JP3631734B2 - 球技用マスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、球技用マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、野球、ソフトボール等に使用される球技用マスクは、複数本の線材を格子状に組付けて成るケージ部と、ケージ部の裏面側に取り付けられる複数個のパッド部とを有している。
【0003】
そして、従来の球技用マスクでは、全てのパッド部は、(PU、PE、EVA等の)ブロック状発泡体を、(人工皮革、合成皮革等の)表生地と、(ポリエステル、ナイロン等の)裏生地とで、サンドウィッチ状に挟んで縫製することにより、製作されていた(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
【0004】
【特許文献1】
実公昭60−34309 号公報
【特許文献2】
実公平5−11891 号公報
【特許文献3】
特開平8−24390 号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の球技用マスクでは、ボール等のケージ部への当接による衝撃や振動を、パッド部の発泡体のみで吸収していたため、衝撃吸収性に劣り、その衝撃を、殆ど直に、顔面に伝え、苦痛を生じていた。
【0006】
そこで、本発明は、ボール等の当接による衝撃力がかかっても、顔面に苦痛を生じさせることがない耐衝撃性に優れた球技用マスクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る球技用マスクは、複数本の線材を組付けて成るケージ部と該ケージ部の裏面側に取り付けられる複数個のパッド部とを有する球技用マスクであって、上記少なくとも一個のパッド部が、熱可塑性エラストマーから成る表皮と、該表皮に対向する上記線材の一部又は全てに沿うように上記表皮に配設される熱可塑性エラストマーから成る弾発部材と、を備え、かつ、該弾発部材は上記線材に沿って山部と谷部を交互に有する波付板状である。そして、表皮の表て面の周縁部に、段付切欠部が形成され、該段付切欠部に、弾発部材の端部が嵌め込まれると共に縁巻部が嵌め込まれる。さらに、表皮、線材に係止するためのベルト用突片が一体成形されている。
【0008】
また、複数本の線材を組付けて成るケージ部と該ケージ部の裏面側に取り付けられる複数個のパッド部とを有する球技用マスクであって、上記少なくとも一個のパッド部が、表皮と、該表皮に対向する上記線材の一部又は全てに沿うように上記表皮に配設される熱可塑性エラストマーから成る弾発部材と、上記表皮と上記弾発部材との間に介在される熱可塑性エラストマーから成る板部材と、を備え、かつ、該弾発部材は上記線材に沿って山部と谷部を交互に有する波付板状である。また、弾発部材が、線材を抱え込む位置決め用抱込片部を、上記山部の左右両側に形成されている。また、弾発部材が、線材を臨む位置決め用孔部が上記山部に形成されている。
【0009】
また、複数本の線材を組付けて成るケージ部と該ケージ部の裏面側に取り付けられる複数個のパッド部とを有する球技用マスクであって、上記少なくとも一個のパッド部、該パッド部に対向する上記線材の一部又は全てに沿うように複数個の略半円環状の弾発部を一体成形にて突設した熱可塑性エラストマーから成る表皮を備えているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0011】
図1の正面図に、本発明に係る球技用マスクの実施の一形態を示し、ケージ部1と、ケージ部1の裏面側に取り付けられる複数個(本実施の形態では、二個)のパッド部2とを、有する。そして、本マスクは、野球、ソフトボールなどのスポーツの、審判用、選手用に使用され、パッド部2を顔面に接触させるようにして、顔面に被覆状に装着して使用される。なお、裏面側とは、本マスクを装着した際の顔面側をいう。
【0012】
ケージ部1は、複数本の線材1aを組付けて成り、複数本の線材1aは、例えば、鋼材からなり、曲げ等の加工を施されて、縦方向や横方向に格子状に配設されて、溶接にて、一体状に組付けられる。
二個のパッド部2,2は、(でこ用の)上パッド部と、(あご用の)下パッド部と、である。
【0013】
