JP3609957B2 - メダル供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン等のメダルを使用した遊技機またはメダル貸出機等を備える遊技装置にメダルを供給するメダル供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記遊技装置としては、例えば図12に示すように、複数の遊技機102が幅方向に並べられると共に遊技機102の間にメダル貸出機110およびスペーサ部材111が配されてなる遊技機列104を背中合わせにし、遊技機列104の上方を通るようにメダル補給手段105が設けられ、遊技機列104の下方を通るようにメダル回収手段134が設けられた一般な構成のものである。なお、図10中の135は、メダル補給手段105の終端からメダル回収手段134の始端にメダルを案内する案内手段である。
【0003】
上記メダル補給手段105は、図13(平面図)に示すように、メダルを搬送するベルトコンベア113を有し、ベルトコンベア113に対して案内部材116が昇降可能に設けられている。この案内部材116は鉛直軸回りの右側にまたは左側に揺動し、降下状態のときに、ベルトコンベア113の上を搬送されるメダルを、背中合わせに配した遊技機列104a(または104b)の遊技機102およびメダル貸出機110に対応して設けた第1メダル取り込み部114または第2メダル取り込み部115に案内する。一方、上記メダル回収手段134は各遊技機102から排出されたメダルを搬送するベルトコンベアからなる。
【0004】
この遊技装置103に対して設けられる従来のメダル供給装置100は、メダル回収手段134により回収されたメダルを収容する収容部106を有し、収容部106には、リフト手段107の下部が配設されている。このリフト手段107は、上下方向に配置された無端ベルトの表面に搬送翼が突設されていて、その搬送翼にて収容部106に収容されているメダルを上方の振り分け手段109に移送する。振り分け手段109は正逆方向に周回するベルトコンベアからなり、メダルをメダル補給手段105と受け部108とに振り分ける。受け部108に振り分けられたメダルはメインタンク101に貯留され、所定の場合にはメインタンク101から収容部106に払い出されるように構成されている。
【0005】
かかる構成の従来のメダル供給装置100におけるメダルの美化処理は、メダルを一旦回収して別途設けた水洗美化処理機へ運び、その水洗美化処理機にて美化処理した後にメダル供給装置に戻すことにより行われている。上記水洗美化処理機としては、例えば特開平10−277504号、特開平10−286534号にて提案されたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来のメダル供給装置を使用する場合は、メダル美化処理の際にメダル供給装置から一部のメダルを取出して水洗美化処理機へ運搬し、美化処理後に再度運搬してメダル供給装置に戻す作業を要し、そのためにメダル美化処理に手間が掛かると共に煩わしいという問題があった。
【0007】
そこで、上記問題を解消すべくメダル供給装置にメダル美化処理手段を組み込むことが考えられる。
【0008】
しかしながら、そのようにした場合には以下のような別の問題がある。即ち、メダル供給装置は各遊技機列に対応して1つずつ配設されることが一般的であり、また、1組の遊技装置とメダル供給装置とを通流する総メダル数は、外部から追加補給しない限り一定のままである。このため、遊技装置側での通流メダル数が不足してメダル供給装置に対してメダル補給指令が発せられも、メダル美化処理手段に多量のメダルを送っている場合にはその送られたメダルを直ぐに遊技装置側へ供給することが困難であり、そのため単にメダル供給装置にメダル美化処理手段を配設しただけではメダル美化処理手段を通流させるメダル数と遊技装置側を通流させるメダル数のバランスをとることが容易に行えないという別の問題がある。
【0009】
