JP3604523B2 - ミラー玩具を有する乳幼児用遊戯具 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乳幼児用のミラー玩具および遊戯具に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
乳幼児用の玩具として、従来よりミラー玩具が用いられている。一般に、ミラー玩具は、乳幼児がミラーに映る自分の姿を見つけることで、自分の発見・認識および空間の広がりを学習することができる玩具である。従来のミラー玩具は、単一のミラーを保持する概略円板状の保持体からなり、該保持体には、吊りベルトを取り付けるための通し穴が形成されている。
【0003】
乳幼児は、このようなミラー玩具を直接手に持って遊んだり、プレイジムに吊りベルトを介して吊り下げられたミラー玩具に手を伸ばして触れることにより遊ぶ。ここで、プレイジムとは、床面上の所定の高さ位置に配設された玩具吊下げ用のレール部材と、その両端部に配置されたレール部材支承用の脚部材とから構成される乳幼児用の遊戯具である。
【0004】
しかしながら、従来のミラー玩具においては、プレイジムのレール部材に吊り下げられたときに、ミラー面が床面に対してほぼ垂直に配置されるようになっているので、乳幼児がとくに仰臥姿勢におかれている場合には、ミラーに自分の姿を映し出すことが難しく、ミラーを用いた遊びを十分に行うことができない。
【0005】
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、仰臥姿勢の乳幼児であっても、ミラーを用いた遊びを十分に行うことができるミラー玩具および乳幼児用遊戯具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る乳幼児用遊戯具は、床面上の所定の高さ位置に配設された玩具吊下げ用のレール部(24)と、その両端部においてレール部(24)を支承する脚部(22,23)とから構成され、レール部(24)にミラー玩具(1)が取り付けられた乳幼児用遊戯具(20)である。ミラー玩具(1)は、第1のミラー(2)を保持する第1の保持体(3)と、第1の保持体(3)に対して支軸部(6)を介して回動自在に設けられ、第2のミラー(4)を保持する第2の保持体(5)と、第2の保持体(5)に設けられるとともに、第1、第2の保持体(3,5)の回動時に第1の保持体(3)の切欠き(3b)に干渉して第1、第2の保持体(3,5)の回動角を所定の角度に制限するストッパ部(5c)と、第1、第2の保持体(3,5)のいずれか一方のミラー保持面と逆側の面において、支軸部(6)と直交する方向に沿って所定間隔を隔てて配設された2つの係止部(7,8)と、係止部(7)に係止された吊りベルト(10)とから構成されている。そして、ミラー玩具(1)の第1、第2の保持体(3,5)を所定の角度に回動させて、吊りベルト(10)の先端を乳幼児用遊戯具(20)のレール部(24)の係止部(36)に取り付けた状態で、吊りベルト(10)の中間部分を係止部(8)に係止させることにより、ミラー玩具(1)の第1、第2のミラー(2,4)の傾斜状態が変化するようになっている。
【0007】
本発明に係るミラー玩具を用いて乳幼児を遊ばせる際には、第1,第2の保持体をストッパ部が作動するまで回動させ、ある所定の角度をなすように開いた状態で、いずれかの係止部に吊りベルトを係止させる。なお、吊りベルトの上端は、床面上に配置されたプレイジムのレール部材等に取り付けられる。
【0008】
このとき、第1,第2の保持体の各ミラーは、床面に対して傾斜した状態におかれる。この状態では、床面上で仰臥姿勢にある乳幼児は、たとえば第1の保持体の第1のミラーに映る自分の顔を見ることができると同時に、第2の保持体の第2のミラーを通して、自分の背後にいる母親の顔を見ることができる。
【0009】
このようにして、床面上で仰臥姿勢にある乳幼児であっても、ミラーを用いた遊びを十分に行うことができるようになる。
【0010】
また、吊りベルトを他の係止部に係止させた場合には、第1,第2の保持体の各ミラーが上記傾斜状態とは異なった傾斜状態におかれるので、床面上で座った状態にある乳幼児が、同様に、第1の保持体の第1のミラーに映る自分の顔を見ることができると同時に、第2の保持体の第2のミラーを通して、自分の背後にいる母親の顔を見ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図8は本発明の一実施態様によるミラー玩具を説明するための図であって、図1は開状態のミラー玩具の正面図、図2はその背面図、図3および図4はその側面断面図、図5は閉状態のミラー玩具の側面図、図6はミラー玩具をプレイジムに吊り下げた状態を示す全体斜視図、図7および図8は本実施態様の作用効果を説明するための図である。
