JP3625852B2 - 高水分脱脂チーズソースの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は高水分脱脂チーズソースの製造方法とに関する。さらに詳しくは、本発明は、冷凍せずに貯蔵安定性にされることができる高水分脱脂チーズソースを形成するために、ポリリン酸塩錯化剤、澱粉及びガムによって安定化される乳成分から製造される高水分脱脂チーズソースに関する。
【0002】
【従来の技術】
実質的なレベルの脂肪を含むプロセスチーズ製品は食品産業において周知であり、数種類の加工チーズ製品に関する確認の基準(Standards of Identity)は合衆国食品医薬品局によって確立されている。
【0003】
確認の基準によると、低温殺菌プロセスチーズは同一種又は2種以上のナチュラルチーズの1種類以上を、熱を用いながら、粉砕及び混合することによって製造される食品である。しかし、クリームチーズ、ヌーシャテルチーズ、カッテージチーズ、低脂肪カッテージチーズ、カッテージチーズドライカード、加熱チーズ、硬質チーズ(hard grating cheese)、半軟質部分脱脂チーズ(semisoft part−skim cheese)、部分脱脂スパイスチーズ及び脱脂乳チーズは、低温殺菌プロセスチーズの製造への使用から特に除かれる。低温殺菌プロセスチーズはナチュラルチーズを乳化剤と共に混合しながら加熱して、均質な塑性塊状物にすることによって製造される。低温殺菌プロセスチーズは、その製造中に、150°F(65.6℃)以上の温度において30秒間以上加熱される。低温殺菌プロセスチーズの水分含量が43%を越えることはありえない、但し低温殺菌プロセス洗浄カードチーズ又は低温殺菌プロセスコルビー(colby)チーズの水分含量は40%を越えることはできない。低温殺菌プロセススイスチーズ又は低温殺菌プロセスグリュイエール(Gruyere)チーズの水分含量は44%以下である。低温殺菌プロセスリンバーガー(Limburger)チーズの水分含量は51%以下である。
【0004】
低温殺菌プロセスチーズの脂肪含量(乾量基準)は47%未満ではありえない、但し低温殺菌プロセススイスチーズの脂肪含量は43%以上であり、低温殺菌プロセスグリュイエールチーズの脂肪含量は45%以上である。
【0005】
低温殺菌プロセスチーズの製造に使用するために規定される乳化剤は、下記乳化剤の1種類又は2種類以上の混合物である:リン酸一ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸三ナトリウム、メタリン酸ナトリウム(ヘキサメタリン酸ナトリウム)、ピロリン酸水素ナトリウム、ピロリン酸四ナトリウム、リン酸アルミニウムナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、酒石酸ナトリウム及び酒石酸カリウムナトリウム。
【0006】
低温殺菌プロセスチーズ食品は低温殺菌プロセスチーズの製造方法と同じ方法で製造されるが、低温殺菌プロセスチーズ食品では水分含量が44%以下であり、脂肪含量は23%以上である。低温殺菌プロセスチーズ食品に関しては、クリーム、乳、脱脂乳、バターミルク、チーズホエー、及びこれらから水分の一部を除去したものを添加することができる。無水乳脂、脱水クリーム、チーズホエーからのアルブミン、及び脱脂乳チーズを低温殺菌プロセスチーズ食品に用いることもできる。低温殺菌プロセスチーズの製造に認められた乳化剤と同じ乳化剤を、低温殺菌プロセスチーズ食品の製造にも用いることができる。
【0007】
低温殺菌プロセスチーズスプレッドは低温殺菌プロセスチーズ及び低温殺菌プロセスチーズ食品と同様な方法で製造される。低温殺菌プロセスチーズスプレッドの水分含量は44%を越えるが、60%以下であり、脂肪含量は20%以上である。同じ乳化剤が使用可能である。さらに、ガムの使用が低温殺菌プロセスチーズスプレッドの製造に認められている。ガムはイナゴマメガム、カラヤゴム、トラガントガム、グァーガム、ゼラチン、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、カラジーナン、オート麦ガム、アルギン酸ナトリウム、プロピレングリコールアルギネート、及びキサンタンガムから成る群から選択することができる。ガムの総重量は完成した低温殺菌プロセスチーズスプレッド重量の0.8%を越えることはできない。
【0008】
上記プロセスチーズ製品はスライス可能又はスプレッド可能であるようなボディ(body)とテクスチャー(texture)を有する。今までに知られたプロセスチーズ製品よりも低い粘度を有し、防腐性包装によって貯蔵安定性である高水分脱脂チーズソースを形成することが望ましい。消費者の自覚の向上と共に、食品産業の焦点は脂肪とカロリー消費とを減ずることに置かれている。それらの全脂肪高カロリー対応品と同様な外観と味とを有する低脂肪低カロリー食品が消費者によって切望されている。食品産業の研究者は栄養価が高く、味がよく、かつ実質的に低いレベルの脂肪含有成分を含む食品の開発に集中している。このことは特に乳産業に言えることであり、乳産業では例えば脱脂乳、ヨーグルト、低脂肪アイスクリームのような、低脂肪低カロリー製品が市販されて成功している。プロセスチーズ製品に付随する高脂肪レベルは、低温殺菌プロセスチーズ製品に伴う、好ましい、クリーミーな口当たりを維持するために必要であると考えられている。貯蔵安定性の低温殺菌プロセスチーズ製品に貯蔵安定性を与えるために、一部は高脂肪レベルによって与えられる、高い総固形分と、比較的低いpHとが必要であった。
【0009】
例えば、リスポリ(Rispoli)等の米国特許第4,689,239号は防腐処理した、乳ベースのナチュラルソースの製造方法に関する。リスポリ等の特許の方法によると、全乳40〜80重量%又は同等量の脱脂ドライミルク及び水と、ヘビークリーム0〜25重量%と、バター1〜15重量%と、大部分のアミロペクチンを有するトウモロコシ澱粉2〜20重量%と、50%を越えるアミロースを有する高アミローストウモロコシ澱粉1〜8重量%と、フレーバー微粒子(flavors and particulates)0〜40重量%との組合せを140°F〜190°F(60℃〜87.8℃)の温度に10〜30分間加熱する。高温(heated)ブレンドを均質化し、均質化ブレンドを再び、250°F(121.1℃)を越える温度に約10〜約120秒間加熱する。このブレンドを次に冷却し、ブレンド粘度を3,000〜30,000センチポアズに高めるために充分な時間冷却を維持する。このリスポリ等の特許はチーズ成分を用いないので、リスポリ等の特許の乳ベースソースに付随するチーズフレーバーは、フレーバーの添加によって与えなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
脱脂乳チーズから高水分脱脂チーズソースを製造する方法を提供することが、本発明の主要な目的である。
【0011】
脱脂乳チーズから、貯蔵安定性であり、例えばディップ、スプレッド、ソースのような、多重な製品用途に適した、ディップ可能な(dippable)稠度を有する高水分脱脂チーズソースを製造する方法を提供することが、本発明の他の目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は高水分脱脂チーズソースの製造方法に関する。この方法によると、水分約40%〜約60%を有する脱脂乳チーズと、水分約3%〜約70%を有する乳蛋白質源とを約160°F(約71.1℃)〜約190°F(約87.8℃)の高温に撹拌しながら加熱して、脱脂乳チーズと乳蛋白質源との均質な混合物を形成する。前記高温混合物にポリリン酸塩錯化剤と、澱粉と、ガムとを加える間、高温における撹拌を続ける。澱粉をゼラチン化し、ポリリン酸塩錯化剤塩を脱脂乳チーズのカゼイン及び乳蛋白質源と相互作用させて、水約70重量%〜約90重量%を有する、安定な、高水分の脱脂チーズソースを形成するために充分な時間、高温における撹拌を続ける。このチーズソースを次に、チーズソースの温度が約100°F(約37.8℃)を越える温度である間に、包装する。他に指定しない限り、ここで用いる%は全て、重量によるものであり、全ての温度は華氏度である。
【0013】
本発明は一般に、水分約70%〜約90%を有する脱脂チーズソースに関する。この脱脂チーズソースは脱脂乳チーズと乳蛋白質源とから製造される。
【0014】
本発明の方法に用いる脱脂乳チーズの1製造方法によると、脱脂乳チーズは脱脂乳、脱脂乳の限外濾過によって製造される脱脂乳レテンテート、濃縮脱脂乳、再構成脱脂ドライミルク又はこれらの2種以上の混合物から選択することができる脱脂乳源と、乳脂を分離除去した全乳中の水分レベルすなわち約91%水分に濃縮脱脂乳又は脱脂ドライミルクを再構成するために充分な量を越えない量の水とから製造される。低温殺菌することができ、加温することができる脱脂乳源に、乳中に存在するか又は乳に加えられる乳酸産生菌を作用させる。充分なレンネット又は他の適当な乳凝固酵素を脱脂乳に加えて、脱脂乳を半固体塊状物に硬化させる。塩化カルシウムを0.02%以下の量で脱脂乳に加えることができる。
【0015】
この塊状物を切断し、撹拌し、絶えず撹拌しながら加熱して、ホエーとカードとの分離を促進する。ホエーを排出させ、カードを凝集性塊状物にマット化する(matted)。ホエーからの蛋白質はチーズ塊状物に混入される。この塊状物をスラブに切断し、これらのスラブを堆積し、ホエーの排出と酸性の発生とをさらに促進するように処理する。スラブを次にピースに切断し、自由に連続的に排水しながら、ピース上に水を注入又は散布することによってピースをすすぎ洗いする。このすすぎ洗い時間はカードピース上のホエーのみが除去されるように限定される。カードに塩を加え(salted)、これを撹拌し、さらに排水させて、圧縮成形する。脱脂乳チーズの硬化又は風味発生を助成することができる、ある種の動物酵素又は植物酵素をこの操作中に加えることができる。
【0016】
チュラク(Czulak)等への米国特許第4,476,143号、ハルグローブ(Hargove)等への米国特許第3,156,568号及びトレッカー(Trecker)等への米国特許第5,037,659号は脱脂乳からのチーズの製造方法を述べる。これに関して、ここで用いる“脱脂乳チーズ”なる用語は、脱脂乳源とこの脱脂乳源を約91%水分のレベルに再構成しない量の水とを混合すること;およびその混合物を熟成させて風味を発生させ且つ排水により水分約40%〜約60%を有するものにすることを含んでなる工程により製造されるナチュラルチーズを意味する。
【0017】
本発明に有用な乳蛋白質源は、ベーカーズチーズ(baker’s cheese)、ドライカードカッテージチーズ、脱脂乳固形分、脱脂エバミルク(evaporated skim milk)及び、脱脂乳の膜処理によって製造される脱脂乳レテンテートから成る群から選択される。乳蛋白質源は水分約3%〜約70%を有するべきである。ドライカードカッテージチーズは周知の乳製品であり、乳酸菌培養物を脱脂乳に接種して、生成物を凝固させることによって製造される脱水(drained)非クリーム状脱脂乳チーズカードである。ドライカードカッテージチーズは直接酸化方法によっても製造することができる。一般に、ドライカードカッテージチーズは脱脂乳固形分約20〜25重量%と、水75〜80重量%とを含む。ここで用いる場合の“ドライカードカッテージチーズ”なる用語は、例えば、上記固形分と水分特徴を有する、カッテージチーズ又はベーカーズチーズのような軟質チーズカードを意味する。限外濾過、蒸発によって又は乾燥脱脂乳の再構成によって製造される濃縮脱脂乳も使用可能である。
【0018】
脱脂乳チーズと乳蛋白質源とを適当な装置内で一緒にして、これらの脱脂乳チーズと乳蛋白質源とを加熱する。加熱する前に、脱脂乳チーズを粉砕して、約1/16インチから約3/8インチの粒度を有する脱脂乳チーズ粒子を形成することが好ましい。固体乾量基準で、脱脂乳チーズは約10%〜約30%のレベルで用いられ、乳蛋白質源は約3%〜約9%のレベルで用いられる。他に指定しない限り、ここで用いる%は全て、完成チーズソース製品の重量を基準にするものである。脱脂乳チーズと乳蛋白質源との組合せを約160°F(約71.1℃)〜約190°F(約87.8℃)の温度に、混合物を絶えず撹拌しながら、加熱する。この加熱はスチーム注入によって加熱が行われる、通常のプロセスチーズレイダウンクッカー(process cheese laydown cooker)内で行うことが好ましい。例えばグローエン ケットル(Groen Kettle)のようなジャケット付きミキサー内で加熱を行うこともできる。レイダウンクッカー内で160°F(71.1℃)の温度に加熱することは約1〜約3分間の時間を要する。160°F(71.1℃)の温度に達した後に、脱脂乳チーズと乳蛋白質源との混合物は滑らかで、均質な外観を有する。連続クッキング(cooking)系を使用することもできる。
【0019】
混合装置内で高温において撹拌を続けながら、ポリリン酸塩錯化剤塩、澱粉及びガムを、脱脂乳チーズと乳蛋白質源との高温混合物に加える。
【0020】
ここで用いる“ポリリン酸塩錯化剤塩”なる用語は、少なくとも2個のナトリウム又はカリウム分子を有する、ナトリウム及びカリウムのリン酸塩を意味する。適当なポリリン酸塩錯化剤塩には、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、4〜13個のリン酸塩部分を有する長鎖ポリリン酸塩(例えばナトリウムのヘキサメタリン酸塩、ガラス質リン酸塩、グラハム(Graham)塩)、及び環状リン酸塩(例えば、トリメタリン酸ナトリウム及びテトラメタリン酸ナトリウム)がある。理論に結び付けるのを望む訳ではないが、ポリリン酸塩錯化剤塩が脱脂乳チーズと乳蛋白質源との中に含まれるカゼインミセルと相互作用して、カゼインをルーズなネットワークに結合させると考えられる。例えば1個のリン酸塩部分を有する、オルトリン酸塩のような他のリン酸塩及び、プロセスチーズ製品の製造に用いられる、例えばクエン酸ナトリウムのような、他の公知の乳化剤塩は本発明の方法に適さないことが判明している。このような、他のリン酸塩と乳化剤塩の使用は長い陳列貯蔵(shelf storage)中に分離する製品を生ずる。ポリリン酸塩錯化剤塩がプロセスチーズ製品の製造に用いられる意味での乳化剤塩として用いられないことに注目すべきである。本発明のチーズソース製品中には実質的な量の脂肪が存在しないので、ポリリン酸塩錯化剤塩の使用によって脂肪の実質的な乳化は生じない。ポリリン酸塩錯化剤塩は約0.7%〜約3.0%のレベルで用いられる。
【0021】
澱粉は例えばトウモロコシ澱粉、タピオカ澱粉、ジャガイモ澱粉及び米澱粉のような、天然で、非化工食品等級の澱粉のいずれでもよい。澱粉は公知の方法に従って予備ゲル化しても又はゲル化しなくてもよい。本発明に用いるための好ましい澱粉は非ゲル化タピオカ澱粉である。澱粉は約1%〜5%のレベルで用いられる。
【0022】
ガムはプロセスチーズ製品その他の食品の製造に用いられる周知のヒドロコロイドガムのいずれでもよい。ガムはカラヤゴム、トラガントガム、イナゴマメガム、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、プロピレングリコールアルギネート、グァーガム、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、カラジーナン、微晶セルロース及びキサンタンガムから成る群から選択することができる。好ましいガムは微晶セルロース、キサンタンガム及びこれらの混合物から成る群から選択される。本発明のチーズソース製品中に、ガムは約0.02%〜約2.0%のレベルで用いられる。
【0023】
ポリリン酸塩錯化剤と澱粉とガムとを脱脂乳チーズと乳蛋白質源との高温混合物に加えた後に、澱粉をゲル化し、前記ポリリン酸塩錯化剤塩を前記チーズと前記蛋白質源とのカゼインと相互作用させて、安定な、高水分の脱脂チーズソースを形成するために充分な時間、高温において加熱と撹拌を続ける。次に、このチーズソースを防腐熱処理条件にさらして、貯蔵安定性チーズソースを形成する。適当な防腐熱処理条件は約270°F〜275°F(132.2℃〜135℃)の温度への急速加熱と、この温度における約22〜28秒間の保持時間とから成る。このチーズソースをまだ約100°F(37.8℃)を越える高温である時に包装する。約70%〜約90%の水分含量を有する本発明の高水分脱脂チーズソース製品は、防腐処理後に、貯蔵安定性であり、周囲温度において少なくとも約180日間、はっきり感知される分離を示さない。このチーズソースは防腐処理せずに、冷凍条件下で少なくとも約180日間貯蔵することができる。このチーズソース製品は、スプーンですくい上げ可能な稠度を有し、チーズディップとして又は、例えばチーズを上に載せたナチョー(nacho)のような、スナック製品に用いるために,包装から直接使用可能である。
【0024】
下記実施例は本発明の種々な特徴をさらに説明するが、特許請求の範囲に述べる、本発明の範囲を限定する意図は決して有さない。
【0025】
【実施例】
実施例1
固形分50%を有する脱脂乳チーズを用いて、高水分脱脂チーズソースの40ポンドバッチを製造した。脱脂乳チーズ11.8ポンドをカードミル(curd mill)中で粉砕して、レイダウンクッカーに入れた。水分5%を有する脱脂ドライミルク3.05ポンドと水19.58ポンドをもこのレイダウンクッカーに入れた。撹拌を開始し、脱脂乳チーズと脱脂ドライミルクとの混合物中にスチームを注入することによって加熱を開始した。160°F(71.1℃)の温度に達するまで、加熱と撹拌とを続けた。この温度に達した後に、スチームを停止し、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.5ポンドとタピオカ澱粉1.28ポンドとキサンタンガム0.042ポンドとを、脱脂乳チーズと脱脂ドライミルクとの均質な混合物中に加えた。次に、スチーム注入を用いて、撹拌条件下でこの混合物を190°F(87.8℃)に加熱し、高温における撹拌をさらに2分間続けて、澱粉をゲル化し、ヘキサメタリン酸塩を脱脂乳チーズと脱脂ドライミルクとのカゼインと相互作用させた。次に、成分の均質なブレンドを275°F(135℃)において23秒間防腐処理して、100°F(37.8℃)の温度である時に無菌ジャー中に包装した。スチームは水3.8ポンドを加え、チーズソースの最終の水分含量は80%になった。チーズソース製品を72°F(22.2℃)の温度において貯蔵し、定期的に検査した。このチーズソースは25週間後にも、味とテクスチャーとに関してまだ安定であった。
【0026】
実施例2
固形分50%を有する脱脂乳チーズを用いて、高水分脱脂チーズソースの5ポンドバッチを製造した。脱脂乳チーズ0.75ポンドをカードミル中で粉砕して、レイダウンクッカーに入れた。水分25%を有するベーカーズチーズ1.05ポンドと水2.06ポンドをもこのレイダウンクッカーに入れた。撹拌を開始し、脱脂乳チーズとベーカーズチーズとの混合物中にスチームを注入することによって加熱を開始した。160°F(71.1℃)の温度に達するまで、加熱と撹拌とを続けた。この温度に達した後に、スチームを停止し、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.075ポンドとタピオカ澱粉0.10ポンドとキサンタンガム0.005ポンドとを、脱脂乳チーズとベーカーズチーズとの均質な混合物中に加えた。次に、スチーム注入を用いて、撹拌条件下でこの混合物を190°F(87.8℃)に加熱し、高温における撹拌をさらに2分間続けて、澱粉をゲル化し、ヘキサメタリン酸塩を脱脂乳チーズとベーカーズチーズとのカゼインと相互作用させた。次に、成分の均質なブレンドを185°F(85℃)の温度である時に透明なジャー中に包装した。スチームは水0.47ポンドを加え、チーズソースの最終の水分含量は80%になった。チーズソース製品を45°F(7.2℃)の温度において貯蔵し、定期的に検査した。このチーズソースは20週間後にも、味とテクスチャーとに関してまだ安定であった。
【0027】
実施例3
固形分50%を有する脱脂乳チーズを用いて、高水分脱脂チーズソースの5ポンドバッチを製造した。脱脂乳チーズ0.75ポンドをカードミル中で粉砕して、レイダウンクッカーに入れた。水分25%を有する限外濾過済み脱脂乳レテンテート1.05ポンドと水2.01ポンドをもこのレイダウンクッカーに入れた。撹拌を開始し、脱脂乳チーズと限外濾過済み脱脂乳レテンテートとの混合物中にスチームを注入することによって加熱を開始した。160°F(71.1℃)の温度に達するまで、加熱と撹拌とを続けた。この温度に達した後に、スチームを停止し、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.075ポンドとタピオカ澱粉0.16ポンドとキサンタンガム0.005ポンドとを、脱脂乳チーズと限外濾過済み脱脂乳レテンテートとの均質な混合物中に加えた。