JP3616141B2 - 咬合器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、歯科用の咬合器において、歯の成形のための板状の器具、特にポジショニングカロッテを保持する装置を有する咬合器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の咬合学においては、総義歯の安定をなすには、人工歯列はそれぞれの段階の咬合状態において可能な限り全ての歯が接触および接合を維持する必要があり、特に後方部分は口を開いた状態で離れてはならないとされている。これは咬合曲線(Speeの曲線)と称されており、上記のような接触を維持するためのものである。
【0003】
下歯列の計算のためのカーブの深さは、歯槽の縁の列と垂直に測定しなければならない。下歯列の歯槽縁部の列は、通常その側歯列部において凹状となっており、第1臼歯の近傍においてこの曲線は最も深くなっている。
【0004】
この咬合曲線の球面状の曲線は、切歯の重ね合わせ、犬歯の高さ、顆関節の軌跡等の各種の条件により決定されれる。
【0005】
従来は、総義歯の歯の位置決めは、歯科医が患者から決定したワックス壁の高さに対応してまず最初に下前歯列から設定する。そして、この下前歯列が設定された後に、犬歯の位置決めをする。そして、この後に小臼歯および大臼歯の設定をおこなう。これらの歯列の位置決めをおこなう場合には、特に咬合曲線を考慮することが重要である。このため、ポジショニングカロッテ(positioning calotte )と称されるものが使用されている。このポジショニングカロッテを保持するには、下顎の歯列を咬合器の上アームに上顎ベースプレートに対して保持する必要がある。
【0006】
しかし、従来のこのような保持装置は、各種の不具合がある。第1の不具合は、この咬合器の上部分が歯科医の視界と作業性を損なっていた。また、上記のポジショニングカロッテを所定の方向に正確に取り付けることが困難であった。
【0007】
従来のポジショニングカロッテは、このカロッテ全体の形状に対応して湾曲した金属板を備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、上述のような不具合を解消し、義歯の調整をより簡単確実におこなうことができる装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、義歯用の平板状の器具(52)を保持する装置(51)を有する咬合器(1)であって、継手(36)を備えた下部分(35)と上部分(37)とを有し、上部分(37)は下部分(35)に着脱可能に支えられ、横方向に延びる回転軸(5)のまわりに回転自在であり、前記器具(52)を咬合器に保持するホルダ(55)を有し、咬合器(1)の下部分(35)のみの使用においては、ホルダ(55)は下部分(35)の継手部(36)に、継手部(36)と回転軸(5)とのまわりに回転可能となるように保持されることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本発明によれば、歯列を見やすくなり、また作業性が改善される。また、本発明によれば、この咬合器の下部分の接合部分の着脱の作業性が向上し、このホルダの傾動作業が妨げられない。
【0011】
本発明によれば、咬合器の上部分を取り外し、たとえば歯列の位置決め等の際に下部分のみで使用することができる。
【0012】
また本発明によれば、歯列が良く見え、また簡単に製造することができ、迅速かつ能率的に作業をおこなうことができるポジショニングカロッテを提供することができる。
【0013】
また、本発明によれば、器具を容易に位置決め固定でき、しかも製造が容易で小型化した装置を提供することができる。
【0014】
【実施例】
以下、図を参照して本発明の実施例を説明する。図示する咬合器1は、下咬合アーム2と、上咬合アーム3とを備え、この上咬合アームは枢着軸5まわりに回動自在に設けられており、前後方向に沿って配置され、この咬合器の鉛直な中心面に対して垂直に配置されている。また、この咬合器にはU字状の支持フレーム6が設けられ、この支持フレームには上方に延長された2つの脚部7が形成されている。そして、この支持フレームの脚部7の先端部には、それぞれ枢着ベアリング部9が設けられている。好ましくは、この咬合器はアルコン咬合器と称されるものであり、回転スライド継手11を有し、上記の上咬合アーム3にはスライドガイド12が設けられている。また、これらの咬合アーム2,3の後部は、その側面が互いに重ね合わされており、また歯型または歯型のベース部が載置される位置決部13が設けられ、上記の咬合アーム2,3に形成された孔を貫通した螺子15およびこれら咬合アーム2,3から突設された位置決ピンによって固定されている。