JP2001273050A - ペン入力コンピュータの機能拡張コネクタスタンド - Google Patents

ペン入力コンピュータの機能拡張コネクタスタンド

Info

Publication number
JP2001273050A
JP2001273050A JP2000082557A JP2000082557A JP2001273050A JP 2001273050 A JP2001273050 A JP 2001273050A JP 2000082557 A JP2000082557 A JP 2000082557A JP 2000082557 A JP2000082557 A JP 2000082557A JP 2001273050 A JP2001273050 A JP 2001273050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
stand
connector
function expansion
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000082557A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kodama
拓 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000082557A priority Critical patent/JP2001273050A/ja
Publication of JP2001273050A publication Critical patent/JP2001273050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 机上配置状態で外部機器に接続した時でもペ
ン入力コンピュータの視認性や操作性を向上しつつ、か
つ携帯性に優れ、外出先でも容易に外部機器との接続を
行うことのできるペン入力コンピュータの機能別拡張コ
ネクタスタンドを提供する。 【解決手段】 機能拡張コネクタスタンド10は、ペン
PC12を垂直面Aに対して所定角度θだけ傾けた状態
で挟持し起立させる一対の挟持腕部14,16と、前記
挟持腕部14,16が接続された本体部18からなり、
挟持腕部14は前記ペンPC12側の入出力コネクタ1
2aに接続可能な専用コネクタ14aを有し、本体部1
8は専用コネクタ14aと関連する複数の機能別拡張コ
ネクタ18a〜18dを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペン入力コンピュ
ータの機能拡張コネクタスタンド、特に、ペン入力コン
ピュータに外部機器を接続して、机上等で使用する際の
ペン入力コンピュータの視認性や操作性を向上し、かつ
小型、軽量で携帯性に優れた機能拡張コネクタスタンド
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型、軽量で携帯性に優れた携帯
端末が急速に普及している。この携帯端末の一形態とし
て、ペン入力コンピュータ(以下、ペンPCという)が
ある。ペンPCは、タッチセンサ等の入力装置を有する
小型表示装置を有し、先端の尖った専用ペンやボールペ
ン等によりキーボード等を用いることなく各種入力操作
を行うことができる。その結果、従来オフィスの机でし
かできなかった仕事を、移動中や外出先等で行えるよう
になった。例えば、ペンPCを携帯した利用者が外出先
で実際の商品の売れ行きや顧客の要望を考慮して受発注
資料を作成したり、外出先で打ち合わせを行いながら業
務記録を作成したり、データの入力・照会を行ったりす
ることができるようになった。
【0003】外出先での使用に適したペンPCは、片手
でペンPC本体を保持し、もう片方の手で保持したペン
により入力操作を行う。一方、オフィスに戻った時に
は、ペンPCを机上等に置いて、OA端末として使用す
ることができる。すなわち、PCに大型ディスプレイや
キーボード、マウス、プリンタ、記憶装置等を接続し、
必要なデータの入出力を効率的に行うことができる。
【0004】ところで、外出先で使用するようなペンP
Cは、携帯性や小型軽量化が重視されるため、基本的な
入力操作や処理を行うために必要とされる装備のみが設
けられ、その他の装備は、前述したように必要時に適宜
接続するようになっている。すなわち、ペンPCは、本
体表面の大部分をペン入力可能な表示画面で占め、その
周囲に数個のプッシュスイッチやダイヤルスイッチ等の
みが配置されている。また、軽量化を図るために、ペン
PCの場合、外部機器(大型ディスプレイ、キーボー
ド、マウス、プリンタ、記録装置等)接続用の個別のコ
ネクタは設けられておらず、専用の集合コネクタ(例え
ば、200極程度のコネクタ)が1つだけ形成されてい
る場合が多い。そして、外部機器との接続の際には、ペ
ンPCを机上等に置いて、図11(a)に示すように、
ペンPC100の背面等に形成された集合コネクタ(不
図示)に専用の拡張コネクタ102を接続するようにな
っている。拡張コネクタ102には個別コネクタ102
a〜102c(3個のみ図示)が形成され、ディスプレ
イ用やキーボード用、プリンタ用、RSー232C用等
のケーブルコネクタ104a〜104c等が適宜接続さ
れ、各種外部機器に接続できるようになっている。ま
た、更に機能を拡張できるものとして、図11(b)に
示すように、ペンPC100より大きなドッキングベイ
106もある。このドッキングベイ106には更に多く
のコネクタや各種機能を有するスイッチ類が配置されて
いる。また、特開平8−95669号公報に開示される
ように、各種コネクタに加えて、フロッピー(登録商
標)ディスクドライブ装置やハードディスクドライブ装
置、電源供給装置等を搭載した更に大きな拡張ステーシ
ョンもある。
【0005】このような拡張ユニット(拡張コネクタや
ドッキングベイ、拡張ステーション等)を用いること
で、ペンPCをオフィスでも有効利用することが可能に
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11
(a)、(b)に示すように拡張コネクタ102やドッ
キングベイ106を使用した場合、ペンPC100の表
示画面100aは、ペンPC100を置く机面と略平行
になり、表示画面100aを表示手段や入力手段として
使用する場合には、表示画面100aのチルト角度がほ
とんど得られないため視認性や入力操作性が著しく低下
してしまうという問題がある。また、ドッキングベイ1
06や拡張ステーション等では、筐体を斜めにして、表
示画面100aのチルト角度を得ることもできるが、ド
ッキングベイ106や拡張ステーション自体が大型化、
重量化し、その携帯性を低下させてしまうという問題が
ある。本来、ドッキングベイ106や拡張ステーション
はオフィスの机の上で使用することを前提にしている
が、実際は、外出先においても、プレゼンテーション等
のためにペンPC100を大型ディスプレイ等に接続す
る必要性が生じ、ドッキングベイ106や拡張ステーシ
ョンが必要になる場合があるが、そのような場合に、ペ
ンPC100より大きなドッキングベイ106や拡張ス
テーションを携帯することは困難であり、実用性に欠け
るという問題がある。
【0007】本発明は上記従来の問題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、ペン入力コンピュータを外部機
器に接続して机上等に置いて使用する場合でもペン入力
コンピュータの視認性や操作性を維持、向上しつつ、か
つ携帯性に優れ、外出先でも容易に外部機器との接続を
行うことのできるペン入力コンピュータの機能拡張コネ
クタスタンドを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ペン操作による入力が可能なペン入力コ
ンピュータを起立保持する機能拡張コネクタスタンドで
あって、前記ペン入力コンピュータを垂直面に対して所
定角度傾けた状態で挟持する一対の挟持腕部と、前記ペ
ン入力コンピュータ側の入出力コネクタに接続可能な専
用コネクタと、前記挟持腕部を保持すると共に、前記専
用コネクタと関連する複数の機能別拡張コネクタを有す
る本体部と、を含むものとする。
【0009】また、前記目的を達成するために、本発明
において、前記挟持腕部のうち一方の外面側は、水平方
向に広がるスタンド平面部を形成するものとする。
【0010】また、前記目的を達成するために、本発明
において、前記スタンド平面部を有する挟持腕部は、内
部に収納自在な平面拡大部材を有するものとする。
【0011】また、前記目的を達成するために、本発明
において、前記専用コネクタは、前記挟持腕部の一部に
形成されているものとする。
【0012】また、前記目的を達成するために、本発明
において、前記挟持腕部は、少なくともその一部が前記
ペン入力コンピュータの当接位置に対して揺動し、挟持
状態の開閉を行う揺動機構を有するものとする。
【0013】また、前記目的を達成するために、本発明
において、前記挟持腕部は、ペン入力コンピュータの挟
持角度を調整する挟持角度調整部を有するものとする。
【0014】さらに、前記目的を達成するために、本発
明において、前記挟持腕部は、前記本体部から同一方向
に突出配置され、ペン入力コンピュータの背面と本体部
との間に所定間隔の空間を形成するものとする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を用いて説明する。
【0016】実施の形態1.図1には、本実施の形態1
に係るペン入力コンピュータ(ペンPC)の機能拡張コ
ネクタスタンド10の外観斜視図が示されている。ま
た、図2には、機能拡張コネクタスタンド10がペンP
C12を挟持し、机等の平面(不図示)に置かれている
状態が示されている。なお、本実施の形態1では、外部
装置、例えば大型ディスプレイやキーボード、記憶装置
等との電気信号の入出力を背面に形成された一つの入出
力コネクタ(集合コネクタ)12aで行うペンPC12
に適用可能な機能拡張コネクタスタンド10を説明す
る。
【0017】図1、図2に示すように、機能拡張コネク
タスタンド10は、ペンPC12の表示画面12bを垂
直面Aに対して所定角度θ(例えば、15°)だけ傾け
た状態でペンPC12のハウジングを略上下方向から挟
持する一対の挟持腕部14,16と、前記一対の挟持腕
部14,16を保持する本体部18等で構成されてい
る。ペンPC12を挟持した場合に下側になる挟持腕部
16の底面は、機能拡張コネクタスタンド10の起立状
態を維持可能な平らなスタンド平面部16aを形成して
いる。なお、挟持腕部14,16及び本体部18は樹脂
等により別部品で構成され接続されても、一体形成され
てもよい。
【0018】また、前記本体部18には、図示しない外
部機器(ディスプレイやキーボード、プリンタ、記憶装
置、外部コンピュータ等)と接続を行うための複数の機
能別拡張コネクタ18a〜18d(図1においては、4
個を図示)が配置されている。この機能別拡張コネクタ
18a〜18dは、挟持腕部14に内蔵された専用コネ
クタ14aと接続されている。この専用コネクタ14a
は、例えば200極の端子を有し、ペンPC12の背面
に形成され同様に200極の端子を有する入出力コネク
タ12aと接続可能になっている。また、専用コネクタ
14aを挟持腕部14に内蔵することで、機能拡張コネ
クタスタンド10の全体構成を簡略化し、小型化軽量化
等に寄与している。
【0019】ペンPC12を機能拡張コネクタスタンド
10に接続する場合、挟持腕部14側で入出力コネクタ
12aと専用コネクタ14aとの接続を行いつつ、ペン
PC12の下端側を挟持腕部16上に押し込んでいく。
挟持腕部16上には、PCストッパ16b,16cが形
成され、ペンPC12が挟持腕部14側での接続に従っ
て、所定位置に保持されるようになっている。この時、
ペンPC12は、挟持腕部14側における入出力コネク
タ12aと専用コネクタ14aの接続及び挟持腕部16
により、上下方向の動きが完全に規制され、固定挟持さ
れる。また、ペンPC12を機能拡張コネクタスタンド
10から取り外す場合は、挟持腕部16の接続部を中心
に入出力コネクタ12aと専用コネクタ14aとの接続
を開放する方向にペンPC12を回転させることにより
容易に取り外すことができる。
【0020】このように、一対の挟持腕部14,16
と、両者を接続する本体部18からなる小型の機能拡張
コネクタスタンド10を使用することにより、ペンPC
12を机の上等に置いた場合に、ペンPC12を所定角
度傾けた状態で挟持し起立させることができるので、表
示画面12bの視認性や操作性を維持、向上しつつ、外
部機器との接続を容易に行うことが可能になる。なお、
前述したように機能拡張コネクタスタンド10は挟持腕
部14,16と、本体部18で構成することにより小型
・軽量化が容易で、携帯性に優れ、容易に持ち運びする
ことが可能になる。
【0021】前記入出力コネクタ12aと専用コネクタ
14aとの接続は、ペンPC12の下端が挟持腕部16
で保持されているので、コネクタ同士の結合力のみで十
分に維持可能であり、また十分なペンPC12の挟持力
も得られるが、例えば図3に示すように、挟持腕部14
の両端近傍にロックネジ20を配置し、ペンPC12本
体側に形成されたロック用雌ネジと螺合させて挟持腕部
14を固定するようにしてもよい。この場合、挟持腕部
16側では、ペンPC12を下側から支持するのみでよ
いので、PCストッパ16cを省略してもよい。PCス
トッパ16cの省略によりペンPC12の機能拡張コネ
クタスタンド10に対する着脱が容易になる。
【0022】実施の形態2.図4(a),(b)には、
実施の形態2に係る機能拡張コネクタスタンド22が示
されている。本実施の形態2では、外部装置との電気信
号の入出力を上端面に形成された一つの入出力コネクタ
(集合コネクタ)12aで行うペンPC12に適用可能
な機能拡張コネクタスタンド22を説明する。実施の形
態2において、機能拡張コネクタスタンド22は、一対
の挟持腕部14,16及び両者を保持すると共に、複数
の機能別拡張コネクタ18a〜18d(図4(a),
(b)においては、4個を図示)を有する本体部18で
構成される点、ペンPC12の表示画面12bを垂直面
Aに対して所定角度θ(例えば、15°)だけ傾けた状
態でペンPC12を略上下方向から挟持する点に関して
は実施の形態1と同じである。しかし、実施の形態1に
比べ、ペンPC12の着脱がより容易になるように、挟
持腕部14が本体部18に対して揺動する揺動機構を有
している。この揺動機構は、回転軸24を用いて構成さ
れている。すなわち、挟持腕部14が回転軸24を介し
て揺動自在に本体部18に接続されている。
【0023】ペンPC12を機能拡張コネクタスタンド
22に装着する場合、まず、ペンPC12をスタンド平
面部16aを有する挟持腕部16のPCストッパ16
b,16cにより位置決めする。次に、挟持腕部14を
回転軸24を中心に回転させ、入出力コネクタ12aと
専用コネクタ14aの接続を行った後、ロックネジ20
をペンPC12側の雌ネジに螺合させることにより、両
コネクタのロック固定を行うと共に、機能拡張コネクタ
スタンド22の挟持腕部14,16でペンPC12の挟
持状態の維持を行う(図4(b))。なお、入出力コネ
クタ12aと専用コネクタ14aの結合力のみでペンP
C12の挟持状態を維持できる場合は、ロックネジ20
を省略してもよい。
【0024】このように、揺動する挟持腕部14と固定
された挟持腕部16と、両者を接続する本体部18から
なる小型、軽量の機能拡張コネクタスタンド22を使用
することにより、実施の形態1と同様に、ペンPC12
を机の上等に置いた場合に、ペンPC12を所定角度傾
けた状態で挟持することができるので、表示画面12b
の視認性や操作性を維持、向上しつつ、外部機器との接
続を容易に行うことが可能になると共に、ペンPC12
の着脱が容易になりペンPC12単体での使用時と、機
能拡張コネクタスタンド22の使用時との切り換えを容
易に行うことができる。また、実施の形態1と同様に機
能拡張コネクタスタンド22は挟持腕部14,16と、
本体部18で構成することにより小型・軽量化が容易
で、携帯性に優れ、容易に持ち運びすることが可能にな
る。
【0025】実施の形態3.図5に示す実施の形態3に
係る機能拡張コネクタスタンド26は、上述した実施の
形態1で示した背面に入出力コネクタ12aを有するタ
イプのペンPC12を実施の形態2と同様に、容易に着
脱できる構成にしたものである。つまり、挟持腕部14
は回転軸24を中心に本体部18に対して揺動可能であ
り、スタンド平面部16a及びPCストッパ16b,1
6cを有する挟持腕部16は、本体部18に対して固定
されている。また、本体部18には、入出力コネクタ1
2aに接続可能な専用コネクタ(不図示)が形成されて
いる。本実施の形態3において、挟持腕部14は、実施
の形態2と同様に、ロックネジを有しペンPC12を挟
持固定する構成でもよいが、フック部14bを有する挟
持腕部14を例えば、スプリング等の付勢手段によって
常時閉方向(ペンPC12を挟持する方向)に付勢する
構成にしてもよい。実施の形態3の場合、入出力コネク
タ12aと専用コネクタ14aの結合力によりある程度
機能拡張コネクタスタンド26によるペンPC12の保
持は可能になるので、挟持腕部14,16は、ペンPC
12の挟持姿勢を維持するのみで十分になる。実施の形
態3の場合、実施の形態1と同様な構成のペンPC12
を実施の形態1より容易に機能拡張コネクタスタンド2
6に対して着脱できると共に、ペンPC12を実施の形
態1より強固かつ安定した状態で挟持し起立させること
ができる。
【0026】前述した各実施の形態においては、挟持腕
部16は、突起状のPCストッパ16b,16cを用い
て、ペンPC12の下端部を引っかけるように挟持を行
っている例を示しているが、ペンPC12の固定が行え
れば任意の方法で代用してもよく、例えば図6に示すよ
うに、ペンPC12の表面に形成された凹部12cに係
合する回転スイッチ28を挟持腕部16に配置してもよ
い。この場合、挟持腕部16自体の撓み等を伴うことな
く、挟持腕部16上に受け入れたペンPC12に対して
回転スイッチ28を回転し係合させて、当該ペンPC1
2をロックできるので、ペンPC12の挟持作業を容易
に行うことが可能になり、よりスムーズなペンPC12
の着脱動作を行うことが可能になる。もちろん、回転ス
イッチ28を挟持腕部14側に適用してもよい。
【0027】実施の形態4.図7には、実施の形態4に
係る機能拡張コネクタスタンド30が示されている。本
実施の形態4の機能拡張コネクタスタンド30は、挟持
したペンPC12の傾斜角度を調整できる挟持角度調整
部を有している。この挟持角度調整部は回転軸24,3
2を用いて構成されている。すなわち、挟持腕部14が
回転軸24を介して本体部18に接続され、挟持腕部1
6が回転軸32を介して本体部18に接続され挟持角度
調整部を形成している。挟持腕部14,16の両方が、
本体部18に対して揺動可能になることで、ペンPC1
2を挟持した状態で、ペンPC12を矢印B方向に揺動
することが可能になり、ペンPC12の垂直面に対する
傾斜角度を任意に選択することが可能になる。その結
果、ペンPC12を机上使用する場合に、使用状況に応
じて最適位置に調整できるので表示画面12bの視認性
を更に向上することができる。
【0028】なお、挟持角度を変更可能としているの
で、挟持腕部14はロックネジ20により、ペンPC1
2の挟持固定を確実に行うことが望ましく、また、挟持
腕部16はラチェット機構やボールプランジャ機構、或
いは、摩擦摺動機構等を用いた周知の節度機構によりあ
る程度の抵抗力を有しつつ揺動する構成にすることが望
ましい。
【0029】なお、本体部18の機能別拡張コネクタ1
8a〜18dの構成に関しては、上述した各実施の形態
と同じである。
【0030】また、ペンPC12の傾斜角度の調整機構
は、実施の形態4の構成のみでなく、例えば、挟持腕部
16とペンPC12の接触面に水平面に対して角度の異
なる段部を設け、ペンPC12を挟持する際に段部の係
合位置を選択することによりペンPC12の角度調整を
行ってもよい。この場合、挟持腕部14を揺動自在にし
ておくことにより入出力コネクタ12aと専用コネクタ
14aとの接続状態は常時最適状態に維持することがで
きる。
【0031】このように、一対の挟持腕部14,16
と、両者を接続する本体部18からなる小型の機能拡張
コネクタスタンド30を使用することにより、ペンPC
12を机の上等に置いた場合に、ペンPC12を所定角
度傾けた状態で挟持し起立させることができるので、表
示画面12bの視認性や操作性を維持、向上しつつ、外
部機器との接続を容易に行うことが可能になる。また、
機能拡張コネクタスタンド30は挟持腕部14,16
と、本体部18で構成することにより小型・軽量化が容
易で、携帯性に優れ、容易に持ち運びすることが可能に
なる。さらに、挟持腕部14,16に挟持角度調整部を
形成することにより更にペンPC12の視認性や操作性
を最適化することができる。
【0032】実施の形態5.図8、図9には、実施の形
態5に係る機能拡張コネクタスタンド34,36が示さ
れている。上述した各実施の形態において、ペンPC1
2を挟持する機能拡張コネクタスタンドは、一対の挟持
腕部14,16と本体部18で構成された小型軽量のブ
ロック形状を呈しているため、机上等に載置した場合、
機能別拡張コネクタ18a〜18dに接続されるケーブ
ルの重量や剛性によっては、姿勢が不安定になる場合が
ある。そこで、機能拡張コネクタスタンド34,36に
おいては、挟持腕部16のスタンド平面部16aの面積
を拡大する平面拡大部材として、挟持腕部16の内部に
収納自在な補助スタンド38が配置されている。この補
助スタンド38は、樹脂等の板材で構成されている。
【0033】図8の機能拡張コネクタスタンド34の場
合、1枚の補助スタンド38が挟持腕部16の長手方向
(ペンPC12の表示画面12bに対して直交する方
向)に伸縮自在に配置され、図9の機能拡張コネクタス
タンド36の場合、2枚の補助スタンド38が、挟持腕
部16の長手方向に対して、直交方向に展開するように
配置されている。いずれの場合も補助スタンド38を使
用した場合、挟持腕部16のスタンド平面部16aの面
積を拡大し、ペンPC12の机上使用時の姿勢安定性を
向上する。なお、3枚の補助スタンド38を使用して後
方及び左右方向にスタンド面積を拡大するようにすれ
ば、より安定度を増すことができる。
【0034】また、補助スタンド38を有さない実施の
形態1〜4の場合、スタンド平面部16aの面積を確保
するため図1に示すように挟持腕部16の幅をペンPC
12の表示画面12bに沿った方向に延ばしているが、
実施の形態5のように補助スタンド38を設けることに
より、挟持腕部16の幅を本体部18の幅と同じにする
ことができる。前述したように補助スタンド38は挟持
腕部16の内部に収納可能な構成になっているので、例
えば、外出先でペンPC12を大型ディスプレイ等に接
続してプレゼンテーション等を行う必要がある場合に、
ペンPC12及び機能拡張コネクタスタンドをカバン等
に入れて移動する。その時、ペンPC12と機能拡張コ
ネクタスタンドとを分離してしまえば、双方とも突起部
が少ないので、かさばることなく収納することが可能に
なり、携帯性を阻害することがない。もちろん、実施の
形態1〜4の形状の機能拡張コネクタスタンドに補助ス
タンド38を適用してもペンPC12および機能拡張コ
ネクタスタンドの高い姿勢安定性を得ることができる。
【0035】実施に形態6.前述した各実施の形態にお
いては、ペンPC12を機能拡張コネクタスタンドで挟
持し起立させた状態で、机上において使用する場合に、
ペンPC12の視認性や操作性を向上できる構成を説明
したが、本実施の形態6においては、機能拡張コネクタ
スタンドをペンPC12に装着した状態で、ペンPC1
2を携帯する場合の携帯性や操作性を向上できる構成を
説明する。
【0036】前述した各実施の形態においても明らかな
ように、機能拡張コネクタスタンドは、本体部18から
挟持腕部14,16が張り出した(突出配置された)形
状を呈し、挟持腕部14,16がペンPC12を挟持し
た状態で、ペンPC12の背面と本体部18との間に所
定間隔の空間、すなわちグリップ部40を形成してい
る。このグリップ部40は、図10に示すように、ペン
PC12を携帯する場合に、クリップ部40に利用者が
手を挿入し、ペンPC12の保持を行う。本実施の形態
6において、クリップ部40には、手を挿入した場合に
手を保護する目的で、グリップ部40の形成部、すなわ
ち本体部18の表面にラバーやフェルト、布等の保護部
材42を配置している。
【0037】このように、グリップ部40を形成するこ
とにより、机上で使用していたペンPC12を直ちに持
ち上げ、携帯し外出することが可能になると共に、携帯
時においても容易に安定した状態でペンPC12を保持
することが可能になり、ペンPC12の携帯性や操作性
を向上することができる。
【0038】なお、各実施の形態で示した機能拡張コネ
クタスタンドのグリップ部40の形状、すなわち、本体
部18の形状は、直線に近い形状や曲線に近い形状を呈
しているが、挿入される手の形状に合わせて適宜変更す
ることが好ましい。例えば、手の甲の形状に合わせて凹
凸を形成してもよい。
【0039】上述した各実施の形態における機能拡張コ
ネクタスタンド全体の形状は、一例であり、一対の挟持
腕部14,16と本体部18を含み、ペンPC12に接
続可能な専用コネクタ14aと、当該専用コネクタ14
aに接続された複数の機能別拡張コネクタ18a〜18
d(各実施の形態では4個の場合を示している)を有す
る構成であれば、機能拡張コネクタスタンドの小型化軽
量化を行いつつ、ペンPC12の視認性や操作性を向上
するという各実施の形態と同様な効果を得ることができ
る。なお、前記機能別拡張コネクタの対応機能や個数、
配置位置等は任意であり、適宜選択されることが望まし
い。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、機能
拡張コネクタスタンドは、一対の挟持腕部によってペン
入力コンピュータを垂直面に対して所定角度傾けた状態
で挟持し起立させると共に、ペン入力コンピュータを本
体部に形成された各機能別拡張コネクタを介して外部機
器に接続しているので、良好な傾斜角度の起立状態を得
ることが可能で、外部機器を接続した状態で机上に置い
ても、ペン入力コンピュータの視認性や操作性を維持、
向上することができる。また、機能拡張コネクタスタン
ドを挟持腕部と本体部とで構成しているので、容易に小
型軽量化が可能であり、携帯性を向上することができ
る。その結果、外出先でも容易に外部機器と接続して使
用することができる。
【0041】また、この発明によれば、機能拡張コネク
タスタンドの挟持腕部うち一方の外面側は、水平方向に
広がるスタンド平面部を形成しているので、ペン入力コ
ンピュータを挟持した状態で安定的に起立させることが
できる。
【0042】また、この発明によれば、機能拡張コネク
タスタンドにおいてスタンド平面部を有する挟持腕部
は、内部に収納自在な平面拡大部材を有しているので、
当該平面拡大部材を使用した場合には、ペン入力コンピ
ュータを挟持した機能拡張コネクタスタンドの起立状態
をさらに安定させることができる。
【0043】また、この発明によれば、機能拡張コネク
タスタンドの専用コネクタを挟持腕部の一部に形成して
いるので、ペン入力コンピュータ側の入出力コネクタ
と、機能拡張コネクタスタンド側の専用コネクタとの接
続強度によりペン入力コンピュータに対する挟持力を得
ることができる。その結果、安定したペン入力コンピュ
ータの挟持を行いつつ、構成を簡略化して、装置全体の
小型軽量化を行うことができる。
【0044】また、この発明によれば、機能拡張コネク
タスタンドの挟持腕部は、少なくともその一部がペン入
力コンピュータの当接位置に対して揺動し、挟持状態の
開閉を行う揺動機構を有しているので、ペン入力コンピ
ュータの着脱を容易に行うことができる。
【0045】また、この発明によれば、機能拡張コネク
タスタンドの挟持腕部は、ペン入力コンピュータの挟持
角度を調整する挟持角度調整部を有しているので、挟持
し起立させたペン入力コンピュータを所望の角度に調整
することが可能で、挟持し起立させた時のペン入力コン
ピュータの視認性を向上することができる。
【0046】さらに、この発明によれば、機能拡張コネ
クタスタンドの挟持腕部は、本体部から同一方向に突出
配置され、ペン入力コンピュータの背面と本体部との間
に所定間隔の空間を形成しているので、ペン入力コンピ
ュータを機能拡張コネクタスタンドで挟持した状態で全
体を携帯する場合に、前記空間に手等を挿入すること
で、安定的にペン入力コンピュータを携帯することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の機能拡張コネク
タスタンドの外観斜視図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態1の機能拡張コネク
タスタンドがペン入力コンピュータを挟持した状態を説
明する側面図である。
【図3】 本発明に係る実施の形態の機能拡張コネクタ
スタンドに使用可能なロックネジを説明する説明図であ
る。
【図4】 本発明に係る実施の形態2の機能拡張コネク
タスタンドのペン入力コンピュータ挟持動作を説明する
説明図である。
【図5】 本発明に係る実施の形態3の機能拡張コネク
タスタンドを説明する側面図である。
【図6】 本発明に係る実施の形態の機能拡張コネクタ
スタンドに使用可能なペン入力コンピュータを固定する
回転スイッチを説明する説明図である。
【図7】 本発明に係る実施の形態4の挟持角度調整部
を有する機能拡張コネクタスタンドを説明する側面図で
ある。
【図8】 本発明に係る実施の形態5の挟持腕部の平面
拡大部材を有する機能拡張コネクタスタンドを説明する
側面図である。
【図9】 本発明に係る実施の形態5の挟持腕部の他の
平面拡大部材を有する機能拡張コネクタスタンドを説明
する斜視図である。
【図10】 本発明に係る実施の形態6の機能拡張コネ
クタスタンドを説明する側面図である。
【図11】 従来の拡張コネクタとドッキングベイを説
明する説明図である。
【符号の説明】
10 機能拡張コネクタスタンド、12 ペン入力コン
ピュータ(ペンPC)、12a 入出力コネクタ、12
b 表示画面、14,16 挟持腕部、14a専用コネ
クタ、16a スタンド平面部、16b,16c PC
ストッパ、18 本体部、18a〜18d 機能別拡張
コネクタ、A 垂直面、θ 所定角度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 1/00 313B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン操作による入力が可能なペン入力コ
    ンピュータを起立保持する機能拡張コネクタスタンドで
    あって、 前記ペン入力コンピュータを垂直面に対して所定角度傾
    けた状態で挟持する一対の挟持腕部と、 前記ペン入力コンピュータ側の入出力コネクタに接続可
    能な専用コネクタと、 前記挟持腕部を保持すると共に、前記専用コネクタと関
    連する複数の機能別拡張コネクタを有する本体部と、 を含むことを特徴とする機能拡張コネクタスタンド。
  2. 【請求項2】 前記挟持腕部のうち一方の外面側は、水
    平方向に広がるスタンド平面部を形成することを特徴と
    する請求項1記載の機能拡張コネクタスタンド。
  3. 【請求項3】 前記スタンド平面部を有する挟持腕部
    は、内部に収納自在な平面拡大部材を有することを特徴
    とする請求項2記載の機能拡張コネクタスタンド。
  4. 【請求項4】 前記専用コネクタは、前記挟持腕部の一
    部に形成されていることを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の機能拡張コネクタスタンド。
  5. 【請求項5】 前記挟持腕部は、少なくともその一部が
    前記ペン入力コンピュータの当接位置に対して揺動し、
    挟持状態の開閉を行う揺動機構を有することを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれかに記載の機能拡張コ
    ネクタスタンド。
  6. 【請求項6】 前記挟持腕部は、ペン入力コンピュータ
    の挟持角度を調整する挟持角度調整部を有することを特
    徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の機能
    拡張コネクタスタンド。
  7. 【請求項7】 前記挟持腕部は、前記本体部から同一方
    向に突出配置され、ペン入力コンピュータの背面と本体
    部との間に所定間隔の空間を形成することを特徴とする
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の機能拡張コネ
    クタスタンド。
JP2000082557A 2000-03-23 2000-03-23 ペン入力コンピュータの機能拡張コネクタスタンド Pending JP2001273050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082557A JP2001273050A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ペン入力コンピュータの機能拡張コネクタスタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082557A JP2001273050A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ペン入力コンピュータの機能拡張コネクタスタンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001273050A true JP2001273050A (ja) 2001-10-05

Family

ID=18599346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000082557A Pending JP2001273050A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ペン入力コンピュータの機能拡張コネクタスタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001273050A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233986A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Fujitsu Ltd 接続装置および電子機器システム
JP2015076826A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 セイコーエプソン株式会社 クレードル
KR101603197B1 (ko) 2014-09-23 2016-03-17 이유구 다각도로 거치할 수 있는 태블릿피씨 거치대

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233986A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Fujitsu Ltd 接続装置および電子機器システム
US7800896B2 (en) 2007-03-16 2010-09-21 Fujitsu Limited Connecting device and electronic apparatus system
JP2015076826A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 セイコーエプソン株式会社 クレードル
KR101603197B1 (ko) 2014-09-23 2016-03-17 이유구 다각도로 거치할 수 있는 태블릿피씨 거치대

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3665164B2 (ja) ポータブルコンピュータを支えるための装置
US5708560A (en) Selectively attachable keyboard bracket and lockable holder for a handheld computer
US7030859B2 (en) Flat-type computer with keyboard
US6663066B1 (en) Multi-function support
JP4531263B2 (ja) コンピュータディスプレイ画面システムと調節式ディスプレイ画面取付台およびそのディスプレイ画面システム用旋回式ディスプレイ画面
US7308733B2 (en) Swivel hinge assembly and electronic device having the same
US8995116B2 (en) Docking station and electronic apparatus using the same
US6006243A (en) Foldable personal computer with detachable cover section
US20010017761A1 (en) Desktop device with adjustable flat panel screen
JP2008504604A (ja) ラップトップスタンド
US9179567B2 (en) Electronic device
JP2004272898A (ja) ポータブルキーボードのポータブルコンピュータ用スタンド装置
US11013317B2 (en) Folding stand for electronic device
US10890944B1 (en) Tablet support stand
JP4639447B2 (ja) 情報処理装置
KR100654797B1 (ko) 컴퓨터 장치
JP2001273050A (ja) ペン入力コンピュータの機能拡張コネクタスタンド
US11234510B2 (en) Device and stand assembly
JPH07234743A (ja) データ処理装置
JPH1065356A (ja) 電子機器
JP2005293178A (ja) ノート型パソコン支持台及びノート型パソコン支持装置
CN212691394U (zh) 折叠支架
JP2003058276A (ja) 携帯型情報処理装置
JPH09311736A (ja) 携帯用パーソナルコンピュータの拡張機器
CN216143431U (zh) 支架