JP3593013B2 - ネットワーク受配電設備試験装置 - Google Patents

ネットワーク受配電設備試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3593013B2
JP3593013B2 JP2000251205A JP2000251205A JP3593013B2 JP 3593013 B2 JP3593013 B2 JP 3593013B2 JP 2000251205 A JP2000251205 A JP 2000251205A JP 2000251205 A JP2000251205 A JP 2000251205A JP 3593013 B2 JP3593013 B2 JP 3593013B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
switch
test
line
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000251205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002062328A (ja
Inventor
晴 正 七 風
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000251205A priority Critical patent/JP3593013B2/ja
Publication of JP2002062328A publication Critical patent/JP2002062328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3593013B2 publication Critical patent/JP3593013B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク受配電設備特有の三原則要素試験、すなわち、無電圧投入、差電圧投入、及び逆電力遮断の機能試験を実施する、ネットワーク受配電設備試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク受配電設備における、三原則要素の機能試験の方法としては、計器用変圧器(PT)や変流器(CT)の2次側に設けたテストターミナルにリレー試験器を接続し、PTに電圧を印加しCTに電流を流して、ネットワークリレーの動作による三原則要素の動作確認をする方法などが一般的に行われている。
【0003】
しかし、この試験方法はネットワークリレーの単体試験を行っているのと同じことであり、システム全体の確認試験としては実用的ではない。また、試験器材の準備も大変であり、回路数が多くなるとそれに応じて試験に長時間かかり、さらに試験員も増員しなければならず、極めて効率の悪いものであった。
【0004】
以上の試験はメーカー側が納入機器に関して実施するものであるが、ユーザー側からもネットワーク受配電設備における三原則要素の機能試験をシステム全体で確認するために、準備が簡単で試験時間も少なくてすむ試験装置が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述した欠点を除去するためになされたもので、ネットワーク受配電設備における三原則要素の機能試験をシステム全体で確認できる、高効率かつ高品質のネットワーク受配電設備試験装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、それぞれ変圧器を介して導出された複数の回線がそれぞれ保護遮断器を介して共通のネットワーク母線に接続されるネットワークの各回線ごとに設けられたネットワークリレーの機能試験を行うネットワーク受配電設備試験装置において、複数の回線に選択的に試験電圧を印加するための第1のスイッチ群と、ネットワーク母線に試験電圧と同じ電圧を印加するためのスイッチと、抵抗器を介して降下され試験電圧よりも低い電圧を複数の回線に選択的に印加するための第2のスイッチ群と、抵抗器を介して降下され試験電圧よりも低い電圧をネットワーク母線に印加するためのスイッチとを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、それぞれ変圧器を介して導出された複数の回線がそれぞれ保護遮断器を介して共通のネットワーク母線に接続されるネットワークの各回線ごとに設けられたネットワークリレーの機能試験を行うネットワーク受配電設備試験装置において、試験回路を絶縁しつつ試験電圧を得るための絶縁トランスと、各一端が絶縁トランスの二次側に共通に接続され、各他端が各回線の変圧器の二次側に個々に接続される第1のスイッチ群と、各一端が第1のスイッチ群の各負荷側に分岐接続され、他端側が共通接続された第2のスイッチ群と、この第2のスイッチ群の共通接続点に接続された電流消費用可変抵抗器と、絶縁トランスの二次側の二次側および第2のスイッチ群の共通接続点の間に接続された固定抵抗および第3のスイッチの直列回路と、一端が第2のスイッチ群の共通接続点に接続され、他端がネットワーク母線に接続される第4のスイッチとを備え、第1および第2のスイッチ群並びに第3および第4のスイッチを選択的にオンオフすることによりネットワークリレーおよび保護遮断器の無電圧投入、差電圧投入、および逆電力遮断の各機能試験を実行することを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のネットワーク受配電設備試験装置において、第1のスイッチ群のうち試験対象の回線に接続されているスイッチをオンにし、対応するネットワークリレーを介して自回線の保護遮断器が自動投入するか否かの確認により無電圧投入試験を実行することを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項2に記載のネットワーク受配電設備試験装置において、第3のスイッチおよび第4のスイッチをオンにして抵抗器の作用により低下した電圧をネットワーク母線に印加した状態で試験対象の回線接続されているスイッチをオンにして試験対象の回線に低下していない電圧を印加し、対応するネットワークリレーを介して自回線の保護遮断器が自動投入するか否かの確認により差電圧投入試験を実行することを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項2に記載のネットワーク受配電設備試験装置において、第1のスイッチ群のうち試験対象の回線に接続されているスイッチおよび第4のスイッチをオンにして対応するネットワークリレーを介して自回線の保護遮断器を無電圧投入すると共に、第1のスイッチ群のうち他の回線に接続されているスイッチをオンにして手動により他回線の保護遮断器を投入した状態で、第1のスイッチ群のうちの自回線に接続されているスイッチをオフにし、可変抵抗器を加減することにより他回線からネットワーク母線を介して自回線に逆電力電流を流し、対応するネットワークリレーを介して自回線の保護遮断器が遮断するか否かにより逆電力遮断試験を実行することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の試験装置の実施の形態を説明する。
【0012】
(実施の形態の構成)
図1は本発明の試験装置の実施の形態を示すものであり、図2は図1の試験装置をネットワーク受配電設備に接続し組み合わせた状態を示すものである。実際の電気回路は3相系統であるが、ここでは単線図として表現されている。図において、試験装置(ネットワーク受配電設備試験装置)1は、入力端に設けられた絶縁トランス2と、この絶縁トランス2の二次側に設けられた主スイッチ3と、この主スイッチ3の負荷側に設けられた複数のスイッチ5a〜5jと、固定抵抗器4と、可変抵抗器6とから構成されている。絶縁トランス2は、外部の電源回路から試験装置1およびそれに接続されるネットワーク受配電設備7を絶縁すると共に、入力される電圧を所望の電圧値に降圧するための手段として設けられ、ここでは一次側定格電圧が200V、二次側定格電圧が100Vである。スイッチ5a,5b,5cは、電源側が主スイッチ3の負荷側に共通に接続され、各負荷側は試験対象であるネットワーク受配電設備7の各変圧器81,82,83の2次側に接続される。固定抵抗器4および可変抵抗器6は試験用差電圧を作るための抵抗器であり、固定抵抗器4の一端は絶縁トランス2の二次側に接続され、固定抵抗器4の他端はスイッチ5eおよび5fの各一端に接続されている。スイッチ5dと5eは差電圧の検出相によって抵抗を投入する相を切替えるスイッチであり、スイッチ5jと可変抵抗器6の各一端に接続され、スイッチ5jの他端はネットワーク受配電設備7のネットワーク母線12に接続される。スイッチ5dは3相スイッチであり、スイッチ5eは特定相のみに設けられている。スイッチ5g,5h,5iの各一端は、それぞれスイッチ5a,5b,5cの負荷側に接続され、スイッチ5g,5h,5iの各他端は可変抵抗器6およびスイッチ5jの電源側に共通に接続されている。スイッチ5jの負荷側はネットワーク受配電設備7のネットワーク母線12に接続される。さらに絶縁トランス3の2次側(負荷側)からスイッチ5fを介して、ネットワーク受配電設備7のネットワーク母線12に接続される。スイッチ5g,5h,5iと可変抵抗器6を組み合わせることによって、三原則要素試験のうちの逆電力遮断試験を実施するのに使用される。
【0013】
図2は試験装置1をネットワーク受配電設備7に接続して組み合わせた例を示すものである。図示の例は単純に言えば3回線141,142,143がネットワーク母線12に接続されて3回線電力系統である。各回線は電源側から順に遮断器151,152,153、変圧器81,82,83、および保護遮断器101,102,103を備えている。各回線141,142,143において、CT16によって検出される回線電流、およびPT9によって検出される両端の回線電圧を導入して保護継電演算を行い、保護遮断器101,102,103に投入または引外しの指令を出すネットワークリレー111,112,113を備えている。ただし、図2では、試験の都合上、ネットワークリレー側から見た試験電圧と回線電圧とを同一値にするために、PT9を各回線から切り離し、各回線電圧を、接続線13を介して直接ネットワークリレー111,112,113に接続した状態を示している。
【0014】
すでに述べたように、試験装置1のスイッチ5a,5b,5cの負荷側はネットワーク受配電設備7の各変圧器8の2次側に接続される。また、スイッチ5jの負荷側は、ネットワーク母線12に接続される。PT9は、三原則要素試験のときは母線12から切り離され、変圧器2次電圧または母線電圧が試験用接続線13を介して直接ネットワークリレー11に導入される。
【0015】
(実施の形態の作用)
次に図1,2に示す試験装置の作用について説明する。図2において、試験装置1に試験用電源として絶縁トランス2に例えば三相AC200Vを印加すると、絶縁トランス2の二次側からは三相AC1OOVに降圧された試験電圧が出力され、スイッチ5fの電源側に試験電圧が供給されると共に、主スイッチ3を投入することによりスイッチ5a〜5eの電源側に試験電圧が供給される。三原則要素試験は、ネットワークに三原則要素条件を付加したときに保護遮断器101,102,103が正しく遮断動作または投入動作を行うかの試験である。
【0016】
三原則要素の無電圧投入試験とは、ネットワーク受配電設備7のいずれか1回線が受電すると、その回線のネットワークリレーが電圧印加を検知して自回線の保護遮断器を自動投入する機能を確認するための試験である。試験に先立ってまず全てのスイッチおよび遮断器をオフにした状態でまず主スイッチ2を投入し、試験装置1の電源を入れる。無電圧投入の試験を1号回線141の場合について説明すると、スイッチ5aをオンすることにより、1号変圧器81の2次側すなわち1号回線141に三相AC100Vを印加する。これにより試験用接続線13を介して1号ネットワークリレー111の電源側電圧入力端に電圧が入力される。リレー111はその電圧を検知して自回線の保護遮断器101を自動投入する。同様に、2号回線142の場合はスイッチ5bをオンすることにより、また3号回線143の場合はスイッチ5cをオンすることにより、それぞれ1号回線141の場合と同様にして自回線の保護遮断器102または103を自動投入する。このようにして無電圧投入試験を実施することができる。
【0017】
三原則要素の差電圧投入試験とは、いずれか1回線、例えば回線141が無電圧投入の後、負荷送電を行っている状態で、負荷が増加していったとき、送電しているネットワーク母線12と他の投入していない回線142,143の保護遮断器102,103の電源側(変圧器2次側)との間に生じる電圧差を、投入していない回線142,143のネットワークリレー112,113が検知して、自回線の保護遮断器102,103を投入する機能を確認するための試験である。この場合、負荷の増加に応じて2号回線142から3号回線143と順次、保護遮断器102,130が投入される。通常は3回線とも受電した状態で運用される。
【0018】
1号、2号、3号の各回線141,142,143の差電圧投入試験をする場合、まずスイッチ5dと5jをオンし、抵抗器4に電圧降下を生じさせると共に、抵抗器6に負荷電流を流し、その結果、無電圧時よりも低下した電圧を、スイッチ5jを介してネットワーク母線12に印加する。スイッチ5jを通してネットワーク母線12に印加する電圧は可変抵抗器6の抵抗値を加減することにより調整することができる。次にスイッチ5aをオンする。ネットワーク母線12の電圧と1号保護遮断器101の電源側(変圧器81の2次側)の電圧との間には電圧差があり、これをネットワークリレー111が検知して保護遮断器101を自動投入させる。同様に2号回線142の差電圧投入試験を行う場合は、スイッチ5bをオンして可変抵抗器6を加減して電流を調整し、ネットワークリレー112を介して保護遮断器102が自動投入することを確認する。3号回線143の同様の試験を行う場合は、スイッチ5cをオンして同様に試験する。差電圧の検出相が異なる場合は、スイッチ5dをオフしてスイッチ5eをオンして試験を行えばよい。
【0019】
最後に、三原則要素の逆電力遮断試験とは、ネットワーク側のいずれかの回線が事故等で停電になったとき、変圧器81〜83を逆励磁して母線12から回線側へと電力を逆送電してしまう事態を防止するために、停電になった回線の逆電力を電圧および電流に基づいてネットワークリレーが検知し自回線の保護遮断器を遮断する機能を確認するための試験である。逆電力遮断試験を1号回線141について行う場合、スイッチ5a,5gをオンしてまず1号保護遮断器101を無電圧投入する。スイッチ5gのオンにより可変抵抗器6にも電流が流れる。次に、スイッチ5b,5cをオンして、手動で2号回線142および3号回線143の保護遮断器102,103を投入する。このようにして3回線141,142,143とも送電している状態を作って、スイッチ5aをオフする。これにより、スイッチ5b,5cから2号回線142および3号回線143、並びにネットワーク母線12を介して1号回線141に逆電力電流が流れ、この電流はさらにスイッチ5gを介して可変抵抗6に流れる。このとき、1号ネットワークリレー111が回線141の逆電力を検知して、自回線の保護遮断器101を遮断する。2号回線142の試験を行う場合は、最初にスイッチ5b,5hをオンして2号保護遮断器102を無電圧投入する。次に、スイッチ5a,5cをオンして、手動で1号回線および3号回線の保護遮断器101,103を投入する。このようにして3回線とも送電している状態を作って、スイッチ5bをオフして、2号回線142に逆電力電流を流す。これを2号ネットワークリレー112が検知して、2号保護遮断器102を遮断する。同様に3号回線143の試験を行う場合は、スイッチ5c,5iをオンして3号保護遮断器103を無電圧投入する。次に、スイッチ5a,5bをオンして、手動で1号・2号の保護遮断器101,102を投入する。3回線とも送電している状態を作って、スイッチ5cをオフして、3号回線143に逆電力電流を流す。これを3号ネットワークリレー113が検知して、3号保護遮断器103を遮断動作させる。
【0020】
スイッチ5fは回生電力不動作試験のために用いるもので、保護遮断器101,102,103を手動でオンにした状態でスイッチ5fをオンし、回生電力を想定して、ネットワーク母線12側から3台の変圧器81〜83を逆励磁(二次側から励磁)する。この時、ネットワークリレー111,112,113が動作しないこと、つまり保護遮断器101,102,103が遮断動作をしないことを確認する。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、試験装置を絶縁トランスと複数のスイッチと抵抗器との組合せによって構成することにより、スイッチのオンオフと抵抗器の調整により、ネットワーク受配電設備における三原則要素の機能試験をシステム全体で確認することができ、試験全体の効率向上と品質向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネットワーク受配電設備試験装置の実施の形態を示す結線図である。
【図2】図1の試験装置をネットワーク受配電設備に接続し組み合わせた状態を示す結線図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク受配電設備試験装置
2 絶縁トランス
3 主スイッチ
4 固定抵抗器
5a〜5j スイッチ
6 可変抵抗器
7 ネットワーク受配電設備
81,82,83 変圧器
9 計器用変圧器(PT)
101,102,103 保護遮断器
111,112,113 ネットワークリレー
12 ネットワーク母線
13 試験用接続線
141,142,143 回線
151,152,153 回線主遮断器
16 変流器(CT)

Claims (5)

  1. それぞれ変圧器を介して導出された複数の回線がそれぞれ保護遮断器を介して共通のネットワーク母線に接続されるネットワークの各回線ごとに設けられたネットワークリレーの機能試験を行うネットワーク受配電設備試験装置において、前記複数の回線に選択的に試験電圧を印加するための第1のスイッチ群と、前記ネットワーク母線に前記試験電圧と同じ電圧を印加するためのスイッチと、抵抗器を介して降下され前記試験電圧よりも低い電圧を前記複数の回線に選択的に印加するための第2のスイッチ群と、抵抗器を介して降下され前記試験電圧よりも低い電圧を前記ネットワーク母線に印加するためのスイッチとを備えたことを特徴とするネットワーク受配電設備試験装置。
  2. それぞれ変圧器を介して導出された複数の回線がそれぞれ保護遮断器を介して共通のネットワーク母線に接続されるネットワークの各回線ごとに設けられたネットワークリレーの機能試験を行うネットワーク受配電設備試験装置において、試験回路を絶縁しつつ試験電圧を得るための絶縁トランスと、各一端が前記絶縁トランスの二次側に共通に接続され、各他端が前記各回線の変圧器の二次側に個々に接続される第1のスイッチ群と、各一端が前記第1のスイッチ群の各負荷側に分岐接続され、他端側が共通接続された第2のスイッチ群と、この第2のスイッチ群の共通接続点に接続された電流消費用可変抵抗器と、前記絶縁トランスの二次側の二次側および前記第2のスイッチ群の共通接続点の間に接続された固定抵抗および第3のスイッチの直列回路と、一端が前記第2のスイッチ群の共通接続点に接続され、他端が前記ネットワーク母線に接続される第4のスイッチとを備え、前記第1および第2のスイッチ群並びに前記第3および第4のスイッチを選択的にオンオフすることにより前記ネットワークリレーおよび前記保護遮断器の無電圧投入、差電圧投入、および逆電力遮断の各機能試験を実行することを特徴とするネットワーク受配電設備試験装置。
  3. 請求項2に記載のネットワーク受配電設備試験装置において、前記第1のスイッチ群のうち試験対象の回線(例えば141)に接続されているスイッチ(5a)をオンにし、対応するネットワークリレー(111)を介して自回線の保護遮断器(101)が自動投入するか否かの確認により無電圧投入試験を実行することを特徴とするネットワーク受配電設備試験装置。
  4. 請求項2に記載のネットワーク受配電設備試験装置において、前記第3のスイッチ(5d)および前記第4のスイッチ(5j)をオンにして前記抵抗器(4,6)の作用により低下した電圧を前記ネットワーク母線(12)に印加した状態で試験対象の回線(例えば141)に接続されているスイッチ(5a)をオンにして試験対象の回線(141)に低下していない電圧を印加し、対応するネットワークリレー(111)を介して自回線の保護遮断器(101)が自動投入するか否かの確認により差電圧投入試験を実行することを特徴とするネットワーク受配電設備試験装置。
  5. 請求項2に記載のネットワーク受配電設備試験装置において、第1のスイッチ群のうち試験対象の回線(例えば141)に接続されているスイッチ(5a)および前記第4のスイッチ(5j)をオンにして対応するネットワークリレー(111)を介して自回線の保護遮断器(101)を無電圧投入すると共に、前記第1のスイッチ群のうち他の回線(142,143)に接続されているスイッチ(5b,5c)をオンにして手動により他回線の保護遮断器(102,103)を投入した状態で、前記第1のスイッチ群のうちの前記自回線に接続されているスイッチ(5a)をオフにし、前記可変抵抗器(6)を加減することにより他回線から前記ネットワーク母線(12)を介して自回線(141)に逆電力電流を流し、対応するネットワークリレー(111)を介して自回線の保護遮断器(101)が遮断するか否かにより逆電力遮断試験を実行することを特徴とするネットワーク受配電設備試験装置。
JP2000251205A 2000-08-22 2000-08-22 ネットワーク受配電設備試験装置 Expired - Fee Related JP3593013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251205A JP3593013B2 (ja) 2000-08-22 2000-08-22 ネットワーク受配電設備試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251205A JP3593013B2 (ja) 2000-08-22 2000-08-22 ネットワーク受配電設備試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002062328A JP2002062328A (ja) 2002-02-28
JP3593013B2 true JP3593013B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=18740642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000251205A Expired - Fee Related JP3593013B2 (ja) 2000-08-22 2000-08-22 ネットワーク受配電設備試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3593013B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111817288A (zh) * 2020-05-26 2020-10-23 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种应用于配电网真型试验平台的场地布置方法及结构
CN112965005B (zh) * 2021-02-04 2023-06-27 西安热工研究院有限公司 一种利用假负载校验差动保护极性的系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002062328A (ja) 2002-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3863123B2 (ja) 3相回路の負荷不平衡解消制御システム
EP1479147B1 (en) Method and apparatus for ground fault protection
CN101297449B (zh) 传输系统
JP5726047B2 (ja) 高圧系統保護機器の動作試験装置及び動作試験方法
WO2012139959A2 (en) Remote control and operation of lv distribution networks
JP2000511400A (ja) マルチ電源システムのための接地障害保護回路
RU157512U1 (ru) КОМПЛЕКТНОЕ КОМБИНИРОВАННОЕ УСТРОЙСТВО РЕЛЕЙНОЙ ЗАЩИТЫ И АВТОМАТИКИ НА ПЕРЕМЕННОМ ОПЕРАТИВНОМ ТОКЕ ДЛЯ ПРИСОЕДИНЕНИЙ РАСПРЕДЕЛИТЕЛЬНОГО УСТРОЙСТВА ЭЛЕКТРИЧЕСКИХ СЕТЕЙ 6-35 кВ
EP2156533A1 (en) Transfer switch system with neutral current management
JP2007132665A (ja) 地絡方向継電器の動作試験方法
Baker et al. Experience with a distributed-intelligence, self-healing solution for medium-voltage feeders on the Isle of Wight
JP3593013B2 (ja) ネットワーク受配電設備試験装置
JP2004125688A (ja) 励磁突入電流を用いた差動継電器の現地試験方法
EP1926190A1 (en) Control panel system with redundancy
JP4908267B2 (ja) 遮断器の同期開閉制御システム
CN110568276A (zh) 一种配电变压器缺相判相系统及方法
Ahmed New Supervisory Control and Data Acquisition (SCADA) based fault isolation system for low voltage distribution systems
EP4303904A1 (en) Multiphase ground fault circuit interrupter
JP7380377B2 (ja) 受電電圧が変更可能な受変電設備および受電電圧変更方法
JP2597899B2 (ja) 変電所の事故点判別方法
Sutherland et al. Power quality assessment of distributed generator grounding method
KR20230010513A (ko) 보호배전반을 위한 입력 확장형 모듈 장치 및 이를 구비한 보호배전반 시스템
JPH01180469A (ja) 配電線路の事故区間検出装置
JP4018497B2 (ja) 事故回線選択継電装置
Bey et al. Grounding of AC generators and switching the neutral in emergency and standby power systems
Coyle Performance testing low-voltage ground-fault protection

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040826

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070903

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees