JP3637519B2 - Building rebuilding method - Google Patents
Building rebuilding method Download PDFInfo
- Publication number
- JP3637519B2 JP3637519B2 JP20950997A JP20950997A JP3637519B2 JP 3637519 B2 JP3637519 B2 JP 3637519B2 JP 20950997 A JP20950997 A JP 20950997A JP 20950997 A JP20950997 A JP 20950997A JP 3637519 B2 JP3637519 B2 JP 3637519B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- new
- existing
- foundation
- underground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば老朽化したビル等を建て替えるときに用いて好適な建物の建替工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、老朽化したビル等の建物を建て替えるときには、既存の建物および基礎を解体撤去した後、ここに新設の基礎および建物を構築している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の建物の建替工法には、以下のような問題が存在する。
周知のように、近年地球規模で環境問題がクローズアップされており、その中で建設業の自然環境に及ぼす影響は大きく、環境保全への配慮が必須となっている。したがって、建物の建替に際しても、既存の建物・基礎を撤去することにより発生する廃棄物や、新設の建物の構築に使用する材料の削減が望まれている。また、建替に要する工期およびコストを最小限とすることが望まれているのも当然のことである。
【0004】
このような問題を解決するため、例えば既存の基礎杭を新設の建物に再利用したり、既存の基礎ピット内にコンクリートを打設することによって人工地盤を構築し、その上に新設の建物を構築する等の技術が提案されつつあるが、依然として上記したような問題に関し、改善の余地が残されている。
【0005】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、省エネルギー化、省資源化、廃棄物の減量化、使用材料の削減などを図り、しかも最小限の工期およびコストで建物を建て替えることのできる建物の建替工法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、既存建物を新設建物に建て替えるため、既存基礎とその上方の地下躯体の少なくとも一部とを残しておき、前記既存基礎を構成する既存基礎梁の上端側にコンクリートを増打ちしてこれを補強した後、前記既存基礎上に新設基礎梁またはマットスラブを構築し、該新設基礎梁またはマットスラブ上に新設建物の上部構造を構築することを特徴としている。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の建物の建替工法において、前記新設基礎梁またはマットスラブから新設柱を立ち上げ、前記既存の地下躯体の上方に新設床を前記新設柱に支持させて架設し、しかる後には該新設床を乗り入れ構台として用いることを特徴としている。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の建物の建替工法において、前記既存建物の地下外壁を増打ちして補強し、山留めとして機能させることを特徴としている。
【0009】
請求項4に係る発明は、既存建物を新設建物に建て替えるため、既存基礎とその上方の地下躯体の少なくとも一部とを残しておき、前記既存基礎上に新設基礎梁またはマットスラブを構築し、該新設基礎梁またはマットスラブ上に新設建物の上部構造を構築するとともに、前記既存建物の地下外壁を増打ちして補強し、山留めとして機能させることを特徴としている。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の建物の建替工法において、前記既存建物の地下躯体の梁や床を切梁として機能させることを特徴としている。
【0011】
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の建物の建替工法において、前記新設建物の上部構造を鉄骨造とすることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る建物の建替工法の実施の形態の一例を、図1ないし図4を参照して説明する。
【0013】
建物を建て替えるには、まず、図1に示すように、既存建物1を、既存基礎2およびその上方の既存地下躯体3の所定階(例えば地下1階)までの部分を残して解体撤去する。なお、ここで言う既存基礎2とは、既存基礎底盤4およびその上面に一体に構築された既存基礎梁5である。また、既存地下躯体3とは、地下1階部分までであり、既存基礎梁5上に構築された地下2階の床6、地下2階の柱7、地下2階の梁8、地下1階の床9、および外周部に構築された既存地下外壁10である。
【0014】
このようにして既存建物1を解体撤去した後、図1および図2に示すように、残しておいた既存地下躯体3の地下2階の床6上の、既存基礎梁5に対応した位置にコンクリート(以下、「基礎梁増打ちコンクリート」と称する)11を所定厚さ増打ちし、これによって既存基礎梁5を補強する。
【0015】
また、地下外壁10の内周面側はコンクリート(以下、「外壁増打ちコンクリート」と称する)12を増打ちし、地下外壁10を補強する。
【0016】
図1に示したように、この状態で、地下2階の梁8および地下1階床9は切梁として機能し、また外壁増打ちコンクリート12によって補強された地下外壁10は山留めとして機能することとなる。
【0017】
図3および図4に示すように、次いで、既存地下躯体3の地下2階の床6上に、新設基礎梁20を構築する。この新設基礎梁20は、当然のことながらこの後に立設する新設地下柱21に対応した位置に構築するものであり、既存基礎梁5の位置に何ら影響されるものではない。
【0018】
続いて、互いに交差する新設基礎梁20,20の所定の交点には、新設地下柱21,21,…を構成する柱鉄骨(図示なし)を立設する。
【0019】
図3に示したように、さらに、これら立設した柱鉄骨(図示なし)上に、新設鉄骨梁22を架設し、その上面には地上1階の新設床23を敷設する。
【0020】
この後は、敷設した本設の新設床23を乗り入れ構台として兼用し、ここに資材等を搬入しつつ、その上方に新設鉄骨柱24、新設鉄骨梁25等を順次積み上げ構築していき、新設地上躯体26を構築する。
【0021】
一方、新設基礎梁20の構築後、新設地下柱21の柱鉄骨の立設以降の作業と並行して、地下部分においては新設地下躯体27の構築を行う。これには、新設基礎梁20の上面に地下2階の新設床28を形成する。さらに、立設した柱鉄骨の周囲には図示しない鉄筋を配筋し、さらにその周囲に型枠(図示なし)を組み立ててコンクリートを打設することによって、新設地下柱21を鉄骨鉄筋コンクリート造とする。
【0022】
このようにして、地上1階の床23の下方における新設地下躯体27の構築と、その上方における新設地上躯体26の構築とが完了することにより、新設建物30の上部構造31の構築が完了する。
【0023】
この状態で、既存建物1の既存地下躯体3と、新設地下躯体27とがオーバーラップする部分[図3において(イ)の範囲]においては、基礎梁増打ちコンクリート11と、新設基礎梁20とが、それぞれ格子状(グリッド状)をなしてダブルグリッド状態となっており、強固な基礎を形成するとともに、新設地下柱21からの荷重や応力が、これら基礎梁増打ちコンクリート11と新設基礎梁20とを介して既存基礎2に伝達されるようになっている。
【0024】
上述した建替工法では、既存建物1の既存基礎2および既存地下躯体3を残しておき、既存基礎2の既存基礎梁5を基礎梁増打ちコンクリート11で補強した後、既存基礎2に新設基礎梁20を構築し、その上に新設建物30の新設地上躯体31を構築する構成となっている。このようにして既存基礎2を最小限の補強で再利用することによって、既存建物1の解体撤去時の騒音や振動の低減、解体撤去に伴って発生する廃棄物の減量化、さらには新設建物30の構築に使用する材料の削減を図り、省エネルギー化、省資源化を図ることができる。また、建替に要する工期およびコストも最小限とすることができる。
【0025】
また、新設基礎梁20から新設地下柱21を立ち上げ、これに地上1階の新設床23を敷設し、しかる後にはこの地上1階の新設床23を乗り入れ構台として用いる構成となっている。このようにして本設の新設床23を乗り入れ構台として用いることにより、仮設材の使用量を削減することができ、さらに工期短縮にも貢献することができる。また、早期に新設床23を設けた後は、その上方と下方で地上・地下を並行して施工することができ、これによっても短工期化を図ることができる。
【0026】
さらに、既存地下外壁10を外壁増打ちコンクリート12で補強し、これを山留めとして機能させる構成となっている。また、既存地下躯体3の地下2階の梁8や地下1階の床9を切梁として機能させる構成となっている。このようにして、撤去せずに残した既存地下躯体3を山留めや切梁として機能させることにより、これによっても仮設材の使用量を大幅に削減するとともに、工期を短縮することができる。
【0027】
加えて、新設建物30の新設地上躯体26を鉄骨造とする構成となっている。これにより、新設地上躯体26の軽量化を図ることができ、既存基礎2への負担を軽減し、補強を最小限に抑えることができ、しかも新設建物30の構築にあたっての短工期化を図ることができる。
【0028】
さらに加えて、既存地下躯体3と新設地下躯体27とを、基礎梁増打ちコンクリート11と新設基礎梁20の部分でオーバーラップさせる構成とした。これにより、強固な基礎を形成することができ、新設地下柱21からの荷重や応力を既存基礎2に確実に伝達することができる。。また新設建物30の柱等のレイアウトが既存建物1の柱や杭の位置等によって制限されることなく、設計の自由度を高めることができる。
【0029】
なお、上記実施の形態に挙げた各構成については、本発明に係る主旨を逸脱しない限り、他の構成を適宜採用しても良い。
