JP3600585B2 - 筒内噴射用燃料噴射弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、燃料噴射孔に向けて流れ込もうとする燃料に旋回運動を与えるスワラーを備えた筒内噴射用燃料噴射弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は特開2000−297727号公報に示された筒内噴射用燃料噴射弁(以下、燃料噴射弁と呼ぶ)の要部断面図、図7は図6のVII−VII線に沿った矢視断面図である。
この燃料噴射弁では、円筒形状の弁本体68の内部に6角柱形状のスワラー60が固着されている。スワラー60の中心部にはニードルバルブ69が摺動する中心孔62が形成されている。この中心孔62の周囲には中心孔62のほぼ接線方向に指向した旋回溝61が約60°間隔で3箇所形成されている。スワラー60の平坦面64と弁本体68の内周壁面66との間には軸線方向に延びた流路67が形成されている。中心孔62の周囲には内周環状溝65が形成されている。
【0003】
この燃料噴射弁では、流路67から旋回溝61に流入した燃料は、その旋回溝61内で旋回流となり、弁座63に形成された燃料噴射孔70からシリンダ(図示せず)内に噴霧される。
この場合、旋回溝61は約半周しかないので、図8に示すようにその下流側の燃料噴射孔70の内周側壁面には、燃料が衝突しない部分が存在し、また燃料は、燃料噴射孔70内を図9に示すように螺旋状に流下し、シリンダ内で燃料が円弧状に噴霧される。
【0004】
このように円弧状に噴霧することで、内周側壁面に沿ってピストンが摺動するシリンダに、燃料噴射弁をその先端が内周側壁面に対して傾斜して取り付けることで生じる次のような問題点を解消している。
即ち、燃料噴射弁から噴霧された燃料は、ピストンの上面に直接衝突するとともに、シリンダの内周側壁面にも直接噴霧されることが生じる。その結果、内周側壁面のエンジンオイル膜が燃料で希釈されてしまうことになり、ピストンの「焼き付き」が生じるおそれがある。
従って、なるだけ燃料がピストン側に噴霧されるようにし、内周側壁面には噴霧されないようにすることでピストンの「焼き付け」を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この燃料噴射弁の場合、燃料噴射孔70の内壁面において、図9に示すように、燃料の流れがない箇所が生じており、この箇所では燃料でウェット状態になっており、シリンダ内で発生したカーボンデポジット(すす)がこの箇所に付着し、高温下で固着してしまい、このカーボンデポジットが燃料流が存在する箇所にまで成長し、噴射流量及び噴霧形状に悪影響を及ぼすという問題点があった。
【0006】
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、簡単な構成で、ピストンの「焼き付け」を防止でき、また燃料噴射孔の内壁面にカーボンデポジットが付着することを低減できる筒内噴射用燃料噴射弁を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る筒内噴射用燃料噴射弁では、スワラーは、弁体の移動方向と同方向に延び端面が弁座に臨んでいるとともに燃料が流通する複数の軸方向通路と、前記弁座側に中心孔の全周にわたって複数設けられ前記軸方向通路からの前記燃料を前記中心孔のほぼ接線方向に案内するとともに幅寸法がほぼ同一である旋回溝とを有しており、前記燃料は、流路断面積が異なる前記軸方向通路を介して前記旋回溝を通じて前記燃料噴射孔から中空円錐形状で、かつ周方向において濃度が不均一に噴霧されるようになっている。
【0008】
この発明に係る筒内噴射用燃料噴射弁では、軸方向通路は、2箇所である。
【0009】
この発明に係る筒内噴射用燃料噴射弁では、流路断面積が大きい方の軸方向通路と、流路断面積が小さい方の軸方向通路とは対称位置に設けられている。
【0010】
この発明に係る筒内噴射用燃料噴射弁では、旋回溝は、それぞれが中心孔の周方向に等分間隔で設けられている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明するが、同一、同等部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の筒内噴射用燃料噴射弁1(以下、燃料噴射弁と略称する。)の全体構成を示す断面図、図2は図1のII−II線に沿った矢視断面図、図3は図2のIII−III線に沿った矢視断面図である。
この燃料噴射弁1は、ハウジング30と、このハウジング30の内部に設けられている弁装置7と、ハウジング30の内部に設けられたソレノイド装置2とを備えている。
【0012】
前記弁装置7は、小径円筒部31及び大径円筒部32からなる段付き円筒形の弁本体9と、この弁本体9内の一端部に固着され燃料噴射孔10bを有する弁座10と、弁座10に離接して燃料噴射孔10bを開閉する弁体であるニードルバルブ8と、ニードルバルブ8を軸線方向に案内すると共に、燃料噴射孔10bに向けて流れ込もうとする燃料に旋回運動を与えるスワラー11と、ニードルバルブ8の他端部の溶接部6aで固定された可動鉄心6と、ニードルバルブ8が上方向に移動したときにフランジ上面8cが当接するプレート12とを備えている。スワラー11および弁座10は、小径円筒部31の先端部に圧入され溶接部9aで弁本体9と結合される。
なお、弁本体と弁座とが一体の弁装置の場合には、組立の際には反弁座側から弁本体内にスワラーが投入される。
【0013】
前記ハウジング30は、燃料噴射弁1をシリンダヘッド(図示せず)に取り付けるためのフランジ3aを有するヨーク3と、ヨーク3の一端に連結されたハウジング部33とを備えている。ヨーク3の先端部にはかしめ部3bが形成されており、このかしめ部3bで弁本体9とヨーク3とは結合されている。
【0014】
前記ソレノイド装置2は、導線が巻回されたコイル5と、このコイル5が装着されたボビン34と、このボビン34の内周部に取り付けられた円筒形状の固定鉄心4と、この固定鉄心4の内部に固定されたスリーブ35と、このスリーブ35の端部とニードルバルブ8の端部との間に縮設されニードルバルブ8を弁座10に付勢した圧縮ばね13と、コイル5の導線が接続された端子36とを備えている。
【0015】
弁装置7の一部を構成する前記スワラー11は、中心にニードルバルブ8を軸線方向に摺動可能に支持する中心孔37を有する中空円筒形の部材であって、弁座10に接触する第1の端面11aと、弁座10と反対側の第2の端面11bと、これらの端面11a、11b間にあって弁本体9の内周面に接する周面11cとを有している。
【0016】
スワラー11の第2の端面11bには、径方向に延びた通路11dが形成されている。この通路11dは、ニードルバルブ8の移動方向に延びて形成された4箇所の軸方向通路11fa、11fbに通じている。流路断面積が大きい方の軸方向通路11faと、流路断面積が小さい方の軸方向通路11fbとは対称位置に設けられている。軸方向通路11faは軸方向通路11fbよりも断面積比で3倍の大きさがある。
第1の端面11aには、中心孔37のほぼ接線方向に燃料を案内する旋回溝11gが形成されている。4箇所の旋回溝11gは、中心孔37の周方向に等分間隔で設けられているとともに、それぞれの幅寸法は同一である。
【0017】
次に、上記構成の燃料噴射弁1の動作について説明する。
エンジンのマイコンより燃料噴射弁1の駆動回路に動作信号が送られると、外部から端子36を通じてソレノイド装置2のコイル5に通電され、可動鉄心6、固定鉄心4及びヨーク3による磁気通路に磁束が発生し、可動鉄心6は圧縮ばね13の弾性力に抗して固定鉄心4側に吸引される。そして、可動鉄心6と一体のニードルバルブ8は、そのニードルバルブ8のフランジ上面8cがプレート12に当接する位置まで上動する。
【0018】
ニードルバルブ8の上動に伴い、ニードルバルブ8の先端部が弁座10から離れてその先端部と弁座10との間には間隙が形成される。この結果、ハウジング30内の高圧燃料は、スリーブ35内の通路、弁本体9とニードルバルブ8との間に形成された空隙、第2の端面11bの通路11d、軸方向通路11fa、11fbを通じて旋回溝11gに流入し、この旋回溝11g内で旋回流となり、燃料噴射孔10bに向けて噴射される。
【0019】
このとき、軸方向通路11faは軸方向通路11fbと比較して流路断面積が大きいので、軸方向通路11faから旋回溝11gに流入した燃料量は、軸方向通路11fbから旋回溝11gに流入した燃料と比較して大きく、従って燃料噴射孔10b内では、図4に示すように、内周壁面の全域にわたって燃料が行きわたるものの、周方向において流量が不均一となる。そして、この燃料はそのまま、燃料噴射孔10bから中空円錐形状で、かつ周方向において濃度が不均一にシリンダ内に噴霧される。
【0020】
次に、エンジンのマイコンより燃料噴射弁1の駆動回路に動作の停止信号が送られると、コイル5の電流の通電が停止し、磁気回路中の磁束が減少してニードルバルブ8を閉弁方向に押している圧縮ばね13により弁座部10aでの隙間は閉じた状態となり、燃料噴射が終了する。
【0021】
このように、上記構成の燃料噴射弁1では、旋回溝11gは中心孔37の周囲に等分間隔で設けられているので、燃料噴射孔10bの内周側壁面の全領域に燃料が行きわたっており、燃料噴射孔10bの内周側壁面に付着したカーボンデポジットは旋回運動が与えられた燃料により流されるので、内周側壁面に付着したカーボンデポジットが高温下で固着するようなことは防止される。
また、燃料の噴霧形状は燃料の燃焼に大きな影響があるものの、燃料噴射孔10bからは燃料が中空円錐形状でシリンダ内に噴霧されるので、シリンダに燃料噴射弁1を取り付けるときに回転方向に少々の誤差が生じて取り付けられたとしても、燃焼に大きく影響を及ぼすようなことはない。
【0022】
また、軸方向通路11faは軸方向通路11fbと比較して流路断面積が大きいので、軸方向通路11faから旋回溝11gに流入した燃料量は、軸方向通路11fbから旋回溝11gに流入した燃料と比較して大きく、従って燃料は燃料噴射孔10bから中空円錐形状で、かつ周方向において濃度が不均一にシリンダ内に噴霧される。
従って、内周側壁面に沿ってピストンが摺動するシリンダに、先端が内周側壁面に対して傾斜して指向して燃料噴射弁1を取り付ける際に、噴霧濃度が低い方の燃料が、内周側壁面により多く衝突するように取り付けることで、シリンダ内周側壁面のエンジンオイル膜が希釈されることによるピストンの「焼き付き」を防止することができる。
また、軸方向通路11faと軸方向通路11fbとは対称位置に形成されており、周方向における燃料濃度分布も対称になり、噴霧濃度が低い方の燃料を、シリンダの内周側壁面により確実に衝突させることができる。
【0023】
また、従来のものの場合、旋回溝61には流路67を通じて燃料が流入されており、流路67の流量は弁本体68の内周側壁面とスワラー60の平坦面64との空隙により定められている。即ち、空隙は弁本体68およびスワラー60の両部材の寸法誤差の影響を受けており、流路67に流れる流量管理が困難であるのに対して、この実施の形態では、スワラー11に形成された軸方向通路11fa、11fbで旋回溝11gに流する燃料流量を管理しており、流量管理が容易である。
【0024】
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2の燃料噴射弁1の断面図である。
この実施の形態2では、スワラー11には軸方向通路11faおよび軸方向通路11fbがそれぞれ1箇所形成されており、軸方向通路11fa、11fbを流れる燃料は二つに分岐されてそれぞれの旋回溝11gに流入している。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
この燃料噴射弁1では、実施の形態1と比較して軸方向通路11fa、11bの数が4から2に低減しており、それだけスワラー11の構造が簡単であるものの、実施の形態1と同様に、燃料噴射孔10bからは、燃料は中空円錐形状で、かつ周方向において濃度が不均一にシリンダ内に噴霧される。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る筒内噴射用燃料噴射弁によれば、スワラーには、中心孔の全周にわたって幅寸法がほぼ同一の旋回溝が複数設けられているので、燃料噴射孔の内周側壁面の全領域に燃料が行きわたり、燃料噴射孔の内周側壁面にカーボンデポジットが付着し、高温下で固着するようなことが低減される。
また、一対の軸方向通路の流路断面積を異ならしめるという簡単な構造で、燃料を燃料噴射孔から中空円錐形状で、かつ周方向において濃度を不均一にした状態で噴霧させることができる。
また、燃料は、スワラーに形成された軸方向通路を通じて旋回溝に流入しており、従来のものと比較して旋回溝に流入される燃料の流量管理が容易である。
【0026】
また、この発明に係る筒内噴射用燃料噴射弁によれば、軸方向通路は、2箇所だけであるので、スワラーの構造が簡単である。
【0027】
また、この発明に係る筒内噴射用燃料噴射弁によれば、流路断面積が大きい方の軸方向通路と、流路断面積が小さい方の軸方向通路とは対称位置に設けられているので、周方向における燃料濃度分布も対称になり、噴霧濃度が低い方の燃料を、シリンダの内周側壁面により確実に衝突させることができる。
【0028】
また、この発明に係る筒内噴射用燃料噴射弁によれば、旋回溝は、それぞれが中心孔の周方向に等分間隔で設けられているので、周方向において燃料の濃度が連続的に不均一に推移した噴霧形状を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の筒内噴射用燃料噴射弁の断面図である。
【図2】図1の筒内噴射用燃料噴射弁のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図2の筒内噴射用燃料噴射弁のIII−III線に沿った矢視断面図である。
【図4】燃料噴射孔内壁面の燃料濃度を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態2の筒内噴射用燃料噴射弁の断面図である。
【図6】従来の筒内噴射用燃料噴射弁の要部断面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿った矢視断面図である。
【図8】図6の筒内噴射用燃料噴射弁の燃料噴射孔内壁面の燃料状況を示す図である。
【図9】図6の筒内噴射用燃料噴射弁の燃料噴射孔内壁面での燃料の流下状況を示す図である。
【符号の説明】
1 筒内噴射用燃料噴射弁、2 ソレノイド装置、7 弁装置、8 ニードルバルブ(弁体)、9 弁本体、10 弁座、10b 燃料噴射孔、11 スワラー、11g 旋回溝、11fa、11fb 軸方向通路。
Claims (4)
- 弁本体と、この弁本体内の先端部に設けられているとともに燃料噴射孔を有する弁座と、この弁座に離接して前記燃料噴射孔を開閉する弁体と、この弁体が貫通した中心孔を有すると共に前記燃料噴射孔に向けて流れ込もうとする燃料に旋回運動を与えるスワラーとを備えた筒内噴射用燃料噴射弁であって、
前記スワラーは、前記弁体の移動方向と同方向に延び端面が前記弁座に臨んでいるとともに前記燃料が流通する複数の軸方向通路と、前記弁座側に前記中心孔の全周にわたって複数設けられ前記軸方向通路からの前記燃料を前記中心孔のほぼ接線方向に案内するとともに幅寸法がほぼ同一である旋回溝とを有しており、前記燃料は、流路断面積が異なる前記軸方向通路を介して前記旋回溝を通じて前記燃料噴射孔から中空円錐形状で、かつ周方向において濃度が不均一に噴霧されるようになっている筒内噴射用燃料噴射弁。 - 軸方向通路は、2箇所である請求項1に記載の筒内噴射用燃料噴射弁。
- 流路断面積が大きい方の軸方向通路と、流路断面積が小さい方の軸方向通路とは対称位置に設けられている請求項1または請求項2に記載の筒内噴射用燃料噴射弁。
- 旋回溝は、それぞれが中心孔の周方向に等分間隔で設けられている請求項1ないし請求項3の何れかに記載の筒内噴射用燃料噴射弁。
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