JP3607054B2 - 集計用紙計数仕分機および投票用紙計数仕分機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集計用紙計数仕分機および投票用紙計数仕分機に関するものであり、特にアンケート用紙の集計や最高裁判所の裁判官を罷免するか否かを審査する国民審査における開票作業に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、最高裁判所の裁判官に対する国民審査が行なわれた後の開票結果の集計は、国民審査終了後、多数の集計人により投票用紙を1枚1枚読取って、罷免マーク、即ち×マークの数によりまず投票用紙を仕分けし、その後、×マークの数毎に投票用紙を1枚1枚読取り、各裁判官毎に集計を行っていた。この場合、いろいろな集計方法が考えられているが、効率化のため、裁判官全員に×マークがついているもの(以下、全×という)や、×マークが1つもついていないもの(以下、全白という)については、それらを区別して集めてから、計数機により集計することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、投票用紙を×マークの数毎に手作業で分類するという作業は煩雑であり、特に×マーク数が複数ある票については、どの裁判官に×マークがついているかを1枚毎に確認して計数を行わなければならず、非常に手間がかかるという問題があった。このような国民審査に関する集計を自動的に行なう装置は、従来存在しなかった。
【0004】
一方、記入される×マークは記入者のくせにより種々のものがあり、判定に苦慮するような場合も頻繁に生じている。
【0005】
典型的な例のいくつかを図23に示す。この図においては×マークを記入すべきときに実際に記入された例を示すもので、第1行に記載された第1群は大きさや交差線の角度が異なるものの誰が見ても×と認識できる程度のものであり、有効な×マークとして扱われる。また、第3行に記載された第3群は誰が見ても×印とは認められないものであり、無効として扱われる。
【0006】
しかしながら、第2行に記載された第2群については、×マークを付けようとした投票者の意思は伝わるものの、交差が不完全であったり、余分な線が残っていたりするため、これを有効票として扱うかどうかについては見る人(開票人)により判断が分かれる可能性のあるものであり、一般的には無効となって投票数に算入されないことが多かった。
【0007】
しかしながら、国民審査のような重要な手続においては投票者の意思を最大限汲み上げることが必要であるにもかかわらず、投票結果に国民の意思が反映されないことは不合理であるという問題がある。
【0008】
また、各種のアンケート等の集計においても同様に所定欄に手書きで記入された各種のマークを読み取って集計を行う必要がある。集計の精度を上げるためには必ずしも正確に記入されなかったマークを読みとる必要があったが、従来は読み取り基準が画一的で境界領域の記入マークについては集計することができないという問題がある。
【0009】
本発明は上記点に鑑みなされたもので、集計用紙や国民審査の投票用紙の集計を迅速に行なうことのできる集計用紙計数仕分け機および投票用紙計数仕分機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる集計用紙計数仕分機は、
定欄に特定のマークが記入された集計用紙を複数枚載置し、これを1枚ずつ繰出す繰出し手段と、
この繰出し手段によって繰出された前記集計用紙の前記特定のマーク記入欄を読取る読取手段と、
前記特定のマークを認識するための基準となる基準パターンを記憶する第1の記憶手段と、
前記特定のマークの受け付けレベルを予め設定するレベル設定手段と、
このレベル設定手段の設定内容を記憶する第2の記憶手段と、
前記読取手段により読取られたマーク記入欄から、記入された前記特定マークを前記第1の記憶手段の記憶内容に基づいて認識するとともに、前記第2の記憶手段の記憶内容に基づき前記特定マークが有効か無効かを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づき前記集計用紙の記入内容の集計を行う計数手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
前記レベル設定手段は、予め予想される共通の不正確な特徴を有するマーク群毎に表示し、受け付けるか否かの設定を行うものであると良い。
【0012】
また、集計用紙計数仕分機は計数後の前記集計用紙を積載する複数のスタッカと、前記判定手段の認識結果に基づき集計用紙を複数のスタッカへ仕分けするとともに計数する制御手段とをさらに備えることが好ましい。
【0013】
さらに、本発明にかかる投票用紙計数仕分機によれば、複数の裁判官名に対応して罷免マーク記入欄を有する投票用紙を複数枚載置し、これを1枚ずつ繰出す繰出し手段と、
この繰出し手段によって繰出された前記投票用紙の前記罷免マーク記入欄を読取る読取手段と、
前記罷免マークの受け付けレベルを予め設定するレベル設定手段と、
このレベル設定手段の設定内容を記憶するレベル記憶手段と、
前記読取手段により読取られた罷免マーク記入欄から記入された罷免マークを認識し、かつ前記レベル記憶手段の記憶内容を参照して罷免マークが有効か無効かを判定する判定手段と、
この判定手段の判定結果に基づき前記複数の裁判官毎に有効罷免マークを計数する計数手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
計数後の前記集計用紙を積載する複数のスタッカと、前記判定手段の認識結果に基づき投票用紙を複数のスタッカへ仕分けするとともに計数する制御手段とを備えると良い。
【0015】
前記制御手段は罷免マークの数によって分類して前記複数のスタッカへ仕分けするものであることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ここでは最高裁判所裁判官の国民審査に用いられる、投票用紙の集計を行う投票用紙計数仕分機の場合を例にとって説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の一形態にかかる投票用紙計数仕分機の外観を示す斜視図である。
【0018】
本体1の正面上部には液晶表示部2、スタート/ストップキー3、ファンクションキー4からなる操作パネルが設けられており、正面左側には、左側面に取り付けられるスタッカ7に対応した位置にスタッカ番号を表示するLED表示器5が設けられている。また、本体右側面にはホッパ部6が設けられている。このホッパは例えば500枚の容量を有している。仕分けされる投票用紙はホッパ部6に載置され、仕分けされてスタッカ部7に収納される。スタッカ部7は4段のスタッカ7−1、7−2、7−3、7−4よりなっており、最下段(実施の形態では4段目)は無効票や読取不能票などのリジェクト専用となっている。
【0019】
図2(a)は図1における操作パネルの詳細を表す正面図であり、数字、記号等を表示する例えば320×240ドットの液晶表示部2、処理の開始および停止を指示するためのスタート/ストップキー3、必要なファンクション指定を行うF1〜F3の3つのキーからなるファンクションキー4が示されている。このファンクションキーの状態は液晶表示部2の右下にあるファンクションキー内容表示欄2aに表示される。
【0020】
図2(b)は図1における液晶表示部等が設けられた正面パネルを開いたときにその裏面に現れるテンキーパッド8を示している。このテンキーパッド8には0から9までの数字を指定するテンキー、設定された数値の入力を確定させる「入力」キー、設定した数値や処理データを取り消すための「クリア」キー、後述する各モードの切換を行う「モード」キー、バッチ枚数の設定切換を行うときに使用する「バッチ」キー、加算のオンオフを行う「加算」キー、ユーザ設定に移行するための「設定」キーが設けられている。
【0021】
図3は本発明にかかる投票用紙計数仕分機のモード遷移の様子を示すフローチャートである。このフローチャートに示されるように、「モード」キーを押すたびに「国民審査・集計モード」、「国民審査・分類1モード」、「国民審査・分類2モード」、「選挙・分類モード」、「計数モード」のように遷移する。「国民審査・集計モード」は通常の集計に用いられるものであり、「国民審査・分類1モード」は×の数が1の投票用紙を裁判官別に分類するものであり、「国民審査・分類2モード」は×の数により投票用紙を分類するものである。これらは集計モード終了後に行うことにより現行の手作業の代わって迅速な分類を可能にするモードであり、「選挙・分類モード」は選挙の際使用するモードであって、特願平7−222267号として出願されている内容である。なお、電源投入時には「国民審査・集計モード」になるように設定されている。
【0022】
「設定」キーを押すことにより、予め決められた番号をテンキーから入力することにより各種のユーザ設定が可能となる。例えば、番号「00」ではレイアウト登録、番号「01」では枠とスタッカとの順序の変更、「02」では識別レベルの変更、「03」ではモード遷移におけるモードのスキップ等を行うことができる。
