JP3635821B2 - 液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置 - Google Patents
液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3635821B2 JP3635821B2 JP29227396A JP29227396A JP3635821B2 JP 3635821 B2 JP3635821 B2 JP 3635821B2 JP 29227396 A JP29227396 A JP 29227396A JP 29227396 A JP29227396 A JP 29227396A JP 3635821 B2 JP3635821 B2 JP 3635821B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal monitor
- monitor device
- holding
- wrist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、小型の液晶モニターを手首に安定して装着できるようにした液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯型の小型映像表示装置は例えば通勤時に電車内で見ようとするとき、文庫本などを読むときと同様に手で保持して画面を眼の方に向け見ていた。
しかしながら小型液晶テレビなどの小型液晶表示装置は書籍類に比べて、かなり重量があり、しかも書籍類は文字に視点を合わせて文章を読めばいいが、小型液晶テレビなどでは画面を凝視する必要があり、揺れる車内で画面を固定することは、大変難しいことであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、携帯用の小型液晶モニター装置を手首に安定して保持できる液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係る液晶モニター装置の保持装置は、液晶モニター装置を手首に保持するための液晶モニター装置の保持装置において、前記液晶モニター装置の取り付け部に結合されて支承する首振り機構を備えたアーム部と、前記アーム部を回動自在に取り付ける取り付け部を有する手首に固定される手首ベルトと、前記手首ベルトから延長されたステーと、前記ステーの端部に設けた前腕止め部とを備え、前記液晶モニター装置及び前記アーム部により加わるモーメントを前記手首ベルトと前記前腕止め部とにより保持するとともに、前記液晶モニター装置の画面を眼の方に向けられるように構成されていることを特徴とする。
【0005】
また、上述の課題を解決するために、本発明に係る保持装置を備える液晶モニター装置は、液晶モニター装置を手首に保持するための保持装置を備える液晶モニター装置において、前記液晶モニター装置の取り付け部に結合されて支承する首振り機構を備えたアーム部と、前記アーム部を回動自在に取り付ける取り付け部を有する手首に固定される手首ベルトと、前記手首ベルトから延長されたステーと、前記ステーの端部に設けた前腕止め部とを備え、前記液晶モニター装置及び前記アーム部により加わるモーメントを前記手首ベルトと前記前腕止め部とにより保持するとともに、前記液晶モニター装置の画面を眼の方に向けられるように構成されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
第1の実施の形態
図1〜3はこの発明の第1の実施の形態の映像表示装置の保持装置である。本発明の映像表示装置の保持装置1は、図1に示すように小型液晶モニター等の映像表示装置2の取り付け部2aに結合されて支承する首振り機構3aを備えた、アーム部3、アーム部3を回動自在に取り付ける取り付け部3bが取り付けられ、人の手首に取り付ける手段としてのホルダー4からなる。
【0007】
ホルダー4はアーム部3を回動自在に取り付ける取り付け部3bを備え、末端が解放され、末端同士を締結するマジックファスナー等から成る締結手段を備え柔軟性のあるプラスチック等から成る手首ベルトと、この手首ベルト10に一体に形成され、直交方向に延長されたステー11と、このステー11の先端に固定された前腕止め部12から成る。
この前腕止め部12はプラスチック等の弾性に富んだ材料で端部を解放したCの字状に構成する。
【0008】
次にこの保持装置1の用い方について述べると、まず保持装置1のホルダー4の手首ベルト10を手首に巻き付け、その端部を締結手段9で締結する。そして、前腕止め部12の解放端部13を弾性を利用して開き、前腕に嵌める。
アーム部3の首振り機構3aによって、画面6を自在な角度と位置に調整し、固定できるようになっている。小型液晶モニター(映像表示装置)2の操作釦5を切り替えることによって、画面6に内蔵テレビチューナーや外部の映像再生装置7からの映像信号を再生する。この図では映像再生装置7は携帯型ビデオCD再生機や、携帯型VTRや小型パーソナルコンピュータ等を用いることができる。そして、音声はヘッドホン8で聞くことができる。
【0009】
図2にこの映像表示装置2の保持装置1を腕14に装着した状態を示し、図2(a)は小型液晶モニター(映像表示装置)2の画面6を見る場合を示し、液晶モニター(映像表示装置)2の他にアーム部3も存在し、かなりのモーメントがホルダー4に加わることになるが、アーム部3の根元は手首ベルト10で固定され、モーメントは前腕止め部12により、前腕で受けるので、確実に保持でき、手15は自由に動かせる。
図2(b)は小型液晶モニター(映像表示装置)2を折り畳んだ状態を示し、アーム部3を回動して映像表示装置2をステー11の上に位置するようにしている。
【0010】
この第1の実施の形態の使用例を図3に示す。この図から判るように、右手にカバンをぶら下げ、左手で吊輪を掴むという電車の中でも、映像表示装置2の画面6の位置は丁度眼の下辺りに来るので、容易に画面を見ることができる。
また、使わないときには畳んでしまえば、点線で示したように上着の袖にぴったりと隠れてしまい都合がよい。
【0011】
本発明によれば、映像表示装置を手首に回動自在に装着したので、電車内等においては、両手で吊革や、支え棒などに掴まることが可能となった。しかも手首に映像表示装置をしっかりと固定できるようにしたので、手で例えば支え棒を掴むと、手首も固定されることになり、手首に固定された映像表示装置は大変安定して保持することが可能となった。
【0012】
第2の実施の形態
第2の実施の形態を図4、5に示す。図4がその詳細図である。
機能的に同様の働きをなす構成部に同一の番号を付したが、この第2の実施の形態は第1の実施の形態の保持装置より、機械的な強度を向上させた形態で、アーム部3を省き、首振り機構3aに映像表示装置2に設けた回転受け部3cを支承させ、前腕止め部12を、ベルト式としたものである。
【0013】
また、映像再生装置7はデータ通信機能内蔵のパーソナルコンピュータとし、また操作釦5は手の指に嵌めて使うタイプの指輪型のスイッチ装置5として、例えば左手人差し指に嵌合し、親指で操作し、片方の手だけでも操作できる形としている。
【0014】
その使用例を図5に示す。これは航空機などの配線などの組み立てを工具16を使用して作業を行っている例であり、図示したごとく、膨大な作業手順書を1頁毎にめくりながら作業するかわりに、一つの作業手順を順次画面に映しだして、作業を進め、その作業が終わると指輪型で小型のスイッチ装置5を操作して次の工程に進むようにしている。
このようにすることにより、作業手順書を使うのと比べ、はるかに効率良く仕事ができる。しかも両方の手は空いているので、自由に使え、作業現場での危険を回避できる余裕ができて作業の安全性を向上できる。
【0015】
第3の実施の形態
図6に指輪型のスイッチ装置5の実施の形態を示し、リング状の保持具5aは、中央部にスイッチ5bが取り付けられており、端部は解放してある。保持具5aは例えば人差し指に嵌めるのに適した大きさとし、人差し指に嵌めて、スイッチ5bの取り付け面を親指側に向ければ、親指でスイッチ5bが操作できる。図6の(a)はスイッチ1個設けた例、(b)はスイッチを横に2個、(c)は縦横に2個ずつ設けた例を斜視図で示した。本発明はこれらの例に限定されることなく本発明の主旨の下に、さまざまな変更は可能である。
【0016】
【発明の効果】
本発明に係る液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置は、液晶モニターを手首に安定して保持でき、また指の間で操作できるスイッチ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像表示装置の保持装置の第1の実施の形態の斜視図。
【図2】本発明の映像表示装置の保持装置の腕に装着した使用例を示す斜視図で、(a)は映像表示装置を起こした状態、(b)は映像表示装置を畳んだ状態。
【図3】本発明の映像表示装置の保持装置を電車内で使用している状態。
【図4】本発明の映像表示装置の保持装置の第2の実施の形態の斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の映像表示装置を使用している状態の斜視図。
【図6】本発明のスイッチ装置の斜視図。
【符号の説明】
1…保持装置、2…映像表示装置、3…アーム部、3a…首振り機構、3b…取り付け部、3c…回転受け部、4…ホルダー、5…スイッチ装置、5a…保持具、5b…スイッチ、6…画面、7…映像再生装置、8…ヘッドホン、9…締結手段、10…手首ベルト、11…ステー、12…前腕止め部、13…解放端部、14…腕、15…手
Claims (8)
- 液晶モニター装置を手首に保持するための液晶モニター装置の保持装置において、
前記液晶モニター装置の取り付け部に結合されて支承する首振り機構を備えたアーム部と、
前記アーム部を回動自在に取り付ける取り付け部を有する手首に固定される手首ベルトと、
前記手首ベルトから延長されたステーと、
前記ステーの端部に設けた前腕止め部とを備え、
前記液晶モニター装置及び前記アーム部により加わるモーメントを前記手首ベルトと前記前腕止め部とにより保持するとともに、前記液晶モニター装置の画面を眼の方に向けられるように構成されていることを特徴とする液晶モニター装置の保持装置。 - 前記液晶モニター装置は、前記液晶モニター装置及び前記アーム部を、前記ステーに沿わせる形で畳めるように構成したことを特徴とする請求項1記載の液晶モニター装置の保持装置。
- 前記液晶モニター装置は、前記液晶モニター装置の画面に対し垂直方向に回動自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載の液晶モニター装置の保持装置。
- 液晶モニター装置を手首に保持するための保持装置を備える液晶モニター装置において、
前記液晶モニター装置の取り付け部に結合されて支承する首振り機構を備えたアーム部と、
前記アーム部を回動自在に取り付ける取り付け部を有する手首に固定される手首ベルトと、
前記手首ベルトから延長されたステーと、
前記ステーの端部に設けた前腕止め部とを備え、
前記液晶モニター装置及び前記アーム部により加わるモーメントを前記手首ベルトと前記前腕止め部とにより保持するとともに、前記液晶モニター装置の画面を眼の方に向けられるように構成されていることを特徴とする保持装置を備える液晶モニター装置。 - 前記液晶モニター装置は、前記液晶モニター装置及び前記アーム部を、前記ステーに沿わせる形で畳めるように構成されていることを特徴とする請求項4記載の保持装置を備える液晶モニター装置。
- 前記液晶モニター装置は、前記液晶モニター装置の画面に対し垂直方向に回動自在に構成されていることを特徴とする請求項4記載の保持装置を備える液晶モニター装置。
- 前記液晶モニター装置は、指輪状の保持具と、該保持具の側面に設けたスイッチとを具備し、該スイッチを保持具を嵌めた指に隣接する指で操作できるようにしたスイッチ装置により制御するように構成したことを特徴とする請求項4記載の保持装置を備える液晶モニター装置。
- 前記スイッチ装置には、略十字型に縦横に2個ずつスイッチを有することを特徴とする請求項7記載の保持装置を備える液晶モニター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29227396A JP3635821B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29227396A JP3635821B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004242793A Division JP3767619B2 (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | 映像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10145702A JPH10145702A (ja) | 1998-05-29 |
JP3635821B2 true JP3635821B2 (ja) | 2005-04-06 |
Family
ID=17779624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29227396A Expired - Fee Related JP3635821B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3635821B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-05 JP JP29227396A patent/JP3635821B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10145702A (ja) | 1998-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001034361A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP5665035B1 (ja) | 携帯電子端末保持具 | |
US5975478A (en) | Paper holder having a secure gripping feature | |
CN109391713A (zh) | 一种移动终端 | |
US5023706A (en) | Television, radio and binocular system | |
US9504173B2 (en) | Portable electronic product | |
US6140981A (en) | Body-mountable display system | |
JP3635821B2 (ja) | 液晶モニター装置の保持装置及び保持装置を備える液晶モニター装置 | |
JP2002140159A (ja) | センサー付き携帯情報機器 | |
JP3767619B2 (ja) | 映像表示装置 | |
GB2471145A (en) | A handheld image capture and viewing device | |
CN210606389U (zh) | 柔性显示装置 | |
JP2949538B2 (ja) | ノート型コンピュータ装置 | |
CN219245866U (zh) | 虚拟现实眼镜 | |
CN215522837U (zh) | 一种头戴式投屏显示器 | |
JP3382936B1 (ja) | 片手支持可能な表示装置 | |
CN103763989B (zh) | 可安装在座椅靠背上的用于便携式电子装置的夹具组件 | |
US10980340B1 (en) | Tray for media device | |
CN220770761U (zh) | 一种夹持装置及支架 | |
CN219643951U (zh) | 多功能手机支架 | |
JP2000251461A (ja) | 携帯形映像記録再生装置 | |
CN218737766U (zh) | 一种翻转结构和翻转结构支架 | |
JP2001273050A (ja) | ペン入力コンピュータの機能拡張コネクタスタンド | |
CN110740206B (zh) | 终端保护装置及电子设备 | |
JPH048958Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040603 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040622 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041227 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |