JP3639246B2 - 重量搬送物搬送用電動ローラ - Google Patents

重量搬送物搬送用電動ローラ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば各種工場や工事現場等における重量物として、大型変圧器、大型工作機械、冷暖房装置等の搬出入、据え付け、その他大型車両等の搬送にも使用される重量搬送物搬送用電動ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、重量搬送物搬送装置として、例えば特許第3099123号公報に開示されたものが知られている。この従来例において、作動切換機構41は、図14及び図15に示すように、ギア室42を区画形成する前後の仕切壁相互間において駆動傘歯車43と自由傘歯車44とを同軸上で且つ両者歯面が相対峙するように前後の仕切壁夫々に支承されており、駆動傘歯車43を駆動源21のモータ出力軸22に連繋させ、自由傘歯車44をフリー回転状態にしてある。このとき自由傘歯車44の方は、作動切替機構41自体の強度的動力バランスと共に、ブレーキ機構61を構成するために設けてある。そして、右側の駆動ローラ支承室32側にて一端側を減速機構33を介して駆動ローラ31に支承させた右側シャフト46Aを軸受を介して右側ホローシャフト47Aの軸孔に嵌挿させてギア室42内に臨ませておき、ギア室42内における右側シャフト46Aの他端に軸受48を介してフリー回転状態に右側傘歯車45Aを枢着させ、右側傘歯車45Aを駆動傘歯車43、自由傘歯車44夫々に噛合させてある。
【0003】
一方、左側の駆動ローラ支承室32側にて一端側を減速機構33を介して駆動ローラ31に支承させた左側シャフト46Bを軸受を介して左側ホローシャフト47Bの軸孔に嵌挿させてギア室42内に臨ませておき、ギア室42内における左側シャフト46Bの他端に左側傘歯車45Bを嵌着させ、左側傘歯車45Bを駆動傘歯車43、自由傘歯車44夫々に噛合させてある。このようにギア室42内において互いに対向配置した駆動傘歯車43と自由傘歯車44とに対し共に側面方向から挟み込むようにして噛み合わされるよう夫々の歯面が相対峙した状態で右側傘歯車45Aと左側傘歯車45Bとを対向配置してあり、右側傘歯車45A、左側傘歯車45B夫々は常時互いに逆方向に回転される。また、左右の両ホローシャフト47A,47Bは左右の夫々のシャフト46A,46B等と二重構造となっていると共に、これ等のボス軸部外周を軸受を介してギア室42の左右の仕切壁夫々と駆動ローラ31の回転軸内部とに支承させてあると共に、右側シャフト46A、左側シャフト46B夫々は同軸上に位置しているも互いに分離しており、独自に回転するようになっている。
【0004】
クラッチ機構51は、フレーム1の進退動作と旋回動作とを相互に切り替えるよう駆動ローラ31の減速機構33と同軸状にして配装されており、右側シャフト46Aを作動切替機構41における右側傘歯車45Aと左側傘歯車45Bとの対向間隔に相当する長さ分だけ右側傘歯車45Aの位置から延長させ、この右側シャフト46Aの延長部分にはキー溝を設け、このキー溝に嵌められるキーによって、当該右側シャフト46Aと一体に同軸回転し、且つ右側シャフト46Aに沿ってスライド可能となるように円盤状のクラッチ52を装着してある。このクラッチ52の側面部には円周上に沿って例えば4本または6本等の互いに平行で且つ水平にクラッチピン53を貫通固着してあり、クラッチ52の外周部には円周に沿ってシフト溝54を形成してある。
【0005】
一方、右側傘歯車45Aおよび左側傘歯車45Bの対向する平側面側には、歯車回転軸を中心にして円形凹部を形成してあり、この円形凹部には円周上に沿ってクラッチピン53に対向すべく例えば4箇所または6箇所等にクラッチ穴55を形成してある。シフト溝54には、クラッチ52を右側シャフト46Aに沿ってスライド操作させるために、ギア室42内の上下に水平に装架させた互いに平行な一対のガイド部材58により案内されながら左右方向にスライドする略コ字型形状を呈するシフター部材56の上下で一対のアーム先端部57を係合させてある。シフター部材56後端は前側の仕切壁外面に取り付けられた左右で一対のクラッチ用ソレノイド59A,59Bに配装された駆動コア部夫々に揺動可能に枢着され、左右いずれか一方側のクラッチ用ソレノイド59A,59Bを通電させたときの磁気的吸引力によってシフター部材56が左右いずれかの方向にシフトするようにしてある。
【0006】
従って、クラッチ52が右側シャフト46Aに沿って左側傘歯車45B側にスライド移行した際には、左側傘歯車45Bの側面部のクラッチ穴55にクラッチピン53が係合連結することでクラッチ52と左側傘歯車45Bとが一体結合して右側シャフト46Aと左側シャフト46Bとが一体化することとなり、左右の駆動ローラ31は減速機構33を介して減速されながら同一方向に回転されてフレーム1全体を前後方向に進退移動する状態となるようにしてある。一方、クラッチ52が右側シャフト46Aに沿って右側傘歯車45A側にスライド移行して左側傘歯車45Bのクラッチ穴55からクラッチピン53が離反している際には、右側シャフト46Aと左側シャフト46Bとは互いに独立している。そして、クラッチ52が右側シャフト46Aに沿って右側傘歯車45A側にスライド移行して右側傘歯車45Aの側面部のクラッチ穴55にクラッチピン53が係合連結すると、駆動傘歯車43によって右側傘歯車45Aと左側傘歯車45Bとが互いに反対方向に回転させられるのに伴い減速機構33を介して減速されながら左右の駆動ローラ31を互いに反対方向に回転させ、フレーム1全体が旋回状態となるようにしてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来においては、作動切換機構41として、ギア室42に駆動傘歯車43と自由傘歯車44とを同軸上で且つ両者歯面が相対峙するように支承し、駆動傘歯車43には駆動源21のモータ出力軸22を接続し、自由傘歯車44にはブレーキ機構61を関係させ、かつ駆動ローラ31の右側シャフト46Aを右側ホローシャフト47Aに嵌挿させるとともにギア室42内に臨ませて駆動傘歯車43、自由傘歯車44夫々に噛合する右側傘歯車45Aを枢着し、一方、駆動ローラ31の左側シャフト46Bを左側ホローシャフト47Bに嵌挿させるとともにギア室42内に臨ませて駆動傘歯車43、自由傘歯車44夫々に噛合する左側傘歯車45Bを枢着し、右側傘歯車45A、左側傘歯車45B夫々は常時互いに逆方向に回転するもので、左右の両ホローシャフト47A,47Bは左右の夫々のシャフト46A,46B等と二重構造となり、右側シャフト46A、左側シャフト46B夫々は同軸上に位置しているも互いに分離しており、独自に回転するようになっているという非常に複雑な構成を採用しているため、部品、部材の使用数が非常に多く、従って組立て工数も非常に多くなるものであり、全体として使用部品の費用が高くなり、しかも製造費用も高くなるものである。
【0008】
またクラッチ機構51としても、クラッチ52が右側シャフト46Aに沿って左側傘歯車45B側にスライド移行した際に、左側傘歯車45Bの側面部のクラッチ穴55にクラッチピン53が係合連結することでクラッチ52と左側傘歯車45Bとが一体結合して右側シャフト46Aと左側シャフト46Bとが一体化することとなり、左右の駆動ローラ31が同一方向に回転してフレーム1全体を前後方向に進退移動し、一方、クラッチ52が右側シャフト46Aに沿って右側傘歯車45A側にスライド移行して左側傘歯車45Bのクラッチ穴55からクラッチピン53が離反している際には、右側シャフト46Aと左側シャフト46Bとは互いに独立し、クラッチ52が右側シャフト46Aに沿って右側傘歯車45A側にスライド移行して右側傘歯車45Aの側面部のクラッチ穴55にクラッチピン53が係合連結すると、駆動傘歯車43によって右側傘歯車45Aと左側傘歯車45Bとが互いに反対方向に回転させられるのに伴い左右の駆動ローラ31を互いに反対方向に回転させ、フレーム1全体を旋回させるという複雑な機械的構成を備えるものであるため、同じく、部品、部材の使用数が多く、従って組立て工数も多くなるものであり、全体として使用部品の費用が高くなり、しかも製造費用も高くなるものである。
【0009】
また従来においては、一つの駆動源21の動力で重量搬送物を搭載したフレーム1全体を走行させたり、旋回させたりするものであるため、馬力が比較的に低く、非常に重量の重い重量搬送物を搬送するには不充分な面もあった。
【0010】
本発明は、上述の課題に鑑み成されたものであり、作動切換機構及びクラッチ機構の簡素化を図り、使用する部品、部材の数量を低減して製造コストを低減し、しかも駆動源の動力を増加させ、より重量の重い重量搬送物を搭載しても前進及び後退走行と旋回とを行うことが容易にできる重量搬送物搬送用電動ローラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、平面で略矩形形状を呈する扁平ボックス状のフレーム101に複数のキャスタ106及び左右の駆動ローラ121,125を支承して成る重量搬送物搬送用電動ローラにおいて、第一電動駆動源107により駆動される上記右側の駆動ローラ121の右側ローラシャフト122と、第二電動駆動源112により駆動される上記左側の駆動ローラ125の左側ローラシャフト126との内端側を同軸上に配設するとともに、一方の上記右側ローラシャフト122の内端側に電磁クラッチ100の可動側124を装着し、他方の上記左側ローラシャフト126の内端側に当該電磁クラッチ100の励磁側128を装着し、更に、上記電磁クラッチ100への電流の供給を制御する一方で、上記第一電動駆動源107へ流す電流の大きさ及び向き、並びに、上記第二電動駆動源112へ流す電流の大きさ及び向きを制御する電流制御部302,303…を備えて成り、前進または後退走行する場合は、上記電流制御部302,303…により上記電磁クラッチ100を接続状態に動作させるとともに、上記第一及び第二電動駆動源107,112によって左右の駆動ローラ121,125を互いに一方または他方の方向へ回転させ、旋回する場合は、上記電流制御部302,303…により上記電磁クラッチ100を切断状態に動作させるとともに、上記第一及び第二電動駆動源107,112によって左右の駆動ローラ121,125を互いに他方の方向へ逆回転させるようにし、また左右の駆動ローラ121,125内部に減速機構を設け、この減速機構は、右側及び左側ローラシャフト122,126には左右の駆動ローラ121,125それぞれをフレーム101の側部の軸孔に支承させる回転支承体165が連繋され、左右の駆動ローラ121,125の回転軸内部への挿嵌側一端を、当該駆動ローラ121,125の回転軸内部に実装されたウエーブジェネレータ158に連繋させてあり、左右の駆動ローラ121,125の内部には、スリーブとなる右側及び左側ローラシャフト122,126が軸受148を介して相対回転可能に軸支されており、この右側及び左側ローラシャフト122,126は、左右の駆動ローラ121,125の内部に臨む他端外周に、入力軸である右側及び左側ローラシャフト122,126が軸受148を介して相対回転自在に配設され、右側及び左側ローラシャフト122,126の端部には楕円回転体159の外周に可撓性を有するボ−ルベアリング160を外装して楕円形状に形成されたウエーブジェネレータ158がボルトB2を介して固着されており、右側及び左側ローラシャフト122,126の端部には駆動ローラ121,125の内部に収容されたフレクスプライン162の側端面が固定されていて、このフレクスプライン162は、外周に複数の歯が刻設された可撓性を有する薄肉カップ状に形成されており、フレクスプライン162の開口端内部にウエーブジェネレータ158のボールベアリング160を内装して外周の歯部を楕円形状に変形し、駆動ローラ121,125の内部には、内周に複数の歯部が刻設された円環状のサーキュラスプライン164がボルトB1を介して固定されており、サーキュラスプライン164内周の歯部には、このサーキュラスプライン164の内歯の数より少なく形成された外歯を有するフレクスプライン162の長軸側両端近傍の歯部がそれぞれ噛合し、短軸の部分では歯部が完全に離れた状態となっていることを特徴とする。
また本発明は、より具体的には平面で略矩形形状を呈する扁平ボックス状のフレーム101に複数のキャスタ106…及び左右の駆動ローラ121,125を支承して成る重量搬送物搬送用電動ローラにおいて、第一電動駆動源107の駆動シャフト109の先端側を上記フレーム101の右側面から外方に突出させるとともに当該先端側に歯付きプーリ111を固定し、上記右側の駆動ローラ121の駆動シャフト122の外端側を上記フレーム101の右側面から外方に突出させるとともに当該外端側に歯付きプーリ123を固定し、更に、当該双方の歯付きプーリ111,123を歯付きベルト129で連繋し、第二電動駆動源112の駆動シャフト114の先端側を上記フレーム101の左側面から外方に突出させるとともに当該先端側に歯付きプーリ116を固定し、上記左側の駆動ローラ125の左側ローラシャフト126の外端側を上記フレーム101の左側面から外方に突出させるとともに当該外端側に歯付きプーリ127を固定し、更に、当該双方の歯付きプーリ116,127を歯付きベルト132で連繋し、上記右側の駆動ローラ121の右側ローラシャフト122の内端側、及び、上記左側の駆動ローラ125の左側ローラシャフト126の内端側を同軸上に配設するとともに、一方の上記右側ローラシャフト122の内端側に電磁クラッチ100の可動側124を装着し、他方の上記左側ローラシャフト126の内端側に当該電磁クラッチ100の励磁側128を装着し、更に、上記電磁クラッチ100への電流の供給を制御する一方で、上記第一電動駆動源107へ流す電流の大きさ及び向き、並びに、上記第二電動駆動源112へ流す電流の大きさ及び向きを制御する電流制御部302,303…を備えて成り、前進または後退走行する場合は、上記電流制御部302,303…により上記電磁クラッチを接続状態に動作させるとともに、上記第一及び第二電動駆動源107,112によって左右の駆動ローラ121,125を互いに一方または他方の方向へ回転させ、旋回する場合は、上記電流制御部302,303…により上記電磁クラッチを切断状態に動作させるとともに、上記第一及び第二電動駆動源107,112によって左右の駆動ローラ121,125を互いに他方の方向へ逆回転させるようにしたことを特徴とする。
上記電磁クラッチの励磁側128は、上記扁平ボックス状のフレーム101の一部に固定されるリング130に非回転に固定されたドーナツ状の励磁フィールド203と、当該励磁フィールド203を収容して当該励磁フィールド203内を挿通する上記右側ローラシャフト126とともに回転し得るロータ202とを備えて成り、上記電磁クラッチ100の可動側124は、スプリング215を収容するドーナツ状のスプライン213を背面側に備え当該スプリング215の復帰力を受ける一方で、上記励磁フィールド203が励磁した場合に上記スプリング215の復帰力に抗して上記ロータ202に接続するドーナツ状のアーマチュア211と、少なくとも上記スプライン213の中心側の開口側に装着されて上記左側ローラシャフト126の回転で上記アーマチュア211とともに回転し得るシャフト固定部219とを備えて成り、上記ロータ202と上記アーマチュア211との互いの接触面に放射状に配列されて互いに噛み合う複数のギヤ202A,211Aを備えたことを特徴とする。
上記電流制御部302,303…は、無線操作手段401のスイッチ操作による無線信号を受信する受信部304を備え、当該無線信号から前進走行、後退走行、右旋回、左旋回、及び停止を識別し、かつ当該無線信号から低速度走行、中速度走行、高速度走行、及び最高速度走行を行う場合を識別し、識別内容に応じて、上記電磁クラッチ128、並びに上記第一及び第二電動駆動源107,112に対し電流供給量及び電流の向きを制御する構成を備えることを特徴とする。
上記電流制御部302,303…は、上記扁平ボックス状のフレーム101の所要の位置に配設されたレバーを前方に操作することで上記最高速度走行を行う構成を備えることを特徴とする。
【0012】
本発明の重量搬送物搬送用電動ローラにあって、無線操作手段401の前進走行用のスイッチ402を操作した場合、当該スイッチ402に対応する無線信号が受信器304に受信されるとともにシーケンサ302、及び複数のリレー303…が当該無線信号に応じて起動し、左側のシャフト126における電磁クラッチの励磁側128を励磁させ、当該励磁側128に右側のシャフト122の可動側124を接続させる一方で、第一電動駆動源107を前方方向、即ち左回転させるとともに、第二電動駆動源112を前方方向、即ち右回転させるべく電流を与え、第一及び第二電動駆動源107,112へ電流が供給され、従って第一及び第二電動駆動源107,112のシャフト109,114に接続される歯付きプーリ111,116が回転し、歯付きベルト129,132を介し歯付きプーリ123,127も回転し、該歯付きプーリ123,1276に連繋する左右のシャフト122,126をも同時に回転させる。この結果、左右の駆動ローラ121,125が同時に同一方向に同じ回転数で回転し、重量搬送物を載置した扁平ボックス状のフレーム101を前進あるいは後退走行させる。
また無線操作手段401の右あるいは左旋回用のスイッチ408,409を操作した場合、当該スイッチ408に対応する無線信号が受信器304に受信されるとともにシーケンサ302、及び複数のリレー303…が当該無線信号に応じて起動し、左側のシャフト126における電磁クラッチの励磁側128を非励磁の状態にし右側のシャフト122の可動側124を後退させ、両者を切断させる一方で、第一電動駆動源107を後方あるいは前方方向、即ち右あるいは左回転させるとともに、第二電動駆動源112を前方あるいは後方方向、即ち右あるいは左回転させ、第一及び第二電動駆動源107,112のシャフト109,114に接続される歯付きプーリ111,116を互いに右あるいは左方向に回転させ、歯付きベルト129,132を介し歯付きプーリ123,127をも互いに右あるいは左回転させる。このため当該歯付きプーリ123,116に連繋する左右のシャフト122,126も互いに逆方向に回転し、右側の駆動ローラ121を後方あるいは前方に回転させるとともに、左側の駆動ローラ125を前方あるいは後方に回転させ、重量搬送物を載置した扁平ボックス状のフレーム101を右あるいは左旋回させる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1乃至図11を参照し説明する。図1乃至図3に示すように、重量搬送物搬送用電動ローラの骨格を構成する扁平ボックス状のフレーム101の上面側には、円形平板状の重量物載置台91が裏面側の中心の回転軸をフレーム101側の凹部92に挿通させ回転自在に載置されており、かつ重量物載置台91の裏面側とフレーム101の上面側との間に複数のボールベアリング93が介装されている。また扁平ボックス状のフレーム101には、作動切換機構41の主要部を構成する水平の前後に配設された二つのローラ室区画フレーム102,103が備えられている。前方のローラ室区画フレーム102の両サイド前方側、並びに、後方のローラ室区画フレーム103の両サイド後方側にはキャスタ支持フレーム104,104…、105,105…が備えられており、その底面側に水平方向の円周状の任意の方向に走行方向を換えられるキャスタ106…が装着されている。
【0014】
また前方のローラ室区画フレーム102の直近の前方には、第一電動駆動源としての第一電動駆動源107が配置固定されており、第一電動駆動源107の回転軸に接続部108を介して接続された右側の駆動シャフト109の先端側をボールベアリング110で支承しつつ更に先端側を扁平ボックス状のフレーム101の図示右側面側から外方に突出させ歯付きプーリ111に接続させている。また後方のローラ室区画フレーム103の直近の後方には、第二電動駆動源としての第二電動駆動源112が配置固定されており、第二電動駆動源112の回転軸に接続部113を介して接続された左側の駆動シャフト114の先端側をボールベアリング115で支承しつつ更に先端側を扁平ボックス状のフレーム101の図示左側面側から外方に突出させ歯付きプーリ116に接続させている。尚、第一及び第二の電動モータ107,112夫々は、例えば電動ノコギリや電動ドリル等の電圧100Vの商用電源で使用可能な小形モータ、あるいは200V電源で使用可能な分割コア工法によるMINAS−HYPER(商標名)のブラシレスモータ等によるものとしてあるも、これらに限定されないことは勿論である。
【0015】
尚、第一及び第二電動駆動源107,112には、詳しく図示しないが内部に変速ギヤ機構(例えば四段変速の変速ギヤ機構)を備えており、例えば図1に示すソレノイド185を作動させることで変速ギヤ機構を増速側へ変速させ、ソレノイド186を作動させることで変速ギヤ機構を減速側へ変速させるものとしてあり、その変速切り替えに際し、バネ作用をも併用することで強制的に確実に切り替えられるようにしてある。
【0016】
一方、ローラ室内の右側の駆動ローラ121には右側ローラシャフト122が挿通されており、右側ローラシャフト122の外側の先端側を扁平ボックス状のフレーム101の図示右側面側から外方に突出させるとともに当該先端側に歯付きプーリ123が接続され、右側ローラシャフト122の内側の先端側には電磁クラッチ100の可動側124が装着されている。また一方、ローラ室内の左側の駆動ローラ125には左側ローラシャフト126が挿通されており、左側ローラシャフト126の外側の先端側を扁平ボックス状のフレーム101の図示右側面側から外方に突出させるとともに当該先端側に歯付きプーリ127が接続され、左側ローラシャフト126の内側の先端側には電磁クラッチ100の励磁側128が装着されている。特に、この電磁クラッチ100の励磁側128は固定部を有するリング130に装着されており、このリング130の固定部が支持ボルト130Aを介して例えばローラ室区画フレーム103に連繋固定されることで、励磁側128は回転しないように支持固定されるものとなっている。
【0017】
第一電動駆動源107の駆動シャフト109先端に装着された歯付きプーリ111と、右側の駆動ローラ121の右側ローラシャフト122先端に装着された歯付きプーリ123との間には歯付きベルト129が掛け回されており、更に扁平ボックス状のフレーム101の図示右側面側には歯付きプーリ111及び123をも包囲するベルトカバー131が装着されている。また第二電動駆動源112の駆動シャフト114先端に装着された歯付きプーリ116と、左側の駆動ローラ125の左側ローラシャフト126先端に装着された歯付きプーリ127との間にも歯付きベルト132が掛け回されており、更に図4にも示すように、扁平ボックス状のフレーム101の図示左側面側には歯付きプーリ116及び127をも包囲するベルトカバー133が装着されている。尚、第一及び第二電動駆動源107,112の駆動シャフト109,114先端の歯付きプーリ111,116の歯数よりも左右の駆動ローラ121,125側の歯付きプーリ123,127の歯数を多くすることで左右の駆動ローラ121,125の動力を更に大きくすることが可能である。
【0018】
一方、右側ローラシャフト122と左側ローラシャフト126とは同軸上に配設されており、左側ローラシャフト126における電磁クラッチ100の励磁側128が励磁して右側ローラシャフト122における電磁クラッチ100の可動側124が当該励磁側128に接続すると、当該右側及び左側ローラシャフト122及び126が同期して同一方向に回転することが可能となる。
【0019】
電磁クラッチ100の励磁側128は、図5及び図6に示すように、可動側124である後述のアーマチュア211との接触面側の周囲に磁力を放出させるための四つの開口201…を有するとともに、更にその周縁部に複数のギヤ202Aが放射状に配列されている円筒状のロータ202の内側に、電流の供給で励磁するドーナツ状の励磁フィールド203を収容し、かつ励磁フィールド203の後方の露出側にリング130が装着され、リング130の固定部130Kが支持ボルト130Aに固定されることで、前述したように励磁フィールド203を非回転に固定して構成されている。ロータ202は励磁フィールド203の外周上を回転可能であるとともに、ドーナツ状の励磁フィールド203の中心側開口204内に挿入されたロータ202の内側の円筒状突出部205も同じく励磁フィールド203に対し回転可能である。ロータ202の当該円筒状突出部205の内側開口206の一箇所には軸方向と並行のキー溝部207が形成されており、当該円筒状突出部205の内側開口206内には右側ローラシャフト122の内端側が挿入されるとともに、当該内端側に設けられた突起208がキー溝部207内に並行に挿入されて、右側ローラシャフト122が回転する際にその回転力が突起208を介しロータ202に伝わり、ロータ202をも回転させる。
【0020】
電磁クラッチの可動側124を構成するアーマチュア211には、中心側に開口212を有するとともに、ロータ202との接触面側の周縁部には、ロータ202のギヤ202Aに着脱自在に噛み合うように放射状に配列された複数のギヤ211Aが形成されている。アーマチュア211の背面側にはドーナツ状のスプライン213が装着されている。スプライン213側において中軸と並行方向に形成された複数の開口214内にはスプリング215を押圧するネジ216が挿入されており、ネジ216の先端側はアーマチュア211のネジ孔に螺入されている。一方、スプライン213の中心側の開口217内にはフランジ218を有するシャフト固定部219の内側の円筒状突出部220が挿入される。シャフト固定部219の外側の円筒状突出部221の中心開口222内には軸方向と並行のキー溝部223が形成されており、当該中心開口222内には左側ローラシャフト126の内端側が挿入されるとともに、当該内端側に設けられた突起224がキー溝部223内に並行に挿入されて、左側ローラシャフト126が回転する際にその回転力が突起224を介しシャフト固定部219に伝わり、更にスプライン213を経てアーマチュア211に伝わり、これらが同時に同一方向に回転する。
【0021】
また、アーマチュア211は、電磁クラッチ100の励磁フィールド203が励磁した場合に当該磁力に引き寄せられスプリング215のバネ力に抗してロータ202側へ移動し、アーマチュア211の放射状のギヤ211Aとロータ202の放射状のギヤ202Aとを噛み合わせる状態にし、右側及び左側ローラシャフト122,126を同時に同一方向に回転させることを可能にする。尚、詳しくは後述するが励磁フィールド203の励磁が遮断された場合は、アーマチュア211がスプリング215の復帰力で引き寄せられてロータ202から引き離され、両者が切断され、左側及び左側ローラシャフト122,126が互いに逆方向に回転することが可能となる。
【0022】
尚、場合によっては電磁クラッチ100を励磁作動させずに双方のローラシャフト122,126夫々が離反していることで駆動ローラ121,125が各別に駆動回転されるようにしておき、第一及び第二モータ107,112夫々に対する電気制御によって回転速度、回転方向等を適宜に選択して組合せることによって、直線状の前後退、蛇行する前後退、その場合での旋回による方向転換その他を行わせるようにすることも可能である。
【0023】
そして、図7及び図8に示すように、右側及び左側ローラシャフト122,126には左右の駆動ローラ121,125それぞれをフレーム101の側部の軸孔に支承させる回転支承体165が連繋され、左右の駆動ローラ121,125の回転軸内部への挿嵌側一端を、当該駆動ローラ121,125の回転軸内部に実装されたウエーブジェネレータ158に連繋させてあり、左右の駆動ローラ121,125の内部には、スリーブとなる右側及び左側ローラシャフト122,126が軸受148を介して相対回転可能に軸支されており、この右側及び左側ローラシャフト122,126は、左右の駆動ローラ121,125の内部に臨む他端外周に、入力軸である右側及び左側ローラシャフト122,126が軸受148を介して相対回転自在に配設され、右側及び左側ローラシャフト122,126の端部には楕円回転体159の外周に可撓性を有するボ−ルベアリング160を外装して楕円形状に形成されたウエーブジェネレータ158がボルトB2を介して固着されている。右側及び左側ローラシャフト122,126の端部には駆動ローラ121,125の内部に収容されたフレクスプライン162の側端面が固定されている。このフレクスプライン162は、外周に複数の歯が刻設された可撓性を有する薄肉カップ状に形成されており、フレクスプライン162の開口端内部にウエーブジェネレータ158のボールベアリング160を内装して外周の歯部を楕円形状に変形している。駆動ローラ121,125の内部には、内周に複数の歯部が刻設された円環状のサーキュラスプライン164がボルトB1を介して固定されており、サーキュラスプライン164内周の歯部には、このサーキュラスプライン164の内歯の数より例えば2枚少なく形成された外歯を有するフレクスプライン162の長軸側両端近傍の歯部がそれぞれ噛合し、短軸の部分では歯部が完全に離れた状態となっている。このようにして左右の駆動ローラ121,125内にはハーモニックドライブ方式の減速機構が構成されている。
【0024】
左右の駆動ローラ121,125を減速駆動する際は、シャフト147Aの端部に固定されているフレクスプライン162は停止状態となっており、この状態で、右側及び左側ローラシャフト122,126と共にウエーブジェネレータ158の楕円回転体159が固定状態のフレクスプライン162の内部をボールベアリング160を介して回転する。シャフト146Aに固定されたウエーブジェネレータ158の楕円回転体159が、固定状態のフレクスプライン162の内部をボールベアリング160を介して回転する。楕円回転体159の回転に追随して回転する長軸は、フレクスプライン162外周の歯部を楕円形状に弾性変形しつつ、長軸両端近傍の歯部をサーキュラスプライン164内周の歯部に噛合させつつ回転する。ここで、サーキュラスプライン164内周の歯数をZc、フレクスプライン162外周の歯数をZfとすると、減速比i=(Zc−Zf)/Zcで与えられ、サーキュラスプライン164が固定された左右の駆動ローラ121,125は、ウエーブジェネレータ158の長軸の回転に追随して右側及び左側ローラシャフト122,126の回転方向と同一方向に減速回転として駆動される。
【0025】
即ち、図9の(A)に示す起動前の初期の状態では、ウエーブジェネレータ158の楕円回転体159における基準点P1、フレクスプライン162の基準点Sおよびサーキュラスプライン164の基準点P2は同一半径上に位置している。そこで、図9の(B)に示すように、シャフト122,126により楕円回転体159が時計回りに回転して基準点P1が90度移動する。この時、フレクスプライン162は回転不能な状態となっているため、その基準点Sは不動のままであり、フレクスプライン162の外歯に噛合しているサーキュラスプライン164は楕円回転体159と同一時計回りに緩動回転し、基準点P2は若干右に回転する。次いで、図9の(C)に示すように、楕円回転体159が1回転して基準点P1が元の位置に来て、フレクスプライン162の基準点Sと一致した際は、サーキュラスプライン164の基準点P2は(Zc−Zf)/Zc同一回転方向に減速回転したことになる。
【0026】
一方、電流制御部及び作動切換機構としては、図1、図11に示すように、扁平ボックス状のフレーム101側にサーキットプロテクタ301、シーケンサ302、及び複数のリレー303…、ソレノイド185,186を備えている他、図11に示すように、当該フレーム101側に受信部としての受信器304、送信器305を備えて構成されている。無線操作手段としてのリモコン操作器401における前進低速用スイッチ402、前進中速用スイッチ403、前進高速用スイッチ404、更には前進最速用スイッチ405等の前進操作スイッチ群、後退低速用スイッチ406、後退中速用スイッチ407、後退高速用スイッチ408更には後退最速用スイッチ409等の後退操作スイッチ群を備えると共に、左旋回用スイッチ411、右旋回用スイッチ412更にはインターロック用スイッチ413を備えている。そして、これ等のうち何れかのスイッチを操作することで当該スイッチに対応する無線信号が図11に示す扁平ボックス状のフレーム101の受信器304に受信されて当該フレーム101側のシーケンサ302及び複数のリレー303…等が当該無線信号に対応して作動し、電磁クラッチ100の励磁側128、第一及び第二電動駆動源107,112に当該無線信号に対応する動作を行わせる。
