JP3620468B2 - キャプスタンモータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はキャプスタンモータに関し、例えばビデオテープレコーダ(以下VTRと記す)用キャプスタンモータの回転時に生じる騒音を改善した樹脂製軸受構造を備えたものである。
【0002】
【従来の技術】
図4はコア付キャプスタンモータの上面図、図5は図4のA−A線で切断した縦断面図である。
図4、図5中、1はロータヨーク、2はキャプスタン軸、3A,3Bは焼結含油軸受、4はロータ、5は掛止具、8はコア、9はコイル、10は駆動マグネット、11はベアリングホルダ、13はスラストキャップ、16は金属板、25はプーリ、28は溝、AAは従来のキャプスタンモータの一例であるコア付キャプスタンモータをそれぞれ示す。
【0003】
図5に示すように、コア8にはコイル9が巻回されており、また、このコア8の外周に近接して対向するロータヨーク1の内周面には、多極着磁した駆動マグネット10が設けられている。キャプスタン軸2はベアリングホルダ11を貫通してその一端がロータヨーク1の回転中心に立設固定されている。このキャプスタン軸2は、ベアリングホルダ11の上下端にそれぞれ設けられた貫通口11A,11Bに嵌合固定してある一対の焼結含油軸受3A,3Bに、回転自在に保持されている。
この状態で、コイル9に駆動電流を印加すると、コイル9と駆動マグネット10との磁気相互作用でキャプスタン軸2が回転し、これにつれてロータ4が回転するる。
【0004】
ロータヨーク1と一体に回転するキャプスタン軸2の中間部の軸周面2Aには、溝28が設けられている。この溝28には掛止具5が装着されており、この掛止具5の下部はステンレス製のスラストキャップ13の上部に当接する。こうして掛止具5はキャプスタン軸2とスラストキャップ13との間において、スラスト方向におけるキャプスタン軸2の滑らかな回転を行なう役目と、ロータ4と一体に回転するキャプスタン軸2が自重で輔受3A、3Bから抜けないようにキャプスタン軸2を回転自在に掛止するロータ抜け落ち防止の役目とを有している。
【0005】
前記したスラストキャップ13の内周下面部は軸受3Aの上部に接触しないように軸受3A上を覆っている。また、スラストキャップ13の外周部はベアリングホルダ11の上端の外周面に嵌合係止される。この結果、ロータ4の荷重がスラストキャップ13を介しベアリングホルダ11の端部に直接印加されるため、軸受3Aの固定状況に影響を与えないのでキャプスタン軸2の回転に悪影響を及ぼすことはない。
【0006】
前記したキャプスタン軸2の下端側はロータヨーク1を貫通しており、その下端にはプーリ25の回転中心に立設している。このプーリ25の回転中心はロータヨーク1の回転中心に等しい。このプーリ25はVTRのテープリール駆動用ベルトを装着するために設けてある。キャプスタン軸2は通常定格回転数は180r/minで回転しているが(通常再生時)、通常再生時の7倍速である高速サーチ時では1260r/minの回転数で回転する。更に速送り(FF)/巻き戻し(REW)時には、テープリールを高速回転するため4000r/minの回転数で正転・逆転を行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記した構成のVTR用のコア付キャプスタンモータAAは、FF/REW時の回転数を録画(REC)/再生(PLAY)時の回転数より大として、テープリールを高速回転している。このため、FF/REW時のキャプスタンモータの回転時に生じる騒音はREC/PLAY時のときの騒音よりも10dB以上高くなるという問題があった。
【0008】
FF/REW時のキャプスタンモータのこうした騒音を低減するためには、この騒音を発生する焼結含油軸受3A,3Bの改良が必要である。
これに加えて、前記したベアリングホルダ11を樹脂製とする場合には、ベアリングホルダ11内に前記した焼結含油軸受3A,3Bを同軸度の精度良くそれぞれ装着固定しなければならない。この結果、焼結含油軸受3A,3Bの加工成形精度を高めることが求められ、このためには精度の良い組立作業と治具とが必要であった。
また、前記した掛止具5の下部と軸受3A上部とをスラスト方向に直接接触させて回転したのでは、キャプスタン軸2のスラスト方向の滑らかな回転精度が得られない。掛止具5が軸受3Aに直接接触していると、キャプスタン軸2及び掛止具5を介してロータ4の衝撃荷重が軸受3Aに直接印加されるために、この衝撃によって軸受3Aが所定取付け位置から移動してしまい、この結果、キャプスタン軸2の回転精度が悪くなってしまう問題があった。
【0009】
この問題を解消するために、掛止具5とベアリングホルダ11上端との問にステンレス製のスラストキャップ13を設け、このスラストキャップ13の内周上面で掛止具5の下部を支え、スラストキャップ13の外周周面でベアリングホルダ11の上側外周端面を受ける構造にしている。しかし、このスラストキャップ13はステンレス製材料を加工して得られるものであるために、強度と仕上げとに高い加工精度と高い加工費とが必要であるいう課題があった。
【0010】
そこで、本発明は、こうした課題に鑑みて創案されたものであり、特に、樹脂製の軸受及びスラストリングをそれぞれ用い、かつスラストリングの内周径はキャプスタン軸の径より大であり、かつスラストリングの外周径は軸受の逃げ溝の外周径より小であるとしたことによって、前記軸受を樹脂成形するだけで従来のベアリングホルダ及び焼結含油軸受を一体成形できるため、従来必要であった焼結含油軸受を同軸度の精度良く装着固定するといった組立作業を省くことができ、また、この焼結含油軸受を高い精度で加工するための特別な治具を不要にでき、さらに、従来のコア付キャプスタンモータの構成に必須であったスラストキャップに代えて、前記した内周径及び外周径を有する樹脂製のスラストリングを用いることによって、キャプスタン軸及び掛止具を介してロータの衝撃荷重が軸受の上端にある軸受部に直接印加されず、スラストリングと軸受との接触面積が増えることがないので、これによるキャブスタンモータの負荷が増大しないから、キャプスタン軸のスラスト方向の回転が一段と滑らかになり、この結果、FF/REW時等の高速回転時に発生する騒音を低減することができるキャプスタンモータを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、下記する構成を有するキャプスタンモータを提供する。即ち、
外周面に形成した溝を有しかつロータヨークに立設したキャプスタン軸と、
前記キャプスタン軸を回転可能に支持しかつ樹脂材からなっており、その上端に設けた軸受部と、前記軸受部で回転可能に支持した状態の前記キャプスタン軸と同心の円弧状溝として前記軸受部の上面外周側に設けた複数の逃げ溝とを有する軸受と、
前記軸受で回転可能に支持した状態の前記キャプスタン軸の前記溝に装着して前記キャプスタン軸が前記軸受から抜けないようにした掛止具と、
前記キャプスタン軸の前記溝に装着した前記掛止具の下部と前記軸受の上端とが直接接触しないように前記軸受部の上面に設けており、かつその内径は前記キャプスタン軸の径より大であり、かつその外径は前記軸受部の上面の外周側に設けた前記逃げ溝の外周径より小さく内周径より大であり、樹脂材からなるスラストリングとを備えたことを特徴とするキャプスタンモータ。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係るキャプスタンモータの一実施例を図1〜図3、図6を参照して説明する。図1は本発明のキャプスタンモータの一実施例を示す半断面側面図、図2は図1に示す樹脂軸受の上面拡大図、図3は掛止具の上面及び縦断面図、図6はキャプスタンモータの回転数に対する騒音の特性図である。前述したものと同一構成部分に対しては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0013】
図1〜図3中、1はロータヨーク、2はキャプスタン軸、2Aは軸周面、28は溝、4はロータ、5は掛止具、6はスラストリング、7は成形逃げ溝(逃げ溝)、8はコア、9はコイル、10は駆動マグネット、12はFGマグネット、14はオイルリフレクタ、15はステータ、16は金属板、17はプリント基板、18は樹脂軸受(軸受)、18Aは上端、18Bは下端、19はモータベース、20はホール素子、21はMR素子、23はテープ(磁気テープ)、24は外周部、25はプーリ、26A,26Bは軸受部、27は連絡部、28は溝、29は切欠き、30はカット部、BBは本発明のキャプスタンモータの一実施例であるコア付キャプスタンモータ、pはピンチローラをそれぞれ示す。
【0014】
図1、図2に示すように、ステータ15は、鉄又は珪素鋼板等の金属板16とプリント基板17とを重ねたモータベース19と、キャプスタン軸2を回転自在に保持する樹脂軸受18と、この樹脂軸受18とモータベース19とに共締めされかつコイル9を巻回したコア8とから構成される。
一方、ロータ4は、ロータヨーク1と、駆動マグネット10と、FGマグネット12と、プーリ25とから構成される。
【0015】
プリント基板17上には、コイル9と、このコイル9に印加する電圧を駆動する電気部品である回転位置検出のホール素子20と、MR素子21とが実装されている。MR素子21はFGマグネット12の外周部24に着磁された信号を読み取り、読み取ったこの信号で回転制御を行う制御信号を発生するものである。FGマグネット12はロータヨーク1の外周部にアウトサート成形して成り、直径67mmに加工してある。
【0016】
ロータヨーク1の板厚は1mm、ロータヨーク1の直径は58mmである。MR素子21のパターンピッチは220μmであるので、FGマグネット12の外周部は960極に着磁されることになる。MR素子21とFGマグネット12とが成す間隙は、0.15〜0.08mm程度である。リング状の駆動マグネット10の直径は56mmであり、ロータヨーク1の内周面に接着された駆動マグネット10は8極対(16極)を着磁してある。コイル9は8極対の駆動マグネット10の3相駆動に対応して設けられており、この結果、全てのコイル9は総計24個の突極に巻かれ放射状に配列されていることになる。
【0017】
前記した樹脂軸受18はポリカーボネイト材で樹脂成形されており、キャプスタン軸2を回転可能に支持している。樹脂軸受18の上下端の2ケ所にはラジアル軸受部26A,26Bがそれぞれ形成(一体に樹脂成形)している。上下のラジアル軸受部26A,26B間の径はラジアル軸受部26A,26Bの内径よりも大に(太く)構成されており、この間には潤滑油が保持されている。ラジアル軸受部26Aの外周部には成形逃げ部7Aを設けている。この成形逃げ部7Aはラジアル軸受部26Aと同心形状であり、ラジアル軸受部26Aの外周部と連結する連結部27を設けている。ラジアル軸受部26Aの外周部にこの成形逃げ部7Aを設けることにより、ラジアル軸受部26Aの内周に余分な応力が印加されず、キャプスタン軸2とのクリアランスが保持でき、高い回転精度が得られる。また、ラジアル軸受部2Bの外周部にも成形逃げ部7Aと同様の成形逃げ部7Bを設けている。
【0018】
キャプスタン軸2はSUS420J2材を熱処理してなるものであり、その硬度はHRC50°以上(実施例ではHRC55°)である。キャプスタン軸2の直径は3.53mmであり、またピンチローラpとで圧接して走行するテープ23に摺接する接触部の表面粗さは0.3S以下(実力値は1.5S)、樹脂軸受18接触部26A、26Bは0.8S以下の仕様である。樹脂軸受18の上面にはキャプスタン軸2が樹脂軸受18から抜けないように、樹脂製の掛止具5が設けてある。キャプスタン軸2の中央部に位置する外周面(軸周面)に設けた溝28に掛止具5を装着する。また、この掛止具5の下部と樹脂軸受18の上面部(ラジアル軸受部26Aの上部)との間にはスラストリング6を設けている。
【0019】
スラストリング6はポリスチレン製(樹脂製)であり、またその内径はキャプスタン軸2の径より大きい3.6mmで、その外径は樹脂軸受18上面の成形逃げ溝7Aの外周形より小さく内周径より大きい7mmで、厚さは0.5mmである。このスラストリング6を用いることにより掛止具5の下部と樹脂軸受18の上側端部とが直接接しないので、滑らかなスラスト軸受を構成することが出来る。スラストリング6の外周径が成形逃げ溝7の外周径より大きくなると、スラストリング6とラジアル軸受部26Aとの接触面積が増えることになり、この結果、キャブスタンモータBBの負荷が増してしまう。
【0020】
前記した掛止具5は樹脂製であり、図3(a),(b)に示すように、リング状の一部に切欠き29を設けたC型形状の掛止具である。この掛止具5を樹脂成形するために成形金型に設けられている成形ゲート部(いずれも図示せず)から流動する樹脂は、この成形ゲート部から流出すると直ちに凸部となるために、これを回避するカット部30を設けてある。
リング状の掛止具5の一部に切欠き29を設けてあるので、この掛止具5をキャプスタン軸2の先端(図1に示す上端部)から前記した溝28まで通した後に、この溝28に装着しなくても、この掛止具5は溝28に外側から直接装着が出来る。成形ゲート部では成形の際に樹脂の凹凸が出来るために、こうして成形された掛止具5を溝28に装着すると、キャプスタン軸2の回転時、回転むらが発生するが、前記したカット部30を設けることにより、この回転むらを未然に防止出来る。
【0021】
キャプスタン軸2における前記した掛止具5の上側のテープ25走行側には、軸受部26Aから湧出する潤滑油がテープ23との接触部に流動してテープ23を汚損することを防止するために、オイルリフレクタ14を設けている。
一方、キャプスタン軸2の下端のロータヨーク1側には、樹脂軸受18のスラスト面とロータヨーク1とが直接接触しないように、材質PETP(ポリエチレンテレフタレート)で外径6mm、内径3.5mm、厚さ0.5mmのワッシヤ(図示せず)が取り付けてある。
【0022】
図6に示す1Aは前記したキャプスタンモータBB(図1)の回転数に対する騒音の特性データ、2Aは図4、図5の従来のキャプスタンモータAA(図4、図5)の回転数に対する騒音の特性データ、3AはキャプスタンモータBBにスラストリング6を装着しない状態の回転数に対する騒音の特性データである。これらのデータから、キャプスタンモータBBの定格回転時の騒音(特性データ1A)が従来のキャプスタンモータAAの定格回転時の騒音(特性データ2A)よりも、6〜7dB少なく、また、スラストリング6を装着しない状態のキャプスタンモータBBの定格回転時の騒音(特性データ3A)は従来のキャプスタンモータAAの定格回転時の騒音(特性データ2A)及びキャプスタンモータBBの定格回転時の騒音(特性データ1A)よりも、騒音レベルが大となることが分かる。この結果、キャプスタンモータBBの定格回転時の騒音(特性データ1A)は高速回転時でも定速回転時の5〜6dB大きくなるだけで、騒音が極めて小さいレベルとなる。
【0023】
従って、前記した構成のキャプスタンモータBBによれば、FF/RWD時等の高速回転時でも騒音の低いために、これをVTR用のキャプスタンモータとして提供可能である。例えば、キャプスタンモータBBのキャプスタン軸2は通常PLAY/REC時の定格回転数は180r/minで回転しているが、FF/REW時にはテープリールを高速回転するため4000r/minで回転する。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、特に、樹脂製の軸受及びスラストリングをそれぞれ用い、かつこのスラストリングの内周径はキャプスタン軸の径より大でありかつスラストリングの外周径は軸受の逃げ溝の外周径より小であるとしたことによって、前記軸受を樹脂成形するだけで従来のベアリングホルダ及び焼結含油軸受を一体成形できるため、従来必要であった焼結含油軸受を同軸度の精度良く装着固定するといった組立作業を省くことができ、また、この焼結含油軸受を高い精度で加工するための特別な治具を不要にでき、さらに、従来のコア付キャプスタンモータの構成に必須であったスラストキャップに代えて、前記した内周径及び外周径を有する樹脂製のスラストリングを用いることによって、キャプスタン軸及び掛止具を介してロータの衝撃荷重が軸受の上端にある軸受部に直接印加されず、スラストリングと軸受との接触面積が増えることがないので、これによるキャブスタンモータの負荷が増大しないから、キャプスタン軸のスラスト方向の回転が一段と滑らかになり、この結果、FF/REW時等の高速回転時に発生する騒音を低減することができるキャプスタンモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャプスタンモータの一実施例を示す半断面側面図
【図2】図1に示す樹脂軸受の上面拡大図
【図3】掛止具の上面及び縦断面図
【図4】コア付キャプスタンモータの上面図
【図5】図4のA−A線で切断した縦断面図
【図6】キャプスタンモータの回転数に対する騒音の特性図
【符号の説明】
1 ロータヨーク
2 キャプスタン軸
2A 軸周面
28 溝
5 掛止具
6 スラストリング
7A,7B 成形逃げ溝(逃げ溝)
7A1〜7A3,7B1〜7B3 円弧状溝
18 樹脂軸受(軸受)
18A 上端
18B 下端
26A,26B 軸受部
AA,BB コア付キャプスタンモータ(キャプスタンモータ)
Claims (1)
- 外周面に形成した溝を有しかつロータヨークに立設したキャプスタン軸と、
前記キャプスタン軸を回転可能に支持しかつ樹脂材からなっており、その上端に設けた軸受部と、前記軸受部で回転可能に支持した状態の前記キャプスタン軸と同心の円弧状溝として前記軸受部の上面外周側に設けた複数の逃げ溝とを有する軸受と、
前記軸受で回転可能に支持した状態の前記キャプスタン軸の前記溝に装着して前記キャプスタン軸が前記軸受から抜けないようにした掛止具と、
前記キャプスタン軸の前記溝に装着した前記掛止具の下部と前記軸受の上端とが直接接触しないように前記軸受部の上面に設けており、かつその内径は前記キャプスタン軸の径より大であり、かつその外径は前記軸受部の上面の外周側に設けた前記逃げ溝の外周径より小さく内周径より大であり、樹脂材からなるスラストリングとを備えたことを特徴とするキャプスタンモータ。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001150547A JP3620468B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | キャプスタンモータ |
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JP2002342996A JP2002342996A (ja) | 2002-11-29 |
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JP2001150547A Expired - Fee Related JP3620468B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | キャプスタンモータ |
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