JP3593648B2 - チャネルコード・デコード装置及び基地局 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムに於ける有線回線と無線回線との間に於ける複数のチャネルのベースバンド処理を行うチャネルコード・デコード装置及びこのチャネルコード・デコード装置を用いた基地局に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動通信システムは、PDC(Personal Digital Cellular )方式やCDMA(Code Division Multiple Access )方式等の各種の方式が知られている。何れの方式も、複数の基地局と交換局又は制御局とを有線回線で接続し、携帯電話機や携帯データ端末装置等の移動局は、無線回線により基地局を介して通信を行うものである。
【0003】
このような移動通信システムに於ける基地局は、例えば、図26に示すように、無線送受信信号の変復調や増幅を行う無線送受信部201と、複数のチャネルのベースバンド処理を行うチャネルコード・デコード装置202と、有線回線に接続する有線対応処理部203とを含む構成を有するものである。
【0004】
又チャネルコード・デコード装置202は、無線送受信部201に対するインタフェース部204と、有線対応処理部203に対するインタフェース部206と、チャネル対応のデータ(音声データ,画像データ等)の符号化及び復号化を行う符号化復号化処理部205とを含むものである。
【0005】
この符号化復号化処理部205は、例えば、CDMA方式の基地局の場合、有線回線からのデータに対して、例えば、ターボ符号化,インタリーブ処理,情報長整合処理等を行う下り伝送路系の構成と、無線回線を介して受信したデータの情報長整合処理,デインタリーブ処理,ターボ復号化等を行う上り伝送路系の構成とを有するものである。そして、図示を省略した携帯電話機や携帯データ端末装置等の移動局と、基地局の無線送受信部201との間で割当てられたチャネルで通信を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
移動通信システムに於ける基地局のチャネルコード・デコード装置は、多数のチャネルのデータを高速処理する必要があるから、ハードウェアにより構成する場合が一般的である。しかし、処理チャネル数の増加やデータのフォーマットの変更等の場合、ハードウェアの追加や変更の必要がある。従って、システムの拡張,方式変更等に柔軟に対処できない問題がある。
【0007】
又ディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)等のプロセッサの演算機能を用いてベースバンド処理する構成が考えられる。この場合、図26に於ける符号化復号化処理部205の処理機能を、プロセッサのソフトウェアによる演算機能によって実現することになり、そのソフトウェアの変更等によって処理チャネル数の増加やデータのフォーマット変更等に対処することが可能となる。しかし、処理時間が長くなる問題と、大きなワークエリアを必要とすることによりメモリ容量の増大の問題とがある。
本発明は、システム変更等に対しても容易に対処できる構成を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のチャネルコード・デコード装置は、(1)終端処理したデータを格納する第1のメモリ22を有する下り伝送路インタフェース部11と、符号化処理部に対して前記第1のメモリ22から転送されたデータを入力する為に一旦格納する第2のメモリ23と、前記符号化処理部による処理データを格納する第3のメモリ26と、中央演算部17から設定された符号化制御情報に従って符号化処理を行う符号処理部と、中央演算部17から設定された情報長整合制御情報に従って挿入,削除等を行う情報長整合処理部と、中央演算部17から設定されたインタリーブパターン情報に従ってインタリーブ処理を行うインタリーブ処理部とを有する下り符号化部12と、前記第3のメモリ26から転送されたデータを格納して下り伝送路に送出処理する為の第4のメモリ27を有する下り伝送路インタフェース部13と、上り伝送路からのデータを処理して格納する第5のメモリ32を有する上り伝送路インタフェース部14と、復号化処理部に対して前記第5のメモリ32から転送されたデータを入力する為に一旦格納する第6のメモリ33と、前記復号化処理部による処理データを格納する第7のメモリ36とを有する上り復号化部15と、前記第7のメモリ36から転送されたデータを格納して上り伝送路に送出処理する為の第8のメモリ37を有する上り伝送路インタフェース部16と、前記各メモリ間の転送制御及び前記各部の動作制御を行う前記中央演算部17とを備えている。
【0009】
又(2)中央演算部17は、DSP等のプロセッサとプログラム用メモリとを含み、プログラム用メモリに格納されたプログラムに従って各部の詳細動作モード情報を設定する構成を備えている。又呼制御及びリソース管理を行う中央管理部のプログラム群格納メモリから、中央演算部17のプログラム用メモリにプログラムを転送するインタフェース部を備えることができる。又伝送されるデータの品質を監視,管理して、前記中央演算部に通知する品質管理部18を備えることができる。
【0010】
又(3)第1,第2のメモリ22,23間及び第7,第8のメモリ36,37間をバスにより相互に接続し、第3,第4のメモリ26,27間及び第5,第6のメモリ32,33間をバスにより相互に接続し、中央演算部17によるメモリのアドレス制御及びバスのタイミング制御により折返回路を形成する構成を備えることができる。又中央演算部17による設定情報の更新時に、新たな設定情報に従った処理の開始タイミングを通知する機能を中央演算部17に設けることができる。
【0011】
又(4)下り符号化部12は、第2のメモリ23と、第3のメモリ26と、中央演算部17から設定された符号化制御情報に従って符号化処理を行う符号処理部と、中央演算部17から設定された情報長整合制御情報に従って挿入,削除等を行う情報長整合処理部と、中央演算部17から設定されたインタリーブパターン情報に従ってインタリーブ処理を行うインタリーブ処理部とを備えることができる。又上り復号化部15は、第6のメモリ33と、第7のメモリ36と、中央演算部17から設定されたインタリーブパターン情報に従ってデインタリーブ処理を行うデインタリーブ処理部と、中央演算部17から設定された情報長整合制御情報に従って挿入,削除を行う情報長制御処理部と、中央演算部17から設定された復号化制御情報に従って復号化処理を行う復号処理部とを備えることができる。
【0012】
又(5)第1のメモリ22を含む下り伝送路インタフェース部11と、第2,第3のメモリ23,26を含む下り符号化部12と、第4のメモリ27を含む下り伝送路インタフェース部13と、第5のメモリ32を含む上り伝送路インタフェース部14と、第6,第7のメモリ33,36を含む上り復号化部15と、第8のメモリ37を含む上り伝送路インタフェース部16とをそれぞれ複数個設けて、各メモリ間をバスにより接続した多重化構成を備えることができる。又この多重化構成の同一機能部分を処理情報量に対応して並列動作させるように中央演算部17により制御する構成を備えることができる。又多重化構成の各部のメモリを共有化メモリとし、中央演算部17により処理量に対応した領域割当制御を行う構成とすることができる。
【0013】
又(6)本発明の基地局は、前述のチャネルコード・デコード装置と、第4のメモリ27を有する下り伝送路インタフェース部13と、第5のメモリ32を有する上り伝送路インタフェース部14とに接続されて移動局との間で無線で送受信する無線送受信部と、第1のメモリ22を有する下り伝送路インタフェース部11と、第8のメモリ37を有する上り伝送路インタフェース部14とに有線回線を接続する有線対応部とを備え、チャネルコード・デコード装置は、下り伝送路インタフェース部と、符号化処理部と、上り伝送路インタフェース部と、復号化処理部とをそれぞれ複数設けて、メモリ間をバスにより接続して多重化した構成を備えている。
【0014】
又(7)又チャネルコード・デコード装置の各部を複数設けて各部のメモリ間をバスにより接続した多重化構成とすることができる。又上位装置から中央演算部17のプログラム用メモリにダウンロードする為の中央管理部を設けることができる。又無線送受信部に複数のチャネルコード・デコード装置を接続して、負荷分散を行う構成とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態のチャネルコード・デコード装置の要部説明図であり、11は下り伝送路インタフェース部、12は下り符号化部、13は下り伝送路インタフェース部、14は上り伝送路インタフェース部、15は上り復号化部、16は上り伝送路インタフェース部、17は中央演算部、18は品質管理部を示す。
【0016】
又21は伝送路終端部、22,23,26,27は第1〜第4のメモリ(RAM1,RAM2,RAM3,RAM4)、24は符号器、25は情報長整合インタリーブ部、28はインタリーブフレーム多重部、29はメモリ(RAM9)、30は品質監視制御部、31はフレーム分離デインタリーブ部、32,33,36,37は第5〜第8のメモリ(RAM5,RAM6,RAM7,RAM8)、34はデインタリーブ情報長整合部、35は復号器、38は伝送路終端部を示す。
【0017】
下り伝送路インタフェース部13と上り伝送路インタフェース部14とは、図示を省略した無線送受信部に接続され、又下り伝送路インタフェース部11と上り伝送路インタフェース部16とは、有線対応処理部等を介して、交換局や制御局に有線回線により接続される。又中央演算部17は、ディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)とプログラム用メモリとを含み、各部に対して詳細動作モード設定等を行うものである。
【0018】
又下り伝送路系及び上り伝送路系の隣接する各部は、メモリを介して相互に接続する構成とし、中央演算部17の制御による予め定めたタイミング又は各部からの処理終了通知に従ったタイミングで、次段へメモリを介して転送するもので、各部は独立的に処理を行うことができる。又下り符号化部12の符号器24と情報長整合インタリーブ部25とにより符号化処理部を形成し、上り復号化部15のデインタリーブ情報長整合部34と復号器35とにより復号化処理部を形成してる。
【0019】
又下り伝送路インタフェース部11の伝送路終端部21により下り伝送路を介して入力されたデータの終端処理を行い、メモリ22に格納する。例えば、下り伝送路及び上り伝送路がATM回線の場合、伝送路終端部21は入力されたATMセルを終端してフレームを組立てる構成とするとができ、又伝送路終端部38は、フレームをATMセルに組立てて上り伝送路に送出する構成とすることができる。
【0020】
又メモリ22にデータブロック単位又はフレーム単位の処理結果のデータの格納により、下り符号化部12のメモリ23に転送する。符号器23は、メモリ23からのデータブロック単位又はフレーム単位のデータを例えばターボ符号等に符号化し、情報長整合インタリーブ部25により、符号化データが所定長となるようにビットの抜取りや、挿入等により情報長の整合を行い、処理終了のデータをメモリ26に格納する。
【0021】
この下り符号化部12に於ける処理結果がメモリ26に格納されると、このメモリ26から下り伝送路インタフェース部13のメモリ27に転送し、インタリーブフレーム多重部28はインタリーブ処理及び多重化処理を行って、例えば、図示を省略した無線送受信部へ転送する。
【0022】
又上り伝送路を介して入力されたデータは、上り伝送路インタフェース部14と品質管理部18とに入力される。上り伝送路インタフェース部14は、フレーム分離デインタリーブ部31により、下り伝送路インタフェース部13の処理と逆の処理を行ってメモリ32に格納する。このメモリからデータブロック単位又はフレーム単位で上り復号化部15のメモリ33へ転送する。
【0023】
上り復号化部15のデインタリーブ情報長整合部34は、情報長整合インタリーブ部25の処理と逆の処理を行って、整合処理されたデータを元に戻し、復号器35により復号し、メモリ36に格納する。データブロック単位やフレーム単位の復号処理が終了すると、メモリ36から上り伝送路インタフェース部16のメモリ37に転送し、伝送路終端部38により上り伝送路に適合した形式としてデータを上り伝送路に送出する。
【0024】
なお、第1〜第8の各メモリ22,23,26,27,32,33,36,37を2面構成とし、一方の面に処理結果のデータを書込んでいる時に、他方の面からデータを読出して次段へ転送することにより、データブロック単位又はフレーム単位の処理であっても、各部の動作を連続して行わせることができる。
【0025】
そして、下り伝送路インタフェース部11と下り符号化部12との間及びこの下り符号化部12と下り伝送路インタフェース部13との間は、メモリ間のデータ転送によって処理データの転送が行われ、同様に、上り伝送路インタフェース部14と上り復号化部15との間及びこの上り復号化部15と上り伝送路インタフェース部16との間は、メモリ間のデータ転送によって処理データの転送が行われる。
【0026】
それにより、各部は独立的に処理動作を行い、処理結果をメモリ間転送によって次段へ転送する。そして、下り伝送路系及び上り伝送路系を、ハードウェア構成で実現して高速動作を可能とし、処理チャネル数の変更や伝送フォーマットの変更等のシステム変更に対して、中央演算部17から各部に詳細動作モード設定を行うことにより対処することができる。即ち、処理速度を低下させることなく、柔軟に対応が可能となる構成を実現することができる。
【0027】
図2は本発明の実施の形態の基地局の要部説明図であり、1は無線送受信部、2はチャネルコード・デコード装置、3は有線対応処理部、4,5,7,8はメモリ、6は符号化復号化処理部、9は中央演算部、10はアンテナ、2a,2cは伝送路インタフェース部、2bは符号化復号化部を示す。
【0028】
無線送受信部1は、無線周波数帯域に対応して既に知られている各種の構成を適用可能であり、アンテナ10から移動局に対して送信する為の変調器や電力増幅器等を含み、又アンテナ10を介して移動局から受信した信号を増幅する低雑音増幅器や復調器等を含む構成を備えている。
【0029】
又チャネルコード・デコード装置2の中央演算部9は、図1に於ける中央演算部17に相当し、又メモリ4は図1に於ける第1,第8のメモリ22,37(RAM1,RAM8)に相当し、メモリ5は図1に於ける第2,第7のメモリ23,36(RAM2,RAM7)に相当し、メモリ7は図1に於ける第3,第6のメモリ26,33(RAM3,RAM6)に相当し、メモリ8は図1に於ける第4,第5のメモリ27,32(RAM4,RAM5)に相当する。又符号化復号化処理部6は、図1に於ける符号器24,情報長整合インタリーブ部25,デインタリーブ情報長整合部34,復号器35等に相当するものである。
【0030】
そして、中央演算部9から伝送路インタフェース部2a,2cと符号化復号化部2bとに詳細動作モードを設定して、チャネル対応の処理を行うものであり、符号化及び復号化等の処理はハードウェアによって行うことにより高速化が容易である。又中央演算部9からの詳細動作モードの設定により処理チャネル数の変更等に対しても容易に対処することができる。
【0031】
図3は本発明の実施の形態の説明図であり、有線網と無線網との間に接続したチャネルコード・デコード装置の場合を示し、50はチャネルコード・デコード装置、51は下り有線インタフェース部、52は下り符号化部、53は下り無線フレーム多重部、54は上り無線フレーム分離部、55は上り復号化部、56は上り有線インタフェース部、57は中央演算部、58は品質情報演算部、59は品質情報制御部である。
【0032】
又60はワークメモリ、61はチェックコード付加多重部、62,63,66,68は第1〜第4のメモリ(RAM1,RAM2,RAM3,RAM4)、64はターボ畳み込み符号器、65は情報長整合インタリーブ部、67は設定テーブル、69はフレーム多重部、70は論理チャネル多重インタリーブ部、71,74,77,79は第5〜第8のメモリ(RAM5,RAM6,RAM7,RAM8)、72は論理チャネル分離デインタリーブ部 、73は同期検出フレーム分離部、75は情報長整合デインタリーブ部、76はターボビタビ復号器、78は設定テーブル、80は分離情報チェック部、81はプログラム用メモリ、82は品質情報用メモリ、83はアラーム監視部、84はインタフェース部、85はディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、86はプロセッサ(CPU)からなる中央管理部を示す。又設定テーブル67,78は、レジスタやランダムアクセスメモリにより構成され、詳細動作モード等を設定するものである。
【0033】
又無線網は、前述の無線送受信部を含む無線回線側を示し、又有線網は、交換局等の有線回線側を示す。又下りは移動局側への伝送方向を示し、上りは移動局側から有線網側への伝送方向を示す。又中央管理部86は、チャネルコード・デコード装置50との間で、インタフェース部84を介して制御情報の送受信を行い、中央演算部57からの詳細動作モード設定等を指示し、又品質情報制御部59を介して無線回線側の状態情報を読込み、中央管理部86の管理機能によって詳細動作モードの更新設定等を行うことができる。
【0034】
又下り有線インタフェース部51は、図1の下り伝送路インタフェース部11に相当する。なお、データの流れに対してメモリ62とチェックコード付加多重部61との図示の位置関係が反対であるが、下り有線網を介して入力されるデータに対して終端処理し、チェックコード付加多重部61に於いてCRC演算等によりエラーチェックコードを付加し、メモリ62に格納する。この場合も、データブロック単位或いはフレーム単位のデータがメモリ62に格納されることにより、下り符号化部52のメモリ63に転送される。
【0035】
又図1の下り伝送路インタフェース部13に相当する上り無線フレーム分離部54及び図1の上り伝送路インタフェース部14に相当する上り有線インタフェース部56についても、データの流れに対してメモリ71,79の図示の位置関係が反対であるが、例えば、上り無線フレーム分離部54は、論理チャネル分離デインタリーブ部72と同期検出フレーム分離部73とによる処理結果のデータをメモリ71に格納し、このメモリ71から上り復号化部55のメモリ74にデータを転送するものである。又上り復号化部55のメモリ77から、図1の上り伝送路インタフェース部16に相当する上り有線インタフェース部56のメモリ79にデータを転送し、分離情報チェック部80に於いてエラーチェックを行って上り有線網に送出する。
【0036】
又下り符号化部52は、ターボ畳み込み符号器64と情報長整合インタリーブ部65とを含み、メモリ63から読出したデータブロック単位又はフレーム単位のデータに対してターボ符号化或いは畳み込み符号化と情報長整合処理等を行ってメモリ66に格納し、このメモリ66から下り無線フレーム多重部53のメモリ68に転送する。又上り復号化部55は、情報長整合デインタリーブ部75とターボ・ビタビ復号器76とを含み、ターボ符号の復号化或いは畳み込み符号のみ場合のビタビ復号化の処理を行う。即ち、重要なデータはターボ符号化とターボ復号化とを組合せて誤り率を低減し、一般的なデータは畳み込み符号化とビタビ復号化とを組合せて送受信することができる。このような符号化,復号化方式は、CDMA方式に適用することができる。
【0037】
又中央演算部57は、DSP85とプログラム用メモリ81とを含み、ワークメモリ60は、DSP85のワーク領域として使用するものである。又中央演算部57から各部の詳細動作モードの設定等を、太線の経路▲2▼により行うものである。例えば、下り符号化部52と上り復号化部55との設定テーブル67,78に、論理チャネル種別や論理チャネル情報長等の論理チャネルに関する情報と、符号化・復号化種別,物理チャネル情報長,動作開始タイミング情報等の処理動作を決定する情報等設定することになる。なお、DSP85を通常のプロセッサとすることができる。
【0038】
中央演算部57から、下り符号化部52の設定テーブル67に拘束長情報を設定することにより、ターボ畳み込み符号器64に於いてその拘束長に従った畳み込み符号化或いはターボ符号化を行うことができる。又その拘束長情報を上り復号化部55の設定テーブル78に設定することにより、ターボ・ビタビ復号器76に於いてビタビ復号化或いはターボ復号化処理を行うことができる。又インタリーブパターン情報を設定テーブル67,78に設定することにより、情報長整合インタリーブ部65に於けるインタリーブ及び情報長整合デインタリーブ部75に於けるデインタリーブを行うことができる。
【0039】
又品質情報演算部58は、上り無線フレーム分離部54により処理されたデータを基に無線回線の品質を誤り率等の算出により識別し、品質情報制御部59に転送し、品質情報用メモリ82に格納する。又アラーム監視部83により例えば誤り率が所定値を超えたときにアラームを送出することができる。又中央演算部57は、点線の経路▲1▼により各部の状態情報を収集し、各部の動作の変更が必要と判断すると、前述の太線の経路▲2▼により設定更新を行うことができる。又中央演算部57から動作開始時刻等を設定することができるから、設定情報の更新後に、その動作開始時刻から各部の動作を開始することができる。従って、通信状態等に対応して最適な処理に移行することが可能となる。
【0040】
又中央管理部86は、呼制御やリソース管理等を行うことができるもので、インタフェース部84を介して中央演算部57との間或いは品質情報制御部59との間で情報の送受信を行うことができる。その結果に応じて中央演算部57から各部への設定情報の更新を指示することができる。
【0041】
図4は本発明の実施の形態のプログラムのダウンロードの説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、87はプログラム群格納メモリを示す。このプログラム群格納メモリ87に格納されているプログラムは、中央演算部57の動作,制御,シーケンス等を決定するプログラムであり、それぞれ異なる内容を含む複数のプログラムを格納している。
【0042】
そして、中央管理部86の制御により、プログラム群格納メモリ87から選択されたプログラムを読出して、中央演算部57のプログラム用メモリ81にダウンロードする。このダウンロード処理後、中央演算部57のDSP85は、プログラム用メモリ81の内容に従って各部への設定やシーケンス制御を行うことになる。即ち、中央演算部57のプログラムを変更することにより、チャネル処理の機能やシーケンス制御を変更すること可能となり、プログラム用メモリ81の容量を小さくしても、所望の機能に対して容易に対処できることになる。
【0043】
図5は本発明の実施の形態の上位装置からのダウンロードの説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、90は移動通信システムに於ける上位装置である。この上位装置90の管理下に複数の基地局が存在するものであり、従って、図示を省略した他の複数のチャネルコード・デコード装置50が接続される構成となる。即ち、システム変更等により、上位装置90から動作変更に従ったプログラムを、中央管理部86及びインタフェース部84を介して中央演算部57のプログラム用メモリ81にダウンロードする。
【0044】
中央演算部57は、ダウンロードされたプログラムを基に各部への設定情報の変更が必要な場合は、図3について説明したように設定変更を行い、上位装置90又は中央演算部57からの指示によって、更新された設定情報に従った処理を開始することになる。従って、システム内のチャネルコード・デコード装置に対して同一の処理動作を行わせるように、プログラムのダウンロードを行うことができる。
【0045】
図6は本発明の実施の形態の試験パターンの送受信の説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、91は試験パターン発生部、92は試験パターンチェック部、93a,93b,94a,94bは等価的に形成する折返回路を示す。試験パターン発生部91は、中央演算部57のDSP85からの指示に従って試験パターンを発生し、太線矢印の経路に沿って送出する。なお、この場合も、メモリ62を介して次段の下り符号化部52のメモリ63に試験パターンを転送する。そして、図示を省略した受信側では、この試験パターンの受信チェックにより下り無線網の正常性を確認することができる。
【0046】
又試験パターンチェック部92は、図示を省略した送信側からの試験パターンを受信してチェックするもので、この場合も、上り復号化部55のメモリ77から上り有線インタフェース部56のメモリ79に転送し、そのメモリ79に格納された試験パターンを試験パターンチェック部92に於いてチェックし、上り無線網の正常性を確認することができる。
【0047】
又メモリ間のデータ転送に於いて、中央演算部57のシーケンス制御等に従ったメモリのリード・ライト制御とアドレス制御とにより、例えば、メモリ62から読出したデータを、折返回路93aを介してメモリ79に書込むことができる。即ち、第1,第2のメモリ62,63間及び第7,第8のメモリ77,79間を相互にバス接続し、このバスの使用タイミングと、メモリに対するリードアドレス及びライトアドレスとの制御によって、任意のデータを任意のメモリに転送する折返回路93a,93b,94a,94bを形成することができる。
【0048】
例えば、第1のメモリ62から読出した試験パターンのタイミングでは、下り符号化部52の第2のメモリ63にイネーブル信号を加えないで、上り有線インタフェース部56の第8のメモリ79にイネーブル信号及びライトアドレスを加えることにより、第1のメモリ62から第8のメモリ79に試験パターンを書込むことができる。即ち、折返回路93aを介して試験パターンデータを折返することができる。
【0049】
即ち、各部の間をメモリを介してデータの転送を行わせる構成であるから、メモリ制御によって、或るメモリから読出したデータを他のメモリに書込むことが容易である。それにより、試験パターン発生部91からの試験パターンを所望の位置で折返して、試験パターンチェック部92に於いてチェックすることができるから、各部の正常性の確認や障害発生時の切分けが可能となる。
【0050】
図7は本発明の実施の形態のフレーム多重の説明図であり、DSP85と、下り符号化部52の第3のメモリ(RAM3)66と、下り無線フレーム多重部53の第4のメモリ(RAM4)68とについて示し、メモリ66,68間はバス接続された構成とし、DSP85によるアドレス制御によってメモリ66の或るアドレスからメモリ68の或るアドレスに転送することにより、メモリ68上の物理チャネル対応の領域に多重化されたデータを格納することができる。
【0051】
例えば、図8に示すように、下り符号化部52に於いて処理したフレーム1〜4を、下り無線フレーム多重部53に於いて多重化する時に、下り符号化部52の第3のメモリからフレーム1〜4を順番に読出して第4のメモリの一つの物理チャネルの領域に書込んで多重化すると、フレーム多重データ1として示すものとなる。又フレーム1〜4の読出順序を変更すると、フレーム多重データ2として示すものとなる。
【0052】
又フレーム1,2のみを一つの物理チャネルの領域に書込んで多重化し、或いはフレーム3,4のみを一つの物理チャネルの領域に書込んで多重化したフレーム多重データ3のように、任意のフレームを抜き出して多重化することも可能である。即ち、DSP85の処理プログラムに従ったパターンの多重化を行うことができる。
【0053】
又DSP85の制御によって下り符号化部52の第3のメモリ66及び下り無線フレーム多重部53の第4のメモリ68のアドレス制御によって、フレームのスイッチングやコピー等も容易に行うことができる。例えば、図9に示すように、送信チャネル(CH1〜CH4)に対して、上段に示すように、それぞれフレーム1〜4を振分けたり、又は中段に示すように、逆順に振分けたりすることができる。又下段に示すように、フレーム1をコピーして送信チャネル(CH1〜CH4)に同一のフレーム1を振分けることができる。このようなメモリ制御は、DSP85のプログラム処理によるアドレス制御及びタイミング制御によって容易に実現することができる。
【0054】
図10は本発明の実施の形態のフレーム分離処理の説明図であり、DSP85と、上り無線フレーム分離部54の第5のメモリ(RAM5)71と、上り復号化部55の第6のメモリ(RAM6)74とについて示し、メモリ71,74間は、図8に示すメモリ66,68間と同様に、バス接続した構成とし、DSP85によるアドレス制御によって、メモリ71からメモリ74にフレーム分離するように転送制御を行うものである。
【0055】
例えば、図8に示すフレーム多重データ1について、図11に示すような各種の分離が可能である。即ち、フレーム1〜4の配列順序に従って上りフレーム1〜4に分離するフレーム分離1と、フレーム1〜4の逆順に上りフレーム1〜4を分離するフレーム分離2と、フレーム1をコピーして上りフレーム1〜4とするフレーム分離3と、上りフレーム1はフレーム1、上りフレーム2はフレーム2,3、上りフレーム3はフレーム3,4、上りフレーム4はフレーム4に分離するフレーム分離4等の分離パターンも容易に実現することができる。
【0056】
図12は本発明の実施の形態の処理種別変更構成の説明図であり、DSP85と、下り符号化部52の第3のメモリ(RAM3)66と、下り無線フレーム多重部53の第4のメモリ(RAM4)68と、タイミング制御部95とについて示す。このタイミング制御部95は、処理種別変更時のタイミング制御を行う機能を有するもので、この機能はDSP85が有する機能であるが、下り符号化部52と下り無線フレーム多重部53とに対するタイミング制御の説明上、分離した構成として示している。又メモリ66,68間はバス接続されている。
【0057】
又下り符号化部52のメモリ66に格納されたフレームを、DSP85の制御に従って下り無線フレーム多重部53のメモリ68の物理チャネル対応の領域に転送することにより、所望の多重化を行うもので、図7,図8及び図9について説明したような各種の多重化処理を行うことができる。このような処理種別を変更する場合、前述のように、中央演算部57(図3参照)のプログラム用メモリ81の設定情報を変更し、タイミング制御部95の機能により、システムタイミングと変更タイミングとを比較して、処理種別変更のタイミング制御を行うものである。
【0058】
図13は本発明の実施の形態の処理種別変更動作説明図であり、タイミング制御部95に入力するシステムタイミングと、変更タイミングと、設定情報としての多重設定と、下り無線フレーム多重部53に於けるフレーム多重出力とを示し、例えば、システムタイミングをカウントするカウンタの内容が、8,9,10,・・・のように変化する場合、システムタイミング9の時に、矢印で示すように、DSP設定変更として、多重設定のフレーム1〜4の順による多重処理が、フレーム2,4,1,3の順による多重処理に変更する設定が行われると、タイミング制御部95は、変更タイミングを現在のシステムタイミング9の次の10に設定する。
【0059】
なお、多重処理等による処理時間を考慮して、更にその次の11に変更タイミングを設定することも可能である。そして、この設定した変更タイミングとシステムタイミングのカウント内容とを比較し、一致した時に、構成要因動作変更の矢印のタイミングを処理種別変更タイミングとして、多重処理の変更を行う。
【0060】従って、システムタイミングのカウント内容が10となると、構成要因動作変更の指示により、フレーム多重出力は、フレーム1〜4の順の多重処理から、フレーム2,4,1,3の順の多重処理に変更される。この場合、多重処理の連続性を維持した状態で処理種別の変更が可能となる。
【0061】
図14は本発明の実施の形態の処理種別変更構成の説明図であり、DSP85と、上り無線フレーム分離部54の第5のメモリ(RAM5)71と、上り復号化部55の第6のメモリ(RAM6)74と、タイミング制御部96とについて示す。このタイミング制御部96は、図12に於けるタイミング制御部95に対応し、DSP85の機能の一部を分離して示すものである。又メモリ71,74間はバス接続されている。
【0062】
上り無線フレーム分離部54のメモリ71の物理チャネル対応の領域から、DSP85の制御に従って上り復号化部55のメモリ74に転送して分離処理する動作は、例えば、図10に示す場合と同様である。そして、この分離処理についての処理種別の変更が行われると、タイミング制御部96は、システムタイミングを基に変更タイミングを設定してタイミング制御を行うことになる。
【0063】
図15は本発明の実施の形態の分離処理変更動作説明図であり、システムタイミングと、変更タイミングと、分離設定と、フレーム分離出力とを示し、タイミング制御部96は、前述のタイミング制御部95と同様の機能によってシステムタイミングをカウントし、又設定変更に従って変更タイミングを設定するものである。例えば、システムタイミングのカウント内容が9の時に矢印のDSP設定変更が発生すると、カウント内容9の次の10を変更タイミングとして設定し、システムタイミングのカウント内容と比較する。
【0064】
従って、システムタイミングのカウント内容が10となると、設定した変更タイミングの10と一致するから、矢印の構成要因動作変更として示すように、分離設定を変更し、フレーム1,3からフレーム2,4の分離処理に変更する。
【0065】
この分離処理に於いても、タイミング制御部96によるシステムタイミングを基にした変更タイミングを設定して、処理種別変更を制御し、分離処理の連続性を維持した状態で変更することができる。
【0066】
図16は本発明の実施の形態の下り符号化部の説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、101は符号処理部、102は情報長制御処理部、103はインタリーブ処理部、104はターボ符号器インタリーブ用テーブルRAM、105は情報長整合用テーブルRAM、106はインタリーブ用テーブルRAM、107はターボ畳み込み符号器、108は制御情報インタフェース、109はテーブルRAMインタフェース、110は情報挿入/削除イネーブル制御部、111は制御情報インタフェース、112はテーブルRAMインタフェース、113はアドレス生成部、114は制御情報インタフェース、115はテーブルRAMインタフェースを示す。
【0067】
各テーブルRAM104,105,106は、図3に於ける設定テーブル67に相当する。又符号処理部101は、図3のターボ畳み込み符号器64に相当し、又情報長整合処理部102とインタリーブ処理部103とが、図3に於ける情報長整合インタリーブ部65に相当する。
【0068】
中央演算部57は、ターボ符号化に於けるインタリーブパターン情報や畳み込み符号化に於ける拘束長情報等をテーブルRAM104に、又情報長整合の為の挿入,削除,イネーブル等の制御情報をテーブルRAM105に、又情報長整合処理後にインタリーブを行う為のインタリーブパターン情報をテーブルRAM106にそれぞれ設定する。又制御情報インタフェース108,111,114を介して処理情報量(データブロック長又はフレーム長又はメモリの蓄積情報量)をそれぞれ設定する。
【0069】
このような設定情報を基に、符号処理部101は、メモリ(RAM3)63から処理情報量に従った情報をリードし、ターボ畳み込み符号器107は、テーブルRAMインタフェース109を介してテーブルRAM104の設定情報に従った拘束長の畳み込み符号化及びインタリーブパターン情報に従ったインタリーブ処理を行って畳み込み符号化を行うことによりターボ符号化を行う。
【0070】
又情報長整合処理部102の情報挿入/削除イネーブル制御部110は、テーブルRAMインタフェース112を介してテーブルRAM105の設定情報に従って、挿入,削除若しくはイネーブルによる有効,無効制御等による情報長整合処理を行い、メモリ(RAM3)66に書込む。その場合に、インタリーブ処理部103のアドレス生成部113は、テーブルRAM106の設定情報のインタリーブパターンに従って第3のメモリ66に書込み、このメモリ66に格納された設定処理情報量(データブロック長又はフレーム長)の情報を、次段の下り無線フレーム多重部53の第4のメモリ(RAM4)66(図3参照)に転送する。
【0071】
図17は本発明の実施の形態の上り復号化部の説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、121は情報長制御処理部、122は復号処理部、123はデインタリーブ処理部、124はターボ復号器デインタリーブ用テーブルRAM、125は情報長整合用テーブルRAM、126はデインタリーブ用テーブルRAM、127は情報挿入/削除イネーブル制御部、128は制御情報インタフェース、129はテーブルRAMインタフェース、130はターボ・ビダビ復号器、131は制御情報インタフェース、132はテーブルRAMインタフェース、133はリードアドレス生成部、134は制御情報インタフェース、135はテーブルRAMインタフェースを示す。
【0072】
各テーブルRAM124,125,126は、図3に於ける設定テーブル78に相当する。又情報長整合処理部121とデインタリーブ処理部123とは、図3に於ける情報長整合デインタリーブ部75に相当し、復号処理部122は、図3に於けるターボ・ビタビ復号器76に相当する。
【0073】
中央演算部57は、デインタリーブパターン情報をテーブルRAM126に、又情報長整合の為の挿入,削除,イネーブル等の制御情報をテーブルRAM125に、又ターボ符号の復号に関する制御情報をテーブルRAM124にそれぞれ設定する。又制御情報インタフェース128,131,134を介して処理情報量(データブロック長又はフレーム長又はメモリの蓄積情報量)をそれぞれ設定する。
【0074】
デインタリーブ処理部123のリードアドレス生成部133は、テーブルRAMインタフェース135を介して読出したテーブルRAM126の設定情報と、制御情報インタフェース134を介した処理情報量とを基に、メモリ(RAM6)74に対するデインタリーブを施す為のアドレスを生成する。それにより、メモリ74からデインタリーブされた情報が情報長整合処理部121に入力され、テーブルRAM125の設定情報と、制御情報インタフェース128を介した処理情報量とを基に、削除,挿入若しくはイネーブルによる有効,無効制御等を行う。
【0075】
この情報長整合処理が終了した処理データに対して、復号処理部122のターボ・ビタビ復号器130は、テーブルRAM124に設定された拘束長情報やインタリーブ情報等の設定情報と、制御情報インタフェース131を介した処理情報量とを基に、ターボ符号の復号処理を行い、或いは畳み込み符号のビダビ復号処理を行い、復号処理結果を第7のメモリ(RAM7)77に書込み、このメモリ77から次段の上り有線インタフェース部56の第8のメモリ(RAM8)79(図3参照)に転送する。
【0076】
従って、インタリーブ及びデインタリーブについては、テーブルRAM106,126にパターン情報を設定し、又これを更新設定可能とすることができるから、任意のインタリーブパターンに対応できることになる。又無線回線に送出する場合の情報長整合処理に於いても、各種の整合方法が知られているが、テーブルRAM105,125の設定情報を更新することにより、任意の整合処理が可能となる。又ターボ符号についても既に各種提案されているが、それに対してもテーブルRAM104,124に設定する畳み込みの拘束長やインタリーブパターン等の制御情報によって柔軟に対処することができる。又データブロック長やフレーム長等の処理情報量が変更になる場合でも、中央演算部57からの設定により容易に対処することができる。
【0077】
図18は本発明の実施の形態の多重化構成の説明図であり、図3及び図6と同一符号は同一部分を示す。各部を多重構成とし、それぞれバス形式で相互間を接続する。又中央演算部57とワークメモリ60とは、多重化された各部に対して共通化し、第1,第2のメモリ62,63間と、第3,第4のメモリ66,68間と、第5,第6のメモリ71,74間と、第7,第8のメモリ77,79間との転送制御を、相互を接続するバスのタイミング制御とメモリのアドレス制御とによって、例えば、図8,図9,図11に示すような多重化や多重分離等を行うことができる。
【0078】
従って、処理チャネル数の変更に対しても容易に対応できることになり、又処理負荷の増加に対しては、同一の機能ブロック間で分散処理するように制御することができる。又メモリ間を相互に接続するバスによる折返回路93a,93b,94a,94bは、タイミング制御とメモリアドレス制御とによって形成されるもので、それによって、各部の正常性の確認や障害箇所の切分けの折返試験を行うことができる。その場合、試験パターン発生部と試験パターンチェック部とは1箇所でも、バス接続構成のタイミング制御等によって可能となる。
【0079】
図19は本発明の実施の形態の二重化チャネルコード・デコード装置の説明図であり、二重化したチャネルコード・デコード装置50A,50Bは、それぞれ図18に示す構成を有し、同一符号は同一部分を示す。そして、中央管理部86によりそれぞれのインタフェース部84を介して中央演算部57に対して各種の設定や制御指示を行うことができる。又更にチャネルコード・デコード装置を増設して3重化,4重化により大容量の基地局を構成することができる。又このような多重化構成により、1:1又はN:1等の現用,予備の切替構成を付加して信頼性の向上を図ることも可能である。
【0080】
図20は本発明の実施の形態の多重化構成の負荷分散の説明図であり、図3,図6,図18等と同一符号は同一部分を示し、下り有線インタフェース部51と下り符号化部52との処理ブロック150−1〜150−nを含む多重化構成に於いて、処理ブロック150−1,150−nに処理を分散させた場合を示す。例えば、下り無線フレーム多重部53に於ける処理量に比較して、1個の処理ブロックに於ける処理量が多くなる場合に、DSP85から、下り無線フレーム多重部53にチャネル割当設定情報B、処理ブロック150−1にチャネル割当設定情報A、処理ブロック150−nにチャネル割当設定情報A’をそれぞれ設定する。
【0081】
この場合、チャネル割当設定情報A,A’は同一の設定情報であり、処理ブロック150−1,150−nに入力する処理データについては、その前段のメモリからの読出アドレスを異ならせて、処理データを分散して並列処理することにより、下り符号化部52等の負荷分散を図り、処理の高速化を図ることができる。なお、更に多数の処理ブロックを1個の下り無線フレーム多重部53に対して並列処理させることも可能である。
【0082】
図21は本発明の実施の形態の多重化構成の負荷分散の説明図であり、図3,図6,図18等と同一符号は同一部分を示し、150は下り有線インタフェース部51と下り符号化部52とを含む処理ブロック、53−1〜53−nは多重化された下り無線フレーム多重部を示す。この実施の形態は、図20に示す場合と反対に、下り無線フレーム多重部の負荷が重い時を示し、例えば、移動局側で動画像データ等の大容量データを伝送する場合、複数チャネルを用いて伝送することがある。そのような場合に適用することができる。即ち、DSP85から処理ブロック150に通常のチャネル割当設定情報Cを設定し、下り無線フレーム多重部53−1にチャネル割当設定情報Dを設定し、下り無線フレーム多重部53−nにチャネル割当設定情報D’を設定する。
【0083】
この場合のチャネル割当設定情報D,D’は同一の設定情報であり、下り符号化部52のメモリ(RAM3)66(図18参照)のリードアドレスのみを異ならせて、下り無線フレーム多重部53−1,53−nに分散して入力し、多重化処理を並列に行わせるものである。この場合も、更に多数の下り無線フレーム多重部を並列動作させることも可能である。
【0084】
図22は本発明の実施の形態のメモリ有効利用の説明図であり、図18又は図19に示すように、多重化構成とした時に、第3のメモリ(RAM3)66の使用領域を中央演算部57に於いて管理し、各チャネルの情報処理量に対応して領域の分割割当て等を行うものである。
【0085】
例えば、中央演算部57に於いて、チャネルnの処理すべき情報量が多く、反対にチャネルn+1の処理すべき情報量が少ない場合、そのチャネルn+1の下り符号化部52のメモリ66の領域の一部をチャネルnに割当てる。従って、チャネルnの下り符号化部52のメモリ66と、チャネルn+1の下り符号化部52のメモリ66の一部領域とを含めて、チャネルnについての処理を行うことができる。従って、小さい容量のメモリ66であっても、チャネル間で融通することが可能となるから、メモリの有効利用を図ることができる。
【0086】
図23は本発明の実施の形態のメモリ有効利用の説明図であり、図18又は図19に示すように、多重化構成とした時に、第6のメモリ(RAM6)74を中央演算部57に於いて管理し、各チャネルの情報処理量に対応して領域の割当制御を行う場合を示す。例えば、チャネルn対応の上り復号化部55のメモリ74の領域と、チャネルn+1対応の上り復号化部55のメモリ74の一部領域とを用いて、上り無線フレーム分離部54との間でチャネルnの処理データの転送を行い、チャネルn+1対応の上り復号化部55は、メモリ74の残りの領域を用いて、上り無線フレーム分離部54との間で処理データの転送を行うことになる。即ち、各チャネル対応の上り復号化部55のメモリ74の空き領域を有効利用することができるから、比較的小容量のメモリ74で済む利点がある。
【0087】
図24は本発明の実施の形態のフレーム多重の説明図であり、図18,図19と同一符号は同一部分を示し、多重化された下り符号化部52の第3のメモリ(RAM3)66を共有化した共有化メモリ160を中央演算部57により管理する場合を示す。又多重化されたチャネル対応の下り無線フレーム多重部53の第4のメモリ(RAM4)68と共有化メモリ160との間を多重バスにより接続し、タイミング制御とアドレス制御とによって、例えば、チャネルnの符号化処理データを、チャネルn+1対応の下り無線フレーム多重部53のメモリ68に転送してフレーム多重化を行わせることも可能となる。即ち、各部の処理量等を考慮して、メモリ・リソースの有効利用を図ることができる。
【0088】
又下り無線フレーム多重部53の第4のメモリ68についても共有化メモリとして、中央演算部57により管理し、データ処理量に応じて共有化メモリの領域割当てを行うことにより、メモリの有効利用を図ることができる。
【0089】
図25は本発明の実施の形態のフレーム分離の説明図であり、図18,図19と同一符号は同一部分を示し、多重化された上り無線フレーム分離部54の第5のメモリ(RAM5)を共有化した共有化メモリ161を中央演算部57により管理する場合を示す。又この共有化メモリ161と各上り符号化部55のメモリ75との間を多重バスにより接続し、タイミング制御とアドレス制御とによって、フレーム分離の振分けを行うことができる。
【0090】
又上り復号化部55の第6のメモリ75についても共有化メモリとして、中央演算部57により管理し、データ処理量に応じてメモリ領域の割当制御を行うことにより、メモリの有効利用を図ることができる。
【0091】
本発明は、前述の各実施の形態にのみ限定されるものではなく、それぞれの組合せに相当する構成とすることも可能である。又符号化部や復号化部は、ターボ符号の場合について示すが、移動通信システムに於ける符号化形式に対応した構成にすることができるものである。従って、各種の通信方式に於ける基地局に適用可能である。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、第1のメモリ(RAM1)22を有する下り伝送路インタフェース部11と、第2のメモリ(RAM2)23と符号化処理部と第3のメモリ(RAM3)26とを有する下り符号化部12と、第4のメモリ(RAM4)27を有する下り伝送路インタフェース部13と、第5のメモリ(RAM5)32を有する上り伝送路インタフェース部14と、第6のメモリ(RAM6)33と復号化処理部と第7のメモリ(RAM7)36とを有する上り復号化部15と、第8のメモリ(RAM8)37を有する上り伝送路インタフェース部16と、各部の詳細動作モードを設定する中央演算部17とを備えたチャネルコード・デコード装置及びこのチャネルコード・デコード装置を用いた基地局であり、チャネル数の変更やフォーマットの変更等に対しても中央演算部17から各部の詳細動作モード設定により容易に対処することが可能となる利点がある。
【0093】
又下り符号化部12や上り復号化部15等の各部は、メモリを介して処理結果のデータの受渡しを行う構成としたことにより、設定情報の更新時に於いてもデータの流れを中断することなく、設定情報に従った変更タイミングで処理の切替えが可能となる。又符号化処理や復号化処理をハードウェアにより実行することにより、高速処理が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のチャネルコード・デコード装置の要部説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の基地局の要部説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態のプログラムのダウンロードの説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の上位装置からのダウンロードの説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の試験パターンの送受信の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態のフレーム多重処理の説明図である。
【図8】本発明の実施の形態のフレーム多重データの説明図である。
【図9】本発明の実施の形態のフレーム振分けの説明図である。
【図10】本発明の実施の形態のフレーム分離処理の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態のフレーム分離の説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の処理種別変更構成の説明図である。
【図13】本発明の実施の形態の処理種別変更動作説明図である。
【図14】本発明の実施の形態の処理種別変更構成の説明図である。
【図15】本発明の実施の形態の分離処理変更動作説明図である。
【図16】本発明の実施の形態の下り符号化部の説明図である。
【図17】本発明の実施の形態の上り復号化部の説明図である。
【図18】本発明の実施の形態の多重化構成の説明図である。
【図19】本発明の実施の形態の二重化チャネルコード・デコード装置の説明図である。
【図20】本発明の実施の形態の多重化構成の負荷分散の説明図である。
【図21】本発明の実施の形態の多重化構成の負荷分散の説明図である。
【図22】本発明の実施の形態のメモリ有効利用の説明図である。
【図23】本発明の実施の形態のメモリ有効利用の説明図である。
【図24】本発明の実施の形態のフレーム多重の説明図である。
【図25】本発明の実施の形態のフレーム分離の説明図である。
【図26】基地局の要部説明図である。
【符号の説明】
11 下り伝送路インタフェース部
12 下り符号化部
13 下り伝送路インタフェース部
14 上り伝送路インタフェース部
15 上り復号化部
16 上り伝送路インタフェース部
17 中央演算部
18 品質管理部
22,23,26,27 第1〜第4のメモリ(RAM1〜RAM4)
24 符号器
25 情報長整合インタリーブ部
28 インタリーブフレーム多重部
31 フレーム分離デインタリーブ部
32,33,36,37 第5〜第8のメモリ(RAM5〜RAM8)
34 デインタリーブ情報長整合部
35 復号器

Claims (6)

  1. 終端処理したデータを格納する第1のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、
    符号化処理部に対して前記第1のメモリから転送されたデータを入力する為に一旦格納する第2のメモリと、前記符号化処理部による処理データを格納する第3のメモリと、中央演算部から設定された符号化制御情報に従って符号化処理を行う符号処理部と、前記中央演算部から設定された情報長整合制御情報に従って挿入,削除等を行う情報長整合処理部と、前記中央演算部から設定されたインタリーブパターン情報に従ってインタリーブ処理を行うインタリーブ処理部とを有する下り符号化部と、
    前記第3のメモリから転送されたデータを格納して下り伝送路に送出処理する為の第4のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、
    上り伝送路からのデータを処理して格納する第5のメモリを有する上り伝送路インタフェース部と、
    復号化処理部に対して前記第5のメモリから転送されたデータを入力する為に一旦格納する第6のメモリと、前記復号化処理部による処理データを格納する第7のメモリとを有する上り復号化部と、
    前記第7のメモリから転送されたデータを格納して上り伝送路に送出処理する為の第8のメモリを有する上り伝送路インタフェース部とを備え、
    前記中央演算部は、前記各メモリ間の転送制御及び前記各部の動作制御を行う構成を備えた
    ことを特徴とするチャネルコード・デコード装置。
  2. 終端処理したデータを格納する第1のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、
    符号化処理部に対して前記第1のメモリから転送されたデータを入力する為に一旦格納する第2のメモリと、前記符号化処理部による処理データを格納する第3のメモリとを有する下り符号化部と、
    前記第3のメモリから転送されたデータを格納して下り伝送路に送出処理する為の第4のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、
    上り伝送路からのデータを処理して格納する第5のメモリを有する上り伝送路インタフェース部と、
    復号化処理部に対して前記第5のメモリから転送されたデータを入力する為に一旦格納する第6のメモリと、前記復号化処理部による処理データを格納する第7のメモリと、中央演算部から設定されたインタリーブパターン情報に従ってデインタリーブ処理を行うデインタリーブ処理部と、前記中央演算部から設定された情報長整合制御情報に従って挿入,削除を行う情報長制御処理部と、前記中央演算部から設定された復号化制御情報に従って復号化処理を行う復号処理部とを備えた上り復号化部と
    前記第7のメモリから転送されたデータを格納して上り伝送路に送出処理する為の第8のメモリを有する上り伝送路インタフェース部とを備え、
    前記中央演算部は、前記各メモリ間の転送制御及び前記各部の動作制御を行う構成を備えた
    ことを特徴とするチャネルコード・デコード装置。
  3. 終端処理したデータを格納する第1のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、
    符号化処理部に対して前記第1のメモリから転送されたデータを入力する為に一旦格納する第2のメモリと、前記符号化処理部による処理データを格納する第3のメモリとを有する下り符号化部と、
    前記第3のメモリから転送されたデータを格納して下り伝送路に送出処理する為の第4のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、
    上り伝送路からのデータを処理して格納する第5のメモリを有する上り伝送路インタフェース部と、
    復号化処理部に対して前記第5のメモリから転送されたデータを入力する為に一旦格納する第6のメモリと、前記復号化処理部による処理データを格納する第7のメモリとを有する上り復号化部と、
    前記第7のメモリから転送されたデータを格納して上り伝送路に送出処理する為の第8のメモリを有する上り伝送路インタフェース部と、
    前記各メモリ間の転送制御及び前記各部の動作制御を行う中央演算部とを備え、
    前記第1のメモリを含む前記下り伝送路インタフェース部と、前記第2,第3のメモリを含む前記下り符号化部と、前記第4のメモリを含む前記下り伝送路インタフェース部と、前記第5のメモリを含む前記上り伝送路インタフェース部と、前記第6,第7のメモリを含む前記上り復号化部と、前記第8のメモリを含む前記上り伝送路インタフェース部とをそれぞれ複数個設けて、各メモリ間をバスにより接続した多重化構成を備えた
    ことを特徴とするチャネルコード・デコード装置。
  4. 前記多重化構成の同一機能部分を処理情報量に対応して並列動作させるように前記中央演算部により制御する構成を備えたことを特徴とする請求項3記載のチャネルコード・デコード装置。
  5. 前記多重化構成の各部のメモリを共有化メモリとし、前記中央演算部により処理量に対応した領域割当制御を行う構成としたことを特徴とする請求項3記載のチャネルコード・デコード装置。
  6. 終端処理したデータを格納する第1のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、符号化処理部に対して前記第1のメモリから転送されたデータを入力する為に一旦格納する第2のメモリと、前記符号化処理部による処理データを格納する第3のメモリとを有する下り符号化部と、前記第3のメモリから転送されたデータを格納して下り伝送路に送出処理する為の第4のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、上り伝送路からのデータを処理して格納する第5のメモリを有する上り伝送路インタフェース部と、復号化処理部に対して前記第5のメモリから転送されたデータを入力する為に一旦格納する第6のメモリと、前記復号化処理部による処理データを格納する第7のメモリとを有する上り復号化部と、前記第7のメモリから転送されたデータを格納して上り伝送路に送出処理する為の第8のメモリを有する上り伝送路インタフェース部と、前記各メモリ間の転送制御及び前記各部の動作制御を行う中央演算部とを備えたチャネルコード・デコード装置と、
    前記第4のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、前記第5のメモリを有する上り伝送路インタフェース部とに接続されて移動局との間で無線で送受信する無線送受信部と、
    前記第1のメモリを有する下り伝送路インタフェース部と、前記第8のメモリを有する上り伝送路インタフェース部とに有線回線を接続する有線対応部とを備え、
    前記チャネルコード・デコード装置は、前記下り伝送路インタフェース部と、前記符号化処理部と、前記上り伝送路インタフェース部と、前記復号化処理部とをそれぞれ複数設けて、前記メモリ間をバスにより接続して多重化した構成を備えた
    ことを特徴とする基地局。
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