JP3603432B2 - インク残量検出装置、その装置を備えてなるインクジェットプリンタ、及びインク残量の管理方法 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタにおけるインクカートリッジ内のインク残量を検出する装置、その装置を備えてなるインクジェットプリンタ、及びインクジェットプリンタにおけるインク残量の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホストマシンとのローカル接続が主であったプリンタ装置の利用環境は、例えば、LAN(Local Area Network)等に代表されるネットワークの普及と共にネットワーク環境での利用を前提としたものに変化してきている。
【0003】
具体例を挙げると、従来、ローカル接続時にはプリンタ装置における各種ステータスは、プリンタ装置上のLCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)を利用して外部に報知するのが一般的であった。しかし、ネットワーク環境での利用では、プリンタ装置はホストから離れた場所に設置されることが少なくないため、プリンタ装置の各種ステータスは、例えば、パラレルポート等の入出力インターフェースを介してホスト側に伝達されるようになってきている。
【0004】
ところで、インクジェットプリンタは、インクカートリッジ内の専用インクをインクジェットノズルから吐出することにより、印刷用紙に対してドットを打ち出して印刷を行う。つまり、インクカートリッジ内のインクがなくなると印刷を行うことができなくなるので、インクがなくなる前にインクカートリッジの交換が必要となる。
【0005】
このため、インクジェットプリンタには、通常、インクカートリッジ内のインク残量が残り少なくなった状態(以下、「インクエンド状態」)を検出するインクエンド検出部が設けられている。そして、インクエンド検出部により「インクエンド状態」を検出した場合、この旨を外部に報知することで、インクカートリッジの交換を促す機能を備えている。
【0006】
インクエンド検出部による「インクエンド状態」の検出方法は、種々様々な手法があるが、現在最も一般的に利用される方法としては、インク量の減算カウントを行う方法がある。これは、インクジェットノズルから吐出されるインク量をカウントすることによって吐出インク量を算出し、この吐出インク量をインクカートリッジ内に充填されているインク総量から減算することによって、インク残量を算出するものである。そして、インク残量が予め設定されたインク量に達したときに、インクエンド検出部から「インクエンド状態」である旨のステータス情報を外部(例えば、ホスト等)に伝達するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のインクジェットプリンタのインクエンド検出にあっては、インクカートリッジ内のインク総量から吐出インク量を減算することによってインク残量を算出するようになっていたため、以下に述べるような問題点があった。
【0008】
すなわち、従来、インクジェットノズルから吐出されるインク量は、インクジェットノズルのランクや、一般的な利用温度に基づいて標準的なインク重量が得られるように制御されている。しかし、実際のインク吐出量は、使用環境によって大きく変化するものであり、インクカウント値に基づくインク残量は、実際のインク残量と完全に一致するものではない。
【0009】
容量の少ないインクカートリッジの場合、「インクエンド状態」となるまでのインクカウント値に基づくインク残量と実際のインク残量とのズレは、許容される範囲内に収まることがほとんどであったため、従来、ズレが生じることによる悪影響に対してはあまり問題とならなかった。
【0010】
ところが、近時においては、前述のネットワーク利用による複数ホストからの使用を考慮して、大量印刷を可能とするためにインクカートリッジの容量が増大する傾向にあり、この傾向が将来さらに進んで行くことは容易に想像できる状況にある。
【0011】
このようにインクカートリッジの容量が増大してくると、従来問題とならなかったインクカウント値に基づくインク残量と実際のインク残量とのズレは、許容範囲を越えてしまい、「インクエンド状態」検出に伴う誤ったステータス情報の伝達を行うおそれが出てくる。
【0012】
これは、インクカートリッジの大容量化に伴い、まだインクがあるにもかかわらず、ホストに対して「インクエンド状態」を伝達したり、逆に、インクがないにもかかわらず、「インクエンド状態」を検出できなかったりということが起こる危険性が増えることを意味する。
【0013】
本発明の課題は、上記問題点を解消し、インク残量を正確に検出するインクジェットプリンタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、インクカートリッジ内のインクを吐出することにより印刷を行うインクジェットプリンタにおいて、吐出されたインク量を算出する吐出インク量算出手段と、前記吐出インク量算出手段で算出されたインク量を前記インクカートリッジ内のインク総量を表す値から減算することによりインク残量を算出するインク残量算出手段と、前記インクカートリッジ内のインク残量が予め設定された設定値以下となったときに作動するスイッチの状態を検知する手段と、前記スイッチが作動するタイミングで、前記インク残量算出手段により算出されたインク残量を当該スイッチの作動するときの設定値で更新して当該算出されるインク残量と実際に前記インクカートリッジ内にあるインク残量との差を低減させる更新手段と、を備えるインク残量検出装置を設けたものである。
