JP3627141B2 - 鶉卵用卵殻カッター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鶉卵の卵殻を簡単容易に切断して中身を取り出すことができる卵殻切断カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ここにいう鶉卵は、一般に周知のように、鶏卵に比して小さく、外殻が薄くて小さく壊れ易く、これに比し卵膜が厚くて強靱で、爪先で積極的に破らなければ中身を綺麗に取り出すことが出来にくいものである。また、このように爪先で卵膜を破ると、多くの場合、爪先に卵白が付着してハンカチやチリ紙等で拭い取らなければならないという面倒さを伴うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような面倒さを伴うものでありながら、鶉卵を簡単に容易に取り出す安易な手段は存在しないのが現状である。
【0004】
そこで、本発明は、このような中身の取り出しが面倒で、ややもすると爪先に卵白が付着することが多い鶉卵を簡単に容易に取り出すことができる簡易な用具をここに提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
該目的を達成するために講じた本発明にいう鶉卵用の卵殻カッターの構成を、実施例において使用した符号を用いて説明すると、厚さが、0.5〜2mmの範囲内の硬質の薄板状合成樹脂素材1であって、鶉卵が略すっぽりと嵌る大きさとした貫通穴2を備え、かつ、該貫通穴2の周縁部3に、該貫通穴2の中央方向に向かって突出する卵殻切断刃4が一体的に形成されている構成としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、このような構成としたものであり、その実施に当たっては、薄板状素材1の厚さを、0.5〜2mmの範囲内のものとして実施するのが、取り扱いが容易な点で好ましく、また、この薄板状素材1は、硬質の合成樹脂素材で形成するのが、量産が容易な点で好ましい。
【0007】
【実施例】
以下本発明の実施例について図面に基づいて説明する。図中、図1乃至図3は本発明にいう鶉卵用カッターの第1実施例を示した図であって、図1は斜視図、図2は平面図、図3は図2におけるA−A線に沿った断面図を示している。
【0008】
而して、該実施例に示した鶉卵用卵殻カッターKは、硬質のPE,PP,PET等の樹脂素材で、厚さ0.5〜2mm、好ましくは0.8〜1.5mm程度に形成した樹脂板を素材として、外形を横8の字形とし、その片方(図2における左側部分)の円弧内に、鶉卵が略すっぽりと嵌る大きさとした貫通穴2を形成し、かつ、該貫通穴2の周縁部3に、その一部から該貫通穴2の中央方向即ち小径方向に向かって突出する、平面視略二等辺三角形状とした卵殻切断刃4を一体的に備えている形状に、打ち抜き形成したものである。
【0009】
該実施例に示した卵殻切断刃4は、この打ち抜き加工時に同時に、図3に示したように、先端部分及び斜辺が肉薄となるように、上下両面から加圧させて圧縮変形させてある。このように、切断刃4の先端部分及び斜辺が肉薄となるように加圧変形させておくと、素材が厚肉の場合でも、卵殻への切り込みが容易なものとしておくことができる。しかしながら、この切断刃4の加圧変形加工は必ずしも必要なものではなく、殊に、素材が薄肉の場合には必要が無く、また、この変形加工は両刃状でも片刃状でも適宜に形成することができる。
【0010】
このような形状とした鶉卵用卵殻カッターKを使用するには、図4に示したように、その貫通穴2に鶉卵Eを適宜の深さまで入れて、摘み部5を押して切断刃4を卵殻に押し込み回転させればよい。このようにして周方向に切断した卵殻の上部を取り除けば、内部の卵を容易に取り出すことができる。
【0011】
図5乃至図10は、別の変形実施例について示したものである。即ち、図5及び図6に示した第2実施例は、素材1の摘み部5を棒状とし、貫通穴2の先端側に切断刃4を形成してあるものとし、この切断刃4の形状を平面視において、一辺が直線状で他辺が円弧状となる形状としたものである。
【0012】
図7及び図8に示した第3実施例は、前記各実施例にいうところの摘み部5を備えていない単一体としたものであって、切断刃4を形成する素材1の外周縁1aを指先を掛け易い凹凸波形状に形成したものである。勿論、この波形は適宜の形状とすればよいものであり、単なる円弧状のものとすることも任意である。
【0013】
図9及び図10は第4実施例を示したものであって、該実施例に示したカッターKは、全体の概形を前記第1実施例において示したカッターKと同様のものとし、同実施例にいうところの摘み部5に相当する部分にも別の貫通穴2aを形成してあるものとし、該貫通穴2aにおける切断刃4aの形状を、一方の貫通穴2における切断刃4の形状とは異なる形状としたものである。即ち、該切断刃4aの両辺を円弧状に形成してある形状としたものである。
【0014】
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例に示した構造のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
【0015】
【発明の効果】
以上の説明から既に明らかなように、本発明は、厚さが、0.5〜2mmの範囲内の硬質の薄板状合成樹脂素材を用いて、鶉卵が略すっぽりと嵌る大きさの貫通穴を備え、この貫通穴の周縁部に、穴の中央方向に向かって突出する卵殻切断刃が一体的に形成されている構成としたものであるから、取り扱いが容易で、かつ、量産も容易であり、取り扱いにあたっては、貫通穴に鶉卵を適宜の深さまで入れて、切断刃を卵殻に押し込んで回転させるだけで、鶉卵の卵殻を切断することができ、このようにして切断した卵殻を取り除けば直ちに中身を取り出すことができるという顕著な効果を有するものである。
【0016】
したがって、卵膜が厚くて強靱で、爪先で積極的に破らなければ中身を綺麗に取り出すことが出来にくく、ややもすると爪先に卵白が付着することが多い鶉卵を、簡単に容易に取り出すことができるという効果を期待することが出来るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した斜視図。
【図2】同平面図。
【図3】図2中のA−A線に沿った断面図。
【図4】使用例を説明する斜視図。
【図5】第2実施例を示す斜視図。
【図6】同平面図。
【図7】第3実施例を示す中央縦断面図。
【図8】同平面図。
【図9】第4実施例を示す斜視図。
【図10】同平面図。
【符号の説明】
1 薄板状素材
2 貫通穴
3 周縁部
4 切断刃
K カッター
Claims (1)
- 厚さが、0.5〜2mmの範囲内の硬質の薄板状合成樹脂素材1であって、鶉卵が略すっぽりと嵌る大きさとした貫通穴2を備え、かつ、該貫通穴2の周縁部3に、該貫通穴2の中央方向に向かって突出する卵殻切断刃4が一体的に形成されている鶉卵用卵殻カッター。
Priority Applications (1)
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JP2001008734A JP3627141B2 (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 鶉卵用卵殻カッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001008734A JP3627141B2 (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 鶉卵用卵殻カッター |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3627141B2 (ja) |
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2001
- 2001-01-17 JP JP2001008734A patent/JP3627141B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2002209767A (ja) | 2002-07-30 |
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