JP2001244692A - 電子部品情報作成装置及び方法並びに該作成プログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

電子部品情報作成装置及び方法並びに該作成プログラムを記録した記憶媒体

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JP2001244692A
JP2001244692A JP2000051842A JP2000051842A JP2001244692A JP 2001244692 A JP2001244692 A JP 2001244692A JP 2000051842 A JP2000051842 A JP 2000051842A JP 2000051842 A JP2000051842 A JP 2000051842A JP 2001244692 A JP2001244692 A JP 2001244692A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子部品の部品情報を誤入力を防止して容易に
入力でき、また、部品情報を容易に確認することができ
ること。 【解決手段】 処理手段2は、表示手段4a上に電子部
品の部品情報に必要な各項目を表示する。入力手段1を
用いて各項目に値を入力して部品情報を作成できる。作
成された部品情報は外部機器における部品認識用データ
として利用される。外部機器はPIFコマンド等の定型
文字列のデータを用いるが、処理手段2は各項目別の値
からPIFコマンドを組み立てて出力する。PIFコマ
ンドは値の正否が判断され誤入力時の報知によって直ち
に修正可能であり、正常なデータを外部出力できる。こ
のPIFコマンドは記憶手段3に格納でき、必要時に読
み出して利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の位置等
を認識するための検査装置等に適用され、電子部品の寸
法等の部品情報を作成する装置に係り、特に、部品情報
の入力及び確認を容易に行える電子部品情報作成装置及
び方法並びに該作成プログラムを記録した記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子部品は、端子の種類としてQFP/
SOP、BGA/CSP、コネクタ、Jリード等の各種
形態がある。このような電子部品は、自動搭載機により
プリント基板上に搭載されるが、自動搭載機は、電子部
品を搭載する前に入力された電子部品の部品情報に基づ
き、搭載する電子部品の正否判定を行った後で搭載する
ようになっている。
【0003】このような部品情報は、定型フォーマット
化されており、電子部品の外形、ピンピッチ、ピン寸法
などの各種項目を順次羅列したデータ(例えば項目別に
複数のカンマで区切ったPIFコマンド文字列)からな
る。自動搭載機は、この部品情報の入力に基づき電子部
品の端子座標を演算してこの電子部品の端子の配置状態
に関する正否判定を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述した部品情
報のデータ列を1文字ずつ手作業で入力しなければなら
ず面倒であった。また、入力を間違いやすいとともに、
入力した文字(値)が間違っていても容易に判別するこ
とができなかった。間違った入力のまま部品搭載機に送
出すると、部品搭載機はこの誤った部品情報に基づき電
子部品の正否判定を行ってしまい、不良電子部品が搭載
されてしまうおそれもある。また、部品情報がデータ列
であったため、データ列の定義を知らなければこの電子
部品の形態(種類やピン配置など)を簡単に知ることが
できなかった。なお、上記説明では、部品情報を自動搭
載機に出力する例で説明したが、他にこの部品情報は、
電子部品の出荷時に検査機で検査する際等にも用いられ
る。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、電子部品の部品情報を誤入力を防止し
て容易に入力でき、また、部品情報を容易に確認するこ
とができる電子部品情報作成装置及び方法並びに該作成
プログラムを記録した記憶媒体の提供を目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電子部品情報作成プログラムを記録した記
憶媒体は、請求項1記載のように、コンピュータによっ
て電子部品の端子の配置状態等を示す部品情報を作成
し、部品認識用のデータとして外部出力するための作成
プログラムを記録した記憶媒体であって、該作成プログ
ラムは、コンピュータに前記電子部品の各端子のサイ
ズ、ピッチ、端子数など部品情報として必要な各項目に
対し値を表示させ、前記各項目に設定された値を前記部
品認識用のデータとして必要な定型文字列に変換させる
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載のように、前記作成プ
ログラムは、コンピュータに前記部品情報として入力設
定された各項目に基づき各端子の座標位置をそれぞれ演
算させる構成にもできる。
【0008】また、請求項3記載のように、前記作成プ
ログラムは、コンピュータに前記演算後の各端子の座標
位置を実際の配置状態でイメージ表示させる構成として
もよい。
【0009】また、請求項4記載のように、前記作成プ
ログラムは、コンピュータに前記部品情報として入力設
定された各項目によって求められた端子の配置状態の正
否を判断させ、誤入力設定時には報知させる構成にもで
きる。
【0010】また、請求項5記載のように、前記作成プ
ログラムは、コンピュータに前記部品情報として入力設
定された各項目及び演算後の各端子の座標位置を、前記
電子部品の種別単位、あるいは複数の電子部品が搭載さ
れるプリント基板単位でファイル化させ、記憶保持させ
る構成としても良い。
【0011】本発明の電子部品作成装置は、請求項6記
載のように、電子部品の端子の配置状態等を示す部品情
報を作成し、部品認識用のデータとして外部出力するた
めの電子部品情報作成装置において、前記電子部品の各
端子のサイズ、ピッチ、端子数など部品情報として必要
な各項目に対し値を表示する表示展開手段と、前記各項
目に設定された値を前記部品認識用のデータとして必要
な定型文字列に変換するコマンド変換手段と、前記部品
情報の各項目を入力するための入力手段と、前記部品情
報の各項目を表示する表示手段と、前記部品認識用のデ
ータを外部出力するためのインターフェースと、を備え
たことを特徴とする。
【0012】また、請求項7記載のように、前記部品情
報として入力設定された各項目に基づき、各端子の座標
位置をそれぞれ演算する端子座標演算手段を備え、前記
表示展開手段は、演算後の各端子の座標位置を前記表示
手段上に実際の配置状態でイメージ表示する構成として
も良い。
【0013】また、請求項8記載のように、前記部品情
報として入力設定された各項目によって求められた端子
の配置状態の正否を判断し、誤入力設定時に報知する情
報判定手段を備えた構成にもできる。
【0014】また、請求項9記載の如く、前記電子部品
の端子の配置状態を検出するレーザ変位計に対して前記
部品認識用のデータを出力する際には、前記コマンド変
換手段は、前記電子部品の端子の光沢の度合いに対応し
たレーザパワーとダークレベルを前記定型文字列の一部
に記述して出力する構成としてもよい。
【0015】本発明の電子部品情報作成方法は、請求項
10記載のように、電子部品の端子の配置状態等を示す
部品情報を作成し、部品認識用のデータとして外部出力
するための電子部品情報作成方法において、前記電子部
品の各端子のサイズ、ピッチ、端子数など部品情報とし
て必要な各項目を画面表示して該各項目に対応した値を
入力設定し、前記各項目に設定された値を前記部品認識
用のデータとして必要な定型文字列に変換し、前記変換
後の定型文字列に基づき各端子の配置状態の正否を判断
し、誤入力設定時に報知する一方、正当時には該定型文
字列を外部出力可能にすることを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、表示手段4aの表示画
面上に表示されている各項目に入力手段1から値を入力
すれば処理手段2はこの項目の値によって部品情報を作
成する。作成した部品情報は、部品認識用のデータとし
