JP3632756B2 - 通信システム、サーバ、その方法及び記録媒体 - Google Patents

通信システム、サーバ、その方法及び記録媒体 Download PDF

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    • H04L63/10Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信システム、サーバ、その方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子メールやウェブなどのデータ通信サービスの利用料金は、サービスを提供しているサービスプロバイダへの接続料金や通信事業者に支払う通信料金などで決められている。現在の料金は、サービスプロバイダ及び通信事業者共に、基本料金に加え、通信時間や距離、データ量に依存して決まっている。最近、他社との差別化を図るために、通信時間やデータ量に依らない定額課金制サービスが導入され始め、今後、拡大する傾向にある。
【0003】
定額課金制サービスが普及するにつれ、利用者は、アプリケーションサーバとの間でデータを送・受信していないにもかかわらず、クライアント端末とアプリケーションサーバとを接続したままである場合が頻繁にある。この結果、サービスプロバイダは、加入者全員が同時に接続したまま利用できる程度までシステムの増設をすることが求められている。しかし、データの送・受信をしていない場合までを考慮して、システムの増設をすることは無駄である。なぜならば、システムの増設には、多大な投資と時間を必要とするからである。
【0004】
この問題を解決するため、サービスプロバイダは、通信路に一定時間にわたってデータが流れていない場合、自動的に該当する接続を切断する等の対策を試みている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、利用者にとっては接続がこまめに切断されることによるメリットがなく、かつ、接続に際して、再度、利用者自ら、接続しなければならないと言った煩雑さがあり、この為、利用者は、常に、通信路にデータを流す状況を作り出している。 よって、上記一定時間にわたって通信路にデータが流れていない場合には、該当する接続を切断する手法は効果が半減している。この結果、システムの増設を十分には抑えられない。
【0006】
従って、本発明が解決しようとする課題は、利用者にとって煩雑さが少なく、かつ、サービスプロバイダにとっては大きなシステムの増設が要らない技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための第1の発明は、通信システムであって、
サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有し、
前記クライアント端末は、
利用者識別子を送信してサーバにログインを要求する手段を有し、
前記サーバは、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
前記切断条件は、前記クライアント端末とアプリケーションサーバとの間でパケットが通信されていない時間である無通信時間であり、
前記切断手段は、同じ送・受信先アドレスを組とするパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から前記記憶手段に記憶されている無通信時間を超えた場合には、接続を切断する手段である
ことを特徴とする。
【0008】
上記の課題を解決するための第2の発明は、通信システムであって、
サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有し、
前記クライアント端末は、
利用者識別子を送信してサーバにログインを要求する手段を有し、
前記サーバは、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
前記切断条件は、前記アプリケーションサーバのアドレスとサービス識別子に関連付けられて記憶されているタイムアウト時間であり、
前記切断手段は、前記アドレスとサービス識別子とを組として前記記憶手段に記憶されているアドレスとサービス識別子との組のパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から、一致したアドレスとサービス識別子との組の前記記憶手段にサービス識別子に関連付けて記憶されているタイムアウト時間を経過する直前で、且つ、アドレスとサービス識別子との組が一致するパケットを、相手先から受信しないタイミングで接続を切断する手段である
ことを特徴とする。
【0009】
上記の課題を解決するための第3の発明は、通信システムであって、
サーバと、クライアント端末と、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網とを有し、
前記クライアント端末は、
利用者識別子を送信してサーバにログインを要求する手段を有し、
前記サーバは、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
前記切断条件は、送信パケットサイズ、受信パケットサイズ、送信パケット数、受信パケット数の群の中から選ばれる何れかのデータの規定量であり、
前記切断手段は、同じ送受信先アドレスを組とするパケットのデータ量が前記規定量を超えた場合には、接続を切断する手段である
ことを特徴とする。
【0010】
上記の課題を解決するための第4の発明は、上記の発明において、
切断手段は、二以上のクライアント端末における切断条件が同じである場合は、ログインした時刻が最も早いクライアント端末との接続を切断する手段であることを特徴とする。
【0011】
上記の課題を解決するための第5の発明は、上記の発明において、
記憶手段には利用者識別子に関連付けられて切断が切断される順位が記憶されており、前記切断手段は前記記憶手段に記憶されている順位にしたがって切断する手段であることを特徴とする。
【0012】
上記の課題を解決するための第6の発明は、サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有するシステムにおける通信方法であって、
前記クライアント端末が、利用者識別子を送信してサーバにログインを要求するステップと、
前記サーバが、前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせるステップと、
前記サーバが、前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索するステップと、
前記クライアント端末との接続の状況を監視するステップと、
前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断するステップとを有し、
前記切断条件は、前記クライアント端末とアプリケーションサーバとの間でパケットが通信されていない時間である無通信時間であり、
前記切断ステップは、同じ送・受信先アドレスを組とするパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から前記無通信時間を超えた場合には、接続を切断するステップである
ことを特徴とする。
【0013】
