JP3637684B2 - 携帯形超音波診断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、患者の往診等に利用できる携帯形超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯形超音波診断装置として、診断対象に発射した超音波のエコー信号に対応する画像表示用信号を生成する本体と、その表示用信号に基づき画像を表示可能な表示部と、オペレータの命令入力用の操作部とを備えるものが用いられている。
【0003】
従来、その本体と表示部と操作部とは一体とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような携帯形超音波診断装置を例えば往診時に使用する場合、患者に表示画像を示しながら説明等を行なうには、その画像表示面の向きを変えるために装置全体を動かす必要があるため、大きな労力を要した。また、患者のベッドサイド等に装置を配置するスペースがない場合、患者と装置との距離が大きくなり、操作に支障をきたすという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決することのできる携帯形超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯形超音波診断装置は、身に付けて持つことができ、診断対象に発射した超音波のエコー信号に対応する画像表示用信号を生成する本体と、その表示用信号に基づき画像を表示可能な表示部と、オペレータの命令入力用の操作部と、超音波を発射するプローブとを備え、その表示部は操作部に、互いに直交する2つの軸中心に回転可能に取り付けられ、その表示部と操作部は、その本体に着脱可能とされ、その表示部は、本体に取り付けられた状態で画像表示面が本体の面に対向し、その操作部は、本体に取り付けられた状態でスイッチ配置面が本体の面に対向することを特徴とする。
この構成によれば、本体から表示部と操作部を取り外して分離することができるので、画像表示面の向きを変えるために装置全体を動かす必要はない。よって、大きな労力を要することなく患者等に表示画像を視認させることができる。また、患者のベッドサイド等に表示部と操作部とを配置するスペースがあれば、装置全体を配置するスペースがなくても操作に支障をきたすことはない。さらに、運搬に際しては本体に表示部と操作部を取り付けることで一体化して運び易くできる。
【0007】
その操作部に対して、その表示部の画像表示面の向きが相対的に変更可能とされているのが好ましい。
これにより、操作に支障をきたすことなく、また、大きな労力を要することなく画像表示面の向きを変更できる。
【0008】
その操作部に対して、その表示部は着脱可能とされているのが好ましい。
これにより、その操作部を表示部から取り外して分離することができるので、患者のベッドサイド等に操作部を配置するスペースがなくても、例えばオペレータの膝上等に置くことで操作でき、操作に支障をきたすことはない。また、操作に支障をきたすことなく画像表示面の向きを変更できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0010】
図1、図2に示す携帯形超音波診断装置1は、本体2と、表示部3と、操作部4とを備え、その本体2には携帯用に肩掛け用ベルト5が取り付けられている。その表示部3と操作部4は、連結機構6を介して本体2に着脱可能とされている。その本体2のコネクタ端子7に、振動子を内蔵したプローブ8のコネクタ8aが接続される。そのプローブ8は、装置1の運搬時は本体2に収納スペースを設けて収納してもよいし、本体2とは別に携帯してもよい。
【0011】
その本体2は、そのプローブ8の振動子から発射する超音波のフォーカス位置の設定や電子スキャンを行なうための送波制御、そのプローブ8により受信したエコー信号の増幅、フィルタリング、圧縮、検波等の信号処理、その処理した信号のA/D変換や標準テレビ信号(複合信号)を生成するためのスキャン変換等を行なう制御装置を含み、その制御装置としては公知のものを用いることができる。
【0012】
その表示部3は、その本体2により生成される標準テレビ信号に基づき、そのエコー信号に対応する画像を表示するもので、その本体2から例えば同軸ケーブル15を介して標準テレビ信号を受信する液晶表示器等のフラットパネルディスプレイにより構成できる。その同軸ケーブル15は、装置1の運搬時は本体2に収納スペースを設けて収納してもよいし、本体2とは別に携帯してもよい。
【0013】
その表示部3は、本体2に取り付けられた状態で、画像表示面3aが本体2の上面2aに対向し、また、外周の一側面3bが本体の上面2aに形成された段差面2a′に対向する。その操作部4は、本体2に取り付けられた状態で、スイッチ配置面4aが本体2の一側面2bに対向する。
【0014】
その操作部4のスイッチ配置面4aに、診断サイズ、深さ、フォーカス位置等の診断条件や、いわゆるBモードやMモード等の画像表示モードを指定するためのオペレータ命令入力用スイッチが配置され、そのオペレータ命令入力信号は例えばケーブル16を介して本体2に送信される。そのケーブル16は、装置1の運搬時は本体2に設けた収納スペースに収納するようにしてもよいし、本体2とは別に携帯するようにしてもよい。
【0015】