例えば、既存基礎梁5,既存地下外壁10を基礎梁増打ちコンクリート11,外壁増打ちコンクリート12で補強する構成としたが、もちろん、既存基礎梁5や既存地下外壁10が新設建物30を構築するにあたって十分な強度を有しているのであれば、補強は不要である。
また、新設地下柱21を鉄骨鉄筋コンクリート造としたが、鉄骨造のままであってもよい。
【0030】
さらに、上記実施の形態では、地上1階までの部分の既存地下躯体3を残す構成としたが、既存建物1の地下の階数や、新設建物30を支持するための強度的な面等から、解体撤去せずに残しておく既存地下躯体3のレベルを適宜決定すればよい。
【0031】
また、上記実施の形態では、既存基礎梁5上に新設基礎梁20を構築する構成としたが、この新設基礎梁20に代えて、図5に示すようにマットスラブ40を構築する構成としても良い。このマットスラブ40は、既存基礎梁5を基礎梁増打ちコンクリート11で補強した後、これら基礎梁増打ちコンクリート11で囲まれた部分に鉄筋を配筋し、コンクリートを打設することによって形成するものである。そしてこのマットスラブ40上に新設地下柱21を立設するようにする。もちろん、基礎梁増打ちコンクリート11とマットスラブ40を一体にして同時に施工する(言い換えれば、基礎梁増打ちコンクリート11を単独で構築せずに、マットスラブ40に含める)ようにしても良い。このような構成とすれば、このマットスラブ40を最下階のスラブ面とすることができるので、地下1階床9までの階高を稼ぐことができる。
【0032】
さらに、既存基礎2の基礎形式については、基礎杭形式や直接基礎形式等を何ら問うものではなく、いかなる基礎形式であっても良い。
加えて、新設建物30の新設地上躯体26を鉄骨造としたが、もちろんこれ以外の構造を採用しても良い。
【0033】
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものとしても良いのは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または4に係る建物の建替工法によれば、既存基礎とその上方の地下躯体の少なくとも一部とを残しておき、既存基礎上に新設基礎梁またはマットスラブを構築してその上に新設建物の上部構造を構築する構成となっている。このようにして既存基礎およびその上方の地下躯体をそのままの形で有効利用することによって、既存建物の解体撤去に伴って発生する廃棄物の減量、および新設建物の構築に使用する材料の削減を図り、省エネルギー化、省資源化を促進することができ、さらには建替に要する工期およびコストを最小限とすることができる。
【0035】
また、請求項1に係る建物の建替工法によれば、既存基礎を構成する既存基礎梁の上端側にコンクリートを増打ちしてこれを補強した後、新設基礎梁またはマットスラブを構築する構成となっている。これにより、既存基礎梁の耐力を向上させることができ、新設建物を支持する基礎としての機能を十分に発揮することができる。
【0036】
請求項2に係る建物の建替工法によれば、既存の地下躯体の上方に新設床を架設し、しかる後に新設床を乗り入れ構台として用いる構成となっている。このようにして本設の新設床を乗り入れ構台として用いることによって、仮設材の使用量を削減するとともに工期を短縮することができる。また乗り入れ構台として用いる新設床の上下で構築作業を並行して行うことができるので、一層の工期短縮化を実現することができる。
【0037】
請求項3または4に係る建物の建替工法によれば、既存建物の地下外壁を増打ちして補強し、山留めとして機能させる構成となっている。また、請求項5に係る建物の建替工法によれば、既存建物の地下躯体の梁や床を切梁として機能させる構成となっている。これにより、仮設材の使用量を大幅に削減することができ、この点においても省資源化を図ることができる。
【0038】
請求項6に係る建物の建替工法によれば、新設建物の躯体を鉄骨造とする構成となっている。これにより、既存基礎上に構築される新設建物の軽量化を図り、既存基礎への負担を軽減することができ、また新設建物構築にあたっての短工期化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る建物の建替工法を適用して建替中の建物を示す図であって、既存建物を既存基礎と地下躯体の一部を残して撤去した状態を示す立断面図である。
【図2】 同、図1の平面図である。
【図3】 同、新設建物を既存基礎を再利用して構築した状態を示す立断面図である。
【図4】 同、図3における基礎部の平断面図である。
【図5】 本発明に係る建物の建替工法を適用して構築した建物の他の一例を示す立断面図である。
【符号の説明】
1 既存建物
2 既存基礎
3 既存地下躯体(地下躯体)
5 既存基礎梁
8 地下2階の梁(梁)
9 地下1階の床(床)
10 既存地下外壁(地下外壁)
11 基礎梁増打ちコンクリート(コンクリート)
20 新設基礎梁
21 新設地下柱(新設柱)
23 新設床
30 新設建物
31 上部構造
40 マットスラブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rebuilding method for a building suitable for use in, for example, rebuilding an aging building.