上記の課題を解決するための第7の発明は、サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有するシステムにおける通信方法であって、
前記クライアント端末が、利用者識別子を送信してサーバにログインを要求するステップと、
前記サーバが、前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせるステップと、
前記サーバが、前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索するステップと、
前記クライアント端末との接続の状況を監視するステップと、
前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断するステップとを有し、
前記切断条件は、前記アプリケーションサーバのアドレスとサービス識別子に関連付けられて記憶されているタイムアウト時間であり、
前記切断ステップは、前記アドレスとサービス識別子とを組として前記記憶されているアドレスとサービス識別子との組のパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から、一致したアドレスとサービス識別子との組の前記サービス識別子に関連付けて記憶されているタイムアウト時間を経過する直前で、且つ、アドレスとサービス識別子との組が一致するパケットを、相手先から受信しないタイミングで接続を切断するステップである
ことを特徴とする。
【0014】
上記の課題を解決するための第8の発明は、サーバと、クライアント端末と、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網とを有するシステムにおける通信方法であって、
前記クライアント端末が、利用者識別子を送信してサーバにログインを要求するステップと、
前記サーバが、前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせるステップと、
前記サーバが、前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索するステップと、
前記クライアント端末との接続の状況を監視するステップと、
前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断するステップとを有し、
前記切断条件は、送信パケットサイズ、受信パケットサイズ、送信パケット数、受信パケット数の群の中から選ばれる何れかのデータの規定量であり、
前記切断ステップは、同じ送受信先アドレスを組とするパケットのデータ量が前記規定量を超えた場合には、接続を切断するステップである
ことを特徴とする。
【0015】
上記の課題を解決するための第9の発明は、上記の発明において、二以上のクライアント端末における切断条件が同じである場合は、ログインした時刻が最も早いクライアント端末との接続を切断することを特徴とする。
【0016】
上記の課題を解決するための第10の発明は、上記の発明において、利用者識別子に関連付けられて切断が切断される順位が記憶されており、前記記憶されている順位にしたがって切断することを特徴とする。
【0017】
上記の課題を解決するための第11の発明は、サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有する通信システムにおけるサービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うサーバであって、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
前記切断条件は、前記クライアント端末とアプリケーションサーバとの間でパケットが通信されていない時間である無通信時間であり、
前記切断手段は、同じ送・受信先アドレスを組とするパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から前記記憶手段に記憶されている無通信時間を超えた場合には、接続を切断する手段である
ことを特徴とする。
【0018】
上記の課題を解決するための第12の発明は、サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有する通信システムにおけるサービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うサーバであって、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
前記切断条件は、前記アプリケーションサーバのアドレスとサービス識別子に関連付けられて記憶されているタイムアウト時間であり、
前記切断手段は、前記アドレスとサービス識別子とを組として前記記憶手段に記憶されているアドレスとサービス識別子との組のパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から、一致したアドレスとサービス識別子との組の前記記憶手段にサービス識別子に関連付けて記憶されているタイムアウト時間を経過する直前で、且つ、アドレスとサービス識別子との組が一致するパケットを、相手先から受信しないタイミングで接続を切断する手段である
ことを特徴とする。
【0019】
上記の課題を解決するための第13の発明は、サーバと、クライアント端末と、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網とを有する通信システムにおけるサービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うサーバであって、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
前記切断条件は、送信パケットサイズ、受信パケットサイズ、送信パケット数、受信パケット数の群の中から選ばれる何れかのデータの規定量であり、
前記切断手段は、同じ送受信先アドレスを組とするパケットのデータ量が前記規定量を超えた場合には、接続を切断する手段である
ことを特徴とする。
【0020】
上記の課題を解決するための第14の発明は、上記の発明において、切断手段は、二以上のクライアント端末における切断条件が同じである場合は、ログインした時刻が最も早いクライアント端末との接続を切断する手段であることを特徴とする。
【0021】
上記の課題を解決するための第15の発明は、上記の発明において、記憶手段には利用者識別子に関連付けられて切断が切断される順位が記憶されており、前記切断手段は前記記憶手段に記憶されている順位にしたがって切断する手段であることを特徴とする。
【0022】
上記の課題を解決するための第16の発明は、サービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うようにサーバを制御する為の処理プログラムが記憶された記録媒体であって、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせ、
前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索させ、
前記クライアント端末との接続の状況を監視させ、
前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断させ、
