JP3627672B2 - ルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法 - Google Patents

ルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法に関する。更に詳述すると、本発明は、ルータにおいて、ルーティングテーブル上に常時、デフォルトルートを設定し、特に、ルータ起動時に迅速に正常なスイッチング動作を行えるルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法は、例えば、ベストパスによるルーティングテーブルの形成に適用される。通常のルータの動作として、ルーティングプロトコルエンジンからルーティングテーブル管理部へ経路情報の登録/削除を行い、ベストパスによるルーティングテーブルが形成され、それを基にスイッチング動作が行われる。ルータを初めて起動する際には、あるルーティングプロトコル起動設定する場合を想定する。
【0003】
そのルーティングプロトコルが接続相手を認識し、通信を開始、経路情報を受け取るまで、ルーティングテーブル上には何の経路も設定されていない状態となる。その間、隣接ルータとのリンクがアップしてレイアー(Layer)3パケットが転送されてきたとしても、デフォルトルートが設定されていないので転送せず廃棄するしかない。
【0004】
これは、ルータに直接接続されているネットワークが複数あり、それが同時にリンクアップした場合でも同じことが言える。デフォルトルートは、通常、オペレータが設定しない限りルーティングテーブル上には存在しない。
【0005】
本発明と技術分野の類似する先願発明例1として、特開2000−59433号公報の「ニューラルネットワークを利用したルーティングテーブルの自動生成方法およびその装置」がある。本先願発明例1では、ルーティングテーブルの変更の自動化と変更作業の簡略化を図っている。
【0006】
また、先願発明例2の特開2000−32063号公報の「ISDNルータおよびそれを用いた通信経路選択方法」では、通信コスト的に最適な経路を選択することが可能なISDNルータを提供することを目的としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術は、ルータを初めて起動した直後では、直接接続したポートがリンクアップされると、隣接ルータからレイアー3トラフィックは流れ始めるが、該当ルータによって廃棄される問題点を伴う。その理由は、ルーティングテーブルには何も設定されていないため、スイッチング動作が行われないためである。
【0008】
本発明は、ルーティングテーブルによるスイッチング動作の信頼性を向上させるため、ルータ起動時、ポートのリンクアップを契機に、仮のデフォルトルートを自動設定できるルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法を提供することを目的とする。なお、上記の”仮のデフォルトルート”を以降、一般のデフォルトルートと区別し、”フローティングデフォルトルート”と称する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明のルータシステムは、ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視するルーティングプロトコルエンジンと、ルーティングプロトコルエンジンからの経路情報のルーティングテーブルへの登録/削除処理を受け付けるルーティングテーブル管理部と、ルーティングテーブルに基づいてスイッチ処理を行うスイッチング処理部と、手動設定によるデフォルトルート及び自動設定によるデフォルトルートであるフローティングデフォルトルートのいずれか一方を、実際に使用するデフォルトルートとして排他的にルーティングテーブルへ登録するデフォルトルート制御システムと、ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視するポート状態管理部とを有し、ポート状態管理部が監視するポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を、フローティングデフォルトルート設定/削除のトリガとし、IP(v4&v6),IPX,Appletalkを含むルーテッドプロトコルを持つルータ上に構成されるルーティングテーブルの中に、実際に使用するデフォルトルートが常時登録されていることを特徴としている。
【0010】
また、上記のルーティングプロトコルエンジンは、ルーティングテーブルにおけるデフォルトルートの設定状態を監視し、手動設定によるデフォルトルートおよびフローティングデフォルトルートのいずれが設定されているかを確認し、デフォルトルート制御システムはルーティングテーブル管理部に対して指示を行うことによってフローティングデフォルトルートをルーティングテーブルへ登録するとよい。
【0011】
さらに手動設定によるデフォルトルートの設定状態を監視するコマンド制御部をさらに有し、該コマンド制御部が監視するコマンド投入によるデフォルトルートの設定の有無を、フローティングデフォルトルート設定/削除のトリガとするとよい。
【0012】
請求項記載の発明のデフォルトルートの自動生成方法は、ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視する工程と、監視の経路情報のルーティングテーブルへの登録/削除処理を受け付ける工程と、手動設定によるデフォルトルート又は自動設定によるデフォルトルートであるフローティングデフォルトルートのいずれか一方を、実際に使用するデフォルトルートとして排他的にルーティングテーブルへ登録するデフォルトルート制御工程と、ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視し、手動設定によるデフォルトルート設定状態を監視する工程とを有し、デフォルトルート制御工程において、フローティングデフォルトルートを実際に使用するデフォルトルートとしてルーティングテーブルへ登録する際には、ルータ起動時に最初にリンクアップしたポートを、フローティングデフォルトルートのnext−hopルータ接続先I/Fとして指定することを特徴としている。
【0013】
また、上記のルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視する工程においては手動設定によるデフォルトルートよび、フローティングデフォルトルートのいずれが設定されているかを確認するとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明によるルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法の実施形態を詳細に説明する。図1から図6を参照すると、本発明のルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法の一実施形態が示されている。
【0015】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明によるルータシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示された本発明の実施形態の全体を構成するルータシステム1は、ルーティングプロトコルエンジン11と、ルーティングプロトコルエンジンからの経路情報のルーティングテーブルへの登録/削除処理を受け付けるルーティングテーブル管理部12と、そのルーティングテーブルによってスイッチ処理を行うスイッチング処理部13と、デフォルトルート制御システム14と、ポート状態管理部15と、コマンド制御部16とを有している。これらの各手段は、それぞれ次のように動作する。なお、図1中の符号111、112、113、114は、制御信号を示している。
【0016】
ルーティングプロトコルエンジン11は、ルーティングテーブル管理部12のルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視し(制御信号111)、コマンド投入によるデフォルトルート設定指示および、仮のデフォルトルートであるフローティングデフォルトルートが設定されていないことを確認する。
【0017】
デフォルトルート制御システム14は、フローティングデフォルトルート設定を行い(制御信号112)、ルーティングテーブル管理部12に対してフローティングデフォルトルート設定の指示を行う。
【0018】
ポート状態管理部15は、ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視し(制御信号113)、仮のデフォルトルートであるフローティングデフォルトルートの設定/削除のトリガとする。
【0019】
コマンド制御部16は、通常のデフォルトルート設定状態を監視する(制御信号114)。この通常のデフォルトルート設定状態の監視(制御信号114)では、コマンド制御部16からコマンド投入によるデフォルトルートが設定されたかどうかを監視し、フローティングデフォルトルート設定/削除のトリガとする。
【0020】
図2は、ルータ間の動作の具体例を説明するための図である。本図2において、ルータAでは、デフォルトルータが既に設定されている(状態1)。このため、本来は廃棄されるべきルータCからのパケットも、廃棄されずにルータBへ転送することが可能である状態例を示している(状態2)。
【0021】
(動作例)
次に、図1および図3から図6のフローチャートを参照して本実施形態の全体の動作例について詳細に説明する。動作例を示す各図において、図3は、ポートのリンクアップ時のフローティングデフォルトルート設定手順を示している。図4は、ポートのリンクダウン時のフローティングデフォルトルート設定手順を示している。図5は、通常のデフォルトルート設定時のフローティングデフォルトルート削除手順を示している。また図6は、通常のデフォルトルート削除時のフローティングデフォルトルート設定手順を示している。
【0022】
フローティングデフォルトルートを設定/削除するトリガは、次の4つが挙げられる。ポートのリンクアップ認識時(図3)、ポートのリンクダウン認識時(図4)、デフォルトルート設定時(図5)、デフォルトルート削除時(図6)の4つである。
【0023】
図3を基に、ポートリンクアップ時のフローティングデフォルトルート設定手順を説明する。
デフォルトルート制御システム14は、ポートのリンクアップ通知をポート状態管理部15から受信する(ステップS1)。
【0024】
次に、通常のデフォルトルートが設定されていないか、ルーティングテーブル管理部12に問い合わせる(ステップS2)。デフォルトルートが設定されていれば(S2/NO)、フローティングデフォルトルート設定は必要がない。このため、処理は終了となる。
【0025】
デフォルトルートが設定されていない場合(S2/YES)、フローティングルートも設定されていないかを、ルーティングテーブル管理部に問い合わせる(ステップS3)。この問い合わせの結果、フローティングデフォルトルートが設定されていれば(S3/NO)、処理終了とし、未設定の場合は(S3/YES)、フローティングデフォルトルートを生成し、ルーティングテーブル管理部に登録する(ステップS4)。
【0026】
フローティングデフォルトルートの次のホップ(next−hop)には、ステップS1でリンクアップしたポートに付与されているアドレスと同じサブネット内のアドレスを乱数によりアサインし、next−hopアドレスとして登録する(IP(v4&v6)の場合)。もしくは、論理インタフェース識別子(ポートを一意に指定可能な識別子)をnext−hop接続先として登録する(全てのルーテッドプロトコルに共通して言える)。
【0027】
次に図4を基に、ポートのリンクダウン時のフローティングデフォルトルート設定手順を説明する。
デフォルトルート制御システム14は、ポートのリンクダウン通知をポート状態管理部15から受信する(ステップS11)。
【0028】
次に、通常のデフォルトルートが設定されていないか、ルーティングテーブル管理部12に問い合わせる(ステップS12)。
【0029】
デフォルトルートが設定されていれば(ステップS12/NO)、処理終了とする。未設定の場合(ステップS12/YES)、フローティングデフォルトルートも設定されていることを確認するため、ルーティングテーブル管理部12に問い合わせる(ステップS13)。
【0030】
フローティングデフォルトルートの設定が確認できたら(ステップS13/YES)、そのフローティングデフォルトルートのnext−hop設定内容が、リンクダウンしたポートと同じものかチェックする(ステップS14)。
【0031】
同じでない場合は(ステップS14/NO)、フローティングデフォルトルートの設定内容が有効であるため、処理終了とする。同じものである場合(ステップS14/YES)、他にリンクアップしているポートはあるか、ポート状態管理部15に問い合わせる(ステップS15)。
【0032】
他のリンクアップしているポートがない場合(ステップS15/YES)、ルーティングテーブル管理部12に対し、フローティングデフォルトルートをルーティングテーブルから削除する指定を行う(ステップS16)。
【0033】
他のリンクアップしているポートがある場合(ステップS15/NO)、そのポートをnext−hopとするフローティングデフォルトルートを生成し、ルーティングテーブル管理部12に対し、登録指定を行う(ステップS17)。
【0034】
次に図5を基に、通常のデフォルトルート設定時のフローティングデフォルトルート削除手順を説明する。
デフォルトルート制御システム14は、コマンドによるデフォルトルート設定通知をコマンド制御部16から受信する(ステップS21)。
【0035】
フローティングデフォルトルートも設定されていないか、ルーティングテーブル管理部12に問い合わせる(ステップS22)。
設定されている場合(ステップS22/YES)、ルーティングテーブル管理部12に対し、フローティングデフォルトルートをルーティングテーブルから削除する指定を行う(ステップS23)。設定されていない場合は(ステップS22/NO)、処理終了とする。
【0036】
次に図6を基に、通常のデフォルトルート削除時のフローティングデフォルトルート設定手順を説明する。
デフォルトルート制御システム14はコマンドによるデフォルトルート削除通知をコマンド制御部16から受信する(ステップS31)。
【0037】
リンクアップしているポートはあるか否かを、ポート状態管理部15に問い合わせる(ステップS32)。リンクアップしているポートが1つもない場合は(ステップS32/NO)、処理終了とする。
【0038】
リンクアップしているポートがある場合(ステップS32/YES)、そのポートを次のホップ(next−hop)とするフローティングデフォルトルートを生成し、ルーティングテーブル管理部12に対し、登録指定を行う(ステップS33)。
【0039】
次に、本実施形態の効果について図2を基に説明する。本実施形態では、図2の状態1について、ルータAとルータBとがあり、共に、デフォルトルートが設定されていない状態とする。ルータAでは、デフォルトルートが既に設定されているため、本来は廃棄されるべきルータCからのパケットも、廃棄されずに、ルータBへ転送することが可能である。
【0040】
ルータAには、本発明によるシステムが搭載されているとする。ルータAとルータBとを初めて接続し、コネクト状態(Connected/リンクアップされた状態)にさせる。この時、ルータAのルーティングテーブルには、ルータBに直接接続されているという情報の他に、フローティングデフォルトルート情報が設定されている状態になる。このとき、デフォルトルートを常時設定しておくことで、ルーティングループが発生し得ることも考えられるが、ルータ起動時、ユーザ設定画面により、フローティングデフォルトルート自動生成機能を使うか使わないかを会話形式にて強制的に選択させることにより、回避できる。両端のルータで、自動生成を常時使用することにしているとルーティングループが発生する可能性があるので、片方のみ常時使用する状態にしておくことで、ルーティングループが回避可能となる。
【0041】
状態2で、新たにルータCとルータAとを接続させる。リンクアップと同時に、ルータCからレイアー3パケットが転送されてきたとしても、ルータAではそのパケットを廃棄せず、ルータBへ転送することが可能となる。もし、ルータAが本発明によるシステムを搭載していない場合は、廃棄する。
【0042】
従って、リンクアップしているポートが2つ以上ある場合は、スタティックルートおよび、ルーティングプロトコルが起動していない状態でも、ルーティングテーブル上に、フローティングデフォルトルートが存在している。このため、ルーティング(スイッチング)できずに、廃棄されることはない。
【0043】
上記の実施形態は、IP(v4&v6),IPX,Appletalk等のルーテッドプロトコルを持つルータ上に構成されるルーティングテーブルの中に、常時デフォルトルートを設定するシステムとしている。
【0044】
また、ルータ起動時、最初にリンクアップしたポートに対し、デフォルトルートのnext−hopルータ接続先I/Fとして指定する。
【0045】
本デフォルトルート制御システムは、デフォルトルート設定状態を認識する処理部と、フローティングデフォルトルートを設定/削除する処理部とを備えて構成される。よって、デフォルトルート設定が行われていないときに、フローティングデフォルトルートを設定することで、レイアー3トラフィックを自ルータでなるべく廃棄しないように動作する。
【0046】
上記構成のデフォルトルート制御システムによる効果は、ルータのスイッチング処理として、本来廃棄せざるを得ないレイアー3パケットを転送できることにある。その理由は、ルーティングテーブル上、自動設定によるデフォルトルートが常時設定されていることにある。
【0047】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明のルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法は、ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視し、監視の経路情報をルーティングテーブルへの登録/削除処理を受け付け、ルーティングテーブルによってスイッチ処理を行い、フローティングデフォルトルート設定を行い、ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視し、通常のデフォルトルート設定状態を監視し、ルータ起動時に最初にリンクアップしたポートに対し、デフォルトルートのnext−hopルータ接続先I/Fとして指定する。
【0049】
よって、自動設定によるデフォルトルートが常時設定され、リンクアップしているポートが2つ以上ある場合は、スタティックルートおよび、ルーティングプロトコルが起動していない状態でも、ルーティング(スイッチング)できずに廃棄されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるルータシステムの実施形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】動作のより具体的な一例を示す図である。
【図3】ポートリンクアップした場合の動作例を示すフローチャートである。
【図4】ポートリンクダウンした場合の動作例を示すフローチャートである。
【図5】コマンドによる通常のデフォルトルートを設定した場合の動作例を示すフローチャートである。
【図6】コマンドによる通常のデフォルトルートを削除した場合の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ルータシステム
11 ルーティングプロトコルエンジン
12 ルーティングテーブル管理部
13 スイッチング処理部
14 デフォルトルート制御システム
15 ポート状態管理部
16 コマンド制御部
111 ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視する制御信号
112 フローティングデフォルトルートを設定する制御信号
113 ポートリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視する制御信号
114 コマンド投入によるデフォルトルート設定/削除を監視する制御信号

Claims (6)

  1. ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視するルーティングプロトコルエンジンと、
    前記ルーティングプロトコルエンジンからの経路情報のルーティングテーブルへの登録/削除処理を受け付けるルーティングテーブル管理部と、
    前記ルーティングテーブルに基づいてスイッチ処理を行うスイッチング処理部と、
    手動設定によるデフォルトルート及び自動設定によるデフォルトルートであるフローティングデフォルトルートのいずれか一方を、実際に使用するデフォルトルートとして排他的に前記ルーティングテーブルへ登録するデフォルトルート制御システムと
    ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視するポート状態管理部とを有し、
    前記ポート状態管理部が監視するポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を、フローティングデフォルトルート設定/削除のトリガとし、
    IP(v4&v6),IPX,Appletalkを含むルーテッドプロトコルを持つルータ上に構成されるルーティングテーブルの中に、実際に使用するデフォルトルートが常時登録されていることを特徴とするルータシステム。
  2. 前記ルーティングプロトコルエンジンは、前記ルーティングテーブルにおける前記デフォルトルートの設定状態を監視し、手動設定によるデフォルトルートおよびフローティングデフォルトルートのいずれが設定されているかを確認することを特徴とする請求項1記載のルータシステム。
  3. 前記デフォルトルート制御システムは、前記ルーティングテーブル管理部に対して指示を行うことによって、前記フローティングデフォルトルートを前記ルーティングテーブルへ登録することを特徴とする請求項1または2記載のルータシステム。
  4. 手動設定によるデフォルトルートの設定状態を監視するコマンド制御部をさらに有し、該コマンド制御部が監視するコマンド投入による前記デフォルトルートの設定の有無を、前記フローティングデフォルトルート設定/削除のトリガとすることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載のルータシステム。
  5. ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視する工程と、
    前記監視の経路情報のルーティングテーブルへの登録/削除処理を受け付ける工程と、
    手動設定によるデフォルトルート又は自動設定によるデフォルトルートであるフローティングデフォルトルートのいずれか一方を、実際に使用するデフォルトルートとして排他的に前記ルーティングテーブルへ登録するデフォルトルート制御工程と、
    ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視し、手動設定によるデフォルトルート設定状態を監視する工程とを有し、
    前記デフォルトルート制御工程において、前記フローティングデフォルトルートを実際に使用するデフォルトルートとして前記ルーティングテーブルへ登録する際には、ルータ起動時に最初にリンクアップしたポートを、前記フローティングデフォルトルートのnext−hopルータ接続先I/Fとして指定することを特徴とするデフォルトルートの自動生成方法。
  6. 前記ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視する工程においては、手動設定によるデフォルトルートおよび、前記フローティングデフォルトルートのいずれが設定されているかを確認することを特徴とする請求項記載のデフォルトルートの自動生成方法。
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