JP3627179B2 - 根菜類極細裁断装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、主として大根又は人参などの根菜野菜を業務用の極細裁断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、お刺し身等に添えられる大根又は人参等を約1ミリ角に細長く切断した極細切断片を、各土地によってその名称が「ケン」又は「つま」と称されている。この明細書では、以下「ケン」として説明する。
【0003】
これを作るのに家庭用のケン作り用の器具は一般に市販されている。又、これを業務用に作るものとして実用新案登録番号第3011555号「棒状野菜加工製造装置」として公知である。
【0004】
また、業務用として大根又は人参等の被切断材料を水平方向に支持して、刃物台方向に横方向に支持された被切断材料を回転と手押の押圧とを加えながらケンを製造する手押しケン製造機も公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般家庭用として市販されている家庭用のケン作り用の器具では、到底業務用のの良質のケンの需要ではまかないきれない欠点がある。又、業務用として提供されている実用新案登録番号第3011555号「棒状野菜加工製造装置」では、被切断材料が上方より押圧され、被切断材料はその最下端部にて支持された回転刃物台の高速回転によって切断されるようになっている。
但し、これによって切断されたケンは湾曲状又は渦巻き状に極細切断されるために見た目にも美しいとは言えず又、業務用のケンとしての品質に問題がある。即ち、お刺し身等に添えられるケンは直状のものが重宝されるために実用新案登録番号第3011555号「棒状野菜加工製造装置」において製造した湾曲状又は渦巻き状のケンは業務用ケンとしては到底歓迎される筈はない。
【0006】
更に、登録番号第3011555号のものでは、最後のカスの除去は工程毎に手作業で行わなければならい欠点がある。
【0007】
従って、この発明は、従来のケン製造機の欠陥を解消するもので、その目的とするところは、連続大量生産が可能であって、しかも生産されるのは業務用として需要が高い品質の良い直状のケンであって、しかも野菜一本分の作業が終わった場合のカスの除去が自動的に達成される根菜類極細裁断装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、エアーシリンダーとエアーシリンダーロッドとからなる昇降手段と、前記エアーシリンダーロッドの下部に装着されたスライド台板を介して前記エアーシリンダーロッドと連動するように設けられた回転軸と、この回転軸の下部に被極細材料の上端部を保持する突起部を形成してなる上部回転盤と、前記回転盤に埋設された1又は複数個のカス蹴落とし用除去手段と、前記回転盤の垂直下部離間位置であって、その中心部に被極細材料の下端部の下部を保持する中央突起を突設させると共に極細裁断刃を埋設してなる固定盤とからなる。
【0009】
また、回転盤の下部保持手段は、二種類の突起からなり、そのうちの一つは中心部から放射状に形成された放射状突起であり、他の一つは複数の針状突起としたものである。
【0010】
更に、カス蹴落とし用除去手段は、前記回転盤を貫通すると共に弾力支持された上部に突出する複数本のカス蹴落とし用突子と、このカス蹴落とし用突子の上端部を押動する押圧手段とからなっている。
【0011】
しかも、押圧手段は、スライド台板の下部に設けられ、上下に一定範囲に可動するように設けられた押圧板と、この押圧板を支持する一対の上方突出部を有する支持杆である。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明を以下図面に示す実施例において、発明の実施例を説明する。
被切断材料である大根又は人参等の根菜類であるが、まず、大根又は人参の上下を切り落とし上下に平坦面を作る。この被切断材料aを上部回転盤2と下部刃物台3との間で挟みつける。即ち、上部回転盤2の下面に複数の根菜保持用突起4と、中心部より放射状に複数の回り止め突出片5及び複数本のカス蹴落とし突子6が形成されている。複数本のカス蹴落とし突子6は上下一定範囲を自在遊動するようにしてある。
【0013】
また、固定下部刃物台3の上面中央に保持中央突起7が植立してある。固定下部刃物台3にはケン切断用極細切断刃8が埋設してある。ケン切断用極細切断刃8は、ケン用のものでは被切断材料である大根又は人参等の根菜類を1mm×1mmの極細長手状に細断するためのものであるが、刃物の形状を替えれば他の用途にも転用することはもとより可能である。更に、前記固定下部刃物台3は上部回転盤2の直下離間位置に設置されている。
【0014】
上部回転盤2は上下に摺動可能な回転軸9の下端に装着され、回転軸9の回転と共に回転する。更に回転軸9の回転は随時に変更することもできる。即ち、回転数は毎分0〜1150回転の中から自由に選ぶことができる。
装置の上板10と、前記下部刃物台3が載置せられた下板11との間には適数本の支柱1で保持され、この上板10の上部には適数本のエアーシリンダー12が装着されている。エアーシリンダー12の下方にはエアーシリンダーロッド13が設けてあり、エアー圧力によりエアーシリンダーロッド13は上下に摺動するよう。
【0015】
エアーシリンダーロッド13の下端にはスライド台板14が固定され、又、スライド台板14の両側部を案内杆15、15が貫通するようにしてある。この貫通部にはスライドベアリング16、16により円滑に摺動するようにしてある。
更に、スライド台板14の中央部を前記回転軸9が貫通せられ、この貫通部にも回転軸9が円滑に回転するようにボールベアリング17が装着されている。
【0016】
前記スライド台板14と前記上部回転盤2とは下方移動及び上方移動を共にしている。スライド台板14の下部に吊持状に支持された押板18は一対の支持杆19、19により吊持状に支持されている。支持杆19、19の上方部では押バネ20がスナップリング21にて固定されている。
【0017】
被切断材料aは主として大根又は人参等の根菜類が使用される。まず、大根又は人参の上下を切り落とし上下に平坦面を作り、この被切断材料aを上部回転盤2と下部刃物台3との間で挟みつけ支持させ、スライド台板14を下方に圧力移動させると共に、回転軸9を回転させると、被切断材料aは、回転しながらその下部より順次に固定下部刃物台3にはケン切断用極細切断刃8により所望の細かで且つ直状のなケンcが産出されることになる。産出されたケンcは所定高さで保持された下板11の下部に設置された受槽24に落下、堆積せられ、その後各工程を経て製品とされる。
【0018】
下方の一定位置において被切断材料aの細断工程を終えると自動的に図示を略したセンサーが働いてスライド台板14が停止し、これと一体的に構成された上部回転盤2も回転を停止すると、同時にスライド台板14と下面に被切断材料1のカスを支持したまま状態で上部回転盤2も共に上方移動する。
スライド台板14が上死点に達すると押板18は一対の支持杆19、19の上端突出部22、22が上板10の下面23に触突することにより支持杆19、19が押し下げられることにより、支持杆19、19の下端部が下方に突出することにより被切断材料aのカスbは蹴落とされることになる。従って、このような動きにより、一回工程毎に自動的に被切断材料aのカスbが効率的に除去されるようになっている。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の根菜類極細裁断装置では、エアーシリンダーとエアーシリンダーロッドとからなる昇降手段と、前記エアーシリンダーロッドの下部に装着されたスライド台板を介して前記エアーシリンダーロッドと連動するように設けられた回転軸と、この回転軸の下部に被極細材料の上端部を保持する突起部を形成してなる上部回転盤と、前記回転盤に埋設された1又は複数個のカス蹴落とし用除去手段と、前記回転盤の垂直下部離間位置であって、その中心部に被極細材料の下端部の下部を保持する中央突起を突設させると共に極細裁断刃を埋設してなる固定盤とからなるので、この発明によって産出された根菜類極細裁断品は直状でその品質は極めて良く、しかも極めて故障が少ない。しかも、カスの除去が自動的に達成されるから、被切断材料のセッテングも円滑におこなうことができる。
更に、複数の根菜保持用突起を備えてあるので被切断材料のセッティングも容易である。
請求項2の根菜類極細裁断装置では、回転盤の下部保持手段は、二種類の突起からなり、そのうちの一つは中心部から放射状に形成された放射状突起であり、他の一つは複数の針状突起としてあるので、被極細材料の上端部をより確実に保持することができる。
請求項3の根菜類極細裁断装置では、カス蹴落とし用除去手段は、前記回転盤を貫通すると共に弾力支持された上部に突出する複数本のカス蹴落とし用突子と、このカス蹴落とし用突子の上端部を押動する押圧手段とからなっているので、カスの除去が確実に達成される。
請求項3の根菜類極細裁断装置では、押圧手段は、スライド台板の下部に設けられ、上下に一定範囲に可動するように設けられた押圧板と、この押圧板を支持する一対の上方突出部を有する支持杆とから構成してあるので、スライド台板の上方動によって自動的に押圧板が押動が働くようになっているので、カスの除去も自動的に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の概略を示す縦断面図
【図2】カスを保持した状態を示す断面図
【図3】カスを蹴落とした状態を示す断面図
【図4】回転盤の斜視図
【図5】回転盤の平面図
【符号の説明】
1...支柱
2...上部回転盤
3...下部刃物台
4...根菜保持用突起
5...回り止め突出片
6...カス蹴落とし杆
7...保持中央突起
8...ケン切断用極細切断刃
9...回転軸
10..上板
11..下板
12..エアーシリンダー
13..エアーシリンダーロッド
14..スライド台板
15..案内杆
16..スライドベアリング
17..ボールベアリング
18..押板
19..支持杆
20..押バネ
21..スナップリング
22..突出部
23..下面
a ..被切断材料
b ..被切断材料のカス
c ..ケン
【産業上の利用分野】
この発明は、主として大根又は人参などの根菜野菜を業務用の極細裁断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、お刺し身等に添えられる大根又は人参等を約1ミリ角に細長く切断した極細切断片を、各土地によってその名称が「ケン」又は「つま」と称されている。この明細書では、以下「ケン」として説明する。
【0003】
これを作るのに家庭用のケン作り用の器具は一般に市販されている。又、これを業務用に作るものとして実用新案登録番号第3011555号「棒状野菜加工製造装置」として公知である。
【0004】
また、業務用として大根又は人参等の被切断材料を水平方向に支持して、刃物台方向に横方向に支持された被切断材料を回転と手押の押圧とを加えながらケンを製造する手押しケン製造機も公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般家庭用として市販されている家庭用のケン作り用の器具では、到底業務用のの良質のケンの需要ではまかないきれない欠点がある。又、業務用として提供されている実用新案登録番号第3011555号「棒状野菜加工製造装置」では、被切断材料が上方より押圧され、被切断材料はその最下端部にて支持された回転刃物台の高速回転によって切断されるようになっている。
但し、これによって切断されたケンは湾曲状又は渦巻き状に極細切断されるために見た目にも美しいとは言えず又、業務用のケンとしての品質に問題がある。即ち、お刺し身等に添えられるケンは直状のものが重宝されるために実用新案登録番号第3011555号「棒状野菜加工製造装置」において製造した湾曲状又は渦巻き状のケンは業務用ケンとしては到底歓迎される筈はない。
【0006】
更に、登録番号第3011555号のものでは、最後のカスの除去は工程毎に手作業で行わなければならい欠点がある。
【0007】
従って、この発明は、従来のケン製造機の欠陥を解消するもので、その目的とするところは、連続大量生産が可能であって、しかも生産されるのは業務用として需要が高い品質の良い直状のケンであって、しかも野菜一本分の作業が終わった場合のカスの除去が自動的に達成される根菜類極細裁断装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、エアーシリンダーとエアーシリンダーロッドとからなる昇降手段と、前記エアーシリンダーロッドの下部に装着されたスライド台板を介して前記エアーシリンダーロッドと連動するように設けられた回転軸と、この回転軸の下部に被極細材料の上端部を保持する突起部を形成してなる上部回転盤と、前記回転盤に埋設された1又は複数個のカス蹴落とし用除去手段と、前記回転盤の垂直下部離間位置であって、その中心部に被極細材料の下端部の下部を保持する中央突起を突設させると共に極細裁断刃を埋設してなる固定盤とからなる。
【0009】
また、回転盤の下部保持手段は、二種類の突起からなり、そのうちの一つは中心部から放射状に形成された放射状突起であり、他の一つは複数の針状突起としたものである。
【0010】
更に、カス蹴落とし用除去手段は、前記回転盤を貫通すると共に弾力支持された上部に突出する複数本のカス蹴落とし用突子と、このカス蹴落とし用突子の上端部を押動する押圧手段とからなっている。
【0011】
しかも、押圧手段は、スライド台板の下部に設けられ、上下に一定範囲に可動するように設けられた押圧板と、この押圧板を支持する一対の上方突出部を有する支持杆である。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明を以下図面に示す実施例において、発明の実施例を説明する。
被切断材料である大根又は人参等の根菜類であるが、まず、大根又は人参の上下を切り落とし上下に平坦面を作る。この被切断材料aを上部回転盤2と下部刃物台3との間で挟みつける。即ち、上部回転盤2の下面に複数の根菜保持用突起4と、中心部より放射状に複数の回り止め突出片5及び複数本のカス蹴落とし突子6が形成されている。複数本のカス蹴落とし突子6は上下一定範囲を自在遊動するようにしてある。