【0023】
図4は本発明にかかる投票用紙計数仕分機にかけられる国民審査用の投票用紙を示す図である。予め裁判官の名前が印刷された欄の上の欄が×印を書く欄となっている。
【0024】
図5は本発明の実施の一形態における全体の内部構成を示す説明図である。
【0025】
この投票用紙計数仕分機1は繰出部11、読取部12、判定部13、分類部14、制御部15を有している。
【0026】
繰出部11には繰出しのためのキッカローラ103および搬送モータ110で駆動される送りローラ105を有しており、国民審査投票用紙、あるいは選挙の投票用紙(以下、単に投票用紙という)を繰り出すためにホッパ6が機外に突出するよう取り付けられている。
【0027】
読取部12はセンサユニット121を有しており、その上部にはエリアセンサ122が設けられ、このセンサユニットの下に来た投票用紙の全体を読み取る。センサS3は繰出しを行うためのセンサである。
【0028】
判定部13は主に電子回路からなり、読取部で読み取られた投票用紙のイメージから、国民審査の場合には有権者が付けた×マークがどの裁判官に付けられたものであるかを認識し、有効無効を判定する。
【0029】
分類部14は複数の分岐通路を備えており、判定部13での認識結果に基づき、振り分けセンサS4に投票用紙が来た時点で分岐を制御し、該当するスタッカへ投票用紙を送るようになっている。
【0030】
制御部15は全体の制御および計数を行う。本装置では、制御部の制御のもとで、投票用紙の枠を予め学習する機能、すなわち、予め、裁判官の人数分の欄が印刷された登録用の用紙により、×印の読取り位置を学習させて記憶させておく機能や、枠とスタッカとの対応や、×数とスタッカとの対応を変更する機能等が実現されている。このため、本発明の第1の記憶手段に相当する第1の記憶領域152aおよび本発明の第2の記憶手段に相当する第2の記憶領域152bを有するメモリ152、および本発明におけるレベル設定手段および計数手段に相当する機能等を有するCPU151を含んでいる。
【0031】
図6は繰出部11における構成の詳細を示す概略正面図、図7はその概略平面図である。ゴムローラで構成されるキッカローラ103はステッピングモータ101でベルト102により駆動される。搬送モータ110によりタイミングベルト111および搬送ベルト108を介して駆動される送りローラ105はキッカローラ103で取り込まれた投票用紙を搬送ベルト108と共に搬送する。この際、逆転ローラ106との共働により、2枚送りが阻止される。なお、搬送ベルト108は繰出しベルト104よりも高速に駆動されている。これを可能にするため、搬送ベルト108のプーリーと軸、および送りローラ105の軸と送りローラ、プーリーはそれぞれ固定されているのに対し、繰出しベルト104の送りローラ105側のプーリーにはベアリングが装着されて回転フリーとなっている。またベアリングにより回転フリーに取り付けられた増速ローラ107が設けられており、前述した速度差を吸収するようにしている。
【0032】
センサS1は繰り出すべき投票用紙が存在していることを検知するセンサである。また、センサS2はセンサユニット121に投票用紙が入ったことを検知するとともに、投票用紙の長さを測定するためのセンサである。すなわち、このセンサS2を投票用紙が通過している間ロータリエンコーダ109のパルスが計数されており、このパルス数により投票用紙の長さがわかる。このセンサS2の出力が遮光によりオフとなった後時間t1後に繰出しモータ101の回転が停止され、センサS2がオンとなった後時間t2後に繰出しモータ101を回転させるようにしているが、t1およびt2の値を投票用紙の長さに応じて変化させると、特に短手長さが多様な投票用紙の繰出しの処理速度を上げることができる。なお、1枚目の投票用紙の長さに基づき、上記繰出しモータ101のディレイの値t1、t2が予め記憶された値に自動的に設定される。
【0033】
次にこの実施の形態における動作を詳細に説明する。本実施の形態にかかる投票用紙計数仕分機は前述したように5つのモードを有しているが、計数モードは単に計数を行うだけのモードであり、選挙分類モードは同一出願人の出願にかかる特願平7−222267号に詳述されているのでここでは省略する。
【0034】
図8は本発明の実施の一形態にかかる投票用紙計数仕分機における設定操作の詳細を示すフローチャートである。
【0035】
まず、操作部のテンキーパッド8の「設定」キーを押して設定モードに入る(ステップS101)。ここでテンキーより予めレイアウトモードとして用意された番号、例えば「00」を入力し、「入力」キーを押すとレイアウト登録モードに移行する(ステップS102)。
【0036】
レイアウトの登録を行うには、登録用投票用紙、すなわち未記入で線幅が1mm以上のものをホッパに載せ(ステップS103)、スタート釦を押下する(ステップS104)。なお、登録用投票用紙の線が細い場合には適当な筆記用具を用いて太くしておく必要がある。登録用投票用紙の取り込みとともに枠レイアウトが認識され、その認識結果は、記憶装置の専用の領域に記憶され、登録される(ステップS105)。この認識にはニューラルネットワークを応用した認識技術、例えば特開平5−324837号に記載された技術を用いることができる。
【0037】
なお、ここでは実際の投票用紙を用いたが、実際の投票用紙を用いることなく、枠の数と寸法、余白の長さ等をテンキーを用いて入力し、レイアウトを登録することもできる。
【0038】
次に、テンキーより予め枠とスタッカとの順序の変更モードとして用意された番号、例えば「01」を入力し、「入力」キーを押すと枠とスタッカとの順序の変更モードに移行する(ステップS106)。
【0039】
このモードでは、投票用紙における枠の順番(左端の欄から順に1,2,3…(表示は裁判官A,B,C,…))とスタッカの順序の対応を変更する。対応をテンキー等で入力して設定キー押す(ステップS107)と、この設定内容が記憶装置中の専用の第1の記憶領域152aに記憶される(ステップS108)。
【0040】
なお、このような入力を行わない場合には投票用紙の枠の右側から1,2,3,4・・と定義され、スタッカの上から順に番号が付けられた1,2,3,4・・・に対応することになる。また、投票用紙の枠が4以上ある場合にはスタッカ4に4番目以降のすべての枠が対応させられる。
【0041】
また、枠とスタッカの順序の対応を変える場合には次のように行う。この設定は、基本的にスタッカ位置を基準に枠が当てはめられる。すなわち、順序変更モードに移行した場合、まずスタッカ1に設定されている枠番号が表示される。通常の登録では1、すなわち一番右の枠であることが、液晶表示器上に「スタッカ1=1」として表示される。ここでは枠の3番目をスタッカ1に対応させるものとすれば、テンキーより3を入力し、「設定」キーを押すと、表示は1=3となり、枠3がスタッカ1に対応したことがわかる。
【0042】
次にスタッカ2の設定に移るには別途キーを押すとこれまでの登録内容が表示されるので、上述の説明と同様の手順により必要に応じて設定内容の変更を行うことができる。
【0043】
すべてのスタッカについての設定が完了した場合には「登録」キーを押すとこれまでの設定内容が記憶装置中の第3の記憶領域152cに記憶され、順序変更モードから抜ける。そして、再度「登録」キーを押すと設定モードから抜ける。
【0044】
なお、ここでは枠の順序とスタッカの順序の対応について説明したが、他の設定モード番号を入力することにより、×数の数とスタッカの順序との対応についてもほぼ同種の操作について設定できるようになっている。
【0045】
次に、テンキーより例えば「02」を入力すると、次のステップ109で手書きマークに対する識別レベル設定モードに移行し、液晶表示部2には図9に示すような画面が表示される。この画面は判定上難点のある手書きマーク群の特徴ごとに受け付けるか、排除するかを設定するためのものである。
【0046】
図9に示された例では、過去のデータの蓄積より分類されたマーク群を図示している。第1行のマーク群は斜め線の1本は正常であるが、他の斜め線は半分しか存在せず、完全な交差をしていない場合、第2行のマーク群は2本の線の交差は認められるものの、2本の斜め線の長さが極端に異なっている場合、第3行のマーク群は2本の斜め線の交差位置が中心位置より大きくずれている場合、第4行のマーク群は2本の斜め線を連続して書いた結果、連続線となった場合、第5行のマーク群は第4行の場合と同じく手書きの特性上斜め線の一部にヒゲが残ってしまった場合をそれぞれ示している。
【0047】
図9では「受付」と「RJ」(リジェクト)のいずれかにアンダーラインが表示され、選択結果が表示される。設定を変更できる部分は反転表示され、矢印キーでその位置を変更することができる。これらはデフォルトではすべて「RJ」とすることができる。
【0048】
図9の例においては、第1行ではすでに「RJ」が登録されているが、ファンクションキーのF1またはF2により操作される矢印キーで反転表示を「受付」側に変えることができ、他の設定項目にも同様の設定を行い、最後に「入力」キーを押すことにより(ステップS110)、記憶装置中の第2の記憶領域152bに各設定を記憶し、登録することができる(ステップS111)。
【0049】
なお、操作部では他の各種設定も行うことができる。単なる計数を行う計数モードと仕分けも行う仕分けモードの切り換えを行うことができる。1回の計数単位であるバッチ枚数についてはバッチ枚数キーを繰り返し押すと無表示,10,20,25,50,100と変化するので、適当な枚数に設定することができる。スタッカは100枚がフル収容である。またバッチ枚数は通常は100に設定される。また、別途キーを押すと枠の中に何かが有ることを認識する有無認識レベルと○×記号を正確に認識できるレベルとを切り換えることができる。加算はホッパの投票用紙をすべて計数した後、その後の累積加算を行うか行わないかを選択するものである。また、以上のような各種設定内容を表示させて確認することも可能である。
【0050】
設定モードを抜ける場合(ステップS112)には「クリア」キーを押下(ステップS113)することにより終了する。設定モードを抜けない場合にはステップS102の前に戻ることになる。
【0051】
次に、国民審査の各種モードにおける動作について説明する。
【0052】
前述したように、国民審査についての3つのモードのうち、設定により集計のみ登録すること(以下、Aモードという)も、集計、分類1、分類2のいずれもが可能であるように登録すること(以下、Bモードという)もできる。AモードとBモードの相違は、図10に示されるように、計数対象に白票を含めるか否かと、スタッカの割り当てである。
【0053】
すなわち、Aモードでは、白票を含めた全投票用紙が計数対象となり、スタッカ7−1〜7−3はいずれも種々の×マークが記入された投票用紙が混在して収納され、スタッカ7−4に疑問票、読取不能票などが収納されるのに対し、Bモードでは、白票は取り除いた状態でホッパに投入され、スタッカ7−1には×マークが1つだけの投票用紙、スタッカ7−2には×マークが2の投票用紙、スタッカ7−3には×マークが3つの投票用紙、スタッカ7−4には疑問票、読取不能票などが収納される。
【0054】
いずれのモードであっても計数前処理として人手により1枚ずつ投票用紙を開き、計数仕分機で読取りできるように表裏・天地が揃えられる。この際、疑問票のうちの無効票、例えば×以外の印が付けられたもの、枠外に×印が付けられたもの等については別に分離される。また、×が全くない全白票は通常約85%に及ぶ上、見分けが容易であるため、上記Bモードの処理を行うためには、この前処理で除いておき、別途計数させることにより、集計効率を向上させることができる。
【0055】
次に図11のフローチャートおよび図12〜22の表示画面図等を参照して本発明の実施の一形態にかかる投票用紙計数仕分機における基本計数、仕分け動作を説明する。ここでは、加算がオンでバッチ枚数が100に設定されている例を取り上げることとする。
【0056】
電源を投入すると、初期化が行われ、その期間中図12に示すようなイニシャル画面Aが表示される。そして初期化終了後、以下の処理画面に移行する。なお、特に指定がないときには、デフォルトで国民審査・集計モードとなるようになっている。
【0057】
ホッパに投票用紙が載せられたことが監視されており(ステップS201)、センサ等で表裏及び方向が揃えられた投票用紙が検知されたときには図13に示すような画面Bにより、スタート可能であることが表示される。ここでは最高裁判所の裁判官の定員が15名であることにより、最大15名の表示が可能となっている。
【0058】
スタート釦が押されたことの検知により(ステップS202)、投票用紙の繰出しが開始される(ステップS203)。ホッパに載せられる投票用紙は、前述したように、Aモードの場合には白票を含み、Bモードの場合には白票を除いたものである。
【0059】
繰り出された用紙はその記入内容が認識され、計数される(ステップS204)。すなわち、読取り用のタイミングセンサによりある瞬間、投票用紙の印記載欄を全て画像取込みし、ニューラルネットワークを用いた画像認識により、×印のついている位置(欄)を全て見つけ出し該当裁判官の数を計数する。ここで、認識できなかったもの、或いは、×印以外の印がついたもの等はリジェクトスタッカ7−4へ排除される。そしてこの認識結果に基づき投票用紙をその記入内容にしたがって該当するスタッカへ分類仕分けが行われる(ステップS205)。この仕分けにより、図13の画面Bに示すように、裁判官別の×数の集計結果が表示される。
【0060】
いずれかのスタッカが満杯(100枚)に達しているか(ステップS206)、いずれかのスタッカがバッチ枚数に達したか(ステップS207)、ホッパ内が空になったか(ステップS208)が常時監視されている。
【0061】
ホッパが空でない場合には停止釦が押されない限り(ステップS231)ステップS204に戻って処理が続行される。
【0062】
スタッカが満杯でなく、バッチ枚数にも達せず、ホッパが空になったときには繰出しが停止される(ステップS209)。この時点でリジェクト用紙の有無が調べられ(ステップS210)、無ければ枚数表示を確認して(ステップS212)終了するが、リジェクト用紙がある時には、再計数を実行するときには(ステップS211)、リジェクト紙幣をホッパに戻してステップS201から再計数を行い、再計数を行わない場合にはリジェクトされた疑問票が有効票であるか否かを確認した上で枚数表示を確認して(ステップS212)終了する。
【0063】
また、いずれかのスタッカが満杯になっていたり、いずれかのスタッカがバッチ枚数に達したときには繰出しが停止され(ステップS221)、該当するスタッカの横のLED表示を点滅させる(ステップS222)。尚Aモードのときにはスタッカ7−1から7−3まで全てが満杯になったとき、あるいはリジェクトスタッカ7−4が満杯になったときのみ繰出しが停止される。この点滅に応じて係員により該当スタッカから投票用紙が抜かれたことが検知されたときには(ステップS223)、LEDは消灯され(ステップS224)、繰出しが再開される。
【0064】
なお、ホッパが空でないのに何らかの理由で係員等により停止釦が押されたとき(ステップS231)は、繰出しが停止され(ステップS232)、スタート釦が押されたときには繰出しが再開される(ステップS225)。
【0065】
モードAの場合、スタッカ7−1〜7−3への収納は投票用紙1枚ごとに順次スタッカを切り替えるようにするが、満杯になるごとに次のスタッカへ切り替えるようにしても良い。
【0066】
投票用紙計数仕分機での動作終了後、枚数確認が係員により行われる。この確認は計数モードとして計数を行うか、他の計数機を用いて計数を行う。そして、開票所内の全データを集計して開票作業を終了する。
【0067】
この結果、図13に示されているような裁判官別の×数の集計が表示される。この状態でファンクションキーF1を押すと図14および図15画面C−1,C−2が表示される。これらは×の数による票の分布を表示するもので、ファンクションキーF2によりページが切り替えられる。なお、国民審査対象の裁判官の数が8人以下であるときには、1ページで収まるため、ページ表示はなく、ファンクションキーF2の位置もブランクとなる。
【0068】
これらの画面でファンクションキーF1を押すと図16および図17の画面D−1,D−2に例示される裁判官別×数集計、すなわち各×数の中でその裁判官に対して×マークが付けられていた票の数が表示される。この画面は裁判官ごとに1頁が当てられる。
【0069】
Aモードの場合には、全ての集計処理が終了した後、もう一度上記操作を繰返して、確認をとり、同数であればOKとする。
【0070】
Bモードの場合には、国民審査集計モードの集計が終了後、スタッカ7−1に収納された×の数が1の投票用紙は国民審査・分類1モードで、スタッカ7−3に収納された×の数が3以上の投票用紙は国民審査・分類2モードで、それぞれ分析が行われる。また、スタッカ7−2に収納された×の数が2の投票用紙は係員により内容確認が行われる。
【0071】
集計モードから分類モード1への遷移、分類モード1から分類モード2への遷移は前述したようにテンキーパッド8中のモードキーを押下することに行うことができる。
【0072】
これらの分類モードでの処理は図11で示したフローチャートに準じて行われるが、両モードでのスタッカの割り当ての様子を図19に示す。
【0073】
同図から明らかなように、国民審査・分類1モードは、1×の投票用紙のみの分類処理である。認識結果により1回目は裁判官Aから裁判官Cまでをスタッカ7−1からスタッカ7−3へ仕分け、その他の裁判官は全てスタッカ7−4へ収納する。なお、認識不能の投票用紙もスタッカ7−4へ入れる。この計数結果は図19の画面E−1に示される。
【0074】
