JP3601249B2 - 展示場用照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置に関し、特に、展示場に用いられる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
展示場の照明装置には、入場者を展示場に呼び込むために、展示物に対応して各種の工夫が凝らされており、例えば、展示物に特殊なレーザ光を照射したり、あるいは、光と音響と照明と組合せるといった手法が採用されている。
【0003】
しかしながら、現在採用されている展示場用照明装置には、以下の点で改良の余地があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、展示物にレーザ光線を照射する照明装置では、入場者を展示物に注目させることができても、内部に入るように誘引する効果が十分得られない。
【0005】
また、最近の映像技術では、例えば、バーチャルリアルティーといった3次元空間を立体的に擬似体験させる手法が各種の用途で開発されており、このような手法の照明を展示場に応用すれば、展示場での集客効果の向上を図ることができるが、従来の展示場用の照明装置では、このような要求に応えることができなかった。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、集客効果の向上が図れる展示場用照明装置を提供することにある。
【0007】
また、別の目的として、光,音,映像を同期させることにより、空間を立体的に演出することができる展示場用照明装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、列状に立設された複数の筒状照明器と、前記照明器にそれぞれ設けられた調光器と、前記調光器に接続された制御器とを備え、前記制御器から送出する信号により、前記調光器を介して、前記筒状照明器への供給電圧ないしは供給電流を変えることで発光部分の長さを変更して、発光状態を一方から他方に順次移行させる展示場用照明装置であって、前記筒状照明器は、筒状の発光部と、この発光部の一端側に配置された光源と、前記発光部の他端側に配置された白色反射部とを備え、前記発光部を内面側に凹凸乱反射面が設けられた半透明のシートで構成して、前記光源と前記白色反射部の近傍を部分的に発光させるようにした。
この構成によれば、筒状照明器の発光状態を、例えば、展示物の側に順次移行するようにすれば、発光状態に惹かれた入場者を展示物の側に誘引することができる。
前記筒状照明器の前記発光状態の移行を予めプログラムして、前記制御器に記憶させておくことができる。
この構成によれば、例えば、波の波動状態や、風の揺らぎ,緩やかな呼吸などのイメージを発光状態で演出することができる。
また、本発明は、列状に立設された複数の筒状照明器と、前記照明器にそれぞれ設けられた調光器と、前記筒状照明器の列に沿ってその背面側に設置された複数の音響発生部を有する音響器と、前記調光器及び音響器に接続された制御器とを備え、前記制御器は、前記音響器の出力信号を受けて、その出力状態に対応した信号を前記調光器に送出し、前記筒状照明器の発光状態を前記音響発生部の出力状態と同期させるようにした展示場用照明装置であって、前記筒状照明器は、筒状の発光部と、この発光部の一端側に配置された光源と、前記発光部の他端側に配置された白色反射部とを備え、前記発光部を内面側に凹凸乱反射面が設けられた半透明のシートで構成して、前記光源と前記白色反射部の近傍を部分的に発光させるものであり、前記筒状照明器の同期形態は、前記筒状照明器の複数の発光部分で、先端が波形になった部分を創出させて、これらを相互に近接離間させるようにすること、または、先端が鋸歯状になった部分を創出して、点滅させること、および、先端が波形になった部分を創出させて、ゆっくり上下移動させることの、いずれか1つを選択する。
この構成によれば、音響器の出力状態に合わせて、照明器の発光状態を同期発光させるので、音と光の一体的な融合化が図れる。
さらに、本発明は、列状に立設された複数の筒状照明器と、前記照明器にそれぞれ設けられた調光器と、前記筒状照明器の列に沿ってその背面側に設置された複数の音響発生部を有する音響器と、前記筒状照明器の列の適宜個所に配置された映写器と、前記調光器及び音響器,映写器に接続された制御器とを備え、前記制御器は、前記音響器の出力信号を受けて、その出力状態に対応した信号を前記調光器に送出し、前記筒状照明器の発光状態と前記映写器の映写状態とを前記音響発生部の出力状態と同期させるようにした展示場用照明装置であって、前記筒状照明器は、筒状の発光部と、この発光部の一端側に配置された光源と、前記発光部の他端側に配置された白色反射部とを備え、前記発光部を内面側に凹凸乱反射面が設けられた半透明のシートで構成して、前記光源と前記白色反射部の近傍を部分的に発光させるものであり、前記筒状照明器の同期形態は、前記筒状照明器の複数の発光部分で、先端が波形になった部分を創出させて、これらを相互に近接離間させるようにすること、または、先端が鋸歯状になった部分を創出して、点滅させること、および、先端が波形になった部分を創出させて、ゆっくり上下移動させることの、いずれか1つを選択する。