【0012】
図1および図2に示すように、ミラー玩具1は、ミラー2を保持する略円板状の第1の保持体3と、第1の保持体3に隣接して配置され、ミラー4を保持する略円板状の第2の保持体5とから主として構成されている。各ミラー2,4は、それぞれ第1,第2の保持体3,5に形成された凹部3a,5a内に嵌め込まれている(図3,図4参照)。
【0013】
第2の保持体5には突起部5bが設けられており、第1の保持体3には、該突起部5bが挿入される切欠き3bが形成されている。また第1の保持体3は、切欠き3b内に突出する支軸部6,6を有している。各支軸部6,6は、第2の保持体5の突起部5bに形成された小孔部5c,5c内に係合している。この構成により、第1,第2の保持体3,5が支軸部6,6の回りを回動自在になっており、ミラー玩具1が図1ないし図4に示すような開状態と、図5に示すような閉状態とをとり得るようになっている。
【0014】
第1の保持体3の背面側には、吊りベルト10(図3,図4)を挿入するためのベルト通し7と、吊りベルト10の両側縁部を係止するための係止フック8とがそれぞれ設けられている。ベルト通し7および係止フック8は所定の間隔を隔てて配置されている。なお、通常の取付状態では、吊りベルト10は、ベルト通し7に挿入されることにより第1の保持体3に取り付けられている(図3参照)。
【0015】
突起部5bには、図3に示すようなストッパ部5cが形成されている。このストッパ部5cは、第1,第2の保持体3,5が所定の角度開いたときに切欠き3b内に干渉することにより、第1,第2の保持体3,5の回動角を所定の角度に制限するためのものである。
【0016】
上述のように構成されるミラー玩具1を用いて乳幼児を遊ばせる際には、第1,第2の保持体3,5をストッパ部5cが作動するまで回動させ、ある所定の角度をなすように開いた状態で、吊りベルト10の上端をたとえばプレイジムに取り付ける(図6参照)。
【0017】
ここで、図6に示されるプレイジム20について簡単に説明する。
プレイジム20は、左右一対の脚部22,23と、その上方に配置され、脚部22,23により支承されるレール部24とを有している。脚部22は一対の縦フレーム25,25と、これらを連結する横フレーム26とから構成されており、脚部23は一対の縦フレーム27,27と、これらを連結する横フレーム28とから構成されている。縦フレーム25,25の各上端部はジョイント部29により、縦フレーム27,27の各上端部はジョイント部30によりそれぞれ連結されており、レール部24の両端は各ジョイント部29,30に連結されている。
【0018】
レール部24には、玩具を吊り下げるための係止部35,36が設けられている。係止部35には人形40が、係止部36には、吊りベルト10を介してミラー玩具1が吊り下げられる。このとき、ミラー玩具1の第1,第2の保持体3,5の各ミラー2,4は、床面に対して傾斜した状態におかれている。
【0019】
ミラー玩具1をレール部24に吊り下げたとき、吊りベルト10の下端がベルト通し7にのみ係止している場合には(図3参照)、床面上で仰臥姿勢にある乳幼児Bに対して、各ミラー2,4が図7に示すような位置関係に配置される。
【0020】
このとき、乳幼児Bは、第1の保持体3のミラー2に映る自分の顔を見ることができると同時に、自分の背後にいる母親Mの顔を第2の保持体5のミラー4を通して見ることができる。
このようにして、床面上で仰臥姿勢にある乳幼児であっても、ミラーを用いた遊びを十分に行うことができるようになる。
【0021】
また、ミラー玩具1をレール部24に吊り下げたとき、吊りベルト10の下端がベルト通し7に係止しかつ係止フック8に係止している場合には(図4参照)、床面上で座った状態の乳幼児Bに対して、各ミラー2,4が図8に示すような位置関係に配置される。
【0022】
このとき、乳幼児Bは、同様に、第1の保持体3のミラー2に映る自分の顔を見ることができると同時に、自分の背後にいる母親Mの顔を第2の保持体5のミラー4を通して見ることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、それぞれミラーを保持する回動自在な第1,第2の保持体と、いずれか一方の保持体のミラー保持面と逆側の面において支軸部と直交する方向に沿って所定間隔を隔てて配設された2つの係止部と、一方の係止部に係止された吊りベルトとからミラー玩具が構成されるので、吊りベルトの係止位置を適宜変えてやることにより、仰臥姿勢にある乳幼児であっても、ミラーを用いた遊びを十分に行えるようになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様による、開状態のミラー玩具の正面図。
【図2】開状態のミラー玩具の背面図。
【図3】開状態のミラー玩具の側面断面図。
【図4】開状態のミラー玩具の側面断面図。
【図5】閉状態のミラー玩具の側面図。
【図6】ミラー玩具をプレイジムに吊り下げた状態を示す全体斜視図。
【図7】前記実施態様の作用効果を説明するための図。
【図8】前記実施態様の作用効果を説明するための図。
【符号の説明】
1 ミラー玩具
2 (第1の)ミラー
3 第1の保持体
4 (第2の)ミラー
5 第2の保持体
5c ストッパ部
6 支軸部(支持部)
7 ベルト通し(係止部)
8 係止フック(係止部)
10 吊りベルト
20 プレイジム(乳幼児用遊戯具)
22,23 脚部
24 レール部
【発明の属する技術分野】
本発明は、乳幼児用のミラー玩具および遊戯具に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
乳幼児用の玩具として、従来よりミラー玩具が用いられている。一般に、ミラー玩具は、乳幼児がミラーに映る自分の姿を見つけることで、自分の発見・認識および空間の広がりを学習することができる玩具である。従来のミラー玩具は、単一のミラーを保持する概略円板状の保持体からなり、該保持体には、吊りベルトを取り付けるための通し穴が形成されている。
【0003】
乳幼児は、このようなミラー玩具を直接手に持って遊んだり、プレイジムに吊りベルトを介して吊り下げられたミラー玩具に手を伸ばして触れることにより遊ぶ。ここで、プレイジムとは、床面上の所定の高さ位置に配設された玩具吊下げ用のレール部材と、その両端部に配置されたレール部材支承用の脚部材とから構成される乳幼児用の遊戯具である。
【0004】
しかしながら、従来のミラー玩具においては、プレイジムのレール部材に吊り下げられたときに、ミラー面が床面に対してほぼ垂直に配置されるようになっているので、乳幼児がとくに仰臥姿勢におかれている場合には、ミラーに自分の姿を映し出すことが難しく、ミラーを用いた遊びを十分に行うことができない。
【0005】
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、仰臥姿勢の乳幼児であっても、ミラーを用いた遊びを十分に行うことができるミラー玩具および乳幼児用遊戯具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る乳幼児用遊戯具は、床面上の所定の高さ位置に配設された玩具吊下げ用のレール部(24)と、その両端部においてレール部(24)を支承する脚部(22,23)とから構成され、レール部(24)にミラー玩具(1)が取り付けられた乳幼児用遊戯具(20)である。ミラー玩具(1)は、第1のミラー(2)を保持する第1の保持体(3)と、第1の保持体(3)に対して支軸部(6)を介して回動自在に設けられ、第2のミラー(4)を保持する第2の保持体(5)と、第2の保持体(5)に設けられるとともに、第1、第2の保持体(3,5)の回動時に第1の保持体(3)の切欠き(3b)に干渉して第1、第2の保持体(3,5)の回動角を所定の角度に制限するストッパ部(5c)と、第1、第2の保持体(3,5)のいずれか一方のミラー保持面と逆側の面において、支軸部(6)と直交する方向に沿って所定間隔を隔てて配設された2つの係止部(7,8)と、係止部(7)に係止された吊りベルト(10)とから構成されている。そして、ミラー玩具(1)の第1、第2の保持体(3,5)を所定の角度に回動させて、吊りベルト(10)の先端を乳幼児用遊戯具(20)のレール部(24)の係止部(36)に取り付けた状態で、吊りベルト(10)の中間部分を係止部(8)に係止させることにより、ミラー玩具(1)の第1、第2のミラー(2,4)の傾斜状態が変化するようになっている。
【0007】
本発明に係るミラー玩具を用いて乳幼児を遊ばせる際には、第1,第2の保持体をストッパ部が作動するまで回動させ、ある所定の角度をなすように開いた状態で、いずれかの係止部に吊りベルトを係止させる。なお、吊りベルトの上端は、床面上に配置されたプレイジムのレール部材等に取り付けられる。
【0008】
このとき、第1,第2の保持体の各ミラーは、床面に対して傾斜した状態におかれる。この状態では、床面上で仰臥姿勢にある乳幼児は、たとえば第1の保持体の第1のミラーに映る自分の顔を見ることができると同時に、第2の保持体の第2のミラーを通して、自分の背後にいる母親の顔を見ることができる。
【0009】
このようにして、床面上で仰臥姿勢にある乳幼児であっても、ミラーを用いた遊びを十分に行うことができるようになる。
【0010】
