JP2002359638A - ルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法 - Google Patents

ルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルータ起動時にポートのリンクアップを契機
に、仮のデフォルトルートを自動設定できるルータシス
テムを得る。 【解決手段】 ルーティングプロトコルエンジン11で
ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監視し、
ルーティングプロトコルエンジン11からの経路情報の
ルーティングテーブルへの登録/削除処理をルーティン
グテーブル管理部12が受け付け、スイッチング処理部
13がルーティングテーブルによってスイッチ処理を行
う。また、デフォルトルート制御システム14がフロー
ティングデフォルトルート設定を行い、ポート状態管理
部15がポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を
監視し、コマンド制御部16で通常のデフォルトルート
設定状態を監視する。本構成により、IP(v4&v
6),IPX,Appletalk等のルーテッドプロ
トコルを持つルータ上に構成されるルーティングテーブ
ルの中に、常時デフォルトルートを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルータシステムお
よびデフォルトルートの自動生成方法に関する。更に詳
述すると、本発明は、ルータにおいて、ルーティングテ
ーブル上に常時、デフォルトルートを設定し、特に、ル
ータ起動時に迅速に正常なスイッチング動作を行えるル
ータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルータシステムおよびデフォルト
ルートの自動生成方法は、例えば、ベストパスによるル
ーティングテーブルの形成に適用される。通常のルータ
の動作として、ルーティングプロトコルエンジンからル
ーティングテーブル管理部へ経路情報の登録/削除を行
い、ベストパスによるルーティングテーブルが形成さ
れ、それを基にスイッチング動作が行われる。ルータを
初めて起動する際には、あるルーティングプロトコル起
動設定する場合を想定する。
【0003】そのルーティングプロトコルが接続相手を
認識し、通信を開始、経路情報を受け取るまで、ルーテ
ィングテーブル上には何の経路も設定されていない状態
となる。その間、隣接ルータとのリンクがアップしてレ
イアー(Layer)3パケットが転送されてきたとし
ても、デフォルトルートが設定されていないので転送せ
ず廃棄するしかない。
【0004】これは、ルータに直接接続されているネッ
トワークが複数あり、それが同時にリンクアップした場
合でも同じことが言える。デフォルトルートは、通常、
オペレータが設定しない限りルーティングテーブル上に
は存在しない。
【0005】本発明と技術分野の類似する先願発明例1
として、特開2000−59433号公報の「ニューラ
ルネットワークを利用したルーティングテーブルの自動
生成方法およびその装置」がある。本先願発明例1で
は、ルーティングテーブルの変更の自動化と変更作業の
簡略化を図っている。
【0006】また、先願発明例2の特開2000−32
063号公報の「ISDNルータおよびそれを用いた通
信経路選択方法」では、通信コスト的に最適な経路を選
択することが可能なISDNルータを提供することを目
的としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は、ルータを初めて起動した直後では、直接接
続したポートがリンクアップされると、隣接ルータから
レイアー3トラフィックは流れ始めるが、該当ルータに
よって廃棄される問題点を伴う。その理由は、ルーティ
ングテーブルには何も設定されていないため、スイッチ
ング動作が行われないためである。
【0008】本発明は、ルーティングテーブルによるス
イッチング動作の信頼性を向上させるため、ルータ起動
時、ポートのリンクアップを契機に、仮のデフォルトル
ートを自動設定できるルータシステムおよびデフォルト
ルートの自動生成方法を提供することを目的とする。な
お、上記の”仮のデフォルトルート”を以降、一般のデ
フォルトルートと区別し、”フローティングデフォルト
ルート”と称する。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明のルータシステムは、ルータ起
動時にデフォルトルートの設定状態を監視するルーティ
ングプロトコルエンジンと、ルーティングプロトコルエ
ンジンからの経路情報のルーティングテーブルへの登録
/削除処理を受け付けるルーティングテーブル管理部
と、ルーティングテーブルによってスイッチ処理を行う
スイッチング処理部と、フローティングデフォルトルー
ト設定を行うデフォルトルート制御システムと、ポート
のリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視するポート
状態管理部と、通常のデフォルトルート設定状態を監視
するコマンド制御部とを有し、IP(v4&v6),I
PX,Appletalkを含むルーテッドプロトコル
を持つルータ上に構成されるルーティングテーブルの中
に、常時デフォルトルートを設定することを特徴として
いる。
【0010】また、上記のルーティングプロトコルエン
ジンは、ルーティングテーブル管理部のルータ起動時に
デフォルトルートの設定状態を監視し、コマンド投入に
よるデフォルトルート設定指示および、仮のデフォルト
ルートであるフローティングデフォルトルートが設定さ
れていないことを確認し、デフォルトルート制御システ
ムは、フローティングデフォルトルート設定を行い、ル
ーティングテーブル管理部に対してフローティングデフ
ォルトルート設定の指示を行うとよい。
【0011】さらに、上記ポート状態管理部は、ポート
のリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視し、フロー
ティングデフォルトルート設定/削除のトリガとし、コ
マンド制御部は、通常のデフォルトルート設定状態の監
視では、コマンド制御部からコマンド投入によるデフォ
ルトルートが設定されたか否かを監視し、フローティン
グデフォルトルート設定/削除のトリガとするとよい。
【0012】請求項6記載の発明のデフォルトルートの
自動生成方法は、ルータ起動時にデフォルトルートの設
定状態を監視する工程と、監視の経路情報のルーティン
グテーブルへの登録/削除処理を受け付ける工程と、ル
ーティングテーブルによってスイッチ処理を行うスイッ
チング処理工程と、フローティングデフォルトルート設
定を行い、ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態
を監視し、通常のデフォルトルート設定状態を監視する
工程とを有し、ルータ起動時に最初にリンクアップした
ポートに対し、デフォルトルートのnext−hopル
ータ接続先I/Fとして指定することを特徴としてい
る。
【0013】また、上記のルータ起動時にデフォルトル
ートの設定状態を監視し、コマンド投入によるデフォル
トルート設定指示および、仮のデフォルトルートである
フローティングデフォルトルートが設定されていないこ
とを確認するとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるルータシステムおよびデフォルトルートの自動生
成方法の実施形態を詳細に説明する。図1から図6を参
照すると、本発明のルータシステムおよびデフォルトル
ートの自動生成方法の一実施形態が示されている。
【0015】次に、本発明の実施形態について図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本発明によるルータシ
ステムの構成例を示すブロック図である。図1に示され
た本発明の実施形態の全体を構成するルータシステム1
は、ルーティングプロトコルエンジン11と、ルーティ
ングプロトコルエンジンからの経路情報のルーティング
テーブルへの登録/削除処理を受け付けるルーティング
テーブル管理部12と、そのルーティングテーブルによ
ってスイッチ処理を行うスイッチング処理部13と、デ
フォルトルート制御システム14と、ポート状態管理部
15と、コマンド制御部16とを有している。これらの
各手段は、それぞれ次のように動作する。なお、図1中
の符号111、112、113、114は、制御信号を
示している。
【0016】ルーティングプロトコルエンジン11は、
ルーティングテーブル管理部12のルータ起動時にデフ
ォルトルートの設定状態を監視し(制御信号111)、
コマンド投入によるデフォルトルート設定指示および、
仮のデフォルトルートであるフローティングデフォルト
ルートが設定されていないことを確認する。
【0017】デフォルトルート制御システム14は、フ
ローティングデフォルトルート設定を行い(制御信号1
12)、ルーティングテーブル管理部12に対してフロ
ーティングデフォルトルート設定の指示を行う。
【0018】ポート状態管理部15は、ポートのリンク
アップ/ダウンのリンク状態を監視し(制御信号11
3)、仮のデフォルトルートであるフローティングデフ
ォルトルートの設定/削除のトリガとする。
【0019】コマンド制御部16は、通常のデフォルト
ルート設定状態を監視する(制御信号114)。この通
常のデフォルトルート設定状態の監視(制御信号11
4)では、コマンド制御部16からコマンド投入による
デフォルトルートが設定されたかどうかを監視し、フロ
ーティングデフォルトルート設定/削除のトリガとす
る。
【0020】図2は、ルータ間の動作の具体例を説明す
るための図である。本図2において、ルータAでは、デ
フォルトルータが既に設定されている(状態1)。この
ため、本来は廃棄されるべきルータCからのパケット
も、廃棄されずにルータBへ転送することが可能である
状態例を示している(状態2)。
【0021】(動作例)次に、図1および図3から図6
のフローチャートを参照して本実施形態の全体の動作例
について詳細に説明する。動作例を示す各図において、
図3は、ポートのリンクアップ時のフローティングデフ
ォルトルート設定手順を示している。図4は、ポートの
リンクダウン時のフローティングデフォルトルート設定
手順を示している。図5は、通常のデフォルトルート設
定時のフローティングデフォルトルート削除手順を示し
ている。また図6は、通常のデフォルトルート削除時の
フローティングデフォルトルート設定手順を示してい
る。
【0022】フローティングデフォルトルートを設定/
削除するトリガは、次の4つが挙げられる。ポートのリ
ンクアップ認識時(図3)、ポートのリンクダウン認識
時(図4)、デフォルトルート設定時(図5)、デフォ
ルトルート削除時(図6)の4つである。
【0023】図3を基に、ポートリンクアップ時のフロ
ーティングデフォルトルート設定手順を説明する。デフ
ォルトルート制御システム14は、ポートのリンクアッ
プ通知をポート状態管理部15から受信する(ステップ
S1)。
【0024】次に、通常のデフォルトルートが設定され
ていないか、ルーティングテーブル管理部12に問い合
わせる(ステップS2)。デフォルトルートが設定され
ていれば(S2/NO)、フローティングデフォルトル
ート設定は必要がない。このため、処理は終了となる。
【0025】デフォルトルートが設定されていない場合
(S2/YES)、フローティングルートも設定されて
いないかを、ルーティングテーブル管理部に問い合わせ
る(ステップS3)。この問い合わせの結果、フローテ
ィングデフォルトルートが設定されていれば(S3/N
O)、処理終了とし、未設定の場合は(S3/YE
S)、フローティングデフォルトルートを生成し、ルー
ティングテーブル管理部に登録する(ステップS4)。
【0026】フローティングデフォルトルートの次のホ
ップ(next−hop)には、ステップS1でリンク
アップしたポートに付与されているアドレスと同じサブ
ネット内のアドレスを乱数によりアサインし、next
−hopアドレスとして登録する(IP(v4&v6)
の場合)。もしくは、論理インタフェース識別子(ポー
トを一意に指定可能な識別子)をnext−hop接続
先として登録する(全てのルーテッドプロトコルに共通
して言える)。
【0027】次に図4を基に、ポートのリンクダウン時
のフローティングデフォルトルート設定手順を説明す
る。デフォルトルート制御システム14は、ポートのリ
ンクダウン通知をポート状態管理部15から受信する
(ステップS11)。
【0028】次に、通常のデフォルトルートが設定され
ていないか、ルーティングテーブル管理部12に問い合
わせる(ステップS12)。
【0029】デフォルトルートが設定されていれば(ス
テップS12/NO)、処理終了とする。未設定の場合
(ステップS12/YES)、フローティングデフォル
トルートも設定されていることを確認するため、ルーテ
ィングテーブル管理部12に問い合わせる(ステップS
13)。
【0030】フローティングデフォルトルートの設定が
確認できたら(ステップS13/YES)、そのフロー
ティングデフォルトルートのnext−hop設定内容
が、リンクダウンしたポートと同じものかチェックする
(ステップS14)。
【0031】同じでない場合は(ステップS14/N
O)、フローティングデフォルトルートの設定内容が有
効であるため、処理終了とする。同じものである場合
(ステップS14/YES)、他にリンクアップしてい
るポートはあるか、ポート状態管理部15に問い合わせ
る(ステップS15)。
【0032】他のリンクアップしているポートがない場
合(ステップS15/YES)、ルーティングテーブル
管理部12に対し、フローティングデフォルトルートを
ルーティングテーブルから削除する指定を行う(ステッ
プS16)。
【0033】他のリンクアップしているポートがある場
合(ステップS15/NO)、そのポートをnext−
hopとするフローティングデフォルトルートを生成
し、ルーティングテーブル管理部12に対し、登録指定
を行う(ステップS17)。
【0034】次に図5を基に、通常のデフォルトルート
設定時のフローティングデフォルトルート削除手順を説
明する。デフォルトルート制御システム14は、コマン
ドによるデフォルトルート設定通知をコマンド制御部1
6から受信する(ステップS21)。
【0035】フローティングデフォルトルートも設定さ
れていないか、ルーティングテーブル管理部12に問い
合わせる(ステップS22)。設定されている場合(ス
テップS22/YES)、ルーティングテーブル管理部
12に対し、フローティングデフォルトルートをルーテ
ィングテーブルから削除する指定を行う(ステップS2
3)。設定されていない場合は(ステップS22/N
O)、処理終了とする。
【0036】次に図6を基に、通常のデフォルトルート
削除時のフローティングデフォルトルート設定手順を説
明する。デフォルトルート制御システム14はコマンド
によるデフォルトルート削除通知をコマンド制御部16
から受信する(ステップS31)。
【0037】リンクアップしているポートはあるか否か
を、ポート状態管理部15に問い合わせる(ステップS
32)。リンクアップしているポートが1つもない場合
は(ステップS32/NO)、処理終了とする。
【0038】リンクアップしているポートがある場合
(ステップS32/YES)、そのポートを次のホップ
(next−hop)とするフローティングデフォルト
ルートを生成し、ルーティングテーブル管理部12に対
し、登録指定を行う(ステップS33)。
【0039】次に、本実施形態の効果について図2を基
に説明する。本実施形態では、図2の状態1について、
ルータAとルータBとがあり、共に、デフォルトルート
が設定されていない状態とする。ルータAでは、デフォ
ルトルートが既に設定されているため、本来は廃棄され
るべきルータCからのパケットも、廃棄されずに、ルー
タBへ転送することが可能である。
【0040】ルータAには、本発明によるシステムが搭
載されているとする。ルータAとルータBとを初めて接
続し、コネクト状態(Connected/リンクアッ
プされた状態)にさせる。この時、ルータAのルーティ
ングテーブルには、ルータBに直接接続されているとい
う情報の他に、フローティングデフォルトルート情報が
設定されている状態になる。このとき、デフォルトルー
トを常時設定しておくことで、ルーティングループが発
生し得ることも考えられるが、ルータ起動時、ユーザ設
定画面により、フローティングデフォルトルート自動生
成機能を使うか使わないかを会話形式にて強制的に選択
させることにより、回避できる。両端のルータで、自動
生成を常時使用することにしているとルーティングルー
プが発生する可能性があるので、片方のみ常時使用する
状態にしておくことで、ルーティングループが回避可能
となる。
【0041】状態2で、新たにルータCとルータAとを
接続させる。リンクアップと同時に、ルータCからレイ
アー3パケットが転送されてきたとしても、ルータAで
はそのパケットを廃棄せず、ルータBへ転送することが
可能となる。もし、ルータAが本発明によるシステムを
搭載していない場合は、廃棄する。
【0042】従って、リンクアップしているポートが2
つ以上ある場合は、スタティックルートおよび、ルーテ
ィングプロトコルが起動していない状態でも、ルーティ
ングテーブル上に、フローティングデフォルトルートが
存在している。このため、ルーティング(スイッチン
グ)できずに、廃棄されることはない。
【0043】上記の実施形態は、IP(v4&v6),
IPX,Appletalk等のルーテッドプロトコル
を持つルータ上に構成されるルーティングテーブルの中
に、常時デフォルトルートを設定するシステムとしてい
る。
【0044】また、ルータ起動時、最初にリンクアップ
したポートに対し、デフォルトルートのnext−ho
pルータ接続先I/Fとして指定する。
【0045】本デフォルトルート制御システムは、デフ
ォルトルート設定状態を認識する処理部と、フローティ
ングデフォルトルートを設定/削除する処理部とを備え
て構成される。よって、デフォルトルート設定が行われ
ていないときに、フローティングデフォルトルートを設
定することで、レイアー3トラフィックを自ルータでな
るべく廃棄しないように動作する。
【0046】上記構成のデフォルトルート制御システム
による効果は、ルータのスイッチング処理として、本来
廃棄せざるを得ないレイアー3パケットを転送できるこ
とにある。その理由は、ルーティングテーブル上、自動
設定によるデフォルトルートが常時設定されていること
にある。
【0047】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例である。ただし、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形
実施が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のルータシステムおよびデフォルトルートの自動生成方
法は、ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を監
視し、監視の経路情報をルーティングテーブルへの登録
/削除処理を受け付け、ルーティングテーブルによって
スイッチ処理を行い、フローティングデフォルトルート
設定を行い、ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状
態を監視し、通常のデフォルトルート設定状態を監視
し、ルータ起動時に最初にリンクアップしたポートに対
し、デフォルトルートのnext−hopルータ接続先
I/Fとして指定する。
【0049】よって、自動設定によるデフォルトルート
が常時設定され、リンクアップしているポートが2つ以
上ある場合は、スタティックルートおよび、ルーティン
グプロトコルが起動していない状態でも、ルーティング
(スイッチング)できずに廃棄されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるルータシステムの実施形態の構成
例を示すブロック図である。
【図2】動作のより具体的な一例を示す図である。
【図3】ポートリンクアップした場合の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図4】ポートリンクダウンした場合の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図5】コマンドによる通常のデフォルトルートを設定
した場合の動作例を示すフローチャートである。
【図6】コマンドによる通常のデフォルトルートを削除
した場合の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ルータシステム 11 ルーティングプロトコルエンジン 12 ルーティングテーブル管理部 13 スイッチング処理部 14 デフォルトルート制御システム 15 ポート状態管理部 16 コマンド制御部 111 ルータ起動時にデフォルトルートの設定状態を
監視する制御信号 112 フローティングデフォルトルートを設定する制
御信号 113 ポートリンクアップ/ダウンのリンク状態を監
視する制御信号 114 コマンド投入によるデフォルトルート設定/削
除を監視する制御信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルータ起動時にデフォルトルートの設定
    状態を監視するルーティングプロトコルエンジンと、 前記ルーティングプロトコルエンジンからの経路情報の
    ルーティングテーブルへの登録/削除処理を受け付ける
    ルーティングテーブル管理部と、 前記ルーティングテーブルによってスイッチ処理を行う
    スイッチング処理部と、 フローティングデフォルトルート設定を行うデフォルト
    ルート制御システムと、 ポートのリンクアップ/ダウンのリンク状態を監視する
    ポート状態管理部と、 通常のデフォルトルート設定状態を監視するコマンド制
    御部とを有し、 IP(v4&v6),IPX,Appletalkを含
    むルーテッドプロトコルを持つルータ上に構成されるル
    ーティングテーブルの中に、常時デフォルトルートを設
    定することを特徴とするルータシステム。
  2. 【請求項2】 前記ルーティングプロトコルエンジン
    は、前記ルーティングテーブル管理部のルータ起動時に
    前記デフォルトルートの設定状態を監視し、コマンド投
    入による前記デフォルトルート設定指示および、仮のデ
    フォルトルートであるフローティングデフォルトルート
    が設定されていないことを確認することを特徴とする請
    求項1記載のルータシステム。
  3. 【請求項3】 前記デフォルトルート制御システムは、
    前記フローティングデフォルトルート設定を行い、前記
    ルーティングテーブル管理部に対して前記フローティン
    グデフォルトルート設定の指示を行うことを特徴とする
    請求項1または2記載のルータシステム。
  4. 【請求項4】 前記ポート状態管理部は、ポートのリン
    クアップ/ダウンのリンク状態を監視し、フローティン
    グデフォルトルート設定/削除のトリガとすることを特
    徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のルータシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記コマンド制御部は、前記通常のデフ
    ォルトルート設定状態の監視では、前記コマンド制御部
    からコマンド投入による前記デフォルトルートが設定さ
    れたか否かを監視し、フローティングデフォルトルート
    設定/削除のトリガとすることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか1項記載のルータシステム。
  6. 【請求項6】 ルータ起動時にデフォルトルートの設定
    状態を監視する工程と、 前記監視の経路情報のルーティングテーブルへの登録/
    削除処理を受け付ける工程と、 前記ルーティングテーブルによってスイッチ処理を行う
    スイッチング処理工程と、 フローティングデフォルトルート設定を行い、ポートの
    リンクアップ/ダウンのリンク状態を監視し、通常のデ
    フォルトルート設定状態を監視する工程とを有し、 ルータ起動時に最初にリンクアップしたポートに対し、
    デフォルトルートのnext−hopルータ接続先I/
    Fとして指定することを特徴とするデフォルトルートの
    自動生成方法。
  7. 【請求項7】 前記ルータ起動時にデフォルトルートの
    設定状態を監視し、コマンド投入によるデフォルトルー
    ト設定指示および、仮のデフォルトルートであるフロー
    ティングデフォルトルートが設定されていないことを確
    認することを特徴とする請求項6記載のデフォルトルー
    トの自動生成方法。
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