JP3629432B2 - 人工土地用ブロックと人工土地の形成方法と付帯設備を有する人工土地の形成方法 - Google Patents

人工土地用ブロックと人工土地の形成方法と付帯設備を有する人工土地の形成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な構成を有する人工土地用ブロックと、人工土地の形成方法と、付帯設備を有する人工土地の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の人工土地は、下記のような構成となっている。
鉄筋コンクリートまたは鉄骨造の大規模なもので、上、下で人が行動できるものである。
公共的なものが多く、個人的に使用するものは皆無であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
個人的な人工土地を作りたいが、自分で組立てる方法がなかった。
工事会社に依頼すると、人工土地を得ることができるが、高価であり、また固定式である。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
第1発明は、ブロック本体1Aと床板1Bから構成され、
A.ブロック本体1Aは、コンクリートでなる下方枠1A1と上方枠1A2と支柱1A3から構成され、下方枠1A1は、角柱体を平面前後左右に配し平面方形に連結され、上方枠1A2は、角柱体を平面前後左右に配し平面方形に連結され、下方枠1A1と上方枠1A2とは、四隅に配した4本の支柱1A3で連結され、全体が立方体状に構成され、上方枠1A2には一定間隔で前後方向の第1ボルト穴1A21と、左右方向の第2ボルト穴1A22が開設され、4本の支柱1A3には、上下位置をもってそれぞれ前後方向の第3ボルト穴1A31と、左右方向の第4ボルト穴1A32が開設され、両者は開設高さが異なるよう構成され、
B.床板1Bは、上方枠1A2の上面と一致するよう構成された板1B1と、この板の下面に連設された上方枠1A2の内周面に上方から嵌合する突縁1B2と、この突縁に第1ボルト穴1A21と第2ボルト穴1A22に対応するよう開設された第5ボルト穴1B3、1B3..から構成されている人工土地用ブロックである。
【0006】
上述のほか、第1発明を下記のように構成することができる。
ブロック本体1Aにおける下方枠1A1に適数枚の補強板1Cが張設されているか、あるいはブロック本体1Aにおける下方枠1A1に、一定間隔で前後方向の第6ボルト穴1A11と、左右方向の第7ボルト穴1A12が開設されている。
【0007】
第2発明は、下記の各工程から構成されている人工土地の形成方法である。
第1工程
請求項1あるいは請求項2記載の人工土地用ブロック1、1..におけるブロック本体1A、1A..を地表G.L上に前後左右に並べ、第1ボルト穴1A21は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴1A22は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴1A31は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴1A2は第4ボルト穴同士を対応させてボルトBで連結する。
第2工程
第1工程を経た後、各ブロック本体1A、1A..に床板1Bを上方から被せ、第5ボルト穴1B3、1B3..にブロック本体1A側の第1ボルト穴1A21、1A21と第2ボルト穴1A22、1A22を対応させてボルトBで連結する。このようにして、人工土地イを得る。
【0008】
第3発明は、下記の各工程から構成されている人工土地の形成方法である。
第1工程
請求項1あるいは請求項2記載の人工土地用ブロック1、1..におけるブロック本体1A、1A..を地表G.L上に前後左右に並べ、第1ボルト穴1A21は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴1A22は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴1A31は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴1A2は第4ボルト穴同士を対応させてボルトBで連結する。
第2工程
第1工程を経た後、各ブロック本体1A、1A..に床板1Bを上方から被せ、第5ボルト穴1B3、1B3..にブロック本体1A側の第1ボルト穴1A21、1A21と第2ボルト穴1A22、1A22を対応させてボルトBで連結する。
第3工程
第2工程により連結されたブロック本体1A、1A..のうち、所望するブロック本体1Aにアンカー1Dを取付け、そのアンカーを地中に埋設する。このようにして、人工土地ロを得る。
【0009】
第4発明は、下記の各工程から構成されている人工土地の形成方法である。
第1工程
人工土地の形成を所望する地面を地表G.Lより所定深さに掘削し窪み(図示略)を形成する。
第2工程
窪み内に請求項1あるいは請求項2記載の人工土地用ブロック1におけるブロック本体1A、1A..を前後左右に並べ、第1ボルト穴1A21は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴1A22は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴1A31は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴1A2は第4ボルト穴同士を対応させてボルトBで連結する。
第3工程
掘上げられた土砂を埋め戻す。
第4工程
第3工程を経た後、各ブロック本体1A、1A..に床板1Bを上方から被せ、第5ボルト穴1B3、1B3..にブロック本体1A側の第1ボルト穴1A21、1A21と第2ボルト穴1A22、1A22を対応させてボルトBで連結する。このようにして、人工土地ハを得る。
【0010】
第5発明は、下記の各工程から構成されている付帯設備を有する人工土地の形成方法である。
第1工程
請求項3記載の人工土地の形成方法で人工土地イを得る。
第2工程
人工土地イの側壁部分に昇降用階段体2を取付け、付帯設備を有する人工土地ニを得る。
【0011】
第6発明は、下記の各工程から構成されている付帯設備を有する人工土地の形成方法である。
第1工程
請求項3記載の人工土地の形成方法でプール用開口部1Eが形成されている人工土地イを得る。
第2工程
プール用開口部1Eにプール体3を取付ける。
【0012】
第7発明は、下記の各工程から構成されている付帯設備を有する人工土地の形成方法である。
第1工程
請求項3記載の人工土地の形成方法で露天風呂用開口部1Fが形成されている人工土地イを得る。
第2工程
露天風呂用開口部1Fに露天風呂体4を取付ける。
【0013】
第8発明は、下記の各工程から構成されている付帯設備を有する人工土地の形成方法である。
第1工程
請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の人工土地の形成方法で人工土地イ、ロ、ハを得る。
第2工程
第1工程で得た人工土地の外周辺のうち、防風を所望する辺にフェンス体5を添設起立させる。
【0014】
第9発明は、下記の各工程から構成されている付帯設備を有する人工土地の形成方法である。
第1工程
請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の人工土地の形成方法で人工土地イ、ロ、ハを得る。
第2工程
第1工程で得た人工土地の外周辺のうち、防風を所望する辺にハウス体6を添設起立させる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
本発明は、人工土地用ブロックに関する発明と、人工土地の形成方法に関する発明と、付帯設備を有する人工土地の形成方法に関する発明から構成されている。
【0016】
第1発明について説明する。
1は第1発明の人工土地用ブロックで、ブロック本体1Aと床板1Bから構成されている。
A.ブロック本体1Aは、コンクリートでなる下方枠1A1と上方枠1A2と支柱1A3から構成されている。
a.下方枠1A1は、角柱体を平面前後左右に配し平面方形に連結されている。
b.上方枠1A2は、角柱体を平面前後左右に配し平面方形に連結されている。
c.下方枠1A1と上方枠1A2とは、四隅に配した4本の支柱1A3で連結され、全体が立方体状に構成されている。
d.上方枠1A2には一定間隔で前後方向の第1ボルト穴1A21と、左右方向の第2ボルト穴1A22が開設されている。
e.4本の支柱1A3には、上下位置をもってそれぞれ前後方向の第3ボルト穴1A31と、左右方向の第4ボルト穴1A32が開設され、両者は開設高さが異なるよう構成されている。
B.床板1Bは、上方枠1A2の上面と一致するよう構成された板1B1と、この板の下面に連設された上方枠1A2の内周面に上方から嵌合する突縁1B2と、この突縁に第1ボルト穴1A21と第2ボルト穴1A22に対応するよう開設された第5ボルト穴1B3、1B3..から構成されている。
なお、上方枠1A2については、付帯設備を取付ける穴1A23を必要に応じて穿設することができる。
【0017】
第1発明の他の実施例について説明する。
A.図5を参照して、ブロック本体1Aにおける下方枠1A1に適数枚の補強板1Cが張設されている。
B.図6を参照して、ブロック本体1Aにおける下方枠1A1に、一定間隔で前後方向の第6ボルト穴1A11と、左右方向の第7ボルト穴1A12が開設されている。
【0018】
第2発明について説明する。
第2発明の人工土地の形成方法は、下記の各工程から構成されている。
第1工程
第1発明の人工土地用ブロック1、1..におけるブロック本体1A、1A..を地表G.L上に前後左右に並べ、第1ボルト穴1A21は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴1A22は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴1A31は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴1A2は第4ボルト穴同士を対応させてボルトBで連結する。
第2工程
第1工程を経た後、各ブロック本体1A、1A..に床板1Bを上方から被せ、第5ボルト穴1B3、1B3..にブロック本体1A側の第1ボルト穴1A21、1A21と第2ボルト穴1A22、1A22を対応させてボルトBで連結する。
このようにして、人工土地イを得る。
なお、上記第1工程について、当該第1工程における第1発明の人工土地用ブロック1、1..におけるブロック本体1A、1A..を前後左右に並べる際、プールなどを設置するためのプール用開口部(図示略)、あるいは露天風呂などを設置するための露天風呂用開口部(図示略)を設けることができる。
【0019】
第3発明について説明する。(図7、8を参照する。)
第3発明の人工土地の形成方法は、下記の各工程から構成されている。
この発明は、特に浮上がり防止を狙ったものである。
第1工程
第1発明の人工土地用ブロック1、1..におけるブロック本体1A、1A..を地表G.L上に前後左右に並べ、第1ボルト穴1A21は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴1A22は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴1A31は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴1A2は第4ボルト穴同士を対応させてボルトBで連結する。
第2工程
第1工程を経た後、各ブロック本体1A、1A..に床板1Bを上方から被せ、第5ボルト穴1B3、1B3..にブロック本体1A側の第1ボルト穴1A21、1A21と第2ボルト穴1A22、1A22を対応させてボルトBで連結する。
第3工程
第2工程により連結されたブロック本体1A、1A..のうち、所望するブロック本体1Aにアンカー1Dを取付け、そのアンカーを地中に埋設する。
このようにして、人工土地ロを得る。
この場合、アンカー1Dは、連結チェン1D1とこの連結チェンの下端に連結された短い円柱状アンカー体1D2から構成され、連結チェンの上端はブロック本体1Aにおける支柱1A3に連結されている。
なお、上記第1工程について、当該第1工程における第1発明の人工土地用ブロック1、1..におけるブロック本体1A、1A..を前後左右に並べる際、プールなどを設置するためのプール用開口部(図示略)、あるいは露天風呂などを設置するための露天風呂用開口部(図示略)を設けることができる。
【0020】
第4発明について説明する。(図9を参照する。)
第4発明の人工土地の形成方法は、下記の各工程から構成されている。
この発明は、特に浮上がり防止を狙ったものである。
第1工程
人工土地の形成を所望する地面を地表G.Lより所定深さに掘削し窪み(図示略)を形成する。
第2工程
窪み内に第1発明の人工土地用ブロック1におけるブロック本体1A、1A..を前後左右に並べ、第1ボルト穴1A21は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴1A22は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴1A31は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴1A2は第4ボルト穴同士を対応させてボルトBで連結する。
第3工程
掘上げられた土砂を埋め戻す。
第4工程
第3工程を経た後、各ブロック本体1A、1A..に床板1Bを上方から被せ、第5ボルト穴1B3、1B3..にブロック本体1A側の第1ボルト穴1A21、1A21と第2ボルト穴1A22、1A22を対応させてボルトBで連結する。
このようにして、人工土地ハを得る。
なお、上記第2工程について、当該第2工程における第1発明の人工土地用ブロック1、1..におけるブロック本体1A、1A..を前後左右に並べる際、プールなどを設置するためのプール用開口部(図示略)、あるいは露天風呂などを設置するための露天風呂用開口部(図示略)を設けることができる。
【0021】
第5発明について説明する。(図3を参照する。)
第5発明の付帯設備を有する人工土地の形成方法は、下記の各工程から構成されている。(ステージを形成する場合)
第1工程
第2発明の方法で人工土地イを得る。
第2工程
人工土地イの側壁部分に昇降用階段体2を取付け、付帯設備を有する人工土地ニを得る。
この場合、昇降用階段体2は階段面2Aと階段面の両面に取付けられた側板2Bから構成されている。
なお、第2発明の方法で人工土地イを得るほか、第2発明の方法に代え第3発明、第4発明のいずれかの方法で人工土地ロ、ハを得て昇降用階段体2を取付けることもできる。
【0022】
第6発明について説明する。(図10、図11を参照する。)
第6発明の付帯設備を有する人工土地の形成方法は、下記の各工程から構成されている。(プールを配設する場合)
第1工程
第2発明の方法でプール用開口部1Eが形成されている人工土地イを得る。
第2工程
プール用開口部1Eにプール体3を取付ける。
この場合、プール体3はプール用開口部1Eの面積に対応する底板3Aと、この底板に連設された側板3Bから構成されている。
図中、3Cは昇降用梯子である。
なお、第2発明の方法で人工土地イを得るほか、第2発明の方法に代え第3発明、第4発明、第5発明のいずれかの方法で、プール用開口部(図示略)が形成されている人工土地(図示略)を得てプール体3を取付けることもできる。
【0023】
第7発明について説明する。(図12、図13を参照する。)
第7発明の付帯設備を有する人工土地の形成方法は、下記の各工程から構成されている。(露天風呂を配設する場合)
第1工程
第2発明の方法で露天風呂用開口部1Fが形成されている人工土地イを得る。
第2工程
露天風呂用開口部1Fに露天風呂体4を取付ける。
この場合、露天風呂体4は露天風呂用開口部1Fの面積に対応する底板4Aと、この底板に連設された側板4Bから構成されている。
なお、第2発明の方法で人工土地イを得るほか、第2発明の方法に代え第3発明、第4発明、第5発明のいずれかの方法で、プール用開口部(図示略)が形成されている人工土地(図示略)を得て露天風呂体4を取付けることもできる。
【0024】
第8発明について説明する。(図14〜図17を参照する。)
第8発明の付帯設備を有する人工土地の形成方法は、下記の各工程から構成されている。(フェンスを配設する場合)
第1工程
第2発明、第3発明、第4発明のいずれかの方法で人工土地イ、ロ、ハを得る。
第2工程
第1工程で得た人工土地の外周辺のうち、防風を所望する辺にフェンス体5を添設起立させる。
この場合、フェンス体5は、フェンス単体5A、5A..から構成され、フェンス単体5Aは、左右の縦枠5A11と上端の横枠5A12からなる門型枠5A1と、この門型枠に下方脚5A13を残して張設された網5A2から構成されている。
この各フェンス単体5Aの人工土地への取付は、当該人工土地を構成するブロック本体1Aにおける支柱1A3に開設された第3ボルト穴1A31と第4ボルト穴1A32に、下方脚5A13のボルト穴をボルトBにて連結固定する。
この場合、必要に応じてアンカー1Dを取付ける。
また、隣接するフェンス単体5A、5A同士の連結は、当接する当該フェンス単体における縦枠5A11、5A11をボルトBにて連結固定する。
【0025】
第9発明について説明する。(図18を参照する。)
第9発明の付帯設備を有する人工土地の形成方法は、下記の各工程から構成されている。(ステージとハウスを配設する場合)
第1工程
第2発明、第3発明、第4発明のいずれかの方法で人工土地イ、ロ、ハを得る。
第2工程
第1工程で得た人工土地の外周辺のうち、防風を所望する辺にハウス体6を添設起立させる。
この場合、ハウス体6は、側壁6Aと、側壁の上面に取付けられた屋根6Bから構成されている。
この場合、側壁単体6A1、6A1..から構成され、側壁単体は、左右の縦枠6A11と上下端の横枠6A12からなる正面からみて縦長方形枠と、この縦長方形枠に張設された壁板6A13から構成されている。
この各側壁単体6A1の人工土地への取付は、当該人工土地を構成するブロック本体1Aにおける上方枠1A2の上面に縦長方形枠の下端面を当接してボルトBにて連結固定する。
また、隣接する側壁単体6A1、6A1同士の連結は、当接する当該側壁における縦枠6A11、6A11をボルトBにて連結固定する。
図中、6A2はドアーである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
1.第1発明の効果
全て同寸法の材を使用するので切断、穴あけ等が楽である。
2.第2発明の効果
1種類のブロック本体と床板で所望の面積のステージが確保できる。
3.第3発明の効果
強風によるステージの浮上がりを防止できる。
4.第4発明の効果
強風によるステージの浮上がりを防止すると共に、ステージとその上の荷重に耐える基礎の役目をする。
5.第5発明の効果
昇降用階段を取付けることで容易にステージに上ることができる。
6.第6発明の効果
ステージとプールを組合わせることで水はけの良い良好なプールサイドとなる。健康な生活の一環となる。
7.第7発明の効果
自宅または山荘に併設し湯、水の配管をすることで容易に露天風呂ができる。
8.第8発明の効果
露天風呂の囲いまたは他の外部からの遮断効果を得ることができ、また、フェンスの取り外しも容易である。
9.第9発明の効果
人工土地上にハウスを建てる場合、建物の土台部分をボルトで止めるだけでステージが基礎代わりとなり建物の重量を支える。また、建物に掛かる風圧による引抜き等もステージが支える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の人工土地用ブロックの分解斜視図である。
【図2】同上の背面方向から見た人工土地用ブロックの分解斜視図である。
【図3】第2発明、第5発明で得た人工土地の斜視図である。
【図4】同上の要部拡大縦断面図である。
【図5】第1発明の人工土地用ブロックの他の実施例の分解斜視図である。
【図6】第1発明の人工土地用ブロックの他の実施例の分解斜視図である。
【図7】第3発明を説明する分解斜視図である。
【図8】第3発明で得た人工土地の要部拡大縦断面図である。
【図9】第4発明で得た人工土地の要部拡大縦断面図である。
【図10】第6発明で得た人工土地の分解斜視図である。
【図11】同上の要部拡大縦断面図である。
【図12】第7発明で得た人工土地の分解斜視図である。
【図13】同上の要部拡大縦断面図である。
【図14】第8発明で得た人工土地の斜視図である。
【図15】同上の要部拡大縦断面図である。
【図16】図15の分解斜視図である。
【図17】図15の要部分解斜視図である。
【図18】第9発明で得た人工土地の斜視図である。
【図19】同上の要部拡大縦断面図である。
【図20】図18の要部拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 人工土地用ブロック
1A ブロック本体
1B 床板
1D アンカー
2 昇降用階段
3 プール体
4 露天風呂体
5 フェンス体
6 ハウス体
イ、ロ、ハ、ニ 人工土地

Claims (10)

  1. ブロック本体(1A)と床板(1B)から構成され、
    ブロック本体(1A)は、コンクリートでなる下方枠(1A1)と上方枠(1A2)と支柱(1A3)から構成され、下方枠(1A1)は、角柱体を平面前後左右に配し平面方形に連結され、上方枠(1A2)は、角柱体を平面前後左右に配し平面方形に連結され、下方枠(1A1)と上方枠(1A2)とは、四隅に配した4本の支柱(1A3)で連結され、全体が立方体状に構成され、上方枠(1A2)には一定間隔で前後方向の第1ボルト穴(1A21)と、左右方向の第2ボルト穴(1A22)が開設され、4本の支柱(1A3)には、上下位置をもってそれぞれ前後方向の第3ボルト穴(1A31)と、左右方向の第4ボルト穴(1A32)が開設され、両者は開設高さが異なるよう構成され、
    床板(1B)は、上方枠(1A2)の上面と一致するよう構成された板(1B1)と、この板の下面に連設された上方枠(1A2)の内周面に上方から嵌合する突縁(1B2)と、この突縁に第1ボルト穴(1A21)と第2ボルト穴(1A22)に対応するよう開設された第5ボルト穴(1B3、1B3..)から構成されていることを特徴とする人工土地用ブロック。
  2. ブロック本体(1A)における下方枠(1A1)に適数枚の補強板(1C)が張設されているか、あるいはブロック本体(1A)における下方枠(1A1)に、一定間隔で前後方向の第6ボルト穴(1A11)と、左右方向の第7ボルト穴(1A12)が開設されている請求項1記載の人工土地用ブロック。
  3. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする人工土地の形成方法。
    第1工程
    請求項1あるいは請求項2記載の人工土地用ブロック(1、1..)におけるブロック本体(1A、1A..)を地表(G.L)上に前後左右に並べ、第1ボルト穴(1A21)は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴(1A22)は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴(1A31)は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴(1A2)は第4ボルト穴同士を対応させてボルト(B)で連結する。
    第2工程
    第1工程を経た後、各ブロック本体(1A、1A..)に床板(1B)を上方から被せ、第5ボルト穴(1B3、1B3..)にブロック本体(1A)側の第1ボルト穴(1A21、1A21)と第2ボルト穴(1A22、1A22)を対応させてボルト(B)で連結する。このようにして、人工土地(イ)を得る。
  4. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする人工土地の形成方法。
    第1工程
    請求項1あるいは請求項2記載の人工土地用ブロック(1、1..)におけるブロック本体(1A、1A..)を地表(G.L)上に前後左右に並べ、第1ボルト穴(1A21)は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴(1A22)は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴(1A31)は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴(1A2)は第4ボルト穴同士を対応させてボルト(B)で連結する。
    第2工程
    第1工程を経た後、各ブロック本体(1A、1A..)に床板(1B)を上方から被せ、第5ボルト穴(1B3、1B3..)にブロック本体(1A)側の第1ボルト穴(1A21、1A21)と第2ボルト穴(1A22、1A22)を対応させてボルト(B)で連結する。
    第3工程
    第2工程により連結されたブロック本体(1A、1A..)のうち、所望するブロック本体(1A)にアンカー(1D)を取付け、そのアンカーを地中に埋設する。このようにして、人工土地(ロ)を得る。
  5. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする人工土地の形成方法。
    第1工程
    人工土地の形成を所望する地面を地表(G.L)より所定深さに掘削し窪み(図示略)を形成する。
    第2工程
    窪み内に請求項1あるいは請求項2記載の人工土地用ブロック(1)におけるブロック本体(1A、1A..)を前後左右に並べ、第1ボルト穴(1A21)は第1ボルト穴同士を対応させ、また第2ボルト穴(1A22)は第2ボルト穴同士を対応させ、同時に、第3ボルト穴(1A31)は第3ボルト穴同士、また第4ボルト穴(1A2)は第4ボルト穴同士を対応させてボルト(B)で連結する。
    第3工程
    掘上げられた土砂を埋め戻す。
    第4工程
    第3工程を経た後、各ブロック本体(1A、1A..)に床板(1B)を上方から被せ、第5ボルト穴(1B3、1B3..)にブロック本体(1A)側の第1ボルト穴(1A21、1A21)と第2ボルト穴(1A22、1A22)を対応させてボルト(B)で連結する。このようにして、人工土地(ハ)を得る。
  6. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする付帯設備を有する人工土地の形成方法。
    第1工程
    請求項3記載の人工土地の形成方法で人工土地(イ)を得る。
    第2工程
    人工土地(イ)の側壁部分に昇降用階段体(2)を取付け、付帯設備を有する人工土地(ニ)を得る。
  7. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする付帯設備を有する人工土地の形成方法。
    第1工程
    請求項3記載の人工土地の形成方法でプール用開口部(1E)が形成されている人工土地(イ)を得る。
    第2工程
    プール用開口部(1E)にプール体(3)を取付ける。
  8. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする付帯設備を有する人工土地の形成方法。
    第1工程
    請求項3記載の人工土地の形成方法で露天風呂用開口部(1F)が形成されている人工土地(イ)を得る。
    第2工程
    露天風呂用開口部(1F)に露天風呂体(4)を取付ける。
  9. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする付帯設備を有する人工土地の形成方法。
    第1工程
    請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の人工土地の形成方法で人工土地(イ、ロ、ハ)を得る。
    第2工程
    第1工程で得た人工土地の外周辺のうち、防風を所望する辺にフェンス体(5)を添設起立させる。
  10. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする付帯設備を有する人工土地の形成方法。
    第1工程
    請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の人工土地の形成方法で人工土地(イ、ロ、ハ)を得る。
    第2工程
    第1工程で得た人工土地の外周辺のうち、防風を所望する辺にハウス体(6)を添設起立させる。
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