JP3618625B2 - 電子部品情報作成装置及び電子部品情報作成方法 - Google Patents

電子部品情報作成装置及び電子部品情報作成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品の位置等を認識するための検査装置等に適用され、電子部品の寸法等の部品情報を作成する装置に係り、特に、部品情報の入力及び確認を容易に行える電子部品情報作成装置及び電子部品情報作成法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子部品は、端子の種類としてQFP/SOP、BGA/CSP、コネクタ、Jリード等の各種形態がある。このような電子部品は、自動搭載機によりプリント基板上に搭載されるが、自動搭載機は、電子部品を搭載する前に入力された電子部品の部品情報に基づき、搭載する電子部品の正否判定を行った後で搭載するようになっている。
【0003】
このような部品情報は、定型フォーマット化されており、電子部品の外形、ピンピッチ、ピン寸法などの各種項目を順次羅列したデータ(例えば項目別に複数のカンマで区切ったPIFコマンド文字列)からなる。
自動搭載機は、この部品情報の入力に基づき電子部品の端子座標を演算してこの電子部品の端子の配置状態に関する正否判定を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、上述した部品情報のデータ列を1文字ずつ手作業で入力しなければならず面倒であった。また、入力を間違いやすいとともに、入力した文字(値)が間違っていても容易に判別することができなかった。間違った入力のまま部品搭載機に送出すると、部品搭載機はこの誤った部品情報に基づき電子部品の正否判定を行ってしまい、不良電子部品が搭載されてしまうおそれもある。
また、部品情報がデータ列であったため、データ列の定義を知らなければこの電子部品の形態(種類やピン配置など)を簡単に知ることができなかった。
なお、上記説明では、部品情報を自動搭載機に出力する例で説明したが、他にこの部品情報は、電子部品の出荷時に検査機で検査する際等にも用いられる。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、電子部品の部品情報を誤入力を防止して容易に入力でき、また、部品情報を容易に確認することができる電子部品情報作成装置及び電子部品情報作成法の提供を目的としている。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の電子部品情報作成装置は、請求項1記載のように、電子部品の端子の配置状態等を示す部品情報を作成し、部品認識用データとして外部出力するための電子部品情報作成装置において、
前記電子部品の各端子のサイズ、ピッチ、端子数など部品情報として必要な各項目を入力する入力手段と、
該入力手段により入力された前記部品情報の各項目に対し前記入力値を設定する項目別設定手段と、
該項目別設定手段により前記部品情報の各項目に設定した値を前記部品認識用データとして必要な定型文字列に変換するコマンド変換手段と、
前記項目別設定手段により前記部品情報の各項目に設定した値および前記コマンド変換手段により変換された前記部品認識用データとして必要な前記定型文字列を表示する表示手段と、
前記部品認識用データを外部出力するためのインターフェースと、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2記載のように、更に、所定の判定基準に基づいて前記部品情報の各項目への入力設定値の正否を判断し、誤入力設定値のときに報知する情報判定手段を備えた構成にもできる。
【0008】
また、請求項3記載のように、前記電子部品の端子の配置状態を検出するレーザ変位計に対して前記部品認識用データを出力するときに
前記入力手段は、前記電子部品の端子の光沢の度合いに対応したレーザパワーとダークレベルを入力し、
前記項目別設定手段は、前記入力手段により入力された前記レーザパワーとダークレベルを設定し、
前記コマンド変換手段は、前記項目別設定手段により設定された前記レーザパワーとダークレベルを定型文字列に変換し、
前記表示手段は、前記項目別設定手段により設定されたレーザパワーとダークレベルおよび前記コマンド変換手段により変換された定型文字列を表示し、
前記インターフェースは、前記部品認識用データとして、前記コマンド変換手段により変換された前記レーザパワーとダークレベルの定型文字列を含むデータを前記レーザ変位計へ出力する構成としてもよい。
【0009】
本発明の電子部品情報作成方法は、請求項4記載のように、電子部品の端子の配置状態等を示す部品情報を作成し、部品認識用データとして外部出力するための電子部品情報作成方法において、
