JP3632218B2 - 密閉型充電器 - Google Patents
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は充電器に係り、特に電気自動車等に使用される密閉型充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、充電器はバッテリーに電荷を充電する手段として広く使用されている。特に、最近の公害問題等から電気自動車が話題となり、この様な電気自動車には大きなバッテリーを搭載する為、このバッテリーを充電する為の充電器も重要である。この様な電気自動車に使用する充電器は、車載用であり、高い防水性を必要とするため、通常、筺体により密閉された所謂密閉型充電器を使用している。
【0003】
しかし、この様な密閉型充電器においては充分な放熱を行うことはできない。特に、電気自動車はバッテリーから大きな電流を供給する必要がある為、充電器に使用するコンデンサは大容量となり、コンデンサの放熱が必要となる。
【0004】
図4は、従来の密閉型充電器内に配設されたコンデンサの放熱方式を示す図である。同図に示す様に、不図示の充電器内に配設されたコンデンサ1は、充電器の放熱を行うヒートシンク2に接着剤3で固定されている。また、コンデンサ1は樹脂ケース1’内に収納され、コンデンサ1の上面の左右に電極4a、4bを有する。尚、電極4a、4bには導線5a、5bがボルト等で接続されている。したがって、従来の密閉型充電器では、コンデンサ1で発生した熱は樹脂ケース1’の下面から接着剤3を介してヒートシンク2へ放出されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の様な従来の密閉型充電器においては、コンデンサ1の放熱が樹脂ケース1’を介して行われていた為、樹脂は熱伝導率が悪く、効率良くコンデンサ1の熱を放出することができなかった。したがって、図4に点線の矢印で示す方向に放散する熱も多く、この様にして放散した熱の行き先は密閉型充電器内であり、密閉型充電器内の温度を上昇させる原因となっていた。
【0006】
本発明は、この様な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンデンサの熱を効率良く外気へ放出し、密閉型充電器の温度上昇を防止する密閉型充電器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の構成は、筐体内に設けられたコンデンサと、該コンデンサの電極に固定された金属ブロックと、該金属ブロックに絶縁部材を介して取り付けられた放熱板とで構成されている。
【0008】
また、前記金属ブロックは、例えばアルミブロックで構成され、又は銅ブロック、鉛ブロック等で構成しても良い。
また、前記放熱板への金属ブロックの取り付けは、例えばネジにより行い、このネジを熱伝導率、及び導電性の良い金属性のネジで構成する。
【0009】
また、前記金属ブロックと放熱板との間の絶縁部材は、例えば絶縁性ワッシャーであり、絶縁性の筒状スペーサであり、絶縁性スペーサである。
【0010】
【作用】
従来、樹脂ケースに収納されたコンデンサの発熱を、樹脂ケース及び接着剤を介して行っていたが、樹脂ケース等は熱伝導率が悪く、コンデンサの放熱を充分行うことができず、密閉型充電器内の温度上昇の原因となっていた。
【0011】
そこで、本発明はコンデンサの電極を金属ブロックに取り付け、さらに金属ブロックを熱伝導率の良い金属性のネジ等でヒートシンクに固定することにより、コンデンサの発熱を金属ブロックを介して効率良くヒートシンクに放出し、密閉型充電器内の温度上昇を防止するものである。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の密閉型充電器の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0013】
図1は、一実施例の密閉型充電器に全体構成を示す図である。同図において、密閉型充電器7は筐体7’に収納され、同図に示すコンデンサ8や、不図示の変圧器、DC−DCコンバータ等を配設した制御回路等を内蔵する(但し、同図では本発明の主題がコンデンサ8の放熱効率の向上である為、これに関連する部材のみを示す)。また、密閉型充電器7にはアルミニューム(AL)より成るヒートシンク9が取り付けられている。尚、上述のコンデンサ8は、アルミニューム(AL)ブロック(以下、単にアルミブロックという)10a、10bを介在してヒートシンク9に取り付けられている。
【0014】
図2は、上述のコンデンサ8の取り付け構成を詳しく説明する図である。コンデンサ8は、例えば誘電体と導体を交互に内蔵する積層コンデンサであり、例えば1μFの静電容量を有する。尚、コンデンサ本体は図3に示す樹脂ケース8’に収納され、樹脂ケース8’の下方には左右に電極8a、8bが取り付けられている。また、この電極8a、8bは、例えば銅板で構成され、樹脂ケース8’内でコンデンサ本体のプラス(+)端子とマイナス(−)端子に接続されている。
【0015】
上述の様な構成の樹脂ケース8’に収納されたコンデンサ8は、アルミブロック10a、10bに取り付けられている。また、この取り付けは、金属性のネジ11a、11bで、上述の電極8a、8bをそれぞれ対応するアルミブロック10a、10bに螺着して取り付けられている。尚、このネジ11a、11bとしては、導電性があり且つ熱伝導率も優れた金属性のネジである。
【0016】
また、ヒートシンク9上のアルミブロック10a、10bの取り付けは、マイラフィルム等の絶縁シート13a、13bを介してネジ12a、12bで螺設されている。このネジ12a、12bは金属性のネジで構成されている。一方、ヒートシンク9とアルミブロック10a、10b間の絶縁は、上述のネジ12a、12bとアルミブロック10a、10bが当接する箇所に絶縁物が介装されている。すなわち、ネジ12a、12bには絶縁性のワッシャー12a’、12b’が使用され、ネジ12a、12bのピッチ部とアルミブロック10a、10b間には絶縁性の筒状スペーサ12a”、12b”が使用されている。尚、上述のワッシャー12a’、12b’、及び筒状スペーサ12a”、12b”は、例えば絶縁性樹脂、プラスチック等を使用することができる。
【0017】
以上の様にして、本実施例の密閉型充電器7内にコンデンサ8を取り付けることにより、コンデンサ8に発生する熱は効率良くヒートシンク9から放出される。
【0018】
すなわち、図2には示さないが、電極8a、8bには導線が接続され、バッテリーへの充電処理中、導線及び電極8a、8bを介してコンデンサ8への電荷の充放電が繰り返され、この間コンデンサ8に熱が発生する。しかし、この熱は銅性の電極8a、8bを介してアルミブロック10a、10bに伝達され、さらに、アルミブロック10a、10bからネジ12a、12bを介してヒートシンク9に伝達される。特に、本実施例ではアルミブロック10a、10bを用いる為、熱容量が大きく、コンデンサ8に発生した熱の殆どはアルミブロック10a、10bに伝達される。したがって、コンデンサ8の樹脂ケース8’からの放熱は殆ど無く、密閉型充電器7内の温度を上昇させることがない。
【0019】
また、アルミブロック10a、10bに伝達された熱は、ネジ12a、12bを介してヒートシンク9へ放出される。また、アルミブロック10a、10bの熱は絶縁シート13a、13bを介してヒートシンク9へも放散し、さらにアルミブロック10a、10bの熱を確実に放出することができる。すなわち、従来の様に熱の伝達経路に樹脂や接着剤等の熱伝導率の悪い部材が介在しないので、極めて効率良くコンデンサ8に発生した熱を放出することができる。
【0020】
尚、本実施例では電極8a、8b、及びアルミブロック10a、10bを導電体と共に、熱伝導体としても利用するものであるが、電極8a、8b、及びアルミブロック10a、10bの絶縁は、前述の絶縁シート13a、13b、ワッシャー12a’、12b’、及び筒状スペーサ12a”、12b”で確実に確保できる。
【0021】
また、本実施例では、絶縁シート13a、13bをマイラシートで構成したが、シリコン等のシートで構成しても同様の効果を奏するものである。また、ワッシャー12a’、12b’、や筒状スペーサ12a”、12b”についても絶縁性の樹脂、プラスチック以外にも、同様の効果を奏するものであれば適用できる。
【0022】
さらに、本実施例では金属ブロックとしてアルミブロック10a、10bを用いたが、アルミブロックに限らず、銅(Cu)、鉛(Pb)等の他の金属材料を用いて構成しても良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、密閉型充電器内に配設されたコンデンサの発熱を、電極、金属ブロックを介して効率良くヒートシンクに逃がすことができるので、密閉型充電器内の温度上昇を低下させることができる。
【0024】
また、電極や金属ブロックは確実に絶縁され、漏電等の問題もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の密閉型充電器の全体構成を示す図である。
