JP3623580B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本明細書で開示する発明は、異なる画像を同時に同じ画面上に表示し、それを複数の異なる観察者が独立に見ることができる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置に代表される表示装置が知られている。このような表示装置においては、表示された表示を複数の観察者が同時に見るというのが普通である。
【0003】
しかし、公の施設における業務用の表示であるとか、教育用の画像を表示する場合には、特定の観察者だけに選択的に特定の情報を伝えたい場合がある。このような目的に対しては、従来の表示装置を利用することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本明細書で開示する発明は、同一の画面上に複数の表示を同時に行い、それを複数の異なる観察者でもって個別に見ることができる構成を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本明細書で開示する発明の一つは、
第1の偏光状態を有する第1の画像と第2の偏光状態を有する第2の画像とを重ねて投影する構成を有し、
前記第1の画像は全面が白表示であることを特徴とする。
【0006】
他の発明の構成は、
第1の偏光状態を有する第1の画像と第2の偏光状態を有する第2の画像とを重ねて投影する構成を有し、
前記第2の画像は所定の情報を表示するための画像であり、
前記第1の画像は前記第2の画像の所定の領域または全面に重ねる白表示が表示されていることを特徴とする。
【0007】
他の発明の構成は、
第1の偏光状態を有する第1の画像と時分割表示されかつ第2の偏光状態を有する第2の画像とを重ねて投影する構成を有し、
前記第2の画像は所定の情報を表示するための画像であり、
前記第1の画像は前記第2の画像の所定の領域または全面に重ねる白表示が表示されていることを特徴とする。
【0008】
上記構成において、第1の偏光状態は右回り円偏光または左回り円偏光であり、第2の偏光状態は左回り円偏光または右回り円偏光とすることができる。
【0009】
また、上記構成において第1の偏光状態は所定に方向を有した直線偏光とし、第2の偏光状態は前記第1の直線偏光とは90°異なる角度を有したものとすることができる。
【0010】
また、第1の偏光状態と第2の偏光状態とを、異なる旋回方向を有する円偏光とし、その旋回方向が時分割表示に合わせて交互に逆転させることによって、第1の画像の白表示が第2の画像の選択的な観察に際して障害にならない構成とすることができる。
【0011】
他の発明の構成は、
第1の偏光状態を有する第1の画像と第2の偏光状態を有する第2の画像とが重ねて投影されており、
前記第2の偏光状態を選択的に透過する光学的なフィルターでもって選択的に第2の画像を見る状態において、前記第1の画像は全面が白表示となっていることを特徴とする。
【0012】
他の発明の構成は、
第1の偏光状態を有する第1の画像と第2の偏光状態を有する第2の画像とが重ねて投影されており、
前記第2の偏光状態を選択的に透過する光学的なフィルターでもって選択的に第2の画像を見る状態において、前記第1の画像の第3者に対して前記第2の画像の隠蔽したい部分に対応する画像部分が白表示となっていることを特徴とする。
【0013】
また、他の発明の構成は、
複数の画像を重ねてスクリーンに投影し表示する表示装置において、
第1の偏光状態を有する互いに異なる第1及び第2の画像を時分割で投影する第1の液晶プロジェクターと、
第1の偏光状態とは異なる第2の偏光状態を有する白画像を投影する第2の液晶プロジェクターと、
第1の観測者に割り当てられた第1の眼鏡と、
第2の観測者に割り当てられた第2の眼鏡と、
第1の眼鏡に設けられ、第1の画像を選択的に透過させるように第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して開閉する第1の液晶シャッターと、
第2の眼鏡に設けられ、第2の画像を選択的に透過させるように第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して開閉する第2の液晶シャッターと、
第1の眼鏡に設けられ、第1の偏光状態の画像を透過させる第1の光学フィルターと、
第2の眼鏡に設けられ、第1の偏光状態の画像を透過させる第2の光学フィルターとを有し、
第1の眼鏡を装着した第1の観測者には、第1の画像を選択的に観測可能にし、第2の眼鏡を装着した第2の観測者には、第2の画像を選択的に観測可能にし、眼鏡を装着していない他の観測者には、白画像が観測されるように構成したことを特徴とする。
【0014】
さらに、他の発明の構成は、
複数の画像を重ねてスクリーンに投影して表示する表示装置において、
第1の偏光状態を有する右目用と左目用の画像を時分割で投影する第1の液晶プロジェクターと、
第1の偏光状態とは異なる第2の偏光状態を有する白画像を投影する第2の液晶プロジェクターと、
観測者に割り当てられた眼鏡と、
眼鏡の右目部分に設けられ、右目用の画像を選択的に透過させるように第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して開閉する第1の液晶シャッタと、
眼鏡の左目部分に設けられ、左目用の画像を選択的に透過させるように第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して開閉する第2の液晶シャッタと、
眼鏡の右目部分に設けられ、第1の偏光状態の画像を透過させる第1の光学フィルターと、
眼鏡の左目部分に設けられ、第1の偏光状態の画像を選択的に透過させる第2の光学フィルターとを有し、
眼鏡を装着した観測者には、立体画像を選択的に観測可能にし、眼鏡を装着していない他の観測者には、白画像が観測されるように構成したことを特徴とする。
【0015】
【作用】
例えば図1に示すように、液晶プロジェクター101から投影される画像と液晶プロジェクター102から投影される画像をスクリーン107に重ねて投影する場合を考える。ここで液晶プロジェクター101から投影される画像には、偏光板103と1/4波長板105を用いて右回り円偏光を与える。また液晶プロジェクター102から投影される画像には、偏光板108と偏光各を90°回転させる液晶セルを用いたπセル104と、1/4波長板106によって、左回り円偏光を与える。
【0016】
そしてスクリーン(画面)107上には、液晶プロジェクター101から投影される右回り円偏光の画像と液晶プロジェクター102から投影される左回り円偏光の画像とが重ねて投影される。
【0017】
ここで、図2に示すように液晶プロジェクター101から投影されるAn の画像を全面白の表示とする。そして、液晶プロジェクター102からは特定の情報を含んだ画像Bn を投影させる。
【0018】
この全面白のAn の画像と所定の画像内容が表示されたBn の画像とが重なりあった表示を肉眼で見ると、光学的な性質から全面が白表示に見える。即ち、普通にスクリーン107を見てもそこには全面が白の表示が見えるだけである。
【0019】
ここで、画像Bn を見たい人は、プロジェクター102からの左回り円偏光を選択的に透過する光学フィルターを備えた眼鏡を掛けてスクリーン107を投影側と反対側から見る。(スクリーン107を投影側と反対側から見た場合、旋回方向が逆になることに注意する必要がある)
【0020】
このような表示は、画像Bn を選択的に見たい人だけに見せることができる。そして特に画像Bn を見たく無い人や見る必要の無い人には、不要な画像を見せることがないものとすることができる。
【0021】
また画像Anを部分的なものとすることにより、画像Bnの特定の部分だけを選択的に不特定多数の観察人から隠すことができる。
【0022】
【実施例】
〔実施例1〕
図1に本実施例の概要を示す。図1に示すのは、液晶プロジェクター101と102から投影される画像のそれぞれに異なる旋回方向の円偏光を付与する構成を有している。
【0023】
まず液晶プロジェクター101と102は同じものを用い、その投影光の偏光方向は同じものとする。また投影される画像はモノクロでもカラーでもよい。ここで、液晶プロジェクター101からスクリーン107に投影される画像は、偏光板103と1/4波長板105とによって右回り円偏光が付与される。
【0024】
そして液晶プロジェクター102からスクリーン107に投影される画像は、偏光板108と偏光方向を90°回転させる液晶セル104、さらに1/4波長板106によって左回り円偏光が付与される。
【0025】
ここで、図2に示すように液晶プロジェクター101から投影される画像は全面白の表示とする。そして液晶プロジェクター102から投影される画像は所定の内容を有したものとする。
【0026】
ここで、特定の人だけがプロジェクター101から投影される右回り円偏光を選択的に透過するフィルターを配置した眼鏡を掛けてスクリーン107を投影側と反対側から見る。
【0027】
上記の眼鏡を掛けた人には、右回り円偏光を有した画像An を見ることができる。これは、この眼鏡を左回り円偏光を有した全面白の画像が透過できないからである。
【0028】
また上記眼鏡を掛けない人には、スクリーン107は全面白の表示であり、特に問題とはならない。即ち、不要な画像を見ることがない状態とすることができる。
【0029】
本実施例においては、右回り円偏光と左回り円偏光とを組み合わせた構成を示した。しかし、異なる偏光状態の組み合わせとして、特定の方向の直線偏光とそれと90°異なる方向への直線偏光を利用することもできる。この場合、偏光付与手段や選択手段を簡略化できる。
【0030】
また、Bn で示される白の画像は全面でなくても、An の画像が表示されている部分だけであるとか、画像An の特定の部分だけに対応させて白のBn の画像を重ねるのでもよい。この場合は、画像An の特定の部分だけを隠すことができる。
【0031】
〔実施例2〕
本実施例は、時分割表示を利用して異なるAという画像とBという画像を同時に同一画面上に表示し、それぞれを個別に見ることができると同時に普通にその画面を見る分には単に全面白表示が行われている状態を有する構成に関する。
【0032】
図3の本実施例の概略の構成を示す。図3に示す構成においては、液晶プロジェクター301と302を用いている。303で示されるのは偏光板であり、304はπセルであり、305は1/4波長板である。また318で示されるのは偏光板であり、319はπセルであり、320は1/4波長板である。
【0033】
本実施例においては、πセル304と319とが逆動作する構成とする。即ち、πセル304がON状態においてはπセル319がOFF、逆にπセル304がOFF状態においてはπセル319がON動作になるように設定する。
【0034】
306はπセル304と319の制御、さらにπセルの動作に同期して眼鏡307の液晶シャッター309と311、さらに眼鏡308の液晶シャッター313と315を開閉させるための制御装置である。またスクリーン317にプロジェクター301と302の画像が重ねて投影される。
【0035】
液晶プロジェクター301から投影される画像は、偏光板303とπセル304と1/4波長板305を透過することにより、円偏光となる。ここで、πセル304がON動作時には右回り円偏光、πセル304がOFF動作時には左回り円偏光が不要されるように設定する。
【0036】
310と312と314と316は特定の円偏光状態を透過させる光学フィルターである。ここでは、310と312が外部からの光の右回り円偏光を選択的に透過させる機能を有している。また314と316が外部からの光の左回り円偏光を選択的に透過させる機能を有している。
【0037】
図4にπセル304を透過する画像と各液晶シャッターの動作タイミングの関係を示す。なお本実施例においては、液晶プロジェクター301から投影される画像を時分割状態として、AとBの2つの画像としている。
【0038】
図4に示すように液晶プロジェクター302からは全面真白な表示を行わす。図4に示すような動作を行わすと、眼鏡307を掛けた人には、右回り円偏光を有したAn の画像が選択的に見える。また眼鏡308を掛けた人には、左回り円偏光を有したBn の画像が選択的に見える。
【0039】
また全面白の表示はAとBの画像の偏光の旋回方向とは逆であるので、それぞれの眼鏡を掛けた人にが認識する画像にはは何ら影響を与えない。
【0040】
また眼鏡を掛けない人には、プロジェクター302から投影される全面白の画像によってプロジェクター301からの画像がマスクされてしまうので、全面白の表示が見えるだけとなる。
【0041】
本実施例の構成を採用すると、特殊な眼鏡を掛けることによって、Aという画像とBという画像とをそれぞれ選択的に見ることができ、さらに特殊な眼鏡を掛けない人には特に画像が見えない構成とすることができる。
【0042】
〔実施例3〕
本実施例は、特定の人に立体画像を観察させることができ、他の人には全面白表示の画面が見えるようにすることを特徴とする。
【0043】
図5に本実施例の概略の構成を示す。図5に示す構成は、液晶プロジェクター501と502から投影される画像がスクリーン511で重ねられて表示され、その表示を普通に見た場合は白画面に見え、特殊な眼鏡を掛けて見た場合には立体画像が見える構成に関する。
【0044】
図5において、液晶プロジェクター501からは図6に示すような時分割された右目用の画像Aと左目の画像Bとがスクリーン511に向けて表示される。この画像は、偏光板503とπセル504と1/4波長板505を透過して、スクリーン511に投影される。
【0045】
πセル504は図6に示す時分割表示に合わせて制御装置506によって、ONとOFFが制御される。πセルがOFFの場合は透過する光がそのまま透過され、ONの場合は透過する光の垂直偏光成分が90°回転する。
【0046】
また偏光板512とπセル513と1/4波長板514によって、液晶プロジェクター502から投影される画像に円偏光が付与される。ここで、πセル504と513は互いに逆の動作を行う構成となっている。即ち、πセル504がONならπセル513がOFF、πセル504がOFFならπセル513がONとなるように動作する。この動作は制御回路506によって制御される。
【0047】
また制御装置506によって、液晶シャッター507と508が同時にその開閉が制御される。509と510はそれぞれ異なる旋回方向を有する光を透過させる光学フィルターである。ここでは、光学フィルター509において図6のAの画像が選択的に透過され、光学フィルター510において図6のBの画像が選択的に透過されるようにその光学特性が決定される。
【0048】
図6にその動作タイミングチャートを示すように、眼鏡500を掛けた人には、その右目にAの画像が選択的に入り、その左目にBの画像が選択的に入る。従って、眼鏡500を掛けた人にはスクリーン511に立体画像が写っているように見える。
【0049】
また、液晶プロジェクター502から投影される全面白の画像は片方の目に到達する画像が有している円偏光の状態とは旋回方向が逆なので、ほぼ完全にカッットされる。即ち、立体画像を見る人にとっては、全面白の画像の影響はほとんどないものとすることができる。
【0050】
また普通の状態でスクリーン511を見る人には、真白な画面が見えるだけである。即ち、特定の人だけに立体画像をみさせることができる。また他の不特定多数の人には真白な特になにも表示されない画面が見えるだけとなる。
【0051】
〔実施例4〕
本実施例は、実施例2と同様に、時分割表示を利用して異なるAという画像とBという画像を同時に同一画面上に表示し、それぞれを個別に見ることができると同時に普通にその画面を見る分には単に全面白表示が行われている状態を有する構成に関する。
【0052】
図7の本実施例の概略の構成を示す。図7に示す構成においては、液晶プロジェクター701と702を用いている。703で示されるのは偏光板であり、705は1/4波長板である。また718で示されるのは偏光板であり、720は1/4波長板である。
【0053】
706は液晶プロジェクター701の画像表示動作に同期して眼鏡707の液晶シャッター709と711、さらに眼鏡708の液晶シャッター713と715を開閉させるための制御装置である。またスクリーン717にプロジェクター701と702の画像が重ねて投影される。
【0054】
液晶プロジェクター701から投影される画像は、偏光板703と1/4波長板705を透過することにより、円偏光となる。
【0055】
710と712、714と716は特定の円偏光状態を透過させる光学フィルターである。ここでは、710と712は外部からの光の左回り円偏光を選択的に透過させる機能を有している。また714と716も同様に外部からの光の左回り円偏光を選択的に透過させる機能を有している。
【0056】
図8に投影画像と各液晶シャッターの動作タイミングの関係を示す。なお本実施例においては、液晶プロジェクター701から投影される画像を時分割状態として、AとBの2つの画像としている。
【0057】
図8に示すように液晶プロジェクター702からは全面真白な表示を行わす。図8に示すような動作を行わすと、眼鏡707を掛けた人には、左回り円偏光を有したAn の画像が選択的に見える。また眼鏡708を掛けた人には、左回り円偏光を有したBn の画像が選択的に見える。
【0058】
また全面白の表示はAとBの画像の偏光の旋回方向とは逆の右回りであるので、それぞれの眼鏡を掛けた人が認識する画像にはは何ら影響を与えない。
【0059】
また眼鏡を掛けない人には、プロジェクター702から投影される全面白の画像によってプロジェクター701からの画像がマスクされてしまうので、全面白の表示が見えるだけとなる。
【0060】
また、上記実施例では、液晶プロジェクター701からの投影画像の偏光方向を左回りにし、液晶プロジェクター702からの投影画像の偏光方向を右回りに設定したが、本発明はこれに限定されるものでなく、液晶プロジェクター701からの投影画像の偏光方向を右回りにし、液晶プロジェクター702からの投影画像の偏光方向を左回りに設定してもよい。
【0061】
本実施例の構成を採用すると、特殊な眼鏡を掛けることによって、Aという画像とBという画像とをそれぞれ選択的に見ることができ、さらに特殊な眼鏡を掛けない人には特に画像が見えない構成とすることができる。また、本実施例によれば、πセルを省略することにより、明るさのロスを改善することができる。
【0062】
〔実施例5〕
本実施例は、実施例3と同様に、特定の人に立体画像を観察させることができ、他の人には全面白表示の画面が見えるようにすることを特徴とする。
【0063】
図9に本実施例の概略の構成を示す。図9に示す構成は、液晶プロジェクター901と902から投影される画像がスクリーン911で重ねられて表示され、その表示を普通に見た場合は白画面に見え、特殊な眼鏡を掛けて見た場合には立体画像が見える構成に関する。
【0064】
図9において、液晶プロジェクター901からは図10に示すような時分割された左目用の画像Lnと右目用の画像Rnとがスクリーン911に向けて投影される。この画像は、偏光板903と1/4波長板905を透過して、スクリーン911に投影される。
【0065】
また偏光板912と1/4波長板914によって、液晶プロジェクター902から投影される画像に円偏光が付与される。
【0066】
906は液晶プロジェクター901の画像表示動作に同期して眼鏡900の液晶シャッター907と908を交互に開閉させるための制御装置である。またスクリーン911に液晶プロジェクター901、902の画像が重ねて投影される。
【0067】
909と910は特定の円偏光状態を透過させる光学フィルターである。ここでは、909と910は外部からの光の左回り円偏光を選択的に透過させる機能を有している。
【0068】
図10にその動作タイミングチャートを示すように、眼鏡900を掛けた人には、その左目にLnの画像が選択的に入り、その右目にRnの画像が選択的に入る。従って、眼鏡900を掛けた人にはスクリーン911に立体画像が写っているように見える。
【0069】
また、液晶プロジェクター902から投影される全面白の画像は、左目及び右目に到達する画像が有している円偏光の状態(左回り)とは旋回方向が逆の右回りなので、ほぼ完全にカッットされる。即ち、立体画像を見る人にとっては、全面白の画像の影響はほとんどないものとすることができる。
【0070】
また普通の状態でスクリーン911を見る人には、真白な画面が見えるだけである。即ち、特定の人だけに立体画像をみさせることができる。また他の不特定多数の人には真白な特になにも表示されない画面が見えるだけとなる。
【0071】
また、上記実施例では、液晶プロジェクター901からの投影画像の偏光方向を左回りにし、液晶プロジェクター902からの投影画像の偏光方向を右回りに設定したが、本発明はこれに限定されるものでなく、液晶プロジェクター901からの投影画像の偏光方向を右回りにし、液晶プロジェクター902からの投影画像の偏光方向を左回りに設定してもよい。
【0072】
本実施例によれば、πセルを省略することにより、明るさのロスを改善することができる。
【0073】
【発明の効果】
複数の画像を重ねて投影する構成において、一つの画像を全面白な画像とすることにより、普通に画面を見た状態においては、単に全面白な画面が表示されているだけのものとすることができる。また、特定の偏光状態を透過する光学フィルターを介してその画面を見ると、特定の画像情報を見ることができる。
【0074】
このような構成は、公共施設等において不特定多数の人が見る表示画面に特定の人だけに情報を伝えたい場合等に利用することができる。
【0075】
また、時分割表示を利用することによって、特定の人に立体画像を見せる構成とすることもできる。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】特定の画像を選択的に見せることができる表示装置の構成を示す。
【図2】図1の装置を動作させる場合の動作タイミングを示す図。
【図3】特定の画像を選択的に見せることができる表示装置の構成を示す。
【図4】図3の装置を動作させる場合の動作タイミングを示す図。
【図5】特定の画像を選択的に見せることができる表示装置の構成を示す。
【図6】図5の装置を動作させる場合の動作タイミングを示す図。
【図7】特定の画像を選択的に見せることができる表示装置の構成を示す。
【図8】図7の装置を動作させる場合の動作タイミングを示す図。
【図9】特定の画像を選択的に見せることができる表示装置の構成を示す。
【図10】図9の装置を動作させる場合の動作タイミングを示す図。
【符号の説明】
101、102 液晶プロジェクター
103、108 偏光板
104 πセル
105、106 1/4波長板
107 スクリーン
301、302 液晶プロジェクター
303、318 偏光板
304、319 πセル
305、320 1/4波長板
317 スクリーン
306 制御装置
307、308 眼鏡
309、311 液晶シャッター
313、315 液晶シャッター
310、312 所定特定の円偏光状態を透過する光学フィルター
314、316 所定特定の円偏光状態を透過する光学フィルター
317 スクリーン
501、502 液晶プロジェクター
503、512 偏光板
504、513 πセル
505、514 1/4波長板
511 スクリーン
506 制御装置
500 眼鏡
507、508 液晶シャッター
