JP3625553B2 - パイプの連結装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパイプの連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示す衝立等の構成枠1を金属製のパイプ(角パイプ)1a,1bを直交的に組み立てて形成するものがある。そして、このパイプ1a,1bの連結方法として、図5に示すようにパイプ1a,1bを突き合わせて溶接2で連結固定したり、図6に示すように一方のパイプ1aの小口部に雌ねじ3を形成し、他方のパイプ1bにボルト挿通穴4を形成し、ボルト5をボルト挿通穴4に挿通して雌ねじ3に螺合し、両パイプ1a,1bを連結固定するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のようにパイプ1a,1b同士を溶接2で固定するものにおいては、両パイプ1a,1bが工場で完全に一体なものとなり、部材の共通化や在庫スペース、運搬スペース上の問題がある。
【0004】
また、ボルト5で連結するものにおいては、部材の共通化はできるもののその連結作業に工具を必要とする上に時間もかかる問題がある。
そこで本発明は上記の問題を解決するパイプの連結装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、連結側の小口(10)と上面が開口する第1のパイプ(1a)と、連結部の両側壁(12)(13)に連結穴(14)(15)を形成した第2のパイプ(1b)と、上記連結穴(14)(15)を貫通し上記小口(10)から第1のパイプ(1a)内に挿入するとともにその挿入側と反対側に上記第2のパイプ(1b)に係止する係止部(19)を設けたジョイントバー(16)と、該ジョイントバー(16)にその挿入方向と直交する方向に設けた係合部(20)と、
上記第1のパイプ(1a)の上面開口部に、小口(10)と反対側を中心として起伏回転可能に備えたジョイントレバー(28)と、該ジョイントレバー(28)の下面に形成されて上記挿入されたジョイントバー(16)の係合部(20)に係合、離脱可能なロックフック(31)とからなることを特徴とするものである。
【0006】
本発明においては、ジョイントバー(16)を第2のパイプ(1b)の連結穴(14)(15)に貫通するとともに第1のパイプ(1a)内へその小口(10)側より挿入する。次でジョイントレバー(28)を下動してそのロックフック(31)を、挿入されたジョイントバー(16)の係合部(20)に係合する。これにより、第2のパイプ(1b)が第1のパイプ(1a)の小口端と係止部(19)とで挟持され、両パイプ(1a)(1b)が連結される。
【0007】
請求項2記載の第2の発明は、上記係合部をジョイントバー(16)の挿入方向に複数個(20〜23)適宜間隔を有して並設し、ジョイントレバー(28)には、ロックフック(31)が係合する係合部(20)とは別の係合部(22)に係合してジョイントバー(16)を引き込む引き込み用フック(32)を設けたものである。
【0008】
本発明においては、ジョイントレバー(28)を下動することにより、先ず引き込み用フック(32)が挿入されたジョイントバー(16)の係合部(22)に係合してジョイントバー(16)を所定位置まで引き込み、次でロックフック(31)が係合部(20)に係合して連結される。
【0009】
請求項3記載の第3の発明は、上記第1のパイプ(1a)に回転可能に備えられ、一端を押圧することによりジョイントレバー(28)に係合した他端がジョイントレバー(28)を係合部(20〜23)から離脱する方向へ押し上げる解除レバー(35)を設けたものである。
【0010】
本発明において、解除レバー(35)を押圧することにより、ジョイントレバー(28)が開き方向に押し上げられそのロックフック(31)が係合部(20)より離脱する。
【0011】
【発明の実施の形態】
図に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
1a,1bは相互に直交して連結するパイプである。1aの第1のパイプは図2に示すように、その上下壁6,7及び両側壁8,9からなる角パイプで形成され、その連結側部には、上壁6が切欠されて上面が開口し、かつ小口10が開口された収納室11が形成されている。第2のパイプ1bは角パイプで形成され、上記第1のパイプ1bの小口10に当接させる側壁12と、これと反対の側壁13には、上記第1のパイプ1aの外形より若干短い寸法の連結穴14,15が貫通形成されている。
【0012】
16はジョイントバーで、両側壁17,18の前端に上記連結穴14,15より大きい外形のキャップ板となる係止部19が固着され、両側壁17,18間には、複数の、図の実施例では4本の係合部20〜23が所定の間隔を有して架設固定されている。該係合部20〜23は丸棒状のピンで形成されている。
【0013】
24は上記第1のパイプ1aの収納室11内に収納固定したジョイント受けで、上面25と前側小口26が開口した収納部27を有する角樋状に形成されている。28はジョイントレバーで、上記収納部27の上部に収まる帯状の平板部29と、その後方下部に設けた水平の回転軸30と、前側下面に一体形成したロックフック31と、中間部下面に一体成形した引き込み用フック32と、上記ロックフック31より前方へ突出した解除用片33とからなる。そして、その回転軸部30aを収納部27の後部(奥部)に収納し、その回転軸30をジョイント受け24に回転可能に取付けてジョイントレバー28が回転軸30を中心としてその前側が起伏回動するように具備されている。
【0014】
上記ロックフック31は、左右方向の板状の挟持片31a,31bを2枚前後に所定の隙間34を有して並設して形成されている。上記隙間34の寸法Dは上記係合部であるピン20〜23の直径と同等に設定されている。また、上記両挟持片31a,31bの下部内側面は下方が拡開するテーパ面31c,31dに形成され、上記ピン20への嵌合を容易にしている。更に、該テーパ面31c,31dの上端は上記隙間34の面より若干内側へ突出した爪部31e,31fに形成されている。尚、該ジョイントレバー28は合成樹脂で形成され、その両挟持片31a,31bが前後方向(板厚方向)に弾性を有している。
【0015】
上記引き込み用フック32の後面32aは、上方が後方へ傾斜したテーパ面に形成されている。
上記ロックフック31の中心と引き込み用フック32におけるテーパ状の後面32aのほぼ中腹との間隔Dは、図3に示すように、ロックフック31が前方の係合部、例えば20に嵌合した状態で後面32aの中腹が後方の係合部、例えば22の前側面に係合するように設定されている。
【0016】
35は解除レバーで、上記ジョイントレバー28の前方に位置してジョイント受け24の収納部27の上部に水平の回転軸36によりジョイント受け24に回転可能に備えられており、回転軸36の後側には上記解除用片33の下面に係合する短尺の係合片37が突設され、前側には上記係合片37より長い操作片38が形成されている。
【0017】
尚、上記ジョイントレバー28及び解除レバー35は、これらを水平状態にした場合に、第1のパイプ1aの上面とほぼ面一になるように設定されている。
連結に際しては図1に示すようにジョイントレバー28を上方へ起こした開き状態で第1のパイプ1aの小口10と第2のパイプ1bの連結穴14を位置合わせし、次でジョイントバー16を、上記連結穴14,15に貫通してジョイント受け24の収納部27へ挿入する。次で、ジョイントレバー28を押し下げて閉じる。このとき、先ず、ジョイントレバー28に形成した引き込み用フック32のテーパ状の後面32aが係合部22に係合してジョイントバー16を後方へ引き寄せてその係止部19を第2のパイプ1bの側板13へ圧着し、これにより第2のパイプ1bの側壁12も第1のパイプ1aの小口10に圧着する。この圧着操作後ロックフック31がテーパ面31c,31dにより若干開きつつ係合部20に嵌合し、その嵌合後閉じ方向へ戻る。これにより、両パイプ1a,1bは図3に示すように連結される。また、そのテーパ面31c,31d部の爪部31e,31fが係合部20に係止することにより、ジョイントレバー28が不用意に開き起きないように保持される。この連結状態においては、第1のパイプ1aと第2のパイプ1bとジョイントレバー28と解除レバー35の各上面がほぼ面一となり、またジョイントバー16における挿入された部分がジョイントレバー28と解除レバー35で隠ぺいされ、外観を損なうことがない。
【0018】
次に図3に示す上記の連結状態から両パイプ1a,1bを分離するには、解除レバー35の操作片38を手で下方へ押圧する。これにより、その解除レバー35が回転軸36を中心として図3の反時計方向に回転し、係合片37が解除用片33を押し上げる。これにより、ジョイントレバー28のロックフック31が係合部20より外され、そのジョイントレバー28が、回転軸30を中心として若干起き開かれる。その後、解除用片33を手掛けとしてジョイントレバー28を指で起立させ、ジョイントバー16を引き抜いて両パイプ1a,1bを分離する。尚、上記の解除レバー35における操作片38が係合片37より長く形成されているため、テコの原理により、軽い押圧力によってジョイントレバー28を容易に起こして開くことができる。
【0019】
尚、連結する第2のパイプ1bとして、幅Dの異なる規格された種々のものを使用できるように上記係合部20〜23が複数設けられており、例えば図3より幅Dの大きい場合には、引き寄せ用フック32が係合部23に係合し、ロックフック31が係止部21に嵌合するようになっている。
【0020】
【発明の効果】
以上のようであるから請求項1記載の発明によれば、ジョイントバーの挿入操作とジョイントレバーの下動操作により両パイプを連結でき、またジョイントレバーの上動操作とジョイントバーの引き抜き操作により両パイプを分離できる。そのため、両パイプの連結、分離作業が工具を用いることなくユーザ側でも容易に行える。
【0021】
また、ユーザ側で簡易に連結して組立てできることは、構成パイプを分離して在庫、運搬でき、工場内での在庫スペースが少なくなり、また運搬スペースが狭くなって従来の組立てたものに比べて構成資材を多く運ぶことができる。
【0022】
請求項2記載の発明によれば、更にジョイントバーを所定の位置に引き込んでロックフックを係合部に係合できるため、その連結が容易かつ確実に行える。
請求項3記載の発明によれば、更に、両パイプの分離時におけるジョイントレバーの起こし開きが容易に行え、作業性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す分離斜視図。
【図2】第1のパイプの斜視図。
【図3】両パイプの連結状態を示す側断面図。
【図4】本発明を適用する1例を示す衝立の略斜視図。
【図5】パイプを溶接にて連結する従来の例を示す斜視図。
【図6】パイプをボルトで連結する従来の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1a…第1のパイプ 1b…第2のパイプ
10…小口 12,13…両側壁
14,15…連結穴 16…ジョイントバー
19…係止部 20〜23…係止部
28…ジョイントレバー 30…回転軸
31…ロックフック 32…引き込み用フック
35…解除レバー

Claims (3)

  1. 連結側の小口(10)と上面が開口する第1のパイプ(1a)と、連結部の両側壁(12)(13)に連結穴(14)(15)を形成した第2のパイプ(1b)と、上記連結穴(14)(15)を貫通し上記小口(10)から第1のパイプ(1a)内に挿入するとともにその挿入側と反対側に上記第2のパイプ(1b)に係止する係止部(19)を設けたジョイントバー(16)と、該ジョイントバー(16)にその挿入方向と直交する方向に設けた係合部(20)と、
    上記第1のパイプ(1a)の上面開口部に、小口(10)と反対側を中心として起伏回転可能に備えたジョイントレバー(28)と、該ジョイントレバー(28)の下面に形成されて上記挿入されたジョイントバー(16)の係合部(20)に係合、離脱可能なロックフック(31)とからなることを特徴とするパイプの連結装置。
  2. 請求項1記載の係合部をジョイントバー(16)の挿入方向に複数個(20〜23)適宜間隔を有して並設し、ジョイントレバー(28)には、ロックフック(31)が係合する係合部(20)とは別の係合部(22)に係合してジョイントバー(16)を引き込む引き込み用フック(32)を設けたパイプの連結装置。
  3. 請求項1又は2記載の第1のパイプ(1a)に回転可能に備えられ、一端を押圧することによりジョイントレバー(28)に係合した他端がジョイントレバー(28)を係合部(20〜23)から離脱する方向へ押し上げる解除レバー(35)を設けたパイプの連結装置。
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