JP3594684B2 - 吊り下げ式封緘容器 - Google Patents

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JP3594684B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、菓子類等を収納するのに好適に用いられる封緘容器に関し、特に、ペット・ボトル等の瓶首に吊り下げて使用される景品用の吊り下げ式容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、たとえば菓子類等を中に収納し、ペット・ボトル等の瓶首に吊り下げて用いられる景品用の吊り下げ式封緘容器が知られている。この吊り下げ式封緘容器は、菓子類等を中に収納した四角形状の容器本体部と、上記ペット・ボトル等の瓶首挿入用穴を備え上記容器本体部の一側面に一端部が接着されたハンガ片とから構成されている。
【0003】
しかし、この吊り下げ式封緘容器は、製造に当たって、容器本体部の製函工程に加えて、容器本体部に該本体部とは別体に準備された上記ハンガ片を固定するための工程をさらに別に設ける必要があり、この結果、容器の低コスト化を実現することが困難であった。
【0004】
さらに、この従来式封緘容器は、上記の如く、ハンガ片の一端部が容器本体部に接着される一方、ハンガ片の他端部は固定されていないため、たとえば未使用容器の運搬時等において容器を慎重に取り扱わねば、ハンガ片が破損してしまう虞れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明が解決すべき技術的課題は、1枚のブランクから製造することができ、しかも、容器の未使用時には、ハンガ片が容器本体部に全体的に固定されている吊り下げ式封緘容器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記技術的課題を解決するために、本発明によれば以下の構成の吊り下げ式封緘容器が提供される。
【0007】
すなわち、この吊り下げ式封緘容器は、1枚のブランクから折り畳んで構成され、その少なくとも1つの側壁は2重壁として構成され、上記2重壁の外面壁は、U字形の破断用ミシン目により、該ミシン目の内側に形成されるハンガ片と、該ミシン目の外側に形成されかつ上記2重壁の内面壁に固定された外側壁とからなる。そして、上記ハンガ片は、先端部所定位置に瓶首の挿入用穴を備える。
【0008】
この吊り下げ式封緘容器は、以下のようにして使用される。
【0009】
すなわち、先ず、上記瓶首の挿入用穴に指を挿入して、該穴の内周エッジに指を引っ掛け、これを持ち上げて、上記U字形のミシン目を破断させる。
【0010】
次いで、容器本体部から突出した上記ハンガ片の上記瓶首の挿入穴にペットボトル等の瓶首を通して、容器をペットボトル等に装着する。
【0011】
上記構成によれば、この容器は、1枚のブランクから組み立てられるので、従来式容器に係るハンガ片の容器本体部への後付け工程が不要となり、従って、容器の製造コストを低減できる。
【0012】
また、上記構成によれば、容器の未使用時には、ハンガ片は、上記ミシン目により上記外側壁に一体的に固定されており、たとえば、容器の運搬等に際してハンガ片の破損が防止される。
【0013】
さらに、また、上記構成によれば、上記ハンガ片は容器本体部の外側に位置する外側壁に構成されており、容器使用時において、ハンガ片を上記ミシン目沿いに破断したとき、容器は、封緘状態に維持される。
【0014】
この吊り下げ式封緘容器は、具体的には、以下のように構成される。すなわち、この容器は、四角形状の容器本体部と、該容器本体部に連接するハンガ構成部とからなる。この容器本体部は、第1側壁と、第1側壁の相対する第1対の辺の一方に連接する上壁と、第1側壁の相対する第1対の辺の他方に連接する下壁と、第1側壁の相対する第2対の辺の一方側に順次連接する第2,3,4側壁とを有し、ハンガ構成部は、上記第1側壁の相対する第2対の辺の他方側に順次連接しかつ第4,3,2側壁に夫々対応する第4,3,2外側壁を有し、上記第4外側壁は、第4側壁の外面に接着された第4外側壁基部と、該基部の両側に夫々連接する1対の第4外側壁フラップとを有する。上記第3外側壁は、下壁方向に凸である一連のU字形破断用ミシン目と該ミシン目の凸先端部内側に瓶首挿入用の第1切り欠き部とを備え第3側壁の外側に位置するハンガ形成基部と、ハンガ形成基部の上壁側に連接する上壁オーバラップ部と、ハンガ形成基部の下壁側に連接する下壁オーバラップ部とを有し、上記第2外側壁は、第2側壁の外面に接着された第2外側壁基部と、該基部の両側に夫々連接する1対の第2外側壁フラップとを有し、上記上壁と上記上壁オーバラップ部、及び、上記下壁と上記下壁オーバラップ部は、夫々、上記第4外側壁の各第4外側壁フラップと、上記第2外側壁の各第2外側壁フラップとが内側に折り曲げられた状態で、互いに接着されてなる。
【0015】
この吊り下げ式封緘容器は、以下のようにして組み立てられる。
【0016】
すなわち、先ず、第1側壁に対して、第2〜4側壁を折り罫を介して内側に折り曲げる。
【0017】
次いで、第1側壁に対して、各第4〜2外側壁を上記各第4〜2側壁上に夫々被せるように該各第4〜2外側壁を折り罫を介して内側に折り曲げ、第4側壁の外面と第4外側壁とを互いに接着する一方、第2側壁の外面と第2外側壁とを互いに接着する。
【0018】
次いで、上記下壁オーバラップ部側に位置する第2,4外側壁フラップを容器の内側に夫々折り曲げた後に、容器本体部側の上記下壁と、ハンガ構成部側の下壁オーバラップ部とを夫々内側に折り曲げて互いに接着する。
【0019】
次いで、菓子類等の容器の内容物が、上記オーバラップ部側の開口から容器内に収容される。
【0020】
次いで、上記上壁オーバラップ部側に位置する第2,4外側壁フラップを容器の内側に夫々折り曲げた後に、容器本体部側の上記上壁と、ハンガ構成部側の上壁オーバラップ部とを夫々内側に折り曲げて互いに接着する。
【0021】
このようにして組み立てられた容器は、以下のようにして使用される。
【0022】
すなわち、先ず、上記第3外側壁のハンガ形成基部が有する上記第1切り欠き部内に指を挿入して、容器本体部側の第3側壁上面を第1側壁方向に若干押圧しながら、指を上記第1切り欠き部のエッジに引っかける。上記の如く、ハンガ構成基部は、第3側壁に接着されていないので、このように、第3側壁の上面を指で押圧することにより、該第3側壁は、ハンガ構成基部に対して第1側壁側に撓り、指を上記第1切り欠き部のエッジに容易に引っかけることができる。
【0023】
次いで、指を上記第1切り欠き部のエッジに引っかけた状態で外方向に引っ張り、上記ミシン目を破断させて、ミシン目に対して上記上壁オーバラップ側に位置するハンガ片を形成する。
【0024】
次いで、ペット・ボトル等の瓶首を、上記ハンガ片の上記第1切り欠き部内に通して、容器をペット・ボトル等に装着する。
【0025】
上記構成において、上記U字形破断用ミシン目の1対の脚部の各端は、上記第3側壁の上記上壁側エッジに対して、上記下壁側に形成されることが好ましい。
【0026】
この構成により、容器使用時に、ハンガ片を上記ミシン目沿いに破断したとき、上記ミシン目の1対の脚部の上記各端に対して上壁オーバラップ部側に位置するハンガ構成基部は第3側壁の外面上に位置しており、容器は、より確実に封緘される。
【0027】
上記各構成において、上記ハンガ形成基部は、上記U字形破断用ミシン目の上記凸先端部の一部に所定長さの切り罫を形成しかつ該切り罫の両端から上記下壁オーバラップ部側に一連に凸に切り罫を形成してなる所定寸法の第2切り欠き部を備えることが好ましい。
【0028】
この構成により、容器使用時に、上記の如くハンガ片を上記ミシン目に沿って破断する場合、2本の指を用いて、たとえば親指と人差し指を第1切り欠き部と第2切り欠き部に夫々挿入して、この破断作業を行うことができ、容器の使い勝手を良くすることができる。
【0029】
【実施例】
以下に、添付図面に従って、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0030】
図1は、本実施例に係る吊り下げ式封緘容器のブランクの完全展開図、図2は、図1に示したブランクの組み立て工程図であり、図3は、図2の組み立て工程を経て組み立てられた吊り下げ式封緘容器がペット・ボトルの瓶首に装着された状態を示す説明図である。
【0031】
図1に示すように、この吊り下げ式封緘容器10は、容器本体部12と、該容器本体部12に接続したハンガ構成部14とからなる。すなわち、図において、16は長方形の第1側壁、24,26は夫々該第1側壁16の相対する1対の短辺に折り罫L7,L11を介して連接する上壁と下壁、18は第1側壁16の相対する1対の長辺の一方に折り罫L3を介して連接した第2側壁、20は該第2側壁18に折り罫L2を介して連接した第3側壁、22は該第3側壁に折り罫L1を介して連接した第4側壁である。