て必要な定型文字列に変換後、外部出力される。入力さ
れた値は正否が判断され誤入力を防止して正しいデータ
が出力できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電子部品情報作
成装置の構成を示すブロック図である。図示のように、
装置は、汎用のパーソナルコンピュータを用いて構成す
ることができ、部品情報作成プログラムを実行すること
により、必要な部品情報を作成する。装置は、大略して
キーボードなどの入力手段1、CPU等からなる処理手
段2、RAMなどの記憶手段3、作成された部品情報を
外部出力する出力手段4で構成されている。出力手段4
は、CRT,LCD等の表示手段4aと、自動搭載機等
外部装置に部品情報を出力するためのI/F4bからな
る。
【0018】処理手段2は、図示しないROM等の記憶
媒体に格納された部品情報作成プログラムの実行によ
り、部品情報作成のための各機能別の手段が形成され
る。項目別設定手段10は、部品情報作成に必要な各種
項目を、各項目別に設定するものであり、予め用意され
た項目別に入力手段1を介して入力値を設定可能に案内
する。表示展開手段11は、項目別設定手段10で設定
された各項目別の設定値(部品情報)を一覧表示する形
式に画像展開し表示手段4aに出力する。
【0019】コマンド変換手段12は、項目別設定手段
10で設定された各項目別の設定値(部品情報)を、外
部の出力先機器が受け入れる定型フォーマット化したデ
ータ(例えば前述したPIFコマンド文字列)に組み立
ててI/F4bに出力する。I/F4bを介してこの部
品情報のデータは自動搭載機等外部機器に出力される。
【0020】情報判定手段13は、コマンド変換手段1
2で変換されたPIFコマンドが示す部品情報を所定の
判定基準に基づき正誤を判定する。例えば、電子部品の
端子全体の配置範囲に対して端子数、ピッチ、各端子の
サイズから設定の正誤を判断する。誤設定と判断した際
には、図示しない警告手段を介して表示手段4a等に誤
設定状態である旨を報知し、再入力を要求する。
【0021】端子座標演算手段14は、コマンド変換手
段12で変換されたPIFコマンドに基づき、複数の各
端子それぞれの座標位置を演算して表示手段4a上に画
面表示する。なお、PIFコマンド自体には、各端子の
座標位置は記述されていない。
【0022】記憶手段4は、処理手段2で処理された部
品情報のデータを格納する。例えば、上記コマンド化さ
れた部品情報のデータをファイル化して格納保持する。
ファイルは、部品情報の単位、あるいはプリント基板に
搭載される複数の部品情報を単位とすることができる。
処理手段2は、必要時に記憶手段4に格納されている部
品情報のデータを読み出し、表示手段4aに表示したり
I/F4bを介して外部出力できる。
【0023】図2は、表示手段4aに表示される部品デ
ータ設定入力画面を示す図である。表示展開手段11
は、大略して画面上に設定入力領域A、端子抜け座標表
示領域B、補助設定入力領域C、変換コマンド表示領域
D、操作キーE、部品イメージ表示領域F、端子座標表
示領域Gからなる。
【0024】設定入力領域Aは、電子部品の部品情報の
基本となる各項目が表示され、項目別に入力手段1から
数値を設定することができる。図示の項目としては、部
品番号、部品形式(BGA等の各端子形状を選択化)、
部品サイズX,Y(電子部品のパッケージの外形を示す
長さ,幅)、端子外形サイズX,Y(端子配置範囲の長
さ,幅)、端子ピッチX,Y(隣接する端子同士の長
さ,幅方向の配置間隔)、端子数X、Y(端子の長さ、
幅方向の数)、がそれぞれ入力設定できる。
【0025】端子抜け座標表示領域Bには、設定入力領
域Aにて設定した、端子抜け数、及び抜けエリア数に対
応して各抜けた箇所の端子のX、Y座標が設定される。
【0026】補助設定入力領域Cでは、部品情報に加え
て正否判定に用いる許容値を設定入力する。電子部品の
補助情報として、端子X、Y方向位置ずれ許容値、端子
平均高さ許容値、基準面あおりずれ許容値、の各項目が
設定できる。また、外部機器としてプリント基板検査装
置等の装置では、電子部品に対しレーザ光を用いた三角
測量の方式で各端子位置及び高さを測定するレーザ変位
計がある。このレーザ変位計は、端子の種類によってレ
ーザ光の反射度合いが異なるため、レーザ光のパワー等
を調整する必要がある。この測定用情報として、レーザ
光検出のダークレベル、レーザパワー、AGC範囲(安
定度)が設定できる。これらの補助情報は、外部機器側
でこの補助情報のコマンドが入力可能な場合に設定可能
である。
【0027】変換コマンド表示領域Dには、設定入力領
域Aで入力設定された数値に基づきコマンド変換手段1
2で変換されたPIFコマンドが表示される。この変換
処理は、操作キーEの部品情報作成キーE1を選択操作
して実行される。なお、上記補助設定入力領域Cで設定
された補助情報についても、同時にPIFコマンド化す
ることができる。
【0028】操作キーEは、上記の部品情報作成キーE
1の他、記憶手段3に対してPIFコマンドを格納する
ためのファイル保存用キーE2、記憶手段3から所望す
る部品情報(PIFコマンド)を読み出すためのファイ
ル読み出し用キーE3が設けられている。
【0029】部品イメージ表示領域Fは、入力設定され
た部品情報をこの部品単位で視覚的に表示する。表示展
開手段11は、設定入力領域Aで入力設定された部品情
報の各項目(上記部品サイズ、端子外形等)に基づき、
部品の外形、端子の配置位置を表示する。なお、上記座
標の基準位置(X=0,Y=0)は、部品イメージ表示
領域Fの左下部である。
【0030】端子座標表示領域Gには、端子座標演算手
段14で演算された各端子の座標位置(X、Y)が表示
される。座標位置は、端子の種類別に異なる表記であ
る。上記のようにレーザ変位計を用いる構成において
は、端子の種類によってレーザ光の反射度合いが異なる
為である。
【0031】図3は種類別の端子の基準位置を説明する
ための図である。図3(a)に示すQFP/SOP、及
び図3(c)に示すコネクタは、端子の外端面中央位置
を基準の座標位置(図中X位置)としている。図3
(b)に示すBGA/CSP、及び図3(d)に示すJ
リードは、端子の中央部を基準の座標位置としている。
即ち、BGA、Jリードなどは端子表面が円弧状である
ため、基板に接触する最も高い位置にある中央部を基準
座標位置としている。
【0032】次に、上記構成による部品情報作成の処理
内容を図4のフローチャートを用いて説明する。下記処
理は上記処理手段2の各機能が実行する。ここで、図
5,図6にはそれぞれ各タイプ別の端子の配置実例を図
示してある。(a)はQFP/SOP、及びJリードタ
イプの端子配置例。(b)はBGA/CSPの端子配置
例、(c)はコネクタタイプの端子配置例である。図中
黒点が各端子、白点が抜け端子である。始めに、表示展
開手段11は、項目別設定手段10の設定項目(図2の
表示画面)を表示手段4a上に画面表示する(S1)。
【0033】次に、図2に示す表示手段4aに画面表示
されている部品情報に必要な各項目(設定入力領域A、
補助設定入力領域C)の数値を入力手段1を用いて順次
入力していく(S2)。この際、予め画面上には項目別
設定手段10が予め設定した必要な項目が表示されてお
り、操作者は各項目箇所にそれぞれ数値を入力するだけ
でよい。必要な項目の入力が終了した後、部品情報作成
キーE1を選択操作すると、コマンド変換手段12は、
設定した各項目からPIFコマンドを組み立てる。組み
立て後のPIFコマンドは、図2に示す変換コマンド表
示領域Dに表示される。なお、このPIFコマンド変換
に特別な数値演算は実行せず、設定入力領域A、及び補
助設定入力領域Cに設定された各値を定型化すべく所定
の順序にカンマで区切った文字列として整列する処理を
行う。
【0034】情報判定手段13は、変換したPIFコマ
ンドの記述の正誤を判定する(S3,S4)。先ず、下
記条件式(1)により端子配列X、Yの状態を判定する
(S3)。端子外形サイズX=端子ピッチX*(端子数
−1)+端子サイズ…(1−X)端子外形サイズY=端
子ピッチY*(端子数−1)+端子サイズ…(1−Y)
上記式(1)により端子全体の外形サイズに対して、各
端子のサイズ、数、ピッチの設定が正しいか否かを判定
する。
【0035】次に、下記条件式(2)により端子サイズ
Xと、端子サイズYの設定の正否を判断する。装置にお
いては、端子サイズX<端子サイズYの場合が正しいも
のとして扱うよう設定されている。上記条件式(1)の
いずれか一方が満たされないときには(S3−NO、あ
るいはS4−NO)、処理手段2は表示画面4a等に設
定不備の状態を画面表示させ、再設定入力の案内を表示
する(S5)。
【0036】次に、情報判定手段13は、PIFコマン
ドの記述に基づき、電子部品の種別を判定する(S
6)。具体的には、設定入力された部品形式に従って、
QFP/SOP、BGA/CSP、コネクタ、Jリード
といった電子部品の種別を認識し、それぞれの座標位置
演算及び表示展開時に用いる。
【0037】次に、端子座標演算手段14は、PIFコ
マンドの記述に基づき、電子部品の各端子の座標位置を
演算する(S7)。この演算には、設定入力領域A、補
助設定入力領域Cに設定入力された各項目の値が用いら
れる。
【0038】次に、具体例1として、種類がBGA/C
SPの場合における演算例を説明する。 P1(X,Y):((端子サイズX/2), 端子サイズY/2) ただし、P1(X,Y) より前に抜け端子が存在する場合(即
ち最も左下の端子が抜けている場合)、その抜け端子数
をNBとすると、 P1(X,Y):((端子サイズX/2)+ 端子ピッチX*NB, 端子サイ
ズY/2) Pn-1とPnが同じ行にある場合、 Pn(X):Pn-1(X)+端子ピッチX Pn(Y):Pn-1(Y) ただし、Pn-1(X) とPn(X) の間に抜け端子が存在する場
合、その抜け端子数をNBとすると、 Pn(X):Pn-1(X)+端子ピッチX*(NB+1) Pn-1とPnが異なる行にある場合、 Pn(X):( 端子サイズX/2) Pn(Y):Pn-1(Y)+端子ピッチY ただし、Pn(X) が行の先頭でない場合、その抜け端子数
をNBとすると、 Pn(X):( 端子サイズX/2)+ 端子ピッチX*NB となる。
【0039】次に、具体例2として、種類がQFP/S
OP、Jリード、コネクタの場合における演算例を説明
する。なお、下記は、電子部品の下辺が抜けエリアとし
て指定されていない場合について説明する。 PB1(X):[端子外形サイズX-{端子ピッチX*( 端子数X-
1)}]/2 PB1(Y): 端子サイズY/2 ただし、PB1(X,Y)より前に抜け端子が存在する場合(即
ち下辺の最左端が抜けている場合)、その抜け端子数を
NBとすると、 PB1(X):[端子外形サイズX-{端子ピッチX*( 端子数X-
1)}]/2+端子ピッチX*NBn ≦端子数X PBn(X):PBn-1(X) +端子ピッチX PBn(Y):PB1(Y) ただし、PBn-1(X)とPBn(X)の間に抜け端子が存在する場
合、その抜け端子数をNBとすると、 PBn(X):PBn-1(X)+端子ピッチX*(NB+1) とする。上記の他、右辺、上辺、左辺がそれぞれ抜けエ
リアとして指定されていない場合について各異なる演算
を実行する。
【0040】次に、表示展開手段11は、電子部品のイ
メージを部品イメージ表示領域Fに画像表示する(S
8)。この際、設定入力領域A、補助設定入力領域Cに
設定入力された所定項目の値(部品サイズX、Y)、及
び端子座標演算手段14が演算した各端子の座標位置が
用いられる。これにより、図2の部品イメージ表示領域
Fには、電子部品のパッケージの外形、及び各端子の座
標位置が表示され、電子部品の形状、種別、端子の配置
状態を容易に確認できるようになる。
【0041】以上の処理により、ある1種の電子部品に
関する部品情報の入力、PIFコマンドの組み立て、端
子座標の演算処理、電子部品のイメージの画像表示が行
える。そして、作成されたPIFコマンドは記憶手段3
にファイル化して格納される(S9)。この後、他の種
類の電子部品の部品情報を継続して入力する場合には
(S10−YES)、S2に移行して上記同様の処理が
実行される。なお、プリント基板上に複数種の電子部品
が搭載される場合、これら電子部品の種類別に異なる部
品番号(設定入力領域A)を入力設定し、これら複数の
電子部品の部品情報を1ファイル化して記憶手段3に格
納することもできる。
【0042】また、S2において操作キーEのファイル
読み出し用キーE3の操作を実行することにより、記憶
手段3に格納されていた部品情報(PIFコマンド)を
読み出すことができる。この場合、読み出したPIFコ
マンドはコマンド変換手段12にて逆変換して項目別設
定手段10に送出し、設定入力領域A、及び補助設定入
力領域Cの各項目を表示させる。
【0043】上記実施形態では、記憶手段3にPIFコ
マンドを格納する構成としたが、これに限らない。設定
入力領域A、補助設定入力領域Cに設定した各項目の
値、演算後の各端子の端子座標を格納し、必要時に読み
出す構成にもできる。
【0044】上記実施形態では説明しなかったが、表示
画面の部品イメージ表示領域E上部には、部品特徴設定
項目Hが設けられる。これは、補助設定入力領域Cのう
ち、レーザ光による測定用情報(ダークレベル、レーザ
パワー、AGC範囲)を一括設定するために設けられ
る。レーザ変位計においては、端子の光沢がある(光の
反射が高い)とき、レーザパワーを下げ、ダークレベル
を高く設定する。逆に端子の光沢がない(光の反射が低
い)とき、レーザパワーを上げ、ダークレベルを低く設
定する。このような設定の傾向に基づき、部品特徴設定
項目Hには、予め端子の光沢度を複数設け、各光沢度別
にそれぞれ対応するレーザパワー、及びークレベルを設
定しておく。これにより、部品特徴設定項目Hで端子の
光沢度を選択するだけで、レーザ変位計に対する測定用
情報を一括して設定できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、画面上に表示された各
項目に値を入力するだけで部品情報を作成でき、この入
力によって電子部品認識用のデータに必要な定型文字列
に変換され外部出力できるようになる。これにより、電
子部品の特徴が把握しやすく誤入力を防止して正常な定
型文字列のデータを外部出力できるようになる。また、
端子の座標位置を演算により求める構成とすれば、各端
子の配置位置を正確に把握でき、加えて、端子の座標位
置をイメージ表示させることにより実際の配置状態を容
易に把握できるようになる。また、上記入力設定に基づ
き各端子の配置状態の正否を判断する構成とすれば、誤
入力を直ぐ修正でき、誤ったデータの出力を防止できる
ようになる。また、作成した部品認識用のデータは、電
子部品の種別単位やプリント基板単位でファイル化し記
憶することができ、データのバックアップや後程の読み
込み利用が可能であり、電子部品の情報をデータベース
化した利用が可能となる。またレーザ変位計を用いて電
子部品の端子の配置状態を検出する構成時においては、
このレーザ変位計に必要な設定を併せて出力することが
でき、端子の光沢の度合いを選択するだけで対応するレ
ーザパワーとダークレベルの設定が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品情報作成装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】部品データ設定入力画面を示す図。
【図3】種類別の端子の基準位置を説明するための図。
【図4】部品情報作成の処理内容を示すフローチャー
ト。
【図5】電子部品のタイプ別の端子配置例を示す図(そ
の1)。
【図6】電子部品のタイプ別の端子配置例を示す図(そ
の2)。
【符号の説明】
1…入力手段、2…処理手段、3…記憶手段、4…出力
手段、4a…表示手段、4b…I/F、10…項目別設
定手段、11…表示展開手段、12…コマンド変換手
段、13…情報判定手段、14…端子座標演算手段。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータによって電子部品の端子の
    配置状態等を示す部品情報を作成し、部品認識用のデー
    タとして外部出力するための作成プログラムを記録した
    記憶媒体であって、 該作成プログラムは、コンピュータに前記電子部品の各
    端子のサイズ、ピッチ、端子数など部品情報として必要
    な各項目に対し値を表示させ、 前記各項目に設定された値を前記部品認識用のデータと
    して必要な定型文字列に変換させることを特徴とする電
    子部品情報作成プログラムを記録した記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記作成プログラムは、コンピュータに
    前記部品情報として入力設定された各項目に基づき各端
    子の座標位置をそれぞれ演算させる請求項1記載の電子
    部品情報作成プログラムを記録した記憶媒体。
  3. 【請求項3】 前記作成プログラムは、コンピュータに
    前記演算後の各端子の座標位置を実際の配置状態でイメ
    ージ表示させる請求項2記載の電子部品情報作成プログ
    ラムを記録した記憶媒体。
  4. 【請求項4】 前記作成プログラムは、コンピュータに
    前記部品情報として入力設定された各項目によって求め
    られた端子の配置状態の正否を判断させ、 誤入力設定時には報知させる請求項1記載の電子部品情
    報作成プログラムを記録した記憶媒体。
  5. 【請求項5】 前記作成プログラムは、コンピュータに
    前記部品情報として入力設定された各項目及び演算後の
    各端子の座標位置を、前記電子部品の種別単位、あるい
    は複数の電子部品が搭載されるプリント基板単位でファ
    イル化させ、記憶保持させる請求項2記載の電子部品情
    報作成プログラムを記録した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 電子部品の端子の配置状態等を示す部品
    情報を作成し、部品認識用のデータとして外部出力する
    ための電子部品情報作成装置において、 前記電子部品の各端子のサイズ、ピッチ、端子数など部
    品情報として必要な各項目に対し値を表示する表示展開
    手段と、 前記各項目に設定された値を前記部品認識用のデータと
    して必要な定型文字列に変換するコマンド変換手段と、 前記部品情報の各項目を入力するための入力手段と、 前記部品情報の各項目を表示する表示手段と、 前記部品認識用のデータを外部出力するためのインター
    フェースと、を備えたことを特徴とする電子部品情報作
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記部品情報として入力設定された各項
    目に基づき、各端子の座標位置をそれぞれ演算する端子
    座標演算手段を備え、 前記表示展開手段は、演算後の各端子の座標位置を前記
    表示手段上に実際の配置状態でイメージ表示する請求項
    6記載の電子部品情報作成装置。
  8. 【請求項8】 前記部品情報として入力設定された各項
    目によって求められた端子の配置状態の正否を判断し、
    誤入力設定時に報知する情報判定手段を備えた請求項
    6,7のいずれかに記載の電子部品情報作成装置。
  9. 【請求項9】 前記電子部品の端子の配置状態を検出す
    るレーザ変位計に対して前記部品認識用のデータを出力
    するものであり、 前記コマンド変換手段は、前記電子部品の端子の光沢の
    度合いに対応したレーザパワーとダークレベルを前記定
    型文字列の一部に記述して出力する構成とされた請求項
    6〜8のいずれかに記載の電子部品情報作成装置。
  10. 【請求項10】 電子部品の端子の配置状態等を示す部
    品情報を作成し、部品認識用のデータとして外部出力す
    るための電子部品情報作成方法において、 前記電子部品の各端子のサイズ、ピッチ、端子数など部
    品情報として必要な各項目を画面表示して該各項目に対
    応した値を入力設定し、 前記各項目に設定された値を前記部品認識用のデータと
    して必要な定型文字列に変換し、 前記変換後の定型文字列に基づき各端子の配置状態の正
    否を判断し、誤入力設定時に報知する一方、正当時には
    該定型文字列を外部出力可能にすることを特徴とする電
    子部品情報作成方法。
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