本発明は、このような従来技術の課題を解決すべくなされたものであり、メダル美化処理手段を内蔵させても遊技装置側を通流させるメダル数とのバランスを容易にとることができるメダル供給装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のメダル供給装置は、メダルを使用する複数の遊技機を少なくとも有する遊技機列の上方を通るように設けられたメダル補給手段および遊技機列の下方を通るように設けられたメダル回収手段を備える遊技装置に対し、その側方に配設されており、メダル回収手段にて回収されると共にメダル補給手段へ供給するためのメダルを貯留するためのメダル貯留手段を備えているメダル供給装置において、上記メダル回収手段にて回収されたメダルを美化処理し、美化処理したメダルをメダル貯留手段へ供給するメダル美化処理手段と、メダル美化処理手段にて美化処理される前のメダルが所定量を越えると、その越えたメダルをオーバーフローさせる堰、及び上記堰よりオーバーフローしたメダルをメダル貯留手段へ送るバイパス通路を有する迂回手段とを具備する構成である。
【0011】
この構成にあっては、遊技装置のメダル回収手段にて回収され、メダル供給装置内に設けたメダル美化処理手段へ供給されるメダルが、迂回手段を介してメダル貯留手段へ迂回されるため、メダル美化処理手段を内蔵させても、遊技装置側からのメダル補給指令に対応してメダル供給装置からメダルを迅速に遊技装置へ補給することができる。よって、メダル美化処理手段を内蔵させても遊技装置側を通流させるメダル数とのバランスを容易にとることができるメダル供給装置を提供することが可能になる。
【0012】
ここで、メダルとは、通常の円形をしたメダルの他にコイン等を含み、更には矩形状、楕円状、または多角形状等に形成された金属製や樹脂製のメダル、コイン等も含む。
【0013】
本発明のメダル供給装置は、メダルを使用する複数の遊技機を少なくとも有する遊技機列の上方を通るように設けられたメダル補給手段および遊技機列の下方を通るように設けられたメダル回収手段を備える遊技装置に対し、その側方に配設されており、メダル回収手段にて回収されると共にメダル補給手段へ供給するためのメダルを貯留するためのメダル貯留手段を備えているメダル供給装置において、上記メダル回収手段にて回収されたメダルを美化処理し、美化処理したメダルをメダル貯留手段へ供給するメダル美化処理手段と、メダル美化処理手段にて美化処理される前のメダルをメダル貯留手段へ送るバイパス通路、及び指令信号に基づいて揺動して、メダル美化処理手段にて美化処理される前のメダルの送り先をバイパス通路へ変更する傾斜板を有する迂回手段とを具備する構成である。
【0014】
この構成にあっても、遊技装置のメダル回収手段にて回収され、メダル供給装置内に設けたメダル美化処理手段へ供給されるメダルが、迂回手段を介してメダル貯留手段へ迂回されるため、メダル美化処理手段を内蔵させても、遊技装置側からのメダル補給指令に対応してメダル供給装置からメダルを迅速に遊技装置へ補給することができる。よって、メダル美化処理手段を内蔵させても遊技装置側を通流させるメダル数とのバランスを容易にとることができるメダル供給装置を提供することが可能になる。
【0015】
また、本発明のメダル供給装置において、前記メダル美化処理手段は、植毛状のマット上をメダルが移送されることによりメダルの美化処理を行う手段である構成とすることができる。
【0016】
また、本発明のメダル供給装置において、前記メダル美化処理手段は、ブラシと洗浄液とを用いて処理した後にメダルから洗浄液を除去する処理を行う手段である構成とすることができる。
【0017】
また、本発明のメダル供給装置において、前記メダル美化処理手段は、美化処理用粉体および粒体の少なくとも一方との撹拌作用によりメダルの美化処理を行う手段である構成とすることができる。
【0018】
また、本発明のメダル供給装置において、前記メダル美化処理手段は、布体との相対移動によりメダルの美化処理を行う手段である構成とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき具体的に説明する。
【0020】
図1は本実施形態に係るメダル供給装置を示す正面図である。図2はそのメダル供給装置を示す右側面図であり、メダル供給装置を遊技装置に付設した状態を示す。なお、図2の遊技装置103は図12と同一のものを使用しており、図2において図12と同一部分には同一番号を付している。
【0021】
遊技装置103は、例えば図2に示すように、複数の遊技機102が幅方向に並べられると共に遊技機102の間にメダル貸出機110およびスペーサ部材111が配されてなる遊技機列104を背中合わせにし、遊技機列104の上方を通るようにメダル補給手段105が設けられ、遊技機列104の下方を通るようにメダル回収手段134が設けられており、遊技装置103の終端にはメダル回収手段134の始端にメダルを案内する案内手段135が設けられた構成である。