好ましい実施の態様では、前記スイッチが、インク残量の検出位置に応じて複数設けられている。
そして、前記吐出インク量算出手段は、インクジェットノズルの各ノズルに対する駆動回数を表す値と、所定条件下で前記インクジェットノズルから吐出されるインク量を表す数値Aとを乗算することにより、前記インク残量を算出するように構成することが望ましい。さらに、前記スイッチが作動するタイミングにおける、前記インク残量算出手段で算出されたインク残量と、当該スイッチが作動するときの設定値とを比較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づいて前記数値Aを校正する校正手段とをさらに備え、校正された数値Aを次回のインク残量算出に反映させることが有効である。
【0015】
本発明は、インクジェットプリンタに使用されるインクカートリッジ内のインク残量が所定の設定値以下となったときに作動するスイッチの状態を検知するとともに、前記インクカートリッジ内のインク残量を算出する手段を備えた装置において実行されるインクジェットプリンタにおけるインク残量の管理方法をも提供する。この方法は、前記算出されるインク残量を前記スイッチが作動したタイミングで前記設定値に更新することにより前記算出されるインク残量と実際に前記インクカートリッジ内にあるインク残量との差を低減させることを特徴とする。
【0016】
本発明は、また、インクジェットプリンタに使用されるインクカートリッジ内のインク残量が所定の設定値以下となったときに作動するスイッチの状態を検知する手段、印刷すべきデータに基づいてインクジェットノズルを駆動する駆動回数を計数するカウント部からカウント値を入手する手段、及び、前記インクカートリッジ内のインク残量を演算によって算出する算出手段を備えた装置において実行されるインクジェットプリンタにおけるインク残量の管理方法をも提供する。この方法は、前記算出手段で、所定条件下でノズルから吐出されるインク量を前記カウント値に乗算することにより吐出インク量を算出し、この吐出インク量をインクカートリッジ内のインク総量を表す既定値から減算することによってインク残量を算出するとともに、算出されたインク残量を前記スイッチが作動したタイミングで前記設定値に更新することにより、前記算出されるインク残量と実際に前記インクカートリッジ内にあるインク残量との差を低減させることを特徴とする。この方法において、前記インクカートリッジ内のインク残量の検出は、異なる検出位置で複数回行うことが好ましい。また、前記スイッチが作動したときのインク残量値と前記算出されたインク残量との差に基づいて前記吐出インク量の算出に用いた定数の値を校正することが有効である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明のインクジェットプリンタにおける要部の機能を示すブロック図である。図1に示すように、本発明のインクジェットプリンタ1は、吐出インク量算出手段2、インク残量算出手段3、スイッチ手段4、更新手段5、比較手段6、校正手段7を含んで構成されている。
【0019】
吐出インク量算出手段2は、カウント部8と、乗算部9とを有し、カウント部8は、印刷すべきデータに基づいてインクジェットノズルを駆動する駆動回数をカウントする。乗算部9は、例えば、インクジェットノズルのランクや一般的な利用温度等の条件の下でノズルから吐出されるインク量を予め定数Aとして設定し、この定数Aをカウント部8によるカウント値に乗算する。これによって、吐出インク量算出手段2では、インクジェットノズルから吐出される吐出インク量を算出する。
【0020】
インク残量算出手段3は、吐出インク量算出手段2によって算出されたインク量をインクカートリッジ内のインク総量から減算することによってインク残量を算出するものである。スイッチ手段4は、インクカートリッジ内のインク残量が予め設定された所定の設定値以下となったとき作動するスイッチであり、本例では、図2に示すようなメカニカルスイッチを利用している。
【0021】
スイッチ手段の動作を図2を参照して説明する。
【0022】
図2において、インクカートリッジ10は、ケース11内にインクを封入したパッケージ12を配して設けられており、パッケージ12の一方面を両面テープでケース11内に固定し、同様に、他方面を両面テープで断面L字状の部材13に固定している。そして、図2中、矢印Xで示すように、部材13はケース11内をスライド自在に設けられており、印刷に伴うインクの消費によってパッケージ12内に負圧が生じると、部材13は、図2中、右側へと移動する。
【0023】
この部材13の端部13aには、スイッチレバー14aが当接しており、部材13が所定量移動するとスイッチ14がオンするようになっている。すなわち、パッケージ12内のインク容量が予め設定された設定値となったときにスイッチ14がオンするように構成することで、スイッチ14がオンとなったときのインク残量を把握することができる。
