JP3636764B2 - 回転体の位相調整装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、環状のカムや折機の羽根車等の回転体を周方向に位相調整する回転体の位相調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
巻紙輪転印刷機には、印刷後乾燥冷却されたウェブを所定の長さごとに断裁したり、これを幅方向または長さ方向に折ったりする折機が付設されている。この折機による折仕様としては、断裁前のウェブを三角形板状のフォーマで幅方向に半折するフォーマ折と、断裁後の折丁を折紙胴で長さ方向に半折したり4つ折したりする平行1回折または平行2回折と、平行折された折丁をチョッパにより平行折と直交する方向に半折するチョッパ折等があり、これらの折り方は折丁の仕様にしたがって単独で用いられたり、このうちのいくつかが組合せて用いられたりする。
【0003】
図5は上記折装置のうち、平行1回折と、平行2回折と、平行1回折と平行2回折とが併用される巻き折とを可能にした平行折装置を有する折機の胴配列図であって、これを同図に基づいて説明すると、平行折装置1は互いに周面を対接させて図に矢印で示す方向に回転する断裁胴2、折胴3、第1くわえ胴4および第2くわえ胴5とからなる折紙胴群を備えており、断裁胴2の上方には、ニッピングローラ6と三角形板状のフォーマ7とが設けられている。
【0004】
また、第2くわえ胴5の後方には、水平走行部と垂直走行部とで全体が側面視逆L字状に形成され、複数条ずつ2段の搬送テープ8が互いに走行面を対接させた状態で張架された搬送装置が付設されている。その終端部下方には、中心軸とこれから放射方向に突出する複数個の円弧状に形成された羽根とからなり原動側から駆動されて図に矢印で示す方向に回転する羽根車9が折機フレームに軸支されている。10は羽根車9の下方に張架されて図に矢印で示す方向に走行する排紙コンベアである。
【0005】
このように構成されていることにより、印刷作業が開始されると、印刷後乾燥冷却されたウェブ11は、フォーマ7で幅方向に半折され、このウェブ11はニッピングローラ6等で引出されて断裁胴2と折胴3との間へ送り込まれる。送り込まれたウェブ11は、両胴2,3の間を通過するときに、両胴2,3の外周部に設けられた図示しない針と断裁刃とで所定の寸法ごとに断裁される。
【0006】
そして、指定の折丁仕様が平行1回折の場合、断裁された折丁は、折胴3と第1くわえ胴4との間を通過するときに、両胴3,4の外周部に設けられた図示しない差込みナイフとくわえ板とで平行1回折されたのち、第2くわえ胴5の爪にくわえ替えられて移送される。移送され上下の搬送テープ8,8間に供給された折丁は、上下の搬送テープ8に挟持されてその走行により搬送され、回転している羽根車9の羽根と羽根との間に排出される。羽根で保持されて周回した折丁は排紙コンベア10上に排出されて集積部へと搬送される。
【0007】
また、指定の折丁仕様が平行2回折の場合、両くわえ胴3,4の相対的位相を変更したのち、印刷作業を開始すると、折胴3と第1くわえ胴4との間で1回目の平行折された折丁は、第1くわえ胴4と第2くわえ胴5との間を通過するとき同様にして2回目の平行折がなされる。このようにして平行2回折された折丁は、上下の搬送テープ8の間に供給されたのち、上下の搬送テープ8,8間に挟持されてその走行により搬送され、回転している羽根車9の羽根と羽根との間に排出される。羽根で保持されて周回した折丁は排紙コンベア10上に排出されて集積部へと搬送される。また、平行2回折に準じて巻き折も行われる。
【0008】
このようにして1台の折機で平行1回折と平行2回折ないしは巻き折を行う場合、これら折丁の折り方により折丁の寸法が異なるので、例えば平行1回折の場合に羽根車9への折丁の排出が良好であっても、平行2回折に変わると折丁8が羽根の背に当たって排出が円滑に行えないことがある。
【0009】