この構成によれば、音響器の出力状態に合わせて、照明器の発光状態と映写器の映写状態とを同期させるので、音と光および映像の一体的な融合化が図れる。 また、本発明は、列状に立設された複数の筒状照明器と、前記照明器にそれぞれ設けられた調光器と、前記筒状照明器の列に沿ってその背面側に設置された複数の音響器と、前記筒状照明器の列の適宜個所に配置された映写器と、前記調光器及び音響器,映写器に接続された制御器とを備え、前記制御器は、予めプログラムされた手順に従って、前記筒状照明器の発光状態と前記映写器の映写状態および前記音響器の出力状態とを同期させる展示場用照明装置であって、前記筒状照明器は、筒状の発光部と、この発光部の一端側に配置された光源と、前記発光部の他端側に配置された白色反射部とを備え、前記発光部を内面側に凹凸乱反射面が設けられた半透明のシートで構成して、前記光源と前記白色反射部の近傍を部分的に発光させるものであり、前記筒状照明器の同期形態は、前記筒状照明器の複数の発光部分で、先端が波形になった部分を創出させて、これらを相互に近接離間させるようにすること、または、先端が鋸歯状になった部分を創出して、点滅させること、および、先端が波形になった部分を創出させて、ゆっくり上下移動させることの、いずれか1つを選択する。
この構成によれば、予めプログラムされた手順に従って、音響器の出力状態,照明器の発光状態および映写器の映写状態を同期させるので、音と光および映像の一体的な融合化のバリエーションが増加する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図6は、本発明にかかる展示場用照明装置の一実施例を示している。
【0010】
同図に示した照明装置は、図1にその全体の平面配置を示すように、34個の筒状照明器L1,L2,……L34と、音響器Sと、2個の映写器Pと、各照明器L1,L2,……L34に設けられた調光器10と、制御器12を備えている。
【0011】
34個の筒状照明器L1,L2,……L34は、L1〜L17までとL18〜L34までの同数から構成された二群に分けられていて、各群の照明器L1,L2,……L34は、平面状において、互いに一部ずつが交差する円弧に沿って、相互に隣接した状態で列設されている。
【0012】
筒状照明器L1,L2,……L34が配置された円弧は、同じ曲率を備え、上方に位置する照明器L1と照明器L18との間が、展示状の入口14となっているとともに、下方に位置する照明器L17と照明器L34との間が、展示状の出口16になっている。
【0013】
入場者は、入口14から展示場に入り、円弧状に列設された照明器L1,L2,……L34の間を歩行して、出口16から退出する。
本実施例の筒状照明器L1,L2,……L34は、それぞれ同一構成のものであって、その代表例の照明器L1の詳細を図3に示している。同図に示した照明器L1は、筒状の発光部Aと、この発光部Aの上端側に設けられた光源Bと、発光部Aの下端側に設けられた白色反射部Cとから構成されている。
【0014】
発光部Aは、この実施例では、床面16から天井面18側に向かって延びる円筒状に形成されていて、両端が開口した円筒形状の半透明のシートA1から構成されている。半透明シートA1の内面には、その全面に亙って凹凸状の乱反射面A2が形成されている。
【0015】
半透明のシートA1は、例えば、厚みが0.2mm程度のポリカーボネイト樹脂製のものであり、その一面側に梨地加工などにより凹凸状の乱反射面A2を形成することにより、乳白色の半透明になっている。
【0016】
光源Bは、例えば、クリプトンランプで構成されたランプB1と、ランプB1のホルダーB2と、リフレクターB3とから構成されている。ホルダーB2の上端には、コネクタB4が設けられていて、このコネクタB4から導出されたリード線B5が調光器10に接続されている。
【0017】
発光部Aの上端には、中空円筒状の遮光筒Dが装着されている。遮光筒Dは、内面側に白色紙が貼着されるとともに、長手方向のほぼ中心内面にリング板Eが固着されている。
【0018】
リング板Eには、複数の吊り金具Fが取付けられ、吊り金具Fには、照明器L1を吊り下げるワイヤGの一端が係止され、ワイヤGの他端は、天井面18に吊り金具Fを介して係止されている。
【0019】
リング板Eの中央に設けられた開口には、光源BのホルダーB2の外周縁が係止され、これにより光源BのランプB1が、下方の発光部Aの中心軸方向を指向するようにして、遮光筒D内に保持されている。
【0020】
白色反射部Cは、発光部Aの半透明シートA1の下端側に挿入固定された円盤状の透明板C1と、この透明板C1の下端面に貼着された白色シートC2とから構成されている。
【0021】
透明板C1は、例えば、透明なアクリル樹脂板やガラス板などで構成された10mm程度の厚みの平板であって、比較的自立性のない発光部Aの半透明シートA1の下部側の形状を保持する機能を有するとともに、半透明シートA1内を乱反射により伝播してきた光を白色シートC2側に導くとともに、白色シートC2で反射した光を再び発光部A側に導く機能を有している。
【0022】
このように構成された筒状照明器L1においては、調光器10を介して光源BのランプB1を点灯すると、ランプB1から発射した光は、発光部A内を以下のように伝播して光を外部に放出する。
【0023】
すなわち、発光部A内に発射された光は、ランプB1の近傍においては、その強度が強いので、その一部が発光部Aの半透明のシートA1を透過して、外部に放出され、その部分が発光する。
【0024】
一方、発光部A内に発射された光の一部は、シートA1の内面に設けられている乱反射面A2で乱反射を繰返すことにより、白色反射部C側に伝播していくが、この過程においては、シートA1が半透明になっていることもあって、これが外部に殆ど放出されず、従って、筒状発光部Aは、その中間部分が殆ど発光しない。
【0025】
そして、乱反射により伝播した光が、白色反射部Cに到達すると、透明板C1を透過した後白色シートC2で反射して、再びシートA1内に戻される。このとき、白色発光部Cの近傍では、乱反射により伝播してくる光と、白色シートC2により反射した光とが重なり合い、この部分の光の強度が増す。
【0026】
この結果、光の一部が半透明シートA1を透過して、外部に放出され、この部分を発光させる。つまり、本実施例の筒状照明器L1によれば、光源Bと白色反射部Cの近傍を部分的に発光させることができる。
【0027】
この発光状態は、調光器10によるランプB1の光の発射状態を変更することで替えることができる。すなわち、ランプB1の供給電圧ないしは電流を上げで、ランプB1からの光の発射量を多くすると、光源Bと白色反射部Cの近傍に形成される発光部分が、発光部Aの軸方向に沿って上下方向に移動して、これらを相互近接させることができ、最終的には、筒状発光部Aの全体を発光させることが可能になる。
【0028】
一方、音響器Sは、アンプなどを備えた音源部S1と、この音源部S1に並列接続された複数のスピーカ(音響発生部)S2とから構成されていて、スピーカS2は、一方の群の筒状照明器L18〜L34の背面側にあって、その円弧に沿って配置されている。
【0029】
映写器Pは、プロジェクターP1,P2と、スクリーンP3,P4とから構成されていて、スクリーンP3,P4が展示場の入口および出口14,16にそれぞれ配置されている。
【0030】
制御器12は、調光器10および音源部S1,プロジェクターP1,P2に接続された制御部12aと、制御手順などが格納された記憶部12bとを有している。
【0031】
制御器12は、予め記憶部12bに格納されているプログラム手順に従って、調光器10および音源部S1,プロジェクターP1,P2にそれぞれ制御信号を送出し、音響器Sの出力状態,照明器L1〜L34の発光状態および映写器Pの映写状態を同期させる。
【0032】
図4から図7に、制御器12による制御の数例を示しており、これらの各図には、筒状照明器L1〜L34の発光状態が実線で示されている。まず、図4に示した制御手順は、宇宙における彗星のスターダストを連想させるものであり、制御手順がスタートすると、音響器S,照明器L1〜L34および映写器Pをそれぞれ停止させた闇のシーンが十秒程度演出される。
【0033】
次いで、同図(B)に示すように、照明器L1〜L34の上下端側に、先端が波形になった発光部分を創出させ、この発光部分が、短時間に軸方向に沿って移動して、相互に近接して、全体が発光する状態から、発光部分が相互に離間して元の状態に戻る状態を複数回、例えば、20秒程度繰り返すように発光させる。
【0034】
このとき、発光部分の近接,離間移動に同期させて、音響器SのスピーカS2から、加速しながら飛び回るような音を発生させる。
【0035】
続いて、同図(C)に示すように、照明器L1〜L34の上下端側に、先端が鋸歯状形になった発光部分を形成し、これを短時間に点滅させるとともに、音響器SのスピーカS2から、蒸気が噴出するような音を、例えば、約10秒程度発生させる。
【0036】
この後に、同図(D)に示すように、照明器L1〜L34の上下端側に、先端が波形になった発光部分を形成し、静寂な闇の状態を演出する。なお、この制御手順の場合には、映写器Pは、例えば、図(B),(C)の演出に同期させて、制御信号を送り、スクリーンP2に彗星のスターダストを写してもよい。
【0037】
図5に示した制御手順は、深海のゆったりとした運動を連想させるものであり、制御手順がスタートすると、照明器L1〜L34の上下端側に、先端が波形になった発光部分を形成し、発光部分をゆっくりと上下方向に移動させる。
【0038】
次に、列状に配列された照明器L1〜L34の一部に、上下方向に突出した発光部分を創出し、これを点滅させる(図5(B))。さらに、上下方向に突出した発光部分を左右方向にゆっくりと移動させる(図5(C))。
【0039】
なお、発光部分を左右方向に移動させるには、照明器L1〜L34のいずれかの1つの発光状態を順次次の照明器に移行させることにより、見かけ上発光部分が移行方向に移動したように見える。
【0040】
このとき、音響器SのスピーカS2からガラスの粉を散らしたようなクリスタル音を放出させる。最後に、ランダムに動いていた上下方向に突出した発光部分を、二つの群の照明器L1〜L34において、シンクロさせた状態でゆっくりと左右方向に移動させる(図5(D))。
【0041】
図6に示した制御手順は、空気の波動,霧や風の移動などの運動を連想させるものであり、制御手順がスタートすると、照明器L1〜L34の一部に、1山の波形になった発光部分が形成される。
【0042】
この波形の発光部分は、各群の照明器L1〜L34でそれぞれ同じ方向、すなわち、左から右に向かって移動させられ、この状態が連続して数十秒程度継続される。次に、図6(B)に示すように、照明器L1〜L34の一部に上下方向に突出した部分が創出され、この突出部分が波形発光部分の移動方向と逆方向に、その移動速度よりも速い速度で移動させられる。
【0043】
次に、各群に創出されている波形の発光部分をそれぞれ異なった方向に移動させる(図6(C))。
【0044】
さて、以上のように構成された展示場用照明装置によれば、予めプログラムされた手順に従って、音響器Sの出力状態,照明器L1〜L34の発光状態および映写器Pの映写状態を同期させるので、音と光および映像の一体的な融合化が図られ、空間を立体的に演出することができ、展示場における集客効果を有効に発揮するとともに、融合化のバリエーションの自由度が非常に大きくなる。
【0045】
なお、上記実施例では、予めプムグラムした手順に基づいて、音響器Sの出力状態,照明器L1〜L34の発光状態および映写器Pの映写状態を同期させる方法を例示したが、本発明の実施は、これに限定されることはなく、例えば、音響器Sの出力状態に合わせて、照明器L1〜L34の発光状態と映写器Pの映写状態とを同期させても良く、このような手段によっても、音と光および映像の一体的な融合化が図れる。
【0046】
また、上記実施例では、展示場に照明器L1〜L34,音響器S,映写器Pを全て配置した場合を例示したが、本発明の実施は、これに限定されることはなく、例えば、列状に配置された照明器L1〜L34だけの構成,照明器L1〜L34と音響器Sとの組合せも可能である。
【0047】
この場合、列状に配置された照明器L1〜L34だけで構成した照明装置においては、例えば、制御器12から送出する信号により、調光器10を介して、筒状照明器L1〜L34の発光状態を一方から他方に順次移行させるようにし、その発光状態を、例えば、展示物の側に順次移行するようにすれば、発光状態に惹かれた入場者を展示物の側に誘引することができ、集客効果の向上が期待される。
【0048】
【発明の効果】
以上実施例で詳細に説明したように、本発明にかかる展示場用照明装置によれば、3次元空間の演出などにより集客効果の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる展示場用照明装置の一実施例を示す平面配置図である。
【図2】図1の照明装置の制御系のブロック図である。
【図3】図1の照明装置の筒状照明器の詳細図である。
【図4】図1の照明装置の制御器で行われる制御手順の一例の説明図である。
【図5】図1の照明装置の制御器で行われる制御手順の他の例の説明図である。
【図6】図1の照明装置の制御器で行われる制御手順のさらに別の例の説明図である。
【符号の説明】
10 調光器
12 制御器
12a 制御部
12b 記憶部
L1〜L34 筒状照明器
S 音響器
P 映写器

Claims (5)

  1. 列状に立設された複数の筒状照明器と、前記照明器にそれぞれ設けられた調光器と、前記調光器に接続された制御器とを備え、
    前記制御器から送出する信号により、前記調光器を介して、前記筒状照明器への供給電圧ないしは供給電流を変えることで発光部分の長さを変更して、発光状態を一方から他方に順次移行させる展示場用照明装置であって
    前記筒状照明器は、筒状の発光部と、この発光部の一端側に配置された光源と、前記発光部の他端側に配置された白色反射部とを備え、
    前記発光部を内面側に凹凸乱反射面が設けられた半透明シートで構成して、前記光源と前記白色反射部の近傍を部分的に発光させることを特徴とする展示場用照明装置。
  2. 前記筒状照明器の前記発光状態の移行を予めプログラムして、前記制御器に記憶させておくことを特徴とする請求項1記載の展示場用照明装置。
  3. 列状に立設された複数の筒状照明器と、前記照明器にそれぞれ設けられた調光器と、前記筒状照明器の列に沿ってその背面側に設置された複数の音響発生部を有する音響器と、前記調光器及び音響器に接続された制御器とを備え、
    前記制御器は、前記音響器の出力信号を受けて、その出力状態に対応した信号を前記調光器に送出し、前記筒状照明器の発光状態を前記音響発生部の出力状態と同期させるようにした展示場用照明装置であって、
    前記筒状照明器は、筒状の発光部と、この発光部の一端側に配置された光源と、前記発光部の他端側に配置された白色反射部とを備え、前記発光部を内面側に凹凸乱反射面が設けられた半透明シートで構成して、前記光源と前記白色反射部の近傍を部分的に発光させるものであり、
    前記筒状照明器の同期形態は、前記筒状照明器の複数の発光部分で、先端が波形になった部分を創出させて、これらを相互に近接離間させるようにすること、または、先端が鋸歯状になった部分を創出して、点滅させること、および、先端が波形になった部分を創出させて、ゆっくり上下移動させることの、いずれか1つを選択することを特徴とする展示場用照明装置
  4. 列状に立設された複数の筒状照明器と、前記照明器にそれぞれ設けられた調光器と、前記筒状照明器の列に沿ってその背面側に設置された複数の音響発生部を有する音響器と、前記筒状照明器の列の適宜個所に配置された映写器と、前記調光器及び音響器,映写器に接続された制御器とを備え、
    前記制御器は、前記音響器の出力信号を受けて、その出力状態に対応した信号を前記調光器に送出し、前記筒状照明器の発光状態と前記映写器の映写状態とを前記音響発生部の出力状態と同期させる展示場用照明装置であって、
    前記筒状照明器は、筒状の発光部と、この発光部の一端側に配置された光源と、前記発光部の他端側に配置された白色反射部とを備え、前記発光部を内面側に凹凸乱反射面が設けられた半透明シートで構成して、前記光源と前記白色反射部の近傍を部分的に発光させるものであり、
    前記筒状照明器の同期形態は、前記筒状照明器の複数の発光部分で、先端が波形になった部分を創出させて、これらを相互に近接離間させるようにすること、または、先端が鋸歯状になった部分を創出して、点滅させること、および、先端が波形になった部分を創出させて、ゆっくり上下移動させることの、いずれか1つを選択することを特徴とする展示場用照明装置
  5. 列状に立設された複数の筒状照明器と、前記照明器にそれぞれ設けられた調光器と、前記筒状照明器の列に沿ってその背面側に設置された複数の音響発生部を有する音響器と、前記筒状照明器の列の適宜個所に配置された映写器と、前記調光器及び音響器,映写器に接続された制御器とを備え、
    前記制御器は、予めプログラムされた手順に従って、前記筒状照明器の発光状態と前記映写器の映写状態および前記音響器の出力状態とを同期させる展示場用照明装置であって、
    前記筒状照明器は、筒状の発光部と、この発光部の一端側に配置された光源と、前記発光部の他端側に配置された白色反射部とを備え、前記発光部を内面側に凹凸乱反射面が設けられた半透明シートで構成して、前記光源と前記白色反射部の近傍を部分的に発光させるものであり、
    前記筒状照明器の同期形態は、前記筒状照明器の複数の発光部分で、先端が波形になった部分を創出させて、これらを相互に近接離間させるようにすること、または、先端が鋸歯状になった部分を創出して、点滅させること、および、先端が波形になった部分を創出させて、ゆっくり上下移動させることの、いずれか1つを選択することを特徴とする展示場用照明装置
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