JP3634764B2 - 通信サービスシステムおよびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軽負荷のアクセスポイントにユーザ端末を接続させる通信サービスシステムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インターネットへの接続はインターネットサービスプロバイダ(以下プロバイダ)のアクセスポイントを介して行われることが多い。
【0003】
図19は、従来のインターネットへの接続方法を示す図である。従来では、プロバイダと契約を交わしたユーザは、ユーザ端末52から、契約したプロバイダのネットワーク(プロバイダ51)のアクセスポイント511にダイヤルアップ接続して、ユーザ端末52をインターネット4に接続する。
【0004】
かかる接続方法は、特に一般ユーザの多くが行う方法であり、近年にあっては、インターネット利用者の急増に伴い、多くのプロバイダがアクセスポイントを全国各地に配備している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、インターネットへのアクセスポイントが多数配備されているが、時間帯によってはアクセスポイントが輻輳し、インターネットへの接続が困難な状況が発生している。こうした場合には、接続できるまでアクセスを繰り返さなければならない。また、場合によっては、別のアクセスポイントへの接続を余儀なくされる。
【0006】
一方、接続中のアクセスポイントが高負荷になった場合、データ転送が遅延または停止することがある。さらにアクセスポイントに負荷がかかると、インターネットへの接続そのものが強制的に切断されてしまい、再接続の必要が生じることもある。
【0007】
そこで本発明は、上記の従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザ端末をネットワークへ安定して接続させることが可能な通信サービスシステムおよびその方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る通信サービスシステムは、インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムであって、複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給することにより、ユーザ端末が、プロバイダの有するアクセスポイントの中の軽負荷のアクセスポイントに自動的に接続できるようにしている。
また、アクセスポイントの選択およびユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末からインターネットへの接続の際と接続中のいずれの場合においても行い、接続中の場合には該接続中のアクセスポイントの通信負荷よりも小さい通信負荷に対応するアクセスポイントを選択することで、ユーザ端末がインターネットへ未接続であっても、既に接続中であっても、軽負荷のアクセスポイントに接続でき、さらに、接続中の場合には該接続中のアクセスポイントよりも軽負荷のアクセスポイントに接続できるようにしている。
【0009】
また、アクセスポイントの選択の際には最も軽い通信負荷のアクセスポイントを選択することによって、最適なインターネットへの通信環境をユーザ端末に提供できる。
また、選択されるアクセスポイントが存在すべき地域の指定をユーザ端末からインターネットへの接続の際に受け付け、当該指定された地域に存在するアクセスポイントを選択対象とすることにより、例えば、移動する機会の多いユーザが近隣の地域を指定すれば、その近隣の地域に存在するアクセスポイントへユーザ端末が自動接続するようにし、その結果として、通信費用を低く抑えることができる。
また、通信負荷の収集蓄積を逐次行い、最新の通信負荷を基に前記アクセスポイントの選択を行うことにより、ユーザ端末が、アクセスポイントの通信負荷の変動がある場合であっても、常に軽負荷のアクセスポイントに接続できる。
また、ユーザ端末への情報供給を、当該ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行うことにより、ユーザ端末に直接情報供給することによる不都合を無くすことができる。
また、ユーザ端末への情報供給に対して課金を行うことで収入を得られるようにできる。
【0010】
本発明の請求項7に係る通信サービスシステムは、インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムであって、複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給することにより、ユーザ端末が、プロバイダの有するアクセスポイントの中の軽負荷のアクセスポイントに自動的に接続できるようにしている。
また、選択されるアクセスポイントが存在すべき地域の指定をユーザ端末からインターネットへの接続の際に受け付け、当該指定された地域に存在するアクセスポイントを選択対象とすることにより、例えば、移動する機会の多いユーザが近隣の地域を指定すれば、その近隣の地域に存在するアクセスポイントへユーザ端末が自動接続するようにし、その結果として、通信費用を低く抑えるようにしている。
【0011】
また、アクセスポイントの選択およびユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末からインターネットへの接続の際と接続中のいずれの場合においても行い、接続中の場合には該接続中のアクセスポイントの通信負荷よりも小さい通信負荷に対応するアクセスポイントを選択することで、ユーザ端末がインターネットへ未接続であっても、既に接続中であっても、軽負荷のアクセスポイントに接続でき、さらに、接続中の場合には該接続中のアクセスポイントよりも軽負荷のアクセスポイントに接続できるようになる。
また、アクセスポイントの選択の際には最も軽い通信負荷のアクセスポイントを選択することによって、最適なインターネットへの通信環境をユーザ端末に提供できるようになる。
また、通信負荷の収集蓄積を逐次行い、最新の通信負荷を基に前記アクセスポイントの選択を行うことにより、ユーザ端末が、アクセスポイントの通信負荷の変動がある場合であっても、常に軽負荷のアクセスポイントに接続できる。
また、ユーザ端末への情報供給を、当該ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行うことにより、ユーザ端末に直接情報供給することによる不都合を無くすことができる。
また、ユーザ端末への情報供給に対して課金を行うことで収入を得られるようにできる。
【0012】
本発明の請求項13に係る通信サービスシステムは、インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムであって、複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給することにより、ユーザ端末が、プロバイダの有するアクセスポイントの中の軽負荷のアクセスポイントに自動的に接続できるようにしている。
