーの接続される貫通孔部が設けられれば、加圧面部材の中空内部に加圧空気を供給し、加圧面部材の中空内部からレギュレーターまでの内部圧力がレギュレーターのリリーフバルブに設定した設定圧力よりも高圧になると、レギュレーターのリリーフバルブが自動的に内部の加圧空気を外部に逃がし、加圧面部材が湾曲形成された形から平板状に適切に弾性変形可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1〜3は第1実施形態を示している。図1において、加圧対象品1は裏面に意匠図の描かれた意匠表示部材としてのセルシート1aを図外の接着剤を介在して遊技基板1bの一表面である上面に位置決め搭載している。加圧対象品1を一方向である搬送方向Xに搬送する搬送ライン2は、無端状のゴム又は布等のような緩衝材からなる搬送帯2aを、搬送方向Xに相対峙するローラー2bに巻掛けている。図1では搬送方向Xの下流側に位置するローラー2bのみを図示してある。搬送ライン2は、ローラー2bを図外のモーターで搬送方向Xに回転駆動することにより、搬送帯2aの上側搬送部2cの上に遊技基板1bが接触して搭載された加圧対象品1を上流側より搬送方向Xに移送する。そして、加圧対象品1が上側搬送部2cよりも下側に配置された固定側の受体3と、上側搬送部2cよりも上側に昇降可能に設置された可動側の加圧体4との間で、所定位置に到達したとき、図外のセンサーが当該所定位置の加圧対象品1を検出した信号により、上記図外のモーターの回転駆動を停止して、搬送帯2aの搬送動作を停止する。その停止から一定時間が経過した加圧体4による加圧動作の終了により、図外のモーターが搬送方向Xに再び搬送動作を開始して、加圧が終了した加圧対象品1を上記所定位置より下流側に搬出するように、搬送ライン2は図外の制御部で駆動制御されている。
【0007】
加圧体4は、加圧対象品1が所定位置に到達して搬送ライン2の搬送動作が停止した際に、搬送ライン2よりも上方に配置された装置フレームの上部梁5に設けた昇降アクチュエーターとしての油圧駆動タイプの加圧シリンダー6により、下降を開始し、受体3との間で当該加圧対象品1をサンドイッチ状態に挟み付けることで加圧動作を一定時間行った後に上昇するように、駆動制御される。
【0008】
この実施形態の加圧シリンダー6は、上部梁5に取り付けられたセンサー7が、加圧体4の可動ベース4aより上方に立設されたステー8に下から上に順に装着された上位ドック9、中位ドック10、下位ドック11を、加圧体4の昇降に伴い検出することにより、図外の制御部が当該加圧シリンダー6の油圧回路を制御して、加工動作中の下降限度位置、加工動作終了による退避位置、就業終了による清掃や保守点検の際に使用する上昇限度位置、の3位置に昇降停止するように、昇降制御される。
【0009】
加圧体4は、加圧シリンダー6の下方に突出するピストンロッド6aにカップリング12で首振り可能に結合された可動ベース4aの下面に、予め下方に向けて膨出するように湾曲形成されたステンレス板のような加圧面部材4bをフェルトのような緩衝部材4cを介在させてボルト・ナット13,14で取り付けてある。緩衝部材4cは可動ベース4aの下面に結合している。カップリング12はカップリング本体12aと環状のカバー12bとを有している。カップリング本体12aは可動ベース4aにボルト15で締結されている。カバー12bは直径位置で左右に2分割されていると共にカップリング本体12aの上面にボルト16で締結されている。
【0010】
