JP3595673B2 - スキャナヘッドカートリッジおよびプリンタ - Google Patents

スキャナヘッドカートリッジおよびプリンタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタのキャリッジに搭載される印字ヘッドカートリッジと交換することで読み取り装置としてプリンタを機能させることができるスキャナヘッドカートリッジおよびプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像読取装置として複写機、ファクシミリ装置等が一般的に知られているが、近年では、プリンタなどの記録装置に読み取り機能を追加したものが登場している。例えば、シリアルに記録を行うプリンタでは、インクヘッドカートリッジの代わりにスキャナヘッドカートリッジをキャリッジに載せることで、あるいはスキャナヘッドカートリッジをキャリッジに追加することで画像読み取りを行うことが可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スキャナヘッドをプリンタのキャリッジに取り付け、プリンタを読み取り装置として機能させる際、次のような問題が生じた。
【0004】
すなわち、インクヘッドあるいはスキャナヘッドが取り付けられるキャリッジは、通常、ホームポジションと呼ばれる待機位置に停止した状態から印字開始位置や読み取り開始位置に移動するまでの僅かな距離で加速され、印字あるいは読み取り位置で一定の移動速度となるように制御する必要がある。仮に、一定の移動速度が得られない場合、インクヘッド搭載時ではヘッドノズルからのインク吐出のタイミングとキャリッジの移動速度との僅かなタイミング差が主走査方向における印字ムラとなってしまう。
【0005】
一方、スキャナヘッド搭載時では、読み取りムラとして画像が伸び縮みする他、スキャナヘッドはRGB3色のLEDが順次点灯して同一原稿面上を3回読み取るようになっているので、読み取りドット毎の色ずれも生じてしまう。
【0006】
また、同一形状のインクヘッドを用いて印字を行う数種類のプリンタでは、機種毎に最適なキャリッジ駆動が得られるヘッド重量にばらつきがあり、スキャナを搭載する場合も同様であった。
【0007】
さらに、読み取り動作を安定させるために、ノイズ対策板や銅テープ、基準電圧強化のための回路部などの対策をスキャナヘッド内に設ける必要があり、部品の増加、コストの増加を招いてしまっていた。
【0008】
そこで、本発明は読み取り動作を安定させて読み取り品位を高めることができるスキャナヘッドカートリッジおよびプリンタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のスキャナヘッドカートリッジは、プリンタのキャリッジに印字ヘッドカートリッジと交換自在に装着され、該プリンタを読み取り装置として機能させるスキャナヘッドカートリッジにおいて、画像読み取りに使用される光学部品および電気部品が収納されるベースユニットと、該ベースユニットと係合し、前記キャリッジに保持されるホルダとから構成され、前記ホルダの内部に重りを設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載のスキャナヘッドカートリッジでは、請求項1に係るスキャナヘッドカートリッジにおいて前記重りは前記ホルダの内部に形成されたリブをガイドとして取り付けられることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載のスキャナヘッドカートリッジでは、請求項1に係るスキャナヘッドカートリッジにおいて前記重りは、前記スキャナカートリッジの重量が前記印字ヘッドカートリッジの重量と略同等になるように重量調整されたことを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載のスキャナヘッドカートリッジでは、請求項1に係るスキャナヘッドカートリッジにおいて前記重りは前記ベースユニット内に収納された電気部品の基準電圧強化板およびノイズ対策板を兼ねることを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載のプリンタは、印字ヘッドカートリッジと交換自在にスキャナヘッドカートリッジをキャリッジに装着し、読み取り装置として機能するプリンタにおいて、前記スキャナカートリッジを、画像読み取りに使用される光学部品および電気部品が収納されるベースユニットと、該ベースユニットと係合し、前記キャリッジに保持されるホルダとから構成し、前記ホルダの内部に重りを設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のスキャナヘッドカートリッジおよびプリンタの実施形態について説明する。本実施形態では、インクの吐出によって記録を行うインクジェットプリンタのキャリッジに、インクヘッドカートリッジ(以下、インクヘッドという)と交換自在にスキャナヘッドカートリッジ(以下、スキャナヘッドという)を取り付ける場合について説明する。
【0015】
[第1の実施形態]
図1はプリンタ本体にスキャナヘッドおよびインクヘッドを取り付ける様子を示す図である。
【0016】
インクヘッド1と交換自在にプリンタのキャリッジ17に搭載されるスキャナヘッド2はプリンタを読み取り装置として機能させるので、その形状はキャリッジ17への搭載に支障の無いようにインクヘッド1の形状と似ている。このスキャナヘッド2の詳細な構造については後述する。
【0017】
インクヘッド1、スキャナヘッド2をプリンタ本体3に取り付ける場合、プリンタ本体3のフロントカバー18を手前に開けてからキャリッジ17にスキャナヘッド2あるいはインクヘッド3を取り付ける。
【0018】
図2はプリンタ本体3にスキャナヘッド2を取り付けた状態を示す斜視図である。インクヘッド1を取り付けた場合、プリンタは記録装置として機能し、スキャナヘッド2を取り付けた場合、プリンタは読み取り装置として機能する。
【0019】
図3はプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。文字、画像などの記録データはホストコンピュータ(PC)4からインターフェース(I/F)3cを通じてホストコンピュータ4とCPU3dの制御を受けながらコントローラ3bに転送される。
【0020】
コントローラ3bは記録データを受けると、インクヘッド1で記録紙に記録するデータとして加工する。さらに、コントローラ3bは、CPU3dの制御を受けつつ、インクヘッド1にキャリッジ17のヘッド端子(キャリッジ端子パッド)3aを通じて記録データを送り込み、文字、画像などを記録紙に記録する。
【0021】
キャリッジ17はガイドシャフト20に沿って移動自在に配置されており、記録時にはインクヘッド1を、画像読み取り時にはスキャナヘッド2を搭載し、それらを記録紙や画像読み取り用の原稿面に沿って移動する。キャリッジ17の移動は、CPU3d、コントローラ3b、モータドライバ3eによって制御されるCRモータ3gの駆動により行われる。また、CR検知センサ3fは、キャリッジ17がホームポジションにあるか否かを検出する。
【0022】
これらの機構により、キャリッジ17はホームポジションから印字(読み取り)開始位置まで加速され、印字(読み取り)範囲内では一定の速度となるように制御されている。また、紙検知センサ3hは、記録紙あるいは画像読み取り用原稿がプリンタ本体に給紙されているか否かを検出する。このような機構を用いて記録が行われる。
【0023】
つぎに、画像読み取り装置として機能する場合について説明する。図4は読み取り装置として機能させる際のプリンタのセット状態を示す斜視図である。キャリッジ17にスキャナヘッド2を取り付け、プリンタを読み取り装置として機能させる場合、読み取り原稿21をプリンタ本体3の給紙部に挿入する。この後、読み取り原稿21は給紙ローラ、搬送ローラ(図示せず)によってプリンタの印字機構部に搬送され、スキャナヘッド2に取り付けられた光源2bが読み取り原稿の表面を斜めから照射し、反射像がミラー24、レンズ25を経由して光電変換特性を持つセンサ2aによって画像データとして検出される(図5参照)。
【0024】
図3のブロック図において、センサ2aによって検出された信号は、画像処理LSI2c内のアナログ/ディジタル(A/D)変換器で扱う最適なレベルまで増幅され、A/D変換器に入力する。
【0025】
A/D変換器によって変換されたディジタルデータに対し、画像処理LSI2cによってシェーディング補正、2値化などの補正、その他の画像処理を行った後、画像処理が行われたディジタルデータはキャリッジ17のヘッド端子3aを経由してプリンタ本体3に転送される。この転送は、記録時の記録データの流れとは逆の経路を通ってホストコンピュータ4に送られることになる。
【0026】
こうして、読み取り画像データはホストコンピュータ4に転送されて記憶される。つまり、画像処理LSI2cからキャリッジ17のヘッド端子3a、コントローラ3b、インターフェース3cを通じてホストコンピュータ4に画像データを送り込むのである。
【0027】
このとき、コントローラ3bは画像処理LSI2cから受けた画像データをインターフェース3cで送り易い形式、あるいはホストコンピュータ4が扱い易い形式にしてCPU3dの制御を受けながら転送していく。
【0028】
プリンタの読み取り開始位置まで搬送された原稿を読み取る機構部の動作は、記録時の動作と異なり、同一原稿面上を3回スキャナヘッド2が移動する方式で行われる。すなわち、スキャナヘッド2の読み取りでは、内部に設けられたRGB3色のLED2bを順次点灯させ、各色毎に同一原稿面を読み取ることによりカラー画像を形成する方式を採用している。
【0029】
具体的には、画像読み取り用の原稿をプラテン19上にセットした状態で、キャリッジ17はスキャナヘッド2を搭載して3色のLEDのうち1色、例えばRedを点灯して1ライン分原稿面に沿って画像を読み取り、続いてGreen、Blueと合計して3回同じ動作を繰り返す。
【0030】
各光源の切り替えはCPU3dの制御を受けたスキャナヘッド内の画像処理LSI2cによって制御される。データ処理の流れはRGB各色で読み取る度に前述した流れを3度繰り返すことになる。
【0031】
このようにして1ライン分の画像データの取り込みが終了すると、CPU3d、コントローラ3b、モータドライバ3iによって制御されるLFモータ3jの駆動により次の読み取りラインまで紙送りが行われ、同様の動作が繰り返される。このとき、キャリッジ17の移動は、記録時と同様にCPU3d、コントローラ3b、モータドライバ3eによって制御されるCRモータ3gの駆動により行われる。これらの作用によりプリンタをカラー読み取り装置として機能させることが可能である。
【0032】
図5は第1の実施形態におけるベースユニット5内部の光学部品の配置を示す図である。一般に、スキャナヘッドはLED2bなどの発光素子により原稿面21を照射し、原稿の反射像をレンズ25を経由してセンサ2aで読み取る構成を有する。
【0033】
また、ベースユニット内部の少ない有効スペースを活用するために、原稿の反射像をミラー24で一度光束を反射させた後、マスターレンズ25を経由してセンサ2aに結像するように、光学系が配置されている。
【0034】
図6はベースユニット5にホルダ6が取り付けられた状態を示す断面図である。図7はホルダカバー8が取り外された状態のホルダ6の構造を示す平面図である。図8はホルダ6の構造を示す側部断面図である。図9はベースユニット5の構造を示す斜視図である。
【0035】
図において、5および6はそれぞれスキャナヘッド2を構成するベースユニットおよびホルダである。ベースユニット5およびホルダ6にはそれぞれを着脱するための係合部が設けられている。具体的に、ベースユニット5の側面には孔12a、突起12cが形成されており、ホルダ6の側面にはベースユニット5の孔12a、突起12cとそれぞれ嵌合する突起12b、孔12dが形成されており、嵌合した状態でベースユニット5およびホルダ6は互いに回動自在である。
【0036】
また、ベースユニット5の前面には、ホルダ6の前面に形成された突起12eと嵌合する孔12fが形成されており、ベースユニット5にホルダ6を閉じた状態で固定する。
【0037】
尚、スキャナヘッド2がプリンタのキャリッジ17に取り付けられる際、その形状が取り付けの障害にならない限り、スキャナヘッドの形状および係合部は図6乃至図9に示したものに限らず、その他の形状および係合部であってもよい。
【0038】
図10はホルダ6の構造を示す分解斜視図である。図において、6aはホルダ本体、7は重り、16は固定ネジ、8はホルダカバーである。
【0039】
ホルダ6はプラスチックの成形樹脂材料で製作されるので、ホルダ本体6aの強度を満たし、成形時に外壁の倒れ込みを防止するため、ホルダ内部には十字形のリブ9が形成されている。重り7は金属材料をプレス加工して成形される。重り7のホルダ本体6aへの取り付けは、重り7に形成された溝13a、13b、14をホルダ6のリブ9に差し込み、固定ネジ16で締め付けることにより行われる。また、重り7をホルダ本体6aに取り付ける際、左右のリブ9によって前後方向の位置決めが行われ、背面側リブ9によって左右方向の位置決めが行われる。
【0040】
このような構造により、重り7の取り付けおよび固定が容易である上、重り7自体もホルダ本体6aの強度を保つことに活用できる。さらに、重り7を取り付けた後、ホルダカバー8に形成された爪15をホルダ本体6aの溝11a、11b、11c、11dに挿入することでホルダ6の組み立てが完了する。
【0041】
図13はベースユニット5にホルダ6が取り付けられた状態のスキャナヘッド2を示す正面図である。図11は図13のスキャナヘッド2の右側面図である。図12は図13のスキャナヘッド2の背面図である。図14は図13のスキャナヘッド2の底面図である。図15は図13のスキャナヘッド2の左側面図である。
【0042】
このような構造を有するスキャナヘッド2では、重り7を取り付けたスキャナヘッド2の重量と、インクヘッド1の重量を略同等にすることができ、インクヘッド1の使用時と同様に読み取り時および読み取り開始位置に至るまでのキャリッジ17の駆動および加速を安定させ、読み取り画像の品位を向上させることができる。
【0043】
また、プリンタの機種毎にキャリッジ駆動に最適なヘッド重量にはバラツキがあるので、スキャナヘッドを取り付けるプリンタに合わせて重りの重量を調節することで最適なキャリッジ駆動が可能となり、読み取り画像の品位を安定させることができる。
【0044】
[第2の実施形態]
スキャナヘッドで読み取り可能なプリンタ本体としては多機種考えられるが、プリンタ本体との組み合わせによっては読み取り品位を安定させるために、スキャナヘッド内にノイズ対策板、銅テープなどの部品や電源を強化するための回路を設ける必要があった。
【0045】
図16は第2の実施形態においてホルダカバー8が取り外された状態のスキャナヘッドを示す上面図である。図17はスキャナヘッドの構造を示す正面断面図である。第2の実施形態のスキャナヘッドでは、ホルダ本体6aの底面の一部を貫通する開口部27が形成され、ホルダ本体6aに取り付けられた重り7とベース5のFPC基板26の基準電圧パターン部とがリード線28で接続されている。尚、図16においてはリード線28が省略されている。
【0046】
したがって、ホルダ本体6aに取り付けられた重り7を基準電圧強化板としてスキャナヘッドの基準電圧の強化に使用できる上、ノイズ対策板としても代用可能となる。
【0047】
尚、重り7の一部とFPC基板26がホルダとベースの組み立て時に圧接できる構造にしてもよく、この場合、リード線を用いる必要も無くなり、新規部品を追加することも無く、本対策を講ずることができる。ここで、ホルダ本体の底面に形成される開口部は図16に示す1ヶ所だけであったが、ホルダ本体の底面の開口部の数を増やしたり大きくすることで、あるいは重りとホルダの取り付け面を更に基板側に近づける構成とすることで、効果を高めることができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載のスキャナヘッドカートリッジによれば、プリンタのキャリッジに印字ヘッドカートリッジと交換自在に装着され、該プリンタを読み取り装置として機能させるスキャナヘッドカートリッジにおいて、画像読み取りに使用される光学部品および電気部品が収納されるベースユニットと、該ベースユニットと係合し、前記キャリッジに保持されるホルダとから構成され、前記ホルダの内部に重りを設けたので、スキャナヘッドに重りを取り付けて印字ヘッドと略同等の重量にすることで読み取り動作を安定させて読み取り品位を高めることができる。
【0049】
請求項2に記載のスキャナヘッドカートリッジによれば、前記重りは前記ホルダの内部に形成されたリブをガイドとして取り付けられるので、重りの取り付けや位置決めが容易である上、ホルダ自体の強度を保つことができる。例えば、重りとホルダの取り付けは重りに形成された溝をホルダのリブに差し込み、固定ネジで締め付けることにより容易に行うことができる。また、重りをホルダに取り付ける際、左右のリブによって前後方向の位置決めを行い、背面側のリブによって左右方向の位置決めを行うことができる。
【0050】
請求項3に記載のスキャナヘッドカートリッジによれば、前記重りは、前記スキャナカートリッジの重量が前記印字ヘッドカートリッジの重量と略同等になるように重量調整されたので、スキャナヘッドヘッドカートリッジを取り付けるプリンタの機種に合わせて重量を調整することで、スキャナヘッドでの読み取りに最適なキャリッジ駆動が可能となり、読み取り画像の品位を安定させることができる。
【0051】
請求項4に記載のスキャナヘッドカートリッジによれば、前記重りは前記ベースユニット内に収納された電気部品の基準電圧強化板およびノイズ対策板を兼ねるので、基準電圧強化板やノイズ対策板を別に設ける必要がなくなり、部品点数を減らすことができる。例えば、ホルダ底面の一部に貫通穴を設け、ホルダに取り付けられた重りとベースユニット内のFPC基板の基準電圧パターン部を接続することで、重りを基準電圧強化板やノイズ対策板として代用することが可能となる。
【0052】
請求項5に記載のプリンタによれば、印字ヘッドカートリッジと交換自在にスキャナヘッドカートリッジをキャリッジに装着し、読み取り装置として機能するプリンタにおいて、前記スキャナカートリッジを、画像読み取りに使用される光学部品および電気部品が収納されるベースユニットと、該ベースユニットと係合し、前記キャリッジに保持されるホルダとから構成し、前記ホルダの内部に重りを設けたので、プリンタで画像を読み取る際、読み取り品位を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ本体にスキャナヘッドおよびインクヘッドを取り付ける様子を示す図である。
【図2】プリンタ本体3にスキャナヘッド2を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図3】プリンタの制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】読み取り装置として機能させる際のプリンタのセット状態を示す斜視図である。
【図5】第1の実施形態におけるベースユニット5内部の光学部品の配置を示す図である。
【図6】ベースユニット5にホルダ6が取り付けられた状態を示す断面図である。
【図7】ホルダカバー8が取り外された状態のホルダ6の構造を示す平面図である。
【図8】ホルダ6の構造を示す側部断面図である。
【図9】ベースユニット5の構造を示す斜視図である。
【図10】ホルダ6の構造を示す分解斜視図である。
【図11】図13のスキャナヘッド2の右側面図である。
【図12】図13のスキャナヘッド2の背面図である。
【図13】ベースユニット5にホルダ6が取り付けられた状態のスキャナヘッド2を示す正面図である。
【図14】図13のスキャナヘッド2の底面図である。
【図15】図13のスキャナヘッド2の左側面図である。
【図16】第2の実施形態においてホルダカバー8が取り外された状態のスキャナヘッドを示す上面図である。
【図17】スキャナヘッドの構造を示す正面断面図である。
【符号の説明】
2 スキャナヘッド
5 ベースユニット
6 ホルダ
7 重り
9 リブ
12a、12d、12f 孔
12b、12c、12e 突起
27 開口部
28 リード線

Claims (5)

  1. プリンタのキャリッジに印字ヘッドカートリッジと交換自在に装着され、該プリンタを読み取り装置として機能させるスキャナヘッドカートリッジにおいて、
    画像読み取りに使用される光学部品および電気部品が収納されるベースユニットと、
    該ベースユニットと係合し、前記キャリッジに保持されるホルダとから構成され、
    前記ホルダの内部に重りを設けたことを特徴とするスキャナヘッドカートリッジ。
  2. 前記重りは前記ホルダの内部に形成されたリブをガイドとして取り付けられることを特徴とする請求項1記載のスキャナヘッドカートリッジ。
  3. 前記重りは、前記スキャナカートリッジの重量が前記印字ヘッドカートリッジの重量と略同等になるように重量調整されたことを特徴とする請求項1記載のスキャナヘッドカートリッジ。
  4. 前記重りは前記ベースユニット内に収納された電気部品の基準電圧強化板およびノイズ対策板を兼ねることを特徴とする請求項1記載のスキャナヘッドカートリッジ。
  5. 印字ヘッドカートリッジと交換自在にスキャナヘッドカートリッジをキャリッジに装着し、読み取り装置として機能するプリンタにおいて、
    前記スキャナカートリッジを、
    画像読み取りに使用される光学部品および電気部品が収納されるベースユニットと、
    該ベースユニットと係合し、前記キャリッジに保持されるホルダとから構成し、
    前記ホルダの内部に重りを設けたことを特徴とするプリンタ。
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