JP3603956B2 - 通信制御装置のバッファ管理方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信制御装置のバッファ管理方式に関し、特に、通信制御LSIのバッファ管理機能の故障検出、およびバッファ情報転送誤りを検出できる通信制御装置のバッファ管理方式に関するものである。
【0002】
【発明の概要】
図2のバッファメモリ13上のバッファ割り付けを、図1における本発明の初期状態でのバッファメモリブロック割付21及びバッファ内情報22に示すように、バッファ全体を大きく3分割し、3分割した先頭ブロックの次バッファチェイン情報として次の3分割した先頭ブロック情報を書き込み、図3、図5または図6、図8に示すフローチャートのプログラムを図2の主メモリ12上に格納し、図2のMPU(マイクロプロセッサ)10が主メモリ12に格納されたプログラムを実行することにより図2の通信制御装置1を制御し、他プログラム(図示せず)により通信回線6上で送受信されるフレームの転送に有効に利用されたかどうかを監視することにより、バッファ管理機能の故障検出およびバッファ情報転送誤りを検出する。
【0003】
本発明の特徴は、図1の従来の初期状態での次バッファチェーン情報25と図1のバッファブロック番号20を対比させて説明すると、従来は全てのバッファを初期状態でバッファチェーンに組み込んでいたのに対して、本発明はバッファ管理機能の故障検出とバッファ情報転送誤りとを検出し、かつ故障解析を容易にするために、例えばブロック000hと555hとAAAhとFFFhとを選択すること、選択したバッファをテストにのみ使用すること、周期起動により定期的にテストを行なわせて故障や誤りの早期検出及び潜在化防止を図ることである。
【0004】
【従来の技術】
多重回線を処理可能な通信制御LSI(O社製DLC16−LSI)を搭載したパッケージ(CS7C8A)の試験で送受信データ照合エラーが発生した。故障原因は、最終的にバスの断線であったが、現象が毎回変化するために原因がなかなかつかめず、通信制御LSIの持つハッファ制御/報告関係故障を疑い、解析のために本発明に示すバッファメモリブロックの割り付けを持つ試験プログラムに変更してもらい、バスないし通信制御LSIでバッファ情報化が発生していることをつきとめることができた。
【0005】
送受信バッファは、一度使用した後にバッファキューのおしりにくっつけ何度でも使用されるためにチェーンのされかたが複雑となり、実際交換機に通信制御装置が組み込まれ故障があると、解析はほぼ絶望的であって、更に悪いことにバッファ情報が化けると最終的にメモリのアクセスアドレスが無作為的となりデータ化けを惹き起こす。
【0006】
上記の如き課題を解決する為に、従来、例えば、特開昭58−139247号公報に開示された“メモリバッア保留時間異常検出方式”、特開平9−91172号公報に開示された“メモリ制御状態監視装置”、特開平11−102325号公報に開示された“メモリ監視方式”等が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、叙上の従来技術では、十分に満足すべき効果は得られなかった。
【0008】
本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の技術に内在する上記欠点を解消する為になされたものであり、従って本発明の目的は、通信制御LSIのバッファ管理機能の故障検出及びバッファ情報転送誤りを的確に検出することを可能とした通信制御装置の新規なバッファ管理方式を提供することにある。
【0009】
本発明は、以上に述べた背景があり、運用中故障発生にも対応可能なように周期的試験を可能とする方式も追加されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる通信制御装置のバッファ管理方式は、プログラム制御により動作する上位CPU(中央処理装置および主記憶装置)と、他装置(入出力装置等)と、通信制御装置と、各装置間を接続し情報転送に使用されるシステムバスとを具備し、前記通信制御装置は、MPU(マイクロプロセッサ)と、主メモリと、バッファメモリと、DMAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)と、通信制御LSIとにより構成されるバッファ管理方式であって、前記バッファメモリ上のバッファ割り付けを初期状態でのバッファメモリブロック割付についてバッファ全体を大きく3分割し、3分割した先頭ブロックの次バッファチェイン情報として次の3分割した先頭ブロック情報を書き込み、前記主メモリに格納されたフローのプログラムに従って前記MPUが実行することにより前記通信制御装置を制御し、通信回線上で送受信されるフレームの転送に有効に利用されたかどうかを監視することによりバッファ管理機能の故障検出およびバッファ情報転送誤りを検出することを特徴としている。