加圧体4は搬送ライン2で所定位置に搬送されてきた加圧対象品1を搬送方向Xの下流側で強制的に停止するストッパー17を備えている。ストッパー17は、可動ベース4aに立設されエアー駆動タイプのストッパーシリンダー18で昇降駆動される。ストッパーシリンダー18のピストンロッド18aが可動ベース4aより緩衝部材4cを経由して加圧面部材4bに昇降可能に貫通し、その先端にストッパー17を取り付けている。ストッパー17は、加圧体4の退避位置(センサー7が中位ドック10を検出した位置)に停止中はストッパーシリンダー18の伸長動作で加圧面部材4bより下方の下降限度位置に突出して搬送ライン2の搬送動作で搬送された加圧対象品1の搬送方向Xの前端面に当接し、加圧体4の退避位置から下降限度位置(センサー7が下位ドック11を検出した位置)側への下降開始に伴うストッパーシリンダー18の縮小動作で加圧面部材4bより上方の上昇限度位置に後退して搬送帯2aと干渉しないように退避する。
【0011】
加圧体4と上部梁5とにはガイド機構20を設けてある。ガイド機構20は可動ベース4aにブラケット20aをボルト21で締結して立設されたガイドポスト20bと、上部梁5にボルト22で締結されたブッシュ20cとを備え、ブッシュ20cがガイドポスト20bを加圧体4の首振り動作が可能なように摺接係合している。
【0012】
図2において、カップリング12は、可動ベース4aにボルト15で締結されたカップリング本体12aの上面の中心に平面視円形に形成された凹部12cに加圧シリンダー6のピストンロッド6aの半球形の曲面6cを有する先端部を収容し、凹部12cの開口近傍でピストンロッド6aの先端部の外周面に形成された環状溝6dに、分割されたカバー12bの内周縁部を挿入し、カバー12bをカップリング本体12aにボルト16で締結して、ピストンロッド6aに対し加圧体4を首振り可能に連結している。凹部12cとピストンロッド6aとの間、及び、環状溝6dとカバー12bとの間のそれぞれには、加圧体4の首振り動作が可能なように隙間d1,d2を有する。
【0013】
図3において、加圧体4の可動ベース4aにボルト19で取り付けられたストッパーシリンダー18はピストンロッド18aを可動ベース4aに形成された整合孔26に内接嵌合していると共に緩衝部材4cに形成された貫通孔27と加圧面部材4bに形成された貫通孔28とに干渉しないように遊び嵌めに貫通している。ストッパー17は、加圧対象品1の遊技基板1bに損傷を与えない程度の硬さの軟質合成樹脂により形成された棒の中心にボルト29と略同径の貫通孔30を有し、その下方よりボルト29を貫通孔30に挿入してピストンロッド18aの下端面の中心に形成されたねじ孔31に締結したことで、ピストンロッド18aに取り付けられている。ボルト29はセットスクリュウと呼ばれるようなねじであって、その頭部に図外の工具用孔を有し、その工具用孔に六角レンチのような図外の工具を嵌めて、当該工具で締結することにより、頭部をストッパー17の下面に形成された収容孔32に埋没している。加圧面部材4bは、その周縁部に形成された貫通孔33より可動ベース4aのフランジ4dに形成された貫通孔34にボルト13を遊び嵌めに挿入し、フランジ4dより上方に突出するボルト13にナット14を締結したことで、可動ベース4aに平板状に弾性変形可能に取り付けられている。
【0014】
尚、図1では図示を省略したが、搬送帯2aの上側搬送部2cの上で搬送方向Xの両側には、加圧対象品1を搬送方向Xに誘導するガイドレールを、加圧体4との干渉を防止するように、加圧対象品1の厚さ以下の高さで配置してある。又、図1中の符号23は加圧シリンダー6を上部梁5に取り付けたボルトを示している。
【0015】
この実施形態によれば、図1に示すように、加圧体4が退避位置に停止していて、搬送帯2aの搬送動作により、遊技基板1bが受体3の上方に搬送されて下降限度位置のストッパー17に当たり、これとほぼ同時に搬送帯2aの搬送動作が停止する。そして、ストッパー17が上昇して上昇限度位置に停止して可動ベース4a側に没する。次に、加圧体4が下降し、遊技基板1bの上に接着剤を介在させて搭載されたセルシート1aを有する加圧対象品1を受体3とでサンドイッチ状態に挟み付けて常温の加圧を一定時間行う。