前記切断条件は、前記クライアント端末とアプリケーションサーバとの間でパケットが通信されていない時間である無通信時間であり、
前記切断が、同じ送・受信先アドレスを組とするパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から前記無通信時間を超えた場合には、接続を切断である
処理プログラムが記憶されていることを特徴とする。
【0023】
上記の課題を解決するための第17の発明は、サービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うようにサーバを制御する為の処理プログラムが記憶された記録媒体であって、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせ、
前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索させ、
前記クライアント端末との接続の状況を監視させ、
前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断させ、
前記切断条件は、前記アプリケーションサーバのアドレスとサービス識別子に関連付けられて記憶されているタイムアウト時間であり、
前記切断が、前記アドレスとサービス識別子とを組として前記記憶されているアドレスとサービス識別子との組のパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から、一致したアドレスとサービス識別子との組の前記サービス識別子に関連付けて記憶されているタイムアウト時間を経過する直前で、且つ、アドレスとサービス識別子との組が一致するパケットを、相手先から受信しないタイミングで接続を切断である
処理プログラムが記憶されていることを特徴とする。
【0024】
上記の課題を解決するための第18の発明は、サービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うようにサーバを制御する為の処理プログラムが記憶された記録媒体であって、
前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせ、
前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索させ、
前記クライアント端末との接続の状況を監視させ、
前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断させ、
前記切断条件が、送信パケットサイズ、受信パケットサイズ、送信パケット数、受信パケット数の群の中から選ばれる何れかのデータの規定量であり、
前記切断が、同じ送受信先アドレスを組とするパケットのデータ量が前記規定量を超えた場合には、接続を切断である
処理プログラムが記憶されていることを特徴とする。
【0025】
上記の課題を解決するための第19の発明は、上記の発明において、切断手段は、二以上のクライアント端末における切断条件が同じである場合は、ログインした時刻が最も早いクライアント端末との接続を切断する手段であることを特徴とする。
【0026】
上記の課題を解決するための第20の発明は、上記の発明において、記憶手段には利用者識別子に関連付けられて切断が切断される順位が記憶されており、前記切断手段は前記記憶手段に記憶されている順位にしたがって切断する手段であることを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を参照しながら詳細に説明する。
【0049】
尚、以下では、最近注目されている無線通信網を使った通信システムの例で説明する。
【0050】
図1は通信システムのブロック図である。
【0051】
図2は、サーバの記憶手段に利用者識別子と関連付けられて記憶されている切断条件のテーブルである。
【0052】
図3は、切断条件パラメータが“通信時間”に設定されている場合の動作を示すフローチャートである。
【0053】
図4は、切断条件パラメータが“無通信時間”に設定されている場合の動作を示すフローチャートである。
【0054】
図5は、切断条件パラメータが“データ量”に設定されている場合の動作を示すフローチャートである。
【0055】
図6は、切断条件パラメータが“同時接続者数”に設定されている場合の動作を示すフローチャートである。
【0056】
図7は、切断条件パラメータが“トラフィック量”に設定されている場合の動作を示すフローチャートである。
【0057】
図8は、APサービスにおけるタイムアウトが発生する直前に、自動的にクライアント端末とサーバとの接続を切断する動作を示すフローチャートである。
【0058】
本発明の通信システムは、クライアント端末1と、サーバ2と、クライアント端末1とサーバ2とが接続される通信網(無線通信網)3と、アプリケーションサーバ(APサーバと略す。)4と、サーバ2とAPサーバ4との間を接続する通信路5とを有する。
【0059】
クライアント端末1は、通信サービス利用者がサービスプロバイダとの間で契約を交わし、APサーバ4から各種サービスの提供を受けることが出来る端末である。具体的には、携帯電話機とか無線通信機能を装備したパソコン等が該当する。
【0060】
APサーバ4は、サービスプロバイダから利用者に提供されるアプリケーケーション等が記憶されているサーバである。
【0061】
サーバ2は、認証部6と、接続自動切断部7とを有する。
【0062】
認証部6は、通信サービス利用者が契約しているか否かと、その契約内容とを判断するサーバである。認証部6は、サービス利用者が本サーバ6にログイン/アウトしたタイミングで、ログイン/アウト種別と、利用者識別子と、自身が割り振ったクライアント端末のアドレス(以下、端末アドレスとする)と、接続した回線の識別子(以下、回線識別子とする)とを、接続自動切断部7に通知するログイン/アウト通知部8を有する。
【0063】
接続自動切断部7は、記憶手段9と、検索手段10と、判定手段11と、パケット到着監視部12と、パケット監視メモリ13と、接続切断処理メモリ14と、切断手段15とを有する。
【0064】
記憶手段9には、利用者識別子と切断条件パラメータとが関連付けられている切断条件テーブル9aが記憶されている。
【0065】
検索手段10は、ログイン/アウト情報を基に判定手段11を検索するものである。
【0066】
判定手段11は、切断条件パラメータと利用状況とにより、接続を切断するか否かを判定するものである。尚、この判定手段11は、通信時間判定部11aと、無通信時間判定部11bと、データ量判定部11cと、同時接続者数判定部11dと、トラフィック量判定部11eと、タイムアウト判定部11fとを有しており、切断条件パラメータによっていずれかの判定部が検索手段10により検索される。
【0067】
パケット到着監視部12は、クライアント端末1やAPサーバ4から送信されるパケットの到着を監視するものである。
【0068】
パケット監視メモリ13には、到着したパケットの詳細が記憶される。
【0069】
接続切断処理メモリ14には、接続切断処理に関する情報が記憶される。
【0070】
切断手段15は、クライアント端末1とサーバ2との接続を切断するものである。
【0071】
APサーバ4は、サービスプロバイダから利用者に提供されるアプリケーケーション等が記憶されているサーバである。