509、510 所定特定の円偏光状態を透過する光学フィルター
Claims (15)
- 第1の偏光状態を有する第1の画像と第2の偏光状態を有する第2の画像とを重ねて投影する構成を有し、
前記第2の画像は所定の情報を表示するためのモノクロ画像またはカラー画像であり、
前記第1の画像は、前記第2の画像の特定の部分だけを隠すため、前記第2の画像の前記特定の部分だけに重ねる白表示であり、
前記第1の画像と前記第2の画像とが重なって投影された表示は、肉眼で見ると白表示であることを特徴とする表示装置。 - 第1の偏光状態を有する第1の画像と時分割表示されかつ第2の偏光状態を有する第2の画像とを重ねて投影する構成を有し、
前記第2の画像は所定の情報を表示するためのモノクロ画像またはカラー画像であり、
前記第1の画像は、前記第2の画像の特定の部分だけを隠すため、前記第2の画像の前記特定の部分だけに重ねる白表示であり、
前記第1の画像と前記第2の画像とが重なって投影された表示は、肉眼で見ると白表示であることを特徴とする表示装置。 - 第1の偏光状態を有する第1の画像と第2の偏光状態を有する第2の画像とが重なって投影されており、
前記第2の画像は所定の情報を表示するためのモノクロ画像またはカラー画像であり、
前記第1の画像は、前記第2の画像の特定の部分だけを隠すため、前記第2の画像の前記特定の部分だけに重ねる白表示であり、
前記第1の画像と前記第2の画像とが重なって投影された表示は、肉眼で見ると白表示であり、
前記第1の画像と前記第2の画像とが重なって投影された表示は、前記第2の偏光状態を選択的に透過する光学的なフィルターでもって見ると、選択的に前記第2の画像を見ることができることを特徴とする表示装置。 - 請求項2において、前記時分割表示された前記第2の画像でもって複数の異なる画像が構成されていることを特徴とする表示装置。
- 請求項2または4において、前記時分割表示された前記第2の画像でもって立体画像が構成されていることを特徴とする表示装置。
- 請求項2、4または5において、前記第2の画像の前記時分割表示に合わせて、前記第1の画像の前記第1の偏光状態が変化することを特徴とする表示装置。
- 第1の偏光状態を有する第1の画像と時分割表示されかつ第2の偏光状態を有する第2の画像とを重ねて投影する構成を有し、
前記第2の画像は所定の情報を表示するためのモノクロ画像またはカラー画像であり、
前記第1の画像は、前記第2の画像の全面を隠すため、前記第2の画像の全面に重ねる白表示であり、
前記第1の画像と前記第2の画像とが重なって投影された表示は、肉眼で見ると全面が白表示であり、
前記時分割表示された前記第2の画像でもって立体画像が構成されていることを特徴とする表示装置。 - 第1の偏光状態を有する第1の画像と時分割表示されかつ第2の偏光状態を有する第2の画像とを重ねて投影する構成を有し、
前記第2の画像は所定の情報を表示するためのモノクロ画像またはカラー画像であり、
前記第1の画像は、前記第2の画像の全面を隠すため、前記第2の画像の全面に重ねる白表示であり、
前記第1の画像と前記第2の画像とが重なって投影された表示は、肉眼で見ると全面が白表示であり、
前記第2の画像の前記時分割表示に合わせて、前記第1の画像の前記第1の偏光状態が変化することを特徴とする表示装置。 - 第1の偏光状態を有する第1の画像と時分割表示されかつ第2の偏光状態を有する第2の画像とを重ねて投影する構成を有し、
前記第2の画像は所定の情報を表示するためのモノクロ画像またはカラー画像であり、
前記第1の画像は、前記第2の画像の全面を隠すため、前記第2の画像の全面に重ねる白表示であり、
前記第1の画像と前記第2の画像とが重なって投影された表示は、肉眼で見ると全面が白表示であり、
前記時分割表示された前記第2の画像でもって立体画像が構成されており、
前記第2の画像の前記時分割表示に合わせて、前記第1の画像の前記第1の偏光状態が変化することを特徴とする表示装置。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか一項において、前記第1の偏光状態は右回り円偏光または左回り円偏光であり、前記第2の偏光状態は左回り円偏光または右回り円偏光であり、前記第1の偏光状態と前記第2の偏光状態とはそれぞれ異なる旋回方向の円偏光であることを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至請求項9のいずれか一項において、前記第1の偏光状態は所定の方向を有した直線偏光であり、前記第2の偏光状態は前記第1の偏光状態の直線偏光とは90°異なる方向を有する直線偏光であることを特徴とする表示装置。
- 複数の画像を重ねてスクリーンに投影し表示する表示装置において、
第1の偏光状態を有し、モノクロ画像またはカラー画像である互いに異なる第1及び第2の画像を時分割で投影する第1の液晶プロジェクターと、
前記第1の偏光状態とは異なる第2の偏光状態を有する白画像を投影する第2の液晶プロジェクターと、
第1の観測者に割り当てられた第1の眼鏡と、
第2の観測者に割り当てられた第2の眼鏡と、
前記第1の眼鏡に設けられ、前記第1の画像を選択的に透過させるように前記第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して開閉する第1の液晶シャッターと、
前記第2の眼鏡に設けられ、前記第2の画像を選択的に透過させるように前記第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して開閉する第2の液晶シャッターと、
前記第1の眼鏡に設けられ、前記第1の偏光状態の画像を透過させる第1の光学フィルターと、
前記第2の眼鏡に設けられ、前記第1の偏光状態の画像を透過させる第2の光学フィルターとを有し、
前記白画像は、前記第1及び前記第2の画像を隠すため、前記第1及び前記第2の画像に重なって投影されており、
前記第1の眼鏡を装着した前記第1の観測者には、前記第1の画像を選択的に観測可能にし、前記第2の眼鏡を装着した前記第2の観測者には、前記第2の画像を選択的に観測可能にし、前記第1の眼鏡及び前記第2の眼鏡を装着していない他の観測者には、前記白画像が観測されるように構成され、
前記第1及び前記第2の液晶プロジェクターは、スクリーン表面に画像を結像させ、観測者がスクリーン裏面から前記画像を観測するように配置されていることを特徴とする表示装置。 - 請求項12において、さらに、前記第1の液晶プロジェクターの前面に設けられた第1の偏光板と、
前記第1の偏光板の前面に設けられた第1の1/4波長板と、
前記第2の液晶プロジェクターの前面に設けられた第2の偏光板と、
前記第2の偏光板の前面に設けられた第2の1/4波長板と、
前記第1の液晶プロジェクター、前記第1及び前記第2の液晶シャッターに接続され、前記第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して、前記第1及び前記第2の液晶シャッターを交互に開閉させる制御手段とを有することを特徴とする表示装置。 - 複数の画像を重ねてスクリーンに投影し表示する表示装置において、
第1の偏光状態を有し、右目用と左目用のモノクロ画像またはカラー画像を時分割で投影する第1の液晶プロジェクターと、
前記第1の偏光状態とは異なる第2の偏光状態を有する白画像を投影する第2の液晶プロジェクターと、
観測者に割り当てられた眼鏡と、
前記眼鏡の右目部分に設けられ、前記右目用のモノクロ画像またはカラー画像を選択的に透過させるように前記第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して開閉する第1の液晶シャッターと、
前記眼鏡の左目部分に設けられ、前記左目用のモノクロ画像またはカラー画像を選択的に透過させるように前記第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して開閉する第2の液晶シャッターと、
前記眼鏡の右目部分に設けられ、前記第1の偏光状態の画像を透過させる第1の光学フィルターと、
前記眼鏡の左目部分に設けられ、前記第1の偏光状態の画像を選択的に透過させる第2の光学フィルターとを有し、
前記白画像は、前記右眼用及び前記左目用のモノクロ画像またはカラー画像を隠すため、前記右眼用及び前記左目用のモノクロ画像またはカラー画像に重なって投影されており、
前記眼鏡を装着した観測者には、前記右眼用及び前記左目用のモノクロ画像またはカラー画像からなる立体画像を選択的に観測可能にし、前記眼鏡を装着していない他の観測者には、前記白画像が観測されるように構成され、
前記第1及び前記第2の液晶プロジェクターは、スクリーン表面に画像を結像させ、観測者がスクリーン裏面から前記画像を観測するように配置されていることを特徴とする表示装置。 - 請求項14において、さらに、前記第1の液晶プロジェクターの前面に設けられた第1の偏光板と、
前記第1の偏光板の前面に設けられた第1の1/4波長板と、
前記第2の液晶プロジェクターの前面に設けられた第2の偏光板と、
前記第2の偏光板の前面に設けられた第2の1/4波長板と、
前記第1の液晶プロジェクター、前記第1及び前記第2の液晶シャッターに接続され、前記第1の液晶プロジェクターの時分割表示動作に同期して、前記第1及び前記第2の液晶シャッターを交互に開閉させる制御手段とを有することを特徴とする表示装置。
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