【0016】
この加圧過程では、予め下方に膨出するように湾曲形成された加圧面部材4bが、加圧対象品1の中央部から周縁部側に徐々に接触するように、弾性変形して一様な加圧力を加圧対象品1の全域に与えることができる。
【0017】
しかも、可動ベース4aが加圧シリンダー6に首振り可能に連結したので、弾性変形する加圧面部材4bに無理な方向の力が掛かることなく、加圧面部材4bを加圧対象品1の表面に沿ってその中央部から周縁部側へと徐々に弾性変形することができる。
【0018】
更に、加圧面部材4bが弾性変形する際、加圧面部材4bと可動ベース4aとの間に介在する緩衝部材4cが収縮することにより、加圧面部材4bが加圧対象品1の表面に倣って弾性変形するので、微視的には加圧対象品1の表面が鏡面に比べて波打っていても、加圧面部材4bがセルシート1aの表面を中央部から周縁部側へと移動しながら万遍なく加圧して、セルシート1aの全面を遊技基板1bに接着剤で投錨結合し、セルシート1aの部分的な剥がれが発生する不都合を解消することができる。
【0019】
この一定時間の加圧後に、加圧面部材4bが上昇して退避位置に停止する。この場合ストッパー17が上記上昇限度位置への停止で加圧面部材4bの下面より上方に退避して、遊技基板1bの搬送路上より退避している。よって、搬送帯2aが搬送動作を再び開始することで、加圧結合の終了した加圧対象品1が受体3より次工程に向けて搬出されると共に新たな加圧対象品1が受体3の位置に搬入され、コールドプレスと呼ばれる常温での加圧動作の1サイクルが終了する。
【0020】
上記加圧面部材4bの上昇過程では、緩衝部材4cが復元すると共に、加圧面部材4bが湾曲形状に復元して、加圧対象品1の供連れを阻止することができる。
【0021】
又、緩衝部材4cを可動ベース4aの下面に結合したので、緩衝部材4cを安定設置することができる。
【0022】
この実施形態では加圧面部材4bを搬送方向Xに湾曲した形態を図示してあるが、加圧面部材4bを搬送方向Xと直交する方向に湾曲形成させて、ボルト・ナット13,14を搬送方向Xの左右両側で加圧対象品1よりも外側に位置させることもできる。
【0023】
図4は第2実施形態を示し、加圧体4が可動ベース4aの下面に弾性変形可能な流体バックに形成された加圧面部材4dを一体に取り付けている。加圧面部材4dはゴム又は合成樹脂等のような弾性変形可能な材料で風船のように中空状に形成され、その下面を予め下方に向けて半球形に膨出したように湾曲形成された加圧下面4eに形成し、その周壁にその中空内部4fに通じる貫通孔部4gを有し、貫通孔部4gにリリーフバルブ付きのレギュレーター40を介在して電動型のエアーコンプレッサーのような加圧流体供給源41を配管し、加圧流体供給源41から圧力流体としての加圧空気がレギュレーター40を経由して中空内部4fに供給されている。加圧体4がその真下に搬送ライン2で搬送・停止した加圧対象品1に向けて下降し、加圧面部材4dが加圧対象品1を搬送帯2cを介在して受体3とでサンドイッチ状態に加圧した場合のように、レギュレーター40は、中空内部4fからレギュレーター40までの内部圧力がレギュレーター40のリリーフバルブに設定した設定圧力よりも高圧になると、レギュレーター40のリリーフバルブが自動的に内部の加圧空気を外部に逃がす(リリーフする)ようになっている。
【0024】
