JP3607853B2 - キャスター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、キャビネット、テーブル等の物品の支持および搬送に供されるキャスターに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、キャスターは、軸線を上下方向に向けた支持軸と、この支持軸に回転自在に設けられた本体と、この本体に回転自在に設けられた車輪とを備えており、支持軸がキャビネット等の支持すべき物品に取り付けられる一方、車輪が床面上に載置される。これにより、物品の支持および搬送に供される。
【0003】
ところで、従来のキャスターにおいては、車輪が回転不能になったような場合にはキャスター全体を交換していた。しかし、キャスター全体を交換するのは資源の無駄であり、費用が嵩む。そこで、本体を支持軸に対して着脱自在に設け、本体および車輪だけを交換するようにしたものがある(実開昭61−20795号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載のキャスターにおいては、本体が支持軸に対して上下方向へ着脱可能になっているため、本体の交換に際してはキャスターが支持している物品を上方へ大きく持ち上げなければならない。このため、交換が行いにくいという問題あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、この発明の第1の態様は、物品に軸線を上下方向に向けて設けられた支持軸に着脱可能に取り付けられるキャスターであって、 上記支持軸に水平方向へ着脱可能に取り付けられる本体と、この本体に水平な軸線を中心として回転可能に設けられた車輪とを備え、上記本体が、上記車輪が回転自在に設けられた車輪支持部と、この車輪支持部に水平方向へ分離可能に固定された取付部材とを有しており、上記車輪支持部と上記取付部材とは、上記支持軸を水平方向の両側から挟み込むようにして互いに固定されることによって上記支持軸に取り付けられ、水平方向へ互いに分離されることによって上記支持軸から水平方向両側へそれぞれ取り外されることを特徴としている。
また、この発明の第2の態様は、支持すべき物品に軸線を上下方向に向けて取り付けられる支持軸と、この支持軸に水平方向へ着脱可能に取り付けられた本体と、この本体に水平な軸線を中心として回転可能に設けられた車輪とを備え、上記本体が、上記車輪が回転自在に設けられた車輪支持部と、この車輪支持部に水平方向へ分離可能に固定された取付部材とを有しており、上記車輪支持部と上記取付部材とは、上記支持軸を水平方向の両側から挟み込むようにして互いに固定されることによって上記支持軸に取り付けられ、水平方向へ互いに分離されることによって上記支持軸から水平方向両側へそれぞれ取り外されることを特徴としている。
この発明の第1、第2の態様においては、 上記本体が上記支持軸に回転自在に取り付けられていることが望ましい。
また、 上記支持軸の上端部に上記支持すべき物品に螺合固定されるねじ部が設けられていることが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図1〜図4を参照して説明する。これらの図に示すように、キャスター1は、支持軸2、本体3および一対の車輪4,4を備えている。
【0007】
支持軸2は、その軸線を上下方向に向けて配置されており、その中央部より若干上側には上フランジ部21が形成され、この上フランジ部21の上側には雄ねじ部22が形成されている。そして、図1に示すように、雄ねじ部22がキャビネット、テーブルの支持すべき物品の脚部L等に形成された雌ねじ部に螺合され、上フランジ部21が脚部Lの下端面に突き当たるまで締め付けられることにより、支持軸2が脚部Lに固定されている。雄ねじ部22に代えて支持軸2の上端部に雌ねじ部を形成し、この雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を脚部Lに形成してもよい。雄ねじ部22を脚部Lに螺合固定する際に支持軸2をスパナ等で回転させるために、上フランジ部21の外形はナットの外形と同様に形成されている。支持軸2の上フランジ部21より下側には断面円形の嵌合軸部23が形成され、最下端部には下フランジ部24が形成されている。
【0008】
本体3は、車輪支持部31と、この車輪支持部31の前面に固定される取付部材32とから構成されている。車輪支持部31の前面には、その上端から下端まで上下方向に延びる嵌合溝31aが形成されている。この嵌合溝31aの底面は、略半円状をなしており、その曲率半径は支持軸2の嵌合軸部23の半径とほぼ同一になっている。
【0009】
取付部材32は、全体が略「コ」字状をなしており、上下に延びて車輪支持部31の前面と対向する前板部32aと、この前板部32aの上下の端部から車輪支持部31側へ向って水平に延びる上板部32bおよび下板部32cとから構成されている。上下の板部32b,32cには、その先端から基端側(前板部32a側)へ向って延びる嵌合溝32d,32eがそれぞれ形成されている。嵌合溝32d,32eの少なくとも底部どうしは、上下方向から見たとき同一位置に位置するように配置されている。しかも、嵌合溝32d,32eの各底面は、いずれも略半円状をなし、曲率半径が支持軸2の嵌合部軸23の半径とほぼ同一になっている。
【0010】
取付部材32の上下の板部32b,32cの間隔(内法寸法)は、車輪支持部31の前端部の高さとほぼ同一に設定されており、両板部32b,32c間に車輪支持部31の前端部が前後方向へ挿脱可能に挿入されている。そして、取付部材32と車輪支持部31とは、前板部32aが車輪支持部31の前面に突き当たった状態でビス51によって一体的に組立固定されている。車輪支持部31と取り付け部材32とが組み立てられて本体3を構成した状態では、車輪支持部31の嵌合溝31aの底部と、取付部材32の嵌合溝32d,32eの底部とによって円形の嵌合孔が形成されている。この嵌合孔に支持軸2の嵌合軸部23が挿通されることにより、本体3が支持軸2に回転自在に連結されている。しかも、本体3は、ビス51を取り外して車輪支持部31および取付板部32を前後方向へ互いに分離することにより、支持軸2から前後方向へ取り外すことができる。
【0011】
なお、支持軸2に本体3を取り付けるに際しては、取付部材32の嵌合溝32d,32eに支持軸2の嵌合軸部23を挿入し、その後上下の板部32b,32c間に車輪支持部31の前端部を挿入するとともに、嵌合溝31aに嵌合軸部23を挿入する。そして、ビス51によって取付部材32と車輪支持部31とを固定するのがよい。本体3が支持軸2に取り付けられた状態では、取付部材32の上下方向の高さ(上下の板部32b,32cの上下の外法寸法)が上下のフランジ部21,24間の寸法とほぼ同一になっているので、上下の板部32b,32cが上下のフランジ部21,24にほぼ接触している。これにより、本体3の支持軸2からの抜け止めがなされるのみならず、本体3の上下方向へ移動が阻止されている。
【0012】
図1(B)に示すように、車輪支持部31の前後方向の中央部には、左右方向に貫通する車軸52が回転自在に設けられている。この車軸52の車輪支持部31から突出した両端部に上記一対の車輪4,4が設けられている。この車輪4,4が床面上を走行するようになっており、物品の荷重を支持軸2および本体3を介して支持する。
【0013】
車輪4の外側を向く端面(車輪支持部31側と逆側を向く端面)の中央部には、車軸52が突出する凹部41が形成されている。この凹部41には、化粧板53が嵌合固定されている。これによって、車軸52が遮蔽され、美感の向上が図られている。
【0014】
上記構成のキャスター1において、車輪4が破損または回転不能等になった場合には、まずビス51を取り外す。次に、車輪支持部31と取付部材32とを前後方向へ互いに分離させる。それによって、本体3を支持軸2から取り外す。この場合、キャスター1が支持すべき物品に4個以上設置されていれば、他の3個のキャスター1が物品の荷重を支持するので、取り外すべき本体3および車輪4が床面から浮き上がるように物品を持ち上げる必要がない。仮に、車輪4を床面から浮き上がらせる必要がある場合であっても、車輪4を床面に対して単に非接触状態にするだけでよく、物品を大きく持ち上げる必要がない。したがって、本体3および車輪4の交換を容易に行うことができる。また、車輪支持部31および車輪4を樹脂で形成しておくことにより、それらをリサイクルすることも可能である。
【0015】
また、本体3および車輪4を取り外した状態では、支持軸2を床面に接触させることにより、物品を移動不能に固定することができる。しかも、支持軸2は、その雄ねじ部22が物品に螺合されているから、脚部Lに対する雄ねじ部22の螺合長さを適宜調節することにより、物品の高さを調節するためのアジャスタとして用いることができる。
【0016】
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、支持軸2をキャスター1の一部としているが、支持軸2に代わる支持軸を支持すべき物品の一部として予め設けておく場合には、支持軸2が不用であり、その場合には本体3および車輪4によってキャスター1が構成される。
また、車輪支持部31および取付部材32を、前後方向へ分離可能にし、それによって支持軸2に対して前後方向へ着脱可能にしているが、左右方向へ分離可能にし、支持軸2に対して左右方向へ着脱可能にしてもよい。
さらに、車輪支持部31に一対の車輪4,4を設けているが、一つの車輪だけを設けてもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、キャスターの本体および車輪の交換に際しては、キャスターが支持している物品をほとんど持ち上げる必要がない。したがって、本体および車輪を容易に交換することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す図であって、図1(A)はその側面図、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う断面図である。
【図2】同実施の形態の正面図である。
【図3】同実施の形態の平面図である。
【図4】同実施の形態の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 キャスター
2 支持軸
3 本体
4 車輪
22 雄ねじ部(ねじ部)
31 車輪支持部
32 取付部材

Claims (4)

  1. 物品に軸線を上下方向に向けて設けられた支持軸に着脱可能に取り付けられるキャスターであって、
    上記支持軸に水平方向へ着脱可能に取り付けられる本体と、この本体に水平な軸線を中心として回転可能に設けられた車輪とを備え、上記本体が、上記車輪が回転自在に設けられた車輪支持部と、この車輪支持部に水平方向へ分離可能に固定された取付部材とを有しており、上記車輪支持部と上記取付部材とは、上記支持軸を水平方向の両側から挟み込むようにして互いに固定されることによって上記支持軸に取り付けられ、水平方向へ互いに分離されることによって上記支持軸から水平方向両側へそれぞれ取り外されることを特徴とするキャスター。
  2. 支持すべき物品に軸線を上下方向に向けて取り付けられる支持軸と、この支持軸に水平方向へ着脱可能に取り付けられた本体と、この本体に水平な軸線を中心として回転可能に設けられた車輪とを備え、上記本体が、上記車輪が回転自在に設けられた車輪支持部と、この車輪支持部に水平方向へ分離可能に固定された取付部材とを有しており、上記車輪支持部と上記取付部材とは、上記支持軸を水平方向の両側から挟み込むようにして互いに固定されることによって上記支持軸に取り付けられ、水平方向へ互いに分離されることによって上記支持軸から水平方向両側へそれぞれ取り外されることを特徴とするキャスター。
  3. 上記本体が上記支持軸に回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャスター。
  4. 上記支持軸の上端部に上記支持すべき物品に螺合固定されるねじ部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキャスター。
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