前記電子部品の各端子のサイズ、ピッチ、端子数など部品情報として必要な各項目を入力するステップと、
前記部品情報の各項目に対し前記入力値を設定するステップと、
前記部品情報の各項目に設定した値を前記部品認識用データとして必要な定型文字列に変換するステップと、
前記部品情報の各項目に設定した値および前記部品認識用データとして必要な前記定型文字列を表示するステップと、
前記部品認識用データを外部出力するステップとを含むことを特徴とする。
【0016】
上記構成によれば、表示手段4aの表示画面上に表示されている各項目に入力手段1から値を入力すれば処理手段2はこの項目の値によって部品情報を作成する。作成した部品情報は、部品認識用のデータとして必要な定型文字列に変換後、外部出力される。入力された値は正否が判断され誤入力を防止して正しいデータが出力できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の電子部品情報作成装置の構成を示すブロック図である。
図示のように、装置は、汎用のパーソナルコンピュータを用いて構成することができ、部品情報作成プログラムを実行することにより、必要な部品情報を作成する。装置は、大略してキーボードなどの入力手段1、CPU等からなる処理手段2、RAMなどの記憶手段3、作成された部品情報を外部出力する出力手段4で構成されている。出力手段4は、CRT,LCD等の表示手段4aと、自動搭載機等外部装置に部品情報を出力するためのI/F4bからなる。
【0018】
処理手段2は、図示しないROM等の記憶媒体に格納された部品情報作成プログラムの実行により、部品情報作成のための各機能別の手段が形成される。
項目別設定手段10は、部品情報作成に必要な各種項目を、各項目別に設定するものであり、予め用意された項目別に入力手段1を介して入力値を設定可能に案内する。
表示展開手段11は、項目別設定手段10で設定された各項目別の設定値(部品情報)を一覧表示する形式に画像展開し表示手段4aに出力する。
【0019】
コマンド変換手段12は、項目別設定手段10で設定された各項目別の設定値(部品情報)を、外部の出力先機器が受け入れる定型フォーマット化したデータ(例えば前述したPIFコマンド文字列)に組み立ててI/F4bに出力する。I/F4bを介してこの部品情報のデータは自動搭載機等外部機器に出力される。
【0020】
情報判定手段13は、コマンド変換手段12で変換されたPIFコマンドが示す部品情報を所定の判定基準に基づき正誤を判定する。例えば、電子部品の端子全体の配置範囲に対して端子数、ピッチ、各端子のサイズから設定の正誤を判断する。誤設定と判断した際には、図示しない警告手段を介して表示手段4a等に誤設定状態である旨を報知し、再入力を要求する。
【0021】
端子座標演算手段14は、コマンド変換手段12で変換されたPIFコマンドに基づき、複数の各端子それぞれの座標位置を演算して表示手段4a上に画面表示する。なお、PIFコマンド自体には、各端子の座標位置は記述されていない。
【0022】
記憶手段4は、処理手段2で処理された部品情報のデータを格納する。例えば、上記コマンド化された部品情報のデータをファイル化して格納保持する。ファイルは、部品情報の単位、あるいはプリント基板に搭載される複数の部品情報を単位とすることができる。
処理手段2は、必要時に記憶手段4に格納されている部品情報のデータを読み出し、表示手段4aに表示したりI/F4bを介して外部出力できる。
【0023】
図2は、表示手段4aに表示される部品データ設定入力画面を示す図である。
表示展開手段11は、大略して画面上に設定入力領域A、端子抜け座標表示領域B、補助設定入力領域C、変換コマンド表示領域D、操作キーE、部品イメージ表示領域F、端子座標表示領域Gからなる。
【0024】
設定入力領域Aは、電子部品の部品情報の基本となる各項目が表示され、項目別に入力手段1から数値を設定することができる。図示の項目としては、部品番号、部品形式(BGA等の各端子形状を選択化)、部品サイズX,Y(電子部品のパッケージの外形を示す長さ,幅)、端子外形サイズX,Y(端子配置範囲の長さ,幅)、端子ピッチX,Y(隣接する端子同士の長さ,幅方向の配置間隔)、端子数X、Y(端子の長さ、幅方向の数)、がそれぞれ入力設定できる。
【0025】
端子抜け座標表示領域Bには、設定入力領域Aにて設定した、端子抜け数、及び抜けエリア数に対応して各抜けた箇所の端子のX、Y座標が設定される。
【0026】
補助設定入力領域Cでは、部品情報に加えて正否判定に用いる許容値を設定入力する。電子部品の補助情報として、端子X、Y方向位置ずれ許容値、端子平均高さ許容値、基準面あおりずれ許容値、の各項目が設定できる。
