JP3604016B2 - ナビゲーション装置及びそのシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載するナビゲーション装置や、GPS機能を備えた携帯電話機やポータブル情報端末装置(例えばPDA)などの可搬型のナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両に搭載されるナビゲーション装置は、目的地を入力すればそこに至るまでの経路、時間、混み具合などの情報を与えてくれるものであり、大変便利なものである。
また、GPS機能を備えた携帯電話機やポータブル情報端末装置などの可搬型のナビゲーション装置も、目的地までの経路などのいろいろな情報を与えてくれる便利なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術におけるナビゲーション装置は、目的地までの経路の途中にあり、例えば車両の運転者自身が注意すべきであると思う要注意地点(学童に注意すべき地点、事故の多発地点、路面や視界が悪くて要注意の場所、交通検問やスピードの取り締まりのある地点)などの地点を示す情報をナビゲーション装置より得ることができず、その地点を運転者の記憶に頼らなければならない。そのため、運転者がその地点を忘れ、例えば路面や視界の悪い場所に心の準備なくさしかかり、路面や視界の悪さへの対処が遅れてしまうなどの問題がある。
【0004】
また、GPS機能のついた携帯電話機やポータブル情報端末装置などの可搬型のナビゲーション装置においても、観光スポットやお店などの操作者自身が覚えておきたい地点を携帯電話機やポータブル情報端末装置から得ることができず、操作者の記憶に頼るようにしており、操作者が観光スポットを見過ごすなどの問題がある。
そこで、本発明はかかる問題点に鑑みなされたもので、車両の運転者や、携帯電話機あるいはポータブル情報端末装置の操作者が注意すべきであると思う地点や見過ごしたくない地点などの特定地点を確実に知ることが可能なナビゲーション装置等を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るナビゲーション装置は、現在位置を検知し、検知された現在位置を地図とともに表示させるナビゲーション装置であって、当該ナビゲーション装置の現在位置を検知する位置検知手段と、情報を記憶させるための情報記憶手段と、所定の入力に基づいて前記情報記憶手段に特定地点の位置を記憶させる編集手段と、前記位置検知手段により検知された現在位置が、前記情報記憶手段に記憶された特定地点の位置の所定範囲内に入っているか否かを検知する地点検知手段と、前記地点検知手段が特定地点の位置の所定範囲内に入っていると検知したときに、前記ナビゲーション装置の操作者に報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るナビゲーションシステムは、上記ナビゲーション装置と、データを集計し編集して配信するホスト局とを備え、前記編集手段は、前記ホスト局から配信される情報を基に、特定地点の位置を前記情報記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の外観を示す構成図である。このナビゲーション装置1は車両の運転席近辺に搭載され、ナビゲーション装置1自体の現在位置(すなわち、車両の現在位置)を検知するGPSアンテナ(図示せず)と、GPSアンテナにより検知された車両の現在位置を地図上に表示する表示部3と、車両の目的地までの経路に関する情報の音声出力などを行うスピーカである音声出力部4と、運転者あるいは同乗者などから発生される声を検出するマイクなどの音声入力部5と、ナビゲーション装置1を操作するためのスイッチであり登録スイッチ6a、メイン操作スイッチ6b、各種操作スイッチ6cを含む操作部6とを備えている。
【0007】
図2は本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の構成を示す機能ブロック図である。図2において図1と同じものには同一符号を付している。制御部10は、車両のナビゲーション処理を行うコントローラであり、要注意地点の登録処理をする編集部13と、車両の目的地へのナビゲーション処理を行うとともに登録された要注意地点の検知処理をするナビゲーション部16と、外部との通信を行うための通信I/F部17とを有しており、操作部6と音声入力部5とGPSアンテナ2からの信号を入力とし、表示部3および音声出力部4に制御結果を出力する。
【0008】
編集部13は、地点メモリ11と種類メモリ12を有し、地点メモリ11は、要注意地点の緯度・経度で表される位置データとその要注意地点の注意内容とを対応づけて操作者の登録指示により記憶しているメモリ等である。そして、その注意内容はいくつかのサンプルが種類メモリ12に予め記憶されており、上記登録指示の際に操作者により選択可能になっている。
【0009】
ここでいう要注意地点とは特定地点の一例であり、車両の走行時に運転者などが注意すべき地点をさしており、その注意内容として、その地点が学童の飛び出しなどのある学童注意地点、事故多発地点、路面が悪い地点、視界が悪い地点、交通検問地点、スピードの取り締まり地点であることなどがあげられる。
【0010】
一方、ナビゲーション部16は地図表示部14と要注意地点検知部15を有し、地図表示部14はGPSアンテナ2の信号を基に車両の現在位置に対応する緯度・経度データを演算し、地図上における車両の現在位置を表示部3に表示させる。
また、要注意地点検知部15はGPSアンテナ2の信号を基に、地点メモリ11に記憶された要注意地点の付近へ車両が入ったことを検知し、車両が入ったことを検知したとき、表示部3、音声出力部4はそのことを運転者に報知する。
【0011】
以上のように構成された本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の動作について、図面を用いて説明する。
まず、ナビゲーション装置1の車両のナビゲーション動作を説明する。ナビゲーション部16の地図表示部14がGPSアンテナ2より得られる車両の現在位置データに対応する地図データを記録媒体などから読み出し表示部3に表示し、車両の移動に伴い表示部3の画面上に車両の現在位置がくるように画面上の地図表示を更新させる。このとき、ナビゲーション部16は運転者などの操作者に決定された目的地まで運転者を案内するべく、その経路を表示部3に表示させるとともに、その経路に関する情報(例えば、次、左です)を音声出力部4より音声出力する。
【0012】
次に、車両の走行時に要注意地点を地点メモリ11に登録させる場合の本ナビゲーション装置1の動作を説明する。
この場合、要注意地点として図3(a)の表示例に示すように、学校前の横断歩道手前の学童のよく通る地点を学童注意地点として登録する例をあげる。表示部3には自車マーク8で記されるように、ナビゲーション装置1を搭載した車両が学校前の横断歩道にさしかかったところを示している。
【0013】
ここで要注意地点にさしかかったとして、その地点を登録するため操作者により登録スイッチ6aが押されたときのナビゲーション装置1の動作を、フローチャートを用いて説明する。
図4は操作者により登録スイッチ6aが押された場合のナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。
登録スイッチ6aが押されると、まず編集部13はGPSアンテナ2から入力された車両の現在位置データを要注意地点として地点メモリ11に記憶させる(ステップS1)。
【0014】
次に編集部13は、図3(b)に示すように、種類メモリ12に予め記憶されている種類テーブル20を表示部3に表示する(ステップS2)。
図3(b)は表示部3の表示例であり、「学童注意地点」「事故多発地点」などの要注意内容の種類を表す種類テーブル20が表示部3に表示される。
つづいて、表示された種類テーブル20の要注意内容が操作者により選択指示されたか否かを判定する処理が編集部13により行われる(ステップS3)。この処理は操作者により選択指示されるまでおこなわれる。
【0015】
ここで、種類テーブル20の各要注意内容のいずれかが、操作者によるメイン操作スイッチ6bの操作でカーソル21により選択指示されると(この場合、学童注意地点)、編集部13は要注意内容が指示されたと判定し(ステップS3のYes)、その要注意内容を先程(ステップS1)要注意地点として記憶された現在位置データと対応づけて地点メモリ11に記憶させて(ステップS4)、処理を終了する。
【0016】
図5は地点メモリ11に記憶されている要注意地点テーブル22を示す図であり、ナビゲーション装置1の操作者が登録した要注意地点の現在位置データ(経度・緯度データ)とその要注意内容が対応づけられて複数組記憶されている。本例では、1列目に「東経135度、北緯30度」の位置データと記号Aで示される(例えば学童注意地点に対応する)要注意内容が記憶されており、2列目に「東経132度、北緯35度」の位置データと記号Cで示される(例えば視界の悪い地点に対応する)要注意内容が記憶されている。
【0017】
また、図6は種類メモリ12に記憶されている要注意内容の種類を表す種類テーブル20の詳細を示す図であり、「学童の飛び出しなどのある学童注意地点」「事故多発地点」「視界の悪い地点」「路面の悪い地点」などの要注意内容のサンプルが予めいくつか記憶されている。この種類テーブル20の注意内容の種類は、後に操作者の手入力によって追加可能である。
【0018】
次に、地点メモリ11に記憶された要注意地点の位置の所定範囲内(本例では半径100m以内)に車両が入ったか否かを検知するナビゲーション装置1の動作を説明する。
図9は、要注意地点付近へ車両が入ったか否かを検知するナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。
まず、要注意地点検知部15はGPSアンテナ2より車両の位置データを取得する(ステップS11)。
【0019】
その車両の位置データを基に、要注意地点検知部15は地点メモリ11に記憶された要注意地点のうちのいずれかの要注意地点の半径100メートル以内に車両が存在する否かを判定する(ステップS12)。
要注意地点検知部15は車両が存在すると判定した場合(ステップS12でYes)は、要注意地点付近に車両が入ったとして、表示部3あるいは音声出力部4により操作者に報知し(ステップS13)、車両が存在しないと判定した場合(ステップS12でNo)は、操作者に報知することなく再度GPSアンテナ2より車両の位置データを取得する(ステップS1)。
【0020】
ここで、操作者に報知する方法として、表示部3の地図上に表示された車両の位置を示すマークを点滅させたり、表示部3の画面上に「学童注意地点に接近しました」という文字を表示させたりするか、スピーカなどの音声出力部4により「学童注意地点に接近しました」と音声を発生させるようにする。また、表示部3の表示と音声出力部4の音声の発生を組み合わせて報知するようにしてもよい。
【0021】
以上のように本実施の形態によれば、ナビゲーション装置の操作者が、学童注意地点などの注意すべき要注意地点に入ったことを確実に知ることができる。
そのため、ナビゲーション装置を搭載した車両の運転者は、学童の飛び出しに対して予め速度を落とすなどの早めの対処が可能となる。
【0022】
尚、上述の例では、登録スイッチ6aが押されたときに、車両の現在位置データが地点メモリ11に記憶されるが、例えば「この地点」という操作者の特定の音声信号が音声入力部5から入力されたときに、編集部13が車両の現在位置データを地点メモリ11に記憶させるようにしてもよい。
この場合、例えば「この地点」という特定の音声信号を認識できる公知の音声認識手段を設けてやればよい。
【0023】
また、上述のように車両の走行時に要注意地点と要注意内容とを記憶させるのではなく、後に運転者あるいは同乗者などの操作者が要注意地点を思い出し、その要注意地点と要注意内容を地点メモリ11に登録するようにしてもよい。
その場合のナビゲーション装置1の動作を説明する。図7の表示例に示されるように、操作者が表示部3上に要注意地点を表示させ、その地点をメイン操作スイッチ6bの操作でカーソル25によって指示する。
【0024】
そこで登録スイッチ6aが操作者により操作されると、ナビゲーション部16はカーソル25により指示された地点の位置データ(緯度・経度データ)を演算する。そして編集部13はその演算された位置データを地点メモリ11に記憶させる。
【0025】
次に、編集部13は図3(b)の表示例の様に、表示部3に種類テーブル20を表示させる。そして、操作者により要注意内容が選択指示されると、編集部13は記憶された上記位置データと対応づけて、その要注意内容を地点メモリ11に記憶させる。
【0026】
ところで、地点メモリ11に一旦登録された要注意地点と要注意内容を修正することも可能である。その場合の本ナビゲーション装置1の動作を説明する。
この場合、操作者により登録スイッチ6aが所定時間(例えば2秒)以上押し続けられたときに、登録内容修正モードとなる。図8の表示例に示すように、編集部13は要注意地点テーブル22(図5参照)と、修正する要注意地点と要注意内容を選択指示するカーソル23とを表示部3に表示させる。
【0027】
ここで、操作者がメイン操作スイッチ6bの縦方向操作でカーソル23を移動して、例えば第1列目(No.1)を選択指示すると、第1列目に登録された要注意地点(東経135度、北緯30度)あるいは要注意内容(記号A)の修正が可能となる。このとき、メイン操作スイッチ6bの横方向操作で要注意地点あるいは要注意内容を反転表示させることで、いずれかの修正が可能となる。
【0028】
例えば、第1列目の要注意内容(記号A)が選択指示されると、編集部13は、図3(b)の表示例の様に、種類テーブル20とカーソル21を表示部3に表示する。
ここで、操作者がメイン操作スイッチ6bの操作によりその要注意内容を選択指示すると、編集部13は要注意地点テーブル22の第1列目の要注意内容を新たに更新して記憶させる。
【0029】
また、要注意地点の修正についても、修正する新たな要注意地点を地図表示し、その地点をカーソル指示すればよい。そうすることで、ナビゲーション部16がその位置を演算し、その演算した位置データを編集部13が地点メモリ11の要注意地点テーブル22に更新して記憶するようにする。
ここで、登録スイッチ6a、メイン操作スイッチ6bとして、表示部3の画面上を直接押すことによる入力方法(タッチパネル)を用いてもよい。
【0030】
また、地点メモリ11への要注意内容の登録として、図3(b)を用いて説明したように、メイン操作スイッチ6bの操作により登録するようにしたが、音声により登録してもよい。
例えば車両の走行中、要注意地点にさしかかったときに、同乗者などの操作者が登録スイッチ6aを押し、要注意内容として例えば「視界の悪い地点」と発することで、音声入力部5より入力された要注意内容が音声登録される。
【0031】
この場合、編集部13は登録スイッチ6aが押されたことを検知すると、その時点でGPSアンテナ2から入力した車両の位置データを要注意地点として地点メモリ11に記憶させる。さらに編集部13は、音声入力部5から入力された音声信号「視界の悪い地点」を要注意内容として先程の要注意地点の位置データと対応づけて、地点メモリ11に記憶する。
このように登録された要注意地点付近に車両が入ったときには、登録された音声信号「視界の悪い地点」が音声出力部4より発せられる。
【0032】
また、地点メモリ11に要注意地点および要注意内容を登録する他の例として、通信I/F部17を通じて、ホスト局より配信されるデータを取り込むようにしてもよい。
例えばホスト局は、公開された警察の交通取り締まり情報などの日々変化する地点情報や、この地点情報を集計し編集した情報などを配信している。
そして、編集部13が配信されたデータを基に、交通取り締まり地点の位置データを要注意地点とし、また要注意内容を交通取り締まり地点として対応づけて地点メモリ11内に記憶させる。
【0033】
尚、上述した例では、車両に搭載するナビゲーション装置に関しての例を述べたが、GPS機能のついた携帯電話機やポータブル情報端末装置(例えばPDA)などの可搬型のナビゲーション装置においても、見過ごしたくない地点などの特定地点とその内容を予め登録し、その携帯電話機あるいはポータブル情報端末装置の操作者が特定地点付近に入ったときに操作者に報知する構成としてもよい。
【0034】
図10は携帯電話機の構成を示す外観図、図11はポータブル情報端末装置の構成を示す外観図であり、図1に示したナビゲーション装置1と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。図10に示す携帯電話機30、図11で示すポータブル情報端末装置40においても、図2の機能ブロック図と同様の構成を備えた制御部10(図示せず)、操作部6、音声入力部5、表示部3、音声出力部4、GPSアンテナ2を備えている。また、操作部6は、図1に示すように登録スイッチ6a、メイン操作スイッチ6b等のスイッチを有している。
【0035】
このとき、地点メモリ11に特定地点として観光スポットの場所やお店の場所を登録し、特定地点の内容として観光スポットの名前やお店の名前を登録するとよい。その登録を行う際の携帯電話機30あるいはポータブル情報端末装置40の動作はナビゲーション装置1の動作と同様であるため、その説明を省略する。
【0036】
この携帯電話機30あるいはポータブル情報端末装置40を携帯した人が上記観光スポット付近例えば100m以内に入ると、ナビゲーション装置1と同様に、特定地点に入ったとして、表示部3に「ここが観光スポットです。」と表示がでたり、音声出力部4よりアラームなどの音声が発生したりするようにして操作者に報知するようにする。このときに、表示部3にさらに観光案内情報やお店の情報を表示するようにしてもよい。この観光案内情報やお店の情報は、予め手入力などで登録し、種類メモリ12に記憶されるようにしてもよく、また駅などで通信により電子配信するようにしてもよい。
このようにすることで、携帯電話機やポータブル情報端末装置の操作者は、観光スポットやお店など見過ごすことなく確実に知ることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るナビゲーション装置は、現在位置を検知し、検知された現在位置を地図とともに表示させるナビゲーション装置であって、当該ナビゲーション装置の現在位置を検知する位置検知手段と、情報を記憶させるための情報記憶手段と、所定の入力に基づいて前記情報記憶手段に特定地点の位置を記憶させる編集手段と、前記位置検知手段により検知された現在位置が、前記情報記憶手段に記憶された特定地点の位置の所定範囲内に入っているか否かを検知する地点検知手段と、前記地点検知手段が特定地点の位置の所定範囲内に入っていると検知したときに、前記ナビゲーション装置の操作者に報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0038】
これによって、ナビゲーション装置の操作者は、記憶させている特定地点に入ったことを確実に知ることが可能となる。そのため、例えばその特定地点が注意すべき地点であるときは対処することが可能となり、また観光スポットなどの大切な地点であるときは、見過ごす心配がない。
【0039】
また、前記ナビゲーション装置において、前記情報記憶手段には、特定地点として、前記ナビゲーション装置の操作者が注意すべき要注意地点の位置が記憶されるとともに、その要注意地点の注意内容が記憶されており、前記位置検知手段により検知された現在位置が前記情報記憶手段に記憶された要注意地点の位置の所定範囲内に入っていると前記地点検知部が検知したとき、前記報知手段がその要注意地点と対応づけて記憶されている注意内容を報知するようにしてもよい。これによって、現在位置が要注意地点付近に入ったときには、ナビゲーション装置の操作者は、その地点の注意内容も知ることができ、注意事項に対する注意を更に確実にできる。
【0040】
また、前記編集手段は、所定条件が満たされたと検知すると、その所定条件が満たされた時点に前記位置検知手段により検知された現在位置を特定地点の位置として前記情報記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
これによって、その特定地点を通ったときにその地点を情報記憶手段に記憶させることができ、操作者はその地点を正確に、かつその場ですぐに登録させることが可能となる。
【0041】
また、前記ナビゲーション装置は、地図を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された地図上の位置を演算する演算手段とを備え、前記編集手段は、操作者により選択指示され、前記演算手段により演算された地図上の位置を特定地点の位置として前記情報記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
これによって、操作者は特定地点を過ぎてしまった後でも、その特定地点を登録することが可能となる。
【0042】
また、前記ナビゲーション装置は、要注意地点の注意内容を示す複数のサンプルが予め記憶されている内容記憶手段を備え、前記編集手段は、前記内容記憶手段に記憶されたサンプルの中から操作者により選択指示された注意内容を要注意地点の位置と対応づけて、前記情報記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
これによって、要注意地点の注意内容を予め記憶されたサンプルの中から選ぶことで登録することができるので、注意内容の登録が簡単になる。
【0043】
また、前記ナビゲーション装置と、データを集計し編集して配信するホスト局とを備え、前記編集手段は、前記ホスト局から配信される情報を基に、特定地点の位置を前記情報記憶手段に記憶するようにしてもよい。
これによって、特定地点の位置の登録がデータ通信により簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の外観を示す構成図である。
【図2】同装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】(a)および(b)はいずれも同装置の表示部の表示例を示す図である。
【図4】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】同装置の地点メモリに記憶されている要注意地点テーブルを示す図である。
【図6】同装置の種類メモリに記憶されている種類テーブルを示す図である。
【図7】同装置の表示部の表示例を示す図である。
【図8】同装置の表示部の表示例を示す図である。
【図9】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態の変形例における携帯電話機の外観を示す構成図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態の変形例におけるポータブル情報端末装置の外観を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置
2 GPSアンテナ
3 表示部
4 音声出力部
5 音声入力部
6 操作部
6a 登録スイッチ
6b メイン操作スイッチ
6c 各種操作スイッチ
8 自車マーク
10 制御部
11 地点メモリ
12 種類メモリ
13 編集部
14 地図表示部
15 要注意地点検知部
16 ナビゲーション部
20 種類テーブル
21 カーソル
22 要注意地点テーブル
23 カーソル
25 カーソル
30 携帯電話機
40 ポータブル情報端末装置

Claims (14)

  1. 現在位置を検知し、検知された現在位置を地図とともに表示させるナビゲーション装置であって、
    当該ナビゲーション装置の現在位置を検知する位置検知手段と、
    情報を記憶させるための情報記憶手段と、
    所定の入力に基づいて前記情報記憶手段に特定地点の位置を記憶させる編集手段と、
    前記位置検知手段により検知された現在位置が、前記情報記憶手段に記憶された特定地点の位置の所定範囲内に入っているか否かを検知する地点検知手段と、
    前記地点検知手段が特定地点の位置の所定範囲内に入っていると検知したときに、前記ナビゲーション装置の操作者に報知する報知手段とを備え、
    前記情報記憶手段には、特定地点として、前記ナビゲーション装置の操作者が注意すべき要注意地点の位置が記憶されるとともに、その要注意地点の注意内容が記憶されており、
    前記位置検知手段により検知された現在位置が前記情報記憶手段に記憶された要注意地点の位置の所定範囲内に入っていると前記地点検知手段が検知したとき、前記報知手段がその要注意地点と対応づけて記憶されている注意内容を報知し、
    前記ナビゲーション装置は、さらに要注意地点の注意内容を示す複数のサンプルが予め記憶されている内容記憶手段を備え、
    前記編集手段は、前記内容記憶手段に記憶されたサンプルの中から操作者により選択指示された注意内容を要注意地点の位置と対応づけて、前記情報記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記ナビゲーション装置は可搬型であることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記複数のサンプルには、「学童の飛び出しなどのある学童注意地点」、「事故多発地点」、「視界の悪い地点」及び「路面の悪い地点」の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1または2記載のナビゲーション装置。
  4. 前記編集手段は、所定条件が満たされたと検知すると、その所定条件が満たされた時点に前記位置検知手段により検知された現在位置を特定地点の位置として前記情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記ナビゲーション装置はさらに操作手段を備え、
    前記所定条件は、前記操作手段が所定の操作をされることであることを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  6. 前記ナビゲーション装置は、さらに音声信号を入力するための音声入力手段を備え、
    前記所定条件は、前記音声入力手段により所定の音声信号が入力されることであることを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  7. 前記ナビゲーション装置は、さらに
    地図を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された地図上の位置を演算する演算手段とを備え、
    前記編集手段は、操作者により選択指示され、前記演算手段により演算された地図上の位置を特定地点の位置として前記情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記位置検知手段により検知された現在位置が、前記情報記憶手段に記憶された特定地点の位置の所定範囲内に入っていると前記地点検知手段が検知したとき、前記報知手段は表示または音声出力、あるいは表示および音声出力により報知することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  9. 前記情報記憶手段に記憶された記憶内容は修正可能であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  10. 前記内容記憶手段に記憶された記憶内容は修正可能であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  11. ホスト局から配信されるデータを基に、前記編集手段が前記情報記憶手段に特定地点の位置を記憶させることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  12. 前記データは日々変化する地点情報であることを特徴とする請求項11記載のナビゲーション装置。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載のナビゲーション装置と、データを集計し編集して配信するホスト局とを備え、
    前記編集手段は、前記ホスト局から配信される情報を基に、特定地点の位置を前記情報記憶手段に記憶することを特徴とするナビゲーションシステム。
  14. 現在位置を検知し、検知された現在位置を地図とともに表示させるナビゲーション装置のためのプログラムであって、
    当該ナビゲーション装置の現在位置を検知する位置検知ステップと、
    所定の入力に基づいて前記ナビゲーション装置が備える情報記憶手段に特定地点の位置を記憶させる編集ステップと、
    前記位置検知ステップで検知された現在位置が、前記情報記憶手段に記憶された特定地点の位置の所定範囲内に入っているか否かを検知する地点検知ステップと、
    前記地点検知ステップで特定地点の位置の所定範囲内に入っていると検知したときに、前記ナビゲーション装置の操作者に報知する報知ステップとを含み、
    前記情報記憶手段には、特定地点として、前記ナビゲーション装置の操作者が注意すべき要注意地点の位置が記憶されるとともに、その要注意地点の注意内容が記憶されており、
    前記位置検知ステップにより検知された現在位置が前記情報記憶手段に記憶された要注意地点の位置の所定範囲内に入っていると前記地点検知ステップで検知されたとき、前記報知ステップにおいて、その要注意地点と対応づけて記憶されている注意内容を報知し、
    前記ナビゲーション装置は、さらに要注意地点の注意内容を示す複数のサンプルが予め記憶されている内容記憶手段を備え、
    前記編集ステップでは、前記内容記憶手段に記憶されたサンプルの中から操作者により選択指示された注意内容を要注意地点の位置と対応づけて、前記情報記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とするプログラム。
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