【0072】
図2に切断条件テーブル9aの一例を示す。
【0073】
切断条件テーブル9aは、利用者識別子と、通信時間、無通信時間、データ量、同時接続者数、トラフィック量などの切断条件パラメータ(先頭から順にパラメータA、B、C、D、Eとする)とを要素とする。 切断条件パラメータは、サービス利用者とサービスプロバイダとの間で契約時に適宜選ばれ、設定される。 サービス料金プランによっては、設定されない場合、或は複数設定される場合が考えられる。
【0074】
尚、接続とは、クライアント端末とサーバとが通信回線を介して接続され、データのやりとりが出来る状態を言い、例えばサーバにログインされた状態である。又、接続の切断とは、データのやりとりが出来なくなる状態にすることを言い、例えばサーバからログアウトすることである。
【0075】
次に、本発明の動作を図3により説明する。
【0076】
図3は、通信サービス利用者が、サービスプロバイダとの間で切断条件について契約(この例では、切断条件パラメータが通信時間(A))を交わし、クライアント端末1を利用し、無線通信網3とサーバ2とを介して、APサーバ4からコンテンツを受信する場合の例である。
【0077】
通信サービス利用者は、クライアント端末1により、無線通信網3を介し認証部6にログインする。この場合、利用者識別子とクライアント端末1のアドレスとが、クライアント端末1から認証部6に送信される。認証部6は、クライアント端末1が認証部6にログインした後、クライアント端末1が認証部6に接続した回線に回線識別子をつける。
【0078】
ログイン/アウト通知部8は、クライアント端末1が認証部6にログイン/アウトしたタイミングで、ログイン/アウト種別と、利用者識別子と、端末アドレスと、回線識別子とを、検索手段10に通知する(S1)。S2については後段で説明する。
【0079】
検索手段10は、ログイン/アウト通知部8から受け取った利用者識別子から、切断条件テーブル9aに設定された切断条件パラメータを検索する(S3)。
【0080】
検索された切断条件パラメータが通信時間Aか否かが判定される(S4)。
【0081】
切断条件パラメータがAであった場合はS5に、切断条件パラメータがBであった場合はS20に、切断条件パラメータがCであった場合はS40に、切断条件パラメータがDであった場合はS60に、切断条件パラメータがEであった場合はS80に移る。
【0082】
S5では、ログイン/アウト通知部8から受け取ったログイン/アウト種別と、利用者識別子と、クライアント端末1のアドレスと、回線識別子と、切断条件テーブル9aに記憶されている切断条件パラメータAのデータとが通信時間判定部11aに通知される。
【0083】
通信時間判定部11aは、ログイン/アウト種別を確認し(S6)、ログインした場合はS7に、ログアウトした場合はS9に進める。 S7では、通信時間判定部11aは、切断条件パラメータAに設定された通信時間(図2の例では2時間)の後にタイマがコール信号を出力するようにタイマをセットし、利用者識別子と回線識別子とセットしたタイマを識別する値(以下、タイマ識別子とする)とを、接続切断処理メモリ14に記憶する(S8)。
【0084】
切断手段15は、タイマからのコール信号に応答し(S12)、接続切断処理メモリ14からタイマ識別子を検索し(S13)、設定されている回線識別子が示すクライアント端末1との接続を切断する(S14)。切断後、切断手段15は、接続切断処理メモリ14の利用者識別子のデータ、回線識別子のデータ、及びタイマ識別子のデータをクリアする(S15)。
【0085】
ログアウトした場合は、通信時間判定部11aは、接続切断処理メモリ14から利用者識別子を検索し(S9)、セットされていたタイマを解放し(S10)、接続切断処理メモリ14の利用者識別子のデータ、回線識別子のデータ、及びタイマ識別子のデータをクリアする(S11)。
【0086】
以上、通信システムの利用者がサービスプロバイダとの間で通信時間について契約した場合について、契約した通信時間が経過した場合が自動的に判定され、この判定により自動的に該当のクライアント端末との接続を切断する例について説明した。
【0087】
次に、切断条件パラメータが“B、無通信時間”に設定されていた時の本発明の動作を、図4を用いて説明する。
【0088】
パケット到着監視部12は、クライアント端末1やAPサーバ4から送信されるパケットの到着時刻と、パケットヘッダに記述されている制御情報(例として、送信先アドレス、受信先アドレス、サービス識別子、ユーザデータサイズなどがあげられる)とを、パケット監視メモリ13にパケット到着ごとに出力し、これをパケット監視メモリ13が記憶する。
【0089】
検索手段10は、S20で、ログイン/アウト種別と、利用者識別子と、クライアント端末1のアドレスと、回線識別子と、切断条件パラメータBのデータとを、無通信時間判定部11bに通知する。
【0090】
無通信時間判定部11bは、ログイン/アウト種別を確認し(S21)、ログインした場合はS22に、ログアウトした場合はS25に進める。 S22では、端末アドレスと一致する送信先アドレスまたは端末アドレスと一致する受信先アドレスを含むパケットの情報が、パケット監視メモリ13に出力されたか否かが確認される。無通信時間判定部11bは、Yesの場合はS23に進め、Noの場合はS22に戻す。 S23では、無通信時間(図2の例では5分)が経過した後にタイマがコールするようにセットされ、利用者識別子と回線識別子とタイマ識別子とが接続切断処理メモリ14に記憶される(S24)。
【0091】
前記と同様に、切断手段15は、タイマから呼ばれると(S12)、接続切断処理メモリ14からタイマ識別子を検索し(S13)、設定されている回線識別子が示すクライアント端末1との接続を切断する(S14)。切断後、切断手段15は、接続切断処理メモリ14から、利用者識別子と回線識別子とタイマ識別子とをクリアする(S15)。
【0092】
ログアウトした場合は、無通信時間判定部11bにより、S22の処理が停止され(S25)、接続自動切断処理メモリから利用者識別子が検索され、セットされていたタイマが解放され(S26)、接続自動切断処理メモリ14の利用者識別子のデータ、回線識別子のデータ、及びタイマ識別子のデータがクリアされる(S27)。
【0093】
以上、通信システムの利用者がサービスプロバイダとの間で無通信時間について契約した場合について、契約した無通信時間が経過した場合が自動的に検索され、この検索により自動的に該当するクライアント端末との接続を切断する例について説明した。
【0094】
次に、切断条件パラメータが“C、データ量”に設定されていた時の本発明の動作を、図5を用いて説明する。
検索手段10は、S40で、ログイン/アウト種別と、利用者識別子と、端末アドレスと、回線識別子と、切断条件パラメータCの設定されたデータとを、データ量判定部11cに通知する。
【0095】
データ量判定部11cは、データ量カウンタをクリアし(S41)、ログイン/アウト種別を確認し(S42)、ログインした場合はS43に、ログアウトした場合はS48に進める。
S43では、端末アドレスと一致する送信先アドレス及び受信先アドレスを含むパケットの情報がパケット監視メモリ12に出力されたか否かを、データ量判定部11cが確認する。
【0096】
Yesの場合はS44に、Noの場合はS43に進む。 S44では、データ量判定部11cは、パケット監視メモリ11に出力されているユーザデータサイズをデータ量カウンタに加算し、データ量カウンタが切断条件パラメータCに設定されたデータ量(図2の例では2MB)以上になったか否かを確認する(S45)。
【0097】
Yesの場合はS46に、Noの場合はS43に進む。 S46では、データ量判定部11cは、データ量カウンタをクリアし、回線識別子を引数として切断手段15を呼ぶ(S47)。 S48では、データ量判定部11cは、S43の処理を停止する。
切断手段15は、データ量判定部11cから呼ばれると(S47)、引数として渡された回線識別子が示すクライアント端末との接続を切断する(S49)。
【0098】
以上、通信システムの利用者がサービスプロバイダとの間でデータ量について契約した場合について、契約したデータ量を超えた場合に自動的に判定され、この判定により自動的に該当するクライアント端末との接続を切断する例について説明した。
【0099】
次に、切断条件パラメータが“D、同時接続者数”に設定されていた時の本発明の動作を、図6を用いて説明する。
【0100】
検索手段10は、S60で、ログイン/アウト種別と、利用者識別子と、端末アドレスと、回線識別子と、切断条件パラメータDに設定された同時接続者数(図2の例では500人)とを、同時接続者数判定部11dに通知する。
ここで、検索手段10は、ログイン/アウト通知部8からログイン種別を受け取ったタイミングで、同時接続者数カウンタを一つずつ加算し、ログインした時刻と利用者識別子のデータと回線識別子のデータとを保持する。又、検索手段10は、ログアウト種別を受け取ったタイミングで、同時接続者数カウンタを一つずつ減算し、ログインした時刻と利用者識別子のデータと回線識別子のデータとを消去する。
【0101】
同時接続者数判定部11dは、ログイン/アウト種別を確認し(S61)、ログインした場合はS62に処理を進め、ログアウトした場合は同時接続者数判定部の処理を終了する。 S62では、同時接続者数が許容同時接続者数に等しいか否かを、同時接続者数判定部11dにより判定する。
【0102】
Yesの場合はS63に進め、Noの場合は同時接続者数判定部11dの処理を終了する。S63では、検索手段10にて記憶されている最もログインした時刻が古い利用者の回線識別子を同時接続者数判定部11dにより取得し、この取得した識別子を引数として切断手段15が呼ばれる(S64)。
【0103】
切断手段15は、同時接続者数判定部11dから呼ばれると(S64)、引数として渡された回線識別子が示すクライアント端末との接続を切断する(S49)。
【0104】
以上、通信システムの利用者がサービスプロバイダとの間で同時接続者数について契約した場合について、契約した同時接続者数を越えた場合が自動的に判定され、この判定により自動的に該当するクライアント端末との接続を切断する例について説明した。
【0105】
尚、同時接続者数はサービスプロバイダ網の状況により、同一アクセスポイントに接続される接続者数の場合と、同一サーバに接続される場合とがある。
【0106】
次に、切断条件パラメータが“トラフィック量(E)”に設定されていた時の本発明の動作を、図7を用いて説明する。
S80で、検索手段10は、ログイン/アウト種別と、利用者識別子と、端末アドレスと、回線識別子と、切断条件パラメータEに設定されたトラフィック量(図2の例では60%)とを、トラフィック量判定部11eに通知する。
【0107】
トラフィック量判定部10eは、ログイン/アウト種別を確認し(S81)、ログインした場合はS82に、ログアウトした場合はS87に処理を進める。 トラフィック量判定部10eは、S82では、任意時間間隔でパケット監視メモリ12に出力されているユーザデータサイズを加算し、現在の伝送速度を計算し(S83)、予め用意しておいた通信路の最大伝送速度との割合(トラフィック量)を計算し(S84)、トラフィック量が切断条件パラメータEに設定された値以上になったか否かを判定する(S85)。Yesの場合はS86に、Noの場合はS82に進む。
【0108】
S86では、トラフィック量判定部10eは、回線識別子を引数として切断手段15を呼ぶ。切断手段15は、トラフィック量判定部11eから呼ばれると(S86)、引数として渡された回線識別子が示すクライアント端末との接続を切断する(S49)。クライアント端末との接続を切断後、トラフィック量判定部10eはS82の処理を停止する(S87)。
【0109】
また、S81により、ログアウトしたと判定された場合も、トラフィック量判定部10eはS82の処理を停止する(S87)。
【0110】
以上、通信システムの利用者がサービスプロバイダとの間でトラフィック量について契約した場合について、契約したトラフィック量以上となった場合が自動的に判定され、この判定により自動的に判定されたクライアント端末との接続の接続を切断する例について説明した。
【0111】
さて、APサービスにおいて、予め一定時間以上同一の利用者が接続しないようにタイムアウト時間が設定され、タイムアウト時間が過ぎると自動的に接続が切断される場合がある。利用者がソフトウエア等をダウンロードしていた場合、タイムアウトとなり、自動的に切断されると、受信途中までのデータは保証されない。この場合は、最初から再度接続してダウンロードする必要があり、サービスの利用者、サービスプロバイダ業者の双方にとっても不都合であった。
【0112】
この不都合を解決するために、APサービスにおけるタイムアウトが発生する直前に、自動的に接続を切断する本発明の動作を、図8を用いて説明する。
【0113】
タイムアウト判定部11fは、予めAPサーバ4からAPサーバのアドレスとAPサーバ4が提供しているサービスの識別子とタイムアウト時間とを取得して、サービス識別子に関連付けて記憶手段9に記憶しておく。 タイムアウト判定部11fは、検索手段10から通知を受け取ると(図3、S2)、ログイン/アウト種別を確認し(S100)、ログインした場合はS101に、ログアウトした場合はS104に進める。
【0114】
S101では、タイムアウト判定部11fはパケット監視メモリ13に出力されたパケットの情報を判定する。この判定は、パケット監視メモリ13に出力されたパケットの情報に記載されている発信元のアドレスとサービス識別子との組が記憶手段9に記憶されているAPサーバのアドレスとサービス識別子との組とが一致するか否かで行われる。
【0115】
Yesの場合はS102に、Noの場合はS101にタイムアウト判定部11fは処理を進める。
【0116】
S102では、タイムアウト判定部11fは、タイムアウト時間直前にタイマがコールするようにセットさせ、利用者識別子のデータと回線識別子のデータとタイマ識別子のデータとを接続切断処理メモリ14に記憶させる(S103)。
前記と同様に、切断手段15は、タイマから呼ばれると(S12)、接続切断処理メモリ14からタイマ識別子を検索し(S13)、設定されている回線識別子が示すクライアント端末との接続を切断し(S14)、接続切断処理メモリ14の利用者識別子のデータと回線識別子のデータとタイマ識別子のデータとをクリアする(S15)。
【0117】
S100によりログアウトしたと判定された場合は、タイムアウト判定部11fは、S104ではS101の処理を停止し、接続切断処理メモリ14から利用者識別子を検索し、セットされていたタイマを解放し(S105)、接続自動切断処理メモリ14の利用者識別子のデータと回線識別子のデータとタイマ識別子のデータとをクリアする(S106)。