【0027】
低速度走行、乃至最高速度走行を実現する場合は、低速度走行用のスイッチ402,406中速度走行用のスイッチ403,407、高速度走行用のスイッチ404,408、最速速度走行用のスイッチ405,409の何れかを操作することで、第一及び第二電動駆動源107,112側のソレノイド185,186を作動させ行うものである。また扁平ボックス状のフレーム101の所要の位置に配設されたレバー(図示せず)を前方に操作することで上記シーケンサ302、及び複数のリレー303…の作動を介し第一電動駆動源107、第二電動駆動源112に最高速度走行を行わせることが可能となる。尚、送信器305は例えば受信器304がリモコン操作器401から無線信号を受信してシーケンサ302等が支障なく動作した場合に、その旨を示す無線信号を出力して、リモコン操作器401に備えるランプ(図示せず)を点灯させたり小形スピーカ(図示せず)からブザーや音声を出力させる。
【0028】
次に、本実施の形態の使用の一例について説明する。先ずリモコン操作器401の前進走行用のいずれかのスイッチ402,403,404,405を操作した場合、当該スイッチ402,403,404,405に対応する無線信号が受信器304に受信されるとともにシーケンサ302、及び複数のリレー303…が当該無線信号に応じて起動し、左側ローラシャフト126における電磁クラッチ100の励磁側128を励磁させ、当該励磁側128に右側ローラシャフト122の可動側124を接続させる一方で、第一電動駆動源107によって右側ローラシャフト122を、第二電動駆動源112によって左側ローラシャフト126をそれぞれ前進方向に走行させるよう同方向に回転させる。。
【0029】
尚、前進低速用スイッチ402を操作したのみでは自動的に低速度走行が選択されるものであり、しかる状態では、第一及び第二電動駆動源107,112には最も電流供給率の低い電流が供給され、従って第一及び第二電動駆動源107,112の駆動シャフト109,114に接続される歯付きプーリ111,116の回転数も最も低く、歯付きベルト129,132を介し回転する歯付きプーリ123,127も最も低速で回転する。このため当該歯付きプーリ123,116に連繋する左右のローラシャフト122,126も最も低い回転数で回転する。この結果、ウエーブジェネレータ158の楕円回転体159がフレクスプライン162の内部をボールベアリング160を介し最も低回転数で回転し、フレクスプライン162がサーキュラスプライン164が固定された左右の駆動ローラ121,125を左右のローラシャフト122,126の回転方向と同一方向に最も低く減速回転させ、重量搬送物Pを載置した扁平ボックス状のフレーム101を低速度で前進走行させる。
【0030】
しかる状態で、リモコン操作器401の前進中速用スイッチ403、または前進高速用スイッチ404を操作すると、当該スイッチ403または404に対応する無線信号が受信器304に受信されされるとともにシーケンサ302、及び複数のリレー303…が当該無線信号に応じて起動し、第一及び第二電動駆動源107,112に対し中速に対応する電流供給率、または高速に対応する電流供給率の電流が供給されて、当該第一及び第二電動駆動源107,112の回転速度が増速されるため、第一及び第二電動駆動源107,112の駆動シャフト109,114に接続される歯付きプーリ111,116の回転数が増加されて、歯付きベルト129,132を介し歯付きプーリ123,127の回転数も増加される。このため左右のローラシャフト122,126の増速回転に伴いウエーブジェネレータ158の楕円回転体159を増速回転させ、フレクスプライン162の増速回転とともにサーキュラスプライン164が固定された左右の駆動ローラ121,125を増速して回転させ、重量搬送物Pを載置した扁平ボックス状のフレーム101を中速度、または高速度で前進走行させる。
【0031】
一方、リモコン操作器401の前進最速スイッチ405を操作すると、上記シーケンサ302、及び複数のリレー303…が当該操作に応じて起動し、第一及び第二電動駆動源107,112に最高速度走行を行わせるべく最も電流供給率の高い電流が供給されると共に、ソレノイド185,186の作動で第一及び第二電動駆動源107,112の変速ギヤ機精を増速側に切替変速されて、上述のウエーブジェネレータ158等の最高速度の回転数に伴い左右の駆動ローラ121,125が最も高速で回転し、重量搬送物Pを載置した扁平ボックス状のフレーム101を最高速度で前進走行させる。
【0032】
しかる状態で、重量搬送物Pを載置した扁平ボックス状のフレーム101の走行中にリモコン操作器401の停止用のインターロック用スイッチ413を操作すると、当該インターロック用スイッチ407に対応する無線信号が出力されて受信器304に受信されるとともにシーケンサ302、及び複数のリレー303…が当該無線信号に応じて起動し、第一及び第二電動駆動源107,112への電流供給を遮断する一方で、ブレーキ用ソレノイド(図示せず)への通電を行い、ブレーキ用ソレノイドの磁気的吸引力あるいは反発力によって駆動コア部をコイルスプリングの収縮付勢力に抗してブレーキ用ソレノイド内に引き込ませ、連繋レバーを揺動させてブレーキロッドを電磁クラッチにおける励磁側の環状の突起に対して摩擦力を生じさせ、これにより扁平ボックス状のフレーム101の前進走行を停止させる。
【0033】
尚、後退走行については上述の動作が全て逆の動作となるものであり、詳しい説明は省略するものとする。
【0034】
一方、リモコン操作器401の右旋回用スイッチ412を操作した場合、当該スイッチ412に対応する無線信号が受信器304に受信されるとともにシーケンサ302、及び複数のリレー303…が当該無線信号に応じて起動し、左側ローラシャフト126における電磁クラッチ100の励磁側128を非励磁の状態にし右側ローラシャフト122の可動側124を後退させ、両者を切断させる一方で、第一電動駆動源107によって右側ローラシャフト122を後方方向、即ち右回転させるとともに、第二電動駆動源112によって左側ローラシャフト126を前方方向、即ち左回転させることで、フレーム101全体はその場で右旋回されるのである。尚、右旋回スイッチ412を操作したのみでは自動的に低速度走行が選択されるものであり、しかる状態では、第一及び第二電動駆動源107,112には最も電流供給率の低い電流が供給され、従って第一及び第二電動駆動源107,112の駆動シャフト109,114に接続される歯付きプーリ111,116の回転数も互いに最も低く、歯付きベルト129,132を介し回転する歯付きプーリ123,127も最も低速で回転する。
【0035】
尚、この場合における歯付きプーリ123,127は互いに逆方向に回転するものであり、歯付きプーリ123は右回転であり歯付きプーリ127は左回転である。このため当該歯付きプーリ123,116に連繋する左右のローラシャフト122,126も互いに逆方向に最も低い回転数で回転し、双方の駆動ローラ121,125側におけるウエーブジェネレータ158の楕円回転体159も最も低速でフレクスプライン162の内部をボールベアリング160を介し互いに逆方向に回転し、フレクスプライン162外周の歯部がサーキュラスプライン164を最も低速で回転し、サーキュラスプライン164が固定された左右の駆動ローラ121,125を互いに逆回転する左右のローラシャフト122,126の回転方向と同一方向に減速回転し、重量搬送物Pを載置した扁平ボックス状のフレーム101を低速度で右旋回させる。しかる状態で、リモコン操作器401の停止用のインターロック用スイッチ413を操作すると、当該インターロック用スイッチ407に対応する無線信号が出力されて受信器304に受信されされるとともにシーケンサ302、及び複数のリレー303…が当該無線信号に応じて起動し、第一及び第二電動駆動源107,112への電流供給が遮断されて、左右の駆動ローラ121,125が停止し、重量搬送物Pを載置した扁平ボックス状のフレーム101の右旋回が停止する。