そこで従来、折丁の仕様が変更されるたびに羽根車9を駆動軸に対して相対的に僅かに回動させ、搬送テープ8の出口と羽根車9の折丁入口との相対位置を調整できるようにした位相調整装置が用いられており、従来におけるこの種の位相調整装置として特開平4−235863号による提案がある。
【0010】
これを図6を使って説明する。同図は前記公報に開示された装置の概略構成図であって、羽根車21の軸端にはスプロケット22が軸着されており、このスプロケット22の下方には、3個のスプロケット23,24,25が駆動軸26とで各軸心を結ぶ線が略方形をなすように配設され、それぞれの各支軸はフレーム側に設けられている。また、駆動軸26にはスプロケット27が軸着されている。
【0011】
4個のスプロケット23,24,25,27で囲まれた箇所には、フレーム側の面に摺接して図に矢印で示す水平方向へ移動自在なスライダ28が図示しない案内部材で幅方向への移動が規制された状態で設けられている。このスライダ28には位相調整用の2個の転輪となるスプロケット29,30が設けられ、このスライダ28は矢印方向へ移動調節することにより位相調整がされる。
【0012】
このように配設されたスプロケット22,23,24,25,27,29,30にはチェーン31が張架されており、チェーン31はスプロケット23,25によって張られている。スライダ28に設けられたねじ孔にはねじ軸32のねじが螺入されており、このねじ軸32は回転自在でかつストツパ33によって軸方向への移動が規制され軸受部材34によりフレーム側に支持されている。
【0013】
このように構成されていることにより、印刷作業が開始されて駆動軸26が回転すると、チェーン31を介して羽根車21が回転する。羽根車21の位相を調整する場合には、ねじ軸32の頭部を把持して回転操作すると、ねじ作用でスライダ28が移動してスプロケット29,30がスライダ28と一体となって移動するので、一方のスプロケット29と他方のスプロケット30とが互いに掛かっている張力を打ち消す状態で移動するので、羽根車21の位相が調整される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
このように特開平4−235863号公報に開示されている装置においては、羽根車の位相を例えば平行1回折位置から平行2回折位置へ切替える場合、位相切替とこれに続く微調整とをねじ軸の回転操作のみで行わなければならないので、調整に長時間を要するばかりか、調整位置の再現性が得られないので、調整に熟練を要するという問題がある。
【0015】
本発明は以上のような点に鑑みなされたもので、羽根車等回転体の位相調整を短時間で行うことができ、かつ再現性を得ることを可能にした回転体の位相調整装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本発明においては、駆動輪と従動輪とに無端帯を張架するとともに、この無端帯で囲まれた箇所に摺動自在なスライダを設け、このスライダに設けた転輪に前記無端帯の一部を添接させてなり、前記スライダに作用端を連結してスライダを2位置間に移動させかつ付勢する移動手段と、機台側に回転自在かつ軸方向への移動が規制されて支持され軸線方向を前記スライダの移動方向と一致させたねじ軸と、このねじ軸のねじ部に進退自在に螺合された雌ねじ部材と、この雌ねじ部材の軸線方向両側に位置するように前記スライダに固定されこの雌ねじ部材を当接させることにより前記スライダの移動両端限を規制する規制部材とを設けたものである。
【0017】
【作用】
位相調整を行なうには、移動手段を作動すると、スライダが移動してこれと一体の規制部材も移動し、規制部材が雌ねじ部材に当接することによりスライダの移動を停止させるとともに同方向に付勢力を付与する。これで切替えは終了するが、微調整の必要がある場合には、ねじ軸を手動で回転操作すると、ねじ軸のねじ作用で雌ねじ部材を軸方向へ微量だけ移動させ、これに伴うスライダの移動に伴うスプロケットの移動により回転体の位相が最適な状態となる。
【0018】
この場合、ねじ軸を一方へ回転させると、雌ねじ部材が規制部材を押圧するので、スライダは移動手段の付勢力に抗して規制部材を微量だけ移動する。また、ねじ軸を他方へ回転させると、雌ねじ部材には規制部材を介して移動手段の付勢力が作用しているので、雌ねじ部材の移動に伴って規制部材を介してスライダは付勢力により微量だけ移動し、回転体の位相が最適な状態となる。
【0019】
【実施例】
図1ないし図4は本発明に係る回転体の位相調整装置を折機の羽根車に実施した例を示し、図1はその正面図、図2は図1の矢印II方向から見た仰視図、図3は平行1回折時における図1の矢印II方向から見た仰視図、図4は平行2回折および巻き折時における図1の矢印II方向から見た仰視図である。
【0020】
折機全体の構成は図5に基づいて説明したので、詳しい説明を省略し、以下同図を用いて簡単に説明する。平行折装置1は断裁胴2、折胴3、第1くわえ胴4および第2くわえ胴5とからなる折紙胴群を備えており、断裁胴2の上方には、ニッピングローラ6とフォーマ7とが設けられている。
【0021】
また、第2くわえ胴5の後方には、全体が側面視で逆L字状に形成された複数条ずつ2段の搬送テープ8が張架されており、その終端部下方には、矢印方向に回転する回転体としての羽根車9が折機フレームに軸支されている。10は羽根車9の下方に張架されて図に矢印で示す方向に走行する排紙コンベアである。
【0022】
図1および図2において、41はフレーム42に軸支された羽根車9の中心軸としての軸であって、この軸41には従動輪としてのスプロケット43が軸着されている。軸41の左右両側には、テンショナとして機能するように外方に付勢されたスプロケット軸44と固定スプロケット軸45とが設けられている。そして、これらのスプロケット軸44,45には、従動輪としてのスプロケット46とスプロケット47とがそれぞれ回転自在に軸装されている。
【0023】
48はスプロケット46の下方に位置しフレーム42側の軸孔に回転自在に軸支された駆動軸であって、原動側に駆動連結されており、この駆動軸48の軸端部には、駆動輪としてのスプロケット49が軸着されている。さらに、スプロケット47の下方には、前記スプロケット軸44と同様に外方に付勢されたスプロケット軸50が設けられており、このスプロケット軸50には、テンショナとして機能する従動輪としてのスプロケット51が回転自在に軸装されている。
【0024】
このように、各軸心を結ぶ線が略方形状をなすように配設された4個のスプロケット46,47,49,51に囲まれた箇所には、細長矩形状に形成され幅方向への移動が規制されたスライダ52が、フレーム42面に摺接して図に矢印で示す水平方向へ移動自在に設けられている。このスライダ52には、転輪となる2個のスプロケット53,54が回転自在に設けられている。なお、スライダ52の幅方向への規制は、一対のガイドレール、長孔とピンとの係合または蟻溝とこれに係入するガイドレールなどが使用される。
【0025】
このように配設されたスプロケット43,46,53,49,51,54,47には無端帯としてのチェーン55が張架されており、このチェーン55はスプロケット46,51に付与された図示しないばねによる付勢力により張られている。
【0026】
スライダ52の下方には、支軸56がフレーム42に植設されていて、この支軸56には、短冊状に形成されたレバー57が揺動自在に支持されている。このレバー57の一方の遊端部に形成されたU字溝57aはスライダ52に植設されたピン58に係合されている。また、レバー57の他方の遊端部には、フレーム42側に枢支された移動手段としてのエアシリンダ59のエア圧で進退するロッド60の作用端が枢着されている。
【0027】
一方、スライダ52の後端近傍には、ブラケット61がフレーム42面に突設されており、このブラケット61の軸孔には、先端部にねじが切られたねじ軸62が回転自在に軸支されている。63,64はブラケット61を両側から挟持するようにねじ軸62に固定され、ねじ軸62の軸方向への移動を規制するストツパである。
【0028】
さらに、スライダ52の後端部面には、規制部材としての前後一対のストッパ65,66が、間隔をおいて突設されており、ねじ軸62のねじ部に進退調節自在に螺合された雌ねじ部材としてのナット67は、ストッパ65とストッパ66との間に位置付けられている。なお、一方のストッパ65には、ねじ軸62の先端頭部が係入できるような孔が設けられており、またねじ軸62の後端部には、ねじ軸62を回転操作するときに把持するつまみ68が設けられている。
【0029】
以上のように構成された位相調整装置の動作を、平行1回折から平行2回折へ切替える場合を例にとって説明する。平行1回折の場合には、図3に示すようにナット67が後側のストッパ66に当接するように調整されている。この状態で印刷作業が開始されて駆動軸48が回転すると、チェーン55を介して羽根車9が回転し、印刷後に平行1回折された折丁は、回転している羽根車9の羽根と羽根との間へ排出される。
【0030】
平行1回折から平行2回折へ移行する場合には、図1,図2,図3に示す状態からエアシリンダ59のピストンロッド60を後退させると、レバー57がピン56を中心にして図1において時計方向に回動し、ピン58をU字溝57aと係合させているスライダ52が図の右方へ移動する。
【0031】
スライダ52の移動とともにこれと一体のストッパ65,66も移動し、図4に示すようにスライダ52側のストッパ65がねじ軸62側のナット67に当接することによりスライダ52の移動が停止する。この場合、ナット67が一方のストッパ65に当接しているときには平行1回折に適切であり、またナット67が他方のストッパ66に当接しているときには平行2回折に適切であるようにあらかじめストッパ65,66の位置が設定されているので、これで平行1回折から平行2回折への切替が終わるのであるが、なお最適の状態になるよう必要に応じて微調整が行われる。
【0032】
すなわち、図1〜3の状態で、つまみ68を把持してねじ軸62を回転させると、ねじ軸62がストツパ63,64で軸方向への移動が規制されており、またナット67の回転も規制されていることにより、ねじ作用によってナット67が軸方向へ微量だけ移動する。この場合、ねじ軸62を一方へ回転させると、ナット67がストッパ66を引っ張るので、スライダ52はエアシリンダ59の付勢力に抗して図の右方へ微量だけ移動して羽根車9の位相が最適の状態になる。
【0033】
また、ねじ軸62を他方へ回転すると、ナット67にはエアシリンダ59の付勢力が作用しているので、ナット67の移動に伴ってストッパ65が追随しスライダ52は左方へ移動し、羽根車9の位相が最適の状態になる。図4に示す状態においても同様である。すなわち、スライダ52を左方へ微調整するときはエアシリンダ59の付勢力に抗して移動させ、右方へ微調整するときはエアシリンダ59の付勢力によって移動する。このように羽根車9の位相の平行1回折から平行2回折への切替をエアシリンダ59によって短時間で行うことができ、また羽根車9の位相の微調整をエアシリンダ59とは別のねじ軸62の手動操作によって行うことができる。巻き折の場合の羽根車9の位相は、平行2回折の場合の位相と全く同じである。
【0034】
なお、本実施例ではテンショナとしてスプロケット46,51を使ったが、これらも固定スプロケットとし、テンショナ専用のスプロケットを適宜の部位に添接させる構成としてもよい。また、移動手段としてエアシリンダ59とレバー57を使う例を示したが、この移動手段はスライダに駆動力と付勢力が付与できるものであれば、油圧シリンダ、電磁ソレノイド、モータとスプリングとの組合わせなどであってもよい。
【0035】
また、本実施例では、羽根車9のスプロケット43と駆動軸48のスプロケット49のほかに従動車としてのスプロケット46,47,51を使用する例を示したが、これら従動輪を使用せずに、羽根車用のスプロケットと駆動輪とを直接無端帯で連結し、この無端帯にスライダの転輪を添接させる構造としてもよい。この場合、2個の転輪を図1に示すように無端帯の外側を添接させる構造としてもよいし、転輪間を離間させ無端帯の内側を添接させる構造としてもよい。また、スライダに転輪を1個設け、この転輪とテンションスプロケットを無端帯に添接させる構造としてもよい。
【0036】
