JP3601842B2 - 回転円盤式固体培養装置の洗浄装置 - Google Patents

回転円盤式固体培養装置の洗浄装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、味噌、醤油、清酒、酵素等の製造における微生物の固体培養工程に利用する回転円盤式固体培養装置の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体培養装置は培養を終えた後の洗浄が重要であって、汚染をそのまま放置すると、次に培養して得られる製品に悪影響を与える。そこで、培養室内の洗浄を従来は人力で行っていたが、最近では固体培養装置も大型化し、洗浄を人力に頼らない自動洗浄が試みられている。
【0003】
固体培養装置の回転円盤床の上面と裏面及び床下に複数の散水口を有する洗浄パイプを配設した、実公昭53−40560号が提案されている。これは自動洗浄を可能としたものである。しかし、天井部分や上室の側壁等の洗浄については人力で行うか、三次元ノズル(実開平3−22697号、実開平4−44000号、実開平1−80291号)を利用したものしかなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
天井部分等の洗浄は人力による洗浄では、作業が困難であるし、多大な労力を長時間必要とする。また、従来の移動式三次元ノズル(実開平3−22697号)では、一度に被洗浄物にあたる面積も狭く、全面を洗浄するのに長時間を要するし、移動装置を別に設置する必要があり、該移動装置自体の汚れも問題となっていた。また、固定式の三次元ノズル(実開平4−44000号)では固定であるため、天井全面をカバーするには数多く取付けなくてはならない問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、培養室内を回転円盤床によって上室と下室とに区分された回転式固体培養装置において、中心支柱を軸として回転する円盤床の下面半径方向に円盤床と共に回転し噴射水が上室の天井全面及び側壁全面に達する複数の洗浄ノズルを設けると共に、該洗浄ノズルの設置位置上部の円盤床に開閉蓋を設けたのである。洗浄ノズルの水圧は具体的には70Kg/cm2程度である。天井の汚れについては埃、麹菌等が中心であり、円盤床のような強い洗浄力を必要としない。
【0006】
開閉蓋はヒンジ結合とし、ねじりコイルばね等で常時閉止する方向に付勢しておくとよい。円盤床に設けられた開閉蓋の開閉には、開閉蓋を押して開くことができる洗浄水の洗浄ノズルよりの噴射、又は、水圧によりロッドが伸長するピストンが好ましい。
【0007】
【作用】
本発明の装置によると、円盤床の回転に伴い上室の天井、側壁全面を洗浄できる。開閉蓋はヒンジ結合とし、開閉蓋の自重又はねじりコイルばね等で常時閉止する方向に付勢しておくことによって、洗浄ノズルの噴射圧力で自動的に開き、水の噴射を止めると自動的に閉じることができる。また、開閉蓋の開閉に水圧で伸長するピストンを設けた場合も同様である。
【0008】
【実施例】
図1は回転円盤式固体培養装置の断面図である。培養室内は回転円盤床1によって上室2と下室3とに区分されている。回転円盤床1は通気可能な多孔構造であって、中心支柱4を軸として回転するようになっており、その上面が培養床である。調和された空気が回転円盤床1の下方にある空気入口5aから下室3へ入り回転円盤床1に多数設けられた孔を通って培養基質を通過したのち、上室2へ抜け、更に空気出口5bから図示しない空気調和装置へと循環される。
【0009】
前記回転円盤床1の下面半径方向に、図2にみられるように、円盤床1と共に回転し洗浄水が天井に達する水圧を有する複数の洗浄ノズル6を設けている。この例では水圧は70Kg/cmで天井11を洗浄することができる。洗浄ノズル6の壁側のものは側壁12の洗浄が可能なように傾斜させている。洗浄ノズル6の設置位置上部の円盤床には目皿である開閉蓋7を設けている。開閉蓋7はヒンジによって回転円盤床1に開閉可能に設けられているが、これは洗浄ノズル6からの噴射水によって開けることができる。
【0010】
円盤床に設けられた開閉蓋7の開閉手段としては水圧によリ伸長するピストンも実施できる。図3,4はその例である。回転円盤床1にヒンジ連結されている開閉蓋7に対してピストンロッド8aを当接又は軸着する。ピストンは図3のように円弧状に湾曲したものでもよいし、図4のように直状のものでもよい。ピストン8の基部は洗浄ノズル6のブラケットとか、洗浄ノズル6を多数設けている送水パイプへ一体に設けることができる。
【0011】
本発明のこれらの構造は、円盤床や下室の洗浄に関する実公昭53−40560号等の装置のように、多数の噴水口からの円盤床上面及び裏面、円盤床下の洗浄可能なものや、円盤床下面へ洗浄ノズルを着脱又は収納可能とした円盤床側板13を洗浄するための特願平5−18691号と併用することにより培養装置のより確実な洗浄が可能である。
【0012】
【発明の効果】
本発明によると、固体培養装置の天井を人力によらないで洗浄できる。三次元ノズルを使用するとその移動装置を必要としたり、固定の場合は数多くのノズルを必要とするが、回転円盤床と共に移動する洗浄ノズルであるから、半径方向に1列又は複数列の設置のみで、効率よく短時間に天井のみならず側壁も洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転円盤床式固定培養装置の断面図である。
【図2】洗浄ノズル部分の拡大図である。
【図3】開閉蓋の開閉手段例を示す図である。
【図4】開閉蓋の開閉手段例を示す図である。
【符号の説明】
1 回転円盤床
2 上室
3 下室
4 中心支柱
5a 空気入口
5b 空気出口
6 洗浄ノズル
7 開閉蓋
8 ピストン

Claims (2)

  1. 培養室内を回転円盤床によって上室と下室とに区分された回転式固体培養装置において、中心支柱を軸として回転する円盤床の下面半径方向に円盤床と共に回転し洗浄水が上室の天井全面及び側壁全面に達する複数の洗浄ノズルを設けると共に、該洗浄ノズルの設置位置上部の円盤床に開閉蓋を設けてなり、円盤床の回転に伴い上室の天井全面及び側壁全面を洗浄することを特徴とする回転円盤式固体培養装置の洗浄装置。
  2. 請求項1記載の円盤床に設けられた開閉蓋がヒンジを有し、該開閉蓋の開閉手段が洗浄ノズルよりの噴射、又は水圧により伸長するピストンである回転円盤式固体培養装置の洗浄装置。
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