【0036】
尚、重量搬送物Pを載置した扁平ボックス状のフレーム101の左旋回については、上述の動作が全く逆の動作になるものであり、詳しい説明は省略する。
【0037】
ところで、扁平ボックス状のフレーム101の天板部503側内部には手動等でフレーム101を移動させるよう駆動ローラ121,125をフリー回転させるためのフリー移動解除機構171が設けられており、右側のシャフト147A、左側のシャフト147B夫々をロックさせることにより駆動ローラ121,125は第一及び第二電動駆動源107,112による回転駆動状態となり、逆に、右側のシャフト147A、左側のシャフト147B夫々をロック解除させることにより、駆動ローラ121,125はフリー回転可能な状態となって、第一及び第二電動駆動源107,112を停止させた際の手動等による自由な方向へのフレーム101の移動を可能にしてある。
【0038】
即ち、図11及び図12に示すように、フレーム101の左右側壁相互間には、駆動ローラ支承室から電磁クラッチ室を貫挿させて、左右両端に取り付けた回転ノブ172によって回転操作されるようにした送りロッド部材173を支承させてあり、電磁クラッチ室内部に臨ませた送りロッド部材173の外周には互いに逆ネジ方向となるように左右に2分割されたネジ溝部174A,174Bを形成してある。そして、左右のネジ溝部174A,174B夫々に一対のスライドレバー175A,175Bを、その一端に形成したネジ孔176A,176Bによって夫々装着させることで送りロッド部材173に左右一対のスライドレバー175A,175Bを配装させてある。一方、左右側壁相互間に駆動ローラ支承室から電磁クラッチ室を貫挿させて架装させたガイド軸杆177に、スライドレバー175A,175B夫々を、その他端に形成した支持用貫挿孔によってスライド可能に貫挿させてある。
【0039】
一方のスライドレバー175Aには貫通孔179Aと内側に向けて開口した有底の貫挿穴180Aを形成し、他方のスライドレバー175Bには一方のスライドレバー175Aの貫通孔179Aに対向して内側に向けて開口した有底の貫挿穴180Bと、一方のスライドレバー175Aの貫挿穴180Aに対向して貫通孔179Bとを夫々形成し、電磁クラッチ室の内壁と有底の貫挿穴180Aとの間、および電磁クラッチ室の内壁と有底の貫挿穴180Bとの間には互いに対向する貫通孔179A,179Bに挿通させるようにしてコイルスプリング181を介挿させ、左右のスライドレバー175A,175B相互間を離反させる方向に付勢してある。
【0040】
左右のスライドレバー175A,175B夫々の略中央下部には矩形突起状の係合突起部182A,182Bを夫々形成し、この係合突起部182A,182Bは、前記した右左側のシャフト147A,147Bの夫々の外周部に設けた複数の矩形凹状の嵌合溝183A,183Bに係合させるようにしてある。前記回転ノブ172を回して送りロッド部材173を回転操作させることで、左右のスライドレバー175A,175B相互をコイルスプリング181の付勢力に抗して相互に近接させて係合突起部182A,182Bと嵌合溝183A,183Bとの係合を解除させたり、左右のスライドレバー175A,175B相互をコイルスプリング181の付勢力に任せて離反させて係合突起部182A,182Bと嵌合溝183A,183Bとの係合を行なわせたりするようにしてある。
【0041】
このようにして左右側の両シャフト147A,147B夫々の嵌合溝183A,183Bと、右左側スライドレバー175A,175B夫々の係合突起部182A,182Bとが相互に係合することにより駆動ローラ121,125は第一及び第二電動駆動源107,112による回転駆動状態となり、逆に、嵌合溝183A,183Bと係合突起部182A,182Bとが相互に係合解除することにより、駆動ローラ121,125はフリー回転可能な状態となって、第一及び第二電動駆動源107,112を停止させた際の手動等による直接の任意な方向へのフレーム101の移動を可能にしている。
【0042】
尚、リモコン操作器401に各種のスイッチを構成する場合、図10に示す構成に限定されるものではなく、その出力する無線信号としても赤外線や電波等を利用した無線信号とすることができ、更には無線による制御とせずに、有線による制御方式を採用することも可能である。また第一及び第二電動駆動源107,112への電流の供給は、100Vや200Vの電源からのケーブルにより電力を供給するのでも良いが、バッテリを搭載し当該バッテリから電力を供給するのでも良い。
【0043】
また図13に示すように、重量搬送物P底面の四隅に本発明に係る重量搬送物搬送用電動ローラ(扁平ボックス状のフレーム101)をそれぞれ配置し、例えば前部の左右に配置した重量搬送物搬送用電動ローラ(扁平ボックス状のフレーム101)の第一及び第二電動駆動源107,112を、無線発信機をもつ操作部としてのリモコン操作器401等からの無線信号に応じて操作制御することで、第一及び第二電動駆動源107,112の起動、停止及び走行速度並びに前後移動の切換え制御を行うことで、移動搬送させるものである。
【0044】
尚、重量搬送物Pを前進走行あるいは後退走行させる場合は、四隅に配置した重量搬送物搬送用電動ローラ夫々を同方向に走行させるのであり、重量搬送物Pを旋回させる場合は、旋回場所で夫々の重量搬送物用電動ローラを、重量物載置台91によって重量搬送物Pを載置させたままで重量物載置台91との相対的回転によって旋回方向に向けるのであり、その後に再び走行させることで所定の方向に向きを変えて移動させるのである。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電磁クラッチ100による接合あるいは切離で、左右の駆動ローラ121,125相互の同方向あるいは逆方向の回転と第一及び第二電動駆動源107,112とを用い、電流制御部302,303…でこれらの動作を電気的に制御するようにしたから、作動切換機構及びクラッチ機構の簡素化を図ることができ、また使用する部品、部材の数量を大幅に低減し、これにより製造コストを低減し、しかも第一及び第二電動駆動源107,112を用いるため、駆動源の動力を倍増させ、より重量の重い重量搬送物Pを載置しても前進及び後退走行と旋回とを容易に行うことができ、重量制限を高くし利用範囲を広げることができる。
【0046】
即ち、これは本発明において、第一電動駆動源107で駆動する右側の駆動ローラ121の右側ローラシャフト122と、第二電動駆動源112で駆動する左側の駆動ローラ125の左側ローラシャフト126とを同軸上に配設するとともに、一方の上記シャフト122の内端側に電磁クラッチ100の可動側124を装着し、他方の上記シャフト126の内端側に当該電磁クラッチ100の励磁側128を装着し、更に、上記電磁クラッチ100への電流の供給を制御する一方で、上記第一及び第二電動駆動源107,112へ流す電流の大きさ及び向きを制御する電流制御部302,303…を備えて成るものとしたからであり、この構成により作動切換機構及びクラッチ機構の簡素化を図ることが可能となって、使用する部品、部材の数量を大幅に低減することができ、これにより製造コストを低減し、しかも第一及び第二電動駆動源107,112を用いる分、駆動源の動力を倍増させ、より重量の重い重量搬送物Pを載置しても前進及び後退走行と旋回とを容易に行い、重量制限を高くし利用範囲を広げることを可能とするのである。
【0047】