さらに、本実施例では位相調整を行う回転体として折機の羽根車を例示したが、羽根車に限定するものではなく、環状のカムなどに適用してもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、本発明によれば回転体の位相調整装置において、位相調整用のスライダ調整手段として、スライダに作用端を連結してスライダを2位置間に移動させかつ付勢する移動手段と、機台側に回転自在かつ軸方向への移動が規制されて支持され軸線方向を前記スライダの移動方向と一致させたねじ軸と、このねじ軸のねじ部に進退自在に螺合された雌ねじ部材と、この雌ねじ部材の軸線方向両側に位置するように前記スライダに固定されこの雌ねじ部材を当接させることにより前記スライダの移動両端限を規制する規制部材とを設けたことにより、回転体の位相調整に際し粗調整すなわち切替をエアシリンダなどのアクチュエータで行い、微調整を移動手段とは別のねじ軸を手動操作することで行うことができる。また、何度位相調整を行ってもそのたびに最適な切替位置を短時間で正確に再現することができるので、切替時間を大幅に短縮することができ機械の稼働率が向上するとともに、熟練を必要とせず省力化とコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転体の位相調整装置の正面図である。
【図2】 図1の矢印II方向から見た仰視図である。
【図3】 平行1回折時における図1の矢印II方向から見た仰視図である。
【図4】 平行2回折時における図1の矢印II方向から見た仰視図である。
【図5】 従来技術の説明と本発明の説明とに共用される折機の胴配列図である。
【図6】 従来における回転体の位相調整装置の概略構成図である。
【符号の説明】
9…羽根車、41…軸、43…スプロケット、46…スプロケット、47…スプロケット、48…駆動軸、49…スプロケット、51…スプロケット、52…スライダ、53…スプロケット、54…スプロケット、55…チェーン、57…レバー、58…ピン、59…エアシリンダ、60…ピストンロッド、61…ブラケット、62…ねじ軸、63…ストツパ、64…ストツパ、65…ストッパ、66…ストッパ、67…ナット。
Claims (2)
- 駆動輪と従動輪とに無端帯を張架するとともに、この無端帯で囲まれた箇所に摺動自在なスライダを設け、このスライダに設けた転輪に前記無端帯の一部を添接させてなり、前記スライダに作用端を連結してスライダを2位置間に移動させかつ付勢する移動手段と、機台側に回転自在かつ軸方向への移動が規制されて支持され軸線方向を前記スライダの移動方向と一致させたねじ軸と、このねじ軸のねじ部に進退自在に螺合された雌ねじ部材と、この雌ねじ部材の軸線方向両側に位置するように前記スライダに固定されこの雌ねじ部材を当接させることにより前記スライダの移動両端限を規制する規制部材とを設けたことを特徴とする回転体の位相調整装置。
- 駆動輪と少なくとも3個の従動輪とを各軸心を結ぶ線が略方形をなすように配設しこれら駆動輪と従動輪とに無端帯を張架するとともに、これら駆動輪と従動輪とで囲まれた箇所に摺動自在なスライダを設け、このスライダに設けた2個の転輪に前記無端帯の外側の一部を添接させてなり、前記スライダに作用端を連結してスライダを2位置間に移動させかつ付勢する移動手段と、機台側に回転自在かつ軸方向への移動が規制されて支持され軸線方向を前記スライダの移動方向と一致させたねじ軸と、このねじ軸のねじ部に進退自在に螺合された雌ねじ部材と、この雌ねじ部材の軸線方向両側に位置するように前記スライダに固定されこの雌ねじ部材を当接させることにより前記スライダの移動両端限を規制する規制部材とを設けたことを特徴とする回転体の位相調整装置。
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JPH08301515A JPH08301515A (ja) | 1996-11-19 |
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1995
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