【0032】
一方、上記第1側壁16の相対する1対の長辺の他方には、折り罫L4を介してハンガ構成部14が連接している。すなわち、図において、28は折り罫L4を介して連接した第4外側壁、30は折り罫L5を介して連接した第3外側壁、そして32は折り罫L6を介して連接した第2外側壁である。図に示すように、上記第4外側壁28は、さらに、第4側壁22に対応する第4外側壁基部28aと、該第4外側壁基部28aに折り罫L8,L12を介して夫々連接する第4外側壁フラップ28b,28cとからなり、上記第3外側壁は、さらに、第3側壁20に対応するハンガ構成基部30aと、該ハンガ構成基部30aに折り罫L9,L13を介して夫々連接する上壁オーバラップ部30bと下壁オーバラップ部30cとからなり、そして、上記第2外側壁32は、さらに、第2側壁18に対応する第2外側壁基部32aと、該第2外側壁基部32aに折り罫L10,L14を介して夫々連接する第2外側壁フラップ32b,32cとからなる。
【0033】
上記第2,4側壁18,22には、図の裏面側に接着剤A,Bが設けられる一方、上記第4,2外側壁基部28a,32aには、図の表面側に上記接着剤A,Bに対応する被接着部A’,B’が設けられている。さらに、上記第3外側壁30の上壁オーバラップ部30bと下壁オーバラップ部30cには、図の表面側に接着剤C,Dが設けられる一方、容器本体部12側の上壁24と下壁26には、図の裏面側に上記接着剤C,Dに対応する被接着部C’,D’が設けられている。
【0034】
ところで、上記第3外側壁30のハンガ構成基部30aには、図中、一点鎖線(太線)で示す如く、下壁オーバラップ部30c側に凸に形成されたU字形の破断用ミシン目30dが形成されており、該ミシン目30dにより、ハンガ構成基部30aは、ミシン目30dに対して上壁オーバラップ部30b側に位置するハンガ突出部30kと、ミシン目30dに対して下壁オーバラップ部30c側に位置する側壁部30mとから構成される。図に示すように、このU字形ミシン目の1対の脚部30g,30hは、夫々、第3外側壁30と第2外側壁32とを連接する折り罫L6と、第3外側壁30と第4外側壁28とを連接する折り罫L5上に形成されており、上記脚部30gの一端30iと、上記脚部30hの他端30jは、夫々、ハンガ構成基部30aと上壁オーバラップ部30bとを連接する上記折り罫L9から下壁オーバラップ部30c方向に所定間隔隔てられた位置、つまり、上記第3側壁20の上記上壁24側エッジに対して、上記下壁26側に位置する位置に形成されている。また、上記U字形のミシン目30dの凸先端部内側、つまり、ハンガ片30k、には、図3に示す如く、ペット・ボトルの瓶首に装着するための円形の第1切り欠き部30fが形成されている。なお、上記ハンガ片30kには、上記折り罫L9と上記切り欠き部30fとの間に複数の折り罫L15〜L17が形成されており、上壁オーバラップ部30bに最も近接した折り罫L15は、その両端が上記U字形ミシン目30dの上記両端30i,30jに合致するように設けられている。
【0035】
上記構成の吊り下げ式封緘容器10は、以下のようにして組み立てられる。すなわち、図2(I)に示す完全展開状態のブランクから、先ず、(II)に示す如く、容器本体12側の第2,3,4側壁18,20,22を、夫々、折り罫L3,L2,L1を介して第1側壁16に対して内側に折り曲げる。
【0036】
次いで、(III)に示す如く、ハンガ構成部14側の第4,3,2外側壁28,30,32を折り罫L4,L5,L6を介して上記第1側壁16に対して内側に折り曲げ手第4外側壁基部28aと第4側壁22の外面、及び第2外側壁基部32aと第2側壁18の外面とを夫々接着する。つまり、この組み立てステップによって、第1側壁16を除く他の3つの側壁、つまり第2,3,4側壁18,20,22側の側壁は、2重側壁として構成されることになる。
【0037】
次いで、上記ハンガ構成部14の第4外側壁フラップ28cと第2外側壁フラップ32cとを、夫々、内側に折り曲げ、容器本体部12の下壁26を内側に折り曲げた後、ハンガ構成部14の下壁オーバラップ部30cを内側に折り曲げて、該下壁26と該下壁オーバラップ部30cとを互いに接着する。
【0038】
次いで、不図示の工程により、未だ封緘されていない上壁24側の開口から菓子類等の内容物を容器内部に詰める。
【0039】
次いで、上記ハンガ構成部14の第4外側壁フラップ28bと第2外側壁フラップ32bとを、夫々、内側に折り曲げ、容器本体部12の上壁24を内側に折り曲げた後、ハンガ構成部14の上壁オーバラップ部30bを内側に折り曲げて、該上壁24と該上壁オーバラップ部30bとを互いに接着する。つまり、第4,2外側壁28,32に、上記の如く、1対の第4外側壁フラップ28b,28cと、1対の第2外側壁フラップ32b,32cとを設けることにより、上壁24と上壁オーバラップ部30b、及び下壁26と下壁オーバラップ部30cとが、夫々、互いに接着されたときに、上壁24(又は、上壁オーバラップ部30b)側及び下壁26(又は、下壁オーバラップ部30c)側における封緘を確実なものにすることができる。このようにして組み立てられた容器を図2(IV)に示している。
【0040】
さて、上記の如く組み立てられた吊り下げ式封緘容器10は、以下のようにして使用される。すなわち、第3外側壁30のハンガ構成基部30aに設けられた上記円形の第1切り欠き部30f内に指を挿入し、第3側壁20の上面を若干押し下げるようにして該第1切り欠き部30fの内周エッジに指を引っかける。上記の如く、この第3側壁20と、第3外側壁30とは、互いに接着されていないので、このように指で押圧することにより、第3側壁20は、第3外側壁30に対して第1側壁16側に若干押し下げられることになり、指を上記第1切り欠き部30fの内周エッジに容易に引っかけることができる。
【0041】
次いで、第1切り欠き部30fに引っかけた指を上方に持ち上げることにより、上記ハンガ構成基部30aに形成された上記破断用ミシン目30dは、そのU字形先端部から、ミシン目30dの両脚部30g,30hの上記両端30i,30jに至るまで順次破断せしめられ、ハンガ片30kは、側壁部30mから分離される。
【0042】
次いで、このように破断されたハンガ片30kは、該ハンガ片30kに設けられた上記第1切り欠き部30fを図3のペット・ボトル40の瓶首42に通すことにより、ペット・ボトル40に装着される。
【0043】
上記の如く、上記破断用ミシン目30dの1対の脚部30gの両端30i,30jは、第3外側壁30の上記折り罫L9から下壁オーバラップ30c方向に所定間隔隔てられた位置に設けられているため、ミシン30dが上記ミシン目30dの両端30i,30dに至るまで破断された場合にハンガ片30kの下面は第3側壁の上面に当接状態に保たれ、従って、ミシン面30dの該破断時における上壁オーバラップ部30b側の封緘が確実なものになっている。
【0044】
また、ハンガ片30kに形成された上記折り罫L15〜L17により、ハンガ片30kに弾性が付与されており、これにより、ハンガ片30kをペット・ボトル等の瓶首へ容易に装着できるようになっている。
【0045】
上記実施例では、ハンガ片30kの側壁面30mに対する破断作業は、上記第1切り欠き部30f内に指を挿入して行われることになるが、図1の2点鎖線(太線)で示す如く、上記U字形のミシン目30dの先端部に所定長さの切り罫を形成しかつ該切り罫の両端30p,30qから下壁オーバラップ部30c方向に凸に半月状に切り罫を形成してなる第2切り欠き部30eを設けることが好ましい。この構成により、ハンガ片30kの上記破断作業は、2本の指を使って、たとえば、親指をハンガ片30kの上記第1切り欠き部30f内に挿入する一方、人差し指を側壁部30m側に設けられた上記第2切り欠き部30e内に挿入して、容易に行うことができる。
【0046】
なお、本実施例においては、上記組み立てステップで説明したように、容器本体部12側の下壁26を先に内側に折り曲げてから、第3外側壁30の下壁オーバラップ部30cを内側に折り曲げて上記下壁26に接着する一方、容器本体部12側の上壁24を先に内側に折り曲げてから、第3外側壁30の上壁オーバラップ部30bを内側に折り曲げて上記上壁24に接着しているが、上記接着剤C,Dを下壁オーバラップ部30cと上壁オーバラップ部30bとに設けずに、容器本体部12側の下壁26と上壁24とに夫々設けることにより、第3外側壁30の下壁オーバラップ部30cを先に内側に折り曲げてから、容器本体部12側の下壁26を内側に折り曲げて下壁オーバラップ部30cに接着する一方、第3外側壁30の上壁オーバラップ部30bを先に内側に折り曲げてから、容器本体部12側の上壁24を内側に折り曲げて上壁オーバラップ部30bに接着するようにしてもよい。
【0047】
また、本実施例においては、第4,2側壁22,18に、夫々、接着剤A,Bを設けて、第4,2外側壁基部28a,32aを該接着剤A,Bの被接着部A’,B’としているが、第4,2外側壁基部28a,32aに、夫々、接着剤を設けて、第4,2側壁側を接着剤の被接着部としてもよい。
【0048】
さらに、また、本実施例においては、上記組み立てステップで説明したように、菓子類等の内容物は、下壁26側を先に封緘した後に容器内部に詰めているが、これに代えて、上壁24側を先に封緘した後に容器内部に詰めるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る吊り下げ式封緘容器のブランクの完全展開図である。
【図2】図1に示したブランクの組み立て工程図である。
【図3】図2の組み立て工程を経て組み立てられた吊り下げ式封緘容器の1使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 吊り下げ式封緘容器
12 容器本体部
14 ハンガ構成部
16 第1側壁
18 第2側壁
20 第3側壁
22 第4側壁
24 上壁
26 下壁
28 第4外側壁
28a 第4外側壁基部
28b 第4外側壁フラップ
28c 第4外側壁フラップ
30 第3外側壁
30a ハンガ構成基部
30b 上壁オーバラップ部
30c 下壁オーバラップ部
30d ミシン目
30e 第2切り欠き部
30f 第1切り欠き部
30g 脚部
30h 脚部
30i ミシン目の一端
30j ミシン目の他端
30k ハンガ片
30m 側壁部
30p,30q 両端
32 第2外側壁
32a 第2外側壁基部
32b 第2外側壁フラップ
32c 第2外側壁フラップ
40 ペット・ボトル
42 瓶首
A〜D 接着剤
A’〜D’ 被接着部
L1〜L17 折り罫

Claims (3)

  1. 四角形状の容器本体部(12)と、該容器本体部(12)に連接するハンガ構成部(14)とからなり、
    容器本体部(12)は、第1側壁(16)と、第1側壁(16)の相対する第1対の辺の一方に連接する上壁(24)と、第1側壁(16)の相対する第1対の辺の他方に連接する下壁(26)と、第1側壁(16)の相対する第2対の辺の一方側に順次連接する第2,3,4側壁(18,20,22)とを有し、
    ハンガ構成部(14)は、上記第1側壁(16)の相対する第2対の辺の他方側に順次連接しかつ第4,3,2側壁(22,20,18)に夫々対応する第4,3,2外側壁(28,30,32)を有し、
    上記第4外側壁(28)は、第4側壁(22)の外面に接着された第4外側壁基部(28a)と、該基部(28a)の両側に夫々連接する1対の第4外側壁フラップ(28b,28c)とを有し、
    上記第3外側壁(30)は、下壁(26)方向に凸である一連のU字形破断用ミシン目(30d)と該ミシン目(30d)の凸先端部内側に瓶首(42)挿入用の第1切り欠き部(30f)とを備え第3側壁(20)の外側に位置するハンガ形成基部(30a)と、ハンガ形成基部(30a)の上壁(24)側に連接する上壁オーバラップ部(30b)と、ハンガ形成基部(30a)の下壁(26)側に連接する下壁オーバラップ部(30c)とを有し、
    上記第2外側壁(32)は、第2側壁(18)の外面に接着された第2外側壁基部(32a)と、該基部(32a)の両側に夫々連接する1対の第2外側壁フラップ(32b,32c)とを有し、
    上記上壁(24)と上記上壁オーバラップ部(30b)、及び、上記下壁(26)と上記下壁オーバラップ部(30c)は、夫々、上記第4外側壁(28)の各第4外側壁フラップ(28b,28c)と、上記第2外側壁(32)の各第2外側壁フラップ(32b,32c)とが内側に折り曲げられた状態で、互いに接着されてなることを特徴とする吊り下げ式封緘容器。
  2. 上記U字形破断用ミシン目(30d)の1対の脚部(30g,30h)の各端(30i,30j)は、上記第3側壁(20)の上記上壁(24)側エッジに対して、上記下壁(26)側に形成されたことを特徴とする請求項1記載の吊り下げ式封緘容器。
  3. 上記ハンガ形成基部(30a)は、上記U字形破断用ミシン目(30d)の上記凸先端部の一部に所定長さの切り罫を形成しかつ該切り罫の両端(30p,30q)から上記下壁オーバラップ部(30c)側に一連に凸に切り罫を形成してなる所定寸法の第2切り欠き部(30e)を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の吊り下げ式封緘容器。
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