(上下夫々の)パッド部2は、図1と、図2の斜視図とに示すように、表皮3と、表皮3に対向する線材1aの一部に沿うように表皮3に配設される弾発部材4と、を備えている。即ち、一部の線材1aと表皮3との間には、弾発部材4が介在している。
なお、一部の線材1aは、正面視、ケージ部1の左右幅中央寄りの線材1aであることが好ましく、効率よく、ボール等のケージ部1への当接による衝撃を吸収することができる。
【0014】
具体的に述べると、パッド部2は、図3の側面断面図に示すように、表て側より、線材1aに接触する弾発部材4と、表皮3と、(ポリエステル、ナイロン等の)裏生地5と、を備え、弾発部材4と表皮3と裏生地5とが、縁巻部7及びミシン糸8にて一体状に縫製されている。また、表皮3と裏生地5との間には、(PU、PE、EVA等の)ブロック状発泡体6が、サンドウィッチ状に挟まれている。なお、図3では、下パッド部2を示す。
【0015】
表皮3及び弾発部材4は、射出成形された熱可塑性エラストマー(以下、TPEという)から成り、TPEは、例えば、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリスチレン系などである。
【0016】
なお、表皮3を軟質のTPEとし、かつ、弾発部材4を硬質のTPEとしてもよく、又は、表皮3を硬質のTPEとし、かつ、弾発部材4を軟質のTPEとしてもよく、若しくは、表皮3のTPEの硬度と弾発部材4のTPEの硬度とが同一となるようにしてもよい。
【0017】
弾発部材4は、図3と、図4の斜視図とに示すように、線材1aに沿って山部9と谷部10を交互に有する波付板状であって、山部9の頂点部が、線材1aに接触するように構成されている。この山部9及び谷部10の縦断面形状は、半円環形状である。また、弾発部材4の左右幅寸法は、線材1aの直径の1.2 倍〜3倍(好ましくは、1.5 倍〜2倍)に設定されており、弾発部材4をコンパクトにできると共に、線材1aのズレを防止して確実に保持することができる。即ち、下限値未満では、線材1aと弾発部材4とが相互にずれる虞れがあり、上限値を越えると、弾発部材4が大型化する欠点がある。
【0018】
このように構成された本マスクによれば、図5の側面断面図に示すように、ボール等がケージ部1へ当接した際に、弾発部材4の弾性変形により、その衝撃を吸収すると共にその振動を減少させ、エネルギーを分散させることができる。さらに、表皮3、発泡体6により、衝撃を吸収し、振動を減少させ、顔面(あご)に直接に伝えず、苦痛を防止することができる。しかも、TPEは、耐摩耗性及び引き裂き強度のある性質を備えているため、その衝撃による弾発部材4及び表皮3の破損を防止することができる。
【0019】
なお、表皮3に対向する線材1aの全てに沿うように、弾発部材4を配設してもよい。また、表皮3を、合成皮革、人工皮革、ナイロン、ポリエステル等からなるようにしてもよい。
【0020】
次に、図6に、他の弾発部材4を示し、この弾発部材4は、図4の弾発部材4と比較すると、線材1aを抱え込む位置決め用抱込片部11が、主として山部9の左右両側に、形成されている点が相違する。そして、この弾発部材4の線材1aへの取付方法は、抱込片部11を線材1aに押し付けることで、左右の抱込片部11,11が、左右外側へ拡がるように弾性変形し、線材1aを左右の抱込片部11,11の間に嵌め込むことができ、弾発部材4を線材1aに容易に取り付けることができる。この弾発部材4によれば、線材1aと弾発部材4との相対的位置ズレを防止して、線材1aを、常時、保持することができる。
【0021】
次に、図7に、別の弾発部材4を示し、この弾発部材4は、図4の弾発部材4と比較すると、線材1aを臨む(縦長の)位置決め用孔部12が、山部9の左右幅中央位置に、形成されている点が相違する。そして、線材1aを孔部12に臨むように弾発部材4に接触させ、線材1aに衝撃が加わると、弾発部材4の孔部12の左右両側部位にて、線材1aを抱え込んで、線材1aと弾発部材4との相対的位置ズレを防止して、線材1aを確実に保持することができる。
【0022】
次に、図8に、さらに他の弾発部材4を示し、この弾発部材4は、図4の弾発部材4と比較すると、山部9及び谷部10の縦断面形状が、山形状(V字状)である点が相違する。
【0023】
次に、図9に、さらに別の弾発部材4を示し、この弾発部材4は、平板部14と中空状の蛇腹部13とを一体に有し、ブロー成形等にて成形されている。そして、蛇腹部13の上面に線材1aを接触させており、線材1aに衝撃が加わると、蛇腹部13が短縮し、衝撃を吸収する。また、この弾発部材4は、例えば、図10に示すように、表皮3の表て面に形成された嵌込凹部15に、縫製にて、取り付けられている。
【0024】
次に、図11に、他のパッド部2を示し、このパッド部2は、図3の縁巻部7による縫製の代わりに、裏生地5による袋縫製にて製作されている。具体的に述べると、(合成皮革等の)裏生地5の端縁を弾発部材4の表て側に縫い付け、裏生地5を表て側から裏側へ折り返して製作している。この裏生地5により、表皮3の端縁と弾発部材4の端縁を覆い隠すことができる。
【0025】
次に、図12に、他の表皮3を示し、この表皮3は、その表て面の周縁部に、段付切欠部27が形成されている。具体的に述べると、表皮3は、その周縁部に、(肉薄の)鍔部26を有し、この鍔部26にて、段付切欠部27が形成されている。
【0026】
そして、図13に示すように、この段付切欠部27に、弾発部材4の端部が嵌め込まれると共に縁巻部7が嵌め込まれる。従って、弾発部材4(及び縁巻部7)を表皮3に取り付けた際に、弾発部材4の端部と、表皮3の表て面と、の段差を解消することができ、弾発部材4が剥がれにくいものとなる。また、弾発部材4を、その弾発付勢を利用して、表皮3の段付切欠部27に仮止めすることができ、ケージ部1の種類に応じて、弾発部材4の位置決めを容易に行うことができる。
【0027】
次に、図14に、TPEから成る表皮3の他の実施の形態を示し、この表皮3は、線材1aに係止するためのベルト用突片16を一体に有している。この突片16は、少なくとも一対(本実施の形態では三対)形成され、一対の突片16,16において、一方の突片16には、フックテープ17aが固着され、他方の突片16には、ループテープ17bが固着されている。なお、フックテープ17aとループテープ17bにて面状ファスナーが構成される。
【0028】
そして、この表皮3によれば、図15の側面断面図に示すように、ケージ部1の裏側から表て側に突片16を折り返して、表て側にて、フックテープ17aとループテープ17bとを係止させて、ケージ部1に表皮3を取り付けることができる。
【0029】
次に、図16の斜視図と、図17の側面断面図とに、パッド部2の他の実施の形態を示し、このパッド部2は、(合成皮革等の)表皮3と、表皮3に対向する線材の一部(又は全て)に沿うように表皮3に配設されるTPEから成る弾発部材4と、表皮3と弾発部材4との間に介在されるTPEから成る板部材18と、を備えている。即ち、板部材18を、表皮3に部分的に───弾発部材4に対向する部位に───、配設している。言い換えると、このパッド部2は、表皮3と発泡体6と裏生地5とからなる(従来の)パッド部に、弾発部材4と板部材18とを後付けしたものであるといえる。
【0030】
次に、図18の側面断面図に、別のパッド部2を示し、このパッド部2は、図17のパッド部2と比較すると、板部材18が、表皮3の裏面側に配設されている点が相違する。即ち、板部材18は、表皮3の裏面側に配設されて、弾発部材4と共に表皮3を挟むように構成されている。このパッド部2によれば、板部材18を、表皮3及び裏生地5の内側に包み隠すことができる。
【0031】
次に、図19の側面断面図に、パッド部2のさらに他の実施の形態を示し、このパッド部2は、パッド部2に対向する線材1aの一部(又は全て)に沿うように弾発部21を突設したTPEから成る表皮20を備えている。
【0032】
表皮20は、図19と、図20の斜視図とに示すように、基板部22と、線材1aに沿って基板部22に配設された複数個の略半円環状の弾発部21と、から成る。即ち、弾発部21の頂点部にて、線材1aに接触可能となり、弾発部21の弾性変形にて、線材1aの衝撃・振動を分散(吸収)する。
【0033】
次に、図21に、他の表皮20を示し、この表皮20は、図19の表皮20と比較すると、基板部22の弾発部21に対向する部位に孔部が貫設している点が相違する。従って、表皮20の軽量化を図ることができ、さらに、表皮20の製作における分割金型の数量を低減することができる。
【0034】
なお、図示省略するが、TPEから成る表皮3,20の形状を、予め、弯曲状として成形してもよく、また、TPEの表皮3,20の表面を、予め、革皺模様、凹凸模様として成形してもよく、また、TPEの表皮3,20の形状を、予め、顔面に対応した凹曲面状としてもよい。要するに、射出成形用金型に、上記形状・模様を形成しておくことで、表皮3,20に上記形状・模様を形成することができる。
【0035】
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されず、例えば、パッド部2の数量を三個以上としてもよく、また、複数個のパッド部2の内少なくとも一個のパッド部2を、上述した構成(TPEの弾発部材、TPEの表皮等を有する構成)となるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0037】
(請求項1によれば、)弾発部材4の衝撃吸収性(クッション性)により、ボール等のケージ部1への当接による衝撃力を分散させ、顔面に苦痛を生じさせることがなく、確実に顔面を保護することができる。さらに、弾発部材4は、耐摩耗性・耐衝撃性に優れ、(傷や破れ等の)破損を防止することができ、耐久性に優れたものとなる。また、弾発部材4は、射出成形により、様々な形状・模様に成形し易く、弾発部材4の設計の自由度が高くなる。しかも、表皮3と弾発部材4とが別部材であるため、表皮3と弾発部材4とを、異なる色彩(カラー)に着色し、斬新でかつ多種類の本マスクを容易に提供可能となる。
【0038】
また、熱可塑性エラストマーの表皮3にて、さらに、衝撃・振動を分散することができ、一層確実に顔面を保護することができる。また、表皮3は、耐摩耗性に優れ、寿命の長いものとなる。さらに、表皮3は、射出成形により、様々な形状・模様に成形し易く、表皮3の設計の自由度が高くなる。
【0039】
(請求項によれば、)弾発部材4の表皮3への取付状態を堅固なものとでき、さらに、その取付状態を美しくできる。また、種々のケージ部1(線材1a)に合わせて、弾発部材4の位置決めを、予め、(仮止めにより)容易に行うことができ、本マスクの製作が容易となり、かつ、応用範囲の広いものとなる。
【0040】
(請求項によれば、)表皮3にベルト用突片16を同時に成形することができ、部品数の減少、製作工程数の減少を図ることができる。また、突片16は、耐摩耗性に優れた、寿命の長いものとなり、さらに、突片16にて、パッド部2をケージ部1に確実に取り付けることができる。
【0041】
(請求項によれば、)弾発部材4・板部材18の衝撃吸収性(クッション性)により、ボール等のケージ部1への当接による衝撃力を分散させ、顔面に苦痛を生じさせることがなく、確実に顔面を保護することができる。さらに、弾発部材4・板部材18は、耐摩耗性・耐衝撃性に優れ、(傷や破れ等の)破損を防止することができ、耐久性に優れたものとなる。また、弾発部材4・板部材18は、射出成形により、様々な形状・模様に成形し易く、弾発部材4・板部材18の設計の自由度が高くなる。しかも、表皮3と弾発部材4と板部材18とが別部材であるため、表皮3と弾発部材4と板部材18とを、異なる色彩(カラー)に着色し、斬新でかつ多種類の本マスクを容易に提供可能となる。また、例えば、従来のパッド部に、弾発部材4と板部材18とを後付けすることで、製造することができるため、無駄のないものとなる。
【0042】
(請求項5、6によれば、)弾発部材4と線材1aとの相対的ズレを防止し、ボール等の当接による衝撃・振動を受けても、ケージ部1とパッド部2とのズレを防止することができて、確実に、顔面への苦痛を防止することができる。
【0043】
(請求項によれば、)弾発部21の衝撃吸収性(クッション性)により、ボール等のケージ部1への当接による衝撃力を分散させ、顔面に苦痛を生じさせることがなく、確実に顔面を保護することができる。さらに、表皮20は、耐摩耗性・耐衝撃性に優れ、(傷や破れ等の)破損を防止することができ、耐久性に優れたものとなる。また、表皮20は、射出成形により、様々な形状・模様に成形し易く、表皮20の設計の自由度が高くなる。しかも、弾発部21は、表皮20と一体に射出成形によって形成することができるため、製造が容易で、かつ、成形時間も短縮できる。また、部品数、製作工程の減少により、コストダウンを図ることができ、本マスクの組立作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】上下のパッド部を示す斜視図である。