【図2】一実施例の密閉型充電器にコンデンサを取り付けたコンデンサの取り付け図である。
【図3】コンデンサの樹脂ケースの斜視図である。
【図4】従来例の密閉型充電器にコンデンサを取り付けたコンデンサの取り付け図である。
【符号の説明】
7 密閉型充電器
8 コンデンサ
8’樹脂ケース
8a、8b 電極
9 ヒートシンク
10a、10b アルミブロック
11a、11b、12a、12b ネジ
12a’、12b’ ワッシャー
12a”、12b” 筒状スペーサ
13a、13b 絶縁シート
【産業上の利用分野】
本発明は充電器に係り、特に電気自動車等に使用される密閉型充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、充電器はバッテリーに電荷を充電する手段として広く使用されている。特に、最近の公害問題等から電気自動車が話題となり、この様な電気自動車には大きなバッテリーを搭載する為、このバッテリーを充電する為の充電器も重要である。この様な電気自動車に使用する充電器は、車載用であり、高い防水性を必要とするため、通常、筺体により密閉された所謂密閉型充電器を使用している。
【0003】
しかし、この様な密閉型充電器においては充分な放熱を行うことはできない。特に、電気自動車はバッテリーから大きな電流を供給する必要がある為、充電器に使用するコンデンサは大容量となり、コンデンサの放熱が必要となる。
【0004】
図4は、従来の密閉型充電器内に配設されたコンデンサの放熱方式を示す図である。同図に示す様に、不図示の充電器内に配設されたコンデンサ1は、充電器の放熱を行うヒートシンク2に接着剤3で固定されている。また、コンデンサ1は樹脂ケース1’内に収納され、コンデンサ1の上面の左右に電極4a、4bを有する。尚、電極4a、4bには導線5a、5bがボルト等で接続されている。したがって、従来の密閉型充電器では、コンデンサ1で発生した熱は樹脂ケース1’の下面から接着剤3を介してヒートシンク2へ放出されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の様な従来の密閉型充電器においては、コンデンサ1の放熱が樹脂ケース1’を介して行われていた為、樹脂は熱伝導率が悪く、効率良くコンデンサ1の熱を放出することができなかった。したがって、図4に点線の矢印で示す方向に放散する熱も多く、この様にして放散した熱の行き先は密閉型充電器内であり、密閉型充電器内の温度を上昇させる原因となっていた。
【0006】
本発明は、この様な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンデンサの熱を効率良く外気へ放出し、密閉型充電器の温度上昇を防止する密閉型充電器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の構成は、筐体内に設けられたコンデンサと、該コンデンサの電極に固定された金属ブロックと、該金属ブロックに絶縁部材を介して取り付けられた放熱板とで構成されている。
【0008】
また、前記金属ブロックは、例えばアルミブロックで構成され、又は銅ブロック、鉛ブロック等で構成しても良い。
また、前記放熱板への金属ブロックの取り付けは、例えばネジにより行い、このネジを熱伝導率、及び導電性の良い金属性のネジで構成する。
【0009】
また、前記金属ブロックと放熱板との間の絶縁部材は、例えば絶縁性ワッシャーであり、絶縁性の筒状スペーサであり、絶縁性スペーサである。
【0010】
【作用】
従来、樹脂ケースに収納されたコンデンサの発熱を、樹脂ケース及び接着剤を介して行っていたが、樹脂ケース等は熱伝導率が悪く、コンデンサの放熱を充分行うことができず、密閉型充電器内の温度上昇の原因となっていた。
【0011】
そこで、本発明はコンデンサの電極を金属ブロックに取り付け、さらに金属ブロックを熱伝導率の良い金属性のネジ等でヒートシンクに固定することにより、コンデンサの発熱を金属ブロックを介して効率良くヒートシンクに放出し、密閉型充電器内の温度上昇を防止するものである。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の密閉型充電器の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0013】
図1は、一実施例の密閉型充電器に全体構成を示す図である。同図において、密閉型充電器7は筐体7’に収納され、同図に示すコンデンサ8や、不図示の変圧器、DC−DCコンバータ等を配設した制御回路等を内蔵する(但し、同図では本発明の主題がコンデンサ8の放熱効率の向上である為、これに関連する部材のみを示す)。また、密閉型充電器7にはアルミニューム(AL)より成るヒートシンク9が取り付けられている。尚、上述のコンデンサ8は、アルミニューム(AL)ブロック(以下、単にアルミブロックという)10a、10bを介在してヒートシンク9に取り付けられている。
【0014】
図2は、上述のコンデンサ8の取り付け構成を詳しく説明する図である。コンデンサ8は、例えば誘電体と導体を交互に内蔵する積層コンデンサであり、例えば1μFの静電容量を有する。尚、コンデンサ本体は図3に示す樹脂ケース8’に収納され、樹脂ケース8’の下方には左右に電極8a、8bが取り付けられている。また、この電極8a、8bは、例えば銅板で構成され、樹脂ケース8’内でコンデンサ本体のプラス(+)端子とマイナス(−)端子に接続されている。
【0015】
上述の様な構成の樹脂ケース8’に収納されたコンデンサ8は、アルミブロック10a、10bに取り付けられている。また、この取り付けは、金属性のネジ11a、11bで、上述の電極8a、8bをそれぞれ対応するアルミブロック10a、10bに螺着して取り付けられている。尚、このネジ11a、11bとしては、導電性があり且つ熱伝導率も優れた金属性のネジである。
【0016】
また、ヒートシンク9上のアルミブロック10a、10bの取り付けは、マイラフィルム等の絶縁シート13a、13bを介してネジ12a、12bで螺設されている。このネジ12a、12bは金属性のネジで構成されている。一方、ヒートシンク9とアルミブロック10a、10b間の絶縁は、上述のネジ12a、12bとアルミブロック10a、10bが当接する箇所に絶縁物が介装されている。すなわち、ネジ12a、12bには絶縁性のワッシャー12a’、12b’が使用され、ネジ12a、12bのピッチ部とアルミブロック10a、10b間には絶縁性の筒状スペーサ12a”、12b”が使用されている。尚、上述のワッシャー12a’、12b’、及び筒状スペーサ12a”、12b”は、例えば絶縁性樹脂、プラスチック等を使用することができる。
【0017】
以上の様にして、本実施例の密閉型充電器7内にコンデンサ8を取り付けることにより、コンデンサ8に発生する熱は効率良くヒートシンク9から放出される。
【0018】
すなわち、図2には示さないが、電極8a、8bには導線が接続され、バッテリーへの充電処理中、導線及び電極8a、8bを介してコンデンサ8への電荷の充放電が繰り返され、この間コンデンサ8に熱が発生する。しかし、この熱は銅性の電極8a、8bを介してアルミブロック10a、10bに伝達され、さらに、アルミブロック10a、10bからネジ12a、12bを介してヒートシンク9に伝達される。特に、本実施例ではアルミブロック10a、10bを用いる為、熱容量が大きく、コンデンサ8に発生した熱の殆どはアルミブロック10a、10bに伝達される。したがって、コンデンサ8の樹脂ケース8’からの放熱は殆ど無く、密閉型充電器7内の温度を上昇させることがない。
【0019】
また、アルミブロック10a、10bに伝達された熱は、ネジ12a、12bを介してヒートシンク9へ放出される。また、アルミブロック10a、10bの熱は絶縁シート13a、13bを介してヒートシンク9へも放散し、さらにアルミブロック10a、10bの熱を確実に放出することができる。すなわち、従来の様に熱の伝達経路に樹脂や接着剤等の熱伝導率の悪い部材が介在しないので、極めて効率良くコンデンサ8に発生した熱を放出することができる。
【0020】
尚、本実施例では電極8a、8b、及びアルミブロック10a、10bを導電体と共に、熱伝導体としても利用するものであるが、電極8a、8b、及びアルミブロック10a、10bの絶縁は、前述の絶縁シート13a、13b、ワッシャー12a’、12b’、及び筒状スペーサ12a”、12b”で確実に確保できる。
【0021】
また、本実施例では、絶縁シート13a、13bをマイラシートで構成したが、シリコン等のシートで構成しても同様の効果を奏するものである。また、ワッシャー12a’、12b’、や筒状スペーサ12a”、12b”についても絶縁性の樹脂、プラスチック以外にも、同様の効果を奏するものであれば適用できる。
【0022】
さらに、本実施例では金属ブロックとしてアルミブロック10a、10bを用いたが、アルミブロックに限らず、銅(Cu)、鉛(Pb)等の他の金属材料を用いて構成しても良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、密閉型充電器内に配設されたコンデンサの発熱を、電極、金属ブロックを介して効率良くヒートシンクに逃がすことができるので、密閉型充電器内の温度上昇を低下させることができる。
【0024】
また、電極や金属ブロックは確実に絶縁され、漏電等の問題もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の密閉型充電器の全体構成を示す図である。
【図2】一実施例の密閉型充電器にコンデンサを取り付けたコンデンサの取り付け図である。
【図3】コンデンサの樹脂ケースの斜視図である。
【図4】従来例の密閉型充電器にコンデンサを取り付けたコンデンサの取り付け図である。
【符号の説明】
7 密閉型充電器
8 コンデンサ
8’樹脂ケース
8a、8b 電極
9 ヒートシンク
10a、10b アルミブロック
11a、11b、12a、12b ネジ
12a’、12b’ ワッシャー
12a”、12b” 筒状スペーサ
13a、13b 絶縁シート
Claims (6)
- 筐体内に設けられたコンデンサと、該コンデンサの電極に固定された金属ブロックと、該金属ブロックに絶縁部材を介して取り付けられた放熱板とを有することを特徴とする密閉型充電器。
- 前記金属ブロックは、アルミブロックであることを特徴とする請求項1記載の密閉型充電器。
- 前記金属ブロックと放熱板との取り付けは、ネジにより行われることを特徴とする請求項1記載の密閉型充電器。
- 前記金属ブロックと放熱板との絶縁部材は、絶縁性ワッシャーであるを特徴とする請求項1記載の密閉型充電器。
- 前記金属ブロックと放熱板との絶縁部材は、絶縁性の筒状スペーサであることを特徴とする請求項1記載の密閉型充電器。
- 前記金属ブロックと放熱板との絶縁部材は、絶縁性スペーサであることを特徴とする請求項1記載の密閉型充電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8835294A JP3632218B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 密閉型充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8835294A JP3632218B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 密閉型充電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07296857A JPH07296857A (ja) | 1995-11-10 |
JP3632218B2 true JP3632218B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=13940435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8835294A Expired - Fee Related JP3632218B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 密閉型充電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3632218B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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JP5282437B2 (ja) * | 2008-04-04 | 2013-09-04 | 大日本印刷株式会社 | 燃料電池用のセパレータ |
JP2010067924A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 半導体装置及び充電装置 |
US10245963B2 (en) * | 2016-12-05 | 2019-04-02 | Lear Corporation | Air cooled wireless charging pad |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP8835294A patent/JP3632218B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07296857A (ja) | 1995-11-10 |
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