また、吊りベルトを他の係止部に係止させた場合には、第1,第2の保持体の各ミラーが上記傾斜状態とは異なった傾斜状態におかれるので、床面上で座った状態にある乳幼児が、同様に、第1の保持体の第1のミラーに映る自分の顔を見ることができると同時に、第2の保持体の第2のミラーを通して、自分の背後にいる母親の顔を見ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図8は本発明の一実施態様によるミラー玩具を説明するための図であって、図1は開状態のミラー玩具の正面図、図2はその背面図、図3および図4はその側面断面図、図5は閉状態のミラー玩具の側面図、図6はミラー玩具をプレイジムに吊り下げた状態を示す全体斜視図、図7および図8は本実施態様の作用効果を説明するための図である。
【0012】
図1および図2に示すように、ミラー玩具1は、ミラー2を保持する略円板状の第1の保持体3と、第1の保持体3に隣接して配置され、ミラー4を保持する略円板状の第2の保持体5とから主として構成されている。各ミラー2,4は、それぞれ第1,第2の保持体3,5に形成された凹部3a,5a内に嵌め込まれている(図3,図4参照)。
【0013】
第2の保持体5には突起部5bが設けられており、第1の保持体3には、該突起部5bが挿入される切欠き3bが形成されている。また第1の保持体3は、切欠き3b内に突出する支軸部6,6を有している。各支軸部6,6は、第2の保持体5の突起部5bに形成された小孔部5c,5c内に係合している。この構成により、第1,第2の保持体3,5が支軸部6,6の回りを回動自在になっており、ミラー玩具1が図1ないし図4に示すような開状態と、図5に示すような閉状態とをとり得るようになっている。
【0014】
第1の保持体3の背面側には、吊りベルト10(図3,図4)を挿入するためのベルト通し7と、吊りベルト10の両側縁部を係止するための係止フック8とがそれぞれ設けられている。ベルト通し7および係止フック8は所定の間隔を隔てて配置されている。なお、通常の取付状態では、吊りベルト10は、ベルト通し7に挿入されることにより第1の保持体3に取り付けられている(図3参照)。
【0015】
突起部5bには、図3に示すようなストッパ部5cが形成されている。このストッパ部5cは、第1,第2の保持体3,5が所定の角度開いたときに切欠き3b内に干渉することにより、第1,第2の保持体3,5の回動角を所定の角度に制限するためのものである。
【0016】
上述のように構成されるミラー玩具1を用いて乳幼児を遊ばせる際には、第1,第2の保持体3,5をストッパ部5cが作動するまで回動させ、ある所定の角度をなすように開いた状態で、吊りベルト10の上端をたとえばプレイジムに取り付ける(図6参照)。
【0017】
ここで、図6に示されるプレイジム20について簡単に説明する。
プレイジム20は、左右一対の脚部22,23と、その上方に配置され、脚部22,23により支承されるレール部24とを有している。脚部22は一対の縦フレーム25,25と、これらを連結する横フレーム26とから構成されており、脚部23は一対の縦フレーム27,27と、これらを連結する横フレーム28とから構成されている。縦フレーム25,25の各上端部はジョイント部29により、縦フレーム27,27の各上端部はジョイント部30によりそれぞれ連結されており、レール部24の両端は各ジョイント部29,30に連結されている。
【0018】
レール部24には、玩具を吊り下げるための係止部35,36が設けられている。係止部35には人形40が、係止部36には、吊りベルト10を介してミラー玩具1が吊り下げられる。このとき、ミラー玩具1の第1,第2の保持体3,5の各ミラー2,4は、床面に対して傾斜した状態におかれている。
【0019】
ミラー玩具1をレール部24に吊り下げたとき、吊りベルト10の下端がベルト通し7にのみ係止している場合には(図3参照)、床面上で仰臥姿勢にある乳幼児Bに対して、各ミラー2,4が図7に示すような位置関係に配置される。
【0020】
このとき、乳幼児Bは、第1の保持体3のミラー2に映る自分の顔を見ることができると同時に、自分の背後にいる母親Mの顔を第2の保持体5のミラー4を通して見ることができる。
このようにして、床面上で仰臥姿勢にある乳幼児であっても、ミラーを用いた遊びを十分に行うことができるようになる。
【0021】
また、ミラー玩具1をレール部24に吊り下げたとき、吊りベルト10の下端がベルト通し7に係止しかつ係止フック8に係止している場合には(図4参照)、床面上で座った状態の乳幼児Bに対して、各ミラー2,4が図8に示すような位置関係に配置される。
【0022】
このとき、乳幼児Bは、同様に、第1の保持体3のミラー2に映る自分の顔を見ることができると同時に、自分の背後にいる母親Mの顔を第2の保持体5のミラー4を通して見ることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、それぞれミラーを保持する回動自在な第1,第2の保持体と、いずれか一方の保持体のミラー保持面と逆側の面において支軸部と直交する方向に沿って所定間隔を隔てて配設された2つの係止部と、一方の係止部に係止された吊りベルトとからミラー玩具が構成されるので、吊りベルトの係止位置を適宜変えてやることにより、仰臥姿勢にある乳幼児であっても、ミラーを用いた遊びを十分に行えるようになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様による、開状態のミラー玩具の正面図。
【図2】開状態のミラー玩具の背面図。
【図3】開状態のミラー玩具の側面断面図。
【図4】開状態のミラー玩具の側面断面図。
【図5】閉状態のミラー玩具の側面図。
【図6】ミラー玩具をプレイジムに吊り下げた状態を示す全体斜視図。
【図7】前記実施態様の作用効果を説明するための図。
【図8】前記実施態様の作用効果を説明するための図。
【符号の説明】
1 ミラー玩具
2 (第1の)ミラー
3 第1の保持体
4 (第2の)ミラー
5 第2の保持体
5c ストッパ部
6 支軸部(支持部)
7 ベルト通し(係止部)
8 係止フック(係止部)
10 吊りベルト
20 プレイジム(乳幼児用遊戯具)
22,23 脚部
24 レール部
Claims (1)
- 床面上の所定の高さ位置に配設された玩具吊下げ用のレール部(24)と、その両端部においてレール部(24)を支承する脚部(22,23)とから構成され、レール部(24)にミラー玩具(1)が取り付けられた乳幼児用遊戯具(20)において、
ミラー玩具(1)が、
第1のミラー(2)を保持する第1の保持体(3)と、
第1の保持体(3)に対して支軸部(6)を介して回動自在に設けられ、第2のミラー(4)を保持する第2の保持体(5)と、
第2の保持体(5)に設けられるとともに、第1、第2の保持体(3,5)の回動時に第1の保持体(3)の切欠き(3b)に干渉して第1、第2の保持体(3,5)の回動角を所定の角度に制限するストッパ部(5c)と、
第1、第2の保持体(3,5)のいずれか一方のミラー保持面と逆側の面において、支軸部(6)と直交する方向に沿って所定間隔を隔てて配設された2つの係止部(7,8)と、
係止部(7)に係止された吊りベルト(10)とから構成されており、
ミラー玩具(1)の第1、第2の保持体(3,5)を所定の角度に回動させて、吊りベルト(10)の先端を乳幼児用遊戯具(20)のレール部(24)の係止部(36)に取り付けた状態で、吊りベルト(10)の中間部分を係止部(8)に係止させることにより、ミラー玩具(1)の第1、第2のミラー(2,4)の傾斜状態が変化するようになっている、
ことを特徴とする乳幼児用遊戯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35773296A JP3604523B2 (ja) | 1996-12-29 | 1996-12-29 | ミラー玩具を有する乳幼児用遊戯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35773296A JP3604523B2 (ja) | 1996-12-29 | 1996-12-29 | ミラー玩具を有する乳幼児用遊戯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10192561A JPH10192561A (ja) | 1998-07-28 |
JP3604523B2 true JP3604523B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=18455640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35773296A Expired - Fee Related JP3604523B2 (ja) | 1996-12-29 | 1996-12-29 | ミラー玩具を有する乳幼児用遊戯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3604523B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL144520A0 (en) * | 2001-07-24 | 2002-05-23 | Tiny Love Ltd | Mirror assembly for infant activity |
-
1996
- 1996-12-29 JP JP35773296A patent/JP3604523B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10192561A (ja) | 1998-07-28 |
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Legal Events
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