【図3】下のパッド部を示す側面断面図である。
【図4】弾発部材を示す斜視図である。
【図5】下のパッド部の作用説明を兼ねた側面断面図である。
【図6】他の弾発部材を示す斜視図である。
【図7】別の弾発部材を示す斜視図である。
【図8】さらに他の弾発部材を示す斜視図である。
【図9】さらに別の弾発部材を示す斜視図である。
【図10】弾発部材の取付状態を示す正面図である。
【図11】他のパッド部を示す側面断面図である。
【図12】他の表皮を示す一部切欠斜視図である。
【図13】弾発部材の表皮への取付状態を示す斜視図である。
【図14】別の表皮を示す側面断面図である。
【図15】表皮の線材への取付状態を示す側面断面図である。
【図16】パッド部の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図17】パッド部の側面断面図である。
【図18】別のパッド部を示す側面断面図である。
【図19】パッド部の別の実施の形態を示す側面断面図である。
【図20】表皮を示す斜視図である。
【図21】別の表皮を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 ケージ部
1a 線材
2 パッド部
3 表皮
4 弾発部材
7 縁巻部
9 山部
10 谷部
11 (位置決め用)抱込片部
12 (位置決め用)孔部
16 (ベルト用)突片
18 板部材
20 表皮
21 弾発部
27 段付切欠部

Claims (7)

  1. 複数本の線材(1a)を組付けて成るケージ部(1)と該ケージ部(1)の裏面側に取り付けられる複数個のパッド部(2)とを有する球技用マスクであって、上記少なくとも一個のパッド部(2)が、熱可塑性エラストマーから成る表皮(3)と、該表皮(3)に対向する上記線材(1a)の一部又は全てに沿うように上記表皮(3)に配設される熱可塑性エラストマーから成る弾発部材(4)と、を備え、かつ、該弾発部材(4)は上記線材(1a)に沿って山部(9)と谷部( 10 )を交互に有する波付板状であることを特徴とする球技用マスク。
  2. 表皮(3)の表て面の周縁部に、段付切欠部(27)が形成され、該段付切欠部(27)に、弾発部材(4)の端部が嵌め込まれると共に縁巻部(7)が嵌め込まれる請求項記載の球技用マスク。
  3. 表皮(3)、線材(1a)に係止するためのベルト用突片(16)が一体成形されている請求項又は記載の球技用マスク。
  4. 複数本の線材(1a)を組付けて成るケージ部(1)と該ケージ部(1)の裏面側に取り付けられる複数個のパッド部(2)とを有する球技用マスクであって、上記少なくとも一個のパッド部(2)が、表皮(3)と、該表皮(3)に対向する上記線材(1a)の一部又は全てに沿うように上記表皮(3)に配設される熱可塑性エラストマーから成る弾発部材(4)と、上記表皮(3)と上記弾発部材(4)との間に介在される熱可塑性エラストマーから成る板部材(18)と、を備え、かつ、該弾発部材(4)は上記線材(1a)に沿って山部(9)と谷部( 10 )を交互に有する波付板状であることを特徴とする球技用マスク。
  5. 弾発部材(4)が、線材(1a)を抱え込む位置決め用抱込片部(11) 11 )を、上記山部(9)の左右両側に形成されている請求項1、2、3又は4記載の球技用マスク。
  6. 弾発部材(4)が、線材(1a)を臨む位置決め用孔部(12)が上記山部(9)に形成されている請求項1、2、3、4又は5記載の球技用マスク。
  7. 複数本の線材(1a)を組付けて成るケージ部(1)と該ケージ部(1)の裏面側に取り付けられる複数個のパッド部(2)とを有する球技用マスクであって、上記少なくとも一個のパッド部(2)、該パッド部(2)に対向する上記線材(1a)の一部又は全てに沿うように複数個の略半円環状の弾発部(21)を一体成形にて突設した熱可塑性エラストマーから成る表皮(20)を備えていることを特徴とする球技用マスク。
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