【0022】
上記メダル補給手段5は、従来技術と同様に図13に示すように、メダルを搬送するベルトコンベア113を有し、ベルトコンベア113に対して案内部材16が昇降可能に設けられている。この案内部材116は鉛直軸回りの右側にまたは左側に揺動し、降下状態のときに、ベルトコンベア113の上を搬送されるメダルを、背中合わせに配した遊技機列104の遊技機102およびメダル貸出機110に対応して設けた第1メダル取り込み部114または第2メダル取り込み部115に案内する。また、上記メダル回収手段134も従来技術と同様、各遊技機102から排出されたメダルを搬送するベルトコンベアからなる。
【0023】
この遊技装置103に対して付設された本実施形態のメダル供給装置1は、メダルを貯留し、また払い出しを行うメダル貯留手段としてのメインタンク7と、メダル回収手段134にて回収されたメダルおよびメインタンク7から払い出されたメダルを収容する収容部3と、収容部3に収容されたメダルを上送りするリフト手段4と、リフト手段4にて上送りされたメダルを、前記メダル補給手段105側とメインタンク7側とに振り分ける振り分け手段5と、振り分け手段5にてメインタンク7側に振り分けられたメダルを美化処理してメダル貯留手段へ供給するメダル美化処理手段20とを具備する。上記リフト手段4および振り分け手段5は、図12に示す従来のリフト手段107および振り分け手段109と同一のものである。図中の6は、振り分け手段5にてメインタンク7側に振り分けられたメダルをメダル美化処理手段20へ導くための受け部である。
【0024】
また、本実施形態のメダル供給装置1は、遊技者からのメダルの個数を計数する計数機8と、この計数機8を経たメダルを収容する一次タンク9と、この一次タンク9および前記メインタンク7からオーバーフローしたメダルを受けるオーバーフロータンク11と、一次タンク9のメダルを収容部3に供給する供給樋10と、前記メダル美化処理手段20へ循環させる洗浄液を貯留する洗浄液タンク28とを具備する。
【0025】
かかるメインタンク7、メダル美化処理手段20等により構成される本実施形態のメダル供給装置1は、全体がケース1に収納された構成である。ここで、上記収容部3に収容されたメダルをリフト手段4にて上送りし、そのメダルを振り分け手段5にて遊技装置103のメダル補給手段105へ供給する経路が供給経路であり、一方循環経路は振り分け手段5にてメダルが受け部6へ供給された後、メダル美化処理手段20およびメインタンク7を経て収容部3に戻される経路である。
【0026】
図3は上記メダル美化処理手段20の全体を示す斜視図であり、図4(a)はメダル美化処理手段20を示す正面図、図4(b)はその右側面図、図5および図6はメダル美化処理手段20の内部構造を示す正面図(但し、図5と図6とは断面位置が異なっている)、図7はメダル美化処理手段20に備わった洗浄液除去手段としての吸水ローラ40の前面側を示す左側面図、図8はメダル美化処理手段20の内部構造を示す背面図、図9はスイッチ8の右側面図であって、吸水ローラ40の背面側を示す図である。
【0027】
上記メダル美化処理手段20は、図3〜図9に示すように箱21に内蔵された構成であり、その箱21は上述したケース1の内部に固定した支持枠12の上側にスライド可能に配設される(図3および図4参照)。また、箱21の前面下部には、その左右両側にクランプ25が取付けられ、そのクランプ25は前記支持枠12に係合するようになっており、箱21は支持枠12の奧側に位置するときに、クランプ25を介して支持枠12に固定される。箱21の前面は、開閉蓋24がヒンジ24aを介して開閉可能になっている。また、図4(b)に示すように、箱21の右側面にはケース1の内面に接触する凸状スペーサ26が突出して設けられ、図示は省略するが、箱21の左側面にも同様の凸状スペーサが設けられている。これらスペーサはケース1に対する箱21の位置決めに利用される。
【0028】
また、箱21の上側には、ホッパーとして機能する、大小2つの傾斜板22、23が設けられている。これら傾斜板22、23は中央側を下げて傾斜させてあり、小さい方の傾斜板22の下端は大きい方の下端よりも高い位置に配され、両傾斜板22と23の各下端の間はメダル落下用開口を構成する。その開口の下方には図5に示すようにメダル移送手段30が設けられている。