この実施形態によれば、加圧体4の加圧面部材4dが加圧対象品1を搬送帯2cを介在して受体3とでサンドイッチ状態に加圧する際に、加圧体4の下降に伴い、加圧下面4eの最も下位に存在する中央部が加圧対象品1の中央部に最初に当接し、引き続き、加圧下面4eの中央部の周辺部が加圧対象品1の中央部の周辺部に徐々に当接するように、加圧下面4eが弾性変形して加圧対象品1の中央部より四方にその表面を恰も手でなぞるように万遍なく加圧するので、加圧対象品1におけるセルシート1aの遊技基板1bに対する部分的な剥がれが発生する不都合を解消することができる。
【0025】
この実施形態は加圧面部材4dを弾性変形可能な流体バックに形成した点に特徴がある構造を示したので、図を簡明にすることから、図4からは加圧シリンダー6、カップリング12、ガイド機構20、ストッパー17、ストッパーシリンダー18等の周辺機構の図示を省略してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を示す側面図。
【図2】 同実施形態のカップリングの内部構造を示す断面図。
【図3】 同実施形態のストッパーまわりを示す断面図。
【図4】 同実施形態をその一部切除状態で示す側面図。
【符号の説明】
3 受体、4 加圧体、4a 可動ベース、4b,4d 加圧面部材、4c 緩衝部材、6 加圧シリンダー、12 カップリング、40 レギュレーター、41 加圧流体供給源。
Claims (5)
- 意匠表示部材としてのセルシートを遊技基板上に接着剤を介在して位置決め搭載された加圧対象品が固定側の受体の上に配置され、加圧対象品の上方から可動側の加圧体が昇降アクチュエーターで下降し、加圧対象品が受体と加圧体とで挟み付けられることによって、セルシートが接着剤で遊技基板に常温で加圧結合された後、加圧体が昇降アクチュエーターで上昇する遊技機製造用コールドプレス装置において、加圧体が、昇降アクチュエーターに取り付けられた可動ベースと、可動ベースの下面に敷設される下方に膨出するように湾曲形成された加圧面部材とにより構成され、可動ベースにはフランジが横方向外側に突出し、フランジには貫通孔が形成され、加圧面部材の周縁部には貫通孔が形成され、可動ベースと加圧面部材とが互いに、加圧面部材の貫通孔および可動ベースの貫通孔に遊び嵌めに挿入されたボルトにより、可動ベースの下降に伴い加圧面部材が加圧対象品に接触して湾曲形成された形から平板状に弾性変形するように取り付けられたことを特徴とする遊技機製造用コールドプレス装置。
- 可動ベースが昇降アクチュエーターに首振り可能に連結されたことを特徴とする請求項1記載の遊技機製造用コールドプレス装置。
- 可動ベースと加圧面部材との間に緩衝部材を介在させたことを特徴とする請求項1記載の遊技機製造用コールドプレス装置。
- 意匠表示部材としてのセルシートを遊技基板上に接着剤を介在して位置決め搭載された加圧対象品が固定側の受体の上に搭載され、加圧対象品の上方から可動側の加圧体が昇降アクチュエーターで下降し、加圧対象品が受体と加圧体とで挟み付けられることによって、セルシートが接着剤で遊技基板に常温で加圧結合された後、加圧体が昇降アクチュエーターで上昇する遊技機製造用コールドプレス装置において、加圧体が、昇降アクチュエーターに取り付けられた可動ベースと、可動ベースの下面に敷設される弾性変形可能な材料で中空状の内部に加圧空気の供給された流体バックに形成された加圧面部材とにより構成され、加圧面部材の下面が予め下方に向けて膨出するように湾曲形成された加圧下面として形成され、可動ベースの下降に伴い加圧下面が加圧対象品に接触して湾曲形成された形から平板状に弾性変形することを特徴とする遊技機製造用コールドプレス装置。
- 加圧面部材にはリリーフバルブ付きのレギュレーターを有するエアーコンプレッサーの接続される貫通孔部が設けられたことを特徴とする請求項4記載の遊技機製造用コールドプレス装置。
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