【0011】
前記バッファ管理機能の故障検出とバッファ情報転送誤りとを検出し、かつ故障解析を容易にするために特定のブロックを選択し、選択したバッファをテストにのみ使用し、周期起動により定期的にテストを行わせて故障や誤りの早期検出及び潜在化防止を実現している。
【0012】
前記MPUは、前記主メモリに格納されるプログラム(ファームウェア)により前記通信制御装置の全体の制御及びプロトコル処理を行う。
【0013】
前記バッファメモリは、通信回線上で送信、受信されるデータを一時的に格納する機能を有し、前記主メモリと一体化される場合もある。
【0014】
前記通信制御LSIは、一般的にはフラグ同期ないしHDLCフォーマットと称される形式のフレームを通信回線経由で通信相手と送信、受信する機能を有し、各種プロトコルのレイヤ2の処理を行う場合もある。
【0015】
前記DMACは、前記主メモリまたは前記バッファメモリと前記上位CPU内に設けられた主記憶装置間のデータ転送処理をシステムバス経由で行う。
【0016】
前記通信制御LSIは、HDLCフォーマット形式の送受信フレームのうち通信回線の受信側からの受信フレームのデータ部分を前記バッファメモリに用意されたデータバッファに書き込み、前記通信回線の送信側送信フレームのデータ部分には、前記バッファメモリのデータバッファに用意されたデータを読み出して挿入する。
【0017】
前記送受信フレームにフレームとフレーム間の識別に使用するフラグを設け、フレーム全体のエラーチェックに用いられるFCSを設け、フレームの送受信を行う際に前記通信制御LSIは前記フラグ、FCSを生成または削除する。
【0018】
前記通信制御LSIは、1フレームの送信完了または受信完了時に前記MPU上で実行されているファームウェアに対して、使用したバッファ情報、送受信したデータ長、1個の通信制御LSIが複数の多重化された通信回線の処理を行うような通信制御装置あるいは1個の通信制御装置に複数の通信制御LSIを搭載し複数の通信回線を処理する場合に必要となる回線番号またはチャネル番号等を通知する。
【0019】
本発明の特徴を要約すれば下記(1)〜(8)の通りである。
【0020】
(1)、配下通信制御LSIのバッファ管理機能の故障を検出する点。
【0021】
(2)、テスト用のバッファと通常使用するバッファを分ける点。
【0022】
(3)、テストを周期的に実施する点。
【0023】
(4)、故障解析に有効な情報を提供できる点。
【0024】
(5)、通常状態でテスト用バッファが使用されなかったことを監視している点。
【0025】
(6)、初期設定の段階で連続設定可能なバッファチェーンを分断し途中のバッファをチェーンより外す点。
【0026】
(7)、テスト用バッファとして“all0”“all1”“0101パターン”“1010パターン”を選択した点。
【0027】
(8)、使用されたテスト用バッファを送受信バッファチェーンに戻さない点。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明をその好ましい一実施の形態における一実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明による一実施の形態におけるバッファのバッファ割り付けの一実施例を示すフォーマット図、図2は、本発明による一実施の形態を示すブロック構成図である。
【0030】
【実施の形態の構成】
図2を参照して、本発明の対象であるハードウェアについて説明する。
【0031】
図2を参照するに、本発明に係る通信制御装置のバッファ管理方式の一実施の形態は、MPU10と、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)11と、主メモリ12と、バッファメモリ13と、通信制御LSI14と、バス15とを含む通信制御装置1と、プログラム制御により動作する上位CPU(中央処理装置および主記憶装置)2と、他装置(入出力装置等)3、4と、通信制御装置1と各装置間を接続して情報転送に使用されるシステムバス5とにより構成され、通信制御装置1の内部は、MPU(マイクロプロセッサ)10と主メモリ12とバッファメモリ13とDMAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)11と通信制御LSI14とにより構成されている。
【0032】
本発明の対象である通信制御装置1は、概略次のように動作する。
【0033】
MPU10は、主メモリ12に格納されるプログラム(ファームウェア)により通信制御装置1全体の制御及びプロトコル処理を行う。
【0034】
主メモリ12は、MPU10が処理するプログラム及びデータを記憶する。
【0035】
バッファメモリ13は、通信回線6上で送信、受信されるデータを一時的に格納するメモリであって、主メモリ12と一体化される場合もある。
【0036】
通信制御LSI14は、一般的にはフラグ同期ないしHDLC(High−level Data Link Control)フォーマットと称される形式のフレームを通信回線6経由で通信相手と送信、受信するLSIであって、各種プロトコルのレイヤ2の処理を行う場合もある。
【0037】
DMAC11は、主メモリ12またはバッファメモリ13と上位CPU2内に設けられた主記憶装置間のデータ転送処理をシステムバス5経由で行う。
【0038】
次に、図1を参照して本発明とハードウェアの関係について説明する。
【0039】
回線上フレーム23は、HDLCフォーマットの通信回線6上の送受信フレームを表す。通信回線6の受信側からの受信フレームのデータ部分を通信制御LSI14がバッファメモリ13に用意されたデータバッファに書き込む。通信回線6の送信側送信フレームのデータ部分には、バッファメモリ13のデータバッファに用意されたデータを通信制御LSI14が読み出して挿入する。フラグはフレームとフレームの識別、FCSはフレーム全体のエラーチェックに用いられ、フレームの送受信を行う際に通信制御LSI14が生成または削除する。
【0040】
送受信完了報告24は、1フレームの送信完了または受信完了時に通信制御LSI14からのMPU10上で実行されているファームウェアに対する通知であり、使用したバッファ情報、送受信したデータ長、1個の通信制御LSIが複数の多重化された通信回線の処理を行うような通信制御装置や1個の通信制御装置に複数の通信制御LSIを搭載し複数の通信回線を処理する場合に必要となる回線番号またはチャネル番号等が含まれる。
【0041】
次に図1を参照して本発明のバッファ管理について説明する。
【0042】
本発明の初期状態でのバッファメモリブロック割付(次バッファチェーン情報)21は、バッファメモリ13を所定のブロック長で分割し、各ブロックに対し0番から始まる相対的なブロック番号を付与して通信制御装置14が必要とするバッファの管理を行う場合を示す。
【0043】
バッファ内情報22は、バッファメモリ13の1ブロックの拡大図であって、バッファチェーンを行う場合の次バッファチェーン情報が各ブロック先頭番地に次に使用されるブロック番号を格納することを示す。
【0044】
尚、バッファメモリを所定のブロック長で分割してブロック番号の代わりに各ブロックの先頭実アドレスでバッファを管理する通信制御装置も実在するが、ブロック番号を実アドレスと読み替えるだけで考え方は基本的に同じために本発明では特に説明を省略する。
【0045】
次に、図1及び図2を使用して本発明の目的および手段について説明する。
【0046】
本発明は、図2に吹き出しで示した、バス15上のバッファ情報転送誤り、および通信制御LSI14のバッファ管理機能故障発生検出を目的とし、故障発生時にバッファチェーンが異常になることが予想されるために、1ビット故障発生時の検出及び被疑解析が容易なブロック番号を持つバッファブロック番号20に示すバッファを利用して、回線上フレームの送受信を行わせる手段と、故障状態でなければバッファチェーンに組み込まれたバッファが正常使用され送受信完了報告される手段を用いて、両手段の制御および監視をプログラムで周期的に実行する通信制御装置のバッファ管理方式である。
【0047】
【実施の形態の動作】
次に、本発明による一実施の形態の動作を、図3〜図8に示されたフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0048】
最初(初期状態)に、図1のバッファブロック番号20で指定されたバッファ(以下のフローチャートの説明ではテストバッファと称する)を除いたバッファをチェーンし使用待ちバッファキューへ登録する。
【0049】
図3、図5は、通信制御装置1で通信制御LSI14が1個搭載され通信回線6を1本接続するハードウェア構成を想定したフローチャートであり、主メモリ12上に図4に示されたメモリマップ30に示したポインタやカウンタやテーブルをマッピングする。
【0050】
図3におけるステップ40の周期起動のフローにおいて、テスト用に確保したバッファメモリ13上のバッファを使用待ちバッファキュー(図示せず)に追加し、通信制御LSI14に取り込み指示を出して終了する(図3のステップ41〜44)。
【0051】
次に図5を参照するに、送受信完了報告24(図1参照)に示した通信制御LSI14からの通知がある度に、ステップ50の送受信完了報告のフローで、テスト用バッファの追加指示が無い状態(監視中フラグ36“OFF”)ではテスト用バッファとして指定したバッファが使用されなかったことの確認監視を行い、テスト用バッファの追加指示がある状態(監視中フラグ36“ON”)では追加指示を行う以前にバッファキューに残っていたバッファに対応する送受信完了報告ではテスト用バッファが使用されなかったことの確認監視を行い、テスト用バッファに対応する送受信完了報告(最後の4フレーム)ではテスト用バッファが使用されたことの確認監視とテスト用バッファをバッファキューより外す処理を行い、テスト用バッファを使い切った状態になると、監視中フラグ36を“OFF”としてテスト用バッファの追加指示が無い状態に移行する(図5のステップ50〜59)。
【0052】
通信制御装置1は、バッファの確認監視中に異常を検出すると、上位CPU2へ報告し通信制御装置1を閉塞状態に移行させる(図5のステップ56)。
【0053】
図6、図8は、通信制御装置1に通信制御LSI14が複数個搭載され、各通信制御LSI14に通信回線6を1本接続するハードウェア構成を想定したフローチャートであり、主メモリ12上に図7に示されたメモリマップ30に示したポインタやカウンタやテーブルをマッピングする(図7のメモリマップは図4のメモリマップ30に正常報告数カウンタ38を追加したもの)。
【0054】
図6におけるステップ40の周期起動のフローにおいてテスト用に確保したバッファメモリ13上のバッファを使用待ちバッファキュー(図示せず)に追加し、通信制御LSI14に取り込み指示を出し終了する(図6のステップ41〜45、図3のステップ43を追加ステップ45に変更)。
【0055】
次に図8を参照するに、送信完了報告24に示した通信制御LSI14からの通知があるたびに、ステップ50の送受信完了報告のフローで、テスト用バッファの追加指示が無い状態(監視中フラグ36“OFF”)ではテスト用バッファとして指定したバッファが使用されなかったことの確認監視を行い、テスト用バッファの追加指示がある状態(監視中フラグ36“ON”)では、テスト用バッファとして追加された面数分だけ使用されたことの確認監視とテスト用バッファをバッファキューより外す処理を行い、テスト用バッファを使い切った状態になると監視中フラグ36を“OFF”としテスト用バッファの追加指示が無い状態に移行する(図8のステップ50〜64)。
【0056】
バッファの確認監視中に異常を検出すると、上位CPU2へ報告し、さらに監視中フラグ36の“OFF”状態で異常を検出したときには、送受信完了報告24中の多重化時チャネル(回線)番号に対応する通信制御LSI14の診断必要の旨報告を行い、通信制御装置1を閉塞状態に移行させる。
【0057】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成され、作用するものであり、本発明によれば以下に示すような効果が得られる。
【0058】
第1の効果は、ハードウェアの正常性が確認できることにある。
【0059】
その理由は、チェーンの正常性を監視しているためである。
【0060】
第2の効果は、ハードウェア故障の被疑箇所情報を提供できることである。
【0061】
その理由は、特殊な情報を持つバッファをテスト用に確保しているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態におけるバッファのバッファ割付の一実施例を示すフォーマット図である。
【図2】本発明による一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図3】通信制御装置1に通信制御LSI14が1個搭載され通信回線6を1本接続するハードウェア構成を想定した場合における周期起動フローの一実施例を示すフローチャートである。
【図4】主メモリ12上にマッピングされるメモリマップを示す図である。
【図5】通信制御装置1に通信制御LSI14が1個搭載され通信回線6を1本接続するハードウェア構成を想定した場合におけるバッファの確認監視中に異常を検出したときに上位CPU2に報告する送受信完了報告フローのフローチャートである。
【図6】通信制御装置1に通信制御LSI14が複数個搭載され通信回線6を1本接続するハードウェア構成を想定した場合における周期起動フローの一実施例を示すフローチャートである。
【図7】主メモリ12上にマッピングされるメモリマップを示す図である。
【図8】通信制御装置1に通信制御LSI14が複数個搭載され通信回線6を1本接続するハードウェア構成を想定した場合におけるバッファの確認監視中に異常を検出したときに上位CPU2に報告する送受信完了報告フローのフローチャートである。
【符号の説明】
1…通信制御装置
2…上位CPU
3、4…他装置
5…システムバス
6…通信回線
10…MPU
11…DMAC
12…主メモリ
13…バッファメモリ
14…通信制御LSI
15…バス
20…バッファブロック番号
21…バッファメモリブロック割付
22…バッファ内情報
23…回線上フレーム
24…送受信完了報告
25…従来の初期状態での次バッファチェーン情報
30…メモリマップ
40〜45、50〜68…処理ステップブロック
Claims (2)
- プログラム制御により動作する上位CPU(中央処理装置および主記憶装置)と、他装置(入出力装置等)と、通信制御装置と、各装置間を接続し情報転送に使用されるシステムバスとを具備し、前記通信制御装置は、MPU(マイクロプロセッサ)と、主メモリと、バッファメモリと、DMAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)と、通信制御LSIとにより構成されるバッファ管理方式であり、前記バッファメモリ上のバッファ割り付けを初期状態でのバッファメモリブロック割付についてバッファ全体を大きく3分割し、3分割した先頭ブロックの次バッファチェイン情報として次の3分割した先頭ブロック情報を書き込み、前記主メモリに格納されたフローのプログラムに従って前記MPUが実行することにより前記通信制御装置を制御し、通信回線上で送受信されるフレームの転送に有効に利用されたかどうかを監視することによりバッファ管理機能の故障検出およびバッファ情報転送誤りを検出する通信制御装置のバッファ管理方式であって、
前記バッファメモリのバッファ管理機能の故障検出とバッファ情報転送誤りとを検出し、かつ故障解析を容易にするために特定のバッファブロックを選択し、選択したバッファをテストにのみ使用し、周期起動により定期的にテストを行わせて故障や誤りの早期検出及び潜在化防止を実現することを特徴とする通信制御装置のバッファ管理方式。 - 前記通信制御LSIは、1フレームの送信完了または受信完了時に前記MPU上で実行されているファームウェアに対して、使用したバッファ情報、送受信したデータ長、1個の通信制御LSIが複数の多重化された通信回線の処理を行うような通信制御装置あるいは1個の通信制御装置に複数の通信制御LSIを搭載し複数の通信回線を処理する場合に必要となる回線番号またはチャネル番号等を通知することを更に特徴とする請求項1に記載の通信制御装置のバッファ管理方式。
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