また本発明によれば、第一電動駆動源107の駆動シャフト109の上記フレーム101の右側面から外方に突出する先端側に歯付きプーリ111を固定し、上記右側の駆動ローラ121の右側ローラシャフト122の上記フレーム101の右側面から外方に突出する外端側に歯付きプーリ123を固定し、更に当該双方の歯付きプーリ111,123を歯付きベルト129で連繋し、第二電動駆動源112の駆動シャフト114の上記フレーム101の左側面から外方に突出する先端側に歯付きプーリ116を固定し、上記左側の駆動ローラ125の左側ローラシャフト126の上記フレーム101の左側面から外方に突出する外端側に歯付きプーリ127を固定し、更に当該双方の歯付きプーリ116,127を歯付きベルト132で連繋し、上記右側の駆動ローラ121の右側ローラシャフト122の内端側、及び、上記左側の駆動ローラ125の左側ローラシャフト126の内端側を同軸上に配設するとともに、一方の上記右側ローラシャフト122の内端側に電磁クラッチ100の可動側124を装着し、他方の上記左側ローラシャフト126の内端側に当該電磁クラッチ100の励磁側128を装着し、更に、上記電磁クラッチ100への電流の供給を制御する一方で、上記第一及び第二電動駆動源107,112へ流す電流の大きさ及び向きを制御する電流制御部302,303…を備えて成るものとしたから、この構成により作動切換機構及びクラッチ機構の簡素化を図ることが可能となって、使用する部品、部材の数量を大幅に低減することができ、これにより製造コストを低減し、しかも第一及び第二電動駆動源107,112を用いる分、駆動源の動力を倍増させ、より重量の重い重量搬送物を載置しても前進及び後退走行と旋回とを容易に行い、重量制限を高くし利用範囲を広げることを可能とするのである。
【0048】
また本発明によれば、電磁クラッチ100の励磁側128は、上記扁平ボックス状のフレーム101の一部に固定されるドーナツ状の励磁フィールド203と、当該励磁フィールド203を収容して上記右側ローラシャフト126とともに回転し得るロータ202とを備えて成り、上記電磁クラッチ100の可動側124は、スプリング215を収容するドーナツ状のスプライン213を背面側に備え当該スプリング215の復帰力に抗して上記ロータ202に接続するドーナツ状のアーマチュア211と、少なくとも上記スプライン213の中心側の開口側に装着されて上記左側ローラシャフト126の回転で上記アーマチュア211とともに回転し得るシャフト固定部219とを備えて成り、上記ロータ202と上記アーマチュア211との互いの接触面に放射状に配列されて互いに噛み合う複数のギヤ202A,211Aを備えたことで、作動切換え機構として動力の伝達性が良く、非常に重量の重い重量搬送物Pを搬送する際に、第一及び第二電動駆動源107,112の動力に差があったとしても、確実に左右の駆動ローラ121,125の回転数を等しくすることが可能であり、従って使用に際する安定性が高く、しかも構成が非常に簡素なものとなり、部品点数を減らし製造コストを低減することを可能にする。
【0049】
上記電流制御部302,303…は、無線操作手段(401)のスイッチ操作による無線信号を受信する受信部304を備え、当該無線信号から前進走行、後退走行、右旋回、左旋回、及び停止を識別し、かつ当該無線信号から低速度走行、中速度走行、高速度走行、及び最高速度走行を行う場合をも識別し、識別内容に応じて、上記電磁クラッチ100、並びに上記第一及び第二電動駆動源107,112に対し電流供給量及び電流の向きを制御する構成を備えるから、作業者は重量搬送物Pを載置した扁平ボックス状のフレーム101の走行から離れて、自身の安全性を確保した上で、無線操作手段(401)を操作することで当該フレーム101を走行、旋回させることができ、従って走行路面に凹凸や傾斜等が存在しても自身に危険の及ぶことがなく、しかも有線の操作手段を用いて作業する場合にコードに足を引掛けて躓いたりする危険に常時注意しなければならなかった緊張感からも解放される利点があり、安全性の向上を図ることも可能となっている。
【0050】
上記電流制御部302,303…は、上記扁平ボックス状のフレーム101の所要の位置に配設されたレバーを前方に操作することで上記最高速度走行を行う構成を備えるから、作業者が誤って最高速度走行を選択してしまう場合を有効に回避することができ、このように無線操作手段401から離れた特定のレバーの操作で最高速度走行を実施するということで、作業者に対する安全性を更に向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を説明する内部機精を示す平断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態の構成を説明する内部機精を示す正断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の構成を説明する側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態の構成を説明する外観側面図である。
【図5】本発明の一実施の形態の電磁クラッチの構成を説明する分解斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態の電磁クラッチを説明する断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態の減速機構の構成を説明する分解斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態の減速機構の構成を説明する断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態の減速機構の動作を説明する説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態のリモコン操作器の外観を説明する斜視図である。
【図11】本発明の一実施の形態のフリー移動解除機構の構成を説明する一部切欠平面図である。
【図12】本発明の一実施の形態のフリー移動解除機構の構成を説明する側断面図である。
【図13】本発明の使用状態の一例を説明する斜視図である。
【図14】従来の技術を説明する平断面図である。
【図15】従来の技術を説明する拡大要部平断面図である。
【符号の説明】
1…フレーム 21…駆動源
22…モータ出力軸 31…駆動ローラ
32…駆動ローラ支承室 33…減速機構
41…作動切換機構 42…ギア室
43…駆動傘歯車 44…自由傘歯車
45A…右側傘歯車 45B…左側傘歯車
46A…右側シャフト 46B…左側シャフト
47A…右側ホローシャフト 47B…左側ホローシャフト
48…軸受 51…クラッチ機構
52…クラッチ 53…クラッチピン
54…シフト溝 55…クラッチ穴
56…シフター部材 57…アーム先端部
58…ガイド部材 59A…クラッチ用ソレノイド
59B…クラッチ用ソレノイド 61…ブレーキ機構
91…重量物載置台 92…凹部
93…ボールベアリング 100…電磁クラッチ
101…扁平ボックス状のフレーム 102…ローラ室区画フレーム
103…ローラ室区画フレーム 104…キャスタ支持フレーム
105…キャスタ支持フレーム 106…キャスタ
107…第一電動駆動源 108…支持部
109…駆動シャフト 110…ボールベアリング
111…歯付きプーリ 112…第二電動駆動源
113…接続部 114…駆動シャフト
115…ボールベアリング 116…歯付きプーリ
121…右側の駆動ローラ 122…右側ローラシャフト
123…歯付きプーリ 124…可動側
125…左側の駆動ローラ 126…左側ローラシャフト
127…歯付きプーリ 128…励磁側
129…歯付きベルト
130…リング 130A…支持ボルト
130K…固定部 131…ベルトカバー
132…歯付きベルト 133…ベルトカバー
147A…シャフト 148…軸受
158…ウェーブジェネレータ 159…楕円回転体
160…ボールベアリング 162…フレクスプライン
164…サーキュラスプライン 165…回転支承体
171…フリー移動解除機構 172…回転ノブ
173…送りロッド 174A…ネジ溝部
174B…ネジ溝部 175A…スライドレバー
175B…スライドレバー 176A…ネジ孔