また、ユーザ端末への情報供給を、当該ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行うことにより、ユーザ端末に直接情報供給することによる不都合を無くすことができる。
【0013】
また、アクセスポイントの選択およびユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末からインターネットへの接続の際と接続中のいずれの場合においても行い、接続中の場合には該接続中のアクセスポイントの通信負荷よりも小さい通信負荷に対応するアクセスポイントを選択することで、ユーザ端末がインターネットへ未接続であっても、既に接続中であっても、軽負荷のアクセスポイントに接続でき、さらに、接続中の場合には該接続中のアクセスポイントよりも軽負荷のアクセスポイントに接続できるようになる。
また、アクセスポイントの選択の際には最も軽い通信負荷のアクセスポイントを選択することによって、最適なインターネットへの通信環境をユーザ端末に提供できるようになる。
また、選択されるアクセスポイントが存在すべき地域の指定をユーザ端末からインターネットへの接続の際に受け付け、当該指定された地域に存在するアクセスポイントを選択対象とすることにより、例えば、移動する機会の多いユーザが近隣の地域を指定すれば、その近隣の地域に存在するアクセスポイントへユーザ端末が自動接続するようにし、その結果として、通信費用を低く抑えることができる。
また、通信負荷の収集蓄積を逐次行い、最新の通信負荷を基に前記アクセスポイントの選択を行うことにより、ユーザ端末が、アクセスポイントの通信負荷の変動がある場合であっても、常に軽負荷のアクセスポイントに接続できる。
また、ユーザ端末への情報供給に対して課金を行うことで収入を得られるようにできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク構成と利用形態を示す図である。図1において、1は、アクセスポイントプロバイダという事業を運営する組織のネットワーク(以下、アクセスポイントプロバイダ1という)である。2は、アクセスポイントプロバイダと契約したユーザが、アナログ回線やディジタル回線を介してのダイヤルアップにより、アクセスポイントプロバイダ1や商用プロバイダのアクセスポイントとして使用されるコンピュータ(以下、アクセスポイントという)に接続するユーザ端末を代表して示すものである。3Aや3Bはそれぞれ、ユーザ端末2をアクセスポイントを介してインターネット4へ接続させる商用プロバイダのネットワークを代表するもの(以下プロバイダ3A,3Bと略記する)であり、かかるネットワークをプロバイダ3と総称する。なお、プロバイダ3を運営する商用プロバイダは、アクセスポイントプロバイダ1を運営する組織との間で本実施の形態に係る処理に関する契約を結んでいる。
【0019】
アクセスポイントプロバイダ1は、ユーザ情報リスト110と負荷情報リスト111とをネットワーク内のファイルサーバなどに備える。また、ユーザ端末2からダイヤルアップ接続されるコンピュータ(アクセスポイントという)120を1以上備えている。
【0020】
プロバイダ3は、ユーザ端末2によりダイヤルアップ接続される、拠点のコンピュータ(アクセスポイントという)310,…をネットワーク内の各所に備えている。アクセスポイント310,…はそれぞれ少なくとも1つの回線を備えている。なお、アクセスポイントプロバイダ1とプロバイダ3は、同一の組織や個人によって運営管理される場合がある。
【0021】
この実施の形態では、アクセスポイントプロバイダ1は、ユーザ端末2が、プロバイダ3内の各アクセスポイント310,…を識別して、いずれかのアクセスポイント310へ接続するためのプロバイダ接続情報31として、アクセスポイント310の電話番号(以下、アクセスポイント番号といい、かかる番号が本発明の識別情報に相当する)、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワード(これらを認証情報という)を供給する。
【0022】
これに先立ち、アクセスポイントプロバイダ1は、アクセスポイント310が存在すべき地域の指定を、ユーザ端末2からインターネット4への接続の際に受け付け、この情報やアクセスポイントプロバイダ1が記憶すべきデータなどをユーザ情報リスト110に設定して記憶し、一方、各プロバイダ3から、アクセスポイント310にかかる負荷についての情報(以下、負荷情報という)をインターネット4を介して取得して負荷情報リスト111を適宜設定および更新する。
【0023】
そして、ユーザ情報リスト110と負荷情報リスト111を基に、ユーザ端末2に接続されたアクセスポイント310よりも軽負荷のアクセスポイント310を検索し、ユーザ端末2に対し、その軽負荷のアクセスポイント310への接続(切替)のためのプロバイダ接続情報31としてアクセスポイント番号などを供給し、そのアクセスポイント310に切り替えさせる。
【0024】
図2は、アクセスポイントプロバイダ1が有する機能の構成を示す図である。アクセスポイントプロバイダ1は、ネットワークの各所で所定のプログラムを実行することにより、アクセスポイントプロバイダ接続情報受信部101と、プロバイダ接続情報発行依頼送信部102と、プロバイダ接続情報発行依頼応答受信部103と、プロバイダ接続情報送信部104と、負荷情報受信部105と、ユーザ情報リスト検索部106と、ユーザ情報リスト更新部107と、負荷情報リスト検索部108および負荷情報リスト更新部109の各ブロックを備えて機能させている。なお、アクセスポイントプロバイダ接続情報受信部101とプロバイダ接続情報送信部104はアクセスポイント120内に構成される。また、アクセスポイントプロバイダ1は、前述したユーザ情報リスト110と負荷情報リスト111をファイルサーバなどに備えている。
【0025】
アクセスポイントプロバイダ接続情報受信部101は、ユーザ端末2からの接続要求を受け付けてユーザ認証を行う。プロバイダ接続情報発行依頼送信部102は、プロバイダ3に対し、プロバイダ接続情報31の発行を依頼するコマンド(プロバイダ接続情報発行依頼コマンド)を送信する。プロバイダ接続情報発行依頼応答受信部103は、プロバイダ3から送信されるプロバイダ接続情報31を受信する。プロバイダ接続情報送信部104は、受信されたプロバイダ接続情報31をユーザ端末2へ送信する。なお、プロバイダ接続情報31を他のプロバイダ3のアクセスポイント310を経由してユーザ端末2へ送信することも可能であるが、これについては、第2の実施の形態で説明する。
【0026】
負荷情報受信部105は、各プロバイダ3A,3Bから、負荷情報として、アクセスポイント番号、アクセスポイント310における空き回線数、アクセスポイントの負荷(アクセスポイント負荷)を受信する。ユーザ情報リスト検索部106は、ユーザ情報リスト110を逐次参照して、ユーザが希望するタイミングになると、負荷情報リスト検索部108へ、負荷情報リスト111の検索指示を出力する。
【0027】
ユーザ情報リスト更新部107は、インターネット4に未接続のユーザ端末2から接続要求があると、ユーザ情報リスト110に新たなデータ列を追加するとともに、ユーザ端末2へのプロバイダ接続情報31の送信後に、ユーザ情報リスト110を更新する。負荷情報リスト検索部108は、ユーザ情報リスト検索部106からの検索指示により、負荷情報リスト111を参照し、ユーザが現在接続しているアクセスポイント310より軽負荷のアクセスポイント310を検索し、かかる軽負荷のアクセスポイント310があった場合は、プロバイダ接続情報発行依頼送信部102に要求して、プロバイダ接続情報31の発行依頼コマンドを、その軽負荷のアクセスポイント310を含むプロバイダ3へ送信させる。負荷情報リスト更新部109は、プロバイダ3から送信される負荷情報を基に負荷情報リスト111を更新する。
【0028】
図3(a)は、ユーザ情報リスト110の構成を示す図である。ユーザ情報リスト110は、ユーザを識別するためのアカウントに対応づけられたデータ列からなるリストであり、各データ列には、アカウントの他に、次に負荷情報リスト111を検索する予定時刻(負荷情報リスト検索時刻という)、ユーザ端末2が初回接続時に通知してきた、負荷情報リスト111を検索する時間間隔(負荷情報リスト検索時間間隔という)、ユーザ端末2に接続されるアクセスポイント310が存在すべき地域を示す市外局番(接続許可範囲という)、ユーザが現在接続しているプロバイダ名およびアクセスポイント番号が登録され、ユーザ情報リスト更新部107により適宜更新される。なお、市外局番の他に、都市名、地域名を、指定地域として接続許可範囲に設定しても良い。
【0029】
図3(b)は、負荷情報リスト111の構成を示す図である。負荷情報リスト111は、アクセスポイント番号に対応づけられたデータ列からなるリストであり、各データ列には、アクセスポイント番号の他に、そのアクセスポイントを有するプロバイダ名、アクセスポイントにおいて使用可能な空き回線数が登録され更新される。また、アクセスポイントにおける単位時間あたりのデータの転送量(トラヒック)が登録され、適宜更新される。以下、このデータ転送量をアクセスポイント負荷という。なお、空き回線数に替えて回線使用率を利用することもできる。アクセスポイント負荷は、アクセスポイント310のCPUにかかる負荷などで代用してもよい。
【0030】
図4は、ユーザ端末2が有する機能の構成を示す図である。ユーザ端末2は、搭載されたウェブブラウザや電子メールプログラムにより、TCP/IPプロトコルを利用してインターネット4と通信を行うコンピュータであるが、ユーザ端末2とアクセスポイントプロバイダ1との間には、プロバイダ接続情報31を伝送するための専用回線やチャネルが設けられている。かかる通信手段は、ISDN回線のDチャネルにより実現される。また、ユーザ端末2側に無線受信専用端末を設け、一方アクセスポイントプロバイダ1側に無線送信基地局などを設けることによっても実現される。
【0031】
ユーザ端末2は、所定のプログラムを実行することにより、アクセスポイントプロバイダ接続情報送信部201と、プロバイダ接続情報受信部202と、プロバイダ切断処理部203およびプロバイダ接続処理部204を備えて機能させている。
【0032】
アクセスポイントプロバイダ接続情報送信部201は、アクセスポイントプロバイダ1のアクセスポイント120へ送信して認証を受けるためのアカウントおよびパスワードと、アクセスポイント120のアクセスポイント番号と、負荷情報リスト111を検索する時間間隔(負荷情報リスト検索時間間隔という)などのデータがユーザの指示によって入力されると、入力されたアクセスポイント番号にダイヤルアップするとともに、入力されたアカウントとパスワードを利用してアクセスポイント120に接続し、入力された負荷情報リスト検索時間間隔等をアクセスポイント120に送信する。
【0033】
プロバイダ接続情報受信部202は、アクセスポイントプロバイダ1からプロバイダ接続情報31を受信する。プロバイダ切断処理部203は、受信されたプロバイダ接続情報31が、接続中のアクセスポイント310以外のアクセスポイント310へ接続するためのものであるときは、接続中のアクセスポイント310との通信を切断する。プロバイダ接続処理部204は、プロバイダ接続情報31であるアクセスポイント番号にダイヤルアップし、プロバイダ接続情報31であるテンポラリアカウントとテンポラリパスワードを認証情報として利用し、アクセスポイント310と接続処理を行う。
【0034】
図5は、プロバイダ3が有する機能の構成を示す図である。
プロバイダ3は、アクセスポイントプロバイダ1の運営組織と提携している商用プロバイダが運営するネットワークである。プロバイダ3は、ネットワークの各所で所定のプログラムを実行することにより、プロバイダ接続情報受信部301と、プロバイダ接続情報発行依頼受付部302と、プロバイダ接続情報生成部303と、プロバイダ接続情報発行依頼応答部304と、負荷情報収集部305および負荷情報送信部306の各ブロックを備えて機能させている。なお、プロバイダ接続情報受信部301は、アクセスポイント310内に構成される。
【0035】
プロバイダ接続情報受信部301は、ユーザ端末2から受信したテンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードによりユーザ端末2のインターネット4への接続に際して認証処理(ログイン認証)を行う。プロバイダ接続情報発行依頼受付部302は、アクセスポイントプロバイダ1からプロバイダ接続情報発行依頼コマンドを受信すると、プロバイダ接続情報生成部303に要求してプロバイダ接続情報31を生成させる。プロバイダ接続情報生成部303は、プロバイダ接続情報発行依頼受付部302からの要求によりプロバイダ接続情報31を生成し、プロバイダ接続情報発行依頼応答部304に送信を要求する。
【0036】
プロバイダ接続情報発行依頼応答部304は、送信要求されたプロバイダ接続情報31をアクセスポイントプロバイダ1へ送信する。負荷情報収集部305は、各アクセスポイント310から空き回線数とアクセスポイント負荷を逐次(例えば、定期的に)収集し、これにアクセスポイント番号を対応づけて負荷情報送信部306に供給する。負荷情報送信部306は、供給された、アクセスポイント番号、空き回線数およびアクセスポイント負荷をアクセスポイントプロバイダ1に送信する。
【0037】
次に、図6乃至図13を参照して、第1の実施の形態の作用を説明する。
図6および図7は、第1の実施の形態における概略のシーケンスを示す図である。図8は、ユーザ端末2での処理の流れを示す図である。図9乃至図11は、アクセスポイントプロバイダ1での処理の流れを示す図である。図12および図13は、プロバイダ3での処理の流れを示す図である。
【0038】
図13に示すようにプロバイダ3においては、負荷情報収集部305が、逐次プロバイダ3が有するアクセスポイント310の空き回線数およびアクセスポイント負荷を収集し、アクセスポイント番号とともに負荷情報送信部306に出力すると、負荷情報送信部306が、これらアクセスポイント310の数分の情報をアクセスポイントプロバイダ1に送信する。なお、負荷情報収集部305および負荷情報送信部306は、かかる処理を逐次継続的に行う。
【0039】
また、図11に示すようにアクセスポイントプロバイダ1においては、負荷情報受信部105は、プロバイダ3から送信されたアクセスポイント番号、空き回線数およびアクセスポイント負荷を受信し、負荷情報リスト更新部109に出力して、負荷情報リスト111に設定させる。なお、負荷情報受信部105および負荷情報リスト更新部109は、かかる処理を逐次継続的に行い、負荷情報リスト111の内容を最新のものに更新する。
【0040】
ここで、例えば、インターネット4に未接続のユーザ端末2が、図6に示すように、ステップS1でアクセスポイントプロバイダ1に接続する。
【0041】
具体的には、図8に示すように、ユーザ端末2のアクセスポイントプロバイダ接続情報送信部201は、ユーザの操作により、アクセスポイント番号、アカウント、パスワード、負荷情報リスト検索時間間隔および接続許可範囲を入力すると、入力されたアクセスポイント番号にダイヤルアップするとともに、入力されたアカウントとパスワードを利用してアクセスポイント120に接続し、入力された負荷情報リスト検索時間間隔と接続許可範囲をアクセスポイント120に送信する。
【0042】
次に、図6のステップS3でアクセスポイントプロバイダ1は、ユーザ情報リスト110へユーザ端末2からの情報を登録する。
【0043】
具体的には、図9に示すように、アクセスポイントプロバイダ1のアクセスポイントプロバイダ接続情報受信部101は、ユーザ端末2からのアカウント、パスワード、負荷情報リスト検索時間間隔および接続許可範囲を受信する。そして、アカウントとパスワードによりユーザ認証を行い、ユーザとして認証された場合は、アカウント、負荷情報リスト検索時間間隔および接続許可範囲をユーザ情報リスト更新部107に出力する。
【0044】
ユーザ情報リスト更新部107は、ユーザ情報リスト110に新たなデータ列を追加し、このデータ列に、アクセスポイントプロバイダ接続情報受信部101からのデータを設定する。なお、このデータ列における負荷情報リスト検索時刻、プロバイダ名およびアクセスポイント番号は、ユーザ端末2へのプロバイダ接続情報31の送信後に設定されるので、この時点では空白のままとしておく。
【0045】
その一方でアクセスポイントプロバイダ接続情報受信部101は、受信した接続許可範囲を負荷情報リスト検索部108に出力する。
【0046】
そして、図6のステップS5でアクセスポイントプロバイダ1は、指定地域にあるアクセスポイント310を検索する。具体的には、図9に示すように、負荷情報リスト検索部108は、ユーザ端末2とインターネット4とが未接続であるときは、接続許可範囲に設定された指定地域にあり、かつ、1以上の空き回線を有するアクセスポイント310の中でアクセスポイント負荷が所定の閾値よりも小さいアクセスポイント310を負荷情報リスト111の設定内容を基に選択する。
【0047】
なお、かかる条件を満たすアクセスポイントが複数あるときは、最も軽負荷のアクセスポイントを選択する。このため、ユーザ端末2は、より高速にインターネット4と通信することができる。
【0048】
かかる条件を満たすアクセスポイント310を選択した場合は、図6のステップS7でアクセスポイントプロバイダ1は、選択したアクセスポイント310を有するプロバイダ3(例えば、プロバイダ3A)にプロバイダ接続情報の発行依頼を行う。
【0049】
具体的には、図9に示すように、負荷情報リスト検索部108は、そのアクセスポイントを含むプロバイダ名とアクセスポイント番号を負荷情報リスト111から読み出して、プロバイダ接続情報発行依頼送信部102へ出力する。一方、条件を満たすアクセスポイント310がない場合は、ユーザ情報リスト更新部107に要求して、ユーザ情報リスト110の負荷情報リスト検索時刻を、負荷情報リスト検索時間間隔を加算してなる時刻に更新させる。このため、この時刻が、ユーザ情報リスト検索部106により検出され、次回の負荷情報リスト111の検索が行われる。
【0050】
プロバイダ接続情報発行依頼送信部102は、負荷情報リスト検索部108からプロバイダ名とアクセスポイント番号が入力されると、そのプロバイダ3に接続情報発行依頼コマンドを送信するとともに、図9から図10にかけて示すように、プロバイダ接続情報発行依頼応答受信部103に対し、選択されたアクセスポイント310を伝えるために、アクセスポイント番号を出力する。
【0051】
これ以降、条件を満たすアクセスポイントが選択されたこととして説明する。図12に示すように、プロバイダ接続情報発行依頼受付部302は、アクセスポイントプロバイダ1から接続情報発行依頼コマンドを受信すると、プロバイダ接続情報生成部303に要求して、プロバイダ接続情報31としてテンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードを生成させる。
【0052】
なお、プロバイダ3は、かかるテンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードの使用を一度に限り認める。さらに、発行後、所定の時間が経過すると無効にすることで、繰り返して、あるいは、後々になって使用されることのないようにしている。
【0053】
プロバイダ接続情報生成部303は、生成したこれら情報をプロバイダ接続情報発行依頼応答部304に出力し、プロバイダ接続情報発行依頼応答部304がアクセスポイントプロバイダ1へ送信する(発行する)。
【0054】
つまり、図6に示すように、プロバイダ3Aからは、ステップS9で、発行依頼に対する応答として、プロバイダ接続情報31が送られる。
【0055】
ステップS11でアクセスポイントプロバイダ1は、このプロバイダ接続情報31をユーザ端末2に送信する。
【0056】
具体的には、図10に示すように、プロバイダ接続情報発行依頼応答受信部103が、選択したプロバイダ3から、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードを受信する。プロバイダ接続情報発行依頼応答受信部103は、アクセスポイント番号、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードをプロバイダ接続情報送信部104に出力する。
【0057】
プロバイダ接続情報送信部104は、ユーザ端末2へアクセスポイント番号、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードを送信する。
【0058】
次に、図6に示すように、ステップS13でアクセスポイントプロバイダ1が、ユーザ情報リスト110を更新する。具体的には、図10に示すように、プロバイダ接続情報送信部104がユーザ情報リスト更新部107にアカウント、プロバイダ名およびアクセスポイント番号を出力し、ユーザ情報リスト更新部107は、このアカウントを含むデータ列を選択し、入力されたプロバイダ名とアクセスポイント番号を、選択したデータ列に書き込む。したがって、次回において、ユーザ端末2が接続中のアクセスポイント番号を読み出すことができる。
【0059】
次に、図6に示すように、ステップS15でアクセスポイントプロバイダ1が、負荷情報リスト111を更新する。具体的には、図10に示すように、プロバイダ接続情報送信部104は、プロバイダ名とアクセスポイント番号を負荷情報リスト更新部109に出力し、負荷情報リスト更新部109が、負荷情報リスト111における、このアクセスポイント番号の空き回線数から1を減じる。したがって、プロバイダ3からの負荷情報によって負荷情報リスト111が更新されるまでの間においても、空き回線数を認識することができ、これにより、空き回線がないアクセスポイントに対してユーザ端末2をが接続要求するといった不都合を防止することができる。
【0060】
図6のステップS17でユーザ端末2は、アクセスポイントプロバイダ1との接続を切断する。
【0061】
具体的には、図8に示すように、ユーザ端末2のプロバイダ接続情報受信部202は、アクセスポイントプロバイダ1からのアクセスポイント番号、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードを受信すると、いずれかのアクセスポイント310またはアクセスポイントプロバイダ1のアクセスポイント120と現在接続中か否かを判定する。接続中と判定されたときは、プロバイダ切断処理部203は、現在接続中であるプロバイダ3またはアクセスポイントプロバイダ1のアクセスポイントへ切断信号を送信して通信を切断する。なお、接続中でないと判定されたときは、かかる不要な切断処理は行われない。
【0062】
その後、図6のステップS19でユーザ端末2は、送信されたプロバイダ接続情報31によりプロバイダ3Aのアクセスポイント310と接続する。具体的には、図8に示すように、プロバイダ切断処理部203は、アクセスポイント番号、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードをプロバイダ接続処理部204へ出力する。プロバイダ接続処理部204は、プロバイダ3のアクセスポイント310へダイヤルアップ接続して、このテンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードを送信する。
【0063】
そして、図12に示すように、プロバイダ3のプロバイダ接続情報受信部301は、ユーザ端末2からテンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードを受信すると、これによりユーザ認証を行い、ユーザとして認証された場合は、ユーザ端末2をインターネット4へ接続させる。
【0064】
このようにして、アクセスポイントプロバイダ1は、未接続のユーザ端末2を軽負荷のアクセスポイント310を介してインターネット4に接続させることができる。
【0065】
次に、ユーザ端末2とインターネット4とが接続中であるときの処理を説明する。
【0066】
図7に示すように、ユーザ端末2とプロバイダ3Aとが接続中であるときに、ステップS21でアクセスポイントプロバイダ1は、ユーザ端末2が接続中のアクセスポイント310よりも軽負荷のアクセスポイント310を検索する。つまり、図9に示すように、ユーザ情報リスト110に設定された負荷情報リスト検索時刻になるとユーザ情報リスト検索部106が負荷情報リスト検索部108に検索指令を出力するので、負荷情報リスト検索部108は、負荷情報リスト111を参照して、ユーザ端末2が接続中のアクセスポイントの負荷よりも小さい負荷のアクセスポイントを選択する。
【0067】
そして、図7のステップS23でアクセスポイントプロバイダ1は、選択されたアクセスポイント310を含むプロバイダ3(例えば、プロバイダ3B)にプロバイダ接続情報の発行依頼を行う。プロバイダ3Bからは、ステップS25で、発行依頼に対する応答として、プロバイダ接続情報31が送られるので、ステップS27でアクセスポイントプロバイダ1は、このプロバイダ接続情報31をユーザ端末2に送信するとともに、ステップS29およびステップS31で、前記したステップS13およびS15と同様にして、ユーザ情報リスト110および負荷情報リスト111を更新する。
【0068】
一方、ユーザ端末2はステップS33で、接続中のプロバイダ3Aのアクセスポイント310との通信を切断し、その後、ステップS35で、送信されたプロバイダ接続情報31を利用し、プロバイダ3Bのアクセスポイント310と接続する。
【0069】
図7の処理は逐次継続的に行われるので、ユーザ端末2とインターネット4との接続は、常に軽負荷のアクセスポイント310を介して行われることとなり、ユーザ端末2のユーザは快適な通信を享受できる。
【0070】
したがって、本発明の第1の実施の形態に係る通信サービスシステムによれば、複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とをユーザ端末に供給するので、ユーザ端末は、プロバイダの有するアクセスポイントの中の軽負荷のアクセスポイントに自動的に接続できるようになる。
【0071】
したがって、アクセスポイント310の輻輳によりインターネット4に接続できないといった不便さが解消される。また、接続中において、データ転送が遅延あるいは停止することが少なくなり、快適な通信ができる。一方、アクセスポイントでも、負荷が低減されるので、通信サービスの信頼性向上を図ることができる。
【0072】
また、アクセスポイントプロバイダ1は、アクセスポイントの選択およびユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末からインターネットへの接続の際と接続中のいずれの場合においても行い、接続中の場合には該接続中のアクセスポイントの通信負荷よりも小さい通信負荷に対応するアクセスポイントを選択するので、ユーザ端末がインターネットへ未接続であっても、既に接続中であっても、軽負荷のアクセスポイントに接続でき、さらに、接続中の場合には該接続中のアクセスポイントよりも軽負荷のアクセスポイントに接続できるようになる。
【0073】
また、アクセスポイントプロバイダ1は、アクセスポイントの選択の際には最も軽い通信負荷のアクセスポイントを選択するので、ユーザ端末に対して、最適なインターネットへの通信環境を提供できる。
【0074】
また、アクセスポイントプロバイダ1は、アクセスポイントが存在すべき地域の指定をユーザ端末からインターネットへの接続の際に受け付け、当該指定された地域に存在するアクセスポイントを選択対象とするので、例えば、移動する機会の多いユーザが、ユーザ端末2としての携帯用コンピュータや携帯電話などから、近隣の地域を指定すれば、その近隣の地域に存在するアクセスポイントへユーザ端末が自動接続でき、その結果として、通信費用を低く抑えることができる。
【0075】
また、アクセスポイントプロバイダ1は、各プロバイダ3から、通信負荷の収集蓄積を逐次行い、負荷情報リスト111において更新された最新の通信負荷を基にアクセスポイントの選択を行うので、ユーザ端末は、アクセスポイントの通信負荷の変動がある場合であっても、常に軽負荷のアクセスポイントに接続できるようになる。
【0076】
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、プロバイダ接続情報31のユーザ端末2への送信を、アクセスポイントプロバイダ1が行うようにしたが、第2の実施の形態は、これを、ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行うようにしている。
【0077】
図14は、本発明の第2の実施の形態に係るネットワーク構成と利用形態を示す図である。図14に示すアクセスポイントプロバイダ1Aは、プロバイダ接続情報31を、ユーザ端末2が接続中のアクセスポイント310を有するプロバイダ3(図14ではプロバイダ3C)へ送信する。そして、プロバイダ3Cのアクセスポイント310は送信されたプロバイダ接続情報31をユーザ端末2へ転送する。なお、かかる送信は、ユーザ端末2とプロバイダとの間の回線、例えば、ISDN回線、無線回線、アナログ回線、ケーブルテレビを利用した回線などを多重化することにより行われる。また、アクセスポイントプロバイダ1Aは、第1の実施の形態のアクセスポイントプロバイダ1と同様にして、各プロバイダ3から負荷情報を収集し負荷情報リスト111に蓄積する。
【0078】
図15は、図14に示すプロバイダ3Cが有する機能の構成を示す図である。プロバイダ3Cは、第1の実施の形態のプロバイダ3(3A,3B)と同様に、プロバイダ接続情報受信部301、プロバイダ接続情報発行依頼受付部302、プロバイダ接続情報生成部303、プロバイダ接続情報発行依頼応答部304、負荷情報収集部305、負荷情報送信部306およびアクセスポイント310を備えているが、さらに、アクセスポイントプロバイダ1Aから送信されるプロバイダ接続情報31をユーザ端末2に転送するプロバイダ接続情報転送部307を備えて機能させている。
【0079】
次に、第2の実施の形態の作用を説明する。
【0080】
図16は、第2の実施の形態のシーケンスを示す図である。
【0081】
アクセスポイントプロバイダ1Aは、プロバイダ接続情報の発行依頼に対する応答としてプロバイダ接続情報31を、例えば、プロバイダ3Bから受信するところまでは、第1の実施の形態と同様の処理を行うが、受信したプロバイダ接続情報31をユーザ端末2が現在接続中のアクセスポイント310を有するプロバイダ3Cに送信する(S51)。
【0082】
すると、プロバイダ3Cは、ユーザ端末2が現在接続中のアクセスポイント310に要求して、このプロバイダ接続情報31をユーザ端末2に送信させる(S53)。ユーザ端末2は、このプロバイダ接続情報31を受信すると、第1の実施の形態と同様に切断処理と接続処理を行う。
【0083】
具体的には、図17に示すように、ユーザ情報リスト検索部106は、プロバイダ接続情報発行依頼応答受信部103から、アクセスポイント番号、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードが出力されると、ユーザ端末2からインターネット4への初回の接続か否かを判定する。この時点では、ユーザ情報リスト110にプロバイダ名およびアクセスポイント番号が設定されていないので、かかる状態であるときは、初回であると判定する。一方、プロバイダ名およびアクセスポイント番号が設定されている場合は、ユーザ情報リスト検索部106は、ユーザ情報リスト110から、アカウントとプロバイダ名を読み出す。
【0084】
ユーザ情報リスト検索部106は、初回であると判定されたときは、アクセスポイント番号、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードをプロバイダ接続情報送信部104に出力する。一方、読み出しがなされた場合は、そのアカウントとプロバイダ名もプロバイダ接続情報送信部104に出力する。
【0085】
プロバイダ接続情報送信部104は、アクセスポイント番号、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードを、プロバイダ名が入力されたときは、プロバイダ3へ送信し、一方、プロバイダ名が入力されなかったときはユーザ端末2へ送信する。
【0086】
これに対してユーザ端末2が行う処理は、第1の実施の形態と同様であるので省略する。
【0087】
プロバイダ接続情報送信部104は、ユーザ情報リスト更新部107にアカウント、プロバイダ名およびアクセスポイント番号を出力し、第1の実施の形態とと同様にユーザ情報リスト110を更新させる。また、負荷情報リスト更新部109にプロバイダ名およびアクセスポイント番号を出力し、負荷情報リスト111を更新させる。
【0088】
一方、図18に示すように、プロバイダ3Cでは、プロバイダ接続情報転送部307が、アクセスポイントプロバイダ1から新たなアクセスポイント番号、テンポラリアカウントおよびテンポラリパスワードを受信すると、これをユーザ端末2へ送信する。
【0089】
したがって、本発明の第2の実施の形態に係る通信サービスシステムによれば、ユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行うようにしたので、アクセスポイントプロバイダ1のアクセスポイント120がユーザ端末2に占有されるという不都合を防止できる。
【0090】
なお、上記実施の形態では、最も軽負荷のアクセスポイント310を選択するようにしたが、ユーザ端末2が、受信した複数のアクセスポイント番号から選択してアクセスポイント310に接続できるように構成されるときには、複数の地域それぞれからアクセスポイント310を選択して、アクセスポイント番号等とともにアクセスポイント負荷を通知するようにアクセスポイントプロバイダ1を構成してもよい。このようにすれば、ユーザの選択の自由度が向上する。したがって、例えば、少々輻輳していても、通信費用の安価な近隣のアクセスポイント310を選択することが可能となる。
【0091】
また、上記実施の形態では、アクセスポイント310はプロバイダが運営し、アクセスポイントプロバイダ1はプロバイダとは別の組織が運営する利用形態を説明したが、これらは、例えば、事業所が点在する同一企業内で運営することもできる。そして、ユーザ端末2としての社員のコンピュータとアクセスポイントとが常時接続されている場合は、アクセスポイントを識別する情報としてIPアドレスなどを、アクセスポイントプロバイダ1からユーザ端末2に送信し、これにより、ダイヤルアップせずにインターネット4に接続できるようにしても良い。
【0092】
なお、アクセスポイントプロバイダ1を運営する組織は、上記通信サービスとともにユーザ端末2のユーザやプロバイダ3を運営するインターネットサービスプロバイダに課金することも可能である。課金方法としては、例えば、ユーザ端末2にアクセスポイント番号等を送信するごとに、一定料金を、ユーザ端末2のユーザやプロバイダに課金するようなものであってもよい。また、送信回数が所定回数を超えた場合に割引を行うようにしてもよい。これにより、アクセスポイントプロバイダを運営する組織は、サービスを提供するために必要な収入を得ることができる。
【0093】
また、アクセスポイント番号の通知とともに、ユーザ端末2に広告情報を提示してもよい。上記したような利便性をもってすれば、アクセスポイントプロバイダ1を運営する組織は、広告情報の提示に対して多大なる報酬を期待できる。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る通信サービスシステムまたは方法によれば、ネットワークへのアクセスポイントの電話番号などを受信するとアクセスポイントに自動接続するユーザ端末に対して、軽負荷のアクセスポイントを選択してその電話番号などを供給するようにしたので、ユーザ端末をネットワークへ安定して接続させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク構成と利用形態を示す図である。
【図2】アクセスポイントプロバイダ1が有する機能の構成を示す図である。
【図3】図3(a)は、ユーザ情報リスト110の構成を示す図である。図3(b)は、負荷情報リストの構成を示す図である。
【図4】ユーザ端末2が有する機能の構成を示す図である。
【図5】プロバイダ3が有する機能の構成を示す図である。
【図6】第1の実施の形態のシーケンスを示す図である。
【図7】第1の実施の形態のシーケンスを示す図である。
【図8】ユーザ端末2での処理の流れを示す図である。
【図9】アクセスポイントプロバイダ1での処理の流れを示す図である。
【図10】アクセスポイントプロバイダ1での処理の流れを示す図である。
【図11】アクセスポイントプロバイダ1での処理の流れを示す図である。
【図12】プロバイダ3での処理の流れを示す図である。
【図13】プロバイダ3での処理の流れを示す図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係るネットワーク構成と利用形態を示す図である。
【図15】プロバイダ3Cが有する機能の構成を示す図である。
【図16】第2の実施の形態のシーケンスを示す図である。
【図17】アクセスポイントプロバイダ1Aでの処理の流れを示す図である。
【図18】プロバイダ3Cでの処理の流れを示す図である。
【図19】従来のインターネットへの接続方法を示す図である。
【符号の説明】
1,1A アクセスポイントプロバイダのネットワーク
2 ユーザ端末2
3(3A,3B,3C) プロバイダのネットワーク
4 インターネット(ネットワーク)
31 プロバイダ接続情報
101 アクセスポイントプロバイダ接続情報受信部
102 プロバイダ接続情報発行依頼送信部
103 プロバイダ接続情報発行依頼応答受信部
104 プロバイダ接続情報送信部
105 負荷情報受信部
106 ユーザ情報リスト検索部
107 ユーザ情報リスト更新部
108 負荷情報リスト検索部
109 負荷情報リスト更新部
110 ユーザ情報リスト
111 負荷情報リスト
120 アクセスポイントプロバイダ1のアクセスポイント
201 アクセスポイントプロバイダ接続情報送信部
202 プロバイダ接続情報受信部
203 プロバイダ切断処理部
204 プロバイダ接続処理部
301 プロバイダ接続情報受信部
302 プロバイダ接続情報発行依頼受付部
303 プロバイダ接続情報生成部
304 プロバイダ接続情報発行依頼応答部
305 負荷情報収集部
306 負荷情報送信部
307 プロバイダ接続情報転送部
310 プロバイダ3のアクセスポイント

Claims (21)

  1. インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムであって、
    複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、
    この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、
    この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、
    この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給し、
    前記アクセスポイントの選択およびユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末からインターネットへの接続の際と接続中のいずれの場合においても行い、
    接続中の場合には該接続中のアクセスポイントの通信負荷よりも小さい通信負荷に対応するアクセスポイントを選択する
    ことを特徴とする通信サービスシステム。
  2. 前記アクセスポイントの選択の際には最も軽い通信負荷のアクセスポイントを選択することを特徴とする請求項1記載の通信サービスシステム。
  3. 前記選択されるアクセスポイントが存在すべき地域の指定をユーザ端末からインターネットへの接続の際に受け付け、
    当該指定された地域に存在するアクセスポイントを選択対象とする
    ことを特徴とする請求項1または2記載の通信サービスシステム。
  4. 前記通信負荷の収集蓄積を逐次行い、
    最新の通信負荷を基に前記アクセスポイントの選択を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  5. 前記ユーザ端末への情報供給を、当該ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  6. 前記ユーザ端末への情報供給に対して課金を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  7. インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムであって、
    複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、
    この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、
    この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、
    この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給し、
    前記選択されるアクセスポイントが存在すべき地域の指定をユーザ端末からインターネットへの接続の際に受け付け、
    当該指定された地域に存在するアクセスポイントを選択対象とする
    ことを特徴とする通信サービスシステム。
  8. 前記アクセスポイントの選択およびユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末からインターネットへの接続の際と接続中のいずれの場合においても行い、
    接続中の場合には該接続中のアクセスポイントの通信負荷よりも小さい通信負荷に対応するアクセスポイントを選択する
    ことを特徴とする請求項7記載の通信サービスシステム。
  9. 前記アクセスポイントの選択の際には最も軽い通信負荷のアクセスポイントを選択することを特徴とする請求項7または8記載の通信サービスシステム。
  10. 前記通信負荷の収集蓄積を逐次行い、
    最新の通信負荷を基に前記アクセスポイントの選択を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  11. 前記ユーザ端末への情報供給を、当該ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行うことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  12. 前記ユーザ端末への情報供給に対して課金を行うことを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  13. インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムであって、
    複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、
    この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、
    この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、
    この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給し、
    前記ユーザ端末への情報供給を、当該ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行う
    ことを特徴とする通信サービスシステム。
  14. 前記アクセスポイントの選択およびユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末からインターネットへの接続の際と接続中のいずれの場合においても行い、
    接続中の場合には該接続中のアクセスポイントの通信負荷よりも小さい通信負荷に対応するアクセスポイントを選択する
    ことを特徴とする請求項13記載の通信サービスシステム。
  15. 前記アクセスポイントの選択の際には最も軽い通信負荷のアクセスポイントを選択することを特徴とする請求項13または14記載の通信サービスシステム。
  16. 前記選択されるアクセスポイントが存在すべき地域の指定をユーザ端末からインターネットへの接続の際に受け付け、
    当該指定された地域に存在するアクセスポイントを選択対象とする
    ことを特徴とする請求項13乃至15のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  17. 前記通信負荷の収集蓄積を逐次行い、
    最新の通信負荷を基に前記アクセスポイントの選択を行うことを特徴とする請求項13乃至16のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  18. 前記ユーザ端末への情報供給に対して課金を行うことを特徴とする請求項13乃至17のいずれかに記載の通信サービスシステム。
  19. インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムが、
    複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、
    この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、
    この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、
    この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給し、
    前記アクセスポイントの選択およびユーザ端末への情報供給を、ユーザ端末からインタ ーネットへの接続の際と接続中のいずれの場合においても行い、
    接続中の場合には該接続中のアクセスポイントの通信負荷よりも小さい通信負荷に対応するアクセスポイントを選択する
    ことを特徴とする通信サービス方法。
  20. インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムが、
    複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、
    この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、
    この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、
    この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給し、
    前記選択されるアクセスポイントが存在すべき地域の指定をユーザ端末からインターネットへの接続の際に受け付け、
    当該指定された地域に存在するアクセスポイントを選択対象とする
    ことを特徴とする通信サービス方法。
  21. インターネットへのアクセスポイントの番号を受信すると当該番号に自動的にダイヤルアップ接続するユーザ端末に対する通信サービスシステムが、
    複数のアクセスポイントにかかる通信負荷を当該複数のアクセスポイントの少なくともいずれかを有する1以上のプロバイダから通信回線を介して収集蓄積し、
    この収集蓄積した通信負荷における所定の閾値よりも小さいものに対応するアクセスポイントを少なくとも1つ選択し、
    この選択したアクセスポイントがユーザ端末からの接続の際に受信すべき認証情報を当該アクセスポイントを有するプロバイダに要求し、
    この要求に対して応答された認証情報と当該アクセスポイントの番号とを前記ユーザ端末に供給し、
    前記ユーザ端末への情報供給を、当該ユーザ端末に接続されたアクセスポイントを介して行う
    ことを特徴とする通信サービス方法。
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