JP3596355B2 - 温水床暖房装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水床暖房装置に関し、詳しくは温水パイプを内蔵しているパネルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の温水床暖房システムとして、温水パイプを内蔵しているパネル1′(マット)を図6(a)に示す下地合板30上、或いは図6(b)に示す根太31間に設置し、このパネル1′の上に仕上げ床材32を施工するものがある。
【0003】
また他の従来システムとして、図7に示すように、表層材が一体化されているパネル1″内に温水パイプ2を埋め込んだものがある。この場合、図6のように仕上げ床材を別体としたものと比較して、床面が温まるのに時間がかからないという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の図6に示す仕上げ床材32とパネル1′とが別体である分離型のタイプ、或いは図7に示す表層材と一体型のパネル1″のタイプにあっては、いずれも、温水パイプ2とボイラからの送りパイプ(入り側、出側)との接続、又はパネル間送りパイプとの接続を、周辺の床材内部或いは床下で行うようにしている。このためパイプの接続箇
所が増えて、配管接続作業に時間と手間がかかり、施工性が悪くなる。しかも、従来のように配管接続部が周辺の床材内部で行われる場合や、床下で配管接続される場合にあっては、配管接続作業及び施工後のメンテナンスに非常に手間がかかり、殊に床下配管の場合には、パイプを床下に落とすために、下地合板30に開口孔を多数設ける必要があり、施工工数が増えて施工が一層困難となる。また図7に示すように、温水パイプ2の端部33がパネル1″の外部に突出しているものでは、隣り合うパネル間での温水パイプ2同士の配管接続部がパネル1″の外部に位置するようになり、この配管接続部が普通の床材で覆われた場合には、誤って釘が配管接続部に打たれて水漏れする心配もある。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パネルに内蔵されている温水パイプの配管接続作業を床上から簡単に行うことができ、しかも温水パイプの接続箇所を少なくでき、これにより施工性の向上及びメンテナンス性の向上を図ることができる温水床暖房装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、往路管3と復路管4とからなる温水パイプ2が内蔵されているパネル1を備えた温水床暖房装置であって、パネル1の一側面に配管挿入口18が形成され、パネル1の内部に温水パイプ2の一方のジョイント部5が配置され、パネル1には少なくとも配管挿入口18から温水パイプ2の一方のジョイント部5まで達する配管用トンネル6が形成されていると共に、配管用トンネル6の一部にパネル1の上方に開口した配管接続口7が形成されており、パネル1の配管挿入口18が形成されている一側面とは反対側の他側面から外側に向かって温水パイプ2の他方のジョイント部10が突出しており、上記温水パイプ2の他方のジョイント部10が隣り合うパネル1の配管挿入口18から配管用トンネル6内に挿入されて温水パイプ2の一方のジョイント部5に接続可能となっており、温水パイプ2の一方のジョイント部5がI字形ジョイントパイプ9からなり、他方のジョイント部10がL字形ジョイントパイプ8からなり、配管用トンネル6の幅寸法cが少なくとも2本の温水パイプ2を合わせた全幅寸法aより幅広に設定されたことを特徴としており、このように構成することで、複数のパネル1を順次並べていく際に、最初のパネル1の外部に突出している温水パイプ2の他方のジョイント部10を、次のパネル1の配管挿入口18から配管用トンネル6内に差し込み、配管接続口7を介して温水パイプ2の一方のジョイント部5に接続することで、温水パイプ2同士を床上から簡単に接続することができる。また従来のように床下地にパイプ挿入用の開口孔を多数設けたり、床下での配管接続を行わなくて済み、そのうえ配管接続後には、温水パイプ2の配管接続部はすべてパネル1の配管用トンネル6内に配置されるので、パイプに誤って釘などが打たれる心配がなく、水漏れの危険性をなくすことができ、さらに施工後においては配管接続口7から配管接続部の点検を簡単に行うことができる。また上記温水パイプ2の一方のジョイント部5がI字形ジョイントパイプ9からなり、他方のジョイント部10がL字形ジョイントパイプ8からなることにより、温水パイプ2のL字形ジョイントパイプ8を配管用トンネル6の幅方向Bにスライドさせるだけで、L字形ジョイントパイプ8をI字形ジョイントパイプ9に容易且つ確実に接続できるようになる。さらに配管用トンネル6の幅寸法cが少なくとも2本の温水パイプ2を合わせた全幅寸法aより幅広に設定されたことにより、2本の温水パイプ2のL字形ジョイントパイプ8を同時に配管用トンネル6内に挿入できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0008】
本実施形態の温水床暖房装置は、図1に示すように、床暖房パネル1(以下、「パネル1」と称する。)内に、温水を循環させる往路管3と復路管4とからなる温水パイプ2が埋め込まれている。図2に示す例では、パネル1は、基材14と枠材16の表面に、アルミ箔17などの均熱材を介して、表層材15を貼着して構成されている。枠材16の外側面には、嵌合凹所40がそれぞれ形成されており、やとい実19を介して隣接するパネル1同士を面一状に接続できるようになっている。
【0009】
本例の温水パイプ2は、図1に示すように、パネル1の外周側に配置される外回りパイ
プ3aと、外回りパイプ3aよりも内側に配置される内回りパイプ4aとからなり、外回りパイプ3aを往路管3とし、内回りパイプ4aを復路管4としている。
【0010】
パネル1の内部には、温水パイプ2の一方のジョイント部5が配置されている。つまり、外回りパイプ3aの一方のジョイント部5と内回りパイプ4aの一方のジョイント部5とがそれぞれパネル1の内部に配置されている。
【0011】
上記パネル1の幅方向Aの一側面には、横方向に開口した配管挿入口18が形成されており、パネル1内部には、少なくとも配管挿入口18から温水パイプ2の一方のジョイント部5まで達する配管用トンネル6が形成されている。
【0012】
パネル1の表層材15の一部には、パネル1の上方に開口した配管接続口7が形成されている。この配管接続口7は、配管用トンネル6の一部をパネル1の上方に開口させるためのものであり、表層ピース13によって開閉自在に覆われている。本例では、図5に示すように、配管接続口7の下方の配管用トンネル6部分に面して凹所20が形成されており、この凹所20内に温水パイプ2のI字形ジョイントパイプ9が突出した状態で配置されており、温水パイプ2のL字形ジョイントパイプ8と温水パイプ2のI字形ジョイントパイプ9とを互いに接続できるようになっている。なお凹所20は入口程広くなるように略喇叭状に開口しており、配管接続の容易化が図られていると共に、凹所20の両側に立設した立ちあがり部21にて表層ピース13の外周部を安定良く支持できる構造となっている。
【0013】
さらに、パネル1の配管挿入口18が形成されている一側面とは反対側の幅方向Aの他側面から外側に向かって、温水パイプ2の他方のジョイント部10が突出している。つまり、図1に示す外回りパイプ3aの他方のジョイント部10と内回りパイプ4aの他方のジョイント部10とがそれぞれパネル1の外側に突出している。そしてこれら外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aの他方のジョイント部10が、隣り合うパネル1の配管挿入口18から配管用トンネル6内に挿入されて上記外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aの一方のジョイント部5に個別に接続可能となっている。
【0014】
図3は、図1、図2のパネル1を用いた床暖房システムの一例を示している。図3に示す例では、3枚のパネル1が長さ方向Bにずれた状態で並べられており、各パネル1の配管用トンネル6がほぼ一直線状に並ぶように、隣り合うパネル1間の配管用トンネル6の位置を異ならせてある。パネル1の枚数は特に限定されない。ここでは、最初と中央のパネル1が上記図1、図2のパネル1で構成されており、最後のパネル1Aは別パネルで構成されている。この別のパネル1Aは、パネル1の幅方向A全長に亘って配管用トンネル6が形成されている点で、図1、図2のパネル1とは異なっている。図3においてボイラからの送りパイプ(入り側、出側)が接続される最初のパネル1の配管用トンネル6内には、ボイラからの送りパイプ(入り側、出側)がそれぞれ引き込まれている。図中のホは送りパイプの立ち上げ箇所を示している。最初のパネル1の外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aの一方のジョイント部5は、ボイラからの送りパイプの入り側及び出側に各々接続されている。最初のパネル1の外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aの他方のジョイント部10は、中央側のパネル1の配管用トンネル6内に挿入されて、外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aの一方のジョイント部5にそれぞれ接続されている。同様にして中央側のパネル1の外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aの他方のジョイント部10は最後のパネル1Aの外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aの一方のジョイント部5に接続されている。最後のパネル1Aの外回りパイプ3aの他方のジョイント部10と内回りパイプ4aの他方のジョイント部10とはU字管41により接続されており、これにより各パネル1に内蔵されている外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aが1本の通路でつながった配管システムが構成されている。
【0015】
しかして、パネル1内の温水パイプ2を外回りパイプ3aと内回りパイプ4aとの2系統に分け、これら外回りパイプ3a及び内回りパイプ4aの一方のジョイント部5を配管接続口7の下方にそれぞれ位置させ、他方のジョイント部10をパネル1の外側にそれぞれ突出させたので、図3に示す複数のパネル1を順次並べていく際に、最初のパネル1の外部に突出している温水パイプ2の他方のジョイント部10を、次のパネル1の配管挿入口18から配管用トンネル6内に差し込み、このパネル1の配管接続口7の下方位置で温水パイプ2の一方のジョイント部5に接続することで、最初のパネル1と次のパネル1の外回りパイプ3a同士及び内回りパイプ4a同士を床上から簡単に接続することができる。しかも、配管用トンネル6の一部を上方に開口させて配管接続口7としてあるので、配管接続口7を塞いでいる表層ピース13を開くだけで、隣り合う一方のパネル1から突出している温水パイプ2の他方のジョイント部10と、他方のパネル1に内蔵されている温水パイプ2の一方のジョイント部5との接続作業を床上から簡単に行うことができる。そして耐圧(水漏れ)テスト後に、水漏れがないことを確認してから、表層ピース13を閉じて仕上げることができる。このようにして、床上から配管接続口7を介して配管接続作業を簡単に行うことができる。また配管接続後には、温水パイプ2の他方のジョイント部10もパネル1の配管用トンネル6内に収納されるので、温水パイプ2の一方のジョイント部5だけでなく、他方のジョイント部10もパネル1の外部には突出しなくなり、従って温水パイプ3の配管接続部はすべてパネル1内に収納されることとなる。これにより、従来のようにパネルから突出している配管接続部に誤って釘などが打たれる心配がなく、水漏れの危険性をなくすことができるものである。
【0016】
また配管用トンネル6の一部を床上に開口して配管接続口7としたので、従来のように床下地にパイプ挿入用の開口孔を多数設けたり、床下での配管接続を行わなくて済む。そのうえ床暖房パネル1の施工後に、隣り合う温水パイプ2同士の配管接続ができるので、大工工事と配管工事との分離が可能となり、一層の省施工化を図ることができる。
【0017】
また、温水パイプ2のジョイント部5,10同士を直接接続することで、パネル1間送りパイプなどが不要となり、その分だけパイプの接続箇所が減り、施工性が向上する。しかも、最初のパネル1内の外回りパイプ3aの入り側と、内回りパイプ4aの出側とが互いに近接して配置されているため、ボイラからの送りパイプ(入り側、出側)を1箇所(図4のホで示す箇所)で立ち上げるだけでよく、施工性が一層向上する。また、外回りパイプ3aを往路管3とし、内回りパイプ4aを復路管4としたので、熱が逃げ易いパネル1の外周側の昇温性を高めることができ、パネル1全体をより均等に加熱、昇温できるようになる。そのうえ1枚のパネル1内で外回りパイプ3aと内回りパイプ4aとが隣り同士となり、温度のばらつきを抑えることができる。特に、パネル1内部において、往路管3となる外回りパイプ3aと復路管4となる内回りパイプ4aとが隣り同士に配置されているので、最初のパネル1内で最も温度が高い外回りパイプ3aと最も温度の低い内回りパイプ4aとが隣り合い、中央のパネル1内では二番目に温度の高い外回りパイプ3aと二番目に温度が低い内回りパイプ4aとが隣り合い、最後のパネル1A内では三番目に温度の高い外回りパイプ3aと三番目に温度の低い内回りパイプ4aとが隣り合うことで、それぞれ温度のバランスが良くなり、各パネル1において平均温度にほぼ近い温度が得られるようになり、各パネル1間の温度差を極力小さくすることができる。さらに加えて、表層材15の裏面全面に亘ってアルミ箔17(図2)が貼着されているので、温水パイプ2からの熱だけでなく、ジョイント部5,10からの熱もアルミ箔17を介して表層材15の端部まで伝わり、従来では温度を上昇させることができなかったパネル1の端部の昇温性を高めることができるという利点もある。
【0018】
また施工後においては、故障などの不具合の際には、表層ピース13を開いて配管接続口7から配管接続部19の点検を簡単に行えるので、メンテナンス性も良くなる。
【0019】
なお、本実施形態では、パネル1と表層材15とを分離したタイプのものを例示したが、これに限定されず、表層材一体型のタイプのものにも同様に適用される。この場合、パネル1内に配管用トンネル6を形成し、パネル1の表面部を一部切り欠いて上方に開口した配管接続口7とすればよいものであり、また表層材一体型とすることで、昇温性を一層向上させることができる。
【0020】
図4、図5は配管接続を容易にするために、温水パイプ2の一方のジョイント部5をI字形ジョイントパイプ9で構成し、他方のジョイント部10をL字形ジョイントパイプ8で構成した構造を示している。つまり、パネル1の幅方向Aに沿って細長く配管用トンネル6を形成した場合、配管用トンネル6内の狭いスペースで温水パイプ2のジョイント部
同士を接続することが要求される。そこで、本実施形態では、パネル1から突出している他方のジョイント部10としてL字形ジョイントパイプ8を用いることで、図5の矢印イで示す方向(配管用トンネル6の幅方向)に温水パイプ2をスライドさせるだけで、L字形ジョイントパイプ8を別のパネル1の温水パイプ2のI字形ジョイントパイプ9に容易に接続できるようになる。なお、L字形ジョイントパイプ8は温水パイプ2の端部に対して予め接続しておいてもよいが、パネル1を敷設した後で接続してもよいものである。
【0021】
しかも、上記L字形ジョイントパイプ8とI字形ジョイントパイプ9との接続方向が配管接続口7の長さ方向(図5のBで示す方向)となるので接続が容易となる。その理由は、床材(パネル1)の柄の関係上、配管接続口7の幅寸法dは約75mmまでが上限であり、仮りにL字形ジョイントパイプ8とI字形ジョイントパイプ9との接続方向が幅方向Aであると、接続するには狭すぎて接続しにくくなる。しかし、配管接続口7の長さ方向(パネル1の長さ方向B)の寸法eは大きくとることができるので、L字形ジョイントパイプ8を用いることでジョイントパイプ8,9の接続方向を長さ方向Bに変えることができ、接続がしやすくなる。またこのようにすれば、配管接続口7の幅寸法dを短くでき、配管接続口7を塞ぐ表層ピース13はデザイン的にも非常に好ましいものとなる。
【0022】
さらに配管用トンネル6の幅寸法cは、図5に示すように、少なくとも2本の温水パイプ2を合わせた全幅寸法aよりも幅広に設定されている。これにより、2本の温水パイプ2のL字形ジョイントパイプ8を同時に(或いは1本ずつ)、配管用トンネル6内に挿入し、図5の矢印イで示す方向にスライドさせやすくなり、温水パイプ2の配管接続作業が容易となる。
【0023】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、往路管と復路管とからなる温水パイプが内蔵されているパネルを備えた温水床暖房装置であって、パネルの一側面に配管挿入口が形成され、パネルの内部に温水パイプの一方のジョイント部が配置され、パネルには少なくとも配管挿入口から温水パイプの一方のジョイント部まで達する配管用トンネルが形成されていると共に、配管用トンネルの一部にパネルの上方に開口した配管接続口が形成されており、パネルの配管挿入口が形成されている一側面とは反対側の他側面から外側に向かって温水パイプの他方のジョイント部が突出しており、上記温水パイプの他方のジョイント部が隣り合うパネルの配管挿入口から配管用トンネル内に挿入されて温水パイプの一方のジョイント部に接続可能となっているので、複数のパネルを順次並べていく際に、最初のパネルの外部に突出している温水パイプの他方のジョイント部を、次のパネルの配管挿入口から配管用トンネル内に差し込み、配管接続口を介して温水パイプの一方のジョイント部に接続することで、温水パイプ同士を床上から簡単に接続することができる。しかも、配管用トンネルの一部を上方に開口させて配管接続口としてあるので、従来のように床下地にパイプ挿入用の開口孔を多数設けたり、床下での配管接続を行わなくて済み、そのうえ配管接続後には、温水パイプの配管接続部はすべてパネルの配管用トンネル内に配置されるので、従来のようにパネルから突出している配管接続部に誤って釘などが打たれる心配がなく、水漏れの危険性をなくすことができる。また施工後においては配管接続口から配管接続部の点検を簡単に行えるので、メンテナンス性も良くなる。また温水パイプの一方のジョイント部がI字形ジョイントパイプからなり、他方のジョイント部がL字形ジョイントパイプからなるので、温水パイプのL字形ジョイントパイプを配管用トンネルの幅方向にスライドさせるだけで、L字形ジョイントパイプをI字形ジョイントパイプに容易且つ確実に接続できるようになる。従って、配管用トンネルの狭いスペース内でも配管接続作業が簡単にできると共に、配管接続口の幅寸法を短くでき、デザイン性も良くなる。さらに配管用トンネルの幅寸法が少なくとも2本の温水パイプを合わせた全幅寸法より幅広に設定されたので、2本の温水パイプのL字形ジョイントパイプを同時に配管用ト ンネル6内に挿入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す平面図である。
【図2】同上のパネルの斜視図である。
【図3】同上のパネルを複数枚並べた場合を説明する平面図である。
【図4】同上のL字形ジョイントパイプを説明する正面図である。
【図5】同上のL字形ジョイントパイプとI字形ジョイントパイプの接続状態を説明する平面図である。
【図6】(a)(b)は従来例の説明図である。
【図7】他の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 パネル
2 温水パイプ
3 往路管
3a 外回りパイプ
4 復路管
4a 内回りパイプ
5 一方のジョイント部
6 配管用トンネル
7 配管接続口
8 L字形ジョイントパイプ
9 I字形ジョイントパイプ
10 他方のジョイント部
18 配管挿入口
Claims (1)
- 往路管と復路管とからなる温水パイプが内蔵されているパネルを備えた温水床暖房装置であって、パネルの一側面に配管挿入口が形成され、パネルの内部に温水パイプの一方のジョイント部が配置され、パネルには少なくとも配管挿入口から温水パイプの一方のジョイント部まで達する配管用トンネルが形成されていると共に、配管用トンネルの一部にパネルの上方に開口した配管接続口が形成されており、パネルの配管挿入口が形成されている一側面とは反対側の他側面から外側に向かって温水パイプの他方のジョイント部が突出しており、上記温水パイプの他方のジョイント部が隣り合うパネルの配管挿入口から配管用トンネル内に挿入されて温水パイプの一方のジョイント部に接続可能となっており、温水パイプの一方のジョイント部がI字形ジョイントパイプからなり、他方のジョイント部がL字形ジョイントパイプからなり、配管用トンネルの幅寸法が少なくとも2本の温水パイプを合わせた全幅寸法より幅広に設定されたことを特徴とする温水床暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18019299A JP3596355B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 温水床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18019299A JP3596355B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 温水床暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001012760A JP2001012760A (ja) | 2001-01-19 |
JP3596355B2 true JP3596355B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=16079015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18019299A Expired - Lifetime JP3596355B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 温水床暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3596355B2 (ja) |
-
1999
- 1999-06-25 JP JP18019299A patent/JP3596355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001012760A (ja) | 2001-01-19 |
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