また、図示のように、下顎型および上顎型にそれぞれ対応した2つのベース部19が設けられている。これら咬合アーム2,3の一方、たとえば下咬合アーム2の前端部には切歯テーブル21が取り付けられており、この切歯テーブルからは伸縮自在な支持ピン22が上方に向けて着脱自在に取り付けられており、この支持ピンの先端部は他方の咬合アーム、たとえば上咬合アーム3に着脱自在に正確に位置決めされて取り付けられている。この切歯テーブル21および支持ピン22は、上記とは逆にこれら下咬合アーム2または上咬合アーム3のいずれにも取り付けられることが好ましい。また、これらの咬合アーム2,3の先端部には、上記の支持ピンを取り付けるための取り付けスロット23a,23bが設けられ、これらスロットはこの装置の縦中心面に沿って配置され、その前端部は開放されている。これらの取り付けスロットには、上記の切歯テーブル21および支持ピン22の両方が取り付け可能に構成され、これら切歯テーブルおよび支持ピンに形成された径の縮小部がこれらスロット内に嵌合し、螺子部材31を締め付けることにより、これらは咬合アーム2,3に固定される。
【0015】
また、この咬合器1は、下部分35を備え、この下部分は上記の下咬合アーム2、フレーム6、およびこのフレームの脚部7の内側に同軸に突設された継手ヘッド36とから構成されている。またこの咬合器は上部分37を備えており、この上部分は上咬合アーム3、継手ボス部38およびこれに取り付けられた継手ハウジング39とから構成され、この継手ハウジング内には上記の継手ボス部36および前記の回動スライド継手11が収容されている。この上部分37は、上記の継手ハウジング39に対応して設けられて2個のセンターロック42によって上記の回転スライド継手11の部分に着脱自在に保持されている。これらの各センターロック42は、C字状のロックシャックル43を備えており、これらロックシャックルは横方向の軸44まわりに回動し、ロック位置に位置した場合には、上記の水平内側に延長された継手ヘッドの下側に形成された継手凹部40に好ましくは前後方向に嵌合するように構成されている。
【0016】
咬合器は、人体の下顎の解剖学的な動きと同じ動きをするように構成されている。しかし、この実施例では、下顎すなわち下部分35ではなく、上部分37すなわち上顎が下部分35に対して動くように構成されている。(アルコン型咬合器)
この咬合器1は、平均的な値があらかじめ設定された非調節形の咬合器、および患者の頭部の実際の解剖学的な形態に対応して継手のガイド面を調節可能な調節形の咬合器、の両方に適用することができる。
【0017】
上記の回転スライド継手11は、以下のような4つの自由度を有している。
【0018】
第1の自由度は、回動ベアリングによる自由度で、上記の継手ハウジング39は回転軸5まわりに回転自在であり、また固定機構(図示せず)により任意の回転位置に固定できるように構成されている。よって、矢状案内面46の傾斜が調整できる。
【0019】
また、第2の自由度は、回転ベアリングによる自由度で、矢状案内面およびベネット案内面を有したベアリング部50が鉛直な回転軸46aまわりに回転でき、また固定要素46bにより任意の回転位置で固定できる。よって、ベネット角を任意に調節することができる。
【0020】
また、第3の自由度は、1つまたは両方のベアリング部39の自由度で、これらのベアリング部は回転軸5の軸方向に対して調整自在であり、また任意の調節位置に固定できる。この調整は、継手ハウジング39と一体化された横方向の調整ガイド(図示せず)によっておこなうことができる。
【0021】
また、第4の自由度は、横方向ガイド部による自由度である。この横方向ガイドの調整は、後側に結合されたれた継手凹部40の径方向の寸法を段階的または連続的に変更し、シフト角度(図示せず)を変更するものである。
【0022】
ポジショニングカロッテを保持する機構51は、幾つかの部分、すなわちこの咬合器の下部分35のボールヘッド36aに装着される継手部、連結部54に連結された伸縮ロッド53、および軸方向に配置された2つの継手56,57を有するホルダ55等を備えている。上記のホルダはポジショニングカロッテ52を保持するもので、このポジショニングカロッテは略水平の前後方向の支持ロッド58を備えており、この支持ロッドは上記のホルダ55の差し込み型のソケット59内に挿入されており、その中心軸線61まわりに回動自在でかつこの中心軸線方向に移動自在であり、また任意の位置で固定できる。
【0023】
また、前記の連結部54と上記のホルダ55の上支持軸63との間には、差し込み型の接続部62が設けられ、このホルダ55がこの連結部54の後側から操作できるように構成されている。
【0024】
上記の伸縮ロッド53は、外側チューブ64と内側部材65とから構成されており、この内側部材はこの外側チューブ内に挿入され、圧縮スプリング66によってこの外側チューブ64から外側に突出するように付勢されている。この内側部材には縦方向のスリット67が形成され、上記の外側チューブおよびこのスリットを貫通したピン68によってこの内側部材が抜け出すのを防止している。この外側チューブ64および内側部材65の端部には、それぞれ円錐形の凹部69が形成され、この伸縮ロッド53は上記の圧縮スプリングの付勢力によってボールヘッド36aの間に弾性的に嵌合しており、これによって回転軸5まわりに回転自在に保持されている。
【0025】
また、前記の連結部54は上記の外側チューブから好ましくは上斜め後方に突設されたブロック状の本体を有しており、このブロック状の本体はこの外側チューブ64と一体に嵌合している。この連結部54のブロック状の本体の端面、たとえば後面には鉛直方向の挿入スリット71が形成され、このスリットは後面に開放され、このスリット内には支持軸63が横方向にわずかな遊びをもって挿入されている。また、上記の支持軸63にはそのショルダー部として横方向のピン72が設けられ、このピンは上記の連結部54の下面に当接し、この支持軸がナット73により上方に引っ張られる荷重を支持している。このナット73は連結部54から上方に突出したこの支持軸63の上端部に螺装されている。このような差し込み型の接続部62において、上記のピン72が上記の連結部54の下面に形成された横方向の溝内に嵌合し、また上記のナット73には円錐面75が形成され、この円錐面が上記の縦方向のスリット71の上端部の円錐部分に嵌合することにより、この接続部62の支持軸63の中心合わせがなされている。
【0026】
また、上記のホルダ55の2つの継手56,57は、上記の差し込み形の継手59の軸方向に移動自在であり、前記のポジショニングカロッテ52は3次元的に任意の位置決めができるように大きな自由度を与えられる。なお、好ましくは上記の継手56,57はボール継手である。この継手56は、ホルダの弓状のホルダ部材76と上記の支持軸63の間に設けられ、この支持軸63は対応するボール継手に連結される。また、第2の継手57はホルダ部材76と支持ロッド58の間に設けられ、このボール継手は上記の支持ロッド58が装着される孔を有している。これら継手56,57はそれぞれ上記の弓形のホルダ部材76の横方向の取り付け部77,78の部分に配置され、それぞれボール継手81,82に嵌合している。これらの継手56,57は共通した螺子部材83によって固定できるように構成され、この螺子部材83を右または左に回転させることにより、これら継手を固定または解放できる。このボール継手82は上記の支持ロッド58を保持するための軸方向のスリットを有し、上記の螺子部材83を回転させることにより、この支持ロッド58を任意の軸方向位置および回転位置で固定できる。
【0027】
上記のホルダ55はドイツ特許出願 P 42 11 018.1−35に開示されており、また上記の咬合器はドイツ特許出願 P 42 11 020.3−35に開示され、また上記の支持ピン22と切歯テーブル21はドイツ特許出願 P 42 11 008.4−35に開示されている。重複した説明を避けるため、これら引例の明細書および図面を参照されたい。この咬合器1は、位置決め部材として突出ピン48を備え、これらの突出ピンにはフエイス・ボウのサイドアームの凹部等の位置決め要素が嵌合し、のフエイス・ボウを所定の位置に取り付けることができる。
【0028】
また、上記のポジショニングカロッテ52は、歯列に対応した平面形状をなしている。このポジショニングカロッテの下面52aは凸面状をなしており、咬合曲線たとえば曲率半径125mmの曲線をなしている。これによって、このポジショニングカロッテは25ないし28%の歯冠傾斜を与えられている。これらは、Invoclar,De Try,Lindauer歯列等の多くの歯列に適用することができる。このカロッテの曲率半径は必要に応じて他の曲率半径が採用できる。
【0029】
また、このポジショニングカロッテ52の上面84は、その支持ロッド58の軸方向と平行な平面に構成され、取り付け状態では略水平方向である。このポジショニングカロッテの本体は合成樹脂材料で形成され、好ましくは透明な合成樹脂材料で形成されており、正確かつ迅速、経済的に製造することができる。上記の支持ロッド58は一体または別体の構造部材で、金属材料等から構成され、このカロッテの本体52bに埋め込まれている。このカロッテの本体52bが透明であるために、歯列の上面が見えるばかりでなく、着色された線等でこのカロッテの本体の上面または下面にマーキングをすることができ、作業を能率的におこなうことができる。たとえば、顎の中間部を着色された線でこのカロッテ本体52bの上面または下面に表示することができる。このカロッテの下面52aおよび上面84は、球面状であることが好ましい。
【0030】
義歯の中央の裂け目、中心位置等を荷重を加えずに顎の縁部に表示することができる。
【0031】
このポジショニングカロッテ52は好ましくは摘み部85を備えており、この摘み部を把持してこのポジショニングカロッテを位置決めすることができる。この実施例では、摘み柱86の上端部に径の大きな頭部87が形成されており、たとえばカロッテ本体52に形成された鉛直な孔内に取り付けられている。
【0032】
フエイス・ボウとして、この咬合器1は載置される水平なテーブル面と平行なカンペル面が設定されている。このテーブル面が水平でかつ咬合アーム2,3がその作業位置にあると、第1のガイド31とインジケータ33とが鼻下前方点を表示する。したがって、咬合面は水平に配置される。
【0033】
また、このカロッテの本体の下面52aは曲面であるので、このカロッテは3つに分割されている奥臼歯結節に適合することができる。
【0034】
この咬合器の上部分37は取り外すことができる。これによって、上顎型が良く見える。このような観点からは、作業性を向上させる支持ピン22は無くても良い。
【0035】
そして、このカロッテが位置決めされると、螺子部材83によってその位置に固定される。
【0036】
従来のカロッテと比較して、本発明のものは全てのフエイス・ボウに適合することができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、歯列が良く見え、また簡単に製造することができ、迅速かつ能率的に作業をおこなうことができるポジショニングカロッテを提供することができる。また、器具を容易に位置決め固定でき、しかも製造が容易で小型化した装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の咬合器の斜視図
【図2】本発明の咬合器の下部分にポジショニングカロッテを装着した状態の斜視図
【図3】ポジショニングカロッテのホルダの左側面図
【図4】ポジショニングカロッテのホルダの平面図
【符号の説明】
1…咬合器
2…下咬合アーム
3…上咬合アーム
35…下部分
36…継手部
37…上部分
52…ポジショニングカロッテ
53…軸支部
55…ホルダ

Claims (23)

  1. 歯用の平板状の器具(52)を保持する装置(51)を有する咬合器(1)であって、継手(36)を備えた下部分(35)と上部分(37)とを有し、上部分(37)は下部分(35)に着脱可能に支えられ、横方向に延びる回転軸(5)のまわりに回転自在であり、前記器具(52)を咬合器に保持するホルダ(55)を有し、咬合器(1)の下部分(35)のみの使用においては、ホルダ(55)は下部分(35)の継手部(36)に、継手部(36)と回転軸(5)とのまわりに回転可能となるように保持されることを特徴とする咬合器。
  2. 前記の継手部(36)はボールヘッド(36a)であることを特徴とする請求項1の咬合器。
  3. 前記のボールヘッド(36a)にはそれぞれ水平のピンが設けられていることを特徴とする請求項2の咬合器。
  4. 前記のホルダ(55)は横方向に延長された軸支部(53)を備え、この軸支部の両端部には軸支凹部(69)が形成され、この軸支部は前記のボールヘッド(36a)に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2または3の咬合器。
  5. 前記の軸支部(53)は横方向に伸縮自在な伸縮部を有し、また前記の軸支凹部(69)はこの軸支部の両端面の中心部に形成された凹部(69)であり、上記の軸支部は前記のボールヘッド(36a)に同軸状に設けられていることを特徴とする請求項4の咬合器。
  6. 前記の軸支部(53)の伸縮部は前記の継手部(36)に対してスプリングの付勢力によって押圧されていることを特徴とする請求項5の咬合器。
  7. 前記の軸支部(53)は2つの継手(56,57)を備え、これら継手は互いに縦方向に配列され、これら継手によって前記の器具(52)を自由に調整自在とすることを特徴とする請求項ないし6のいずれか1に記載の咬合器。
  8. 前記の継手(56,57)の少なくとも1つはボール継手(58)であることを特徴とする請求項7の咬合器。
  9. 前記の軸支部(53)と器具(52)との間には前記のホルダ(55)を支持する支持部が設けられ、この支持部は前記の軸支部(53)または器具(52)の少なくともいずれかに迅速作動カップリングすなわち挿入形のソケット(59,62)によって位置決めおよび荷重に対するロックがなされることを特徴とする請求項4ないし8のいずれか1に記載の咬合器。
  10. 前記の挿入形のソケット(62)は、挿入凹部(71)を備え、たさらに挿入ピンを有し、この挿入ピンは上記の挿入凹部(71)に固定可能であることを特徴とする請求項9の咬合器。
  11. 前記の挿入形のソケット(62)は、挿入凹部(71)を備え、この挿入凹部(71)は前記の軸支部(53)に形成され、またさらに挿入ピンを有し、この挿入ピンは前記のホルダ(55)上に設けられ、この挿入ピンは前記の挿入凹部(71)に固定可能であることを特徴とする請求項9の咬合器。
  12. 支持軸(63)の上端部は前記挿入凹部内に挿入されており、この挿入凹部は上方または前方が開放されており、この挿入凹部を有する前記の軸支部が上記の支持軸(63)のシヨルダー部と、この支持軸の先端部に螺装されたナット(73)との間で保持されていることを特徴とする請求項10または11の咬合器。
  13. 前記の挿入ピンは支持軸(63)の上端部であり、この支持軸(63)の上端部は挿入凹部内に水平方向に移動自在に挿入され、この挿入凹部(71)は上方、前方または後方が開放されており、この挿入凹部(71)を有する前記の軸支部が前記の支持軸(63)のシヨルダー部の横方向のピン(72)と、この支持軸の先端部に螺装されたナット(73)との間で保持されていることを特徴とする請求項10または11の咬合器。
  14. 中心合わせの手段を備えていることを特徴とする請求項12または13の咬合器。
  15. 中心合わせの手段を備え、この手段は、前記の横方向のピン(72)が嵌合する横方向の溝と、また前記のナット(73)に形成された円錐面(75)に対応した円錐面から構成されていることを特徴とする請求項12または13の咬合器。
  16. 前記のホルダ(55)には前記継手(56,57)が設けられていることを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1に記載の咬合器。
  17. 前記のホルダ(55)には前記継手(56、57)が設けられ、この支持軸(63)は対応した継手(56)の継手ボール(81)に一体的に接続されていることを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1に記載の咬合器。
  18. 前記の器具(52)には支持ロッド(58)が設けられており、また前記の軸支部(53)には、孔がソケットとして設けられており、上記の支持ロッド(58)はこの孔に挿入されかつ固定されることを特徴とする請求項4ないし17のいずれか1に記載の咬合器。
  19. 前記の器具(52)には支持ロッド(58)が設けられており、この支持ロッド(58)は水平後方に延長されており、また前記の軸支部(53)には、孔がソケットとして設けられており、上記の支持ロッド(58)はこの孔に挿入されかつ固定されることを特徴とする請求項4ないし17のいずれか1に記載の咬合器。
  20. 前記の孔は前記の器具(52)の継手(57)の前記継手ボール(82)に形成されていることを特徴とする請求項18または19の咬合器。
  21. 前記の継手(56,57)は共通の固定部材によって固定可能であり、この固定部材は固定螺子(83)であり、この固定部材は一方の継手のみを解放または固定し、この後に、さらに他方の継手を解放または固定し、異なる時間に固定部材が作用することを特徴とする請求項7ないし20のいずれか1に記載の咬合器。
  22. 前記の継手ボール(82)の孔はスリットであり、この継手ボール(82)と前記の支持ロッド(58)との間にクランプ接続を形成し、このクランブ接続は同じ固定部材(83)によって対応する継手を同時に解放または固定するものであることを特徴とする請求項18ないし21のいずれか1に記載の咬合器。
  23. 前記の器具(52)は、その下面(52a)が凸面状をなし、また突設された支持ロッド(58)からなる保持部を備え、この器具(52)は合成樹脂または透明な材料で形成されており、またその上面(84)は平面であることを特徴とする請求項1ないし22の いずれか1に記載の咬合器。
JP21372094A 1993-09-07 1994-09-07 咬合器 Expired - Fee Related JP3616141B2 (ja)

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DE4330296A DE4330296B4 (de) 1993-09-07 1993-09-07 Vorrichtung zum Halten einer Aufstellkalotte in einem Artikulator sowie entsprechende Aufstellkalotte
DE4330296.3 1993-09-07

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