[0002]
[Prior art]
Generally, when rebuilding a building such as an aging building, the existing building and foundation are dismantled and then a new foundation and building are constructed here.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, there are the following problems in the conventional building rebuilding method as described above.
As is well known, environmental problems have been highlighted on a global scale in recent years. Among them, the influence of the construction industry on the natural environment is significant, and consideration for environmental conservation is essential. Therefore, when building is rebuilt, it is desired to reduce waste generated by removing existing buildings and foundations and materials used for construction of new buildings. Naturally, it is desirable to minimize the construction period and cost required for rebuilding.
[0004]
In order to solve such problems, for example, existing foundation piles can be reused in new buildings, or artificial ground can be constructed by placing concrete in existing foundation pits. Although technologies such as construction are being proposed, there is still room for improvement regarding the problems described above.
[0005]
The present invention has been made in consideration of the above points, and is intended to save energy, save resources, reduce waste, reduce materials used, etc., and rebuild a building with a minimum construction period and cost. It is an object to provide a rebuilding method for a building that can be used.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In the invention according to
[0007]
The invention according to
[0008]
The invention according to
[0009]
In order to rebuild the existing building into a new building , the invention according to claim 4 leaves the existing foundation and at least a part of the underground building above it, and constructs a new foundation beam or mat slab on the existing foundation, The superstructure of the new building is constructed on the new foundation beam or mat slab, and the underground outer wall of the existing building is reinforced to function and serve as a mountain stop.
[0010]
The invention according to
[0011]
The invention according to
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment of a building rebuilding method according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 4.
[0013]
In order to rebuild the building, first, as shown in FIG. 1, the existing
[0014]
After dismantling and removing the existing
[0015]
Further, the inner peripheral surface side of the underground
[0016]
As shown in FIG. 1, in this state, the second-
[0017]
Next, as shown in FIGS. 3 and 4, a
[0018]
Subsequently, column steel frames (not shown) constituting the newly installed
[0019]
As shown in FIG. 3, a
[0020]
After this, the newly constructed
[0021]
On the other hand, after the construction of the
[0022]
In this manner, the construction of the
[0023]
In this state, in the part where the existing
[0024]
In the above-mentioned rebuilding method, the existing
[0025]
In addition, a new
[0026]
Furthermore, the existing underground
[0027]
In addition, the
[0028]
In addition, the existing
[0029]
In addition, about each structure quoted in the said embodiment, unless it deviates from the main point which concerns on this invention, you may employ | adopt another structure suitably.
For example, the existing
Moreover, although the newly installed
[0030]
Furthermore, in the said embodiment, although it was set as the structure which leaves the existing
[0031]
In the above embodiment, the
[0032]
Furthermore, about the foundation form of the existing
In addition, the
[0033]
Other than this, as long as it does not deviate from the gist of the present invention, any configuration may be adopted, and it is needless to say that the above-described configurations may be appropriately combined.
[0034]
【The invention's effect】
As explained above, according to the rebuilding method of a building according to
[0035]
In addition, according to the rebuilding method for a building according to
[0036]
According to the rebuilding method of a building according to
[0037]
According to the rebuilding method for a building according to
[0038]
According to the rebuilding method for a building according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a building that is being rebuilt by applying the rebuilding method for a building according to the present invention, and shows a state in which an existing building is removed leaving a part of an existing foundation and underground frame FIG.
FIG. 2 is a plan view of FIG.
FIG. 3 is a vertical sectional view showing a state where a new building is constructed by reusing an existing foundation.
4 is a plan sectional view of the base portion in FIG. 3; FIG.
