JP2009100685A - ワイヤーベイト型疑似餌 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレードの振動を増幅でき、しかも、破損を低減することができるワイヤーベイト型疑似餌を提供する。
【解決手段】スピナーベイトのワイヤー11の屈曲部分にラインアイ14及び折返し部27を形成する。ラインアイ14と折返し部27とは逆方向に屈曲しており、両者合わせて略S字形状をなしている。ワイヤー11のアッパーアーム21及びロアアーム22は、ワイヤー11のV字形状を膨らます方向にそれぞれ湾曲している。このような構成により、ワイヤー11全体のバネ特性が向上する。また、アッパーアーム21及びロアアーム22の見かけ上の長さよりも実際の長さが大きくなるため、ワイヤー11全体が受ける破損に対する負荷の許容量が増大する。更に、水流でブレードが回転することにより発生する振動が、湾曲するアッパーアーム21に分散して伝わるため、応力がラインアイ14に集中することがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、釣りに用いられるワイヤーベイト型疑似餌(ルアー)に関する。
図4〜図6は、ルアーフィッシングに用いられる疑似餌(ルアー)の一種であるワイヤーベイト型疑似餌(以下「ワイヤーベイト」という)の従来構成を示している。ワイヤーベイトにはスピナーベイト(図4)、バズベイト(図5)、ジグスピナー(図6)と呼ばれる疑似餌があり、いずれも金属製ワイヤー11と、その両端に取り付けられたブレード12及びヘッド13から構成されている(特許文献1、非特許文献1参照)。
ワイヤー11はライン(釣り糸)が取り付けられるラインアイ14を中心に略V字形状或いはL字形状に屈曲成形されている。ブレード12は、木の葉形状若しくはハート形状の板状部材からなり、ワイヤー11の一端部に回転自在に取り付けられている。ヘッド13はワイヤー11の他端部に固定されており、フック(釣り鈎)13aと錘13bの成形部品からなる。また、スピナーベイトやバズベイトのヘッド13には多数の紐状体からなるスカート15が装着されている。
いずれのワイヤーベイトも水中に投入され、ヘッド13の浮き沈みを調整しながら釣り糸を引くことにより対象魚を釣り上げる。水中に投入されたブレード12は水流によって回転し、光を反射すると共に振動を発する。ブレード12の回転により発生した振動はワイヤー11を伝ってヘッド13を揺さぶり、これによって対象魚を誘い食い付かせる。ブレード12の振動が大きいほどヘッド13は大きく揺さぶられ、ヘッド13やスカート15が複雑な動きを見せるため、誘魚効果が向上する。
特開2004−49125号公報([0002],図17) 常吉ネットショップホームページ[平成19年10月15日検索],インターネット<URL:http://www.tsunekichi-inc.com/brand/wire_bait/wire_bait.html>
ブレード12の振動が大きいとその分、ワイヤー11にかかる負荷が大きくなる。従来のワイヤーベイトには、水中に投入されたときに実際の魚のようにヘッド13が水平姿勢で動くように、ラインアイ14からヘッド13までのワイヤー部分11aを湾曲させる場合がある。ところが、ブレード12は水流によって回転し様々な姿勢をとることから、一般的にラインアイ14からブレード12までのワイヤー部分11bは直線状に形成されていた。
図7に示すように、ブレード12で振動が発生すると、直線状のワイヤー部分11bはその基端部(つまりラインアイ14とワイヤー部分11bとの境界部)を中心に揺動する。このため、ワイヤー11の屈曲部分に位置するラインアイ14には応力が集中し易く、金属疲労によって折れ易くなるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、ブレードの振動を増幅でき、しかも、破損を低減することができるワイヤーベイト型疑似餌を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係るワイヤーベイト型疑似餌は、
a)釣り糸が取り付けられるラインアイを中心に略V字状或いは略L字状に屈曲成形された金属製のワイヤーと、
b)前記ワイヤーの一端部に回転自在に取り付けられたブレードと、
c)前記ワイヤーの他端部に固定されたヘッドと、
を有するワイヤーベイトにおいて、
前記ラインアイから前記ブレードまでのワイヤー部分が湾曲していることを特徴とする。
本発明のワイヤーベイト型疑似餌では、ブレードで発生した振動が湾曲したワイヤーの各部に分散されて伝わり、ラインアイに応力が集中することがないため、ラインアイ部分の金属疲労を軽減することができる。また、ラインアイからブレードまでのワイヤー部分を湾曲させたことにより当該部分の各部に伝わった振動は増幅されつつラインアイ、ラインアイからヘッドまでのワイヤー部分を経てヘッドに伝わる。このため、ヘッドの動きが一層複雑なものとなり、集魚効果、誘魚効果が高まる。
以下、本発明をスピナーベイト型疑似餌に適用した一実施例を図面を用いて説明する。尚、従来技術の説明で示した部分と同一部分には同一符号を付している。図1に示すように、本実施例に係るスピナーベイト型疑似餌(以下、「スピナーベイト」という)は、略V字状に屈曲成形されたステンレス製のワイヤー11と、このワイヤー11の一方の端部に取り付けられたブレード12及び他方の端部に取り付けられたヘッド13から構成されている。屈曲部分からブレード12までのワイヤー部分をアッパーアーム21、屈曲部分からヘッド13までのワイヤー部分をロアアーム22という。
ブレード12は木の葉形状の金属板或いはプラスチック板からなり、スイベル24を有する連結具25でアッパーアーム21の先端に取り付けられている。これにより、ブレード12は様々な方向に自由に揺動したり回転したりできる。
ヘッド13はフック13a及び錘13bからなる成型品で、ロアアーム22の先端に固定されている。ヘッド13には前記フック13aを取り囲むようにスカート15が取り外し可能に取り付けられている。スカート15は例えばシリコン樹脂製の多数の紐状体から構成されている。
ワイヤー11の屈曲部分にはラインアイ14が形成されている。このラインアイ14はワイヤー11の屈曲部分を深く折り曲げて略C字状にしたもので、ライン(釣り糸)Lが結びつけられるようになっている。また、アッパーアーム21のうちラインアイ14に隣接する部分には、ラインアイ14と反対方向にワイヤー11を屈曲させることにより略C字状の折返し部27が形成されている。このようにラインアイ14と折返し部27とが並んで形成されていることによりワイヤー11の屈曲部分は略S字状となる。
また、アッパーアーム21及びロアアーム22は、ワイヤー11のV字形状を膨らます方向にそれぞれ湾曲している。このような構成により、ワイヤー11全体のバネ特性が向上する。また、図2に示すように、アッパーアーム21及びロアアーム22の見かけ上の長さ(図2に一点鎖線Aで示す)よりも実際の長さが大きくなるため、ワイヤー11全体が受ける破損に対する負荷の許容量が増大する。
上記構成のスピナーベイトが水中に投入されると、錘13bの重量によってブレード12が上方にヘッド13が下方に配置される。このとき、ワイヤー11のV字形状が膨らむ方向にロアアーム22が湾曲しているため、ヘッド13は魚のように略水平姿勢で遊泳する。また、水流によってブレード12が揺動、回転し、振動が発生する。
ブレード12で発生した振動は、湾曲するアッパーアーム21の全体に分散して伝わった後、折返し部27、ラインアイ14、ロアアーム22を経てヘッド13に伝わる。このため、応力がラインアイ14に集中することがなく、金属疲労によるラインアイ14の破損を軽減することができる。
また、アッパーアーム21及びロアアーム22を湾曲させると共にバネ性を有する折返し部27を設けたことによりワイヤー11全体のバネ特性が向上する。従って、ブレード12で発生した振動が増幅してヘッド13に伝わる。このため、従来のスピナーベイトに比べて対象魚に対するアピール力の高い複雑な動きを得ることができ、集魚効果が向上する。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
本発明は、ワイヤーベイト型疑似餌全般に適用できる。
アッパーアームを湾曲させるだけでもワイヤー全体のバネ特性が向上し、且つラインアイに応力が集中することを防止できるため、ワイヤーには折返し部を設けなくても構わない(図3参照)。
アッパーアームやロアアームを湾曲させる方向は、ワイヤーのV字形状を膨らませる方向に限らず、狭める方向でも良い。また、アッパーアーム及びロアアームの一方を、ワイヤーのV字形状を膨らませる方向に湾曲させ、他方を狭める方向に湾曲させても良い。アッパーアームやロアアームの曲率半径は、ワイヤーの素材や対象魚の種類等に応じて適宜設定することができる
本発明の第1の実施例を示すスピナーベイトの正面図。 ワイヤーの正面図。 本発明の変形例を示すワイヤーの正面図。 ワイヤーベイトの一つであるスピナーベイトの従来構成を示す正面図。 バズベイトの従来構成を示す正面図。 ジグスピナーの従来構成を示す正面図。 従来のスピナーベイトの動きを説明するための図。
符号の説明
11・・・ワイヤー
12・・・ブレード
13・・・ヘッド
14・・・ラインアイ
21・・・ロアアーム
22・・・アッパーアーム
25・・・連結具
27・・・折返し部

Claims (3)

  1. a)釣り糸が取り付けられるラインアイを中心に略V字状或いは略L字状に屈曲成形された金属製のワイヤーと、
    b)前記ワイヤーの一端部に回転自在に取り付けられたブレードと、
    c)前記ワイヤーの他端部に固定されたヘッドと、
    を有するワイヤーベイトにおいて、
    前記ラインアイから前記ブレードまでのワイヤー部分が湾曲していることを特徴とするワイヤーベイト型疑似餌。
  2. 前記ラインアイから前記ブレードまでのワイヤー部分のうち前記ラインアイ側の端部に当該ラインアイと逆方向に屈曲する略C字状の折返し部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーベイト型疑似餌。
  3. 前記ラインアイから前記ヘッドまでのワイヤー部分が湾曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤーベイト型疑似餌。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8763301B2 (en) * 2009-05-06 2014-07-01 Richard C. Lau Spinner arm
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