176B…ネジ孔 177…ガイド軸杆
179A…貫通孔 179B…貫通孔
180A…貫挿穴 180B…貫挿穴
181…コイルスプリング 182A…係合突起部
182B…係合突起部 183A…嵌合溝
183B…嵌合溝
185…ソレノイド 186…ソレノイド
201…開口 202…ロータ
202A…ギヤ 203…励磁フィールド
204…中心側開口 205…円筒状突出部
206…内側開口 207…キー溝部
208…突起 211…アーマチュア
211A…ギヤ 212…開口
213…スプライン 214…開口
215…スプリング 216…ネジ
217…開口 218…フランジ
219…シャフト固定部 220…円筒状突出部
221…円筒状突出部 222…中心開口
223…キー溝部 224…突起
301…サーキットプロテクタ 302…シーケンサ
303…リレー 304…受信器
305…送信器
401…リモコン操作器 402…前進低速用スイッチ
403…前進中速用スイッチ 404…前進高速用スイッチ
405…前進最速用スイッチ 406…後退低速用スイッチ
407…後退中速用スイッチ 408…後退高速用スイッチ
409…後退最速用スイッチ 411…左旋回用スイッチ
412…右旋回用スイッチ 413…インターロックスイッチ
B1…ボルト B2…ボルト
P…重量搬送物

Claims (5)

  1. 平面で略矩形形状を呈する扁平ボックス状のフレームに複数のキャスタ及び左右の駆動ローラを支承して成る重量搬送物搬送用電動ローラにおいて、
    第一電動駆動源により駆動される上記右側の駆動ローラの右側ローラシャフトと、第二電動駆動源により駆動される上記左側の駆動ローラの左側ローラシャフトとの内端側を同軸上に配設するとともに、一方の上記右側ローラシャフトの内端側に電磁クラッチの励磁側を装着し、他方の上記左側ローラシャフトの内端側に当該電磁クラッチの可動側を装着し、更に、上記電磁クラッチへの電流の供給を制御する一方で、上記第一電動駆動源へ流す電流の大きさ及び向き、並びに、上記第二電動駆動源へ流す電流の大きさ及び向きを制御する電流制御部を備えて成り、
    前進または後退走行する場合は、上記電流制御部により上記電磁クラッチを接続状態に動作させるとともに、上記第一及び第二電動駆動源によって左右の駆動ローラを互いに一方または他方の方向へ回転させ、旋回する場合は、上記電流制御部により上記電磁クラッチを切断状態に動作させるとともに、上記第一及び第二電動駆動源によって左右の駆動ローラを互いに他方の方向へ逆回転させるようにし、
    また左右の駆動ローラ内部に減速機構を設け、この減速機構は、右側及び左側ローラシャフトには左右の駆動ローラそれぞれをフレームの側部の軸孔に支承させる回転支承体が連繋され、左右の駆動ローラの回転軸内部への挿嵌側一端を、当該駆動ローラの回転軸内部に実装されたウエーブジェネレータに連繋させてあり、左右の駆動ローラの内部には、スリーブとなる右側及び左側ローラシャフトが軸受を介して相対回転可能に軸支されており、この右側及び左側ローラシャフトは、左右の駆動ローラの内部に臨む他端外周に、入力軸である右側及び左側ローラシャフトが軸受を介して相対回転自在に配設され、右側及び左側ローラシャフトの端部には楕円回転体の外周に可撓性を有するボ−ルベアリングを外装して楕円形状に形成されたウエーブジェネレータがボルトを介して固着されており、右側及び左側ローラシャフトの端部には駆動ローラの内部に収容されたフレクスプラインの側端面が固定されていて、このフレクスプラインは、外周に複数の歯が刻設された可撓性を有する薄肉カップ状に形成されており、フレクスプラインの開口端内部にウエーブジェネレータのボールベアリングを内装して外周の歯部を楕円形状に変形し、駆動ローラの内部には、内周に複数の歯部が刻設された円環状のサーキュラスプラインがボルトを介して固定されており、サーキュラスプライン内周の歯部には、このサーキュラスプラインの内歯の数より少なく形成された外歯を有するフレクスプラインの長軸側両端近傍の歯部がそれぞれ噛合し、短軸の部分では歯部が完全に離れた状態となっている、
    ことを特徴とする重量搬送物搬送用電動ローラ。
  2. 平面で略矩形形状を呈する扁平ボックス状のフレームに複数のキャスタ及び左右の駆動ローラを支承して成る重量搬送物搬送用電動ローラにおいて、
    第一電動駆動源の駆動シャフトの先端側を上記フレームの右側面から外方に突出させるとともに当該先端側に歯付きプーリを固定し、上記右側の駆動ローラの右側ローラシャフトの外端側を上記フレームの右側面から外方に突出させるとともに当該外端側に歯付きプーリを固定し、更に、当該双方の歯付きプーリを歯付きベルトで連繋し、
    第二電動駆動源の駆動シャフトの先端側を上記フレームの左側面から外方に突出させるとともに当該先端側に歯付きプーリを固定し、上記左側の駆動ローラの左側ローラシャフトの外端側を上記フレームの左側面から外方に突出させるとともに当該外端側に歯付きプーリを固定し、更に、当該双方の歯付きプーリを歯付きベルトで連繋し、
    上記右側の駆動ローラの右側ローラシャフトの内端側、及び、上記左側の駆動ローラの左側ローラシャフトの内端側を同軸上に配設するとともに、一方の上記右側ローラシャフトの内端側に電磁クラッチの可動側を装着し、他方の上記左側ローラシャフトの内端側に当該電磁クラッチの励磁側を装着し、
    更に、上記電磁クラッチへの電流の供給を制御する一方で、上記第一電動駆動源へ流す電流の大きさ及び向き、並びに、上記第二電動駆動源へ流す電流の大きさ及び向きを制御する電流制御部を備えて成り、
    前進または後退走行する場合は、上記電流制御部により上記電磁クラッチを接続状態に動作させるとともに、上記第一及び第二電動駆動源によって左右の駆動ローラを互いに一方または他方の方向へ回転させ、旋回する場合は、上記電流制御部により上記電磁クラッチを切断状態に動作させるとともに、上記第一及び第二電動駆動源によって左右の駆動ローラを互いに他方の方向へ逆回転させるようにした、
    ことを特徴とする重量搬送物搬送用電動ローラ。
  3. 上記電磁クラッチの励磁側は、上記扁平ボックス状のフレームの一部に固定されるリングに非回転に固定されたドーナツ状の励磁フィールドと、当該励磁フィールドを収容して当該励磁フィールド内を挿通する上記右側のシャフトとともに回転し得るロータとを備えて成り、
    上記電磁クラッチの可動側は、スプリングを収容するドーナツ状のスプラインを背面側に備え当該スプリングの復帰力を受ける一方で、上記励磁フィールドが励磁した場合に上記スプリングの復帰力に抗して上記ロータに接続するドーナツ状のアーマチュアと、少なくとも上記スプラインの中心側の開口側に装着されて上記左側ローラシャフトの回転で上記アーマチュアとともに回転し得るシャフト固定部とを備えて成り、
    上記ロータと上記アーマチュアとの互いの接触面に放射状に配列されて互いに噛み合う複数のギヤを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の重量搬送物搬送用電動ローラ。
  4. 上記電流制御部は、無線操作手段のスイッチ操作による無線信号を受信する受信部を備え、当該無線信号から前進走行、後退走行、右旋回、左旋回、及び停止を識別し、かつ当該無線信号から低速度走行、中速度走行、高速度走行、及び最高速度走行を行う場合を識別し、識別内容に応じて、上記電磁クラッチ、並びに、上記第一及び第二電動駆動源に対し電流供給量及び電流の向きを制御する構成を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の重量搬送物搬送用電動ローラ。
  5. 上記電流制御部は、上記扁平ボックス状のフレームの所要の位置に配設されたレバーを前方に操作することで上記最高速度走行を行う構成を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の重量搬送物搬送用電動ローラ
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