JP3612536B2 - 波動増幅装置付魚釣り仕掛け装置 - Google Patents
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【産業上の利用分野】
本発明は、波動理論の応用により魚釣り仕掛けのうちリール本体に接続された道糸に接続具を使用して接続された仕掛けの幹糸からオモリまでの間に接続される分岐点の位置を設定することにより、魚の鉤掛かりのさい発生する波動を多く伝播するための魚釣り仕掛けに関する。
【0002】
【従来の技術】
カレイ、アイナメ、コチなどの根魚については、3〜4mの浅場から50mを超す深い海底まで生息する。従来こういった根魚を対象とした釣りは仕掛け投入において糸絡みが発生するため天秤を使用した仕掛けを用いていた。仕掛けや天秤は改良され海底50mの魚の鉤掛かりの波動をとらえるようになってきた。しかし、天秤を使うと仕掛け自体にアソビがあるため、コヅキといってオモリを上下させる動きを多用しなければならない。また、このコヅキを行うのは仕掛け先端のハリスや鉤を動かすなどして集魚効果を得るためである。そして、キキという仕掛けを垂直に持ち上げる動作を行うことで居食い状態の魚にテンションを与え仕掛けのアソビを打ち消す波動をを起こさせ、波動を感じた場合、はじめて魚が鉤掛かりをしたことを知ることができる。
【0003】
従来から使用されている図1記載の天秤仕掛けは糸絡みを防止することと道糸を上下させることにより天秤に接続された仕掛けを動かし集魚効果を持たせることが主たる目的であった。そして、道糸、オモリ、仕掛けが簡単に交換できるように図1中の2のスナップ付サルカンや3のサルカンなどの接続具を金属管で製作された11の天秤本体に埋め込んだり他の方法により接続具を固定するよう改良されるに至った。また、金属棒を使用したものが開発されているが、仕掛け自体のアソビという観点からすると金属管を使用したものの方が優れている。鉤掛かりについては「アタリ」という言葉に代表されるように物理学の波動や振動、縦波や横波も意識されることなく、これまでの経験と新しい考案により試行錯誤しながらアタリの敏感な天秤や仕掛けが製作されてきているのが現状である。
【0004】
また、直結仕掛けと呼ばれる図2記載の天秤を用いない仕掛けでは、天秤のように仕掛けの中間に3のサルカンや2のスナップ付サルカンなどの接続具が少なく、ほとんど一本の連続する釣り糸により仕掛けが製作されている。このため、一定の張力がなくとも波動は伝播する。この仕掛けは、道糸までの間にハリス交換のために3のサルカンを配置するのみでその他にはほとんど接続具を使用しない。このため天秤を使用した仕掛けに比べて接続具自体のもつアソビによる波動伝播の分断が少なく、いわゆる「アクリ」が優れている。この直結仕掛けの欠点は、13のオモリを仕掛けの垂直方向と水平方向の境に接続具2のスナップ付サルカンを使用して接続するため、波動のうち横波はこの接続部分でほとんど反射してしまい、鉤掛かりの際の微弱な波動を道糸に伝播できない構造となっている。しかも、糸絡みを防止する手段として仕掛けの途中に12の縒りをいれた幹糸を使用し幹糸に張りを持たせていることから、仕掛け全体の表面積が増え潮が速い場合、水流抵抗が大きくなり、水流による波動が混入するため鉤掛かりのさいの縦波波動の著しい減衰が起こる。
【0005】
従来の仕掛けで魚が鉤掛かりしたことを感じるのは、使用したオモリを動かす波動があった場合である。このため、仕掛け中に大きなアソビがあったり、オモリを動かすことのできる程度の波動が発生しない鉤掛かりの場合は、居食い状態となり、キキという動作をすることなしには鉤掛かりをしたことを感じることができなかった。つまり、従来の仕掛けは鉤掛かりにより、オモリが振動したかどうかにより横波伝播を感じたものがほとんどである。しかし、波動には縦波もありすべて反射されるわけではない。一定の張力が存在する場合は一部の縦波は減衰するものの透過という現象により道糸に伝播する。この透過した波動を感じる事ができるのは、多くの経験をした熟達者によるか、または、静寂な環境で神経を集中しなければ感じ取ることができないものである。
【0006】
以上のように根魚を対象とする従来の仕掛けは糸絡みを防止させ、また、鉤掛かりのいわゆる「アタリ」をいかに竿先に伝えるかを優先し改良されてきた。しかし、この「アタリ」の改良は経験によるものがほとんどであった。また、天秤を使用すると「アタリ」が鈍くなるというのがこれまでの常識となっている。このため、仕掛けのうち天秤を含むハリス、鉤などの接続方法や接続具の分野の改良が中心に行われてきたところである。特開2000−139302、実開平4−129778、実開平4−94975、公開実用新案公報平3−99964、同平2−138571、同平1−149954など。「アタリ」という言葉には波動や振動、横波や縦波、反射や透過などという物理学的概念はいまのところ存在しない。このため、波動や振動の理論に合致した急進的改良を見ることがない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の天秤や接続具、その他の釣り具を組合せた仕掛けを用いても結果的に魚は釣れるが、それはオモリを振動させる強い波動が発生した場合であって、魚がエサを捕食した際の弱い波動を効率的に竿先まで伝播させることができない。このため魚がエサを捕食した瞬間の波動を感知できないため積極的に鉤かかりさせ釣ることができない。
そこで、本発明は前記の課題を波動の基本理論を用いることにより解決し、波動の増幅方法を提供することにより魚釣りにおける仕掛けの効果の向上を図った魚釣り仕掛け装置を提供することを目的としている。
【0008】
図3のように請求項1に記載の方法により製作した仕掛けによる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明において固定端とは一定質量をもつ物体に道糸、幹糸、ハリスとよばれる釣り糸が固定された状態を表し、波動伝播による振動が接続された物体に変位を与えない場合を指す。また、自由端とは一定質量をもつ物体に釣り糸が固定されているが波動伝播による振動が接続された物体またはその物体にさらに接続された物体を変位させる状態をいう。したがって、当初固定端としての機能を有していても波動の大きさにより接続された物体を変位させる場合は自由端に変化したこととなる。
さて、図3の仕掛け縦軸幹糸の一端にオモリを固定端として機能する接続端子を用い接続する。この場合、接続具であるスナップ付サルカンやスナップは固定端端子とはならないので注意が必要である。固定端として機能する適当な接続具がない場合はオモリと釣り糸を、ユニットノットやクリンチノット等の方法により直接結節すると固定端の機能を有する接続となる。そして、他の一端は自由端としての機能を有する接続具例えば図3中2で示したスナップ付サルカン等で道糸に接続する。また、両端子間の3分の1の位置に分岐用接続端子を接続した魚釣り仕掛け装置を使用する。糸絡みなどを考慮に入れなければ二軸方向に回転可能なビーズを用いることもできる。図3では本発明者がすでに特許申請中の「ビーズ付ハリス補強管」を使用した例である。したがって、分岐端子の接続位置さえ守られればどのような分岐端子でも接続可能である。
【0010】
つぎに、図3の仕掛けのライン上に存在する固定端のうち上部先端にもっとも近い固定端である6の分岐端子と上部接続具である2のスナップ付サルカンの幹糸接続部分までの長さの2倍の長さを有する幹糸を使用した図4の波動増幅装置について実施形態を説明する。
幹糸5の上部に自由端としての機能を有する接続具である2のスナップ付サルカンを配置する。また、幹糸の下部においては固定端として機能する接続具3のサルカンを配置した方法により製作された波動増幅装置と接続する方法を用いる。この場合自由端として機能するものであれば種類を問わないこと前述のとおりである。また、下部に固定端として機能する接続具としたが、これは図2の仕掛けとの接続具がすでに自由端として機能するため、固定端と表記したものであり、自由端として機能する端子を用いても著しい変化はない。なお、サルカン本体は回転する接続金具にアソビがあるため前後左右にある程度角度を付けて可動するため、自由端としての機能を有するがスナップ付サルカンのように垂直位置からほぼ180度近く可動しないため固定端としての機能をも有するものと考える。しかし、完全な固定端としては機能しない。そして、図4の2のスナップ付サルカンに固定端を有する振動子として機能する物体を接続する。この例として最も身近にあるものを利用するとするならばオモリがよい。このオモリはごく軽いもので良い。通常50メートル程度の深場に使用される仕掛けの場合40号から50号程度の規格のオモリが用いられるが、そのオモリの10分の1以下の規格のオモリを接続する。
【0011】
図5において全体の接続はオモリ接続の固定端を0とすれば分岐接続端子が7分の1の位置、自由端端子が7分の3の位置、道糸との接続部分の自由端端子が7分の7の位置として製作されても機能する。
【0012】
(実施例)請求項1記載の本発明の仕掛けにより実施する。
【0013】
図3は本発明基本仕掛けの構成図である。鉤掛かりの際の波動は8の鉤の振動から7のハリスへ縦波と横波が伝播する。このとき、波動は6の分岐接続具を振動させ5の幹糸へ伝播する。分岐接続具から上下の両方向に伝播した波動は、下方では10のオモリ接続部分と上方では2のスナップ付サルカンの接続部分で波動の反射が起こり、次の波動と共振することとなる。つまり、10のオモリの接続部分では固定端反射が起き、上部2のスナップ付サルカンとの接続部分では自由端反射となる。固定端反射は振動の山を谷として反射し、自由端では山を山として反射することから、一回目の波動がオモリの接続箇所で反射すると、3回目の波動の道糸方向の振動と重なり共振する。この現象が反復されることになるから振幅が増幅することとなる。そして、自由端反射の場合は2のスナップ付サルカンにおいて幹糸を外側に移動させる力が働くため、この部分では新たに横波振動が発生することとなる。このことにより、従来、図1のテンビン仕掛けにおいてはテンビンと仕掛けの接続部分2に埋め込まれたサルカンと2のスナップ付サルカンで、また、図2の直結仕掛けにおいてはオモリに伝播する波動のうち横波がオモリの接続部分2のスナップ付サルカンで自由端反射を起こし、さるかんとスナップのアソビの中で運動エネルギーを放出するため波動を道糸に伝播することができなかったが、この接続により波動を伝播させることができる。
【0014】
図5中基本仕掛けと波動増幅装置の接続部4のスナップ付サルカンは6の分岐位置で発生した振動により外側に変位を起こし、新たな振動が発生する。このため、振動増幅装置下部3のサルカンで振動を上部接続部分2のスナップ付サルカンの幹糸上で振動させることとなり、道糸との接続部分2のスナップ付サルカンを大きく変位させることになる。さらに、14の副オモリは2のスナップ付サルカンの変位から発生する振動により、前後左右上下に運動するため、仕掛け上に発生した振動とは関係のない振動が発生し、この副オモリの振動が道糸に伝播する。このため、仕掛けに接続された主オモリが振動する前に副オモリが振動をはじめ道糸に多くの波動を伝播する。そして、仕掛けに接続された主オモリが振動をはじめた場合さらに大きな波動が伝播される。
【0016】
本発明によりオモリを振動させない鉤掛かりのさいのわずかの波動をよりよく伝播することができ、また、仕掛けに接続されたオモリの振動による大きな波動も固定端反射と共振による自由端の変位並びに強制振動を応用することで波動を増幅することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の天秤仕掛けの全体図
【図2】従来の直結仕掛けの全体図
【図3】本発明の請求項1に記載の基本仕掛けの接続図
【図4】本発明の波動増幅装置の構成図
【図5】本発明の基本仕掛けと波動増幅装置を接続した接続図
【符号の説明】
1 道糸
2 スナップ付サルカン
3 サルカン
4 スナップ付サルカン
5 幹糸
6 ハリス分岐位置
7 ハリス
8 鉤
9 ビーズ
10 結びコブ
11 ハリス
12 縒りを入れた幹糸
13 主オモリ
14 副オモリ
15 魚釣り仕掛け装置上部スナップ付サルカン先端
16 波動増幅装置上部スナップ付サルカン先端
Claims (1)
- 仕掛け縦軸釣り糸上部に幹糸と連結させるためスナップ付サルカンを接続し、釣り糸下部は接続具を使用せず主オモリに縦軸釣り糸を直結する。スナップ付サルカン先端から主オモリとの結び目までの間にハリス分岐位置を設け、サルカンに副オモリを接続した魚釣り仕掛け装置。
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