2回目はスタッカ7−4に収納された投票用紙について同様の分類処理を行い、裁判官Dから裁判官Fをスタッカ7−1からスタッカ7−3へ仕分け、他の裁判官はスタッカ7−4へ収納する。この計数結果は図20の画面E−2に示される。以下同様の処理を繰り返すことにより、×を1つだけ付けた有権者がどの裁判官に付けたかを知ることができる。
【0075】
計数作業終了後のこれらのスタッカの収納内容は係員により点検され、別の計数機等で再度枚数を確認して枚数が確定される。そして、開票所内の全データを集計して開票作業が終了する。
【0076】
国民審査・分類2モードは、1×、2×、全×、全白以外の投票用紙を仕分ける場合に用いる。まず、国民審査集計モードでスタッカ7−3に収納された×が3以上の投票用紙をホッパに入れ、3×から5×の投票用紙を認識してスタッカ7−1からスタッカ7−3へ仕分け、6×以上の投票用紙および認識不能の投票用紙をスタッカ4へ収納する。認識不能の投票用紙もスタッカ7−4へ入れる。この状態での計数結果は図21の画面F−1に示される。
【0077】
次にスタッカ7−4の投票用紙をホッパに載置し繰出して、6×から8×の投票用紙をスタッカ7−1からスタッカ7−3へ仕分け、他の9×以上はスタッカ7−4へ収納する。この状態での計数結果は図22の画面F−2に示される。以下同様の処理を繰返すことにより、×を多数つけた場合の分布状況を知ることができる。
【0078】
これらのスタッカの収納内容は係員により点検され、別の計数機等で再度枚数を確認して枚数が確定される。そして、開票所内の全データを集計して開票作業が終了する。
【0079】
次に、分類2モードのときにモードキーを押すと選挙・分類モードとなるが、これは同一出願人の出願にかかる特願平7−222267号に詳述されているのでここでは省略する。
【0080】
以上の実施の形態においては、スタッカの数は4であったが、この数は任意に増減させることができる。また、ホッパおよびスタッカの収容枚数は用途により任意に設計変更が可能である。
【0081】
また、実施の形態では現在の裁判官数が15名であることから読取り欄の認識数としては最大15としているが、30程度迄は可能である。
【0082】
また、複数台の投票用紙計数仕分機を用意しておけば、例えば、国民審査・分類2モードを行なうときに、2×から4×を1台目で、5×から7×を2台目で、8×から10×を3台目で、11×から13×を4台目で、14×を5台目で行なうようにして、より迅速に処理が可能となる。
【0083】
また、全白、全×、1×等は予め人手により除いておき、別途計数するようにしてもよい。
【0084】
また、Aモード、Bモードのときの、スタッカの割り当ては任意に変更できるものである。
【0085】
さらに、以上の実施の形態は、国民審査を例にとって説明したが、手書きで記号等を記入するアンケート用紙等にも全く同様に適用することができる。この場合、複数のマークについてそれぞれ基準を設けるようにしても良い。
【0086】
また、実施の形態では手書きマークとして×印を例にとって説明したが、○印をはじめとして各種のマークについても同様に適用することができる。
【0087】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、予めマーク記入欄が印刷された用紙を認識して計数および仕分けを行う際、手書きマークの特徴に応じて識別レベルを変更可能にしているため、記入されたマークの識別率を必要に応じて上昇させることができる。
【0088】
特に、最高裁判所裁判官の国民審査の場合には識別レベルを上げることにより、民意をより正確に反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる投票用紙計数仕分機の外観を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1における操作部のパネル面を表す正面図であり、(b)はテンキーパッドを表す正面図である。。
【図3】本発明にかかる投票用紙計数仕分機における動作モードの遷移を表す説明図である。
【図4】投票用紙の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態における全体の内部構成を示す説明図である。
【図6】繰出部11における構成の詳細を示す概略正面図である。
【図7】図6の概略平面図である。
【図8】設定操作の詳細を示すフローチャートである。
【図9】識別レベルの設定画面の例を示す図である。
【図10】2つの登録モードの違いを説明する図表である。
【図11】本発明の実施の一形態における計数、仕分け動作を説明するフローチャートである。
【図12】初期画面を表す図である。
【図13】集計モードにおける画面表示の例を示す図である。
【図14】図13の画面から切り替えた、×マーク数別の集計結果を表す画面の第1頁を示す図である。
【図15】図13の画面から切り替えた、×マーク数別の集計結果を表す画面の第2頁を示す図である。
【図16】図14あるいは図15の画面から切り替えた、裁判官別×数別の集計結果を示す画面の第1頁を示す図である。
【図17】図14あるいは図15の画面から切り替えた、裁判官別×数別の集計結果を示す画面の第2頁を示す図である。
【図18】分類1モードと分類2モードの内容を比較する図表である。
【図19】分類1モードにおける集計結果を示す画面の第1頁を示す図である。
【図20】分類1モードにおける集計結果を示す画面の第2頁を示す図である。
【図21】分類2モードにおける集計結果を示す画面の第1頁を示す図である。
【図22】分類2モードにおける集計結果を示す画面の第2頁を示す図である。
【図23】手書きマークの典型的な例のいくつかを示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体
2 液晶表示部
3 スタート/ストップキー
4 ファンクションキー
5 LED表示器
6 ホッパ
7 スタッカ
8 テンキーパッド
11 繰出部
12 読取部
13 判定部
14 分類部
15 制御部
103 キッカローラ
105 送りローラ
108 搬送ベルト
111 ロータリーエンコーダ

Claims (6)

  1. 所定欄に特定のマークが記入された集計用紙を複数枚載置し、これを1枚ずつ繰出す繰出し手段と、
    この繰出し手段によって繰出された前記集計用紙の前記特定のマーク記入欄を読取る読取手段と、
    前記特定のマークを認識するための基準となる基準パターンを記憶する第1の記憶手段と、
    前記特定のマークの受け付けレベルを予め設定するレベル設定手段と、
    このレベル設定手段の設定内容を記憶する第2の記憶手段と、
    前記読取手段により読取られたマーク記入欄から、記入された前記特定マークを前記第1の記憶手段の記憶内容に基づいて認識するとともに、前記第2の記憶手段の記憶内容に基づき前記特定マークが有効か無効かを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づき前記集計用紙の記入内容の集計を行う計数手段と、
    を備えたことを特徴とする集計用紙計数仕分機。
  2. 前記レベル設定手段は、予め予想される共通の不正確な特徴を有するマーク群毎に表示し、受け付けるか否かの設定を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の集計用紙計数仕分機。
  3. 計数後の前記集計用紙を積載する複数のスタッカと、
    前記判定手段の認識結果に基づき集計用紙を複数のスタッカへ仕分けするとともに計数する制御手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の集計用紙計数仕分機。
  4. 複数の裁判官名に対応して罷免マーク記入欄を有する投票用紙を複数枚載置し、これを1枚ずつ繰出す繰出し手段と、
    この繰出し手段によって繰出された前記投票用紙の前記罷免マーク記入欄を読取る読取手段と、
    前記罷免マークの受け付けレベルを予め設定するレベル設定手段と、
    このレベル設定手段の設定内容を記憶するレベル記憶手段と、
    前記読取手段により読取られた罷免マーク記入欄から記入された罷免マークを認識し、かつ前記レベル記憶手段の記憶内容を参照して罷免マークが有効か無効かを判定する判定手段と、
    この判定手段の判定結果に基づき前記複数の裁判官毎に有効罷免マークを計数する計数手段とを備えたことを特徴とする投票用紙計数仕分機。
  5. 計数後の前記集計用紙を積載する複数のスタッカと、
    前記判定手段の認識結果に基づき投票用紙を複数のスタッカへ仕分けするとともに計数する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項4に記載の投票用紙計数仕分機。
  6. 前記制御手段は罷免マークの数によって分類して前記複数のスタッカへ仕分けするものであることを特徴とする請求項5に記載の投票用紙計数仕分機。
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