JP3594672B2 - Icカード - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,ICカードに関するもので、特に、カードの利用履歴等が目視確認できるICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
ICカードは新しい情報記録媒体として、特に磁気カードに代わる情報記録媒体として注目を集めており次第に普及しつつある。
特に、CPUを内蔵したICカードは、高度なセキュリテイーを有するため、種々の分野での利用が期待されている。一般にICカードは、RAM、ROM、EEPROMといった3種類のメモリを内蔵しており、いずれも内蔵CPUによってアクセスされる。ROM内には、CPUが実行すべきプログラム(ルーチンプログラム)が格納されており、EEPROMには、ユーザのための個人データなどが格納される。またRAMは、CPUが命令を実行するときのワークエリアとして利用される。
また、ROM内に格納されたルーチンプログラムの他に、ICカードの外部からICカードに各種使用にあったアプリケーションプログラムをEEPROMに入力(ローデイング)し、処理させることもある。
【0003】
上記ICカードは、従来は、図3に示すように、基板301の一方の面に、銅箔層306部分に、下地メッキとしてのNiメッキ層307を介して金メッキ層308を施した、CLK(クロック)ライン、I/Oライン、Vcc(電源)ライン、RST(リセット)ライン、GND(グランド)ライン用の端子部302を持ち、前記各端子部302と基板301の他方の面に搭載されたICチップ(半導体素子)303の端子とをワイヤ304を介して電気的に接続し、ICチップ(半導体素子)303側を樹脂305にて封止した、いわゆるCOB(Chipon Board)の形態をとったICモジュールを、プラスチック製のカード基材に埋め込むことによりICカードを構成していた。
尚、図3において、基板301の表裏の銅箔部の電気的な導通はスルホールを309を介してなされている。
このような構成のICモジュールを用いた従来のICカードにおいては、R/W(リーダライタ)とI/Oラインを通じて通信することによってのみIC内部の状態を知り得、ICチップのクラックなど電気的な特性を一部でも失うと内部の状態は全く取り出し知ることはできなかった為、チップクラック等なんらかのきっかけでICカードが壊れた場合に備え、サービス提供者は、今までの利用状況をサービス端末の記憶装置に残しておき、リカバリー可能にしていたが、端末の情報量の増加が多くなり管理が難しいという問題があった。
【0004】
これに対応するため、カード基材に別に表示部材を設け、外部より書き込む方法が採られていた。例えば、カード基材に表示してある度数の部分(0、5、10、15、20・・・等の表示の箇所)にパンチ穴を開けるなど外部による処理を施す方法が行われていたが、この方法の場合、ICカードの内部処理とは別に外部からICの情報を読み取り、その情報に基づき外部の機械的動作で情報表示をしているため、CPUの管轄外であり、ICチップがなんらかの原因で破壊された場合には外部情報の信憑性は良くない。なぜなら、使用済みICチップを破壊して未使用カードに不正に埋めこんだ場合、サービス提供者は利用状況が不正なのか本当なのか区別がつかなく、ICカードのセキュリテイー管理の上では問題が残る為である。
別に、カード基材に磁気や感熱による表示媒体を付けて、その部分に書き込みを行う方法も知られているが、この方法の場合も、書き込まれた情報はCPUの管轄外になってしまうので、不正に変造したカードか否かを見分けることが難しく、ICカードのセキュリテイー管理の上では問題が残る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来のCPU付きICカードにおいては、ICカード自体に、今までの利用状況等情報の表示ができ、且つ、セキュリテイー管理上、問題がないものが求められていた。
本発明は、このような状況のもと、CPUに直接管理された利用状況等の情報(データ)が目視でき、且つ、その情報(データ)を不正に偽造できない、セキュリテイー管理上、問題のないICカードを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のICカードは、ICカードのICモジュール基板中央付近に窓部を有するICカードであって、当該窓部からは、ICモジュール内のICチップに電気的に結線された所定数のフューズであって、IC内部の制御装置であるCPUの管理のもとに、IC内部の昇圧回路で高電圧を発生させて溶断されるフューズの状態が、外部から目視できるようにされていることを特徴とするものである。
そして、上記におけるICカードは、電話カードであって、所定数のフューズが電話度数情報の変化にともなって溶断されることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本発明のICカードは、上記のような構成にすることにより、CPUに直接管理された、利用状況等情報の目視ができるものとしており、不正にその情報(データ)を偽造することが極めて難しいICカードの提供を可能としている。
具体的には、ICモジュールに一体化した目視表示部は、ICモジュール内のICチップに電気的に結線された所定数のフューズを、IC内部の制御装置(CPU)の管理のもとに、IC内部の昇圧回路で高電圧を発生させ、所定の位置のヒューズを切ることにより、利用状況等の情報(データ)を表現できるものとしており、ICモジュールと一体となったガラス窓部を介して外部から目視できるようにしたことにより、不正による偽造を極めて難しいものとしている。
【0008】
【実施例】
本発明のICカードの実施例を挙げ、図面にそって説明する。
図1(a)の(イ)は本発明の実施例ICカードの外観を示す平面図で、図1(a)の(ロ)はその断面図を示しており、図1(b)は実施例ICカードのハード構成を示した図である。図2(a)は本実施例ICカードの要部であるICモジュールの平面図で、図2(b)はそのA1−A2における断面図である。
図1、図2中、100はICカード、110はICモジュール、111はICチップ、112はフューズ、113はボンデイングワイヤ、114はフューズ基板、115ガラス窓部(目視表示部)、116はワイヤ、117は基板、118は端子部、119は樹脂部、120はスルーホール、121は絶縁部(基板117がむき出しの部分)である。
本実施例のICカードは、図1(a)に示すように、プラスチック製の基材の一部にザグリ処理を施し凹部100Aを形成し、その部分に図2に示すICモジュール110を搭載しているものであり、このICモジュール部にICカードの利用履歴等の情報の目視ができるガラス窓部(目視表示部)115を設けたもので、ICカード100のCPUにより表示状態が直接管理されるものである。
又、ICカードのハード構成は図1(b)に示すようにCPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104、I/Oライン105、Vcc(電源電圧)ライン106、RST(リセット)ライン107、CLK(クロック)ライン108、GND(グランド)ライン109等から構成されている。
【0009】
以下、本実施例ICカードの要部である、図2に示すICモジュールについて、更に説明する。
本実施例ICカードに用いられるICモジュール110は、図2に示すように、ICチップ(半導体素子)111は端子側でない面をフューズ基板114側にしてフューズ基板114に搭載され、且つ、フューズ基板114のICチップ(半導体素子)111と反対側の面で基板117に搭載されている。
フューズ112はフューズ基板114のICチップ(半導体素子)111と反対側の面に搭載されており、ICチップ(半導体素子)111とはワイヤ116Aを介して電気的に接続されており、ICチップ(半導体素子)111のCPUの管理のもとに必要に応じて熔融切断される。そして、基板117の中央付近にガラス窓部(目視表示部)115が設けられており、熔融されたフューズの状態はガラス窓部(表示部)115を介して目視にて確認できる。
【0010】
例えば、電話カードなどの利用状況を表す度数情報をフューズ112の状態によって表す場合、所定数(図2では5個)のフューズに対し、CPUの制御するEEPROM内部の度数情報が所定の値になると、IC内部の昇圧回路で高電圧を発生させ所定箇所のフューズを熔融して切っていき、所定数のフューズの状態により度数を表現する。
また、ICモジュール110の端子部118は基板117上の銅部上に金メッキを施したもので、ワイヤ116Bを介して、ICチップ(半導体素子)111と電気的に接続されている。
ICチップ(半導体素子)111、ワイヤ116A、116B、フューズ基板114を含み、基板117のICチップ(半導体素子)111側全体が樹脂119により封止されている。
【0011】
このICモジュールのガラス窓部(目視表示部)115の内部は変造は困難であり、且つ、CPUが直接、フューズの熔融切断を制御しているため、不正にICカードの利用状況等の情報(データ)を偽造することは極めて難しい。これにより、サービス提供者は使用済みのICカードに対し、使用済みのICカードや故障が発生したICカードに対し、安心してリカバリ(復活)処理が行える。
本実施例のICカードの場合、上記のように、ICカード自体に、信頼できる情報を表示させることができる為、従来のように、チップクラック等なんらかのきっかけでICカードが壊れた場合に備え、サービス提供者が、利用状況をサービス端末の記憶装置に残しておく必要がなくなり、端末の負荷を軽減することができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、上記のように、不正に偽造することが極めて難しい、CPUにより直接管理された情報の目視表示部を備えたICカードの提供を可能としている。結果として、サービス提供者が、利用状況をサービス端末の記憶装置に残しておく必要がなくなり、端末の負荷を軽減することを可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードの実施例図
【図2】本実施例ICカードにおけるICモジュールの図
【図3】従来のICモジュールの図
【符号の説明】
100 ICカード
100A 凹部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 EEPROM
105 I/Oライン
106 VCCライン
107 RSTライン
108 CLKライン
109 GNDライン
110 ICモジュール
111 ICチップ
112 フューズ
113 (ボンデイング)ワイヤ
115 ガラス窓部(目視表示部)
114 フューズ基板
116A、116B ワイヤ
117 基板
118 端子部
119 樹脂部
120 スルーホール
121 絶縁部(基板むき出し部)
301 基板
302 端子部
303 ICチップ(半導体素子)
304 ワイヤ
305 樹脂
306 銅箔層
307 Niメッキ層
308 金メッキ層
309 スルーホール

Claims (2)

  1. ICカードのICモジュール基板中央付近に窓部を有するICカードであって、当該窓部からは、ICモジュール内のICチップに電気的に結線された所定数のフューズであって、IC内部の制御装置であるCPUの管理のもとに、IC内部の昇圧回路で高電圧を発生させて溶断されるフューズの状態が、外部から目視できるようにされていることを特徴とするICカード。
  2. ICカードが電話カードであって、所定数のフューズが電話度数情報の変化にともなって溶断されることを特徴とする請求項1記載のICカード。
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