FIG. 5 is an elevational sectional view showing another example of a building constructed by applying the building rebuilding method according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Existing
5 Existing
9 Basement floor (floor)
10 Existing underground exterior wall (underground exterior wall)
11 Foundation beam increased concrete (concrete)
20
23
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20950997A JP3637519B2 (en) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | Building rebuilding method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20950997A JP3637519B2 (en) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | Building rebuilding method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1150480A JPH1150480A (en) | 1999-02-23 |
JP3637519B2 true JP3637519B2 (en) | 2005-04-13 |
Family
ID=16573984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20950997A Expired - Fee Related JP3637519B2 (en) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | Building rebuilding method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3637519B2 (en) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3752560B2 (en) * | 2001-11-09 | 2006-03-08 | 株式会社テノックス | Basic structure for constructing a new building in an existing basement and its construction method |
JP2003336403A (en) * | 2002-05-23 | 2003-11-28 | Ohbayashi Corp | Reconstruction method for existing structure, and structure constructed by the reconstruction method |
JP3977700B2 (en) * | 2002-07-11 | 2007-09-19 | 鹿島建設株式会社 | Demolition and new construction method using existing underground structure |
JP2005201007A (en) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Shimizu Corp | Construction method for underground structure |
JP4684027B2 (en) * | 2005-07-04 | 2011-05-18 | 株式会社竹中工務店 | Construction method that expands / newly builds / extends / renovates while operating an existing building |
JP5024696B2 (en) * | 2005-12-28 | 2012-09-12 | 三谷セキサン株式会社 | Seismic reinforcement structure for existing buildings |
JP5189334B2 (en) * | 2007-09-18 | 2013-04-24 | 株式会社竹中工務店 | Underground structure |
JP5406550B2 (en) * | 2009-02-13 | 2014-02-05 | 株式会社竹中工務店 | Building and construction method |
JP5424669B2 (en) * | 2009-02-19 | 2014-02-26 | 株式会社竹中工務店 | Building demolition method |
JP5506057B2 (en) * | 2011-02-09 | 2014-05-28 | 大成建設株式会社 | Building construction method |
JP5919646B2 (en) * | 2011-05-10 | 2016-05-18 | 株式会社大林組 | How to build a base-isolated building |
JP5327992B2 (en) * | 2012-03-13 | 2013-10-30 | 三谷セキサン株式会社 | Seismic reinforcement structure for existing buildings |
JP6119074B2 (en) * | 2012-12-06 | 2017-04-26 | 株式会社竹中工務店 | Construction method and rebuilding method |
CN103205983B (en) * | 2013-04-15 | 2014-12-10 | 中建三局第二建设工程有限责任公司 | Construction method of basement rear support system |
JP5925231B2 (en) * | 2014-03-11 | 2016-05-25 | 大成建設株式会社 | Building construction method and underground building of new building |
JP5977412B2 (en) * | 2015-09-15 | 2016-08-24 | 大成建設株式会社 | Basement of new building using existing building |
CN105220893A (en) * | 2015-10-13 | 2016-01-06 | 黄淮学院 | A kind of Shockproof reinforcing method existing building structure being carried out to reducing energy consumption |
JP6988047B2 (en) * | 2016-10-20 | 2022-01-05 | 株式会社竹中工務店 | How to reconstruct the underground skeleton |
CN108590214A (en) * | 2018-05-15 | 2018-09-28 | 大连久鼎特种建筑工程有限公司 | Old residential area comprehensive reformation method |
CN111395390A (en) * | 2020-03-18 | 2020-07-10 | 广州地铁设计研究院股份有限公司 | Reinforcing structure and method for existing structure opening and new structure connection node |
CN114439267B (en) * | 2022-02-16 | 2024-03-22 | 浙大城市学院 | Transformation of oversized independent underground garage into road structure and construction method thereof |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP20950997A patent/JP3637519B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1150480A (en) | 1999-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3637519B2 (en) | Building rebuilding method | |
US3851024A (en) | Reinforced concrete construction method | |
JP3695550B2 (en) | Construction method of high-rise building supported by piles | |
JPH09268648A (en) | Steel frame reinforced concrete structure column plus girder and its construction method plus framework | |
JP6404508B1 (en) | Rebuilding method | |
JP3413584B2 (en) | Construction method of frame structure | |
JPH10331272A (en) | Construction method of building frame constituted of reinforced concrete column, core wall, uppermost wall beam, and slab | |
KR100620366B1 (en) | Construction method of underground structures comprising composite reinforced concrete girders and beams using FRP | |
JP3308407B2 (en) | How to create an underground structure | |
KR950032934A (en) | Construction method of high-rise building | |
JP2003082691A (en) | Execution method for underground structural skeleton | |
JP2004044223A (en) | Demolition and new construction work method using existing underground building frame | |
JP3809618B2 (en) | Foundation pile and construction method of foundation pile | |
JP2763488B2 (en) | Prefabricated pillar and inverted ramen prefabricated construction method | |
JP2003336403A (en) | Reconstruction method for existing structure, and structure constructed by the reconstruction method | |
JPH0742179A (en) | Modified inversion placing construction method | |
JPH03253613A (en) | Construction of earth retaining in excavated ground | |
JP6707872B2 (en) | Reverse construction method | |
JPH02266014A (en) | Constructing underground structure eliminating use of temporary material | |
JPH08291526A (en) | Construction method for underground structure | |
JP4045623B2 (en) | Construction method of reinforced concrete underground floor and underground structure constructed by this method | |
JPH11148235A (en) | Rebuilding method for building | |
JP2019138131A (en) | Reconstruction method | |
JPH03147926A (en) | construction method for basement | |
KR20050122763A (en) | A deck supportframe and a construction methed |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |