JP3596700B2 - Riding rice transplanter - Google Patents
Riding rice transplanter Download PDFInfo
- Publication number
- JP3596700B2 JP3596700B2 JP1234896A JP1234896A JP3596700B2 JP 3596700 B2 JP3596700 B2 JP 3596700B2 JP 1234896 A JP1234896 A JP 1234896A JP 1234896 A JP1234896 A JP 1234896A JP 3596700 B2 JP3596700 B2 JP 3596700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planting
- lever
- cam
- support shaft
- elevating lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 title claims description 13
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 title claims description 13
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 title 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 44
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 34
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 12
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 claims 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 18
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 6
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 3
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用田植機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗用田植機の一形態として自走可能な走行部の後方に植付部を昇降自在に連結し、同走行部の機体フレームの前部にエンジンを設け、同エンジンにミッションケースを連動機構を介して連動連設し、同ミッションケースに植付部の植付ミッションケースを伝動機構を介して連動連結したものがある。
【0003】
そして、連動機構は、エンジンの出力軸とミッションケースの入力軸との間に二本の連動ベルトをプーリーを介して並列的に巻回し、各連動ベルトをそれぞれテンションアームにより緊張・弛緩自在とし、各テンションアームに、その近傍に設けた植付変速レバーをリンク機構を介してそれぞれ連動連結して、同植付変速レバーによりテンションアームを介して各連動ベルトを選択的に緊張させることにより、植付変速操作を可能としている。
【0004】
また、走行部の運転部には、植付部を昇降操作するための植付部昇降レバーを設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した乗用田植機では、植付変速レバーがテンションアームの近傍に設けられているために、着座姿勢のオペレータにとっては、かかる植付変速レバーによる変速操作がしずらいという問題がある。
【0006】
しかも、植付変速レバーと植付部昇降レバーとがそれぞれ独立して設けられているために、植付部を下降させて植付作業位置に設定した後、植付部を始動させて植付作業を開始し、同植付部の増減速を行なって植付作業を行ない、植付部を適宜上昇させるという一連の操作を、二本の上記レバーで行なわなければならないために、操作性が悪いという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、自走可能な走行部の後方に植付部を昇降自在に連結し、同走行部の機体フレームの前部にエンジンを設け、同エンジンにミッションケースを連動機構を介して連動連設し、同ミッションケースに植付部の植付ミッションケースを伝動機構を介して連動連結した乗用田植機において、連動機構は、エンジンの出力軸とミッションケースの入力軸との間に複数の連動ベルトをプーリーを介して並列的に巻回し、各連動ベルトをそれぞれテンションアームにより緊張・弛緩自在とし、各テンションアームに植付変速レバーを操作用ワイヤを介してそれぞれ連動連結して、同植付変速レバーによりテンションアームを介して各連動ベルトを選択的に緊張させることにより、植付変速操作を可能とし、走行部の運転部に植付部昇降レバーを設け、同植付部昇降レバーにより植付部を昇降操作可能とすると共に、同植付部昇降レバーに上記植付変速レバーを兼用させ、植付部昇降レバーを支持するレバー支軸の近傍にカム支軸を配置し、同カム支軸にテンションアーム操作用カムを取付けると共に、同テンションアーム操作用カムは、上記カム支軸にボス部を介して四角板状のカム本体を取付け、同カム本体の上下側に対向する頂部にそれぞれ操作用ワイヤの一端を連結すると共に、各操作用ワイヤの他端を、前記テンションアームに連結し、カム本体の後側の頂部に略U字状のリンクの一端を連結し、同リンクの他端と機体フレームとの間に復元用スプリングを介設する一方、ボス部に先端二又状の連動用係合体を取付けて構成し、植付部昇降レバーを支持するレバー支持体に係合ピンを突設し、同係合ピンが植付部昇降レバーの植付部変速操作域において回動操作する範囲内でのみ上記連動用係合体に係合して、同植付部昇降レバーに連動して同連動用係合体とカム本体とを一体的にカム支軸を中心に回動させるようにして、植付部昇降レバーにより植付変速操作を可能としたことを特徴とする乗用田植機を提供するものである。
【0009】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1及び図2に示すAは、本発明に係る乗用田植機であり、同乗用田植機Aは、自走可能な走行部1の後方に植付部2を昇降リンク機構3を介して連結し、同植付部2を油圧式の昇降用シリンダ4により昇降可能としている。
【0011】
走行部1は、図1及び図2に示すように、機体フレーム10上の前部にエンジン11を設け、後部に運転部12を設けている。
【0012】
そして、図1及び図3に示すように、機体フレーム10の前部下側に、ミッションケース13を設けており、同ミッションケース13は、エンジン11に連動機構14を介して連動連結し、同ミッションケース13の左右側部より横外側方にそれぞれ左右フロントアクスルケース15,15 を突設し、同ケース15,15 の先端に前車輪16,16 を取付ける一方、ミッションケース13の後部より伝動機構としての伝動シャフト35を後方へ向けて伸延させ、同伝動シャフト35の後端に植付部2の植付ミッションケース2aを連動連結している。
【0013】
また、図1に示すように、機体フレーム10の後部には、リヤアクスルケース17を取付け、同リヤアクスルケース17の左右側端部にそれぞれ後車輪18,18 を取付けており、リヤアクスルケース17は、ミッションケース13に伝動軸(図示せず)を介して連動連結している。
【0014】
機体フレーム10上には、図1及び図2に示すように、左右側ステップ部と床面部と座席支持部と左右側リヤフェンダー部を具備するケーシング体20を張設しており、同ケーシング体20は、FRP等の高剛性を有する合成樹脂により一体成形している。
【0015】
ケーシング体20の前側中央部には、ボンネット21を設けており、同ボンネット21によりエンジン11と、同エンジン11の直上方に配設した燃料タンク22と、後述する運転部12のステアリングシャフト23をカバーしている。
【0016】
また、上記した運転部12は、図1及び図2に示すように、エンジン11の直後にステアリングシャフト23を立設し、同ステアリングシャフト23の上端にハンドル24を取付け、同ハンドル24の後方には、座席26をケーシング体20の後部に形成した座席支持部20a 上に直接取付けて配置している。
【0017】
そして、図1及び図2に示すように、ボンネット21の左側方にクラッチペダル30を配設する一方、同ボンネット21の右側方にブレーキペダル31を配設し、また、座席26の左側方に変速レバー32を配設する一方、座席26の右側方に植付部昇降レバー33を配設している。
【0018】
前記した連動機構14は、図3及び図4に示すように、エンジン11に設けた出力軸40とミッションケース13に設けた入力軸41との間に第1連動ベルト42と第2連動ベルト43とをそれぞれ第1入・出力プーリー44,45 と第2入・出力プーリー46,47 とを介して並列的に巻回する一方、両連動ベルト42,43 の直前方位置に第1・第2テンションアーム48,49 をテンションアーム支軸50を介して支持して、各テンションアーム48,49 により各連動ベルト42,43 をそれぞれ選択的に緊張させるダブルテンション方式として、各テンションアーム48,49 により後述する植付二段変速操作が行なえるようにしている。
【0019】
そして、図3及び図4に示すように、エンジン11の左側壁に取付けた油圧ポンプステー51に、左右幅方向に伸延する右側筒状支持部52を突設する一方、機体フレーム10に取付けた支軸ステー53に、左右幅方向に伸延する左側筒状支持部54を上記右側筒状支持部52と同一軸線上にて対向させて取付け、両筒状支持部52,54 中に前記テンションアーム支軸50を回転自在に挿通して、同テンションアーム支軸50の左右側端部をそれぞれ支持した両持ち支持構造にしている。151 は油圧ポンプ、152 はポンプ駆動ベルトである。
【0020】
このようにして、テンションアーム支軸50の剛性を確保して、同テンションアーム支軸50の撓み変形を防止することができるようにしている。
【0021】
従って、各連動ベルト42,43 に各テンションアーム48,49 を確実に押圧作用させることができて、クラッチ機能を良好に確保することができる。
【0022】
上記したテンションアーム支軸50には、図3及び図4に示すように、左右一対のボス部55,56 を嵌合しており、左側のボス部55は、テンションアーム支軸50に固定ピン57により固定して、同ボス部55の上部外周面より第1ワイヤ連結アーム58を上方へ向けて突出させる一方、同ボス部55の下部外周面よりスプリング連結アーム59を下方へ向けて突出させ、右側のボス部56の右側端部近傍位置にてテンションアーム支軸50に第1テンションアーム48の基端を固定し、同テンションアーム48の先端にテンションローラ48a を取付けている。
【0023】
また、右側のボス部56は、テンションアーム支軸50に回転自在に遊嵌して、同ボス部56の上部外周面より第2ワイヤ連結アーム60を上方へ向けて突出させる一方、同ボス部56の下部外周面に第2テンションアーム49の基端を固定し、同テンションアーム49の先端にテンションローラ49a を取付けている。61はスプリング連結ブラケット、62は、同スプリング連結ブラケット61とスプリング連結アーム59に突設した連結ピン59a との間に介設した第1スプリング、63は、スプリング連結ブラケット61と第2テンションアーム49に突設した連結ピン49b との間に介設した第2スプリングであり、各スプリング62,63 は、それぞれれ第1・第2連動ベルト42,43 の中途部に各テンションローラ48a,49a を押圧させて、各連動ベルト42,43 を緊張させるように弾性付勢している。
【0024】
このように、第2テンションアーム49がボス部56を介してテンション支軸50に対して回転すると共に、同テンションアーム支軸50自体も両筒状支持部52,54 を介して回転して、錆付き等により各テンションアーム48,49 がテンション機能を良好に果さなくなるという不具合の発生を防止することができるようにしている。
【0025】
また、上記した第1・第2テンションアーム48,49 は、図3に示すように、クラッチペダル30に連動連結しており、クラッチペダル30は、機体フレーム10に突設したペダル支軸65にボス部66を介して上下回動自在に取付け、同ボス部66にクラッチ作動アーム67を下方へ向けて突設して、同クラッチ作動アーム67と、前記ワイヤ連結アーム58,60 にそれぞれ対向させて左右幅方向に突設した係合ピン68,69 との間にクラッチ作動ロッド70を介設している。71はペダル復元用スプリング、72は、同スプリング71の一端を連結するスプリング連結アーム、73は、同スプリング71の他端を連結するスプリング連結ブラケットである。
【0026】
このようにして、クラッチペダル30を踏込み操作すると、第1・第2テンションアーム48,49 の先端にそれぞれ取付けたテンションローラ48a,49a が第1・第2連動ベルト42,43 から離隔する方向に回動して、両連動ベルト42,43 を弛緩させてクラッチ切断状態となるようにしている。
【0027】
この際、エンジン11からミッションケース13への動力伝達が切断されて前後左右側車輪16,16,18,18 の駆動が停止されると共に、植付ミッションケース2aへの動力伝達も切断される主クラッチ構造を構成している。
【0028】
しかも、クラッチ作動ロッド70の先端部には、図3に示すように、同クラッチ作動ロッド70の軸線方向に伸延摺る横長リング状の係合部70a を取付けて、同係合部70a を係合ピン68,69 に係合させている。
【0029】
このようにして、係合部70a 内では係合ピン68,69 が自由に前後摺動自在とし、その範囲内で、各テンションアーム48,49 を後述する植付部昇降レバー33によりそれぞれ各連動ベルト42,43 に切離自在として、植付二段変速操作が行なえるようにしている。
【0030】
また、図3に示すように、クラッチ作動アーム67にクラッチ作動ロッド70の基端部を連結している連結ピン75には、苗つぎワイヤ76の先端部を連結して、同苗つぎワイヤ76を上記クラッチ作動ロッド70の仮想軸線上にて後方へ伸延させて、同苗つぎワイヤ76の基端部を前記変速レバー32に連動連結している。
【0031】
このようにして、変速レバー32の苗つぎ位置へのレバー操作に連動して、第1・第2テンションアーム48,49 を、苗つぎワイヤ76、クラッチ作動アーム67、及びクラッチ作動ロッド70を介して、連動ベルト42,43 より離隔させるクラッチ切断作動が行なえるようにしている。
【0032】
この際、苗つぎワイヤ76は、クラッチ作動ロッド70を介してテンションアーム48,49 に連動連結しているために、クラッチ作動ロッド70の長さ分だけ、苗つぎワイヤ76を短くすることができると共に、操作荷重を軽減することができる。
【0033】
そして、連動ベルト42,43 が伸長した場合には、クラッチ作動ロッド70のみを調節することにより、テンションアーム48,49 によるクラッチ機能を良好に確保することができて、苗つぎワイヤ76を調節する手間を省くことができる。
【0034】
植付部昇降レバー33は、図5〜図9に示すように、レバー支軸84にレバー支持体85を介して取付けており、機体フレーム10に取付けた左右一対の軸支持ブラケット80,81 に、それぞれ左右幅方向に軸線を向けて対向させた筒状支持体82,83 を取付け、両筒状支持体82,83 中に左右幅方向に伸延するレバー支軸84を回転自在に挿通し、同レバー支軸84の右側端にレバー支持体85の下端部を取付け、同レバー支持体85の上端部に植付部昇降レバー33の下端部を枢支ブラケット86を介して前後方向に伸延する枢軸87の軸線廻りに左右回動自在に取付けている。88は植付部昇降レバーガイド溝、89はレバー復元用スプリングである。
【0035】
このようにして、植付部昇降レバー33を、昇降レバーガイド溝88に沿わせて、レバー支軸84を中心に前後方向に回動操作して、図5に示す植付部上昇操作位置(a) 、植付部中立操作位置(b) 、植付部下降操作位置(c) 、植付部第一速変速操作位置(d) 、及び、植付部第二速変速操作位置(e) にシフト操作可能とすると共に、枢軸87を中心に左右幅方向に回動操作して、植付部昇降レバーガイド溝88に形成した係止用凹部88a,88b,88c にそれぞれ係止可能としている。
【0036】
そして、レバー支軸84の中途部には、図5及び図6に示すように、仮止め体90を固定して取付けると共に、バルブ作動アーム91をボス部92を介して前後揺動自在に取付ける一方、これらの後上方位置に昇降用シリンダ4の切替バルブ93を配置し、同切替バルブ93より前方へ向けて切替スプール93a を突出させて、同切替スプール93a に上記仮止め体90の後上部に形成したバルブ作用部90a と、バルブ作動アーム91の後端部に形成したバルブ作用部91a とをそれぞれ回動・押圧作用させて、の切替バルブ93を切替作動させることにより、昇降用シリンダ4のピストンロッド4aを伸縮作動させて、植付部2を昇降リンク機構3を介して昇降させることができるようにしている。104 はバルブステーである。
【0037】
さらに、レバー支軸84の左側端部には、図5及び図6に示すように、後下方へ向けて自動中立復帰用アーム94を突設し、同アーム94の先端部と昇降用シリンダ4のピストンロッド4aとの間に自動中立復帰用ワイヤ95を介設している。
【0038】
このようにして、植付部昇降レバー33を、図5に示す時計方向に回動させて、植付部上昇操作位置(a) まで操作した際には、仮止め体90のバルブ作用部90a が切替スプール93a を押圧して、切替バルブ93をピストンロッド4aが短縮作動するように油圧回路を切替えて、同ピストンロッド4aが自動中立復帰用ワイヤ95を引張して、同ワイヤ95により自動中立復帰用アーム94が反時計方向に回動されて、レバー支軸84を介して植付部昇降レバー33を植付部中立操作位置(b) まで自動的に復帰させると共に、仮止め体90を中立復帰させて、切替バルブ93を中立位置に切替作動させることができるようにしている。
【0039】
仮止め体90には、図5〜図7に示すように、前方へ膨出状のカム面90b を形成して、同カム面90b の前端面部に植付クラッチ操作用カム部90c を形成すると共に、下端面部に仮止め用カム部90d を形成しており、同仮止め用カム部90d に、上昇仮止め用凹部90e と中立仮止め用凹部90f との下降仮止め用凹部90g と第一速仮止め用凹部90h と第二速仮止め用凹部90i とを形成している。
【0040】
そして、機体フレーム10に取付けた植付クラッチアーム支軸97に、前上方へ向けて伸延する植付クラッチ作用体としての植付クラッチアーム96の後端部をボス部98を介して上下揺動自在に取付け、同アーム96の先端部と植付ミッションケース2a内に設けた植付クラッチ(図示せず)との間に植付クラッチ作用ワイヤ99を介設すると共に、同アーム96の中途部に転動ローラ100 を回転自在に取付けて、同転動ローラ100 を前記仮止め体90の植付クラッチ操作用カム部90c に当接させている。
【0041】
このようにして、転動ローラ100 が、植付クラッチ操作用カム部90c の上半部の上を転動する植付部変速域では、前記植付クラッチを接続状態に保持する一方、同カム部90c の下半部の上を転動する植付部昇降域では、植付クラッチ部を切断状態に保持するようにしている。
【0042】
この際、植付部昇降レバー33を植付部下降操作位置(c) にシフト操作した状態で、転動ローラ100 は仮止め用カム部90c の第二速仮止め用凹部90i に係合するようにしている。
【0043】
また、機体フレーム10に取付けた仮止めアーム支軸101 に、後下方へ向けて伸延する仮止め作用体としての仮止めアーム102 の前端部をボス部103 を介して上下揺動自在に取付け、同アーム102 の後端部と切替バルブ93を支持するバルブステー104 との間に引張スプリング105 を介設すると共に、同アーム102 の中途部に転動ローラ106 を回転自在に取付けて、同転動ローラ106 を前記仮止め体90の仮止め用カム部90d に当接させている。
【0044】
このようにして、植付部昇降レバー33を、植付部上昇操作位置(a) にシフト操作すると、上昇仮止め用凹部90e に転動ローラ106 が係合して、同レバー33を仮止めすることができるようにしており、同様に、植付部昇降レバー33をそれぞれ植付部中立操作位置(b) 、植付部下降操作位置(c) 、植付部第一速変速操作位置(d) 、及び植付部第二速変速操作位置(e) にシフト操作した際には、転動ローラ106 が、中立仮止め用凹部90f 、下降仮止め用凹部90g 、第一速仮止め用凹部90h 、及び、第二速仮止め用凹部90i にそれぞれ係合して、同レバー33を仮止めすることができるようにしている。
【0045】
この際、仮止め体90にカム面90b を形成し、同カム面90b 上に仮止め用カム部90d と植付クラッチ操作用カム部90c を設けているために、仮止め用カム部90d への仮止めアーム102 の仮止め作用動作と、植付クラッチ操作用カム部90c への植付クラッチアーム96のクラッチ切断作用動作とを精度良く同調させることができると共に、操作性を向上させることができると共に、植付クラッチをタイミング良く確実に断続操作することができる。しかも、部品点数の削減も図れる。
【0046】
バルブ作動アーム91には、図8に示すように、レバー支軸84より下方へ伸延させて連動アーム91b を一体成形しており、同連動アーム91b には、変速レバー32に一端を連結した後進切替連動ワイヤ110 の他端を連結すると共に、昇降用シリンダ4のピストンロッド4aに一端を連結した中立姿勢復元用ワイヤ111 の他端を連結し、さらに、バルブステー10との間に姿勢保持用スプリング112 を介設している。
【0047】
このようにして、変速レバー32を後進変速操作をした場合には、後進切替ワイヤ110 と連動アーム91b とを介してバルブアーム91が切替バルブ93を切替スプール93a を介して切替作動させ、昇降用シリンダ4のピストンロッド4aを短縮作動させて、植付部2を昇降リンク機構3を介して上昇作動させることができるようにしている。
【0048】
従って、オペレータが、後進変速操作時に、別途植付部昇降レバー33を操作して植付部2を上昇させる必要がなくなり、誤操作を防止することができると共に、植付部昇降レバー33による植付部2の始動操作も楽に行なうことができて、操作性を向上させることができる。
【0049】
そして、ピストンロッド4aが最大短縮作動すると、中立姿勢復元用ワイヤ111 と連動アーム91b とを介してバルブ作動アーム93が中立姿勢に復元されて、それに連動して切替バルブ93が切替スプール93a を介して中立状態に切替作動されるようにしている。
【0050】
従って、昇降用シリンダ4への油圧の供給をロック状態にして、ピストンロッド4aを最大短縮状態に保持することができて、植付部2を上昇位置にて確実に姿勢保持することができる。
【0051】
また、図5に示すように、バルブ作動アーム91の上端部と、図1に示す植付部2に設けたセンサフロート2bとの間には、植付部自動昇降位置調節用ワイヤ113 を介設しており、センサフロート2bが植付部2の昇降を検出し、その検出結果にもとづいて、上記ワイヤ113 を介してバルブ作動アーム91が切替バルブ93の切替スプール93a を切替作動させ、昇降用シリンダ4のピストンロッド4aを伸縮作動させて、植付部2を昇降リンク機構3を介して自動的に昇降位置調節することにより、植付深さを一定に保持することができるようにしている。
【0052】
ここで、レバー支持体85の上部と昇降リンク機構3との間には、図8に示すように、レバー強制中立復帰用ワイヤ134 を介設している。
【0053】
このようにして、前記のように変速レバー32を後進変速操作して植付部2を上昇作動させた際に、同植付部2の上昇動作にレバー強制中立復帰用ワイヤ134 を介して植付部昇降レバー33を植付部中立操作位置(b) に強制復帰させて、同植付部中立操作位置(b) より植付部昇降レバー33の後続操作を速やかに行なうことができるようにしている。
【0054】
レバー支軸84の前上方位置には、図5及び図6に示すように、カム支軸115 を配置しており、同カム支軸115 は、機体フレーム10より立上げた左側支軸ステー116 と、レバー支軸84の右側端部より前上方へ立上げた右側支軸ステー117 との間に横架し、同カム支軸115 の右側部にテンションアーム操作用カム118 を取付ける共に、左側部にデフロックレバー119 を取付けている。120 はデフロックワイヤである。
【0055】
そして、テンションアーム操作用カム118 は、図5、図6、及び図9に示すように、カム支軸115 の右側部にボス部121 を遊嵌し、同ボス部121 の左側端に四角板状のカム本体122 を取付け、同カム本体122 の上下側に対向する頂部にそれぞれ第1・第2操作用ワイヤ123,124 の一端を連結すると共に、各操作用ワイヤ123,124 の他端を、前記第1・第2テンションアーム48,49 にそれぞれ連動連設した第1・第2ワイヤ連結アーム58,60 に連結し、カム本体122 の後側の頂部に略U字状のリンク125 の一端を連結し、同リンク125 の他端と機体フレーム10に取付けたワイヤ支持ブラケット126 との間に復元用スプリング127 を介設する一方、ボス部121 の右側端に先端二又状の連動用係合体128 を取付けている。
【0056】
また、植付部昇降レバー33を支持するレバー支持体85の上部左側壁には、係合ピン130 を左側方へ突設し、同係合ピン130 が植付部昇降レバー33の植付部変速操作域、すなわち植付部第一速変速操作位置(d) と植付部第二速変速操作位置(e) との間で前後回動操作する範囲内でのみ上記連動用係合体128 に係合して、同レバー33に連動して同連動用係合体128 とカム本体122 とを一体的にカム支軸115 を中心に回動させるようにしている。
【0057】
このようにして、植付部昇降レバー33を植付部第一速変速操作位置(d) にシフト操作した場合には、カム本体122 の回動により第2操作用ワイヤ124 が引張されて、第2テンションアーム49を第2ワイヤ連結アーム60を介して第2連動ベルト43より離隔させて、同第2連動ベルト43による動力を切断した状態にすると共に、第1操作用ワイヤ123 は弛緩され、第1テンションアーム48がテンションローラ48a を介して第1連動ベルト42を緊張させて、動力を接続した状態にする一方、植付部昇降レバー33を植付部第二速変速操作位置(e) にシフト操作した場合には、カム本体122 の回動により上記とは反対の作動がなされて、第1連動ベルト42が動力切断状態になると共に、第2連動ベルト43が動力接続状態となって、植付部2の植付二段変速操作を植付変速レバーを兼用する1本の植付部昇降レバー33により行なうことができるようにしている。
【0058】
なお、植付部昇降レバー33には、機体フレーム10の一側部に起倒自在に取付けたサイドマーカー(図示せず)を起倒操作可能に連動連結している。
【0059】
従って、本実施例では、オーペレータが着座姿勢で操作を行ない易い位置である座席26の右側方位置に植付部昇降レバー33を配置して、かかる1本の植付部昇降レバー33を操作することにより、一連の作業操作である植付部2の下降操作→サイドマーカーの倒伏使用位置設定操作→植付部2の始動操作→植付増速操作→植付減速操作→植付部2の停止操作→サイドマーカーの起立収納位置設定操作→植付部2の上昇操作を楽に行なうことができる。
【0060】
しかも、植付部2の昇降操作に係るレバー支軸84と、植付二段変速操作に係るカム支軸115 とを別々にしているために、各構成部材の腐食や飛散土の付着等による誤動作を少なくして、植付部2の下降操作が行なわれなければ、植付二段変速操作が行なえず、従って、植付部2の誤動作を防止することができて、植付作業上の安全性を確保することができる。
【0061】
【効果】
本発明によれば、次のような効果がある。
【0062】
すなわち、本発明では、連動機構は、エンジンの出力軸とミッションケースの入力軸との間に複数の連動ベルトをプーリーを介して並列的に巻回し、各連動ベルトをそれぞれテンションアームにより緊張・弛緩自在とし、各テンションアームに植付変速レバーを操作用ワイヤを介してそれぞれ連動連結して、同植付変速レバーによりテンションアームを介して各連動ベルトを選択的に緊張させることにより、植付変速操作を可能とし、走行部の運転部に植付部昇降レバーを設け、同植付部昇降レバーにより植付部を昇降操作可能とすると共に、同植付部昇降レバーに上記植付変速レバーを兼用させ、植付部昇降レバーを支持するレバー支軸の近傍にカム支軸を配置し、同カム支軸にテンションアーム操作用カムを取付けると共に、同テンションアーム操作用カムは、上記カム支軸にボス部を介して四角板状のカム本体を取付け、同カム本体の上下側に対向する頂部にそれぞれ操作用ワイヤの一端を連結すると共に、各操作用ワイヤの他端を、前記テンションアームに連結し、カム本体の後側の頂部に略U字状のリンクの一端を連結し、同リンクの他端と機体フレームとの間に復元用スプリングを介設する一方、ボス部に先端二又状の連動用係合体を取付けて構成し、植付部昇降レバーを支持するレバー支持体に係合ピンを突設し、同係合ピンが植付部昇降レバーの植付部変速操作域において回動操作する範囲内でのみ上記連動用係合体に係合して、同植付部昇降レバーに連動して同連動用係合体とカム本体とを一体的にカム支軸を中心に回動させるようにして、植付部昇降レバーにより植付変速操作を可能としている。
【0063】
このようにして、植付部の昇降操作に係るレバー支軸と、植付変速操作に係るカム支軸とを別々にして、同カム支軸に設けたテンションアーム操作用カムのカム本体と連動用係合体とを一体的にカム支軸を中心に回動させるようにしているため、各構成部材の腐食や飛散土の付着等による誤動作を少なくすることができると共に、植付部の下降操作が行なわれなければ、植付変速操作が行なえず、従って、植付部の誤動作を防止することができて、植付作業上の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用田植機の側面図。
【図2】同乗用田植機の平面図。
【図3】連動機構の側面図。
【図4】同連動機構の平面図。
【図5】植付部昇降レバーの側面図。
【図6】同植付部昇降レバーの平面図。
【図7】仮止め体の側面図。
【図8】バルブ作動アームの側面図。
【図9】テンションアーム操作用カムの側面図。
【符号の説明】
A 乗用田植機
1 走行部
2 植付部
3 昇降リンク機構
4 昇降用シリンダ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a riding rice transplanter.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a form of riding rice transplanter, a planting part is connected to the rear of a self-propelled traveling part so as to be able to move up and down, an engine is installed at the front of the body frame of the traveling part, and a transmission case is linked to the engine. And a transmission mission case of a planting portion is interlockingly connected to the transmission case via a transmission mechanism.
[0003]
Then, the interlocking mechanism winds two interlocking belts in parallel between the output shaft of the engine and the input shaft of the transmission case via pulleys, and enables each interlocking belt to be freely tensioned and relaxed by the tension arm, Each of the tension arms is connected to an implanted transmission lever provided in the vicinity thereof via a link mechanism, and each of the interlocking belts is selectively tensioned via the tension arm by the implanted transmission lever, whereby the implantation is performed. A gearshift operation is possible.
[0004]
The driving section of the traveling section is provided with a planting section raising / lowering lever for raising and lowering the planting section.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described riding rice transplanter, since the planting shift lever is provided near the tension arm, there is a problem that it is difficult for the operator in a sitting posture to perform the shifting operation using the planting shift lever.
[0006]
Moreover, since the planting shift lever and the planting part elevating lever are provided independently of each other, the planting part is lowered and set to the planting work position, and then the planting part is started and planted. Since a series of operations of starting work, increasing and decelerating the planting section, performing planting work, and raising the planting section as appropriate must be performed with the two levers, operability is reduced. There is a problem of bad.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the present invention, the planting section is connected to the rear of the self-propelled traveling section so as to be able to move up and down, an engine is provided at the front of the body frame of the traveling section, and the transmission case is connected to the engine via an interlocking mechanism. In a passenger rice transplanter, which is linked and connected to the transmission case and the transmission case of the planting section is connected to the transmission case via a transmission mechanism, the transmission mechanism is provided between the output shaft of the engine and the input shaft of the transmission case. The interlocking belts are wound in parallel via pulleys, and the interlocking belts can be freely tensioned and relaxed by the tension arms. By selectively tensioning each interlock belt via the tension arm with the planting shift lever, the planting speed change operation is enabled, and the planting section moves up and down in the driving section of the traveling section. A bar is provided, and the planting section can be moved up and down by the planting section elevating lever, and the planting section elevating lever also serves as the above-described planting shift lever, and a lever support shaft that supports the planting section elevating lever is provided. A cam support shaft is disposed in the vicinity, and a tension arm operation cam is mounted on the cam support shaft, and the tension arm operation cam is mounted on the cam support shaft with a square plate-shaped cam body via a boss portion, One end of an operation wire is connected to each of the tops facing the upper and lower sides of the cam body, and the other end of each operation wire is connected to the tension arm. One end of the link is connected, and a restoring spring is interposed between the other end of the link and the body frame. Lever support for lifting lever An engaging pin protrudes from the body, and the engaging pin engages with the interlocking engaging body only within a range in which the engaging pin is pivotally operated in the planting portion shifting operation area of the planting portion elevating lever, and the planting is performed. The interlocking engaging body and the cam body are integrally rotated about the cam support shaft in conjunction with the section raising / lowering lever. To provide a riding rice transplanter.
[0009]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0010]
A shown in FIG. 1 and FIG. 2 is a riding rice transplanter according to the present invention. The riding rice transplanter A has a
[0011]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0012]
As shown in FIGS. 1 and 3, a
[0013]
As shown in FIG. 1, a
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 2, a
[0015]
A
[0016]
In addition, as shown in FIGS. 1 and 2, the
[0017]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0018]
The
[0019]
As shown in FIGS. 3 and 4, a right
[0020]
In this manner, the rigidity of the tension
[0021]
Accordingly, the
[0022]
As shown in FIGS. 3 and 4, a pair of left and
[0023]
The
[0024]
As described above, the
[0025]
The first and
[0026]
In this manner, when the
[0027]
At this time, the power transmission from the
[0028]
Further, as shown in FIG. 3, a horizontally long ring-shaped
[0029]
In this manner, the engaging
[0030]
As shown in FIG. 3, the distal end of the
[0031]
In this manner, the first and
[0032]
At this time, since the
[0033]
When the interlocking
[0034]
As shown in FIGS. 5 to 9, the planting
[0035]
In this way, the planting portion raising / lowering
[0036]
As shown in FIGS. 5 and 6, a
[0037]
As shown in FIGS. 5 and 6, an
[0038]
In this manner, when the planting portion elevating / lowering
[0039]
As shown in FIGS. 5 to 7, the
[0040]
Then, the rear end of the planting
[0041]
In this manner, in the planting portion shift range in which the rolling
[0042]
At this time, the rolling
[0043]
Further, the front end of a
[0044]
In this way, when the planting portion elevating / lowering
[0045]
At this time, since the cam surface 90b is formed on the temporary fixing
[0046]
As shown in FIG. 8, an interlocking arm 91b is formed integrally with the
[0047]
In this way, when the
[0048]
Therefore, it is not necessary for the operator to operate the planting portion raising / lowering
[0049]
Then, when the
[0050]
Therefore, the supply of the hydraulic pressure to the
[0051]
As shown in FIG. 5, between the upper end of the
[0052]
Here, as shown in FIG. 8, a lever forced
[0053]
In this manner, when the
[0054]
As shown in FIGS. 5 and 6, a
[0055]
As shown in FIGS. 5, 6, and 9, the tension
[0056]
An
[0057]
In this manner, when the planting portion raising / lowering
[0058]
In addition, a side marker (not shown), which is attached to one side of the
[0059]
Therefore, in this embodiment, the planting
[0060]
In addition, since the
[0061]
【effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
[0062]
That is, in the present invention, the interlocking mechanism winds a plurality of interlocking belts in parallel between the output shaft of the engine and the input shaft of the transmission case via pulleys, and tensions and relaxes each interlocking belt by the tension arm. The planting shift can be adjusted freely by connecting the planting shift lever to each tension arm via an operation wire and selectively tensioning each interlocking belt via the tension arm with the planting shift lever. The planting section elevating lever is provided in the driving section of the traveling section, and the planting section can be operated up and down by the planting section elevating lever. A cam support shaft is arranged near the lever support shaft that supports the planting section elevating lever, and a cam for tension arm operation is mounted on the cam support shaft. The arm operation cam has a square plate-shaped cam body attached to the cam support shaft via a boss, and one end of an operation wire is connected to each of the tops opposed to the upper and lower sides of the cam body. The other end of the wire is connected to the tension arm, one end of a substantially U-shaped link is connected to the top on the rear side of the cam body, and a restoring spring is interposed between the other end of the link and the body frame. On the other hand, a bifurcated engaging body for tip is attached to the boss portion, and an engaging pin is projected from a lever support for supporting the planting portion elevating lever, and the engaging pin is attached to the planting portion. The interlocking engagement body and the cam body are integrated with the interlocking engagement body only in a range where the raising / lowering lever is rotated in the planting section speed change operation area, and in conjunction with the planting section elevation lever. To rotate the planting section elevating lever Ri planting thereby enabling the shift operation.
[0063]
In this manner, the lever support shaft related to the raising and lowering operation of the planting portion and the cam support shaft related to the planting speed change operation are separately provided, and are interlocked with the cam body of the tension arm operating cam provided on the cam support shaft. Since the engaging member is integrally rotated about the cam support shaft, malfunctions due to corrosion of each constituent member and adhesion of flying soil can be reduced, and the lowering operation of the planting portion can be performed. Is not performed, the planting speed change operation cannot be performed, and therefore, a malfunction of the planting portion can be prevented, and safety in the planting operation can be ensured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a riding rice transplanter according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the same rice transplanter.
FIG. 3 is a side view of the interlocking mechanism.
FIG. 4 is a plan view of the interlocking mechanism.
FIG. 5 is a side view of a planting portion elevating lever.
FIG. 6 is a plan view of the planting portion elevating lever.
FIG. 7 is a side view of a temporary fixing body.
FIG. 8 is a side view of a valve operating arm.
FIG. 9 is a side view of a tension arm operation cam.
[Explanation of symbols]
A
Claims (1)
連動機構は、エンジンの出力軸とミッションケースの入力軸との間に複数の連動ベルトをプーリーを介して並列的に巻回し、各連動ベルトをそれぞれテンションアームにより緊張・弛緩自在とし、各テンションアームに植付変速レバーを操作用ワイヤを介してそれぞれ連動連結して、同植付変速レバーによりテンションアームを介して各連動ベルトを選択的に緊張させることにより、植付変速操作を可能とし、
走行部の運転部に植付部昇降レバーを設け、同植付部昇降レバーにより植付部を昇降操作可能とすると共に、同植付部昇降レバーに上記植付変速レバーを兼用させ、
植付部昇降レバーを支持するレバー支軸の近傍にカム支軸を配置し、同カム支軸にテンションアーム操作用カムを取付けると共に、
同テンションアーム操作用カムは、上記カム支軸にボス部を介して四角板状のカム本体を取付け、同カム本体の上下側に対向する頂部にそれぞれ操作用ワイヤの一端を連結すると共に、各操作用ワイヤの他端を、前記テンションアームに連結し、カム本体の後側の頂部に略U字状のリンクの一端を連結し、同リンクの他端と機体フレームとの間に復元用スプリングを介設する一方、ボス部に先端二又状の連動用係合体を取付けて構成し、
植付部昇降レバーを支持するレバー支持体に係合ピンを突設し、同係合ピンが植付部昇降レバーの植付部変速操作域において回動操作する範囲内でのみ上記連動用係合体に係合して、同植付部昇降レバーに連動して同連動用係合体とカム本体とを一体的にカム支軸を中心に回動させるようにして、植付部昇降レバーにより植付変速操作を可能としたことを特徴とする乗用田植機。The planting section is connected to the rear of the self-propelled traveling section so as to be able to move up and down freely, an engine is installed at the front of the body frame of the traveling section, and a transmission case is linked to the engine via an interlocking mechanism. In a riding rice transplanter in which the planting mission case of the planting section is linked to the mission case via a transmission mechanism,
The interlock mechanism winds a plurality of interlock belts in parallel between the output shaft of the engine and the input shaft of the transmission case via pulleys, and allows each interlock belt to be freely tensioned / relaxed by the tension arm. The planting shift lever is interlockingly connected to each other via an operation wire, and each of the interlocking belts is selectively tensioned via the tension arm by the planting shift lever, thereby enabling a planting shift operation .
The planting part elevating lever is provided in the driving part of the traveling part, and the planting part can be operated up and down by the planting part elevating lever, and the planting part elevating lever also serves as the planting transmission lever,
A cam support shaft is arranged near a lever support shaft that supports the planting portion elevating lever, and a tension arm operation cam is mounted on the cam support shaft,
The tension arm operation cam has a square plate-shaped cam body attached to the cam support shaft via a boss portion, and one end of an operation wire is connected to each of the top portions facing the upper and lower sides of the cam body. The other end of the operating wire is connected to the tension arm, one end of a substantially U-shaped link is connected to the top on the rear side of the cam body, and a restoring spring is provided between the other end of the link and the body frame. On the other hand, a bifurcated tip engagement member is attached to the boss,
An engaging pin protrudes from a lever support that supports the planting portion elevating lever, and the interlocking member is provided only within a range in which the engaging pin rotates in the planting portion shifting operation area of the planting portion elevating lever. Engage with the union, rotate the engaging body for engagement and the cam body integrally about the cam support shaft in conjunction with the planting portion elevating lever, and plant by the planting portion elevating lever. A rice transplanter for riding, characterized in that a shift operation can be performed .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234896A JP3596700B2 (en) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | Riding rice transplanter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234896A JP3596700B2 (en) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | Riding rice transplanter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09201121A JPH09201121A (en) | 1997-08-05 |
JP3596700B2 true JP3596700B2 (en) | 2004-12-02 |
Family
ID=11802787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1234896A Expired - Fee Related JP3596700B2 (en) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | Riding rice transplanter |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3596700B2 (en) |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP1234896A patent/JP3596700B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09201121A (en) | 1997-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3998488B2 (en) | Shifting structure of work equipment | |
JP3596700B2 (en) | Riding rice transplanter | |
JP3596699B2 (en) | Riding rice transplanter | |
JP3596703B2 (en) | Riding rice transplanter | |
JP3595054B2 (en) | Riding rice transplanter | |
JP4935191B2 (en) | Ride type seedling transplanter | |
JP3625939B2 (en) | Passenger rice transplanter | |
JP4594754B2 (en) | Shifting structure of work equipment | |
JP4021790B2 (en) | Shifting operation structure of paddy field machine | |
JP4039960B2 (en) | Spare seedling stand structure for riding rice transplanter | |
JP5285263B2 (en) | Spare seedling stand structure for riding rice transplanter | |
JP4582128B2 (en) | Ride type rice transplanter | |
JP4408781B2 (en) | Shifting structure of work equipment | |
JP3995326B2 (en) | Paddy field work vehicle | |
JP3616064B2 (en) | Riding work machine | |
JPS6239947Y2 (en) | ||
JP3964815B2 (en) | Passenger rice transplanter | |
JP3685761B2 (en) | Riding work machine | |
JPH0119620Y2 (en) | ||
JP3509619B2 (en) | Rice transplanter | |
JP4258970B2 (en) | Ride type seedling planting machine | |
JP3678710B2 (en) | Riding work machine | |
JPH09301005A (en) | Farm working machine | |
JP3362283B2 (en) | Moving agricultural machine | |
JPH0217241Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040902 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |