JP3635788B2 - エミッションct装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、放射性同位元素RI(ラジオアイソトープ)が投与された被検体をガントリーの開口部内に挿入して、体軸を横断する断面の画像としてRI分布を描出するエミッションCT装置に係り、特にはガントリーの開口部に装備されるシールド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
エミッションCT装置(以下、単にECT装置という)の1つとしてポジトロンECT装置における、被検体の頭部の断層像の撮影を例に採って説明する。図6および図7はガントリーの内部構造を示す縦断面図である。なお、この従来例として示したポジトロンECT装置は、2次元データ収集および3次元データ収集が可能な装置である。ガントリー2は、開口部2aを有する一対のシールド間に、複数個(この例では6個)の検出器6を多層に積層してなる多層検出器7をリング状に備えている。多層検出器7は、その各層間に配設されたスライスシールド8によって多層検出器7の各層に入射する消滅γ線を制限されるようになっている。スライスシールド8は、図6に示すような、多層検出器7に近接した位置(2次元データ収集位置)と、図7に示すような、多層検出器7の積層方向に移動した位置(3次元データ収集位置)とに、得たい断層像に応じて移動可能に構成されている。
【0003】
まず、放射性同位元素RIを被検体Mに投与し、ガントリー2の開口部2aに被検体Mを挿入する。頭部Hに集積した放射性同位元素RIからの消滅γ線20Hが、ガントリー2内の多層検出器7に入射して検出される。図6に示した例では、6つの検出器6のうち、左から第2番目および第3番目の検出器6に消滅γ線20Hが入射するが、図示しない同時計数回路によって計数されるのは、対向する検出器6に同時に入射している実線で示した消滅γ線20Hだけである。また、被検体Mに投与された放射性同位元素RIは、関心部位である頭部H以外、例えば胸部Bにも集積しているので、この胸部Bからも消滅γ線20Bが発生する。この胸部Bから発生した消滅γ線20Bは、2次元データ収集位置にある、多層検出器7の各層間に配設されたスライスシールド8によって遮断されるので、頭部Hから発生した消滅γ線20Hだけを多層検出器7に入射させることができる。
【0004】
しかし、図7に示すように、スライスシールド8を多層検出器7の積層方向に離れた、3次元データ収集位置に移動し、頭部Hからの消滅γ線(実線および点線の両消滅γ線)20Hを検出して頭部Hの3次元データ収集を行う場合には、スライスシールド8が多層検出器7から離れた位置にあるので、余分な領域である胸部Bからの消滅γ線20Bが多層検出器7に入射し、消滅γ線20Hの計数時に、検出器6に頭部Hからの消滅γ線20Hと同時に入射した無関係な消滅γ線を計数する偶発同時計数や、コンプトン散乱などの散乱によって消滅γ線の軌道が変化して、消滅γ線20Hと同時に検出器6に入射した消滅γ線20Bを計数する散乱同時計数が発生して断層像のS/N比が低下してしまうものであった。
【0005】
このような不具合を解消するために、ガントリー2の開口部2aに、この開口部径より小さい径の孔を有するシールド部材を配備して、胸部Bから発生する消滅γ線20Bによる検出器6への入射を遮断するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題点がある。
すなわち、ガントリーの開口部に装着されるシールド部材は、鉛等で板状に形成されるとともに、被検体の頭部用や腹部用など検査部位に応じて開口径を変えた複数種類のものがあって、シールド保管棚に陳列収納されている。そして、術前に撮影者などが可搬式のシールド搬送具を持ち込んで、シールド保管棚から診断部位に適応したシールド部材を取り出し、シールド部材をシールド搬送具に保持させて、ガントリーの開口部へ搬送し、シールド部材を開口部に例えばネジ止めなどにより装着する。その後、シールド搬送具を検査の邪魔にならない場所まで退避させていた。また、逆に、ガントリーの開口部に装着されているシールド部材をシールド保管棚に収納したりする場合は、上記動作とは逆に、ガントリーからシールド部材を取り外して、再びシールド搬送具にシールド部材を保持させて搬送収納するようにしていた。したがって、シールド搬送具にシールド部材を保持させたり、シールド搬送具からシールド部材を取り出してガントリーへ装着するなどの作業が煩雑で簡易に行うことができず、検査効率が低下するといった問題点があった。
【0007】
この発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、ガントリーの開口部へシールド部材を容易に装着でき、検査効率を向上することができるエミッションCT装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、被検体を挿入するための開口部を有するガントリーを備えたエミッションCT装置であって、ガントリーの開口部径より小さい孔を有するシールド部材と、搬送台車と、前記開口部と略同心で前記シールド部材を保持するように、この搬送台車上に立設された保持枠とから構成されるシールド機構を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
請求項1に記載の発明の作用は次のとおりである。
例えば撮影者などによって、シールド機構の搬送台車が移動されて、搬送台車上の保持枠に保持されたシールド部材がエミッションCT装置のガントリーの開口部分に装着される。このとき、シールド部材に設けられている孔と、開口部とのそれぞれ中心が略一致する。この状態つまり搬送台車に立設された保持枠にシールド部材が保持されたシールド機構がガントリーに装着された状態で検査が行われていく。例えば被検体の頭部における検査の場合、シールド部材の孔は開口部径よりも小さく、被検体の頭部径よりもやや大きいサイズのものが使用されている。そして、寝台に載置された被検体の検査部位である頭部をシールド部材の孔を通過させてガントリーの開口部内に挿入し検査が行われる。このシールド部材によって、関心部位(この場合は頭部)と関心部位以外(例えば胸部)とがシールドされ、関心部位以外からの余分なノイズが遮断されて適確に計測を行うことができる。ガントリーからシールド機構を取り外すときは、そのまま搬送台車を移動させればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。なお、この実施例も従来例と同様にしてポジトロンエミッションCT装置(以下、単にPET装置という)を例に採って説明する。図1は実施例に係るPET装置にシールド機構が装着された状態の正面図であり、図2は図1の平面図、図3は寝台に被検体が載置されガントリー内に被検体の頭部が挿入された状態の側断面図、図4はガントリーの内部構造を示す縦断面図、図5はシールド機構の外観斜視図である。このPET装置は全身撮影用であって、2次元データおよび3次元データの収集が可能に構成されている。なお、この発明は3次元データのみを収集可能な装置にも適用可能である。
【0011】
図1ないし図3に示すように、このPET装置1は、被検体Mが挿入される開口部2aを備えたガントリー2と、その前方に配設された寝台3とで構成されている。この寝台3は、被検体Mが載置される天板3aが昇降かつ水平移動自在に構成され、ガントリー2側の端部には被検体Mの頭部Hが載置されるヘッドレスト4が取り付けられている。ガントリー2の前面における開口部分には、本実施例の要部であるシールド機構5が備えられている。
【0012】
図4に示すように、ガントリー2における開口部2aの周囲には、複数個(この例では6個)の検出器6を有する多層検出器7がリング状に配備されている。多層検出器7は、放射性同位元素RI(ラジオアオソトープ)が投与された被検体Mから放出される消滅γ線を検出するものである。この検出器6は、消滅γ線を可視光に変換するBGO(Bi4 Ge3 O12),NaI,BaF2 等の結晶を収納したシンチレータ6aと、その光を電子に変換して増幅する光電子増倍管6bとから構成されている。
【0013】
図6に示したように、多層検出器7は、その各層間に配設されたスライスシールド8によって、所望の関心部位以外から多層検出器7の各層に入射する消滅γ線を制限されるようになっている。このスライスシールド8は、従来例と同様に、多層検出器7に近接した位置(2次元データ収集位置)と多層検出器7の積層方向に離れた位置(3次元データ収集位置)とに亘って変位するようになっている。図4ではスライスシールド8が3次元データ収集位置にある状態を示している。
【0014】
ガントリー2の開口部2a付近に配備されたシールド機構5は、図5にも示すように、鉛等で形成された円盤状のシールド部材9と、床面上を移動可能な搬送台車10と、この搬送台車10に立設され、シールド部材9を保持する保持枠11とで構成されている。シールド部材9には、ガントリー2の開口部2aの開口径よりも小さく、被検体Mの頭部径よりもやや大きい径の孔12が設けられ、装着状態でこの孔12とガントリー2の開口部2aとのそれぞれ中心位置が略一致するように形成されている。孔12の上部には切り欠き部12aが設けられている。この切り欠き部12aは開口部2aに被検体Mを挿入した際、被検者に解放感を与えたり、或いは、被検者の視覚の刺激検査などにも使用できるようになっている。なお、シールド部材9の外径はガントリー2の開口部2aの径より若干小さく形成されている。
【0015】
搬送台車10は左右一対のL字形の基台13と4箇所に配備されたキャスター14とで構成されている。このL字形の基台13の縦支軸に逆U字形のフレーム15が立設されている。フレーム15の内はシールド部材9の略外径に相当する取付け孔を有する保持板16が備えられて、取付け孔の若干後方に突出した端縁にシールド部材9が着脱自在にネジ固定されている。保持枠11とシールド部材9とが着脱自在であるので、被検体Mの検査部位に適応した孔を有する種々のシールド部材を適宜に取り付けることができる。また、両基台13のそれぞれ内面には、寝台3との接触に伴う損傷を防ぐためのローラー17が配備されている(図1も参照)。さらに、保持枠11の保持板16にはガントリー2とシールド機構5とを位置決め固定するためのネジ固定部材18が2箇所に設けられている。つまり、このネジ固定部材18をガントリー2の前面に設けた図示しないネジ穴に締めつけることによって、ガントリー2の開口部2aとシールド部材9の孔12とのそれぞれ中心が略一致するように位置決めされるようになっている。
【0016】
また、図1に示すように、搬送台車10の一対の基台13(前記ローラー17も含む)における幅b1 は、寝台3の横幅b2 よりも若干広めに形成され、また、保持枠11の保持板16における下辺の高さh1 は、天板3aが下降姿勢にある寝台3の高さh2 よりも高くなっており、シールド機構5はガントリー2に装着する際は寝台3を跨ぐようにして配備される。装着状態におけるL字形に形成された基台13は、その縦支軸部分がガントリー2の前面に近接され、水平部分は低姿勢で寝台3の側面に近接しているので、検査時に邪魔になることはない。また、シールド機構5は搬送台車10に立設された保持枠11を介してシールド部材9が保持されて安定姿勢に構成されているので、装着準備時または取り外しの際や放置時において、転倒などによってシールド部材9が破損したり、周辺者や周辺物に損傷を与えたりするなどの不具合が生じることはない。
【0017】
上記のように構成されたPET装置1へシールド機構5を装着する動作などを以下に説明する。
このシールド機構5は、2次元データ収集時には使用されず、保管場所などに置かれており、3次元データ収集時に、撮影者などによって保管場所からガントリー2の位置まで移動されるようになっている。
【0018】
先ず、PET装置1のガントリー2へのシールド機構5の装着動作は次の通りである。初期状態におけるPET装置1の寝台3は天板3aが下降した姿勢になっている。撮影者などによってシールド機構5の保持枠11におけるフレーム15の円弧状部分などが把持されて、保持枠11の保持板16における下辺と、左右一対の基台13とで形成された隙間部分で、寝台3を跨ぐようにして移動される。ガントリー2の前面にシールド装置5の保持枠11が近接した状態で、保持板16の後方に若干突出して保持されたシールド部材9をガントリー2の開口部2aに進入させる。そして、保持板16の2箇所に配備されたネジ固定部材18をガントリー2の前面における所定箇所に設けられたネジ穴にねじ込んで、ガントリー2の開口部2aとシールド部材9の孔12とのそれぞれ中心が略一致するように位置決め固定される。これにより、ガントリー2へのシールド機構5の装着が完了し、この状態で検査が行われる。なお、スライスシールド8は多層検出器7から離れた位置に移動されている。
【0019】
検査においては、まず、放射性同位元素RIが投与された被検体Mは寝台3の天板3a上に仰臥され、頭部Hはヘッドレスト4に支持されている。そして、天板3aが昇降および水平移動されて、被検体Mの頭部Hはシールド部材9の孔12を通ってガントリー2の開口部2a内に挿入される。このとき、関心部位である頭部Hが多層検出器7の視野内に納まるように移動する。その後、図4に示すように、頭部H部分に集積した放射性同位元素RIからの消滅γ線20Hがその周囲の多層検出器7に入射して検出される。その一方、被検体Mの胸部Bに集積している放射性同位元素RIからの消滅γ線20Bは、シールド機構5のシールド部材9によって遮断されているので、偶発同時計数や散乱同時計数を抑制することができる。したがって、これらに起因する、断層像のS/N比の低下が防止される。
【0020】
検査が終了して、シールド機構5を使用しない場合、ガントリー2とシールド部材9が位置決め固定されているネジ固定部材18を緩めた後、シールド機構5の搬送台車10を移動させて所定の保管位置まで退避すればよい。なお、被検体Mの検査部位が変わる場合は、保持枠11の保持板16にネジ固定されているシールド部材9を取り外して、検査部位に適応する別のシールド部材を取り付けて再びガントリー2に装着すればよい。
【0021】
このシールド機構5によれば、ガントリー2の開口部2aに装着した状態で、そのまま検査を行うことができ、また、シールド機構5を使用しないときには、搬送台車10を移動させればよいので、従来のようにシールド搬送具にシールド部材を保持させたり、ガントリー2への装着時にシールド搬送具からシールド部材を取り外したりするなどの作業が不要となり、ガントリー2へのシールド部材9の装着または取り外しを容易にかつ俊敏に行うことができる。結果、装着時間などを短縮でき、検査効率を向上させることができる。
【0022】
この発明は、以下のように変形実施することができる。
(1)上記実施例では、シールド機構5がポジトロンECT装置1に配備されたものを例に採っているが、この発明はこれに限定されず、例えばシングルフォトンECT装置などにも適用することができる。
【0023】
(2)上記実施例では、シールド機構5の搬送台車10をL字形の基台13で構成しているが、検査時に更に邪魔にならないように、基台13を寝台3の側面に沿うような形状に構成してあってもよく、その他の構成であってもよい。また、保持枠11なども同様であり、シールド機構5は上記実施例の構成に限らず、その他の構成であってもよい。
【0024】
(3)上記実施例では、シールド機構5の搬送台車10に立設された保持枠11を介してシールド部材9を取り替え可能に構成しているが、種類の異なるシールド部材を複数台の搬送台車の保持枠にそれぞれ保持させておけば、保持枠11とシールド部材9とを着脱する必要がなく、ガントリー2へのシールド機構5の装着がさらに容易かつ俊敏に行うことができる。
【0025】
(4)上記実施例では、シールド機構5の搬送台車10は、例えば撮影者などによって床面上を移動させるように構成しているが、例えば床面にレールを敷設し、搬送台車10をモータ等で駆動してシールド機構5を移動させるようにしてもよい。
【0026】
(5)上記実施例では、シールド機構5はガントリー2の被検体Mの挿入側の開口部2aに取り付けるようにしているが、被検体Mの挿入側とは反対側の開口部にも取り付けるようにしてもよい。この場合、例えば腹部の断層像を撮影する際には、ガントリー2から頭部および下腹部が突出した状態であるため、それらの部分から余分な消滅γ線が検出器6に入射することを防止することができる。従って、頭部だけでなく胸部や腹部の断層像をS/N比をよく撮影することができる。
【0027】
(6)上記実施例では、シールド機構5とガントリー2との位置決め固定は、保持枠11に配備されたネジ固定部材18をガントリー2の前面のネジ穴に締めつけることにより行っているが、シールド部材9をガントリー2の開口部2aに若干進入させた際に両者が嵌合するように構成し、ある程度の固定状態になる場合は別段これを設ける必要はない。また、その他の構成であってもよい。
【0028】
(7)上記実施例では、シールド部材9の孔12は、検査部位が頭部であればガントリー2の開口部径より小さく、頭部径よりもやや大きい径からなる単一孔に形成されているが、例えば孔12の径を自在に調節できるシールド部材9で構成されたシールド機構5であってもよい。また、孔12の形状は上記に限らず普通の円形のものや、その他の形状であってもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、搬送台車に立設された保持枠に保持されたシールド部材からなるシールド機構をガントリーの開口部分に装着した状態で、そのまま検査を行うことができ、また、シールド機構を使用しないときには、搬送台車を移動させるだけでよいので、従来のようにシールド搬送具にシールド部材を保持させたり、ガントリーへの装着時にシールド搬送具からシールド部材を取り外したりするなどの作業が不要となり、ガントリーへのシールド部材の装着または取り外しを容易に行うことができる。結果、検査効率を向上させることができる。また、シールド機構は、搬送台車に立設された保持枠を介してシールド部材が保持されて安定姿勢に構成されているので、シールド機構が不意に転倒してシールド部材が破損したり、周辺者または周辺物に損傷を与えたりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】PET装置にシールド機構が配備された状態の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】天板上に被検体が載置され、被検体の頭部がガントリー内に挿入された状態の側断面図である。
【図4】ガントリーの内部における多層検出器を示す断面図である。
【図5】シールド機構の外観斜視図である。
【図6】従来例のガントリーの内部構造を示す縦断面図である。
【図7】従来例のガントリーの内部構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 … PET装置(エミッションCT装置)
2 … ガントリー
2a … 開口部
5 … シールド機構
9 … シールド部材
10 … 搬送台車
11 … 保持枠
12 … 孔
M … 被検体
Claims (1)
- 被検体を挿入するための開口部を有するガントリーを備えたエミッションCT装置であって、ガントリーの開口部径より小さい孔を有するシールド部材と、搬送台車と、前記開口部と略同心で前記シールド部材を保持するように、この搬送台車上に立設された保持枠とから構成されるシールド機構を備えたことを特徴とするエミッションCT装置。
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JP16117996A JP3635788B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | エミッションct装置 |
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---|---|---|---|
JP16117996A JP3635788B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | エミッションct装置 |
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JPH09318754A JPH09318754A (ja) | 1997-12-12 |
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JP16117996A Expired - Fee Related JP3635788B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | エミッションct装置 |
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