【0013】
また、固定下部刃物台3の上面中央に保持中央突起7が植立してある。固定下部刃物台3にはケン切断用極細切断刃8が埋設してある。ケン切断用極細切断刃8は、ケン用のものでは被切断材料である大根又は人参等の根菜類を1mm×1mmの極細長手状に細断するためのものであるが、刃物の形状を替えれば他の用途にも転用することはもとより可能である。更に、前記固定下部刃物台3は上部回転盤2の直下離間位置に設置されている。
【0014】
上部回転盤2は上下に摺動可能な回転軸9の下端に装着され、回転軸9の回転と共に回転する。更に回転軸9の回転は随時に変更することもできる。即ち、回転数は毎分0〜1150回転の中から自由に選ぶことができる。
装置の上板10と、前記下部刃物台3が載置せられた下板11との間には適数本の支柱1で保持され、この上板10の上部には適数本のエアーシリンダー12が装着されている。エアーシリンダー12の下方にはエアーシリンダーロッド13が設けてあり、エアー圧力によりエアーシリンダーロッド13は上下に摺動するよう。
【0015】
エアーシリンダーロッド13の下端にはスライド台板14が固定され、又、スライド台板14の両側部を案内杆15、15が貫通するようにしてある。この貫通部にはスライドベアリング16、16により円滑に摺動するようにしてある。
更に、スライド台板14の中央部を前記回転軸9が貫通せられ、この貫通部にも回転軸9が円滑に回転するようにボールベアリング17が装着されている。
【0016】
前記スライド台板14と前記上部回転盤2とは下方移動及び上方移動を共にしている。スライド台板14の下部に吊持状に支持された押板18は一対の支持杆19、19により吊持状に支持されている。支持杆19、19の上方部では押バネ20がスナップリング21にて固定されている。
【0017】
被切断材料aは主として大根又は人参等の根菜類が使用される。まず、大根又は人参の上下を切り落とし上下に平坦面を作り、この被切断材料aを上部回転盤2と下部刃物台3との間で挟みつけ支持させ、スライド台板14を下方に圧力移動させると共に、回転軸9を回転させると、被切断材料aは、回転しながらその下部より順次に固定下部刃物台3にはケン切断用極細切断刃8により所望の細かで且つ直状のなケンcが産出されることになる。産出されたケンcは所定高さで保持された下板11の下部に設置された受槽24に落下、堆積せられ、その後各工程を経て製品とされる。
【0018】
下方の一定位置において被切断材料aの細断工程を終えると自動的に図示を略したセンサーが働いてスライド台板14が停止し、これと一体的に構成された上部回転盤2も回転を停止すると、同時にスライド台板14と下面に被切断材料1のカスを支持したまま状態で上部回転盤2も共に上方移動する。
スライド台板14が上死点に達すると押板18は一対の支持杆19、19の上端突出部22、22が上板10の下面23に触突することにより支持杆19、19が押し下げられることにより、支持杆19、19の下端部が下方に突出することにより被切断材料aのカスbは蹴落とされることになる。従って、このような動きにより、一回工程毎に自動的に被切断材料aのカスbが効率的に除去されるようになっている。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の根菜類極細裁断装置では、エアーシリンダーとエアーシリンダーロッドとからなる昇降手段と、前記エアーシリンダーロッドの下部に装着されたスライド台板を介して前記エアーシリンダーロッドと連動するように設けられた回転軸と、この回転軸の下部に被極細材料の上端部を保持する突起部を形成してなる上部回転盤と、前記回転盤に埋設された1又は複数個のカス蹴落とし用除去手段と、前記回転盤の垂直下部離間位置であって、その中心部に被極細材料の下端部の下部を保持する中央突起を突設させると共に極細裁断刃を埋設してなる固定盤とからなるので、この発明によって産出された根菜類極細裁断品は直状でその品質は極めて良く、しかも極めて故障が少ない。しかも、カスの除去が自動的に達成されるから、被切断材料のセッテングも円滑におこなうことができる。
更に、複数の根菜保持用突起を備えてあるので被切断材料のセッティングも容易である。
請求項2の根菜類極細裁断装置では、回転盤の下部保持手段は、二種類の突起からなり、そのうちの一つは中心部から放射状に形成された放射状突起であり、他の一つは複数の針状突起としてあるので、被極細材料の上端部をより確実に保持することができる。
請求項3の根菜類極細裁断装置では、カス蹴落とし用除去手段は、前記回転盤を貫通すると共に弾力支持された上部に突出する複数本のカス蹴落とし用突子と、このカス蹴落とし用突子の上端部を押動する押圧手段とからなっているので、カスの除去が確実に達成される。
請求項3の根菜類極細裁断装置では、押圧手段は、スライド台板の下部に設けられ、上下に一定範囲に可動するように設けられた押圧板と、この押圧板を支持する一対の上方突出部を有する支持杆とから構成してあるので、スライド台板の上方動によって自動的に押圧板が押動が働くようになっているので、カスの除去も自動的に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の概略を示す縦断面図
【図2】カスを保持した状態を示す断面図
【図3】カスを蹴落とした状態を示す断面図
【図4】回転盤の斜視図
【図5】回転盤の平面図
【符号の説明】
1...支柱
2...上部回転盤
3...下部刃物台
4...根菜保持用突起
5...回り止め突出片
6...カス蹴落とし杆
7...保持中央突起
8...ケン切断用極細切断刃
9...回転軸
10..上板
11..下板
12..エアーシリンダー
13..エアーシリンダーロッド
14..スライド台板
15..案内杆
16..スライドベアリング
17..ボールベアリング
18..押板
19..支持杆
20..押バネ
21..スナップリング
22..突出部
23..下面
a ..被切断材料
b ..被切断材料のカス
c ..ケン
Claims (4)
- エアーシリンダーとエアーシリンダーロッドとからなる昇降手段と、前記エアーシリンダーロッドの下部に装着されたスライド台板を介して前記エアーシリンダーロッドと連動するように設けられた回転軸と、この回転軸の下部に被極細材料の上端部を保持する突起部を形成してなる上部回転盤と、前記回転盤に埋設された1又は複数個のカス蹴落とし用除去手段と、前記回転盤の垂直下部離間位置であって、その中心部に被極細材料の下端部の下部を保持する中央突起を突設させると共に極細裁断刃を埋設してなる固定盤とからなることを特徴とする根菜類極細裁断装置。
- 回転盤の下部保持手段は、二種類の突起からなり、そのうちの一つは中心部から放射状に形成された放射状突起であり、他の一つは複数の針状突起である請求項1記載の根菜類極細裁断装置。
- カス蹴落とし用除去手段は、前記回転盤を貫通すると共に弾力支持された上部に突出する複数本のカス蹴落とし用突子と、このカス蹴落とし用突子の上端部を押動する押圧手段とからなる請求項1記載の根菜類極細裁断装置。
- 押圧手段は、スライド台板の下部に設けられ、上下に一定範囲に可動するように設けられた押圧板と、この押圧板を支持する一対の上方突出部を有する支持杆である請求項3記載の根菜類極細裁断装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404498A JP3627179B2 (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 根菜類極細裁断装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404498A JP3627179B2 (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 根菜類極細裁断装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002187096A JP2002187096A (ja) | 2002-07-02 |
JP3627179B2 true JP3627179B2 (ja) | 2005-03-09 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000404498A Expired - Fee Related JP3627179B2 (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 根菜類極細裁断装置 |
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CN106625879A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-10 | 柳州通为机械有限公司 | 汽车后门密封条切边模具 |
-
2000
- 2000-12-21 JP JP2000404498A patent/JP3627179B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2002187096A (ja) | 2002-07-02 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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