JP3639253B2 - パワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空清掃機の吸入ヘッドに係るもので、詳しくは、清掃対象物に回転接触して清掃対象物から異質物を分離して吸入させる、パワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、真空清掃機は、ファンモータアセンブリーの作動によって発生する強力な吸入力を利用して清掃対象物に存在するホコリなどの異質物を集塵して清掃する機器である。
特に、前記吸入ヘッド内にアジテイターとも呼ばれるパワーブラシが具備された真空清掃機は、清掃対象物に回転接触して異質物を分離させることで、該清掃対象物から異質物を一層容易に除去して清掃性能を向上させるようになっている。
【0003】
このような従来のパワーブラシが具備された真空清掃機においては、図5に示したように、清掃対象物に存在するホコリなどの異質物を吸入するように吸入力を発生するファンモータアセンブリーが内蔵された清掃機本体1と、該清掃機本体1から連結されて異質物の吸入通路となる連結管5と、該連結管5の端部に連結され、清掃対象物に近接して接触した状態で異質物を吸入させる吸入ヘッド10と、から構成されていた。
そして、前記吸入ヘッド10には、清掃対象物に回転接触しながら清掃対象物に存在する異質物を分離させるパワーブラシ20が具備されている。
【0004】
このような前記吸入ヘッド10においては、図6に示したように、前記連結管5に連結されると同時に底面に異質物が吸入される吸入口15が形成されたヘッドケース11と、該ヘッドケース11の内部から前記吸入口15を介して一部分が外部に突出されて清掃対象物に回転接触するパワーブラシ20と、前記ヘッドケース11内に回転自在に装着されて前記パワーブラシ20を軸支する回転軸25と、前記ヘッドケース11内に固定され、前記回転軸25を回転させることで前記パワーブラシ20を回転駆動させる電動モータ30と、を備えて構成されていた。
【0005】
そして、前記パワーブラシ20は、円筒形状に形成され、その両方側中心部には前記回転軸25が固定され、また、前記パワーブラシ20の外周面には、清掃対象面に接触するように前記回転軸25方向に対して螺旋状に配置されるブラシ22が設置されている。
且つ、前記電動モータ30は、前記ヘッドケース11内で前記パワーブラシ20及び回転軸25に対して平行に固定され、前記電動モータ30の軸31及び前記回転軸25にはそれぞれプーリ33、34が具備され、それらプーリ33、34はベルト35によって相互連結されているので、前記電動モータ30から発生した駆動力が前記パワーブラシ20に伝達されるようになっている。
【0006】
以下、このように構成された従来のパワーブラシが具備された真空清掃機の動作について説明する。
先ず、電源が印加されて清掃機本体1のファンモータアセンブリーが作動すると、吸入ヘッド10内のヘッドケース11の内部に吸入力が発生して、吸入口15を介して清掃対象物に存在する異質物などの吸入が行われる。
次いで、前記吸入ヘッド10内の電動モータ30に電源が印加されると、パワーブラシ20が回転しながら清掃対象面に回転接触して、清掃対象物から異質物を分離させ、分離された異質物は前記清掃機本体1内から発生した吸入力によって前記吸入口15を介して吸入されるようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、このような従来のパワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドにおいては、パワーブラシ20を回転させるための電動モータ30が前記パワーブラシ20の外部に設置されるため、吸入ヘッド10内に前記電動モータ30を設置するための空間が必要になって、前記吸入ヘッド10が相対的に大きくなるという不都合な点があった。
【0008】
且つ、従来のパワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドにおいては、ベルト35によって電動モータ30の駆動力がパワーブラシ20に伝達されるように構成されているため、清掃機を長期間使用すると、前記ベルト35が緩くなって、前記パワーブラシ20の回転駆動が円滑に伝達されず、よって、清掃効率が低下するという不都合な点があった。
【0009】
特に、従来のパワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドにおいては、前記パワーブラシ20が回転運動方向だけで清掃対象物に接触して異質物を分離するように構成されているため、清掃対象物に付着された異質物を容易に除去できず、従って、清掃機の清掃性能の向上には限界があるという不都合な点があった。
【0010】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、パワーブラシに駆動力を提供するモータをパワーブラシの内部に設置することで、吸入ヘッドのサイズを縮小してコンパクト化を図り得る、パワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドを提供することを目的とする。
且つ、本発明の他の目的は、パワーブラシが回転運動すると同時に線形運動を行うように構成して、清掃対象物から異質物を容易に分離して、清掃性能を向上し得るパワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドを提供しようとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係るパワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドにおいては、連結管により清掃機本体に連結され、底面に吸入口が形成されたヘッドケースと、前記ヘッドケース内に装着され、一部分が前記吸入口を介して前記ヘッドケースの外部に突出されて清掃対象物に接触するパワーブラシと、前記ヘッドケース内に固定されて前記パワーブラシが回転運動及び直線運動できるように支持する支持手段と、円筒状に形成されて、前記パワーブラシの内部で前記パワーブラシ及び支持手段にそれぞれ固定される可動フレーム及び固定フレームと、前記可動フレーム及び固定フレームに相互対応して設置されて、前記パワーブラシを回転駆動させると同時に直線運動させる2自由度モータと、を包含して構成されている。
【0012】
前記2自由度モータは、前記可動フレーム及び固定フレームにそれぞれ装着された回転駆動マグネットと回転駆動コイルとの相互作用によって前記パワーブラシを回転駆動させる回転駆動部と、前記可動フレーム及び固定フレームにそれぞれ装着された線形駆動マグネットと線形駆動コイルとの相互作用によって前記パワーブラシを線形駆動させる線形駆動部と、により構成される。
前記パワーブラシと前記ヘッドケース間には、前記線形駆動部の駆動力に対応する力を発生するように弾性力を提供する弾性手段が設置される。
【0013】
前記回転駆動コイル及び線形駆動コイルは前記支持手段に固定された前記固定フレームにそれぞれ巻回され、前記回転駆動マグネット及び線形駆動マグネットは前記パワーブラシに固定された前記可動フレームにそれぞれ装着される。
前記可動フレームは、2重円筒構造を有する2つの支持部が形成されて前記パワーブラシに固定され、前記固定フレームは、前記可動フレームの2つの支持部間の空間に一部分が挿入するように前記支持手段に固定される。
【0014】
前記回転駆動コイル及び線形駆動コイルは前記固定フレームの内周面及び外周面にそれぞれ巻回され、前記回転駆動マグネット及び線形駆動マグネットは前記回転駆動コイル及び線形駆動コイルと対向する位置の前記可動フレームの2つの支持部にそれぞれ装着される。
前記可動フレームは、2つの支持部を一体に連結する連結部が形成され、該連結部には空気が通過するように複数のホールが穿孔形成される。
【0015】
前記可動フレームの2つの支持部中の内側に位置される支持部は、前記支持手段に支持された状態で回転及び直線移動ができるように、前記支持手段との間にベアリング手段が具備される。
前記パワーブラシと支持手段間には、回転及び線形運動ができるように支持するベアリング手段が具備される。
前記パワーブラシの両方側面中少なくとも何れか一方側には、該パワーブラシの内部に空気を強制流動させる冷却用ファンが装着される。
【0016】
前記支持手段は、前記ヘッドケースに両方端部が固定された支持軸と、前記支持軸とパワーブラシ間に設置されて、前記パワーブラシが回転及び直線運動できるように支持するベアリング手段と、からなる。
前記支持軸は、前記パワーブラシの内側面からそれぞれ突出して両方端部を固定させる軸支持部が包含され、前記ベアリング手段は、前記ベアリング支持部と前記パワーブラシとが円周方向に面接触するスリーブベアリングにより構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に対し、図面を用いて説明する。
本発明に係るパワーブラシを具備した真空清掃機においては、図1に示したように、吸入力を発生するファンモータアセンブリーが内蔵され、異質物を収集する集塵室を有する清掃機本体50と、該清掃機本体50から延長されて異質物の吸入通路となる連結管55と、該連結管55の端部に連結され、清掃対象物に近接して位置してホコリなどの異質物を吸入する吸入ヘッド60と、により構成されている。
そして、前記吸入ヘッド60には、清掃対象物に回転接触して清掃対象物から異質物を分離させるパワーブラシ70が装着されている。
【0018】
このような吸入ヘッド60においては、図2に示したように、前記連結管を55により前記清掃機本体50に連結されるヘッドケース61と、該ヘッドケース61の内部にヘッドケースの長さ方向に設置される支持軸65と、該支持軸65に対して回転方向及び直線方向に相対運動できるように支持軸65に結合されるパワーブラシ70と、該パワーブラシ70の内部に装着され、該パワーブラシ70を回転駆動させる回転駆動部81とパワーブラシ70を線形駆動させる線形駆動部85とからなる2自由度モータと、により構成されている。
【0019】
以下、詳しく説明する。
前記ヘッドケース61の両方側内壁に軸支持部63がそれぞれ突出形成され、それら軸支持部63間には、前記吸入口62の長さ方向を沿って支持軸65が固定される。
ここで、前記各軸支持部63中少なくとも何れか一方側には、前記2自由度モータ80に電源を供給する電源ケーブル67が通過するようにケーブルホール63aが穿孔形成されている。
前記パワーブラシ70は、両方側壁に開口部71aが形成されて内部に受容空間が形成される中空円筒状の本体部71と、該本体部71の外周面に設置されて清掃対象物に接触するブラシ部73と、により構成されている。
【0020】
ここで、前記本体部71の両方側開口部71aには、前記本体部71の内部に空気を流動させて前記2自由度モータ80を冷却させるように冷却用ファン90がそれぞれ設置され、それら冷却用ファン90は、図4に示したように、円形のリング状に形成され、同一中心を有して前記本体部71の開口部71aにそれぞれ固定される外側リング91及び内側リング92と、それら外側リング91と内側リング92間に放射形構造に連結されて空気を強制流動させる複数のブレード93と、から構成されている。
【0021】
前記内側リング92の内側には、中空円筒状に形成され、前記軸支持部63の外周面から回転運動及び線形運動ができるようにスリーブベアリング75が設置されている。
一方、前記パワーブラシ70の両方側面と前記ヘッドケース61の内壁面間には、前記パワーブラシ70が線形運動を行う時、連続的に左右流動するように弾性力を提供する複数のスプリング88が掛止されている。
そして、前記パワーブラシ70の内部に内蔵された前記2自由度モータ80においては、図2及び図3に示したように、前記支持軸65に固定された固定フレーム77と、前記本体部71に固定された可動フレーム78と、に設置されている。
【0022】
ここで、前記2自由度モータ80において、前記パワーブラシ70を回転駆動させる前記回転駆動部81は、前記可動フレーム78に設置されて前記本体部71と一体に回転自在に連結される回転駆動マグネット83と、該回転駆動マグネット83の外周面から所定間隔を有して前記固定フレーム77に設置され、前記回転駆動マグネット83と相互作用して回転駆動力を発生させる回転駆動コイル82と、から構成されている。
【0023】
また、前記2自由度モータ80において、前記パワーブラシ70を直線往復運動させる前記線形駆動部85は、前記可動フレーム78に設置されて前記本体部71と一体に線形運動できるように結合される線形駆動マグネット87と、該線形駆動マグネット87の内側に所定間隔を有して前記固定フレーム77に設置され、前記線形駆動マグネット87と相互作用して線形駆動力を発生させる線形駆動コイル86と、から構成されている。
【0024】
一方、前記固定フレーム77は、前記支持軸65に固定された固定部77aと、該固定部77aから円筒状に拡張されて前記回転駆動コイル82及び線形駆動コイル86が巻回される巻線部77bと、により構成されている。
このような前記固定フレーム77は、前記回転駆動マグネット83に対応する回転駆動コイル82が内側面に巻回され、外側面には前記線形駆動マグネット87に対応する線形駆動コイル86が巻回されている。
また、前記線形駆動コイル86及び回転駆動コイル82にそれぞれ電源を供給する各電源ケーブル67は、前記軸支持部63のケーブルホール63aを介して前記本体部71の外部に引出される。
【0025】
一方、前記可動フレーム78は、前記パワーブラシ70の本体部71の内部中央領域に位置されて、前記回転駆動マグネット83及び線形駆動マグネット87を支持するように、前記本体部71の内部に圧入などの方法によって一体に結合されている。
このような前記可動フレーム78は、円筒状に形成され、前記支持軸65の外周面に相対運動できるように配置されて前記回転駆動マグネット83を支持する第1支持部78aと、該第1支持部78aよりも大きい半径を有する円筒状に形成され、前記本体部71の内側面に固定されて前記線形駆動マグネット87を支持する第2支持部78bと、それら第1支持部78aと第2支持部78b間に連結され、空気が通過するように複数のホール78dが穿孔形成された連結部78cと、により構成されている。
【0026】
ここで、前記第1支持部78aの内側には、前記可動フレーム78及び本体部71が前記支持軸65に対して回転運動及びスライディング運動できるように支持するスリーブベアリング76が設置されている。
また、前記第1支持部78aと第2支持部78b間には、前記回転駆動コイル82及び線形駆動コイル86を支持する前記固定フレーム77の巻線部77bが挿入された状態で位置するように空間Sが形成されている。
【0027】
以下、このように構成された本発明に係るパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッドの動作について説明する。
先ず、清掃機本体50に電源が印加されてファンモータアセンブリーが回転すると、ヘッドケース61の内部に吸入力が発生して、吸入口61aを介して清掃対象物の周りの空気及びホコリなどの異質物が前記ヘッドケース61の内部に吸入される。
【0028】
次いで、パワーブラシ70を回転駆動させるために回転駆動コイル82に電源が印加されると、該回転駆動コイル82の周辺に磁場が形成され、よって、可動フレーム78を包含する前記パワーブラシ70は、前記回転駆動コイル82のフラックスと回転駆動マグネット83の磁場間の相互作用によって支持軸65を中心に回転運動を行うようになる。
且つ、本体部71の両方側の開口部71aに設置された冷却用ファン90も、前記本体部71と一緒に回転しながら該本体部71の内部に空気を強制流動させて2自由度モータ80を冷却させる。
【0029】
このように前記パワーブラシ70が回転すると、前記本体部71の外周面に付着されたブラシ73が清掃対象面と回転接触して異質物を分離させ、このように分離された異質物が前記清掃機本体50の吸入力によって吸入除去される。
一方、前記パワーブラシ70を前記支持軸65の軸線方向を沿って線形駆動させるために線形駆動コイル86に電源が印加されると、該線形駆動コイル86の周りにフラックスが流れ、このとき、前記パワーブラシ70は前記線形駆動コイル86により形成されたフラックスと線形駆動マグネット87の磁場との相互作用によって前記支持軸65の軸線方向に沿って一方側に移動するようになる。
【0030】
次いで、前記線形駆動コイル86に印加される電源の方向を変化させると、前記本体部71が反対方向に移動され、このように前記線形駆動コイル86に電源を交番に印加すると、前記本体部71は前記支持軸65の軸線方向に沿って往復運動するようになる。
このように前記パワーブラシ70が直線往復運動を行うと、前記本体部71の外周面に形成されたブラシ73が清掃対象物に左右移動しながら接触して清掃対象物から異質物を分離させ、このように分離された異質物は、前記吸入口62を介して前記清掃機本体50の内部に吸入されて異質物の除去が行われる。
【0031】
一方、前記回転駆動コイル82及び線形駆動コイル86に同時に電源を印加すると、前記パワーブラシ70は、前記支持軸65を中心に回転すると同時に該支持軸65の軸線方向に沿って線形往復運動を行うので、清掃対象物から異質物の分離が一層容易に行われて、清掃性能が向上される。
なお、本発明においては、前記パワーブラシ70の半径方向に沿って内側に回転駆動部81が配置され、該回転駆動部81の外側に線形駆動部85が配置された構造を例に挙げて説明しているが、前記線形駆動部85を内方側に配置し前記回転駆動部81を外方側に配置して構成することもできる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るパワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドにおいては、パワーブラシの内部に2自由度モータが装着され、パワーブラシが清掃対象物に対して線形及び/または回転接触しながら異質物を除去するように構成してあるため、異質物の除去が容易で、清掃性能を向上し得るという効果がある。
【0033】
且つ、本発明に係るパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッドにおいては、2自由度モータがパワーブラシの内部に設置されるため、吸入ヘッドのサイズを縮小してコンパクト化を図り得るという効果がある。
また、本発明に係るパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッドにおいては、パワーブラシの両方側面に冷却用ファンが設置されるため、パワーブラシの内部に装着された2自由度モータを效果的に冷却し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空清掃機を示した側面図である。
【図2】図1のB−B線方向を示した断面図で、本発明に係るパワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドを示した平断面図である。
【図3】図2において、2自由度モータを示した詳細図である。
【図4】図2のC−C線方向から見たパワーブラシを示した側面図である。
【図5】従来の真空清掃機を示した側面図である。
【図6】図5のA−A線方向を示した断面図で、従来のパワーブラシを具備した真空清掃機の吸入ヘッドを示した平断面図である。
【符号の説明】
50…清掃機本体
55…連結管
60…吸入ヘッド
61…ヘッドケース
62…吸入口
63…軸支持部
65…支持軸
67…電源ケーブル
70…パワーブラシ
71…本体部
73…ブラシ部
75、76…スリーブベアリング
77…固定フレーム
78…可動フレーム
80…2自由度モータ
81…回転駆動部
85…線形駆動部
88…スプリング
90…冷却用ファン
Claims (12)
- 連結管により清掃機本体に連結され、底面に吸入口が形成されたヘッドケースと、
前記ヘッドケース内に装着され、一部分が前記吸入口を介して前記ヘッドケースの外部に突出して清掃対象物に接触するパワーブラシと、
前記ヘッドケース内に固定されて前記パワーブラシが回転運動及び直線運動できるように支持する支持手段と、
円筒状に形成されて、前記パワーブラシの内部で前記パワーブラシ及び支持手段にそれぞれ固定される可動フレーム及び固定フレームと、
前記パワーブラシの内部に配置され、かつ前記可動フレーム及び固定フレームに相互対応して設置されて前記パワーブラシを回転駆動させる回転駆動部と前記パワーブラシを線形駆動させる線形駆動部とからなる2自由度モータと、
を包含して構成されることを特徴とするパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。 - 前記回転駆動部は、前記可動フレーム及び固定フレームにそれぞれ設置された回転駆動マグネット及び回転駆動コイルから構成され、前記回転駆動マグネット及び回転駆動コイルの相互作用により前記パワーブラシを回転駆動させ、
前記線形駆動部は、前記可動フレーム及び固定フレームにそれぞれ設置された線形駆動マグネット及び線形駆動コイルから構成され、前記線形駆動マグネット及び線形駆動コイルの相互作用により前記パワーブラシを線形駆動させることを特徴とする請求項1記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。 - 前記パワーブラシと前記ヘッドケース間には、前記線形駆動部の駆動力に対応する力を発生するように弾性力を提供する弾性手段が設置されたことを特徴とする請求項2記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。
- 前記回転駆動コイル及び線形駆動コイルは前記支持手段に固定された前記固定フレームにそれぞれ巻回され、前記回転駆動マグネット及び線形駆動マグネットは前記パワーブラシに固定された前記可動フレームにそれぞれ装着されることを特徴とする請求項2記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。
- 前記可動フレームは、2重円筒構造を有する2つの支持部が形成されて前記パワーブラシに固定され、
前記固定フレームは、前記可動フレームの2つの支持部間の空間に一部分が挿入するように前記支持手段に固定されることを特徴とする請求項2記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。 - 前記回転駆動コイル及び線形駆動コイルは前記固定フレームの内周面及び外周面にそれぞれ巻回され、前記回転駆動マグネット及び線形駆動マグネットは前記回転駆動コイル及び線形駆動コイルと対向する位置の前記可動フレームの2つの支持部にそれぞれ装着されることを特徴とする請求項5記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。
- 前記可動フレームは、2つの支持部を一体に連結する連結部が形成され、該連結部には空気が通過するように複数のホールが穿孔形成されることを特徴とする請求項5記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。
- 前記可動フレームの2つの支持部中の内側に位置される支持部は、前記支持手段に支持された状態で回転及び直線移動ができるように、前記支持手段との間にベアリング手段が具備されることを特徴とする請求項5記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。
- 前記パワーブラシと支持手段間には、回転及び線形運動ができるように支持するベアリング手段が具備されることを特徴とする請求項1記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。
- 前記パワーブラシの両方側面中少なくとも何れか一方側には、該パワーブラシの内部に空気を強制流動させる冷却用ファンが装着されることを特徴とする請求項1記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。
- 前記支持手段は、
前記ヘッドケースに両方端部が固定された支持軸と、
前記支持軸とパワーブラシ間に設置されて、前記パワーブラシが回転及び直線運動できるように支持するベアリング手段と、
からなることを特徴とする請求項1記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。 - 前記支持軸は、前記パワーブラシの内側面からそれぞれ突出して両方端部を固定させる軸支持部が包含され、
前記ベアリング手段は、前記ベアリング支持部と前記パワーブラシとが円周方向に面接触するスリーブベアリングにより構成されることを特徴とする請求項11記載のパワーブラシが具備された真空清掃機の吸入ヘッド。
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