その表示部3は操作部4に、一対の側板11a、11bと両側板11a、11bの連結板11cとを有するコ字形の取り付けアーム11を介して取り付けられている。すなわち、そのコ字形の取り付けアーム11の連結板11cが、操作部4に、図3に示すように、上記スイッチ配置面4aに直交する軸心の第1連結シャフト12を介して、その第1連結シャフト12の軸中心に回転可能に取り付けられる。また、その取り付けアーム11の両側板11a、11bが、表示部3に、その第1連結シャフト12の軸に直交する軸心の一対の第2連結シャフト13を介して、その第2連結シャフト13の軸中心に回転可能に取り付けられる。これにより、図3において仮想線で示すように、その表示部3は各連結シャフト12、13の軸中心に回転することにより、画像表示面3aの向きが操作部4に対して相対的に変更可能とされている。
さらに、上記第1連結シャフト12が操作部4に抜き差し可能とされることで、図2において仮想線で示すように、その操作部4に対して表示部3は着脱可能とされる。
なお、標準テレビ信号の送信用の上記同軸ケーブル15は、その第2連結シャフト13に取り付けられるロータリーコネクタを介して表示部3に接続することができる。
【0016】
その表示部3と操作部4を本体2に対して着脱する連結機構6は、図4の(1)、(2)に示すように、本体2に支軸21中心に揺動可能に取り付けられるレバー22と、このレバー22に支軸23中心に揺動可能取り付けられるリング24と、操作部4に固定されるフック25とを有する。そのレバー22の揺動によって、そのリング24がフック25に引っ掛けられる連結状態と、フック25から外れる連結解除状態とに切り換えられる。
【0017】
上記構成によれば、本体2から表示部3と操作部4を取り外して分離することができ、また、その操作部4に対して表示部3の画像表示面3aの向きが相対的に変更可能とされているので、画像表示面3aの向きを変えるために装置1全体を動かす必要はなく、操作部4に対して表示部3を回転させるだけでよい。これにより、操作に支障をきたすことなく、また、大きな労力を要することなく画像表示面3aの向きを変更し、患者等に表示画像を視認させることができる。また、患者のベッドサイド等に表示部3と操作部4とを配置するスペースがあれば、装置1全体を配置するスペースがなくても操作に支障をきたすことはない。さらに、運搬に際しては本体2に表示部3と操作部4を取り付けることで一体化して運び易くできる。また、その操作部4を表示部3から取り外して分離することができるので、患者のベッドサイド等に操作部4を配置するスペースがなくても、例えばオペレータの膝上等に置くことで操作でき、操作に支障をきたすことはなく、また、操作に支障をきたすことなく画像表示面3aの向きを変更できる。
【0018】
なお、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、本体2に対する表示部3と操作部4の連結機構や、表示部3と操作部4との連結機構は特に限定されず、例えばネジを介して着脱してもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、大きな労力を要することなく表示画像の向きを変えることができ、運搬が容易で、患者のベッドサイド等の小スペースで使用する場合でも操作に支障をきたすことのない、往診時等に用いるのに適した携帯形超音波診断装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の携帯形超音波診断装置の斜視図
【図2】本発明の実施形態の携帯形超音波診断装置の使用状態での斜視図
【図3】本発明の実施形態の携帯形超音波診断装置における表示部と操作部の動きを示す(1)は側面図、(2)は平面図
【図4】本発明の実施形態の連結機構の(1)は側面図、(2)は平面図
【符号の説明】
2 本体
3 表示部
4 操作部
Claims (1)
- 診断対象に発射した超音波のエコー信号に対応する画像表示用信号を生成する本体と、
その表示用信号に基づき画像を表示可能な表示部と、
オペレータの命令入力用の操作部と、
超音波を発射するプローブとを備え、
その表示部は操作部に、互いに直交する2つの軸中心に回転可能に取り付けられ、
その表示部と操作部は、その本体に着脱可能とされ、
その表示部は、本体に取り付けられた状態で画像表示面が本体の面に対向し、
その操作部は、本体に取り付けられた状態でスイッチ配置面が本体の面に対向する身に付けて持つことができる携帯形超音波診断装置。
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JP15628496A JP3637684B2 (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 携帯形超音波診断装置 |
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Family Applications (1)
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JP15628496A Expired - Fee Related JP3637684B2 (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 携帯形超音波診断装置 |
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-
1996
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