また、外部機器としてプリント基板検査装置等の装置では、電子部品に対しレーザ光を用いた三角測量の方式で各端子位置及び高さを測定するレーザ変位計がある。このレーザ変位計は、端子の種類によってレーザ光の反射度合いが異なるため、レーザ光のパワー等を調整する必要がある。この測定用情報として、レーザ光検出のダークレベル、レーザパワー、AGC範囲(安定度)が設定できる。
これらの補助情報は、外部機器側でこの補助情報のコマンドが入力可能な場合に設定可能である。
【0027】
変換コマンド表示領域Dには、設定入力領域Aで入力設定された数値に基づきコマンド変換手段12で変換されたPIFコマンドが表示される。この変換処理は、操作キーEの部品情報作成キーE1を選択操作して実行される。
なお、上記補助設定入力領域Cで設定された補助情報についても、同時にPIFコマンド化することができる。
【0028】
操作キーEは、上記の部品情報作成キーE1の他、記憶手段3に対してPIFコマンドを格納するためのファイル保存用キーE2、記憶手段3から所望する部品情報(PIFコマンド)を読み出すためのファイル読み出し用キーE3が設けられている。
【0029】
部品イメージ表示領域Fは、入力設定された部品情報をこの部品単位で視覚的に表示する。表示展開手段11は、設定入力領域Aで入力設定された部品情報の各項目(上記部品サイズ、端子外形等)に基づき、部品の外形、端子の配置位置を表示する。
なお、上記座標の基準位置(X=0,Y=0)は、部品イメージ表示領域Fの左下部である。
【0030】
端子座標表示領域Gには、端子座標演算手段14で演算された各端子の座標位置(X、Y)が表示される。
座標位置は、端子の種類別に異なる表記である。上記のようにレーザ変位計を用いる構成においては、端子の種類によってレーザ光の反射度合いが異なる為である。
【0031】
図3は種類別の端子の基準位置を説明するための図である。
図3(a)に示すQFP/SOP、及び図3(c)に示すコネクタは、端子の外端面中央位置を基準の座標位置(図中X位置)としている。
図3(b)に示すBGA/CSP、及び図3(d)に示すJリードは、端子の中央部を基準の座標位置としている。
即ち、BGA、Jリードなどは端子表面が円弧状であるため、基板に接触する最も高い位置にある中央部を基準座標位置としている。
【0032】
次に、上記構成による部品情報作成の処理内容を図4のフローチャートを用いて説明する。下記処理は上記処理手段2の各機能が実行する。ここで、図5,図6にはそれぞれ各タイプ別の端子の配置実例を図示してある。(a)はQFP/SOP、及びJリードタイプの端子配置例。(b)はBGA/CSPの端子配置例、(c)はコネクタタイプの端子配置例である。図中黒点が各端子、白点が抜け端子である。
始めに、表示展開手段11は、項目別設定手段10の設定項目(図2の表示画面)を表示手段4a上に画面表示する(S1)。
【0033】
次に、図2に示す表示手段4aに画面表示されている部品情報に必要な各項目(設定入力領域A、補助設定入力領域C)の数値を入力手段1を用いて順次入力していく(S2)。この際、予め画面上には項目別設定手段10が予め設定した必要な項目が表示されており、操作者は各項目箇所にそれぞれ数値を入力するだけでよい。
必要な項目の入力が終了した後、部品情報作成キーE1を選択操作すると、コマンド変換手段12は、設定した各項目からPIFコマンドを組み立てる。組み立て後のPIFコマンドは、図2に示す変換コマンド表示領域Dに表示される。なお、このPIFコマンド変換に特別な数値演算は実行せず、設定入力領域A、及び補助設定入力領域Cに設定された各値を定型化すべく所定の順序にカンマで区切った文字列として整列する処理を行う。
【0034】
情報判定手段13は、変換したPIFコマンドの記述の正誤を判定する(S3,S4)。先ず、下記条件式(1)により端子配列X、Yの状態を判定する(S3)。
端子外形サイズX=端子ピッチX*(端子数−1)+端子サイズ…(1−X)
端子外形サイズY=端子ピッチY*(端子数−1)+端子サイズ…(1−Y)
上記式(1)により端子全体の外形サイズに対して、各端子のサイズ、数、ピッチの設定が正しいか否かを判定する。
【0035】
次に、下記条件式(2)により端子サイズXと、端子サイズYの設定の正否を判断する。装置においては、端子サイズX<端子サイズYの場合が正しいものとして扱うよう設定されている。
上記条件式(1)のいずれか一方が満たされないときには(S3−NO、あるいはS4−NO)、処理手段2は表示画面4a等に設定不備の状態を画面表示させ、再設定入力の案内を表示する(S5)。
【0036】
次に、情報判定手段13は、PIFコマンドの記述に基づき、電子部品の種別を判定する(S6)。具体的には、設定入力された部品形式に従って、QFP/SOP、BGA/CSP、コネクタ、Jリードといった電子部品の種別を認識し、それぞれの座標位置演算及び表示展開時に用いる。
【0037】
次に、端子座標演算手段14は、PIFコマンドの記述に基づき、電子部品の各端子の座標位置を演算する(S7)。この演算には、設定入力領域A、補助設定入力領域Cに設定入力された各項目の値が用いられる。
【0038】
次に、具体例1として、種類がBGA/CSPの場合における演算例を説明する。
P1(X,Y):((端子サイズX/2), 端子サイズY/2)
ただし、P1(X,Y) より前に抜け端子が存在する場合(即ち最も左下の端子が抜けている場合)、その抜け端子数をNBとすると、
P1(X,Y):((端子サイズX/2)+ 端子ピッチX*NB, 端子サイズY/2)
Pn−1とPnが同じ行にある場合、
Pn(X):Pn−1(X)+端子ピッチX
Pn(Y):Pn−1(Y)
ただし、Pn−1(X) とPn(X) の間に抜け端子が存在する場合、その抜け端子数をNBとすると、
Pn(X):Pn−1(X)+端子ピッチX*(NB+1)
Pn−1とPnが異なる行にある場合、
Pn(X):( 端子サイズX/2)
Pn(Y):Pn−1(Y)+端子ピッチY
ただし、Pn(X) が行の先頭でない場合、その抜け端子数をNBとすると、
Pn(X):( 端子サイズX/2)+ 端子ピッチX*NB
となる。
【0039】
次に、具体例2として、種類がQFP/SOP、Jリード、コネクタの場合における演算例を説明する。なお、下記は、電子部品の下辺が抜けエリアとして指定されていない場合について説明する。
PB1(X):[端子外形サイズX−{端子ピッチX*( 端子数X−1)}]/2
PB1(Y): 端子サイズY/2
ただし、PB1(X,Y)より前に抜け端子が存在する場合(即ち下辺の最左端が抜けている場合)、その抜け端子数をNBとすると、
PB1(X):[端子外形サイズX−{端子ピッチX*( 端子数X−1)}]/2+端子ピッチX*NBn ≦端子数X
PBn(X):PBn−1(X) +端子ピッチX
PBn(Y):PB1(Y)
ただし、PBn−1(X)とPBn(X)の間に抜け端子が存在する場合、その抜け端子数をNBとすると、
PBn(X):PBn−1(X)+端子ピッチX*(NB+1)
とする。
上記の他、右辺、上辺、左辺がそれぞれ抜けエリアとして指定されていない場合について各異なる演算を実行する。
【0040】
次に、表示展開手段11は、電子部品のイメージを部品イメージ表示領域Fに画像表示する(S8)。この際、設定入力領域A、補助設定入力領域Cに設定入力された所定項目の値(部品サイズX、Y)、及び端子座標演算手段14が演算した各端子の座標位置が用いられる。
これにより、図2の部品イメージ表示領域Fには、電子部品のパッケージの外形、及び各端子の座標位置が表示され、電子部品の形状、種別、端子の配置状態を容易に確認できるようになる。
【0041】
以上の処理により、ある1種の電子部品に関する部品情報の入力、PIFコマンドの組み立て、端子座標の演算処理、電子部品のイメージの画像表示が行える。そして、作成されたPIFコマンドは記憶手段3にファイル化して格納される(S9)。
この後、他の種類の電子部品の部品情報を継続して入力する場合には(S10−YES)、S2に移行して上記同様の処理が実行される。なお、プリント基板上に複数種の電子部品が搭載される場合、これら電子部品の種類別に異なる部品番号(設定入力領域A)を入力設定し、これら複数の電子部品の部品情報を1ファイル化して記憶手段3に格納することもできる。
【0042】
また、S2において操作キーEのファイル読み出し用キーE3の操作を実行することにより、記憶手段3に格納されていた部品情報(PIFコマンド)を読み出すことができる。この場合、読み出したPIFコマンドはコマンド変換手段12にて逆変換して項目別設定手段10に送出し、設定入力領域A、及び補助設定入力領域Cの各項目を表示させる。
【0043】
上記実施形態では、記憶手段3にPIFコマンドを格納する構成としたが、これに限らない。設定入力領域A、補助設定入力領域Cに設定した各項目の値、演算後の各端子の端子座標を格納し、必要時に読み出す構成にもできる。
【0044】
上記実施形態では説明しなかったが、表示画面の部品イメージ表示領域E上部には、部品特徴設定項目Hが設けられる。これは、補助設定入力領域Cのうち、レーザ光による測定用情報(ダークレベル、レーザパワー、AGC範囲)を一括設定するために設けられる。
レーザ変位計においては、端子の光沢がある(光の反射が高い)とき、レーザパワーを下げ、ダークレベルを高く設定する。逆に端子の光沢がない(光の反射が低い)とき、レーザパワーを上げ、ダークレベルを低く設定する。このような設定の傾向に基づき、部品特徴設定項目Hには、予め端子の光沢度を複数設け、各光沢度別にそれぞれ対応するレーザパワー、及びークレベルを設定しておく。これにより、部品特徴設定項目Hで端子の光沢度を選択するだけで、レーザ変位計に対する測定用情報を一括して設定できる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、画面上に表示された各項目に値を入力するだけで部品情報を作成でき、この入力によって電子部品認識用のデータに必要な定型文字列に変換され外部出力できるようになる。これにより、電子部品の特徴が把握しやすく誤入力を防止して正常な定型文字列のデータを外部出力できるようになる。
また、端子の座標位置を演算により求める構成とすれば、各端子の配置位置を正確に把握できるようになる。
また、上記入力設定に基づき各端子の配置状態の正否を判断する構成とすれば、誤入力を直ぐ修正でき、誤ったデータの出力を防止できるようになる
たレーザ変位計を用いて電子部品の端子の配置状態を検出する構成時においては、このレーザ変位計に必要な設定を併せて出力することができ、端子の光沢の度合いを選択するだけで対応するレーザパワーとダークレベルの設定が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品情報作成装置の構成を示すブロック図。
【図2】部品データ設定入力画面を示す図。
【図3】種類別の端子の基準位置を説明するための図。
【図4】部品情報作成の処理内容を示すフローチャート。
【図5】電子部品のタイプ別の端子配置例を示す図(その1)。
【図6】電子部品のタイプ別の端子配置例を示す図(その2)。
【符号の説明】
1…入力手段、2…処理手段、3…記憶手段、4…出力手段、4a…表示手段、4b…I/F、10…項目別設定手段、11…表示展開手段、12…コマンド変換手段、13…情報判定手段、14…端子座標演算手段。

Claims (4)

  1. 電子部品の端子の配置状態等を示す部品情報を作成し、部品認識用データとして外部出力するための電子部品情報作成装置において、
    前記電子部品の各端子のサイズ、ピッチ、端子数など部品情報として必要な各項目を入力する入力手段と、
    該入力手段により入力された前記部品情報の各項目に対し前記入力値を設定する項目別設定手段と、
    該項目別設定手段により前記部品情報の各項目に設定した値を前記部品認識用データとして必要な定型文字列に変換するコマンド変換手段と、
    前記項目別設定手段により前記部品情報の各項目に設定した値および前記コマンド変換手段により変換された前記部品認識用データとして必要な前記定型文字列を表示する表示手段と、
    前記部品認識用データを外部出力するためのインターフェースと、
    を備えたことを特徴とする電子部品情報作成装置。
  2. 更に、所定の判定基準に基づいて前記部品情報の各項目への入力設定値の正否を判断し、誤入力設定値のときに報知する情報判定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子部品情報作成装置。
  3. 前記電子部品の端子の配置状態を検出するレーザ変位計に対して前記部品認識用データを出力するときに、
    前記入力手段は、前記電子部品の端子の光沢の度合いに対応したレーザパワーとダークレベルを入力し、
    前記項目別設定手段は、前記入力手段により入力された前記レーザパワーとダークレベルを設定し、
    前記コマンド変換手段は、前記項目別設定手段により設定された前記レーザパワーとダークレベルを定型文字列に変換し、
    前記表示手段は、前記項目別設定手段により設定されたレーザパワーとダークレベルおよび前記コマンド変換手段により変換された定型文字列を表示し、
    前記インターフェースは、前記部品認識用データとして、前記コマンド変換手段により変換された前記レーザパワーとダークレベルの定型文字列を含むデータを前記レーザ変位計へ出力することを特徴とする請求項1又は2記載の電子部品情報作成装置。
  4. 電子部品の端子の配置状態等を示す部品情報を作成し、部品認識用データとして外部出力するための電子部品情報作成方法において、
    前記電子部品の各端子のサイズ、ピッチ、端子数など部品情報として必要な各項目を入力するステップと、
    前記部品情報の各項目に対し前記入力値を設定するステップと、
    前記部品情報の各項目に設定した値を前記部品認識用データとして必要な定型文字列に変換するステップと、
    前記部品情報の各項目に設定した値および前記部品認識用データとして必要な前記定型文字列を表示するステップと、
    前記部品認識用データを外部出力するステップとを含むことを特徴とする電子部品情報作成方法。
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