【0118】
以上、APサービスにおけるタイムアウトが発生する直前に、自動的に接続を切断する例について説明した。
【0119】
次に、切断された場合のデータの保証について以下説明する。
【0120】
クライアント端末1内にデータ保証部7を、接続自動切断部7内にデータ保証部17を有する(図1参照)。
【0121】
データ保証部7及びデータ保証部17は、各々、バッファメモリを有する。データ保証部7及びデータ保証部17では、送信するパケットの先頭にシーケンス番号が付与され、シーケンス番号が付与された送信するパケットがバッファメモリに記憶される。送信先から同じシーケンス番号が付与された送達確認パケットを受信するまで前記送達確認パケットはバッファメモリに記憶されている。
【0122】
上記のように構成させていると、データ通信中に切断手段が自動的にクライアント端末との接続を切断しても、再接続後、先に送信したデータの続きから送信を再開できる。
【0123】
以上の説明では、認証部6と接続自動切断手段サーバ7とを設けたが、接続自動切断手段サーバ7は接続自動切断装置としてハードウエアにより構成することも可能である。
【0124】
また、上記の説明では分かり易くするために、切断条件パラメータが一つである場合について説明したが、これらを複数組み合わせて設定することも出来る。この場合は、いずれかの切断条件パラメータの条件を満たした場合、該当するクライアント端末の接続が切断される。
【0125】
さらに、ある切断条件パラメータに基づく判定手段により判定されたサービスの利用者が二人以上いる場合、サービス利用者がログインした時刻が記憶され、切断手段は、ログインした時刻が最も早い利用者のクライアント端末との接続の切断をするものとすることも出来る。
【0126】
或いは、ある切断条件パラメータに基づく判定手段により判定されたサービスの利用者が二人以上いる場合、切断条件テーブルには利用者識別子に関連付けて接続が切断される順位が記憶されており、前記記憶されている順位に基づいて、切断手段は最も切断される順位の高い利用者のクライント端末との接続を切断をするものとしても良い。
【0127】
また、以上の説明では、通信システムについて説明したが、通信方法についても同様に適用することができる。さらに部分的にサーバのみに適用することも出来る。或いは、サーバを制御する処理プログラムを記録媒体に記憶し、サーバにインストールして使用することもできる。
【0128】
また、本実施の形態では無線通信網について説明したが、有線通信網、ローカルエリアネットワーク等についても同様に実施することが出来る。
【0129】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者にとって煩雑さが少なく、かつ、サービスプロバイダにとっては大きなシステムの増設が要らない技術を提供することができる。
【0130】
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムのブロック図
【図2】サーバの記憶手段に利用者識別子と関連付けられて記憶されている切断条件のテーブル
【図3】切断条件パラメータが“通信時間”に設定されている場合の動作を示すフローチャート
【図4】切断条件パラメータが“無通信時間”に設定されている場合の動作を示すフローチャート
【図5】切断条件パラメータが“データ量”に設定されている場合の動作を示すフローチャート
【図6】切断条件パラメータが“同時接続者数”に設定されている場合の動作を示すフローチャート
【図7】切断条件パラメータが“トラフィック量”に設定されている場合の動作を示すフローチャート
【図8】APサービスにおけるタイムアウトが発生する直前に、自動的にクライアント端末とサーバとの接続を切断する動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 クライアント端末
2 サーバ
3 無線通信網
4 アプリケーションサーバ
5 通信路
6 認証部
7 接続自動切断部
8 ログイン/アウト通知部
9 記憶手段
9a 切断条件テーブル
10 検索手段
11 判定手段
11a 通信時間判定部
11b 無通信時間判定部
11c データ量判定部
11d 同時接続者数判定部
11e トラフィック量判定部
11f タイムアウト判定部
12 パケット到着監視部
13 パケット監視メモリ
14 接続切断処理メモリ
15 切断手段

Claims (18)

  1. 通信システムであって、
    サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有し、
    前記クライアント端末は、
    利用者識別子を送信してサーバにログインを要求する手段を有し、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
    接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
    前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
    前記切断条件は、前記クライアント端末とアプリケーションサーバとの間でパケットが通信されていない時間である無通信時間であり、
    前記切断手段は、同じ送・受信先アドレスを組とするパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から前記記憶手段に記憶されている無通信時間を超えた場合には、接続を切断する手段である
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 通信システムであって、
    サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有し、
    前記クライアント端末は、
    利用者識別子を送信してサーバにログインを要求する手段を有し、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
    接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
    前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
    前記切断条件は、前記アプリケーションサーバのアドレスとサービス識別子に関連付けられて記憶されているタイムアウト時間であり、
    前記切断手段は、前記アドレスとサービス識別子とを組として前記記憶手段に記憶されているアドレスとサービス識別子との組のパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から、一致したアドレスとサービス識別子との組の前記記憶手段にサービス識別子に関連付けて記憶されているタイムアウト時間を経過する直前で、且つ、アドレスとサービス識別子との組が一致するパケットを、相手先から受信しないタイミングで接続を切断する手 段である
    することを特徴とする通信システム。
  3. 通信システムであって、
    サーバと、クライアント端末と、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網とを有し、
    前記クライアント端末は、
    利用者識別子を送信してサーバにログインを要求する手段を有し、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
    接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
    前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
    前記切断条件は、送信パケットサイズ、受信パケットサイズ、送信パケット数、受信パケット数の群の中から選ばれる何れかのデータの規定量であり、
    前記切断手段は、同じ送受信先アドレスを組とするパケットのデータ量が前記規定量を超えた場合には、接続を切断する手段である
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 切断手段は、二以上のクライアント端末における切断条件が同じである場合は、ログインした時刻が最も早いクライアント端末との接続を切断する手段であることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の通信システム。
  5. 記憶手段には利用者識別子に関連付けられて切断が切断される順位が記憶されており、前記切断手段は前記記憶手段に記憶されている順位にしたがって切断する手段であることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の通信システム。
  6. サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有するシステムにおける通信方法であって、
    前記クライアント端末が、利用者識別子を送信してサーバにログインを要求するステップと、
    前記サーバが、前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせるステップと、
    前記サーバが、前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索するステップと、
    前記クライアント端末との接続の状況を監視するステップと、
    前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断するステップとを有し、
    前記切断条件は、前記クライアント端末とアプリケーションサーバとの間でパケットが通信されていない時間である無通信時間であり、
    前記切断ステップは、同じ送・受信先アドレスを組とするパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から前記無通信時間を超えた場合には、接続を切断するステップである
    ことを特徴とする通信方法
  7. サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続さ れる通信網とを有するシステムにおける通信方法であって、
    前記クライアント端末が、利用者識別子を送信してサーバにログインを要求するステップと、
    前記サーバが、前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせるステップと、
    前記サーバが、前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索するステップと、
    前記クライアント端末との接続の状況を監視するステップと、
    前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断するステップとを有し、
    前記切断条件は、前記アプリケーションサーバのアドレスとサービス識別子に関連付けられて記憶されているタイムアウト時間であり、
    前記切断ステップは、前記アドレスとサービス識別子とを組として前記記憶されているアドレスとサービス識別子との組のパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から、一致したアドレスとサービス識別子との組の前記サービス識別子に関連付けて記憶されているタイムアウト時間を経過する直前で、且つ、アドレスとサービス識別子との組が一致するパケットを、相手先から受信しないタイミングで接続を切断するステップである
    ことを特徴とする通信システム
  8. サーバと、クライアント端末と、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網とを有するシステムにおける通信方法であって、
    前記クライアント端末が、利用者識別子を送信してサーバにログインを要求するステップと、
    前記サーバが、前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせるステップと、
    前記サーバが、前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索するステップと、
    前記クライアント端末との接続の状況を監視するステップと、
    前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断するステップとを有し、
    前記切断条件は、送信パケットサイズ、受信パケットサイズ、送信パケット数、受信パケット数の群の中から選ばれる何れかのデータの規定量であり、
    前記切断ステップは、同じ送受信先アドレスを組とするパケットのデータ量が前記規定量を超えた場合には、接続を切断するステップである
    ことを特徴とする通信方法
  9. 二以上のクライアント端末における切断条件が同じである場合は、ログインした時刻が最も早いクライアント端末との接続を切断することを特徴とする請求項6〜請求項8いずれかに記載の通信方法
  10. 利用者識別子に関連付けられて切断が切断される順位が記憶されており、前記記憶されている順位にしたがって切断することを特徴とする請求項6〜請求項9いずれかに記載の通信方法
  11. サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有する通信システムにおけるサービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うサーバであって、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
    接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
    前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
    前記切断条件は、前記クライアント端末とアプリケーションサーバとの間でパケットが通信されていない時間である無通信時間であり、
    前記切断手段は、同じ送・受信先アドレスを組とするパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から前記記憶手段に記憶されている無通信時間を超えた場合には、接続を切断する手段である
    ことを特徴とするサーバ
  12. サーバと、クライアント端末と、前記クライアント端末に提供するアプリケーションが記憶されているアプリケーションサーバと、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網と、前記サーバと前記アプリケーションサーバとが接続される通信網とを有する通信システムにおけるサービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うサーバであって、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
    接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
    前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライアント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
    前記切断条件は、前記アプリケーションサーバのアドレスとサービス識別子に関連付けられて記憶されているタイムアウト時間であり、
    前記切断手段は、前記アドレスとサービス識別子とを組として前記記憶手段に記憶されているアドレスとサービス識別子との組のパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から、一致したアドレスとサービス識別子との組の前記記憶手段にサービス識別子に関連付けて記憶されているタイムアウト時間を経過する直前で、且つ、アドレスとサービス識別子との組が一致するパケットを、相手先から受信しないタイミングで接続を切断する手段である
    ことを特徴とするサーバ
  13. サーバと、クライアント端末と、前記サーバと前記クライアント端末とが接続される通信網とを有する通信システムにおけるサービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うサーバであって、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせる手段と、
    接続を切断することに関する切断条件と前記利用者識別子とが関連付けられて記憶されている記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信されてきた利用者識別子から前記記憶されている切断条件を検索する検索手段と、
    前記クライアント端末とサーバとの接続の状況を監視し、この接続が前記切断条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により前記接続が前記切断条件に該当すると判定された場合は、前記クライア ント端末との接続を切断する切断手段とを有し、
    前記切断条件は、送信パケットサイズ、受信パケットサイズ、送信パケット数、受信パケット数の群の中から選ばれる何れかのデータの規定量であり、
    前記切断手段は、同じ送受信先アドレスを組とするパケットのデータ量が前記規定量を超えた場合には、接続を切断する手段である
    ことを特徴とするサーバ
  14. 切断手段は、二以上のクライアント端末における切断条件が同じである場合は、ログインした時刻が最も早いクライアント端末との接続を切断する手段であることを特徴とする請求項11〜請求項13いずれかに記載のサーバ
  15. 記憶手段には利用者識別子に関連付けられて切断が切断される順位が記憶されており、前記切断手段は前記記憶手段に記憶されている順位にしたがって切断する手段であることを特徴とする請求項11〜請求項14いずれかに記載のサーバ
  16. サービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うようにサーバを制御する為の処理プログラムが記憶された記録媒体であって、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせ、
    前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索させ、
    前記クライアント端末との接続の状況を監視させ、
    前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断させ、
    前記切断条件は、前記クライアント端末とアプリケーションサーバとの間でパケットが通信されていない時間である無通信時間であり、
    前記切断が、同じ送・受信先アドレスを組とするパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から前記無通信時間を超えた場合には、接続を切断である
    処理プログラムが記憶されていることを特徴とする記録媒体
  17. サービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うようにサーバを制御する為の処理プログラムが記憶された記録媒体であって、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせ、
    前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索させ、
    前記クライアント端末との接続の状況を監視させ、
    前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断させ、
    前記切断条件は、前記アプリケーションサーバのアドレスとサービス識別子に関連付けられて記憶されているタイムアウト時間であり、
    前記切断が、前記アドレスとサービス識別子とを組として前記記憶されているアドレスとサービス識別子との組のパケットの到着時刻を監視し、前記到着時刻から、一致したアドレスとサービス識別子との組の前記サービス識別子に関連付けて記憶されているタイムアウト時間を経過する直前で、且つ、アドレスとサービス識別子との組が一致するパケットを、相手先から受信しないタイミングで接続を切断である
    処理プログラムが記憶されていることを特徴とする記録媒体
  18. サービス利用者との間で交わされた接続を切断することに関する切断条件に基づいてクライアント端末との通信接続を行うようにサーバを制御する為の処理プログラムが記憶された記録媒体であって、
    前記クライアント端末からのログインの要求に応答して、前記クライアント端末をログインさせ、
    前記クライアント端末より送信された利用者識別子から、これに関連付けられて記憶されている切断条件を検索させ、
    前記クライアント端末との接続の状況を監視させ、
    前記接続が前記切断条件に該当する場合には、前記クライアント端末との接続を切断させ、
    前記切断条件が、送信パケットサイズ、受信パケットサイズ、送信パケット数、受信パケット数の群の中から選ばれる何れかのデータの規定量であり、
    前記切断が、同じ送受信先アドレスを組とするパケットのデータ量が前記規定量を超えた場合には、接続を切断である
    処理プログラムが記憶されていることを特徴とする記録媒体
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