次に、スチーム注入を用いて、撹拌条件下でこの混合物を190°F(87.8℃)に加熱し、高温における撹拌をさらに2分間続けて、澱粉をゲル化し、ヘキサメタリン酸塩を脱脂乳チーズと限外濾過済み脱脂乳レテンテートとのカゼインと相互作用させた。次に、275°F(135℃)において25秒間防腐処理した後に、成分の均質なブレンドを185°F(85℃)の温度である時に無菌ジャー中に包装した。スチームは水0.475ポンドを加え、チーズソースの最終の水分含量は80%になった。チーズソース製品を72°F(22.2℃)の温度において貯蔵し、定期的に検査した。このチーズソースは25週間後にも、味とテクスチャーとに関してまだ安定であった。

Claims (11)

  1. 高水分脱脂チーズソースの製造方法において、次の工程:
    (a)水分40%〜60%を有する脱脂乳チーズと、水分3%〜70%を有する乳蛋白質源と水とを含む混合物を160°F(71.1℃)〜190°F(87.8℃)の高温に撹拌しながら加熱して、前記チーズと前記蛋白質源との均質な混合物を形成する工程と;
    (b)前記高温混合物にポリリン酸塩と、澱粉と、ガムとを加える間、前記高温における前記撹拌を続ける工程と;
    (c)前記澱粉をゲル化し、前記ポリリン酸塩を前記チーズと前記蛋白質源とのカゼインと相互作用させて、水70重量%〜90重量%を有する、安定な、高水分の脱脂チーズソースを形成するために充分な時間、前記高温における前記撹拌を続ける工程と;
    (d)前記チーズソースの温度が100°F(37.8℃)を越える温度である間に、前記チーズソースを包装する工程と
    を含む方法。
  2. 前記ポリリン酸塩がピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、4〜13個のリン酸塩部分を有する長鎖ポリリン酸塩及び環状リン酸塩から成る群から選択される請求項1記載の方法。
  3. 前記ポリリン酸塩がピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、ガラス質リン酸塩、グラハム(Graham)塩、トリメタリン酸塩及びテトラメタリン酸塩から成る群から選択されるナトリウム塩又はカリウム塩である請求項2記載の方法。
  4. 前記チーズソースを165°F(73.9℃)を越える温度において包装し、冷凍条件下で貯蔵する請求項1記載の方法。
  5. 工程(c)後に、前記チーズソースに防腐温度処理を施して、周囲温度条件において貯蔵安定性であるチーズソース製品を形成する請求項1記載の方法。
  6. 前記防腐温度条件が22〜28秒間、270°F〜275°F(132.2℃〜135℃)の温度、及びこれと同等な時間と温度条件である請求項5記載の方法。
  7. 乳蛋白質源がベーカーズチーズ(baker's cheese)、ドライカードカッテージチーズ、脱脂乳固形分、脱脂エバミルク(evaporated skim milk)及び脱脂乳レテンテートから成る群から選択される請求項1記載の方法。
  8. 前記混合物が前記脱脂乳チーズ10〜30重量%と、前記乳蛋白質源 固体乾量基準で3〜9重量%と、前記ポリリン酸塩0.2〜3.0重量%と、前記澱粉1〜5重量%と、前記ガム0.02〜2.0重量%とを含む請求項1記載の方法。
  9. 前記澱粉が天然及び化工の、トウモロコシ澱粉、タピオカ澱粉、ジャガイモ澱粉及び米澱粉から成る群から選択される請求項1記載の方法。
  10. 前記ガムがカラヤゴム、トラガントガム、イナゴマメガム、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、プロピレングリコールアルギネート、グァーガム、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、カラジーナン、微晶セルロース及びキサンタンガムから成る群から選択される請求項1記載の方法。
  11. 前記ガムがキサンタンガムである請求項10記載の方法。
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