【0029】
そのメダル移送手段30は、無端ベルト31と、この無端ベルト31が掛け渡され、一方がモータ65により駆動され、他方が従動する2つの回転ローラ32、33とを有し、回転ローラ33が32よりも高い位置に配されていて、無端ベルト31は上面が傾斜している。なお、モータ65とこれにより駆動される回転ローラとの間は、図示しない力伝達手段を介して連結されている。上記無端ベルト31の周回域の上側には、上記傾斜板22、23の間のメダル落下用開口から落下したメダルを拘束する4つの側板35a、35b、35c、35dおよびメダル滑落板36が設けられている。側板35aは、傾斜した無端ベルト31の高位置側(回転ローラ33側)にその幅方向に沿って立設され、その下端は無端ベルト31の上面より上方に位置していてメダルの搬送を可能としている。側板35bと35cは無端ベルト31を挟んで立設されていると共にその横方向端面の一方が側板35aに連結されており、これらの下端の位置は無端ベルト31の上面とほぼ同一としてあってメダルの無端ベルト31上面からの落下を防止している。
【0030】
メダル滑落板36は側板35bと35cとの間で挟持されており、傾斜している無端ベルト31の低位置側、つまり回転ローラ32側に、無端ベルト31の上面とは逆方向に傾斜させて設けられている。その傾斜角度は、メダルが自重で無端ベルト31上を滑落する値に設定しておく。メダル滑落板36の右側近傍には、断面形状を長方形にして形成されたバイパス配管70が設けられており、その下端側の出口はメインタンク7の入口に連通するようになっている。このバイパス配管70に前記側板35b、35cの横方向端面の他方が連結されている。
【0031】
また、バイパス配管70のメダル滑落板36の後方部分には開口部70aがほぼ同じ幅で設けられ、開口部70aの内側には高さ調整を可能として堰用の側板35dが設けられている。この堰用側板35dの左右両縁は断面L字状の抱え部材(図示せず)にて包囲され、この抱え部材の長さ方向に沿ってスライド可能になっており、その堰用側板35dの高さ調整は、その背面の左右両側に設けた一対のラック72と、これらに各々噛合する一対のギア73とにより行われる。両ギア73は図示しないモータにより正逆方向に回転され、この回転を受けて堰用側板35dはその高さ位置が自在に設定される。したがって、メダルが堰用側板35dの上縁を越えるようになると、堰用側板35dからメダルがオーバーフローして開口部70aからバイパス配管70に入り、このバイパス配管70を介してメインタンク7に供給される。つまり、バイパス配管70の内部は、バイパス通路74を構成する。なお、上記堰用側板35dの高さ位置は、実際に使用して、遊技装置側とメダル供給装置側とでメダルの通流に支障が起きないように設定する。
【0032】
上記無端ベルト31の上側であって回転ローラ33側寄りの位置には、美化処理用の回転ブラシ37が設けられている。この回転ブラシ37は、図5において反時計回りに回転し、回転ブラシ37における無端ベルト31側の部分は無端ベルト31の上面とは逆方向に移動するようになっている。このため、回転ブラシ37は、例えば2枚またはそれ以上に重なったメダルを1枚ずつに分離する作用と汚れ除去作用とを有する。
【0033】
上記回転ブラシ37の上側は枠体38にて覆われていて、枠体38の上方であって、その内部には洗浄液、この例では水を噴射するシャワー39が設けられている。シャワー39からの水は、回転ブラシ37に対して供給される。このため、回転ブラシ37がメダルに付着している汚れを掻き落とすと、洗浄液としての水がその落ちた汚れを洗い流すことになる。なお、シャワー39からの水は、回転ブラシ37と接触する位置にあるメダルや、そのメダルおよび回転ブラシ37部分に供給するようにしてもよい。ここで、シャワー39および回転ブラシ37は美化処理手段を構成する。
【0034】
汚れが洗い流されたメダルは、無端ベルト31の上端から排出された後、案内板30aを介して吸水ローラ40に与えられる。吸水ローラ40は一対のローラ41、42からなり、両ローラ41と42との間にメダルが噛込まれる。各ローラ41、42は、図9に示すように、金属からなる軸心部41A、42Aと、その外側に設けられた、例えばスポンジ状をした樹脂製の円筒部41B、42Bとからなる。
【0035】
また、吸水ローラ40は、図5に示す断面コの字状の支持枠51aおよび断面L字状の支持枠51bに対してスライド可能にして設けられている。具体的には、ローラ41、42における軸心部41A、42Aの前端部は、図6および図7に示すように、円筒部41B、42Bで覆われていない露出部を有し、その露出部が固定板56に取付けた軸受け54、55にて回転自在に支持されており、その固定板56にはスライド枠44が取付けられている。一方、両ローラ41と42の後端部は、図8および図9に示すように、固定板46に取付けられた軸受け47、48にて、両ローラ41、42の軸心部41A、42Aにおける後端部41a、42aが回転自在に支持されており、上記固定板46にはスライド枠50が取付けられている。上記2つのスライド枠44および50は共に同じ形状および寸法に形成され、それらの上部および下側隅部が支持枠51aと51bで拘束され、これにより吸水ローラ40がスライド可能になっている。なお、図6および図7中の45はスライド枠44に取付けられたハンドルである。かかる吸水ローラ40の固定は、フレーム40Aに偏心カム62、64にて押圧片61、63を押圧することにより行われる。解除はこれとは逆にすることにより行われる。なお、押圧片61、63は、引っ張りばね61a、63aにより各偏心カム62、64側へ押圧付勢されている(図8参照)。
【0036】
箱21の背面側には、図9に示すように吸水ローラ40の後端部を通す開口部21aが形成され、その開口部21aの外側には箱21の背面に支持具52を介してローラ駆動部取付板53が取付けられ、ローラ駆動部取付板53にはローラ駆動部49が取付られている。
【0037】
ローラ駆動部49は、一端側が固定された押圧ばね49aを有し、この押圧ばね49aの他端側に取り付けた軸受け部材49bが押圧ばね49aの伸縮方向に移動できるようになっている。この軸受け部材49bの押圧ばね49aとは反対側には四角形状に窪んだ穴49cが形成され、この穴49cには、ロール42の軸心部42Aにおける後端部42aより更に後端に断面を四角形状に形成した駆動伝達部42bが挿入される。上記軸受け部材49bの外側にはギア49fが形成され、このギア49fとモータ65とは図示しないチェーンを介して連結されている。よって、モータ65からの回転はギア49fに伝達され、これにより上記軸受け部材49bが回転し、上記穴49cと駆動伝達部42bとの係合によりロール42が回転する。一方、ロール41は、ロール42との接触部を介して逆方向に回転する。なお、上記後端部42aは断面円形であり、上記軸受け部材49bと同軸状に設けた概略円筒状をした案内部材49dの内側に形成された円形穴49eにて案内される。また、上記穴49cの窪み形状および駆動伝達部42bの断面形状は四角形状に限らず、回転方向に引っ掛かりが生じる三角形状等であってもよい。
【0038】
かかる吸水ローラ40を構成するローラ41と42との間に、前述したようにメダルが噛込まれると、メダルに付着していた水が吸水されて除去されることになる。ローラ41、42に吸収された水は、図5に示すようにその近傍に設けた絞りローラ66、67にてローラ41、42が絞られることにより除去される。
【0039】
上記吸水ローラ40にて水が除去されたメダルは、箱21の内部に設けたシュータ29により下側のメインタンク7に供給され、遊技装置103へメダルの供給指令が発せられた等の一定の場合には、収容部3、リフト手段4および振り分け手段5を介して遊技装置103のメダル補給手段105に補給される。
【0040】
一方、上記回転ブラシ37によりメダルの汚れを洗い流した水、および吸水ローラ40が絞りローラ66、67にて絞られることにより除去された水は、無端ベルト31の下方であって、箱21の内壁の全域にわたって設けられた樋27aに受けられ、その樋27aの開口27bの下方に配設された浄化部27に供給される。その浄化部27は濾過フィルタ27cを備え、濾過フィルタ27cを経た水は図示しない配管を介して前記洗浄液タンク28に与えられる。洗浄液タンク28に入った水は、図示しないポンプおよび配管を介して前記シャワー39に循環される。この洗浄液タンク28には水量センサ28aが設けられ、水量センサ28aにより洗浄液タンク28内の水量の管理が行われる。
【0041】
このように構成された本実施形態に係るメダル供給装置における動作内容につき説明する。
【0042】
遊技装置103に備わったメダル回収手段134にて回収されたメダルは収容部3に収容される。収容部3に収容されたメダルはリフト手段4にて上送りされて振り分け手段5により遊技装置103のメダル供給装置105側かまたは受け部6側に振り分けられ、受け部6に振り分けられたメダルはメダル美化処理手段20に供給される。
【0043】
メダル美化処理手段20は、ホッパーとして機能する傾斜板22、23の間の開口よりメダルが供給され、そのメダルがメダル移送手段30に与えられる。このとき、後側に下傾した無端ベルト31の下側に設けた堰用側板35dの上縁を越えるようにメダルが供給されると、メダルは堰用側板35dからオーバーフローしてバイパス配管70に入り、このバイパス配管70の内部のバイパス通路74を介してメインタンク7に供給される。よって、この堰用側板35dの上縁高さを、所望値に設定することによりメダル美化処理手段20にて美化処理される前のメダル量を調整することが可能となる。換言すれば、遊技装置側を循環するメダル量とメダル供給装置側を循環するメダル量との相対バランスを調整することが可能になる。
【0044】
一方、堰用側板35dからオーバーフローしないメダルは無端ベルト31上を搬送されていき、回転ブラシ37によりメダルに付着している汚れが掻き落とされ、シャワー39からの水(洗浄液)により汚れが洗い落とされる。このとき、回転ブラシ37は2枚以上にメダルが重なっていても1枚ずつに分離する。美化処理されたメダルは、案内板30aにて案内されて吸水ローラ40に供給され、ここで水が除去され、その後メインタンク7へ供給される。
【0045】
そして、遊技装置103へのメダル供給指令により、メインタンク7に貯留されたメダルは所定量払い出され、収容部3、リフト手段4および振り分け手段5を介して遊技装置103へ供給される。また、遊技装置103へのメダル供給を行わない場合には、遊技装置103のメダル回収手段134にて回収されて収容部3に供給されたメダルを、リフト手段4および振り分け手段5を介してメダル美化処理手段20に供給する。
【0046】
よって、本実施形態による場合には、メダル美化処理手段を内蔵させても遊技装置側を通流させるメダル数とのバランスを容易にとることができるメダル供給装置を提供するすることが可能になる。なお、振り分け手段5によりメダル美化処理手段20側へ振り分けられるメダルは、量的に見れば供給経路を送られるメダルの一部であるが、時間的に見ればある期間では全部の場合もある。
【0047】
上述した実施形態では堰の高さ調整を、ギアとラックとの組み合わせたものにより電動により行う構成としているが、本発明はこれに限らず、手動により堰の高さを調整するようにしてもよい。また、本発明は、図10に示すように、メダル滑落板36Aを揺動可能に設けると共に、そのメダル滑落板36Aを、例えば油圧シリンダ76により揺動させるように構成してもよい。この場合には、メダル滑落板36A自体が堰として機能し、このメダル滑落板36Aからオーバーフローしたメダルはバイパス通路74に入ってメインタンク7に与えられる。なお、このメダル滑落板36Aは、図5に示すメダル滑落板36よりも若干長く形成したものを用いている。
【0048】
また、本発明は、図11に示すような送り先変更手段を用いてもよい。図11においては、ホッパーとして機能する傾斜板22を揺動可能に設けると共に、その傾斜板22を、例えば油圧シリンダ77により二点鎖線にて示す如く揺動させるようにし、かつ箱21の傾斜板22の右側に開口21bを設けた構成にしてもよい。この場合にあっては、傾斜板22が送り先変更手段として機能し、この傾斜板22により強制的にメダルが開口21bからバイパス通路74に供給されてメインタンク7に与えられる。この送り先変更手段を用いる場合は、堰を用いる場合の堰高さ(容積)によるメダル迂回方式とは異なり、送り先変更手段を揺動させる時期を設定する必要があり、例えば遊技装置側からのメダル補給指令の信号を受けた回数が一定値に達すると、送り先変更手段としての傾斜板22を揺動させる等する必要がある。更には、上記メダル補給指令が遊技装置における遊技機から発せられたものか、またはメダル貸出機から発せられたものかを判別するようにし、メダル補給指令の信号を受けた回数が一定値に達すると、送り先変更手段を駆動させるようにするのが好ましい。その理由は、一般的に遊技機とメダル貸出機とでは1回のメダル補給量が異なり、それに対応するように発信先を判別することにより、メダルをバイパス通路へ迂回させるべき精度を向上できるからである。
【0049】
但し、この例では傾斜板22の上方に受け部6からのメダルが供給される場合に有効であり、そうで無い場合には受け部6のメダル排出口の位置を傾斜板22の上方に移動させるか、または、場合によっては受け部6のメダル排出口の位置に応じて、もう一方の傾斜板23を揺動させる構成としてもよい。なお、図10、図11に示した油圧シリンダ76、77はエアーシリンダや他の駆動手段に代える等してもよい。
【0050】
上述した実施形態においては、美化処理手段として回転ブラシと洗浄液(水)とを用いて処理した後にメダルから洗浄液を吸水して除去する処理を行っているが、本発明はこれに限らず、乾燥手段を用いるようにしてもよい。その乾燥手段としては、例えば加熱ヒータや、強風をメダルに吹き付けるようにしたものなどが使用できる。
【0051】
また、上述した実施形態においては、美化処理手段として回転ブラシと洗浄液(水)とを用いて処理した後にメダルから洗浄液を除去する処理を行う手段を用いているが、本発明はこれに限らない。他の美化処理手段として、植毛状のマット上をメダルが移送されることによりメダルの美化処理を行う手段、美化処理用粉体および粒体の少なくとも一方との撹拌作用によりメダルの美化処理を行う手段、または布体との相対移動によりメダルの美化処理を行う手段を用いることができる。
【0052】
上記植毛状のマット上をメダルが移送されることによりメダルの美化処理を行う手段としては、例えば植毛状のマットを傾斜した状態に配設し、その上をメダルが滑り落ちていくように構成し、マットの上を滑る間にメダルを美化処理するようにしてもよく、或いは、マットの配置方向は自由にして、メダルを強制移動手段により移動させて美化処理を行う等してもよい。
【0053】
上記美化処理用粉体および粒体の少なくとも一方との撹拌作用によりメダルの美化処理を行う手段としては、例えば砂等の粒体や、研磨粉等と共にメダルを混入させ、メダルと砂等とを一緒に撹拌させる手段が該当する。
【0054】
上記布体との相対移動によりメダルの美化処理を行う手段としては、例えば美化処理用の布を強度のある材料に取付け、その布とメダルとが接触する配置にし、布側またはメダル側を相手に対して相対的に移動させる手段が該当する。
【0055】
また、本実施形態による場合には、メダル洗浄手段20に備わった堰用側板35d、メダル滑落板36A、または傾斜板22を動作可能にしてメダルをバイパス通路74へ与える構成としているが、本発明はこれに限らず、メダル洗浄手段20の他の部分に迂回手段を設けるようにしてもよい。また、本発明は、メダル洗浄手段20よりも上流側にバイパス通路を設けると共に、バイパス通路の入口近傍に上記傾斜板22に類する送り先変更手段をシリンダ等で揺動駆動してメダルの送り先を変更する送り先変更手段を設けた構成とし、メダル洗浄手段20へ送る筈のメダルを送り先変更手段によりバイパス通路へ送るようにしてもよい。
【0056】
また、上述した実施形態では遊技装置として遊技機、メダル貸出機およびスペーサを備えたものに本発明のメダル供給装置を適用しているが、少なくとも遊技機を有する遊技装置に適用できることは勿論である。
【0057】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明による場合には、遊技装置のメダル回収手段にて回収され、メダル供給装置内に設けたメダル美化処理手段へ供給されるメダルが、迂回手段を介してメダル貯留手段へ迂回されるため、メダル美化処理手段を内蔵させても遊技装置側を通流させるメダル数とのバランスを容易にとることができるメダル供給装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るメダル供給装置を示す正面図である。
【図2】図1のメダル供給装置を示す右側面図であり、メダル供給装置を遊技装置に付設した状態を示す。
【図3】本発明の実施形態に係るメダル供給装置に内蔵されたメダル美化処理手段が内部に設けられた箱を示す斜視図である。
【図4】(a)は図3の箱を示す正面図、(b)はその右側面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るメダル供給装置に内蔵されたメダル美化処理手段の内部構造を示す正面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るメダル供給装置に内蔵されたメダル美化処理手段の内部構造を示す正面図であり、図5とは別の位置を示す。
【図7】本発明の実施形態に係るメダル供給装置に備わったメダル美化処理手段を構成する吸水ロールの前面側を示す側面図である。
【図8】本発明の実施形態に係るメダル供給装置に内蔵されたメダル美化処理手段の内部構造を示す背面図である。
【図9】本発明の実施形態に係るメダル供給装置に備わったメダル美化処理手段を構成する吸水ロールの後端側を示す側面図である。
【図10】本発明の実施形態に係るメダル供給装置に備えることができる、他のメダル美化処理手段を示す正面断面図である。
【図11】本発明の実施形態に係るメダル供給装置に備えることができる、更に他のメダル美化処理手段を示す正面断面図である。
【図12】従来のメダル供給装置を遊技装置に付設した状態を示す正面図である。
【図13】図12の遊技装置に備わったメダル補給手段を示す平面図である。
【符号の説明】
1 メダル供給装置
7 メインタンク
20 メダル美化処理手段
22 傾斜板(送り先変更手段)
35d 堰用側板
36A メダル滑落板
74 バイパス通路
76、77 油圧シリンダ
103 遊技装置
105 メダル補給手段
134 メダル回収手段

Claims (6)

  1. メダルを使用する複数の遊技機を少なくとも有する遊技機列の上方を通るように設けられたメダル補給手段および遊技機列の下方を通るように設けられたメダル回収手段を備える遊技装置に対し、その側方に配設されており、メダル回収手段にて回収されると共にメダル補給手段へ供給するためのメダルを貯留するためのメダル貯留手段を備えているメダル供給装置において、
    上記メダル回収手段にて回収されたメダルを美化処理し、美化処理したメダルをメダル貯留手段へ供給するメダル美化処理手段と、
    メダル美化処理手段にて美化処理される前のメダルが所定量を越えると、その越えたメダルをオーバーフローさせる堰、及び上記堰よりオーバーフローしたメダルをメダル貯留手段へ送るバイパス通路を有する迂回手段とを具備することを特徴とするメダル供給装置。
  2. メダルを使用する複数の遊技機を少なくとも有する遊技機列の上方を通るように設けられたメダル補給手段および遊技機列の下方を通るように設けられたメダル回収手段を備える遊技装置に対し、その側方に配設されており、メダル回収手段にて回収されると共にメダル補給手段へ供給するためのメダルを貯留するためのメダル貯留手段を備えているメダル供給装置において、
    上記メダル回収手段にて回収されたメダルを美化処理し、美化処理したメダルをメダル貯留手段へ供給するメダル美化処理手段と、
    メダル美化処理手段にて美化処理される前のメダルをメダル貯留手段へ送るバイパス通路、及び指令信号に基づいて揺動して、メダル美化処理手段にて美化処理される前のメダルの送り先をバイパス通路へ変更する傾斜板を有する迂回手段とを具備することを特徴とするメダル供給装置。
  3. 前記メダル美化処理手段は、植毛状のマット上をメダルが移送されることによりメダルの美化処理を行う手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のメダル供給装置。
  4. 前記メダル美化処理手段は、ブラシと洗浄液とを用いて処理した後にメダルから洗浄液を除去する処理を行う手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のメダル供給装置。
  5. 前記メダル美化処理手段は、美化処理用粉体および粒体の少なくとも一方との撹拌作用によりメダルの美化処理を行う手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のメダル供給装置。
  6. 前記メダル美化処理手段は、布体との相対移動によりメダルの美化処理を行う手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のメダル供給装置。
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