【0024】
更新手段5は、スイッチ14がオンとなるタイミングで、インク残量算出手段3によって今まで算出されたインク残量の値をスイッチ14がオンとなるときのインク残量値に更新するものである。
【0025】
比較手段6は、スイッチ14が作動するタイミングにおいてインク残量算出手段3によって算出されたインク残量と、スイッチ14が動作するときのインク残量値とを比較する。校正手段7は、比較手段6の比較結果によるズレに基づいて乗算部9により乗算すべき定数Aの値を校正するものである。
【0026】
次に、上記実施形態の作用について、図3〜図5を参照して説明する。
【0027】
図3は、印刷実行後のインク残量の検出処理を示すフローチャートである。なお、以下の説明でSは処理ステップを示す。
【0028】
まず、主走査駆動により印刷を実行すると(S1)、インクを吐出するために駆動したインクジェットノズルのノズル数、つまり、インクを吐出したドット数をインクカウント変数Iに加算する(S2)。なお、このインクカウント変数Iは、後述するインクカートリッジの交換後に初期化(=“0”)されるため、初期値は“0”である。次いで、インクカウント変数Iに定数Aを乗算することにより吐出インク量(I×A)を算出し、インクカートリッジ内のインク総量Gに対する吐出インク量の百分率をインク残量Zとして算出する(S3)。そして、インク残量Zが0以下となったか否かをチェックし(S4)、インク残量Zが0以下となった場合のみ「インクエンド状態」となったことを外部に報知(ホスト等への伝達も含む)する(S5)。
【0029】
図4は、スイッチ手段によるインク残量検出処理を示すフローチャートである。なお、スイッチ手段4によるインク残量検出は、一定時間間隔毎に発生する割り込み処理によって実行される。
【0030】
まず、スイッチ手段4がすでにオンとなっているか否か、すなわち、スイッチ手段4のフラグFが立っているか否か(F=“0”)をチェックする(S11)。ここで、フラグFが“0”であった場合、続いて、スイッチ手段4がオンとなっているか否かをチェックし(S12)、スイッチ手段4がオンとなっている場合にフラグFを“1”にする(S13)。
【0031】
そして、このときのインクカウント変数Iと、スイッチ手段4がオンとなる際のインク残量の既定値とに基づいて定数Aの値を校正する(S14)。すなわち、S14の処理では標準的に設定された定数Aの値を、種々の条件により実際の設置環境・使用条件に近い状態での値に校正する。次いで、インクカウント変数Iにスイッチ手段4がオンとなる際のインク残量Zに相当する既定値を代入し(S15)、今までに生じたインクカウント変数Iとインク残量Zの既定値とのズレを補正して処理を終了する。
【0032】
なお、上記S11の判断処理において、フラグFが“1”であった場合、また、上記S12の判断処理において、スイッチ手段4がオフである場合には、処理を終了する。
【0033】
図5は、インクカートリッジ交換後の処理を示すフローチャートである。
【0034】
インクカートリッジの交換後の処理では、まず、インクカートリッジを交換したか否かをチェックする(S21)。そして、インクカートリッジの交換を確認すると、スイッチ手段4がオンとなっているか否かをチェックし(S22)、スイッチ手段4がオフとなっている場合にフラグFを“0”にするとともに(S23)、インクカウント変数Iに“0”を代入して初期化する(S24)。
【0035】
一方、上記S22の判断処理において、インクカートリッジが交換されたにもかかわらず、スイッチ手段4がオンとなっている場合には、交換されたインクカートリッジには、すでにインクがなくなっているものと判断し、インクカウント変数Iにインク総量Gに相当する値を代入する(S25)。これによって、インクカートリッジ交換に伴うインクカウント変数Iの初期設定を完了する。
【0036】
図6は、本発明の効果を説明するための図である。なお、図6及び本説明では、インクカートリッジ内のインク総量Gに相当する値を100万ドット、また、スイッチ手段4がオンとなるときのインク残量Zに相当する値を30万ドットとする。スイッチ手段4がオンとなるときのインク残量Zは予め設定された既定値となっており、吐出インク量が70万ドット分になった時点で、一度インクカウント変数Iの値を補正する。
【0037】
これによって、インクカートリッジ自体は100万ドット分のインク容量を有しているものの、スイッチ手段4の作動点を基準にすると、以下の動作では、あたかも30万ドット分(すなわち、元の容量の1/3以下)のインク容量を有するインクカートリッジを使用しているものと同等の動作となる。
【0038】
したがって、本発明では、インクカートリッジの容量が増大に伴うインクカウント変数Iに基づくインク残量Zと実際のインク残量とのズレを許容範囲内に抑えることができる。
【0039】
さらに、乗算部9では、インクカウント変数Iに定数Aを乗算することによりインク残量Zを求めるものであったが、スイッチ手段4の作動時に、校正手段7によって定数Aの値を校正することで、次回からのインク残量Zの算出精度をより高めることができる。これによって、「インクエンド状態」検出を正確に行い、正しいステータス情報の伝達を行うことができる。
【0040】
なお、前述の実施形態では、インクカートリッジ内のインク残量Zの補正回数は1回であったが、スイッチ手段4の構成を変更することで、補正回数(スイッチ手段4による検出位置の数)は任意に設定可能である。
【0041】
また、スイッチ手段4の構成としては、前述のスイッチ14に限らず、非接触のセンサによりインク残量を検出するものであってもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、インクが所定の残量となった際に、インク残量の補正及び校正を行うことができるので、インク残量を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリンタにおける要部の機能を示すブロック図。
【図2】スイッチ手段の動作を説明するための図。
【図3】印刷実行後のインク残量の検出処理を示すフローチャート。
【図4】スイッチ手段によるインク残量検出処理を示すフローチャート。
【図5】インクカートリッジ交換後の処理を示すフローチャート。
【図6】本発明の効果を説明するための図。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 吐出インク量算出手段
3 インク残量算出手段
4 スイッチ手段
5 更新手段
6 比較手段
7 校正手段
8 カウント部
9 乗算部
10 インクカートリッジ
11 ケース
12 パッケージ
13 部材
14 スイッチ
Claims (9)
- インクカートリッジ内のインクを吐出することにより印刷を行うインクジェットプリンタにおける前記インクカートリッジ内のインク残量を検出する装置であって、
吐出されたインク量を算出する吐出インク量算出手段と、
前記吐出インク量算出手段で算出されたインク量を前記インクカートリッジ内のインク総量を表す値から減算することによりインク残量を算出するインク残量算出手段と、
前記インクカートリッジ内のインク残量が予め設定された設定値以下となったときに作動するスイッチの状態を検知する手段と、
前記スイッチが作動するタイミングで、前記インク残量算出手段により算出されたインク残量を当該スイッチの作動するときの設定値で更新して当該算出されるインク残量と実際に前記インクカートリッジ内にあるインク残量との差を低減させる更新手段と、
を備えることを特徴とする、インク残量検出装置。 - 前記スイッチが、インク残量の検出位置に応じて複数設けられていることを特徴とする、
請求項1記載のインク残量検出装置。 - 前記吐出インク量算出手段は、インクジェットノズルの各ノズルに対する駆動回数を表す値と、所定条件下で前記インクジェットノズルから吐出されるインク量を表す数値Aとを乗算することにより、前記インク残量を算出することを特徴とする、
請求項1記載のインク残量検出装置。 - 前記スイッチが作動するタイミングにおける、前記インク残量算出手段で算出されたインク残量と、当該スイッチが作動するときの設定値とを比較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づいて前記数値Aを校正する校正手段とをさらに備え、
校正された数値Aを次回のインク残量算出に反映させることを特徴とする、
請求項3記載のインク残量検出装置。 - 請求項1ないし4のいずれかの項に記載されたインク残量検出装置を備えてなる、インクジェットプリンタ。
- インクジェットプリンタに使用されるインクカートリッジ内のインク残量が所定の設定値以下となったときに作動するスイッチの状態を検知するとともに、前記インクカートリッジ内のインク残量を算出する手段を備えた装置において実行される方法であって、
前記算出されるインク残量を前記スイッチが作動したタイミングで前記設定値に更新することにより前記算出されるインク残量と実際に前記インクカートリッジ内にあるインク残量との差を低減させることを特徴とする、
インクジェットプリンタにおけるインク残量の管理方法。 - インクジェットプリンタに使用されるインクカートリッジ内のインク残量が所定の設定値以下となったときに作動するスイッチの状態を検知する手段、印刷すべきデータに基づいてインクジェットノズルを駆動する駆動回数を計数するカウント部からカウント値を入手する手段、及び、前記インクカートリッジ内のインク残量を演算によって算出する算出手段を備えた装置において実行される方法であって、
前記算出手段で、所定条件下でノズルから吐出されるインク量を前記カウント値に乗算することにより吐出インク量を算出し、この吐出インク量をインクカートリッジ内のインク総量を表す既定値から減算することによってインク残量を算出するとともに、算出されたインク残量を前記スイッチが作動したタイミングで前記設定値に更新することにより、前記算出されるインク残量と実際に前記インクカートリッジ内にあるインク残量との差を低減させることを特徴とする、
インクジェットプリンタにおけるインク残量の管理方法。 - 前記インクカートリッジ内のインク残量の検出を、異なる検出位置で複数回行うことを特徴とする、
請求項7記載のインク残量の管理方法。 - 前記スイッチが作動したときのインク残量値と前記算出されたインク残量との差に基づいて前記吐出インク量の算出に用いた定数の値を校正することを特徴とする、
請求項7記載のインク残量の管理方法。
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